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2012.06.30

最後の「亀治郎の会」

最後の「亀治郎の会」

猿之助になったからには当然「亀治郎の会」もお仕舞いかと思いますが、
その名前で計画はされていたのか、「さよなら公演」と銘打って5日連続公演を
国立劇場で8月に行うとの事。

「大感謝祭亀治郎の会さよなら公演」
8/16〜20
国立劇場大劇場
演目:「義太夫〜栴檀女道行」「清元・檜垣」「長唄・連獅子」
出演:市川猿之助、市川門之助、中村鶴亀、尾上右近、中村米吉、市川笑野

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「六月大歌舞伎」(夜の部/ヤマトタケル)を観る

猿翁、猿之助、中車、團子まとめて襲名1ヶ月目の夜の部は、猿之助歌舞伎の
代名詞である「ヤマトタケル」通し。
最初「スーパー歌舞伎」は見る気がなかったのですが、亀治郎くん、もとい、
新・猿之助丈なら何か違うかも、と後から取ったチケットの具合で何故か偶然
千秋楽でした。

まあこの演目は来月も昼の部でかかる「変則ロングラン」なので、冒頭の襲名
挨拶で猿之助丈自身が「千秋楽の気がしない」とおっしゃってましたが。

で、「ヤマトタケル」ですが、結論から言うと、スーパー歌舞伎はさすがの
新・猿之助丈がやってても、やっぱり私は生理的にアウトでした。

どちらかというと、話の肝が親子の断絶話で、タケルと父帝(中車さんがやって
いる)の関係が「父親に疎まれる息子」、「父親に頑張ったと言われたい息子」
「旧習にしがみつく体制に馴染めない息子」「継母の存在が親子の交流を
阻んでいる状況」「孫の存在が父子の絆になった」などなど、タケルを演じている
のは新・猿之助さんですが、先代猿之助と香川さんの新・中車のリアル親子
断絶話と完全にシンクロしてて、そっち方向において、梅原さん慧眼?と、
面白く見てしまいました(笑)

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「10min.BOX」狂言

「10min.BOX」狂言

HDDレコーダーが登録したキーワードで勝手に録画してくれるのは、たいてい
的外れですが、これは当たり。
多分リピート放送なんだと思いますが、NHK教育のタイトル通りの10分で、様々な
事柄を紹介する番組の一つ「狂言」は、万作家の映像使いまくり。
しかも主・万作さん、太郎冠者・萬斎さん、次郎冠者・石田さんの「附子」と
言う、最近逆に余りお目にかかれない大定番曲。
それも能楽堂映像あり、どう見ても「電光掲示」か「新宿狂言」風の背景黒バック
映像ありで、一人夜中にニヤニヤしておりました。

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「藪原検校」新聞劇評(4)

東京公演千秋楽前日になって漸く産経新聞に「藪原〜」劇評が掲載され
ましたが、千秋楽前日じゃ「じゃあ見よう」と思う人が間に合わないだろう!」と
腹が立つくらいの絶賛ぶりでした。

決定版の文字、特に言わずもがなの「早物語」評に、思わずニヤニヤ。

それにしてもあっと言う間の公演期間でした。

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2012.06.29

昭和天皇の次は五摂家筆頭にして、三度総理大臣を勤めた近衛文麿役。

また白洲次郎&吉田茂ものをNHKがやる、とちょっと前にエントリーを書いた
こちら)スペシャルドラマ『負けて勝つ』に萬斎さんが近衛文麿役でご出演
だそうです。
NHKサイトによれば、只今撮影真っ只中だそうですが、まさか五分刈りの近衛
さん、ではないですよね?↑
(「藪原検校」ネタです)

で、近衛さんですが、調べてみたら最近オンエアした同時期を描いたドラマ2本
両方に主要な役柄として出ていた唯一の人物でした。
萬斎さんが昭和天皇を演じていた「あの戦争は何だったのか」では東宝ミュージ
カルスターにして、何故か最近蚊取り線香のCMに出ている山口祐一郎さん、NHKの
「白洲次郎」では岸部一徳さん。
史実では近衛は180cmの当時としては珍しい長身だったそうなのでいずれも成程な
配役ですが、今回は「五摂家筆頭で、端正な顔立ちだった」方向ですね

しかし実際のお写真を見ると、萬斎さん文句なく似る、と思います。

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(やっぱり面倒)新感線クラブサービス終了で、イープラスアカウントも剥奪の件

持っていたイープラスアカウントにログインしたらしっかり赤文字で「有効期限
6月30日」と出てきました。
手際が良すぎて腹が立ちます(苦笑)

新しいアカウントは7月1日以降に作るとして、お気に入りやメール配信設定も
新アカウントで気分一新、一からやり直しても良かったのですが、お気に入りは
結構細かくかなりたくさん設定していて、切り替えても登録は同じ状態にして
おきたかったので、現アカウントにログインしてお気に入り、メール配信設定を
メモに書き出しましたが、いや、長く使っていただけあって、ホントに細かく
登録してました(笑)

メモするのもなかなか手間でしたが、書き出して正解でした。
あとは週明けに新アカウント作って、すかさずお気に入り登録しまくります。
にしてもチケット取りが日常化している人間には、ホントに面倒なシステム変更
でした。

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CS-TBSで「あの戦争は何だったのか」再放送

萬斎さんが昭和天皇に、ビートたけしさんが東條に扮したドキュメンタリードラマ
「あの戦争は何だったのか」がCS-TBSで7月にオンエアされます。
今月の「藪原」さん、「にほんごてあそぼ」の「セロ弾きのゴーシュ」と同一
人物とはちょっと思えないですね。

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「ベッジ〜」再放送

「ベッジ・パードン」が8/26にWOWOWライブで再放送だそうですが、「ベッジ〜」
より個人的には「藪原〜」のオンエアやパッケージ化の情報が欲しいがも
(内容が内容だけに難しいか)

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2012.06.27

「花の乱」が例年になくフューチャーされるのも痛し痒し。

今年くらいオンエアもしてないのに「花の乱」タイトルがネットなどのニュース
記事に取り上げられる年はないかも知れません。
しかも内容がどうこうではなくて、「平清盛」が低視聴率を出す度に、引き合いに
出されるので、実に微妙です。

ともあれ、「清盛」24日オンエア分が関東地区で10.1%を記録して、「花の乱」と
並ぶ過去最低になったのだそうです。(日刊スポーツ

確かに前の「清盛の大勝負」と今回、全体の流れの中では欠かせないフックの
役割を果たす内容ではありましたが、1回独立させて見るにしては、内容が断片的
過ぎたかも知れません。
個人的には奥さんのセリフで信西さんが既に50代だったと言うのが一番びっくり
でしたけど。

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やはり小説だけで収まらなかった「KIYOSU」

萬斎さんの「ベッジ〜」を含めた去年の「三谷祭」ラインナップの中で唯一完成
していなかった三谷さんの時代もの小説「KIYOSU」が漸く今日発売になるそう
ですが、予想通り(笑)来年映画化、無論三谷氏おん自らメガホンを取られる模様。

「祭」の制作発表同様、ホワイトボードで三谷氏が登場人物を解説のスタイル。
内容が「清洲会議」ですから、当然映画の内容も会議シーンメインになる筈で、
舞台や一話完結ドラマならともかく、大スクリーンの映画でとなると変化をつけ
ないと厳しそう。
(言ってはナンですが、これまでの三谷氏映画、正直2時間ドラマで全然良かった
のに、な部分多かったですし)

まずは三谷流キャストがみものですが。

日刊スポーツ

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2012.06.26

F1ヨーロッパGP

アロンソ優勝、シューミ3位っていったい何年前の記事だろうくらい(笑)
5年ぶりに表彰台に立ったシューミ、43歳だそうで、シューミの才能、体力維持の
プロフェッショナル、経験で若さを上回ったと言え、またアロンソも同様ですが、
正直、若手もっと頑張らないと。

