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2012.09.30

「野村万作萬斎狂言の現在2012」を観る

関内ホール。

実はここ、方角にはかなり自信のあるワタクシにとって、二度も迷った「鬼門」の
ホール。
どうもきちんと区画整理され、似たようなビルが同じように建っているのが、
馴染みの薄い場所に追い討ちをかけるのか、余裕で出発が「マジやばい」を二度
繰り返した苦い思い出が(苦笑)
今回は携帯ナビから片時も目を離さず、何とか一発到着。
そう言えばこのホールの狂言公演は最近平日昼1公演とかで行かれず、久しぶり
でした

まず、萬斎さん解説。
軽妙に25分。
最後に映画の宣伝。
「原作読んだ人?」と挙手求めておいて「(原作の内容は)忘れてください」
との事(笑)
「脚本が先にあって、キャスティングも決まっていたのに、後から書かれた小説
では『身体の大きな男』の設定になっていて、小説を読んだ方には『イメージが
違う』と言われるのですが…」との事。
ちなみに約2時間半とやや長めだそうです。

あと1ヶ月楽しみに致します。

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「負けて、勝つ」(第4回)

昭和史は申し訳ないけれど昭和25年あたりまでは本当に判ってなくて、ドラマや
ドキュメンタリーで「知る手がかり」(あくまで歴史そのものではない)を得る状態が
未だに続いていて、このドラマもまさにそれ。

今回の内容は特に今、議論の元になっている、あるいは今の状況に直結する事件、
事態の連続で、まだどう判断していいか微妙な事ばかりですし、しかも当事者、
あるいは身内がまだまだたくさんいる状況で、なかなか複雑でした。
「新人の三島由紀夫」と言うセリフとか、何故か延々と流れた「カサブランカ」の
映像とかが印象に残りました。

また吉田栄作さん(すごいや、首相二人の名前合体だ)が東條の元秘書役で出演
されていたのが、かつてのイメージが未だに強いので意外な感じがしましたが、
トレンディと言われていたのはもう20年くらい前の話で、当時「トレンディ俳優」と
言われていた(本人の望むと望まざるに拘わらす)俳優さんたちも皆(一部除く)
渋い役を演じる年代になってきていますね
(三上さんも、江口さんも唐沢さん、柳葉さんも)

「新顔」は語学通・宮澤喜一。演じるのは朝ドラ「カーネーション」で、主人公
糸子の幼なじみを演じていた尾上寛之さん。
小柄な感じがなんとなく新聞などから定着した後年のイメージにマッチしていま
した

しかしゴタゴタしているうちに来週早くも最終回。
サンフランシスコ講和条約署名あたりがエンディングでしょうか。

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2012.09.29

12月演舞場演目発表。

新しい歌舞伎座の詳細が発表になって、「見える席」「見えない席」を含めて
やっと馴染みになってきた演舞場通いもとりあえずあと半年かと思うとちょっと
惜しい気がしますが。

で年末です。
変形バージョンですが、弁慶・三津五郎、義経:菊之助、富樫:菊五郎なんて
贅沢な顔合わせ。

<昼の部>
「通し狂言 御摂勧進帳」
 一幕目:山城国石清水八幡宮の場〜暫
     熊井太郎:松緑、是明君: 彦三郎
 二幕目:越前国気比明神境内の場〜色手綱恋の関札
     お厩の喜三太:松緑、源義経:菊之助
 三幕目:加賀国安宅の関の場〜芋洗い勧進帳
      武蔵坊弁慶:三津五郎、源義経:菊之助、斎藤次祐家:團蔵、
      富樫左衛門:菊五郎
<夜の部>
「籠釣瓶花街酔醒」
 序幕:吉原仲之町見染の場、二幕目:立花屋見世先の場、大音寺前浪宅の場
 三幕目:兵庫屋二階遣手部屋の場、廻し部屋の場、八ツ橋部屋縁切りの場
 大詰:立花屋二階の場

 佐野次郎左衛門:菊五郎、八ツ橋:菊之助、下男治六:松緑、立花屋おきつ:萬次郎
 釣鐘権八:團蔵、繁山栄之丞:三津五郎、立花屋長兵衛:彦三郎

「奴道成寺」
 白拍子花子実は狂言師左近:三津五郎

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NHKの人名誤字(笑)

