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2012.05.31

「シレンとラギ」を観る

青山劇場。

藤原竜也くんと永作博美さんをメインに、高橋克実さん、北村有起哉さんらを
客演に迎えての、いのうえ歌舞伎最新作は、いのうえ作品には珍しい、究極の
ラブストーリーでした。
本家・歌舞伎で言うところの「時代定め」で言うと、舞台はまさに「太平記」の時代。
登場人物の名前には南北朝のキャラクターに因んだと思われる名前がぞろぞろ。
《注意》名前で内容ネタバレしてしまいますので、未見の方はご注意を!

★南の国の教祖・ゴダイ大師(高橋克実さん)→後醍醐天皇

★かつてゴダイ暗殺のために身辺近く入り込み、子どもまで成して暗殺を図った
女・シレン(永作さん)→後醍醐の寵姫・阿野廉子(レンシ)
 ※+文字通り「試練」の意味もありそう

★北の国の侍所の長・キョウゴク(古田さん)→京極(佐々木)道誉

★キョウゴクの息子、実はゴダイとシレンの息子で、ロクダイを名乗り跡を
継ぐ青年ラギ(藤原くん)→義良(ノリヨシ)親王、後の後村上天皇

★南の国の将軍にして、ゴダイのカリスマ性低下で勢力衰えると見るや、キョウ
ゴクと組み南の国と北の国まとめて片付け、自らの国を狙った男・ダイナン
(橋本じゅんさん)→(大楠公と言う呼び方から)楠木正成

★南の国の武将。シレンに好意的。実はかつて密かに生まれたゴダイとシレンの
息子を内密でキョウゴクに養育を託した男・シンデン(北村くん)→新田義貞

★北の国の実質的権力者・モロナオ(粟根さん)→高師直

★北の国の弱っちょろい国王と思っていたら、実はキョウゴクの特訓でやたらに
強かった国王・ギセン(三宅さん)→足利幕府二代将軍・義詮
※冒頭に「先代のソンシが亡くなり」と言っていたのは「足利尊氏」の事
でしょう。

(役柄対比は何れも個人的推測です)

物語は南北朝の対立を軸に、現在の世界情勢を写し込み、また、ラストに南の
国中に撒き散らされる毒煙は明らかに放射能や核のイメージ。

しかし根幹を形成していたのは、シレンとラギの「オイディプス王」そのものの
禁断の愛。

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来年の大河に長谷川くん&綾野くん出演

来年の大河『八重の桜』の主要キャストが発表になりました。

だろうなぁと思ったのは、「セカンドバージン」の長谷川博己くん、「カーネー
ション」「開拓者たち」の綾野剛くんの二人。
それぞれ主人公・八重(綾瀬はるか)の最初の夫、八重の主家、会津藩悲劇の
藩主・松平容保役。
また、八重の兄・山本覚馬に西島秀俊さん、八重のライバルとなる中野竹子に
黒木メイサさんと、どの顔ぶれもおよそ幕末→明治初期にはいなさそうな、長身
小顔が揃っています。
他にも獅童くんやら北村有起哉くん、池内博之くん、玉山鉄二さん、斎藤工くんと
キャスト背丈で決めたのか(笑)

また、舞台となる福島出身の西田敏行さんは、代々会津藩の家老を代々務める
家柄の西郷頼母役。
八重の父に松重豊さん、八重の母に風吹ジュンさん、覚馬の妻に長谷川京子さん、
八重の弟に工藤阿須加(工藤公康さんの息子!)、稲森いずみさん。

女性主人公ものとあって、今年の「ごついおっさん」キャストと一転、男性ファッ
ション雑誌のグラビアページみたいな顔ぶれですね(笑)

とりあえず、長谷川くん、北村くん、池内くんと大好きな舞台俳優さんが揃って
出演は喜ばしいです。
その分拘束されて舞台出演が減りそうではありますが。

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2012.05.30

萬斎さん「藪原検校」インタビュー

30日の読売新聞夕刊に萬斎さんカラー写真入りのインタビューが掲載されていま
した。

だいたいはいつもの内容でしたが「本作で主人公を演じる構想は以前からあり
生前の井上も期待していたという」の一文にはちょっとびっくりしました。
そうだったのか〜!

更に裏にあたるページには、まもなく開幕の「サロメ」で預言者・ヨカナーンを
演じる成河(ソンハ)さんの特大特集が!
共演の麻実さんが寄せているコメント通り、二人の初共演の「夏の夜の夢」は
(新国立2007年版。再演あり)私が成河さんに注目したきっかけの作品。
そして成河さん自身がインタビュー中で挙げている前述「夏の夜の夢」、「春琴」
そして去年の「ノイゼスオフ」全て生で見ているのはちょっと嬉しいです。
今回の「サロメ」は平野啓一郎さんによる新訳だそうですし、楽しみです

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「シンベリン」イギリス公演情報

28日の東京新聞夕刊には一面に舞台写真入りで、産経新聞には3面に蜷川さんの
インタビューが出ました。
これから勝村さんの「バカ息子」クロートンを見られるイギリスの観客が羨ましい(笑)

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フライング「猿之助」ポスター

フライング「猿之助」ポスター

確か福山雅治さんがアートディレクションしたと言う、新・猿之助襲名告知
ポスター。
サイケデリックな風景をバックに新猿之助、笑顔でのフライングショット。

慌てて撮ったのでボケボケです

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2012.05.29

コリン・ファース、ニコール・キッドマンと真田広之さん共演

最近髭剃り?のCM以外、日本ではお見かけしない真田広之さん。
拠点をアメリカに移して、今はBSでやっている「リベンジ」に出演されていますが
次回作では映画でコリン・ファース、ニコール・キッドマンと言うビッグネームと
共演されるとの事。

作品は「ザ・レイルウェイ・マン(原題) / The Railway Man」
原作はエリック・ローマクスによる自叙伝「泰緬鉄道 癒される時を求めて」。
第2次世界大戦中にシンガポールで日本軍の捕虜となり、ビルマとタイを結ぶ
「死の鉄道」と呼ばれた過酷な泰緬鉄道の建設工事に従事させられ、拷問等で
精神的なダメージを受けたイギリスの兵士エリックが
彼を拷問した日本兵士と30年後再会した、という話だそうですが、これが実話
と言うのが驚きです。

エリックを演じるのがコリン・ファース、その妻をニコール・キッドマンが演じ、
して真田広之さんがその日本兵役を演じるのだとか。
泰緬鉄道については、主題歌「クワイ河マーチ」で知られる名画「戦場にかける
橋」でも取り上げられていますが、今回どのような描かれ方をするか、視点を
含めて興味深い作品になりそうです。

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「鍵のかかった部屋」は渋いおじさん祭だった(笑)

とても「月9」とは思えない展開と渋すぎるキャストの1時間でした。
鋼太郎さんが息子に脅える地方の地主役、さらに平田満さんがその友人役。
「タイタス」「シンベリン」「アントニー」「オセロ」と舞台では強烈な役柄の
鋼太郎さんが気弱な役と言うのが非常に新鮮(笑)でした。
そして鋼太郎さんと平田さんの組み合わせ、どっかで見たな〜と思ったらお二人は
数年前PARCOでやったおじさん5人芝居「海をゆく者」で共演されてました。
この時は他に「相棒」シリーズの大谷亮介さん、天才、浅野和之さん、そして
浅野さん共々来月の「藪原検校」ご出演の小日向さんが共演と言う豪華顔合わせ
でした。

物語は何だかライト横溝正史で、なんてことない種明かしでしたが、何らかの
事情で出演できないらしい佐藤浩市さんは強引に海外に行った事にされてましたが、
行き先がモナコGPと言うのがタイミング的にもドンピシャリでCXらしかったです。

しかし続けて流された「リーガルハイ」予告編の堺さんも横溝正史っぽかった
のは狙い?偶然?

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2012.05.28

萬斎さん、大阪でトークショー

大阪のNHKカルチャーで開かれている、アナウンサーの葛西聖司さんによる特別
講座「名優トーク」シリーズに萬斎さんが出演されることになったと「よいや」
公式情報。
葛西さんは山川静夫アナウンサーに続く、NHKの伝芸スペシャリストアナ。
以前、府中での能狂言公演での解説トークにも聞き惚れたものですが、時期的には
「藪原」大楽直後。
「その伝統と革新」タイトルの「革新」あたりで年内公開予定の映画共々話題が
出るのかも。

日程:7月18日(水)14時〜15時半
会場:ザ・リッツ・カールトン大阪
(有料)

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F1モナコGP

ミハエルが復帰後初のPPを取って、経験の差を見せつけたところから盛り上がり
始めた今回のモナコ(と言っても前レースのペナルティでミハエルは5グリッド
降格が最初から判っていたのですが)スタート直後に接触事故、途中で雨も降り、
今年これまでのGP中、一番緊張感のあったレースになりました。

結局ウェーバーが優勝、4位までがほぼテイル・トゥ・ノーズの団子状態でフィ
ニッシュの接戦、ラスト5周あたりからまた雨が降り出し、大変なレースでした。

注目されたミハエルは途中で電圧低下トラブルでリタイアしてしまいましたし、
キミはポイント獲得がやっとと精彩を欠きましたが、レースとしては面白かった
です。
しかし給油戦略がないレースってやっぱり個人的には物足りない。

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「平清盛」保元の乱(1)

いよいよ前半の山場、そして「椿説弓張月」の前段(笑)「保元の乱」の序盤に
突入。
春猿さんが頼長を演じた「歴史秘話ヒストリア」も再放送していましたし、わざ
わざ「保元の乱」3回まとめての予告編作ったりと宣伝相勤めての「その1」、
仕上がりはいかにと見ましたが、久しぶりに面白かったです。

「夜討ち」について、同じ「孫子の兵法」を正反対に解釈する対比の見せ方は
「リチャード三世」を翻案した萬斎さんの「国盗人」でのリチャード(悪三郎)
軍とリッチモンド(理知門)軍の評議の対比そっくりと、殆ど他人には共感得られ
そうもないニッチな受け方をしてました。

また信西さん、いつからあんなに偉くなったんだっけ、と思いつつ、これまで
映像で見せていた、真面目もしくははっちゃけキャラを封印しての阿部さんの
「静」の迫力にはびっくり。
特に「法勝寺(ほっしょうじ)など焼いてしまえ」と平気で言い放つあたりなど、
凄みがあって今までのイメージひっくり返されました。やっぱり凄い役者さんです。

