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2011.11.13

「よこすか能」(彦市ばなし)を観る

久しぶりに「彦市」を万作家が、と言うか、イコール萬斎さん彦市、月崎さん
天狗の子、石田さん殿さん、な訳ですが、なさると言うので、横須賀芸術劇場に
初めて伺いましたが、いや正直遠かった!
そして地味目な駅、下がDAISOと言う生活感溢れる駅前ビルの雰囲気(失礼)とは
一転、そこらあたりのホールなど歯牙にもかけない勢いの豪華な馬蹄型客席を
持つ大劇場でもう一度びっくりしました。

舞台には通常のホール用本舞台の他に、正面にも奥に入る通路(両脇に揚幕横に
下がっているのと同じ赤の太い打ち紐?あり)、また能が蝋燭能なので、太い
蝋燭があちこちに置かれていました。

「翁」を謡だけで演じる「神歌」に続いて、プロデュースの観世喜正さんによる
演目解説。
能「鉢の木」については勿論、狂言の「彦市ばなし」についても、原作の文庫本を
手にしながら「新作狂言と言うより狂言バージョンとして見て頂くのが良いそう
です」と言う萬斎さんコメント紹介もありました

いよいよお目当ての「彦市」。
極小サイズ鯨とか、シンクロナイズドスイミングとか相変わらず面白かったです
が、これまで新宿狂言はじめ、何回か拝見した記憶と比べると、今回は舞台が
広く、また客席も広いためか(客席は4階まである)、どうもあの細かい面白さが
上手く伝わって来なかった気がしました。
マイクを付けて動き回るため、切れた息がスピーカーから聞こえてきたり、いつ
もと違う慣れない間尺だからか、一畳台に躓いたり、相手と動きを合わせるのに
歩くのを待ったりと細かいところが万全でなかったのかも。

何より50分近く出たり入ったりしながら3人出ずっぱりですから、「まちがいの
狂言」ほどではないにしろ演者みなさん、かなり大変な筈で、この名作もそろそろ
世代交代の時期かも。
裕基くんの天狗の子、遼太くんの彦市、萬斎さんの殿さんとか、ちょっと見て
みたいです。

「彦市」に続いて「葛城」「車僧」と仕舞があって休憩。

この時点で17時半。
あとに予定があったため、19:20までかかると言うお能は、喜正さんの解説を
お聞きしたら是非拝見したかったのですが、諦めて途中退出しました。

「彦市」、ホールでやるのに向いた演目ではありますが、今回はややホールサイズに
勝てなかったような感じでした。

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