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「鍵のかかった部屋」最終回

ま、玉木さんがゲストなら玉木さんの役が犯人に決まってる訳で(笑)判っては
いたけど、「義朝」のための体づくりが戻っていないのか、次の役づくりか、
珍しく長髪にワイルドな髭、体格も「のだめ」当時に比べて別人でびっくりしま
した。

ラストはどう考えても続編か映画化のいずれかの可能性を引っ張ってる感じでし
たが、結局「榎本って何者?」な疑問はすっきり解決しないまま。
そもそも明らかにできないダイヤモンドだからって1億円ジルコニアに替えて
海外へって、要するに横領→海外高飛びの犯罪なんじゃありませんか。

弁護士先生見過ごしていいのか疑問。

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(続)理不尽!新感線ファンクラブサービス終了で、イープラスアカウント剥奪

↓のエントリーの件、どう考えても納得できないので、新感線クラブ窓口に電話で
確認しました。
私はイープラスに新感線クラブサービスを追加した、と言う認識でいましたが、
システム的にはイープラスシステムごと新感線システムに移行した、と言う状況
だったそうで、要するに、イープラス家に新感線と言う嫁を取ったつもりが、
知らないうちに新感線家に婿養子に行った形になっていて、離婚したら嫁が実家に
帰るだけと思っていたら、自分の帰る家がなくなったと言う感じです。

今丁度月をまたいで当落確認が来月アタマと言う申し込みを一個持っているので、
確認したら、7/1以降も6末までの申し込みの確認と手続きはできるが、新規の申し
込みや購入はできないのだとか。
また、今度新たにe+を利用するには改めてイチから新規登録が必要で、それは
現登録は「新感線」サービス登録なので、極端今日からでも全く同じ内容で登録を
作っても二重登録にはならないのだとか。

理屈は判るし、窓口の担当者の説明も納得はしましたが、後から付けたサービスが
先に勝手にストップするのに、何でもう一度手続きが必要なのか、手間だし、
どう考えても新感線側中心で不愉快。
(そもそもこんな電話すること自体が)
最初からそうと判っていたら新感線専用に一つアカウントを作ったのに。

しかもシステムの詳細を終了1週間前になって(終了自体は既にアナウンスあり)
してくるとは。
新感線の芝居が好きで入っていたクラブ組織なのに、こう言う面倒くささで劇団
自体の印象が一つ悪くなったのは確か。

年末の「五右衛門」シリーズでのシアターオーブ進出も期待しているだけに、
こんなところで苛つくハメになるとは。

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2012.06.25

理不尽!新感線ファンクラブサービス終了で、何でイープラスアカウントまで剥奪?

新感線が6末でイープラスを使った「て新感線クラブ」サービスを終了するとは
聞いてましたが、注意事項を見たら、
「(前略)併せてe+のサービスにもご利用いただけなくなります。
今後e+のサービスをご利用いただく際には、大変お手数ですが、改めて新規登録を
お願いいたします」

はぁ?
はぁ?
はぁ?

私が新感線クラブに入った時、既に長くイープラス会員で、それなら新たな
アカウントを作らなくても兼用できる、と言う案内だったので、既に持っていたアカウントに
接続させる形で会員になったのでした。
新感線のためにアカウント取ったのならいざ知らず、、何で後から接続させた
新感線クラブがサービス停止するために、元から持ってるイープラスアカウント
まで使えなくなるのか、これって明らかにおかしくないですか?

誰も変だとは思わないんでしょうか。

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「平清盛」第25回

クレジットに植本潤さんのお名前を見つけて、これは僧侶役だろうなと思ったら
本当にそうでした。
役は宋の僧(駄洒落めいていけませんね)淡海役で、信西さんと宋の言葉
(なんでしょうが全く判らない)で問答して二人で感激しあってました(笑)が
「清盛」史上屈指の坊さんバトルでした(笑)

しかし信西に好い人オーラがちらと出、顔に陰が。
この方もそろそろ「盛者必衰」のフラグがたち始めましたね。

また、今若役で佐藤詩音くん。
昔「海容〜アイシテル」に出ていた子役ですね。
そう言えばジュニア頼朝を「ミタ」に出ていた中川くんが演じてますが、岡田
くんに移行して違和感ないくらい似ててびっくり。

回としては「嵐の前の静けさ」で余り面白くなかったですが、昨日新キャストと
して細川茂樹さんや「龍馬伝」で久坂を演じていた、やべきょうすけさん、
また15分ものとしてオンエアされた「平治の乱」予告編にナレーションをしていた
田口浩正さんなどの出演が発表になり、いよいよ「清盛」も後半戦ですね

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「藪原検校」新聞劇評(3)

公演1日までなのに、25日の今日漸く毎日新聞にも劇評が出ました。
今回も「早物語」を中心に萬斎さんの熱演、秋山さん、浅野さん、小日向さんと
役者名が出ての評価。
良かった良かった(笑)

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2012.06.24

「藪原検校」は歌舞伎でもできそうな。

金曜日の昼のNHKローカルで、新・勘九郎くん(この方と新・猿之助さんは今の
ところ「新」をつけないと分かりにくい)座頭(ザガシラ。ついザトウと読んで
しまうのは「藪原検校」に飲まれ過ぎなワタクシ)のコクーン歌舞伎「天日坊」の
紹介ニュースをやっていました。
あちらも破戒坊さんの出世物だそうで、勘九郎くんが「まじで〜」とか叫んで
ましたが(オリジナルをやったら2日かかるのを宮藤官九郎さんが3時間ものに
仕立て直した)、考えたら、「河内山」が歌舞伎になっているなら「藪原検校」も
歌舞伎でできるのではないかとちょっと思いつきました。

井上さんの配役兼任指定を一旦無視するとして、中村屋一門なら藪原:勘九郎、
お市&保己市:七之助、(「リア」の道化とオフィーリアの関係同様、この二人は
同じ場面に登場しないので)、盲大夫:亀蔵、パパ&琴の市:勘三郎とか。

歌舞伎役者さんなら浄瑠璃も早物語も当然できるし、下半身ネタは「THE BEE」
イングリッシュバージョンで証明されたように、女性の役を男性が演じる事で
相対化されるメリット?もありますし、何かしっくりする気がしますが、どうかな。

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2012.06.23

世田谷文学館連続講座「井上ひさし」(3)「藪原検校」feat.小田島雄志先生

世田谷文学館連続講座「井上ひさし」(3)「藪原検校」feat.小田島雄志先生

パブリックシアターでの「藪原検校」上演とシンクロする形で、世田谷文学館
では井上ひさしさんを巡る連続講座を開催中。

阿刀田高さん(6/16)、横山眞理子さん(6/17)に続いての3回目が、シェイクス
ピアの第一人者で、ヘビー級のシアターゴーアー、小田島雄志さんによる、
「藪原検校〜ことばが掘り出すもの」講演で、テーマも日程もぴったり合った
ので出かけてきました。
(あと2回、明日は鵜山仁さん、最後が30日小森陽一さん)

戯曲の解題が主眼ですから、舞台については最低限しか触れてませんでしたが
今回の公演について「チケットがあるかわかりませんが見て損はない」、そして
「初演は役者が随分(戯曲から)はみ出していたが、今回はきっちり演出する
栗山さんを得て、戯曲の良さが出ている」と評価されていました。

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「藪原検校」を観る(3回目)

観客席に三谷さん発見。
マチソワにも拘わらず、浅野さん完璧(笑)
早物語で拍手喝采、萬斎さんが「前歯〜」のところを語れなかったくらいかな。
間もなく2幕2幕がすごくスピードアップしたようで、カテコ終わって出て21:35、
3時間5分に大幅短縮。
その割に転落から処刑までに深さがあって、初日のような「慌ただしい」感じは
せず。