これまでスペシャルだったのが来週からレギュラー化される「ファミリーヒス
トリー」の予告編を「プレマップ」でやっていましたが、なんと「市川猿之助」を
「猿之介」と誤記。
なんでこんなに簡単で重要な字を間違えるかなぁ。

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「朗読劇 不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」を観る(若しくは聞く)

DDD AOYAMA CROSS THEATER
劇場は新しくできた200席足らずの多目的ホールで、舞台の役者さんがごく間近に
見られます。

直近では萬斎さんが初回ご出演された「負けて、勝つ」、個人的には「Mother」で
完全にココロを鷲掴みにされた脚本家、坂元裕ニさんの作・演出による、出演者
男女二人だけの舞台朗読劇。
男女二人の朗読劇と言えば、何と言ってもPARCO劇場の「ラブレターズ」が有名
ですが、最近はCUBEがやっている「Re:」もあり、ひょっとしてちょっとした
流行なのかも知れません

坂元さんはかつては「東京ラブストーリー」など、所謂トレンディ系作品を書いて
いた方ですが、最近は上記以外にも「さよなら、ぼくたちのようちえん」や
「それでも、生きていく」「チェイス」など、日常を生きていく人間の、生身の
声を掬い上げたような、痛いけれど共感できる作品を連発。
今回は初の舞台作品(演出も)でしたが、やはり人間の痛さがピリピリ伝わり
つつ温かな感覚になれる作品でした。

わずか3日だけの公演で、キャストは日替わり、つまり一組の公演は一日(昼夜)
きりで、私は、高橋一生くんと酒井若菜さんの回を選びました。

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晴れている(笑)

去年の9月に台風接近と言えば、首都圏の交通網が帰宅タイムに一時概ねマヒ
した事がありました。
この日は、台風自体ではなく、よこはま芸術劇場が杉本さんプロデュースによる、
万作萬斎親子の「三番叟」競演と言うなかなかの企画公演が、交通網マヒの中
決行された事で覚えています。

観客は当然萬斎さんの首都圏公演ではありえないほどなガラガラで、関係者ばかり
目立つ上に、だったら前に詰めて、的な配慮もなく、随分妙な雰囲気だったのは
勿論、延期できないのは仕方ないとして、当初は払い戻さない、と発表したり
したため、主催者のイメージ随分ダウンしたのを覚えています。

で、今年もいよいよ台風シーズン。
週末に首都圏に接近か、な中で、今日29日が去年と同じく横浜(関内ホール)
公演。
また横浜で台風かと心配していましたが、何とか今日までは天気。
いや〜良かった良かった(笑)
と言う訳で、これから向かいます

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2012.09.28

萬斎さんコラム最終回

今日28日付けの掲載分で、萬斎さんの朝日新聞コラムが最終回となりました。
一年続いたとありますが、それより随分短いような印象です。

来週からは花緑さんがご担当だそうです。

次は単行本化?

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「能を知る会〜横浜公演」を観る

横浜能楽堂での「能を知る会」、ひょっとして初めてかも。
今回あまりかからない狂言「文蔵」を萬斎さんがなさると言うので、伺いました。
平日昼公演なので自由席で、と節約精神発揮したのはまるっきり甘くて(笑)内心
狙っていたあたりの席は取れず。
しかも指定席(正面)もほぼ満席。
鎌倉の学校法人の同窓会組織か何かがまとめて購入されていた模様で、周りは
知り合いらしき人たちばかりと言う、なかなか居心地の良くない(笑)席でした

まず、葛西聖司さんの解説。
府中の公演でもお目にかかる元・NHKアナウンサーの葛西さんは、山川静夫元
アナの後を襲って現役時代から「伝芸に強い」を前面に打ち出されていた方
(「にっぽんの芸能」司会の古谷敏郎さんが後継者?)
やっぱり話がお上手で、良く国立能楽堂とかに解説で出てくる「学者先生」の
上演前から眠くなるような授業みたいな解説とは全然違って、聞いて良かった、と
思える判りやすさと面白さ。
これから見る演目の押さえどころが判って見るのは何より心強いです。

同じ知識を多分大学の先生方もお持ちなんでしょうがアウトプットするトーク術が
違いすぎ。

で、今回のテーマは登場人物に絡めての「清盛と頼朝」

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「こどもの城」2015年までに閉鎖。

確かに老朽化は酷いと思っていましたが、渋谷のこどもの城が2015年3月までに
閉館されることが発表されました。(朝日新聞デジタルなど)