また、山本さんの「悪左府」頼長は、いざリアルなバトルとなったら、それまでの
威厳はどこへやら、鸚鵡抱えて逃げ惑い、挙句にこれまで「へたれパパ」だった
為義さんに「バトル魂」が蘇ると、「戦を知らぬ者は通り過ぎるまで静かにして
いろ」とか言う趣旨の捨てセリフまで吐かれて見捨てられるし、「共同首謀者」
だった崇徳さんにまで「頼みにした私が間違っていた」と見下される始末。

そう言えば為パパは「戦」にサムライスピリット呼び醒まされたのか、突如荒
ぶる魂、な感じになっていてびっくり。
びっくりと言えば、次から次から「為義の子」いくらでも出てくるのもびっくり。
義朝に先週だったか敢えなく死んだ義賢に続いて今週は頼賢がちらっと登場。
(しかし源平どちらも似たような漢字を使った、順列組み合わせ、みたいな名前が
たくさん出てくるのには閉口します)

橋本さとしさんの為朝は軍議で正論吐くも頼長に却下されて、もう凄い顔で戦う
のみになってましたが、ファンとしては、あの中世の騎士みたいな冑を外した
凛々しく精悍なお顔を、拝見したいんですけどねぇ…
(捕まるまで無理なのかな)

義朝は「死んで恩賞貰っても仕方ない。今昇殿を許して頂きたい」とか頑張って
いましたが、結局肝心の清盛が随分地味なキャラになってしまっていたのが、
ちょっと残念。
主役なのに。

戦は1日でケリがついたと言ってましたが、見たところ、戦う前、頼長の無駄な
プライドが邪魔をして夜討ちをしなかった時点で負けは決まっていたようなもの
でした。

また戦には直接関わってはいなかったですが、気が強いばかりと思っていた義朝の
妻、由良御前に正妻らしい懐の深さが出てました。
演じる「なっちゃん」田中麗奈さんも、映画「源氏物語」の六條もでしたが、
やっと良い感じに落ち着いた役柄が似合うようになって来ました。

来週は「後始末編1」
頼長はじめ崇徳側メンバーの行く末がどう描かれるか、楽しみです

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今夜の「鍵のかかった部屋」

どうやら今夜の「鍵のかかった部屋」に、吉田鋼太郎さんご出演の模様。

前シリーズの「相棒」初回スペシャルにも出演されていた鋼太郎さんですが、
遂に「月9」デビュー?!
「シンベリン」と「乃木大将」の隙間を縫っての映像出演、楽しみです。

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2012.05.27

「エリザベート」を観る

「エリザベート」を観る

「エリザベート」を観る

「エリザベート」を観る

最近の帝劇は希望日にチケットが取れず、久しぶり。
「サイゴン」からやっと?観るようになったミュージカルですが、結局見続けて
いるのは「レミゼ」とこの「エリザ」だけ。
これまで「エリザ」は山口トートが「正統」であとは二番手、三番手と言うイメージ
(チケットの売れ行きも含めて)でしたが、前シリーズで若い城田優さんが、
エキゾチックな顔立ちと長身を生かして若くセクシーなトートで注目されてから
やや雲行きが変わっな〜と感じていた中で、遂に今回、ハンガリー版でもトートを
演じたと言うマテ・カマラスさんが山口さん、石丸さんとトリプルキャストで
登場すると、チケットは明らかにマテさん版から売れる様になってました。

石丸さん版は前回かなり期待して見たのですが、正統派二枚目石丸さんには悪魔
キャラもセクシーキャラも余りしっくりせず、今回はマテさん版だけを狙って
かなりいろいろチケット取りにチャレンジしたのですが、そんな訳で結果的に
一番人気のあるバージョンだけを狙った事になり、大苦戦、希望のキャスト回が
取れたのは今日だけになりましたが、期待以上の大満足。
素晴らしかったです。

今回は写真の通り、マテさんトートに、同じく初役の春野寿美礼さんエリザ、
岡田さんフランツに古川ルドルフの組み合わせ。

マテさんトートはさすがに日本語セリフ部分は微妙でしたが、まあ黄泉の帝王
ですからと思えば気にならず、動けてスタイリッシュでロックなトートでした。
胸が網目の、なかなか着こなしの難しい衣装も違和感なく、とにかく見目麗しい
ビジュアルは反則技ものでした(笑)

春野さんは勿論宝塚時代を知りませんが、前回の某エリザが高音全然だめで
がっかりしたのとは正反対、全てきっちり歌えて高音も伸びて安心して聞け、
また、少女時代から晩年までをビジュアル、声ともに見事に変化させて(しかし
小顔!)安定感、
少なくとも最近見た中では私の中では一番しっくりくるエリザベートでした。

岡田さんフランツは若い時分は、まるで井上くんかと見まごう正統王子様で、
ルドルフと親子と妙に納得できました。
古川ルドルフは役者さん自体初めてでしたが、マンガから抜け出たような小顔で
目が大きく柔和な顔立ち、足が長くて、まるで宝塚の男役のよう。
線の細く、まだインパクトには欠けましたがトートとの「闇が広がる」が印象に
残りました。
エリザパパは村井さんから今井さんにバトンタッチしましたが、全く違和感なく、
何年も演じているかのようでした。

演出は今回も細かく変わっていたようで、私の記憶もテキトーですが、少年ルド
ルフの「ママ、どこなの」のセット右半分が剣置き場のようになり、また歌う
ルドルフをトートが狙うのが、剣から短銃に変わっていて、最後にトートが少年
ルドルフに短銃を渡し、ルドルフが不思議そうに眺めるところが、成人したルド
ルフの死を予感させる布石に見えました。
(そう言えば今回の4少年ルドルフに、「天地人」でブレイクした加藤清史郎
くんが入っていたのを今日初めて知りました)
またルドルフの死の場面もなんか少し変わっていたような気がしましたし、フラ
ンツに「最後通告」を渡したエリザベートの元にトートが現れるシーンでは、
燭台の炎にLEDでも使ったのか、色が赤から緑に変わったのが目新しかったです。

どの役者さんも歌が良く、姿、動きも「え〜〜っ」とがっかりする事がなく、
本当にどっぷり世界に浸れた3時間でした。

思わずリピートしようかと思いましたが、今回満足度が高すぎて、次回逆にがっ
かりしても勿体無いので、今回だけで我慢、です。

見て良かったです

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「ルクスタ」と「ファウストの悲劇」再放送

「ルックアットスター」に萬斎さんと長塚さんの対談が掲載されていました。
出会いは「ファウスト」以前、鋼太郎さんの飲みに呼ばれたら(長塚さんが演出
した「シスター」舞台に鋼太郎さんご出演でしたが)萬斎さんがいらしたと言う
お二人ですが、他にもイギリス留学経験者、俳優兼演出家、更に親と同じ職業に
就いていると言う共通点があって、そのためか、対談に「いい距離感の演劇仲間」
と言う空気が流れていていい感じでした。

買った晩に丁度「ファウストの悲劇」再放送を見ましたが、今更ながらあれが
歌舞伎役者一座の劇中劇だった事を再認識。
劇中の白眉(笑)、ファウストとメフィストのタンゴシーンにため息をつき、
「七大罪」シーンのたかおさんに大笑いし、萬斎さんの生首?ツーショットに
ニマニマし、法王晩餐会でのファウスト&メフィストの楽しそうなイタズラっぷりに
スカッとし、鈴木くんのヘレネの美しさにため息しつつ、バストそのものを絶対写さない
(後ろのハーフミラーには写ってるけど)とする無駄な努力に呆れ(笑)
ともあれ、大のオトナが芝居と言う玩具箱で真剣にバカをやっている壮大なお遊び
精神に改めて敬意を表した次第。
それにしても初回オンエア当時のインタビューの萬斎さん、髪の毛が長いし、
疲れか目の下の隈が凄くてお気の毒なくらいでした。

いよいよ来月「藪原」公演。
ここは是非とも「リチャード三世」タイトルロール、「藪原〜」杉の市の悪党
2キャラ両方を演じると言う珍しい共通点を持つ萬斎さんと古田さんとの対談を
どこか企画してくれないでしょうか。

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亀治郎さん@「先輩ロックユー」

レギュラーMCメンバーに松也くんや壱太郎くんがいる関係か、以前愛之助さんが
出た時はスタジオに「義賢最期」の戸板倒しの実物を持ち込み仏倒れの実演を
していましたが、今回もつづら抜けの実演あり、つけ打ちありの立ち回りと本格
的に歌舞伎を見せてなかなか面白かったのです。
で、MCメンバーがつけ打ち入り立ち回りを試してみたのが、やたらに息が合うし、
さまになるな〜と思って改めてみたら、加藤浩次さんと大東駿介くんの「清盛」
兎丸&家盛コンビで、なんだか納得。

亀治郎さんは猿之助になっても歌舞伎に専念しないと宣言されてました。
コントや「じゃじゃ馬馴らしのような」現代劇に出たいとおっしゃってましたが
実際、近々「サラリーマンNEO」だかにご出演の筈。
にしても現代劇の喩えに具体的に「じゃじゃ馬馴らし」が出てきたのが何だか
嬉しい(笑)
筧さん演じる破天荒なペトルーチオと亀治郎さんの変幻自在キャタリーナ、変人
二人の掛け合いが楽しめる「じゃじゃ馬」DVDは来月発売です。

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2012.05.26

覚えてなかった「鞍馬天狗」

再放送を見ていますが、びっくりしたのは、本放送も前回の再放送も見たはず
なんですが、断片的には記憶はあっても、全体には何だかこんなだったかな〜な
部分が多くて、新鮮な気持で見られること。

居候の浪人の活躍と言うストーリーや一部の登場人物が「居眠り磐根」や
「塚原卜伝」と被るため、話が混乱して記憶している模様。
とりあえずひょいと塀を飛び越えるあたりなど、特撮ながら、アラフォーのオジ
サマと思えぬ重力無視の身のこなしに感心しきり。
見てませんが「ファウスト」の再放送、「サド侯爵」の放送としばらく「公共
放送」さまにはお世話になります

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7月期ドラマ情報

4月期ドラマは軒並み低調ですが、7月期のこれにはちょっと期待。

最近比較的好調なTBS日曜9時枠で、尾野真千子さんが看護師役で主演、医師役で
向井理さんが共演での僻地医療ドラマ。
読むと「Dr.コトー」の山版とでも言えそうな。

「サマーレスキュー〜天空の診療所〜」
他に「コトー」にも出演されていた時任三郎さん、ベテラン看護師役に小池栄子
さん、その娘役に「ミタ」の末娘役で注目された本田望結さん、主人公の父親役に
笹野高史さん、診療所の医師役に佐藤二朗さん、ほか松重豊さん、能年玲奈さん
など。
能年さんは先日「鍵のかかった〜」で演劇を止められないOL役をしていた若手
女優さんですね。

TBSの本気に期待したいです。

そう言えば尾野さんは6月にWOWOWでオンエアされる、「ハゲタカ」の真山仁
さん原作のオリジナル企業ドラマ「マグマ」にも主演されます。
「カーネーション」で実力に知名度が伴ってきたので、どんどん重要な役での
活躍されそうです。

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2012.05.24

万作の会アメリカ公演

万作の会公式に先週ケネディセンターで行われた万作家の狂言公演についての
現地メディア評が紹介されていたので、拙い英語力を必死に駆使して読んでみま
した。

演じられたのは「墨塗」「月見座頭」「首引」の三曲だったようす。
「演技はチャーミングだった」「最小限の動きで表現する」「形式に則っている」
「背景に松の絵が描かれている」など、部分的にしか理解できませんでしたが
「墨塗」が「“I Love Lucy.”を彷彿とさせるだろう」と言うコメントがアメリカ
らしかったですが、「月見座頭」なんて不条理すぎて私はなかなか理解できない
のですが、アメリカの観客はどう捉えたのでしょうか。
それにしてもなぜ「墨塗」の英語訳が“Black Crocodile Tears,”=ワニの涙?