1階最後方から見た舞台は全体を俯瞰できるし、これまでセットや役者自身に
隠れて見えなかった部分が見えたのは収穫でした。
例えばこれまで水戸東照宮の宮司を殺した時に短刀を探し出す前に刀の柄に手を
かけていたのが、何をしているか判らなかったのが、やっと懐の金包の首にかけた
紐を切っていたのが見えたとか。
浅野さんはだいたい大丈夫でしたが、恒例の「浅野コーナー」では「若い方が
多いですね、見えないけど」とか「別に私のコーナーじゃなくて衣装替えの時間
稼ぎ」とか「ソワレのお客さんは得だ。マチネは夜の為に体力温存してるから」
とかそして「ずっと座ってるとエコノミー症候群になりますね、千葉さん!」
とか、セリフが飛ばなかった分アドリブが出ました(笑)
萬斎さんの「早物語」は言葉がクリアに聞こえたし、焦らず間があったし、いや
次に本業で「与市語」とか聞いたら、逆に今回のを思い出して笑ってしまいそう
です。

今回席の都合で初めてしっかりバランスの悪い「三段斬り胴体」全体を見ましたが
どこかに「JIN」の瓶詰めの胎児とイメージが重なりました。
欲望にまっすぐ、ある意味ビュアなのに異形、誰しも通ってきている姿なのに
何故か正視しづらい、誰にも潜む願望を体現する杉の市を観客が見る心理的な姿、
そんな感じがしました。

来週いっぱいで東京公演もう終わり、とは早すぎる。
あと1ヶ月くらいやらないでしょうか。

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鴻上さんがテレビドラマ脚本

「第三舞台」を解散した鴻上尚史さんがNTVに初のドラマ脚本を書き下ろすそう
です。
主演は玉木宏さんで、タイトルは「ファミリー・コンプレックス」(仮題)
7月27日に放送予定。
玉木さんは“レンタル家族”を事業とするエリート社長役。
以前、映画はありましたが、ドラマは初めてだったのですね。
玉木さんの他に竹中直人さんの名前が挙がっていましたが、元劇団メンバーは
出演されないのか、ちょっと興味があります。

スポーツ報知

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「平清盛」新キャスト。注目していた知盛には小柳友くん

小柳くんはブラザートムさんの息子だそうですが、個人的には映画「トウキョウ
ソナタ」で突然米軍の外人部隊に入隊する息子役が印象に残る長身の若手俳優
さん。
その小柳くんが、悲劇の知将「見るべきものは見つ」また「碇知盛」と歌舞伎、
文楽界では有名な(笑)マツケン清盛の四男、知盛を演じるそうです。
しかし「義経」の時は阿部寛さんで、今回は小柳くんと、知盛は長身の俳優さんが
続きます。碇を背負う見映え?(笑)

一方、配流された頼朝の監視役であり、頼朝と「デキ」た娘を無理矢理別れさせる
伊東祐親役で「婿」が仕事かと思っていた峰竜太さんが出演とか。
峰さんがドラマに俳優さんで出るのも何か不思議ですが、更には峰さんが今年
還暦と言うのにもびっくりしました。

その不運な娘を演じるのは福田沙紀さん、清盛の三男で、あまり好意的に描かれる
ことのない宗盛に石黒英雄さん、山本くんが演じていた頼通の兄・藤原忠通(堀部
圭亮)の次男・基房に細川茂樹さんがそれぞれ出演だそうです。

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「浮世絵猫百景」(前期)を見る

「浮世絵猫百景」(前期)を見る

「浮世絵猫百景」(前期)を見る

浮世絵太田記念美術館。

来月と2ヶ月にわたり、国芳先生一門による猫「総勢2千3百21匹」(美術館算出、
とポスターにあり)出演(笑)による大展覧会(笑)

国芳先生、猫アイテムあるいは謎解きや地口と言う、ただ見るだけでなく、鑑賞
者が能動的に関われると言う楽しみ方が注目されてか、森美術館での展覧会あた
りですっかり若い層にもブレイクしたようで、この展覧会も、普段なら入り口で室内
履きへ履き替えをするのですが、「混雑につき(スリッパ足りなくなるからでしょう)
そのままお入り下さい」表示。

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2012.06.22

小日向さん@「プライムショー」byWOWOW

期待した舞台映像はなく、小日向さんが浅野さんのセリフ忘れハプニングの話を
されたくらい。う〜ん残念。

ただ、共演者を「萬斎さん、秋山さん、浅野、真美ちゃん」と呼び分けていたのが
距離感を表わしていて興味深かったです

来週月曜日ゲストは「叔母との旅」出演の鈴木浩介さん

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「じゃじゃ馬馴らし」DVDに爆笑する

生の舞台も数回見ましたが、DVDも見所をあまねく収録していて相当凄いです。
亀治郎さんの(上演当時。面倒くさいのでここでは亀治郎さんで)歌舞伎の
テクニックを駆使した変幻自在の声、動き、目線の飛ばせ方が余りに面白くて
目を離せないですし、勿論我らが筧さんのペトルーチオの、神業的滑舌は
唸るばかり。
二人の掛け合いのシーンに至っては、余りにテンポが良くて、等倍で再生して
いるのに、そのシーンだけまるで早送りしているように見え、聞こえました。

蜷川さんシェイクスピアにしては2時間20分と短い方ですが、面白さのエッセンスが
みっちり詰まっていて、何回見ても笑えます。

筧さん、また是非蜷川さん芝居にご出演を!
「ジョン王」とか「尺には尺を」とか、まだまだシェイクスピアに蜷川さん未演出の
手強い戯曲がいくつも残っている事ですし。

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「藪原検校」新聞劇評(2)

20日の読売、21日の朝日に続いて、21日は日本経済新聞にも短い劇評が
出ました。
(長いバージョンはweb版に)
同時掲載の「歌舞伎鑑賞教室〜俊寛」「シレンとラギ」の★3つを上回る★4つの
高い評価。

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秋に太田記念美術館で「月岡芳年展」

チラシビジュアルは大好きな「芳流閣」!
明治期の浮世絵版画は刷り色がけばけばしいのと、写実、リアルを狙い過ぎて
美しさが犠牲になりがちなのがもう一つなのですが、国芳の系譜で見るとその
過剰さも納得できたりするので、そろそろじっくり見たいと思っていたところ
でした。
これは楽しみ。

2012年10月11月「没後120年 月岡芳年展」
前期 10月2日(火)~10月28日(日)
後期 11月1日(木)~11月25日(日)

浮世絵太田記念美術館

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「鍵のかかった部屋」に玉木さん出演

最終回を前に、主役の榎本が疑われる展開にはびっくりしましたが、どうやら
文字通り密室の鍵を握っているのは、事件の第一発見者のビルのガラス
清掃業者。
前回の予告編であれッと思いましたが、演じているのは「義朝」玉木宏さん。
最後の最後に月9主役経験者ゲストとは、なかなかのサプライズですね。
来週最終回

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2012.06.21

「清盛」不戦敗

スポーツ新聞ネット版の『「平清盛」放送休止』、とは随分ギョッとする
見出しでした。
実際にはロンドンオリンピック男子マラソンの中継と放送が重なる8月12日は
「平清盛」オンエアを休止し、翌週に放送すると言う話。
マラソン中継権をNHKが取ったそうなので、それは、大河ドラマよりマラソン
生中継を選んで無理もなし。
別に「清盛」の現在の視聴率とは無関係なのに、そっち方向のバイアスがかかって
いるように読めるのが、ちょっといただけません。

そう言えば17日の生ツイッター解説は反応はあったようですが、狂言の普及公演の
解説で石田さんが「だら〜と見ていても判る」と喩えを出すテレビ(対極が想像
力を働かせて見る狂言)ですら、今の人たちの中には遂に解説なしでは理解でき
なくなってきている層がいると捉えるか、かほどに「清盛」が難解と捉えるか
これもなかなか微妙な問題ですね。

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「藪原検校」新聞劇評

20日の読売新聞に続いて、21日は朝日新聞に劇評が出ました。
どちらも萬斎さん@杉の市はじめキャスト全般評価されていて、別に新聞評
ばかりが基準ではありませんが、せっかく五分刈りにして(笑)熱演されている
のですから、報われて良かった良かったと言う感じです。