1985年開場と言いますから景気の良かった頃で、当時は、子ども向けの施設を
渋谷のど真ん中に作って誰が利用するのかと疑問に思っていたものです。

結局は後に元こども(笑)として青山劇場、青山円形劇場を時々利用するように
なった訳ですが、円形劇場はラウンジが子ども向け施設と共用で、上演内容、
観客層にまるでそぐわないのが妙であり勿体無い状況。
ただ「アラカルト」のような円形劇場ならではの作品もあり、また立地も良いので、
近くにオーブができたりしてますが、青山劇場共々、劇場がなくなるのは惜しい。

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歌舞伎座リニューアル開場情報

まだまだ先と思っていた新開場が来年4月2日と発表されました。
毎日新聞サイトなど)

4月から6月までの3カ月は「さよなら公演」同様、1公演27日の「三部制興行」、
7月からは夏は若手メイン、秋から2014年3月まで古典の名作、通し狂言、
新しい企画による公演が予定されているそうです。

座席数は1808席。
改築前より約60席少なくなるのだそうですが、1階は後方の柱の撤去、座席や
通路の配置が変わり席数は増加、4階の幕見席の数も増えるそうです。
(つまり私の好みの3階席だけが減る?)

また、客席全体の勾配、座席寸法の改善、現在のイヤホンガイドの他、おそらく
国立能楽堂で取り入れられているような物と思われるポータブルタイプの「字幕
ガイド(仮称)」の貸出しも予定されているとか。

またタワー部分5階にはギャラリーが設けられ、衣裳や小道具、映像などの展示、
ホールでは関連トークイベントなども行って、観客層の拡大を目指すそうです。
能書きはともかく、チケットが取れるかが問題。

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劇団四季、京都劇場での常設ロングラン公演終了

京都駅ビルに伝統芸能ではなく、四季の劇場が直結している、と言う事自体、
政治力と言うか、なかなかシュールだと思っていましたが、10年間続けたロング
ラン形式の常打ち公演が、上演中作品(10月8日千秋楽)で打ち切られるそうで、
今後関西での常設劇場は大阪四季劇場のみとなるそうです。

主催者は観客動員と今回の決定に関連性はなく、今後も単発公演の予定はある
と発表されているようですが、やはり「いつもやっている」と「時々やっている」は
歌舞伎とかもそうですが、意識としての根付き方が違うような気はしますが。

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2012.09.26

阿部サダヲさん主演「八犬伝」が来年3月シアターコクーンで

確か今月あたりも何処かでやっていた気がしますが、来年3月森崎事務所と言う
意外な主催者での公演チラシを入手。

主演:阿部サダヲ、瀬戸康史、津田寛治、中村倫也、近藤公園、尾上寛之、
太賀、辰巳智秋、二階堂ふみ、田辺誠一他

「八犬伝」好きながら、色々こだわりがあるのですが、このキャストなら見に
行きたいかも。

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「騒音歌舞伎・ボクの四谷怪談」を観る

シアターコクーン。
3幕3時間25分の長丁場。
いや〜久しぶりに突拍子もない芝居でした。

蜷川さんの演出が、とか、俳優さんがどうこう言うようなハナシではなくて、
そもそも訳わかんない橋本さんの戯曲に尽きる訳です(苦笑)

面白いかと言われたらたぶん余り面白くなかったです(更に苦笑)。

ジーンズに刀をさし、気合いの入らないところにテンポ無視で歌が入る、何とも
むず痒くなるような奇妙キテレツさ。
井上さんの初期作品も相当不可思議ですが、このキテレツにはまず敵わないで
しょう。

しかし別な視点からすると橋本治さんらしい古典への造詣に満ち、非常に良く
できたハナシ。
と言うのも、歌舞伎本舞台でさえまずフルに上演されない「四谷怪談」を、冒頭の
「浅草額堂」(場の名前は違った)から「地獄宿」「裏田圃」など「浪宅」に
至るややこしい伏線やら脇筋がちゃんと略さずに入っていましたし(まさか洋服で
演じられる「三角屋敷」を見るとは思いませんでした)、改めてちゃんと「四谷
怪談」の筋を追ってみようと思ったのが一つ。
(伊右衛門にはお岩に毒を持ったりしないし、小平は母親しか出てこない、とか
お梅親子ま死なない、隠亡堀での戸板返しもない、ラストも含めてかなり違って
ますが)