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2012.05.23

「サド侯爵夫人」放送日決定

「解体新書」で萬斎さんが予告されていた「サド侯爵夫人」のNHKでのオンエア
日がNHK公式サイトにアップされました。

プレミアムシアター
野村萬斎演出『サド侯爵夫人』
6/11(月)午前1時〜5時(※10日深夜)
NHK・BSプレミアム
放送枠4時間!

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2012.05.22

「五月花形歌舞伎」(夜の部)『椿説弓張月』を観る

新橋演舞場。
夜の部は、染五郎さん全面大奮闘の曲亭馬琴原作、三島由紀夫脚本による
「椿説弓張月」

今年の大河「平清盛」の、丁度今から山場となる保元の乱で敗者となる、源為朝が
史実通りに切腹せず、大嶋(大島)から脱出し、讃岐、肥後と有為転変の末に、
琉球に逃れ、そこで王家の危機を救った縁で(そのあたり端折り過ぎてさっぱり
不明)息子は琉球王になり、自身も島民の尊敬を集めるも、忠誠を誓った崇徳
上皇への敬慕止みがたく、その念が通じて海中より現れた白馬に乗って、上皇の
御陵のある讃岐めざして飛び去って行くと言う、馬琴先生お得意の奇想天外な
貴種流離譚。

これを2回の休憩挟みながら計4時間40分。
原作に忠実な余り、毎回ほぼ長い蜷川さんのシェイスピアもびっくりの大長編
でしたが、これが3階A席なら5000円で楽しめるなんて、考えたら格安です。
(ただし長い分、感想書くのも時間はかかるし、長文になりました)

上の巻は、大嶋に流刑の為朝が敵に攻められ、島で得た妻と子は自害に追い込まれ
家臣共々散り散りに命からがら大嶋を脱出するまででしたが、娘役の子役の子が
滅法かわいかったのと、オープニングが「忠臣蔵」大序に似ていた以外芝居は
余り印象ありません。
(そう言えば娘・島君を抱いて入水する奥さんの姿は「千本桜」の典侍の局に
良く似ていたかも)

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「鍵のかかった部屋」第6話

冒頭に登場した、ネオンサイン?を使っての不思議なパフォーマンスは、前に
芸能ニュースで見た日本人のグループのものに似ていましたが、違うでしょうか?
ロケに使っていた劇場は外観から新百合ヶ丘の「アートセンター」とすぐに判り
ましたが、真四角で撮影向きのサイズでした。
内容はともかく、オープニングの月の満ち欠けトリックは確かに気がつきにくい
かも知れませんが、だからと言っていくらなんでも舞台上を上演中に移動したら
どんなに低速でも気がつくのでは。演出かな、と思うかも知れないにしても。
寧ろ蜷川さんの「海辺のカフカ」のように常に舞台上をセットが動き回っていたら
逆に紛れると思いますが。

出演者が視聴者に謎かけすると言うパターンは、なんか「世にも奇妙な〜」の
タモリさんか「古畑任三郎」っぽくて笑いました。

新聞評にもありましたが、専門外の天才+テキトーな専門家+女性アシスタントと
言う組み合わせが、日曜21時TBS枠とまるで同じと言うのは偶然でしょうか。

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2012.05.19

「ホノルル美術館所蔵〜北斎展」を見る

三井記念美術館。

ホノルルの美術館が北斎の浮世絵を持っているのも勿論知りませんでしたし、
その北斎の浮世絵群が、ミュージカル「南太平洋」などの原作者、ジェームス・
A・ミッチェナー氏のコレクションを元にしていると言うのも今回初めて知った
事でした。

今回の展覧会では、クラシックな浮世絵が殆どでしたが、「名橋奇観」や
「百人一首乳母が繪説(様々な表記法あり)、「諸国瀧廻り」と言ったシリーズや
また有名な「冨嶽三十六景」シリーズも地味目の「下目黒」「礫川(小石川)
雪ノ且(旦の誤記)」、「青山圓座枩」などが展示されていて、却って目新し
かったです。
特に目を引いたのは、浮絵で描かれた「忠臣蔵四段目」(判官切腹)、「鶯と
垂桜」、姿の中に文字を隠した「喜撰法師」、そしてまるで水槽の中を覗き込んだ
ような「游亀」など。

全てが入れ替えられたため、前期を見逃したのが惜しかったですが、非常に
充実した展覧会でした。

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「清盛」見ておいて良かったと思った「椿説弓張月」

演舞場夜の部は、染五郎さん全面格闘の「椿説弓張月」
2回の休憩挟みながら計4時間40分と、長い覚悟の蜷川シェイクスピアをあっさり
凌駕する大長編。
しかもかなりちゃんとできた船が回り舞台に2隻、揺れるわ、真っ二つに割れるわ
と大仕掛け。
巨大な緑の魚もあり、馬やら猪やらも登場しての大スペクタクル。
これを3階A席なら5000円で楽しめる。
松竹さん、太っ腹!

まあ何しろ原作はアメリカのドラマよろしく、好評につき、江戸の大エンタメ
作家、曲亭(滝沢)馬琴先生が書きに書いたり全29巻の読物。
天才、三島由紀夫が歌舞伎向けに仕立てたとは言え、あちこちで話は端折られ、
飛びに飛ぶため解りにくいってば解りにくい。
近くに何人も船を漕ぐお客さんが続出する中、この手の奇想天外もの大好き人間、
久しぶりに(苦笑)歌舞伎で全く眠らず。

しかも話が為朝主人公で、冒頭登場する亡霊が、崇徳帝(上皇)、藤原頼長、
そして為義の3人。
これまでの「平清盛」をちゃんと見ていれば、この三人が何で揃って登場して
いるかも判るし、「信西に一太刀浴びせてやる」も判る。
勿論舞台を見ながら為朝は橋本さとしさん、崇徳は井浦さん、頼長は山本くん
為義は小日向さんに脳内変換。

帰りがけ、周りからは「もうちょっと軽い方が良かった」とか話し声が聞こえ
ましたが、個人的には「サド侯爵夫人」に続いて三島作品に触れられたし、非常に
面白かったです。
「清盛」見ている層にはかなり受けると思うのですが。

本編感想はまた改めて。

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ドーナツのコマーシャルに狂言師に扮した山口さんが。

緑の装束に烏帽子で狂言師姿の山口智充さんが和風ドーナツを美味しそうに食べる
ミスドのコマーシャルを見ました。
山口さん器用だし、なかなかサマになってますが、ぐっさんは「のぼうの城」で
萬斎さんと共演されたばかり。何か本職からアドバイスとか受けられなかった
のでしょうか。

【補足】RICCさまより情報いただきました
どうやら後ろにいらっしゃるのは、名古屋の野村家の又三郎さんとお弟子さん
たちだそうです。

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まだ見られない「清盛」

正直「バカ」忙しくなりました。
とりあえず超メリハリ生活で、舞台チケット持ってない平日は家には寝に帰る
だけ、状態。
最低限、先日の「はなまる」や「ヒストリア」(長曽我部元親)、「美の競演」
(芳年と清親)は録画を見ましたが、ドラマは後回しで、「Wの悲劇」「クレオ
パトラ」はおろか、「清盛」など配役だけチェックして放置していたら、明日
もう次の回です(苦笑)

そう言えば先日「この先の清盛」みたいな趣旨で、保元の乱のさわりを見せたり、
重盛役の窪田くん@京都、頼朝役岡田くん@鎌倉みたいな番組をやっていましたが、
過去の同時代舞台の大河の映像が思った以上にインパクト大でした。
特に佐藤浩市さん@義朝in「炎立つ」は随分格好良かった。

今夜はまず無理なんでこのままだと先週分と明日のを明日夜中あたりに続けて
見る事になるかも

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2012.05.18

「清盛」の年に「宮島狂言」開催

確か一度台風か何かで開催されなかった事がありましたが、今年も台風シーズン
真っ只中の9月15〜16日に開催だそうです。

やっぱり演目は「奈須与市語」に「薩摩守」とか?