しかしどう写真を見ても、そうと言わなければ萬斎さんとは判らない風貌です
ねぇ…

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瀬戸内さんの「夏の終り」、今時らしい配役で映画化

以前、宮沢りえさん、阿部寛さん、中村勘九郎さん(当時・勘太郎)でセミ
ドキュメンタリー的形で、ドラマ化された、瀬戸内寂聴さんの自伝的小説
「夏の終り」が満島ひかりさん、小林薫さん、綾野剛さんの顔合わせで映画化
されるとの事。(eiga.com
小林さんと綾野さんは直接顔を合わせてないですが共に「カーネーション」に
出演されてましたし、綾野さんと満島さんは「開拓者たち」で姉弟でしたから
ちょっと不思議な感じです。
しかし宮沢さん版のはるか前に「みれん」のタイトルで映画化された時のキャ
ストが池内淳子さん、仲谷昇さん、元彼役は仲代達矢さんと言うのも相当
びっくりです。

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BS-TBS「ザ・ナンバー2」、来週は高杉晋作さん特集

誰のナンバー2かが気になるところですが(小五郎か、松陰先生か)来週の
BS-TBSの「ザ・ナンバー2」は晋作さん特集だそうです。

やっぱり「おもしろきこともなき世をおもしろく」がキーワードなんでしょうか。

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2012.06.19

台風の夜のお楽しみ!

TSUTAYAネット予約で、発売日前日に待望の「じゃじゃ馬馴らし」DVDを入手。
台風直撃の予報ですが、今夜はこれで心ゆくまで亀治郎さん(当時)×筧さんの
丁々発止の滑舌バトルを堪能できます。
多分、セットのもう一作品「アントニー〜」を見るのは随分先になりそう(笑)

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17日の「清盛」でツイッター同時解説を実施。

去年の大河は視聴者によるツイッターの「同時つっこみ」を読みながら見るのが
随分面白かった(毒)のですが、今回「清盛」の24回オンエア時に、歌舞伎の
「同時解説」よろしくプロデューサー自らツイッターで用語や背景解説を「同時
つぶやき」したのだそうです。
無論、視聴率アップ作戦の一貫だったようですが、期待の視聴率は微増で12.1%
(関東)だったそうで、つぶやきとの関連は微妙ですね。

個人的には「保元の乱」三部作とその直前を含めた4回は非常に完成度が高く
面白かったので、この4回(もう1回前からでも)をBSの日曜日本放送前にでも
一挙再放送してもらえたらと思うくらいです。
(その後に先月の演舞場「椿説弓張月」もやったらなおよし、です)

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流行の先端を行く?

今ニュースでスマホ利用者にストレートネック多発を取り上げてましたが、
スマホなんてものが世の中にない時代から、さらに今もガラゲー利用者にも
拘わらず、私は自慢じゃありませんが、10年以上前からストレートネックを形成
外科に指摘されてます(苦笑)

スマホ使ってなくてもストレートネックにはなりますが、それが何か(笑)
まあ、自慢にも何にもなりはしませんが・・(^^ゞ

それにしても治療しているリハビリ室がちょっと映ってましたが、治療受けながら
やはりスマホだか携帯だかやっている人がチラリ。
さすがにあれじゃなかなか治りませんよね。

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2012.06.18

勘三郎さん、初期の食道ガンで休養

去年、突発性難聴での休養を経て、秋から平成中村座、また勘九郎さんの襲名で
演舞場、更には「俳優祭」で十数年ぶりに国立劇場とご出演、漸く体力も戻って
これからと思っていた勘三郎さん。
まだ地方で続く勘九郎さん襲名披露公演など控えていた中で、初期の食道ガンが
発見されて年内休養、勘九郎さん襲名披露公演はお休みされるとの事。
スポーツ報知など)
50ちょっと過ぎまで突っ走ってきて、およそ病気とは無縁な方と思っていたので
余計びっくりしました。
休養、治療しされてまた元気に、新しい歌舞伎座開場公演には是非元気に復帰
されるのを楽しみにします

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「藪原検校」を観る(2回目)の続き

書き忘れてましたが、実は、なんでラストに保己市が末期蕎麦を食べさせろ、と
念を押す理由が未だに腑に落ちてません。
(斬られた時の見た目が良い、と言う事か?)

そう言えばあの「里芋」、近くで見た感じ、舞台での代替飲食物で良く見かける、
バナナかマシュマロにかなり似ていました。

似て見えた、繋がりで言うと、杉の市のパパ(小日向さん)が魚を卸す仕草を
していたのが、昔の「ハトヤ」のCM(判るのは、エリア年代ともかなり限られ
ますね)に似て見えたり、二幕冒頭、舞台奥に横に弛んで張られた赤い紐が
注連縄に見えたり、と言うのもありました。

上演前は正直、数多くはない現代劇出演で、ここまで本業から遠そうな、極端な
役柄を選ばれるとは、随分思い切ったもの、と思っていましたが、二回見た印象
では、逆にこれまでのご出演現代劇の中で、一番萬斎さんの蓄積された技術が
存分に発揮されている気がします。

そして予定と空席状況が一致して、うかうか1日程追加してしまいました(苦笑)

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またNHKが吉田茂と白洲次郎ドラマ

伊勢谷くんが白洲、原田さんが吉田茂、中谷さんが白洲夫人と言うキャストでの
「白洲次郎」をオンエアしてまだ間もないNHKが、今度は吉田茂を主人公に据えて
スペシャルドラマを制作中だとか。(NHKサイト
今回吉田茂には渡辺謙さん、白洲は谷原章介さん。

土曜ドラマスペシャル「 負けて、勝つ 〜戦後を創った男・吉田茂〜 」
9月土曜21時〜22:13(各回73分)連続5回
作:坂元裕二
(「マザー」「それでも、生きてゆく」の作者ですね)

それにしても謙さんが遂に総理大臣を演じるまでになりましたか。
個人的には吉田茂さんの役は同じNHKの何かのシリーズで演じていた松村達雄
さんの余りのそっくりぶりに驚嘆した記憶がありますが。

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「平清盛」(第24回)

太宰府のシーンは中庭の蘇鉄とか室内のインテリアが「龍馬伝」そっくりで、
今にも余さんか、本田さんが出てきそうでした。
大弐大監・原田役は、井上ひさしフェスティバル第一弾「十一ぴきの猫」にも
出演されていた、蟹江敬三Jr、一平くん。
マツケン清盛、いつの間にか不良青年卒業して、一端の若社長の風情ですが、
一旦退出して勝手に戻ってきて、ひょいと顔を覗かせる間とかが妙な愛嬌と
凄みが共存して面白く見ました。
一週間で急に育った息子・重盛くんには「下流の宴」が未だにインパクト大の
窪田くんでしたが、「下流」イメージちょっと引きずったヘタレっぷりでした。
(頑張れ新人、小松殿と呼ばれるその日まで←「チューボーですよ」風に)

弟の元盛役は渡辺豪太くんですが、なんとパパ役マツケンと同い年です。
一方無駄な正義感で清盛に大差をつけられた感、大の義朝さん、由良さんは倒れる
し、大丈夫か。
義朝が対面していた内親王は後白河の妹・統子さんで演じているのは元・宝塚で
つかさんの娘さん。声の威厳が宝塚風でした。
現役力士が出演と話題になりましたが、意外にインパクト小。
今回もやはり阿部信西の迫力が画面を支配した感じ。
ちょっと「マルモ」の真面目サラリーマンと同一人物とは思えなくなってきました。

さていよいよナレーターに徹してきた岡田将生くんもいよいよ登場間近らしく
頼朝を支える役柄二人の配役が発表に。
藤九郎/安達盛長役に塚本高史くん、妻・政子のパパ、義理の父親にして頼朝の
鎌倉支配を支えた北条一族の長・北条時政役に遠藤憲一さん。
79年の「草燃える」では昭岩下志麻さんの政子に石坂浩二さんの頼朝で、時政は
金田龍之介さん、盛長は武田鉄矢さんでした。

そう言えば気がつけばもうああだこうだ言ってるうちにドラマも25回の折り返し。
「龍馬伝」ではそろそろ武市が死ぬ頃で、個人的にかなり盛り上がってた記憶が
ありますが、今年はやっとペースに乗ってきた感じで、どれだけスロースターター
だったのか(苦笑)

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2012.06.17

「のぼうの城」チラシ

A3を二つ折りしてA4で4ページのチラシをパブリックシアターで入手。
五分刈り、浅黄の木綿の着流しに太い悪人眉毛の次(撮影は先ですが)に、白塗り
やらなさる天然系城代さまと、偶然ですが今年の萬斎さんは既存の「貴公子」
「プリンス」イメージを覆す役柄が続きます。
そう言えば初日舞台挨拶、とか、完成(本当に随分前だけど)披露試写会とか
久しぶりにそんなチェックまもしなくては、です。

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2012.06.16

「藪原検校」を観る(2回目)

2回目は下手端。
赤い綱かかなり視線を遮るものの、役者さんは目の前。

初日は大鷹さんの鬘が吹っ飛ハプニングがありましたが、今回は浅野@盲大夫が
セリフを忘れる珍しいハプニング。
佐久間検校が乗り込んできた六場の「検校界用語」解説に役者の動きを止めて
盲大夫が「註!」と言うところ、「註の4、京都職屋敷とは」の説明を完全に失念、
セリフを待っていた近くの佐久間検校(山内さん)に「次!」と無理矢理進行
させちゃってました。
二幕に入って、ギターの千葉さんとおにぎり食べるところで「先ほどのセリフの
お詫び」とご丁寧に言えなかったセリフを言い直した上で「ツイッターやブログに
アップしないようお願いします」「今日は4日目、しかも昼夜公演、間違える事も
ある!」そして「頑張りましょう」と千葉さんと握手してました。

ま、それでも書いてしまいますけど(笑)

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2012.06.15

石田淡朗くん、ハリウッド映画出演。

万作の会の中心メンバーである石田幸雄さんのご子息、淡朗くん、一時期狂言
公演にも出演されて、狂言役者になられるのかと思っていましたが、最近はアメ
リカに留学されたとかでお見かけしてなかったのですが、偶然近況が判明。

先月エントリーした、真田広之さんとコリン・ファースさんが共演される映画
「ザ・レイルウエイマン」で真田さん演じる日本人通訳の青年時代を演じられる
のだとか。
映画自体楽しみでしたが、また一つお楽しみポイントが増えました。

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今になって蜷川×古田版「藪原検校」自レビューを読み返す。

栗山×萬斎さんバージョンの「藪原」初日を見て、そう言えば自分は5年前の
蜷川さん×古田さんバージョンをどう見ていたのか覚えてないな〜とふと気に
なって自分のブログを検索してみました。

観たのは2007年5月で、2回見ていて1回目はコクーンシート、2回目はS席。

ざっくりまとめるとこんな感じ

<1回目>

★1幕は歌の部分が異常にテンポが悪く、空回り気味。
生ギターでキャストが歌うスタイルにしては役者数が少なく、盛り上げが難しい
上に、略さない蜷川さん演出、フルコーラスが辛い。

★2幕になると古田さんの出番が増え、何よりライバルになる塙保己市(段田
さん)が登場してぐっと締まり、面白くなった

★全体としてはまだ役者さんたちはじけきれてない。


我ながらすごい辛口(笑)

<2回目>

★前回はコクーンシートで見えないところがあったが、今回は前方、しかも
真正面に壌さん(盲大夫役)という前回とは全く違う席位置で見え方がまるで
違った。
(ただし舞台に近すぎて、蜷川さん版お約束の歌詞字幕が見えなかった)

★オープニングのギターソロの最後に拍手が自然にあみ、全体もスピードアップ。
★前回は古田さんの見せどころの早物語の長セリフがほとんど聞きとれなかった
のが、今回はほぼ全部わかり、やっと大笑いできた。

★前回矢切渡のところで、スタンバイしていた六平さんが鬘を間違えた。演出の
一つかと思っていたら、今回はそれをしなかったので、本当にハプニングだった
らしい

★蜷川さんにしては血みどろ控え目な演出だったが、それにしてはコクーンは
広すぎたかも。
紀伊国屋とかトラムとか、パルコとか程度のハコで見たらもっと密度が感じら
れたのかも。

★段田さんと古田さん、逆の配役でも面白かったかも

《ここまで》

「早物語」、やってましたね(当たり前か)
でも今回のように「これは見所、聞き所」と言うようなインパクトはなかった様子。
何より私が見た蜷川さん舞台の中では明らかに余り盛り上がってないし(笑)

そうそう、今回も検校の秘書、結解(けっけ)役の大鷹さんが、前回りしたら
クルッと鬘が取れて前後逆に被ってまた大笑いと言うハプニングがありました。
蜷川さん版でもあったとなると仕込みか単なる偶然のなのか?

また、今回の舞台、セットが上手く動いていたようですが、目線の高さの関係で
しっかりチェックできませんでしたので、いずれも次回以降の観劇で確認です。

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2012.06.14

「六月大歌舞伎」(昼の部)を観る

「六月大歌舞伎」(昼の部)を観る

「六月大歌舞伎」(昼の部)を観る

「六月大歌舞伎」(昼の部)を観る

新橋演舞場。
五十回忌追善にお二人のお名前、しかも四人同時襲名の、超長いタイトルの今
公演。
若手きっての英才、暫くは澤瀉屋一門を離れて、菊五郎一座などで古典を究め、
一方で、「風林火山」以降、ここ数年はシェイクスピアや現代劇、ドラマなどで
各方面で活躍してきた亀治郎くんが、まさかこんなに早く、猿之助を襲名するとは
思っていませんでした。

しかもワイドショー的には「演技派俳優・香川照之の歌舞伎役者デビュー」と
言う話題もあって、盛り上がった中での開幕。

まずいきなり香川さん改め九代目市川中車主演による「小来栖の長兵衛」

元々岡本畸堂の新作で、平易な現代語セリフですから違和感はなかったですし、
早口でも聞こえる声の良さは、違うジャンルと言えどもでもそこは長年活躍して
きた俳優さんです。
立ち回りが古典歌舞伎風でしたが、程よくデフォルメして、素人目には違和感
なく見られました。

続く口上は、まず噂の、福山雅治さんによる、隈取りを重ねたデザインの祝い幕が
観客の目を引き、幕明けまで一頻りフラッシュがあちこちから焚かれていました。

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「藪原検校」観劇翌々日。

一昨日は五場の「早物語」が絶品過ぎて、他の場面の記憶かなり曖昧になって
いました(笑)
と言うか、滑舌イマイチな(失礼)古田さんがあのシーンを蜷川さん版でなさって
いたのか、そちらも逆に全く記憶なし(苦笑)

で今頃少しずつ思い出してます。
そう言えば盲大夫は、声が良く人気がある杉の市を師匠が重用するのを、「氷川
きよしを弟子に持ったようなもの」と多分井上さんの原文とは違う事を言って
ましたし、また、「早物語」の中で、語りはラップになり、萬斎さんは着流しに
五分刈りのスタイルでお得意の(笑)「ムーンウォーク」をさりげなく披露されて
ましたし、更には森進一にの物真似まで!(さすがに郷ひろみはなかったな〜)

後半の静かで安定した保己市との対比で杉の市の過激さがより際立つのですが、
この保己市が最後の最後に松平定信に明かす「藪原検校スケープゴート作戦」は
保己市と藪原が違う方法ながら共に戦ってきた「世間」を逆照射し、観客に痛みを
与える一撃でした。

それにしても(笑)刈っちゃったんですかねぇ、本当に。
期間中にはなくても、大楽後しばらくの「本業」は、これまでの「髭」や「ロン毛」
より、インパクトが強そう。

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2012.06.13

「平清盛」保元の乱(3)