【補足】
演目は「三番叟」「余市語」そして「釣針」と豪華バージョンでした。
JTBがツアー募集中。

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薬師丸ひろ子さん久しぶりの舞台がちょっと気になる。

薬師丸ひろ子さんがトラムで8月上演の舞台「すうねるところ」で14年ぶりに
舞台をされるとの事。

「すうねるところ」(内藤裕敬演出)
「すいか」「やっぱり猫が好き」「野ブタ。をプロデュース」などの話題作を生んだ
売れっ子夫婦脚本家、木皿泉さんによる初戯曲で、薬師丸さんは吸血鬼を
演じるのだとか。

共演がまたなかなかで、篠井英介さん、村井良大さん、萩原聖人さんの4人芝居
だそうです。
薬師丸さんもだけれど、篠井さん、萩原さんをトラムで見られるなんてちょっと
魅力的ですし、村井さんは今注目の若手、と最近雑誌で紹介されているのを
みたばかり。

8/27〜9/9 シアタートラム
9/13〜14 兵庫県立文化芸術センター阪急中ホール他。

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竜虎相討つ(笑)蜷川さんの「日の浦姫物語」は鉄板キャスト。

女性の大竹さんを虎、とお呼びするのはいささか気が引けますが、これはまさに
そんな顔合わせの大一番。
井上ひさし誕生77 フェスティバル2012第7弾は、コクーンでの蜷川さん演出に
よる「日の浦姫物語」と発表されていましたが、いよいよキャストが発表に。

なんと蜷川芝居の二大俳優と言って過言ではない、大竹しのぶさんと藤原竜也
さんの顔合わせ。

で、こんなタイトルに。

こまつ座&ホリプロ公演
「日の浦姫物語」

作:井上ひさし
演出:蜷川幸雄
出演:日の浦姫…大竹しのぶ
稲若/魚名(太郎)…藤原竜也
説教聖/和尚/白河帝…木場勝己他
会期:11/10(土)〜12/2(日)
会場:Bunkamuraシアターコクーン
一般発売:9/9(日)
主催:こまつ座/ホリプロ
提携:Bunkamura

おっと、こんなところに白河帝のお名前が。

これは気合い入れてチケット取りしないと、です

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ドナ・サマーさん死去。

ホイットニー・ヒューストンさんに続いて、アメリカを代表するエンタメ界の
ビッグネームの訃報。

ドナ・サマーさんと言えば、ニュースでも言われていますが80年代「ディスコ」
(既に死語)ブームの頂点に君臨した歌姫。
タイトルは判らなくても聞けば知っている、と言うヒット曲を連発しました。

こうした訃報を聞くと、いやでも、己のトシも痛感してしまいます。

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「恩田くん、恩田くん」

で「踊る〜」のファンなら判る、小林すすむさんが50代の若さで亡くなられた
とのニュース。
「踊るファイナル」撮影終了後、体調不良を訴え入院したところ、スキルス性の
ガンだったそう。
この「踊る〜」が遺作となってしまったそうです。
中西課長、殆ど事件に絡まない分、ドラマの和みだったのですが。
ご冥福をお祈りします

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2012.05.17

勝手に願望(笑)単なる妄想

突然萬斎さんご出演もののNHKコンテンツが二つ続けて再放送決定。

★5/24(木)〜 BSプレミアム 16時〜 「鞍馬天狗」

★5/25(金) 24時〜 舞台「ファウストの悲劇」

こう重なると、近々何か萬斎さん@NHKが始まるのではと妄想してしまうでは
ありませんか(笑)
しかも今日生出演された「はなまるマーケット」での「おめざ」は東北産の
「胡麻擂り団子」
そして来年の大河ドラマの舞台は東北…。
いやいや単なる願望、妄想でしょうね。

期待した「清盛」へのご出演はなさそうだし(苦笑)、そろそろいかがでしょうか

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「ル・テアトル銀座」来春閉館へ

Yahoo ニュースほか。

京橋近く、かつて「テアトル東京」と言う映画館があった跡地に、小規模ながら
コンシェルジュサービスなど、スペシャリティ溢れるホテルとして持て囃された、
ホテル西洋銀座。
高級イタリアン「アトーレ」共々、特にバブル期前後、憧れの「国産」ホテル
でしたが、来年5月で営業終了するそうです。
理由はビルの売却。

同時に同ビル内劇場「ル・テアトル銀座by PARCO」、映画館「銀座テアトル
シネマ」も営業終了だそうです。

劇場はかつて「銀座セゾン劇場」として、今よりエッジの効いた芝居をかけ、
80年代の「セゾン文化」の一翼を担っていましたが、PARCO傘下では、歌舞伎あり
落語あり、ストレートプレイありとラインナップは多様化、劇場の個性が感じ
られないばかりか、後方席が見づらい割に全席同一料金、ホスピタリティも今
ひとつで敬遠気味でした。

営業終了は2013年5月末日を予定。

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2012.05.16

萬斎さん「三番叟」@東京スカイツリー(続)

一昨日の夜と昨日の朝のニュース圭番組をいくつか手当たり次第に録画予約して
おいたら、14日夜のTBSの「ニュース23クロス」と15日朝の「Zip」に「スカイ
ツリー」開業記念式典 ニュースとして、白装束の萬斎さん「三番叟」が写って
いました。
しかし「五穀豊穣を祈り踏みしめる足元は350メートルの高さ」と言うナレーションの
ために、通常の能狂言映像ではあり得ないくらいに、萬斎さんの黄色の縞足袋が
アップになっていてびっくりしたのですが、それ以上に萬斎さんの顔が遠慮なく
アップになっていて、それは貴重ではありますが、踏みしめるタイミングの結構
鋭い顔つきで、ファンの心理としては、ちょっとそこまで寄らなくても、でした(苦笑)

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映画「SP」を見返す

先日からWOWOWで映画版「SP」のオンエアをしていたので録画して見ました。
「革命編」公開当時はAUNの谷田歩さんがテロリストの一員役で出演と言うのが
楽しみで見たのですが、改めて見ると、「革命編」の若手官僚メンバーに、
「さいたまネクストシアター」でメキメキ頭角をあらわし、「ハムレット」で主演し、
「シンベリン」にも王子役で出演した川口覚くんと、「カーネーション」で糸子の
夫役、また「平清盛」にも清盛の異母弟役で出ている駿河太郎くん(鶴瓶さんの
息子)が並んで出ていましたし、何より「野望編」冒頭で、テロリストかと思わせて、
結局ポケットからスニッカーズを出して食べただけの若い男役で出ていたのは、
こちらも「カーネーション」ですっかり知名度を上げた綾野剛くん。
こちらも「血の婚礼」「シンベリン」と蜷川さん舞台出演が続く丸山智己くんも
出ているし、「SP」2部作は若手成長株俳優の青田買い見本市の様相。

話自体は正直全く完結した感がなく、消化不良バリバリなのですが、アクションと
俳優さん見ている分には実に見所たっぷりな映画ではあります

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長塚演出「浮標」、世田谷パブリックシアターで再演

去年、神奈川と吉祥寺で公演がありながら、全くスケジュールの都合がつかず、
見送った三好十郎作、長塚圭史さん演出の「浮標」が、世田谷パブリックシアターで
再演されるとの速報チラシ。

前回は大森南朋くんの名前がありましたが、今回の速報チラシにはないのが気に
なりはしますが、もう少し追加キャストが発表されて概要が見えたら、行くか
どうか考えようかと。

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「宮沢賢治が伝えること」を見る(聞く)《麻実さん/萬斎さん/段田さんバージョン》

萬斎さん2日連続ご出演日に続けて伺いました。
出演者は前日と段田さんは変わりなく、小泉さんが麻実さんにチェンジ。
内容の方は日替わりではなく、少なくとも私が見た2日間は同じでした。
同じでしたが、萬斎さんの芝居度はより増し、麻実さんは小泉さんのいかにも
朗読、ナレーションとは一転、非常に劇的で、客席のリアクションも前日は静か
でしたが、昨日はしばしば笑いが起き、後半は物語の緊張に客席もシンクロし、
出演者が挨拶して袖に入ってからもしばらく拍手が鳴り止まず、出演者の組み
合わせでこれだけ印象が変わるのかと、改めて芝居の、役者さんの力、勿論観客
側の受け止める力も含めて舞台はナママノだと痛感しました。

段田さん、萬斎さんは前日と同じ衣装、麻実さんは白のチュニックに細身のバンツ
ルック。
小泉さんが自身の読みに集中していたのと違って、麻実さんは他の2人の朗読の
時は話者の方向を向いて傾聴されていたのも印象的でした。

麻実さんと萬斎さんとは「サド侯爵」で演出と出演と言う接点はありましたが
同じ舞台に立つのを拝見したのは多分「オイディプス」以来で、段田さんにクレ
オンをお願いしての「オイディプス」を勝手に妄想していました。

ライブで言うところのセットリストは以下の通り

「春と修羅 序」(段田さん)
「林と思想」(萬斎さん)
「注文の多い料理店」(ト書き:麻実さん、紳士&猫の手下:段田さん&萬斎さん)
「何といわれても」(段田さん)
「よだかの星」(ト書き:萬斎さん、よだか:麻実さん、その他の声:段田さん)
「春と修羅」(段田さん)
「永訣の朝」(3人)
「雨ニモマケズ」(萬斎さん)
「稲作挿話」(麻実さん)「ポラーノの広場」より(萬斎さん&麻実さん)
「報告」(3人)

この間にところどころで賢治の和歌も朗読されました。
朗読を盛り上げるのはタイミングの良く目立ちすぎないけれども効果的なマリンバの
生演奏。
本当に素晴らしかったです。
また、「よだか〜」の後半にはこの舞台唯一と言って良い舞台効果として、満点の
星空が照明によって出現し、また「永訣の朝」と「稲作挿話」の間には、ベートー
ベンの「第9」3楽章(多分)が流れていました。

当初、何故宮沢賢治なのかと思っていましたが、冒頭と最後に出たテロップに
よれば、宮沢賢治は明治三陸沖地震の起きた明治29年に生まれ、昭和三陸沖地震の
起きた昭和8年に亡くなったとの事。
勿論単なる偶然にしても、自然と生きた宮沢賢治の残したメッセージに耳を傾ける
良い機会になったように感じました。

にしてもそうなると賢治は享年37歳。
中島敦もですが、その知名度が信じられないほどみなさん短命ですね。

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2012.05.15

8月の演舞場は昼夜それぞれ通し狂言

8月の演舞場演目が発表になりました。
恒例の三部制「納涼」ではなく、昼夜それぞれ通し狂言の趣向。

※ 昼の部
「桜姫東文章」
発端江の島稚児ヶ淵の場から大詰浅草雷門の場まで
          
※ 夜の部
「慙紅葉汗顔見勢 三代猿之助四十八撰の内 伊達の十役 
市川海老蔵十役早替り宙乗り相勤め申し候」
発端稲村ヶ崎の場から口上まで

福助さんの「桜姫」は以前コクーンで見たことがあります。
今回清玄は愛之助さん、釣鐘権助は海老蔵さん。

伊達の十役は「事件」以前、正月公演で海老蔵さんのを拝見しました
今回も仁木弾正、絹川与右衛門、赤松満祐、足利頼兼、土手の道哲、
高尾太夫腰元累、乳人政岡、荒獅子男之助、細川勝元の十役を
海老蔵さんが早替で、愛之助さんが渡辺民部之助で共演。

どっちも演目的には微妙ですけど、やっぱり見に行こうかな。

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萬斎さん「三番叟」@東京スカイツリー

14日の読売新聞夕刊にはカラーの写真入りで萬斎さんの舞姿が出ていましたが、
テレビ朝日とかではニュースで動画も流したようで、ニュースサイトに映像が
アップされていました。