この回には色々解釈、思い入れがありそうですが、個人的にはまずは小日向さん。
昨日の「藪原検校」の塙保己市役も素晴らしかったけれど、「清盛」この回の
為朝パパもものすごく良かったですねぇ。

厳しい処断を下した信西(「入道」と言う呼称は、阿部さんが演じていると
ちょっと似合わないように感じます)には、旧体制を倒すと言う一貫した信念が
見えていて、青年期、同じ夢を語った清盛にも高いハードル越えて来いと伝えて
いた感じがしました。
無論、これで「武士の世が来る」ほど世間は甘くなくて、単に倒すべき体制が
鳥羽や崇徳から後白河に変わっただけなのは、清盛も痛感してたとは思いますが。

一方、これまで荒ぶる発言を繰り返し、為義パパに反抗しまくっていた義朝が
意外にもパパを斬れず、それを見た鬼武者はパパを支えねばと感じ、由良ちゃんは
「母」として生きる決心をしてと、義朝ファミリーも新たなステージへ移行。
とにかく麗奈さんが非常に「男前」(笑)
これまで常盤に隠れて余り注目されて来なかった頼朝ママでしたが、これで随分
歴史的知名度上がったのでは。

それにしても頼長さん、為義さんと前半を盛り上げたキャラクターが揃って退場
したのはちょっと残念。
今後、塚地さんの信頼、吉沢さんの成親などがどう清盛たちに立ちはだかるか、
「活躍」が楽しみです。

ま、何より、橋本くんの「鎮西八郎為朝」の成り行きが楽しみなんですけど、
まさかこのままにはしませんよね?!

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「鍵のかかった部屋」は今回も濃かった(笑)

今回の月9は、密室ものでセット予算がセーブできていたりするのか(笑)、ゲスト
俳優のクオリティが異様に高い(笑)

しかも異色の月9に相応しく?あるいは敢えてか、普段の月9にはおよそ出演
されそうもない濃〜いメンバーが次々。
前々回の吉田鋼太郎さんに平田満さんもかなりでしたが、今回に至っては、哀川
翔さんに高杉亘さん、佐藤祐基くんに岩松了さん、鈴木亮平さんと、深夜ドラマか
かつての東映映画か、はたまた北野武監督作品か、な顔ぶれ。
話はさほどの事はありませんでしたが、このメンバーに大笑いの1時間でした。

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2012.06.12

「藪原検校」初日終了

平日18時半開演は厳しいのか、初日ながら空席がぽつりぽつり。
二幕は80分で21地40分に終了。

二幕は検校にのしあがって、一気に堕ちるジェットコースター。
しかし堕ち方もラストも、3時間悪事やり放題を積み重ねてきた割には呆気なく
「おいおい、検校、ちょっと杜撰じゃない?」な印象が強かったです。

三段斬りの「藪原」がデフォルメされてしまった分、リアルに惨殺感を感じた
蜷川版より突き抜け方が弱かったせいかな〜。
ああ言うところ、蜷川さんは遠慮ないですからね。

にしてもナレーター役の浅野さんは勿論、塙保己市をメインに演じた小日向さん、
去年の「国民の映画」に続いて強烈な印象でした。

萬斎さんは初の現代劇で受けメインだった前作「ベッジ〜」と一転、多分大好きな
(笑)攻めて攻めて攻めまくりの役。
着流しの着物の裾をからげての大熱演、自滅する役を、楽しそうになさって
いました。
ま、確かにこれはご子息には見せられないわ(笑)

多分リアルと思われる五分刈りに着流し姿の萬斎さんは、丁度昼間観たばかりの
香川照之さん、もとい、九代目市川中車さんに、どこか似て見えました。
たかおさん、山内さん、熊谷さん、大鷹さんなど達者なベテラン勢がはみ出し
気味の(笑)主役をがっちりサポートしてくださっていました

扱っているテーマがテーマだけにスカッとしたカタルシスとか、爽やかな感動
とか、人生の機微に涙する、とかは難しい一方で、人間のエゴ、自己保身、どこか
自分を他より上に置いておきたいと言う心理を暴き、観客に「あなたもね」と
投げ掛ける、コワい芝居でした。

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「藪原検校」初日一幕終了

「藪原検校」初日一幕終了

一幕は95分。
圧巻は萬斎さんの超長セリフ、超一人語りの「早物語」。
語りのパロディを語りのプロが大熱演。

これだけでも萬斎さんがこの配役の意味はありました。
しかし一番のびっくりは萬斎さんの五分刈りの髪型。
これ地髪?
かつらにしては境目がわかりません。
公演終了までに延びるのかな〜?

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萬斎さん「藪原検校」インタビュー@毎日新聞

今日開幕の「藪原検校」関連で、今日の毎日新聞夕刊に萬斎さんの写真入りの
インタビューが掲載されていました。

写真は例の巨大ボタン付きジャケット姿。

劇場サイトによれば上演時間は約3時間。
蜷川×古田版も例の等身大ボディを含めて相当インパクト強烈でしたが、さて
栗山×野村版は如何あいなりますか。
開幕まであと2時間ちょっと。

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2012.06.10

「サロメ」を観る

新国立劇場。
「サロメ」と言えば、反射的にモローの絵画です。
まあモローに限らず、絶世の美女が銀盆に乗った生首を愛おしむ図柄はサロメの
意匠であり、退廃と倒錯の美と言うイメージが定着している中で、今回のサロメ
役は、言ってみれば童顔なのに「デカワンコ」はじめ実に不思議な世界を醸す
多部未華子さん。
話題になった「農業少女」は見ていないので舞台は初見でしたが、多部さんを
主演に据えた意図から読めるように、今回の公演は、平野さんの書き下ろし新訳を
用い、サロメを無垢で怖いもの知らずな少女に、「女」の入り口に立ち、無垢な
だけに残酷になれる、頭を下げることも妥協することもしない、束縛を嫌う少女と
して捉えたもの。

勿論そうした目新しさもあるにはありましたが、私のお目当ては、サロメの母役の
麻実さんであり、AUNの谷田歩さんであり、「ファウスト〜」で地獄の王・ルーシ
ファーやらアレキサンダー大王やら演じた長身の星くんであり、蜷川版「オセロ」や
「プライド」に出演した山口馬木也くんであり、何より、ヨカナーンを成河
(ソンハ)くんでしたが、非常に不可思議で視覚的に刺激的な舞台でした。

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2012.06.09

明日いよいよ!

6月なんて随分先と「解体新書」の時は思っていましたが、明日いよいよ「サド
侯爵夫人」のオンエア。

生じゃないとなるとまた随分眠気を感じるのかも知れませんが(弱気)

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6月より相当苦戦した7月襲名披露チケット取り

正直、6月が襲名の割にはあっさり取れたので甘く見てました。
新橋演舞場の新猿之助襲名披露公演の7月分の松竹先行発売が今日からだったの
ですが、電話とパソコンと携帯の3本立てでチャレンジしたのですが、全く繋がらず。

20分過ぎて漸く携帯が繋がって、何とか希望日希望席種が取れましたが、いや〜
先行でこんなに苦労したのは久しぶり。

成田屋の市川宗家がご出演になるからか、先日の6月初日の映像とかで結構
盛り上がったからなのか。

6月の夜の部が演目、キャストそのまま移行すると言う異例の昼の部はともかく、
「黒塚」「将軍江戸を去る」そして猿翁丈が久しぶりに本舞台に立つ(予定の)
「楼門五三桐」と興味深い演目の並ぶ夜の部に注目が集まったのかも知れません。

来週いよいよ6月公演を拝見の予定。
新猿之助丈、新中車丈、何れも楽しみです

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2012.06.08

「テルマエロマエ」を見る

公開から結構経っている割には、客席は良く埋まっていました。

原作のエピソードは踏まえつつ、一部の登場人物、ストーリーはオリジナル。
前半の、ルシウスがギャップに悩みまくる部分はテンポ良かったのが、後半、
突如ラテン語に通暁したヒロインがローマに逆タイムスリップしたあたりから
内容がシリアスになる切り替えが中途半端で生ぬるく、笑うに笑えず。