真っ白の装束に烏帽子も少し凝っているようで、ひょっとして「三番叟」では
なかったかと思いましたが動画の音楽は間違いなく「三番叟」でした

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2012.05.14

「宮沢賢治が伝えること」を見る(聞く)≪小泉さん、萬斎さん、段田さんバージョン≫

豪華なゲストとほぼ全日程出演の段田さんの計3名による宮沢賢治作品の朗読
舞台。
萬斎さんと小泉今日子さん、段田さんの会に行ってきました。

ロビーでプログラムに執筆で、以前萬斎さんの「解体新書」に出演された福岡
先生、そして恒例(笑)河合先生をお見かけする。

そう言えば新聞に昼間、萬斎さんがスカイツリーで三番叟をされた記事が出て
いました。
高い場所で踏む三番叟はいかがだったのでしょうか。
さて本題。
ゲストは日替わりで、朗読の作品はどういうローテーションか、こちらも日替わ
りか解りませんが、この日は「春と修羅」や「報告」などの短いものを挟みながら
非常にポピュラーで私も大好きな「注文の多い料理店」と「よだかの星」、そして
「雨ニモマケズ」などが朗読されました。
「注文〜」は昔、文庫サイズでハードカバー(ひょっとするとケースもあった
かも)の子ども向けの本が家にあって何度となく読んだ思い出の作品。
久しぶりに耳から聞いて楽しめました。
全編マリンバの生演奏がつき、タイトルなどが後ろの天井までの高さのスクリー
ンに映し出されていました。
萬斎さんはシャーベットオレンジのシャツにダークな(遠くて色不明)細身の
パンツに腰に手拭い、首には麦わら帽子、足元は草履姿でした。

一時間と言うと短いイメージですが、充実した時間でした。

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2012.05.12

待乳山聖天さんに行く

待乳山聖天さんに行く

待乳山聖天さんに行く

大好きな浮世絵では屡々観光(無論信仰の対象でもある)名所として題材に採り
挙げられる待乳山聖天(まつちやましょうでん)さん。
長らくどこにあるのだろえと思っていたら、去年今回の平成中村座に初めて来た
時に真ん前に聖天さんがあってびっくり。
また、去年だか「ブラタモリ」でも出ていて、以来、一度はお詣りに行かねばと
思っていたのが、延ばし延ばしにしていたらもう平成中村座も今シーズン終了で
わざわざこのために来るのも大変だし、やっと伺いました。

立っている柱を見てまずびっくり。わたしは「しょうてん」さんと思っていまし
たが、正確には「しょうでん」さんなんですね。

中は広くはないながら、こんもりした岡が独特の雰囲気を作り上げていて、清浄な
空気が流れている感じがしました。
「ブラタモリ」でやっていた大根の無人販売は相変わらず行われていましたし、
また提灯の裏に描かれた紋も二又の大根を合わせたデザインでした。

先日はちょっと先の牛嶋神社にもお詣りしましたし、江戸の歌舞伎と江戸の観光
名所を一緒に楽しめてなかなか新鮮でした

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「平成中村座五月大歌舞伎」(昼の部)を観る

「平成中村座五月大歌舞伎」(昼の部)を観る

「平成中村座五月大歌舞伎」(昼の部)を観る

「平成中村座五月大歌舞伎」(昼の部)を観る

中村座今シーズンはこの昼の部でラスト。
梅席でしたが、予測以上に舞台がよく見えラッキーでした。

まずは「十種香」
最近滅多にやりませんが、実は大好きな勘九郎くんの女形(濡衣)が見られ、
しかも七之助くんの八重垣姫との兄弟女形競演が見所。
まあ「十種香」だけじゃ、正直、話は全然解りません。
数年後に七之助くんの「奥庭」が見られるのを期待しつつ。

勝頼は扇雀さん。
勘九郎襲名公演の「御所五郎蔵」の皐月もですが、最近の方が前髪の若侍や花魁が
若々しく美しい気がするのは、山城屋さんのお血筋でしょうか。
ここで勝頼がイマイチだと本当にオナハシにならないのですが、扇雀さんのは
良かったです。
七之助くんの八重垣は、何しろ名だたる諸先輩が積み上げて来た役で、まだまだ
これからな部分もあるのでしょうが、中村座と言うハコならでは、間近に三姫を
見られると言うのはなかなかない体験でした。
勘九郎くんの濡衣は神妙でしたが、やはりパパ似のハスキー声が美人系難しく
なってきましたか。
八重垣に対して美人先輩OL風を見せるところが、腰元と言うよりちょっと世話
がかって惜しい。
赤姫系は弟に任せて、そろそろ源蔵妻・戸浪とか「吃又」のおとくとかしっかり
見てみたいし、多分パパやってないかなと思いますが「先代萩」の八汐とかも。

とりあえず「十種香」だけですから「物語はこれから」で終わりますが、この
配役のまま続きを是非期待。

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蜷川さん「トロイアの女たち」は東京芸術劇場で、

リオープンする東京芸術劇場のラインナップを入手しました。
目を引くのは、以前から話題になっている、蜷川さんによる、イスラエル人、
ユダヤ人、アラブ人、日本人による「トロイアの女」公演(12月)

勿論、芸術監督野田さんの最新作「エッグ」が9月(そう言えば先日「BEE」に
仲村さん見にいらしてました)、前川さんのイキウメ公演(11〜12月)、吹越
さん初演出作品(12月)、松尾さんの「マシーン日記」(来年3月)と、野田
さんが芸術監督になられる前にはあり得なかった豪華なラインナップ。
とりあえず「トロイア」は見るかな

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2012.05.11

単に日替わりなだけで(苦笑)

日刊スポーツに「宮沢賢治が伝えること」公演の紹介記事が出ました。

「大竹しのぶ、三谷幸喜氏ら舞台人38人が結集する朗読『宮沢賢治が伝えること』
(6月3日まで)が9日、東京・世田谷パブリックシアターで開幕した。
鎮魂と復興への思いを宮沢賢治の言葉に託すプロジェクトで…」、と内容は途中
までごくシンプルに書かれていますが、タイトルが
「12日メイサ、23日には宮沢りえが出演」
と言う、なかなかキャッチャーなもの。

更に本文には「30日には鈴木京香と堤真一が出演する」ときて、さらに初日出演
された平幹二朗さんの自宅に空き巣が入ったニュース付き。

38人もの舞台人が日替わり出演ですから、こうなって何の不思議もないのですが
まるで話題の人物が大集合みたいな感じになってます(苦笑)

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萬斎さん演出&主演「マクベス」再演

4月に行われた年間ラインナップ発表記者会見の記事によれば、来年3月あたりに
萬斎さんが秋山菜津子さんらと上演した《少人数、2時間弱版》「マクベス」
再演だとか。
再生とかゴミとか、確かそんなイメージが強かった初演でしたが、今度はどんな
演出になりますか。

まあ個人的には上演時間が全てではないことは「THE BEE」で証明済みですが、
それでもこの「マクベス」はいささかコンパクト過ぎ。
今のところやはり「マクベス」と言えば、クドカン&新感線、内野マクベスに
松夫人、森山王子に北村マクダフの「メタル・マクベス」か、勝村さんのマクダフが
サイコーに格好良かった蜷川さん版がイメージされてくるので、コンパクトでも
良いのでもう少しインパクトのある「マクベス」を再演では期待したいです。

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2012.05.10

「アクチュールステージ4」に萬斎さん

勘九郎さんに井上芳雄くん、高橋一生くん、そして萬斎さんと今号の「アクチュール
ステージ」は読み応え満点。
萬斎さん、写真がモノクロだったのがちょっと残念でしたが(笑)
でも一番面白かったのは巻末の蜷川さん7度目の「ハムレット」での役者や
スタッフを巡るルポで、改めて川口くんの田辺誠一さんを思わせるイマドキの
ハムレットの新鮮さを思い出しました。
しかし更に面白かったのが「悲劇喜劇」6月号。
特集は「翻訳劇について」
河合先生が弱強五歩格について語り、山形治江さんがギリシャ劇の翻訳を語り、
岩切さんが「ゴドー」を語り、広田さんや小川さんが語り、勿論小田島先生が
語り、最後に松岡さんが「シンベリン」を語りと、私が見た事がある芝居を翻訳
した方たちばかりで、今更ながら、芝居については翻訳もの好きか痛感しました。

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2012.05.09

「THE BEE Japanese Version」を観る

個人的前代未聞、先行予約抽選当選チケットの支払&発券忘れで、みすみす連休
中の観劇を無駄にした「THE BEE」日本語バージョン、ダメ元でチャレンジした
前日の当日券ダイヤル…

余談ですが、この「前日の当日券」と言う日本語、どうもオカシイ。
そもそも前日に電話予約するチケットを「当日券」と呼ぶのも妙
正確を期せば「前日予約券」とか…?
多分徹夜並び対策などで、結構前から始まったシステムですが、チケット引換に
劇場に行って待つ僅かの間にも当日券目当てに劇場に直接来たお客さんがは前日
ダイヤルの説明を聞いて不思議そうな返事をしていました。
(そもそも入口の案内掲示が全然目立たないし)

ともあれ無理と思った予約電話が何とかリベンジ成って?ギリギリ繋がり(笑)、
無事に観てくることができました。

これまで英語バージョンも含めて上手側席ばかりだったのが今回は下手で、見え
方がとても新鮮でした。
初演の日本語バージョンから浅野和之さんと秋山菜津子さんが抜けて、かわりに
池田成志さんと宮沢りえさんが参加。(近藤さんは初演から引き続き)

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萬斎さん主演「のぼうの城」漸く公開日決定!

9月かと思っていたら、11月だそうですが、ともあれ漸く公開です。
祝!

そしてテーマ曲をエレカシが歌うのだそうです。

エレカシ!
エレカシ!