「のだめ」ではアニメの実写化に見事に成功した武内監督でしたが、今回は
振り幅を加減しすぎ、また後半のローマになってから、スケールの大きな映画
らしい画面を期待したのに、戦闘シーンも安直、室内のシーンばかりで例えば
「のだめ」のコンサートシーンのような本格感に欠け、やや失速し残念でした。

とは言うものの、散々話題になっていた通り、イタリア人(多分大方は)のエキ
ストラや役者さんに混じっても、外国人役名で呼ばれても違和感のない阿部さん、
市村さん、やっぱり凄いです。
阿部さんも北村さんも市村さんも、蜷川さんシェイクスピア芝居の経験者で、
外国人役をやっているのに馴染みがあったのもあるかも知れませんが、何か見て
いて、そう言うタイプの、舞台映像を見ているような錯覚に時々捕らわれました。

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2012.06.06

「ポテチ」を見た

伊坂作品&中村監督&濱田岳は私の中では鉄板の組み合わせ。
今回も期待して行ったのですが、正直今回ばかりはシチュエーションは面白いと
思ったし、DoCoMoタブレットで可愛い営業をやっている木村さんが凄く可愛かった
ですが、感想は「だから?」?
タクシーの中の三人の噛み合わない会話は確かに面白かったですけど、今まで
ほど痛快さはなくてちょっと消化不良でした。
ん〜

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香川さんの日

まずはサッカーの方。
詳しくはないですが、ドルトムントで活躍するサッカーの香川選手が、奇しくも
ロンドンオリンピックの年に名門クラブ、マンチェスターユナイテッドに移籍が
決定とのニュース。
私のようなサッカー音痴でもそれが世界的な知名度のチームだと判ります。
どんな活躍をするか注目さろそうですね。

そしてもうひとつはもちろん歌舞伎の方。
昨日から随分マスコミでも取り上げられていますが、香川照之さんの九代目市川
中車襲名&歌舞伎役者としての初舞台。

本来は亀治郎くんの猿之助襲名がメインになる筈で、そこは新・中車丈も面映ゆい
かと思います。
口上をテレビで見る限り、さすがに白塗りが全然馴染んでないですし、汗(涙?)が
流れているのも余り歌舞伎役者さんには見ない事。
なにより皮肉なことに、役者として上手いのが判っている「香川さん」だけに、
口上も「ヤマトタケル」の帝も、中の人がと言うより香川照之と言う俳優が
中車と言う歌舞伎役者の役を非常に上手く演じているように見えて仕方ありません
でした。

今月は身内メインですが、来月は市川宗家も共演で古典ではありませんが真山
青果の「将軍江戸を去る」で若旦那との共演が予定されていて、こちらも興味を
そそられます。
歌舞伎と言ってもセリフ中心の真山作品なので、ネイティブ?な歌舞伎役者の
中にも全くモノにならない(語れない)場合がある一方、現代劇出身の役者さん
でも割にはまるかなとも思われ、現代劇やテレビや映画の時代劇にも出る若旦那と
現代劇ジャンルでは一流の新米歌舞伎役者とで、どんなバランスの「将軍江戸を
去る」になるか、興味があります。

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2012.06.05

次々回、クドカン脚本の朝ドラは。

NHK来春の朝ドラは北三陸を舞台にした海女さんもの。
でもタイトルが「あまちゃん」と言うのが何かちょっと脱力してて、人を喰った
ようなのが宮藤さんっぽいかも。
(確か末尾に「ん」が付くタイトルはヒットするとか言うジンクスが朝ドラには
あると聞いた事があります。「おしん」「雲のじゅうたん」「カーネーション」
などなど)

「東北・北三陸の小さな田舎町を舞台にした“人情喜劇”で、最北端の海で海女
さんを目指すヒロインが、やがて地元アイドルから全国区のアイドルに挑戦する
挫折と奮闘を描く」とある紹介文は確かに朝ドラらしいですが、果たしてどんな
クドカン風味付けになりますか。

そう言えば宮藤さんも東北出身だったのでしたね。

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ギャラクシー賞に「カーネーション」「鈴木先生」

優れた放送に贈られるギャラクシー賞(放送批評懇談会主催)の今年度の結果が
ネットにアップされていました。
テレビ部門の大賞にはNHKの朝ドラ「カーネーション」、CM部門は主に震災後に
流されていたサントリーホールディングス「シリーズ歌のリレー」、マイベスト
TV賞グランプリ、と言う長い名前の賞にはNTV「妖怪人間ベム」、テレビ部門の
優秀賞には、低視聴率だったのに非常に評価の高かった長谷川くん主演のTX
「鈴木先生」、個人賞には小泉今日子さん、など。

そう言えばクドカンこと宮藤官九郎さんが脚本を手がける事が発表されていた
次々回の朝ドラの設定、舞台が判明。

次エントリーにて。

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視聴率はクオリティと無関係

「平清盛」、3日オンエア分で遂に関西での視聴率が1ケタ9.2%にまで低下した
そうですが、個人的には視聴率が良かった初期より今の方が(主人公のキャラ
クター以外は)ずっと面白くなっている気がします。
要は、視聴率など関係ないコア層以外の、話題作で見始めた視聴者を、前半の
山場になる保元の乱まで引っ張りきれなかったのでしょう。
正直10〜15回あたり早くも中弛みだったのが惜しい。
因みに関東エリアは11%で、名古屋エリアは13%ちょっとだったそうで、要は
関西エリアの方たちには清盛にあまり「ホーム感」がないのかも知れません

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2012.06.04

成宮くんが新右衛門さんなのかな。

鈴木福くんがドラマスペシャル(CX30日オンエア)で一休さんを演じるそうで、
これはもう見る前からハマり役以外ありません。
将軍足利義満役は東山紀之さん、一休の母親役は安田成美さんだそうですが、
お目付け役の成宮寛貴くんが一番気になります。
成宮くんがと言うより、一休さんのお目付け役と言えば、蜷川新右衛門さん。
私が「蜷川」を「ニナガワ」と読むと知ったのも、そもそも長いこと蜷川さんは
新右衛門さん以外は知らなかった訳で(笑)かなりインパクトのある名前でした。
アニメでは豪快で身体の大きなキャラクターでしたが、成宮くんだとちょっと
違いそうです。

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「平清盛」保元の乱(2)

「保元の乱」に入って、ものすごくクリアに面白くなって来た気がしますが
相変わらず裏にサッカーあり。
また今年はオリンピックイヤーでもあるので、視聴率的試練はまだ暫く続くで
しょう。

今回のハイライト、まずは頼長さんの死。
演じる山本さんと奇しくも同じ36歳で亡くなった頼長さんに、訓告を垂れるあんな
大きなお子さまが二人もいたのにはびっくりですが、ともあれ、最後には溺愛
してくれていた父親にも見捨てられての無念の自害。
ここで主に最後の恩を報いるべく大活躍したのが、口真似得意の白い鸚鵡くん。
忠実パパ、庭に飛来し「チチウエ」と繰り返して息絶えた鸚鵡くん抱いて大号泣。
結局泣くんだったらホント一目会ってあげたら良かったのに。
そして白い鳥に仮託するのは、どこかヤマトタケル伝説を連想しました。

更にお気の毒は勿論烏帽子ペクリっと中折れしてしまいほど疲弊した崇徳上皇さん。
最後まで付き従った教長(矢島)さんの白粉がまだらに剥げて、本当に一気に
老けこんだようだったのが痛々しく、「剃髪し出家したくても剃刀すらない」と
煤けた紫衣の二人が立ち尽くす姿が哀れでした。

しかし。
前回まで大活躍だった我らの為朝くんはいずこへ。
あんな巨体、そうそう隠れられるものではないはずで(笑)

それにしても今回更にますます凄みを感じたのは、信西を演じる阿部さん。
後白河の脇にあってガンガンと処罰を決めていく姿と迫力、威圧感は、かつて
「官僚では世の中を動かせない」と言っていたのと同一人物とは思えません。
その一方で二人は立場は違えど、恐らくその教養については互いに認めあって
いたと思われ、戦乱で廃虚となった頼長邸で、頼長の日記を読む信西の横顔には
個人として頼長を悼む気持が見てとれました。