私にとってエレカシはイコール「風に吹かれて」。
なぜ「風に吹かれて」かと言えば、これが筧さんが出演された2003年の「つか
こうへいダブルス2003」のうち「新・幕末純情伝」のテーマソングとして、青山
劇場に朗々と響き渡り、凄いインパクトを受けたから。
(「ダブルス」のもう一作品「飛龍伝」と同じキャストで連続公演を行なった)
映画自体も楽しみですが、音楽で更に楽しみが増しました。

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2012.05.08

去年リーディングを行なった「4」の本公演

去年吉田鋼太郎さんがリーディングにご出演とあって見に(聞きに?)行った
川村毅さんの書下ろしによる『4』。
途中までだった事もあって今ひとつ良く内容を掴みかねた作品でしたが、いよいよ
秋に本公演が決定。

本公演は川村毅さんは劇作のみになり、白井晃さんが川村作品を初演出。

そしてキャストも全く変わり、これがまたかなりツボ。
11/5(月)〜25(日)予定
シアタートラム
作:川村毅、演出:白井晃、美術:松井るみ
出演:高橋一生、田山涼成、須賀貴匡、野間口徹、池田鉄洋

ちなみにリーディング時は吉田鋼太郎さん、扇田拓也さん、中村崇さん、
手塚とおるさんでしたが、てっきり出演者が4人だから「4」だと思ったのに、
本公演はキャストが5人でした。

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久しぶりのアクセス急増。

7日のblogアクセスが「ベッジ〜」を上演していた去年6月以来、久しぶりに
1日2400アクセス超えをしました。
検索ワードは亀治郎さんと「海辺のカフカ」

そう言えばあと1ヶ月ちょっとで「藪原〜」なんですねぇ

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「宮沢賢治が伝えたかったこと」詳細

劇場サイトに追加情報。
上演時間は約1時間(休憩なし)予定との事。
一部公演では追加席発売中。
去年の震災復興支援公演に行ってないのでリーディングのイメージがまだちょっと
沸きませんが、とりあえず遅刻厳禁で。

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2012.05.06

「平清盛」(第18回)

やっと!橋本さとし@為朝さま登場されました。
ま、結局パパに迷惑かけてただけでしたけど(苦笑)
いや〜一目見ただけの人なら、阿部寛さんと見間違えたのではありますまいか。
更には加藤虎之介さんが眉潰していたので最初はさっぱり判らなかったのですが
家成の養子役でしたね。

話は正直私にはここ数回で一番面白くなかった気がしました。
今まで感性先行でやり抜いてきたのを、突然論理的に見せようとして苦労して
いるのがありありで(苦笑)
「龍馬」でできたのが、今回なんでできないのか。
じれったい。というか、始めたことは徹底的に貫けよ、と。
そう言えば青木さんは足を顔の真ん前に置いていましたが、あれはいったいどんな
ことになっていたのかしら。

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「よこはま万作萬斎の会」を観る

去年は確か、万作さんの烏帽子が手違いでないハプニングに見舞われた「よこはま」
1年が経つのは速い。

今回は周りのお客さんにやたらと狂言ビギナーが多くて(誘われて初狂言、初
能楽堂的な)何気なく聞こえる能楽堂や万作家や他家、他流の話が誤解だらけで
聞いているこちらがヒヤヒヤしました。

まずは萬斎さん太郎冠者&石田主最強コンビの「清水」
鬼に化けるならその装束もなんとかせい(武悪面つけても服そのまんま)、な
気もしますが、太郎冠者が自身の待遇改善を要求する、その内容が細かくて
(細かすぎて)笑いました。

続いて「宗論」
万作さん浄土僧に深田さん法華僧か挑む構図。
相変わらず余裕かましまくりの万作浄土僧がさすがでした。
また何をするではないけれど、すっと中央に座っていた、宿屋役の内藤くんの
姿が良く、また機会を与えられた後進が頑張っているのが見ていて心地よかった
です。

休憩を挟んで「よこはま」名物、万作さんの「芸話」。
今回は「出会った人々」をテーマに、時にご子息以上に発せられる鋭いご意見を
含んで大いに楽しませて頂きました。
(相変わらず息はお辛そうでしたが)

早舞を挟んで最後の「田植え」
実は余りに見所をみつけられない曲(元は間狂言ですから仕方ない)ですが、
こちらも早乙女ガールズが若手中心になっていたのが目新しかったです。
(にしても第2世代のチームお弟子はみなさん背が高い!)

終わって外に出て暫くしたら大粒の雨が一気に降り出し、駅に着くまでに結構
濡れましたが、万作家がこの後ご出演予定の「称名寺薪能」は無事に実施された
のでしょうか。

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「海辺のカフカ」を観る

先月のシェイクスピアから一転、蜷川さんにはごくごく珍しい「現代劇」

実は「ハリーポッター」と村上春樹は全く読まないので、原作ファンなら、原作
世界がどう再現されているか(いないか)が気になるとこれだと思いますが、
全く予備知識も思い入れもなしで見たので、感想全体が原作ファンには的外れに
思われるかも知れませんがご容赦を。

正直、パラレルワールドもの、苦手です。動物と自在に話せるとかな、アリス的
ファンタジー世界もピンと来ないので、猫とナカタの話も何のメタファだか不明。

めまぐるしく展開するストーリーと場面転換を全く中身を知らずに追っていたので
4時間弱、長くは感じなかったですが、正直終わっての感想は役者さんへの
「お疲れさま」と、よくまあ手強い話を可視化させたな〜と言う、蜷川さん&
スタッフへのオベイションで、話については正直「で?」でした
(村上ファンの方すみません)。

続きを読む "「海辺のカフカ」を観る"

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清盛Jr.たちなど「清盛」のキャスト発表

清盛の子ども世代を含めて新キャスト発表。
清盛パパが若い役者さんのため、Jr.たちも随分若手の役者さんで、殆ど解り
ません(苦笑)

「義経」で勝村さんが素晴らし過ぎて清盛パパが霞んだ、「小松殿」長男・重盛
には、あの「下流の宴」でダメニートを熱演?した窪田正孝くん。
確か映画「十三人の刺客」に出ていたのと、一度NHKの時代劇主演してますね。

次男・基盛にはチリチリヘアとキュートな瞳(笑)の渡部豪太くん。
基盛って印象ないなと思ったら、24歳で早世しているそうで、公式には病没に
なってますが、「源平盛衰記」には、宇治川を騎馬で渡河しようとした時に、
頼長(「清盛」では山本くん怪演中)の怨霊に祟られ溺死した、とあるそうで、
山本くんを見ていると、それもありそうな話かも(笑)。
また「源三位」で知られる古武士の典型イメージ&「平家物語」はじめ古典では
鵺(ぬえ)退治のヒーローとして有名な源頼政には宇梶剛士さん。
「義経」では丹波哲郎さんがなさってて、馬で揉める息子・仲綱役の光石研さん
との組み合わせが印象に残っています。
源頼朝の少年期には「家政婦のミタ」の長男役が記憶に新しい中川大志くん、

そして後白河(今、漢字変換したら「ゴジラ」と予測変換。判ってるな〜この
携帯(笑))の息子にして偉大なパパと対決する二条天皇には冨浦智嗣くん。
二条くんはパパとの比較でしょうが、「末の世の賢王におはします」と賞賛された
のだとか。

まあファンとしては1日も早く、「ガンダム」さとし為朝が見たい訳ですが。

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2012.05.05

大混雑ヒカリエ(シンクス)潜入(笑)

大混雑ヒカリエ(シンクス)潜入(笑)

大混雑ヒカリエ(シンクス)潜入(笑)

大混雑ヒカリエ(シンクス)潜入(笑)

「亀博」をヒカリエに見に行って(会場は79階)、降りる導線が当然のように
話題の「シンクス」(ショッピング&グルメエリア)に流れて行ったので、
ちょっとだけ探検してきました。

確か、紹介時には仕事の匂いやストレスを入口で振り落とす癒しスペースがある
らしかったですが、混雑で入場制限している間は効果ゼロでしょうね。
(そもそもどこにあるのやら)

報道通り、大混雑ではありましたが、私が見た限り、化粧品フロアは東急本店と
然程変わらなかったような。
あとはスタッフのレジ打ちや対応不慣れ、何よりあれだけのスペース取れた筈の
割には通路幅が普通で、向かい合わせの店同士で行列を並ばせると、肝心の
通行が確保しづらくなっていたりして、見て回る気が起きない状況でした。

まあ六本木ヒルズ、丸ビル、新丸ビル、東京ミッドタウンとここ10年スパンくらいで
出来たショッピングスポットは開業の度に同じような繁盛し、次のスポットが
出来れば客が減る、を繰り返してきたのを思えば、これも暫く経てば落ち着く
のでしょうか。私には渋谷は日常的な買い物をする町なので、いつまでも
ワサワサしているとちょっと困るんですが・・(苦笑)

とりあえず世田谷パブリックシアターに行くたびに行こう行こうとして寄れて
ない三軒茶屋のパン屋が出店していたので、いくつかおかずパンを購入して、
今日の「探検」は終了。

尚、写真は上から地下鉄副都心線渋谷駅直結エントランス(15蕃出口)、その
エントランスを上から見下ろした様子(黒く弧を描いているのは、証券取引所の
ように天気予報などの文字情報が流れる液晶パネル) 、そして「亀博」会場を
出た7階のロビーから見える新旧渋谷のランドマーク。
扇面状の外壁と蒲鉾型の屋根構造が特徴の東急東横線ホームも、その向こうの
東急プラザもここ数年のうちに再開発のために取り壊されるとの事。

小学生時代から馴染みの私には何てことない普通の駅ですが、先日特集をして
いたテレビ「ガイアの夜明け」では渋谷は「日本一複雑な駅」と言われている
とか。
その複雑さを解決する一つの手段がヒカリエだと東急の社長さんは胸を張って
いましたが、言わせてもらえば、その前に副都心線を挟んだために副都心線を
使わない場合に地下からアクセスしづらくなった、明治通り下を何とかして頂き
たいものですが…(苦笑)

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「渋谷亀博」へ行く。【6日補足修正】【7日さらに修正】

「渋谷亀博」へ行く。

「渋谷亀博」へ行く。

「渋谷亀博」へ行く。

本当は三井記念に「北斎展」を見に行くつもりだったのですが(更に本当は
「THE BEE」を見るつもりだった…)、天気の悪い日が続いていたのがやっと
カラッと晴れたので、大量の溜まっていた洗濯を片っ端から片付けていたら、
結構良い時間になってしまい、都心行きは断念。
ならばと、ベースタウン・渋谷の新しいランドマーク、渋谷ヒカリエ内で開催中の
市川亀治郎さんの博覧会、通称「亀博」を見に行きがてら、ショッピングエリアを
探検してきました。

ヒカリエ(正確にはその中のショッピングゾーン「シンクス」がみなさんのお目
当て)自体は混雑による入場制限をしていたのですが、「亀博」はそれとは別の
導線で誘導していたのが後から判明。
無条件に地下3階から並べと言われて散々並んでいたのが、いよいよ入って
「亀博会場はどちら」と聞いたら、途端に横にあるガラガラの(並ばなくても
入れた)エレベーターを指差されてびっくり。
だったら「亀博入場者入口はこちら」と別にちゃんと案内すべきで、地下3階の
係員にはそう言う指示は伝達されてない様で、全く無駄な時間を使いました。

さて「亀博」は基本、亀治郎さんのお勉強成果、私物&台本、歌舞伎以外のお仕事、
コレクションの浮世絵などが展示されている他に、中央のスペースには、
「四の切」の舞台が再現され、ここだけは撮影可能でした。
(蟇の模型もあるらしかったですが、行き着けず)
欄干渡りをするところだけ少し幅が広くなっていると聞いてはいましたが、あの
着ぐるみ的衣装をつけての15センチ幅欄干渡りなんて実物みたらとても無理(笑)
また、仕掛けのある正面の階(きざはし)、特に欄間抜けする裏側も上がれた
ので見てみましたが、当然ながら結構な高さで、欄間裏のスロープを抜けて出た
ところのバーを握るなんて、一つ間違えば床に叩きつけられそうで怖くて無理!
歌舞伎役者さんてどれだけ凄いのでしょう。

個人的にツボだったのは、「狭き門より入れ」のキャスト+前川さんの直筆
寄せ書きによる、二曲一双の屏風。
出口横で余り注目している人はいませんでしたが、貴重な上に、何故か高台寺に
(補足:正確には塔頭名かなにかが付いてました←【訂正】料亭の名前だそうです)
収蔵されていると言うのが今から文化財みたいで面白かったです。

ロビーには偶然亀治郎さんご本人がいらして(無論私服)、写真集を購入すると
サインして頂けたようです。
帰りは降りて行きながら(「亀博」会場はシンクスの上)入場制限のかかるのも
当然な大混雑のショッピング&グルメゾーンへ突入。
(以下事項)

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「平成中村座五月大歌舞伎」(夜の部)を観る

いよいよ半年あまり続いた中村座も最後の一ヶ月。

染五郎くんは初中村座でしょうか。
昼だけ出て、夜は演舞場で三島の「椿説弓張月」。
また、先日演舞場に行ったら最後の一ヶ月なのに七之助くんが演舞場に出ている
わと思ったら、こちらも昼はちゃんと「十種香」にご出演で、二人で浅草→新橋
掛け持ちの大車輪でした。
そう言えば先日WOWOWで、生は見なかった玉三郎さん監修による七之助くんの
「お染の七役」を見ましたが、見た目自体が見間違うほど玉三郎さんに似ていて
びっくりしました。
チャンスに恵まれているのもありますが、七之助くんここ1〜2年でぐっと姿が
女形になってきました。

また、新橋に出ている松也くん、同じ中村座に出ている新悟くん、翫雀さんの
息子さんの壱太郎くん、時蔵さんの息子さんの梅枝くんと10〜20代は最近女形の
成長が目立つのに比べると、立役は巳之助くんも隼人くんも橋之助Jr.sももう
一つ決定打に欠ける感じがします。

閑話休題。

続きを読む "「平成中村座五月大歌舞伎」(夜の部)を観る"

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トヨタホームの新CMは「坂の上の雲」メンバー

トヨタホームCMに本木雅弘さんが出ていたのは知っていましたが、シリーズ
最新第5弾の「総理との再会」編には、本木くんの他に、総理大臣役で
加藤剛さん、秘書らしき人物品川徹さんが登場。
この顔ぶれは「坂の上の雲」の秋山真之、伊藤博文、そして203高地攻撃に登場
した、大迫尚敏第七師団長の組み合わせ。
なんかいきなり重厚ですね〜

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「海辺のカフカ」、上演時間は4時間弱。

いや〜原作を知らないせいもありますが、「海辺のカフカ」の上演時間が3時間
55分と言う発表にはびっくりしました。(100分/休憩20分/115分)

シェイクスピアほど思い入れはないし、大丈夫かなぁ、自分。

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LAWSONで買った「スカイツリーみやげ」

LAWSONで買った「スカイツリーみやげ」

LAWSONで買った「スカイツリーみやげ」

ボケボケですが、浅草のLAWSONで偶然見つけて、中身を本当に飲みたかったので
衝動買いしたスカイツリーみやげは、スカイツリー型ガラス瓶に入ったサイダー
「トウキョウサイダー」
高さは25センチくらいでしょうか。
愛飲の三ツ矢サイダーより一瞬の泡立ちが細かくパチパチと弾け、味もシャープ
でした。
一気に飲んでしまいましたが瓶は瓶で暫く話のネタになりそうです。

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簫白ショック、よりショック。「THE BEEジャパニーズver.」チケ、払込忘れていた事に前日に気がついた

個人的に前代未聞。
苦労して取った筈の「THE BEE」ジャパニーズバージョンチケット、チケットが
手元にないと思って調べてみたら、何と払込期限を忘れて流してしまっていた
ことに前日になって気がつきました(爆嘆…)

なんとなんと…
連休中のが取れたと喜んでいたのに、今にして思えば、イングリッシュバージョン
見に行った日時点で、既にアウトだったんでした。
うわぁもう連休中は無理だし、当日券の前日電話だって繋がるか。
どれだけ迂闊、どれだけ阿呆…
ひょぇぇ…

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2012.05.04

「簫白ショック!!〜曽我簫白と京の画家たち」(後期)を見る

千葉市美術館。
「群仙図屏風」見たさにリピーター割引(半額500円で見られる、千葉市美さま
さまです)を利用して見てきました。
前期同様解説作品に添えられたキャプションコメントが相変わらず凝っていて、
今回も楽しめました。

勿論目玉は「群仙図屏風」。
以前に国立博物館で見た時より展示室が小さくなった分、更に間近に見られた
感じがしました。
勿論説明文は「これぞ簫白ョック」(笑)

「唐獅子図屏風」は例の「子獅子を鍛える為に谷に落とす」話なのですが、どうも
獅子の親子の顔が人間臭すぎて笑えます(笑)

また「波涛鷹鶴図屏風」は、「弱肉強食の鶴と鷹でめでたさゼロ」と説明。
確かに鶴、必死に逃げ、鷹、真後ろから追尾。
リアルの前には風雅もへったくれもありません。

更に「松鷹図襖」には説明に「逃げるウサギ2羽と猿一匹が描かれている」と
あったのですが、どうしても猿が見つからず。
どこに描いてあったのか、図録を見てもさっぱりで、薄く描きすぎですね。

一方で、極彩色の狩野派の向こうを張ったように、墨一色、モノクロームで孔雀を
描いた「松に孔雀図襖」は非常に真っ当でしたし、「松竹梅図襖」に至っては、
たまに真っ当過ぎると、却って何か隠されていやしないかと、こちらが疑って
しまいました。

最後の「同時代画家」の作品ではやはり若沖。
「旭日松鶴図」には「正月用掛軸若沖流」のキャプションが付いていましたが
いやこんな掛軸、是非一幅頂戴したいものでございます。

平日に見た前期よりは当然混んでいたものの、見るに困る程はなく、行きつ戻りつ
見たい絵をじっくり堪能できました。

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接近、スカイツリー。

千葉まで行ったので、帰りはちょっと遠回りして、開業して混雑する前に、スカイ
ツリーの真下まで行って見てきました。

押上駅から出た途端、目の前に予想以上のサイズのスカイツリー(笑)
いきなり大接近でこちらがびっくりしました。

接近、スカイツリー。

近すぎて全体を撮れないので、真下からは停車中の電車とツーショットで。
東京タワーに比べると、構造が緻密で、また、高さの割に接地面に広がりがない
ペンシル型構造なので、遠目には余り高さを感じませんが、近づいてみると密度の
分、存在感が凄いですね。

接近、スカイツリー。

ずっと曇り〜雨だったのが、夕刊になってさっぱり晴れたので撮れたのが一番
下、言問橋西詰からのもの。

接近、スカイツリー。

途中、牛嶋神社にもお詣り、コンビニでは思わずスカイツリーグッズも購入し
天気は今ひとつでしたが、思わぬ「新観光名所巡り」となりました。

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「五月花形歌舞伎」(昼の部)を観る

「五月花形歌舞伎」(昼の部)を観る

「五月花形歌舞伎」(昼の部)を観る

新橋演舞場。
30代役者メインに先月に引き続き福助さんがサポートの「花形」公演

昼はまず新作歌舞伎「西郷と豚姫」
歌舞伎の外題に「豚」もないものですが(笑)、タイトル通り幕末の京都で、幕府
からも藩からも疎まれる西郷とその西郷を慕う巨漢の仲居・お玉の物語。
追われる西郷は、その西郷を慕ったところで報われないと思い詰めるお玉に
「いっそ二人で死ぬか」と話がまとまりかけたところに、大久保の尽力で、西郷
名誉回復、早速江戸へ談判へと100両渡されると、西郷あっさり前言撤回(笑)
お玉に99両渡して江戸へ勇躍ご出発。見送るお玉。

え?これで終わり?
それで良いのか、お玉ちゃん。
あんたのカレシはいわば思った仕事ができないから死のうとしただけで、別に
玉ちゃんに同情した訳ではなかったんじゃなかったんじゃん、と。
西郷の心中→名誉回復であっさり心中中止の展開が早すぎて、感傷にふける間も
なくびっくりでした。

ま、びっくりと言えば配役が一番のびっくりで、西郷を獅童くんがやってました。
恒例のあの扮装、あの顔、あの体格に作っているのでちょっと見誰だかさっぱり
判らないほど。
薩摩ことば(風)をもこもこと喋るので、上手いんだか下手なんだか良く解りま
せんし、誰がやってもそれらしくはなりそうですが、ともあれ化けっぷりはなか
なかのものでした。
考えてみたら、こう言う役を今の若手でやれそうな役者さんはいそうでおらず、
古典の大役やるには同年代にやや(かなり)後れをとっている獅童くんには、
ニッチと言っては失礼かも知れませんが狙い目なのかも。
お玉は翫雀さん。
襲名前の勘三郎さんがなさったのも納得の愛嬌のあるキャラクターでした。
また先月の顔世に続いてここでも松也くんの芸者岸野が抜群の出来。
年齢に似合わぬ(誉めてます)蝋たけた色気が素晴らしかったです。
しかもまだ3日目だったとは言え、冒頭に出てくるお喋りな仲居の役者が全然
セリフを覚えてなくて、3階まで聞こえるプロンプを待つため、間が抜けまくって
失笑は出るわ、芝居が壊れそうだったのを松也くんが救ってくれたようなもの
でした。
三味線を弾く姐さん役で芝のぶさんも出演さされていましたね〜。