そして個人的にはもう一人。
義朝さんの余りに出来すぎた奥さん、由良御前。
涙がこぼれ出るように見えるキラキラした瞳で凛とした田中さんの姿は、緑の
衣装共々非常に印象的でした。

来週はいよいよ敗者一党の処分、粛正の嵐が吹き荒れる事は確実。

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2012.06.02

萬斎さん「藪原検校」インタビュー@シアターガイド

発売されたばかりの「シアターガイド」に萬斎さんと演出の栗山さんのカラー
写真入りのインタビューが掲載されていました。

栗山さんはまだ今企画前に萬斎さんの「国盗人」を見て、「藪原検校」をイメージ
したとおっしゃってます。
ま、とりあえず「国盗人」ほどは動きづらくない衣装である事を祈ります(苦笑)

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「渓斎英泉展」を観る

「渓斎英泉展」を観る

簫白で前後期通ったばかりなのに、またまた千葉市美術館。
個人的に「美人画のマニエリスム画家」とお呼びしている英泉さんの大規模な
企画展。
美人画家であり、また「木曽街道六十九次」を途中まで担当した風景画家として
知られた英泉さんですが、とにかく今回ボリュームが凄い。
揃い物53枚一挙展示を筆頭に、見立てによる「○○八景」などをタイトルした
美人画がとにかく凄い量。
空(す)いた時間に行って、見たいものを見たいだけ見られるタイミングだった
事もあり、気がついたら凄い長時間見ていて、足が疲れて後半少し飛び飛びに
したほど。

初期の貴重な武者絵は国芳のようだし、風景画は北斎や広重に近いレベルだし、
それでいて美人画には完全に一つの「英泉スタイル」があって、どれも丁寧な
お仕事ぶり。
風景の中に美人を置くスタイルより背景は真っ白で本人?と最小限のアイテム
以外は描かないスタイルが圧倒的に多く、またそこに描かれた女性たちの着物の
描き込まれ方は尋常でない緻密さと丁寧さ。
美人を描くためと言うより、まるで、美人モデルに最先端のトレンドのファッ
ションを着せて、スタジオで白バックで撮影した、現代の女性ファッション雑誌の
ようでした。
懐紙に巻いた手鏡や、更紗の着物、一部の芸者だけがしていた羽織などなど、
当時の流行や風俗が手に取るように判りました。
また、ゴッホの「タンギーおじさん」に描かれた英泉の美人画(ポスタービジュ
アルにも使用)と、ゴッホの絵の写真、ゴッホの目に触れたきっかけと思われる
左右反転でその絵が表紙に使われたフランスの雑誌など興味深い作品も。
これについてはカタログに詳細な考察があっと非常に勉強になりました。

遠いけれどやはり千葉市美術館、さすが、でした。

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世田谷パブリックシアターで「ファウスト」

…と言っても「ファウストの悲劇」ではなくて、串田さんが芸術監督を勤める
まつもと市民芸術館の企画によるもので、ファウストとメフィストフェレスの旅を
サーカスとcobaさんの音楽を交えて描くものだそうです。

出演は笹野さんと小日向さん、串田さんもご出演ですが、果たして笹野さんと
小日向さん、いずれが博士かメフィストか。

10月に世田谷パブリックシアター。

コヒさんも笹野さんもは元々自由劇場のメンバーですが、それにしても
最近のコヒさんの活躍はすごい

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「6月歌舞伎鑑賞教室〜俊寛」を観る

スケジュールに合わせて取ったら偶然初日の初回でした。
歌舞伎を見慣れない学生やお子さまがいて、落ち着かない場合もありますが、
普段絶対買わない高い席に座れるので、非常にお得。
今回も花道すぐ横の良席が3800円でした。

今年の鑑賞教室は、今月が橋之助さんの「俊寛」、来月が愛之助さんの「毛抜」と
華のある役者さんで判りやすい演目、ポスタービジュアルも役者の立ち姿を中心に、
外題通称を歌舞伎文字でセンターに大きくあしらい、バックは黄色(6月)、
ピンク(7月)一色でレイアウトと統一感を持たせて良い感じです。

今回解説は最近出演が増えた大谷廣太郎くん。
雀右衛門さんのお孫さんだそうで今年20歳。

いつも通り、花道や回り舞台、竹本や鳴り物の説明のあと、橋吾くんと来年舞台
デビューの研修生による立ち回りの実演。
どおりで持つ櫂の角度が8人バラバラでしたが、とんぼは思いきり良いのは若さの
おかげでしょうか。
研修生へのインタビューには団体鑑賞の学生さんたちも反応してました。

最後にスクリーンを使っての「俊寛」にいたる「平家女護島」の解説。
いきなり「平清盛」のテーマ曲が鳴り響き、個人的には受けてましたが、低い
視聴率は本当のようで会場の反応は激薄(苦笑)
テーマ曲以外にも解説中何曲も「清盛」OSTが流れていて「国立劇場やるな」と
思ってましたが、多分判った人は僅かでしょう。

解説イラストは国立劇場キャラクターを手がけている立入晴子さんによるもので、
判りやすく(成経と千鳥の間にハートマークが描かれた時は会場に笑いが)、
廣太郎くん非常にテキパキ説明して予定通り35分で終了。

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「宮沢賢治が伝えること」を見る(聞く)《白石さん/萬斎さん/段田さんバージョン》

萬斎さんご出演最終日程。
万難を排しまくって何とか飛び込む。

今回は何と言っても白石さんが宮澤ワールドにどうはまるか、でしたが、
「注文の多い料理店」で炸裂(笑)
山猫やら、熊のような犬やらの鳴き声、効果音が余りにもリアルで凄まじく、
段田さんと萬斎さんが共演者なのに笑いを押さえきれなかったほど。
小泉さんの時はフツーの朗読、麻実さんの時はファンタジー、そして白石さんの
バージョンでは遂に「注文〜」は白石さんのライフワーク「百物語」の世界に
完全に踏み込んだ、怪奇&ホラー物語と化していました。

何しろ強烈な睡眠不足の中でかけたため、今回も「よだかの星」は途中で意識を
失ってしまいましたが、「注文〜」と共に「稲作挿話」「永訣の朝」が非常に
印象に残りました。

たった60分とは思えぬ充実した公演でした。

しかし思えば「リアルシング」が上演されていたら1回鑑劇で済ませられたのを、
結局3回見たのでトータル余計に出費している事に。
勿論惜しくはないけれど、シスカン、転んでもタダでは起きないのはさすがです。

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2012.06.01

今から「宮澤賢治」朗読公演へ

連日のほぼ深夜残業でかなり疲れ果てましたが、今日は朝から「定時上がり」を
目標に仕事を処理、何とか間に合う時間に会社を飛び出し、「宮澤」朗読、萬斎
さん最終ご出演回を見るべく三軒茶屋に向かい中。
今日は白石さんと段田さんとのトリオ。
憑依系、かつ朗読では実績を持つ白石さんがどんな語りを見せてくださるか
楽しみです。

そう言えば先日、小泉さん&段田さん&萬斎さん組み合わせの会でお見かけして
いた福岡伸一先生、「週刊文春」に連載のエッセイの先週号分に当日の様子に
ついて触れていらっしゃいました。
「解体新書」以来、福岡先生も萬斎さんとなんとなくつながっていますね

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萬斎さん「藪原検校」インタビュー@朝日新聞

31日の朝日新聞夕刊に萬斎さんと演出の栗山さんのカラー写真入りの
インタビューが掲載されていました。
意図的にか、萬斎さんの写真はかなりムツカシイ顔をされてます。

それにしても栗山さんは予定通りなら「リアルシング」と、「リアルシング」が
中止になっても「宮澤賢治〜」と「藪原検校」、2ヶ月連続でパブリックシアターを
演出とはタフな方です

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