次は「紅葉狩」でしたが、舞踊よりはと一旦外へランチ。

最後が愛之助さん東京初の「女殺油地獄」
お吉は福助さん。
いや、本当に仁左衛門さん似。
しかもまだ二人とも若いので、殺し場が容赦ない。
勿論決まりごとがあり、段取りがあるのは判っていますが、それでも見ている
こちらが心配(笑)する必要がないのは気が楽です。
また、義父・徳兵衛役の歌六さん、母・おさわ役の秀太郎さん、豊嶋屋七左衛門
役の翫雀さんと周囲もガッチリ。
まあ与兵衛が屈折より陽気なわがままにだけ見えたのは役者の資質か。

ここでもは芸妓・小春役の松也くんが綺麗だったのど、小栗八弥の児太郎くんが
凛々しく印象に残りました。
芝居としてはこの「豊嶋屋の段」が見所ですが、個人的にはどうも殺人やりっ
ぱなしは今ひとつ。
文楽で前に見た、次の犯人判明の件もあって初めて完結かなぁとは思います。

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2012.05.03

猿之助襲名告知ポスター。

猿之助襲名告知ポスター。

それにしても去年から、又五郎、勘九郎、そして今回の猿之助と、この「襲名
仕様」のポスター良く見かけます。
歌舞伎座休場中に観客を減らさないために、敢えてこの時期に話題になり、
集客が期待できる襲名を集中させている、としか思えませんが。

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新しい歌舞伎座の途中経過

新しい歌舞伎座の途中経過

気がつけば来年ですからこれくらいできていて当たり前ですが、それにしても
高層ビルになるんですねぇ。

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「クレオパトラな女たち」

今ひとつかな〜と思っていましたが、どこがどうとはっきり言えないですが
興味深い内容で、結構毎回が楽しみになってきました。
一番面白いのが、実は黙って相手の表情を見ている時の佐藤くん。
セリフを喋ると正直「くさいな〜」と思うのですが、結局このドラマ、あらゆる
周囲に振り回される主人公を見て楽しむものなのかも。
主人公に「片思い」継続中の同居人役、綾野くんが主人公の癒しになってる距離
感がなかなか絶妙、また稲森さん演じる先輩外科医が、デキるだけでなく、夫に
振り回されバタバタする一面も見せたりするギャップも面白いです。

結局今クールはこれと「鍵のかかる部屋」「Wの悲劇」が継続中。
堺雅人さんの「リーガルハイ」も気になりますが、初回、助手の女の子がバタバタ
しているシーンをたまたま見て今ひとつと思ってそれきりですが、面白いので
しょうか。

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2012.05.02

「100分で名著」今月は「カフカ」

丁度「カフカの猿」を見た夜に、教育テレビの「100分で名著」の新シリーズで
カフカの「変身」が始まりました。

更に今月は(名前だけですが)蜷川さん舞台で「海辺のカフカ」も見に行くので
5月は図らずも「カフカ月間」になりました。

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【速報的に】「カフカの猿」を観る

シアタートラム。
1年に2回もキャサリン・ハンターさんの舞台を見られるなんて、本当に有難い
事です。
初日とあって、補助席も立ち見も出る大盛況。
客席にはポストトークご出演の萬斎さんは勿論、河合先生に高萩さんと言った
「ご常連」に、後日ポストトーク御出演の白井晃さん、そしてニット帽で良く判ら
なかったですが、ひょっとして横田さん?
(劇場入口近くで横田さん御出演の次のトラム芝居を演出される長塚さんも
お見かけしていたので、ありかも)
この顔ぶれ、「ファウストの悲劇」メンバーであることはファンならすぐにぴんと
きます。図らずもトラム近辺に結集とはびっくり&眼福でした。
更には田中傳右衛門さんもいらしてました。

お芝居はキャサリンさんの一人舞台。
密猟船に捕まった猿が、出口を求める手段として人間の仕草を真似、ついには
人間の言葉、知能も獲得した事を自ら学会で報告するというスタイルで、観客は
学会員と言う役割になる仕掛け。

キャサリンさんは元々非常に身体能力の高い方とは判っていましたが、ぐるぐる
360度自在に動く腕、どうコントロールしているのか判らないくらい指や掌の
角度が人間放れしていて、また梯子を登り降りしたり、床に座る時には股関節が
どうなっているのか判らないくらいに柔らかく、驚きの連続でした。
劇中でピーター(チンパンジーの名前。飽くまでも人間の都合で)は人間らしさを
獲得するために「人間を観察した」と言いましたが、キャサリンさんや演出家は
人間らしきを獲得した猿を演じるにあたり相当チンパンジーを観察したのだろう
なぁと思いました。
劇中では各所に観客を巻き込んだいわゆる「客いじり」やアドリブも満載。
勿論英語セリフに字幕なので細かいセリフまで拾えていませんが、今日は「笑って
いいとも〜」とおっしゃってましたし、遅れて入ってきた観客がたまたま最前列
だった事もあり、「Welcome〜」と言うのもありましたし、マイケル・ジャクソンの
「スリラー」の真似も。

とどめは「お酒」と字幕には出ていましたがラム酒の瓶を最前列の客に舞台上
まで持ってこさせたのですが、出ていった男性の動きが面白くて、役者さんの
仕込みかと思ったくらいでした。

圧倒的迫力の55分はあっという間であり、また濃密な時間で本当に素晴らしい
舞台でした。

ポストトークはキャサリンさんは出ず、萬斎さんと演劇ジャーナリストの対談。
「何でキャサリン出ないんだ〜って感じですよね」と自虐的におっしゃっていた
萬斎さん、髪型のせいか、随分お痩せになったように見えました。
「藪原〜」の稽古も始まっているみたいですし。

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佐々木蔵之介&橋本さとしさん出演の2時間ドラマ

ササクラさんが2時間ドラマ初主演とはちょっと意外でしたが、近世史の教授で
浮世絵研究家役。
ササクラさん&浮世絵と言うと、先日「スタパ」に映像コメントしていた、俳優
仲間・亀治郎さんを連想してしまいます(笑)

ともあれ、6月1日放送のCX系金曜プレステージ「塔馬教授の天才推理〈1〉
 隠岐島の黄金伝説殺人事件」にお二人がご出演。
原作は高橋克彦氏の「南朝迷路」。
さとしさんは推理小説家役だそうですが、映像のさとしさんはインパクト強い
役が多いのですが、今回は?

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2012.05.01

ゴールデンウィークに美術館巡り

久しぶりに都内の美術館で見たい展覧会が重なっていたので、気合いを入れての
一気見ツアーへ。

まずは東京国立近代美術館。
お目当てはメインでやっているポロック展ではなくて原弘さんのデザイン展。

とにかく私はタイポグラフィと1960年代からの日本人制作のポスターが大好きで
(トシが判るなぁ)、印刷博物館も好きだし、去年の庭園美術館のポスター展も
はまったし、亀倉雄策さんは思いきりツボ。
その癖、原さんのお名前は今回まで知らなかったのですが、日本の宣伝美術及び
アートディレクターの先駆け的存在だったと聞いて、出かけました。

何と言ってもトメ、ハネ、ハライ、テンを人の顔に見立てた「タイポグラフィ展」
ポスターと、北斎の「神奈川沖波裏」をあしらった「東京国際版画ビエンナーレ
展」のポスターは素晴らしかったです。
原さんは開館から病に倒れるまで20年以上にわたって近代美の展覧会ポスターを
手がけていらしたとかで、いかにも1950〜60年代のアナログの匂いの強い数々の
ポスター(いかにも手書きな)が一面貼られた壁をニマニマと飽きず眺めていま
した。
装丁も多く手がけていたのも印象的でした。
ただ、桜に能面、富士山に仏像類といった1950年代に日本を海外に紹介する趣旨の
デザインに使われているアイテムやレイアウトを見ると、50年以上経った最近に
作られた類似の物を容易に連想する竹事ができるのは、当時のデザインが先を
行っていたのか、今のデザインの発想がさほど画期的に進化していないのか、
複雑なところです。

★東京国立近代美術館
「原弘と東京国立近代美術館〜デザインワークを通して見えてくるもの」
〜5/6

ゴールデンウィークに美術館巡り

竹橋の次は表参道。
実は改築成ってから未訪問だった根津美術館で、改築前から恒例だったGWの
光琳の「燕子花図」公開に併せ、今回メトロポリタン美術館所蔵の同じく光琳に
よる「八橋図」が公開になっていると言うので、楽しみにしていました。

新しい美術館は、新しい歌舞伎座も担当している隅研吾さんが建築を担当。
エントランスの和の素材を用いた直線的なデザインは、あっという間に表参道の
喧騒から私を切り離してくれます。
雰囲気はサントリーや山種など最近元から広い敷地でしたが、今回は庭を整備し、あちこちに茶席(カフェ)を配置
して気分はすっかりお旦那です(笑)

展示はわずかに25点。これで1200円はどうよ、と思わないではないですが(笑)

初めて見たメトロポリタン所蔵版は根津版より燕子の着色があっさりしている
のと、八ッ橋を見下ろす角度のある視点と燕子をほぼ真横から見る視点が近代
ヨーロッパ美術の様に混雑しているので、変化はありますが、逆に嫌でも立体
感覚を持たされる分、見え方が限定される気はしました。
それにしても綿密にかつそっくりに作品の模写を残した其一さん、どれだけ光琳
ファンなんだか(笑)
今のマンガやアニメファンが精巧な模写をしているのと同じニオイを感じました。
庭にはリアル燕子が咲いている菖蒲田があるそうでしたが、庭が余りに広くて
途中で断念。

★根津美術館
「KORIN展〜国宝『燕子花図』とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」」
〜5/20

ゴールデンウィークに美術館巡り

最後が府中市美術館の「三都画家くらべ〜京・大阪を見て江戸を知る」の後半。
前半と完全入れ替えではなかったので、思ったほど変わった感じはなかったですが
それでも國芳の金魚図(柄違い)や芦雪さんがまだ丸々応挙先生の影響が見える
頃の関羽図や楚蓮香図などありましたし、何より、広々としたスペースでゆったり
作品を鑑賞できるのは、この美術館の最大の特徴(その分不便ですが)で、のん
びりと過ごさせて頂きました。

★府中市美術館
「三都画家くらべ〜京・大阪を見て江戸を知る」
〜5/6

ゴールデンウィークに美術館巡り

あとは期間中、5月限定公開の「群仙図」を拝見に千葉市美術館の「簫白ショック」
後期と三井のホノルル美術館所蔵の北斎展を見に行く予定。

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