そして何より、これまで殆ど歌舞伎以外に露出しなかった(地方歌舞伎を扱った
NHKドラマとかいくつかありますが)松也くんが素晴らしかったこと。

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2012.09.25

次回の「中車」公演は来年1月

6〜7月に市川中車を襲名して歌舞伎デビューした香川さん、歌舞伎公演が
終わるや撮り貯めた映画が次々公開になってますが、次の「中車」としての
歌舞伎出演は来年1月の大阪・松竹座での襲名披露公演になるそうです。

「るろう〜」も予告編だけながら「鍵泥棒〜」も、相当楽しそうになさっている
のを見ると、今のところはどう見ても歌舞伎は「本業」とは言えなさそうで、
どんな形でバランスを取るのか、「歌舞伎率」は注目です。

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やっぱり同じメンバーだった「5人で『マクベス』」

世田谷パブリックシアター公式に出ました

『マクベス』
2013年02月22日(金)〜2013年03月04日(月)
世田谷パブリックシアター原作:ウィリアム・シェイクスピア
訳:河合祥一郎
構成・演出:野村萬斎
出演:秋山菜津子、小林桂太、高田恵篤、野村萬斎、福士恵二

「新演出で!」とわざわざ書いたと言う事は、前回の窮屈そうなカプセルみたいな
セットとは決別するのでしょうか。

個人的には先日WOWOWでデジタルリマスター版の「蜘蛛巣城」を見て、改めて
黒澤さんの「マクベス」咀嚼力(山田五十鈴さんの「夫人」の能的な美しさは
格別)に感銘を受けたばかりなので、今回は前回より私の側のハードルが高く
なっているかも。

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彩の国シェイクスピア・シリーズ第27弾は「ヘンリー四世」

いよいよゴールが近づいてきたシェイクスピア完全上演シリーズですが、次回
第27弾 はフォルスタッフと、ハル王子(後のヘンリー五世)の活躍を描く
「ヘンリー四世」とさい芸公式に発表されました。

今回も「ヘンリー六世」三部作同様、長大な二部作を松岡先生の翻訳を元に、
河合先生が1本の作品に再構成しての上演になるとか。
注目の配役は老騎士・フォルスタッフを鋼太郎さん、ハル王子を本作で蜷川組
初登場、「梅ちゃん先生」の旦那さまを演じている松坂桃李くん。

公演日程:2013年4月(予定)
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
演出:蜷川幸雄
作:W.シェイクスピア
翻訳:松岡和子
構成:河合祥一郎
出演者:吉田鋼太郎、松坂桃李 他

「ヘンリー六世」から遡る感じになりますが、タイタス・アンドロニカス、オセロ、
アントニーと英雄を演じてこられた鋼太郎さんがファルスタッフをなさる配役と
言い、どうせならこのイキオイで「五世」もやってしまえば、とか、史劇シリーズ
楽しみになってきました。

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渡辺謙さん、久しぶりの舞台

来年はPARCO劇場開場40周年だそうで、記念企画の第1弾として、渡辺謙さんが
久しぶりに舞台に出演する「ホロヴィッツとの対話」が、来年2月から上演される
と発表されました。
戯曲&演出は三谷幸喜。
天才ピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツと、彼を支えた調律師、フランツ・
モアの物語で、渡辺さんはモア役だそうです。

となると気になるのは対するホロヴィッツ役ですね。
企画からは「ドレッサー」的な内容がイメージされますが、どうなりますか。

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2012.09.24

「平清盛」第37回

無論、京本さんの藤原秀衡はアイメイクばっちりでインパクト大でしたが、息子の
泰衡役に「坂の上の雲」にも出演されていた小林高鹿さん、清盛の五男、お坊
ちゃま・重衡役が辻本祐樹くん、清盛の切札、娘の徳子役に「ヒミズ」で注目
された二階堂ふみさんと、あまり宣伝はされませんが、なかなか興味を引くキャ
スティング連発の「清盛」
ラストは重盛くん、血でも吐くかと思いましたが、とにかく今回の重盛は、パパの
独断に意見する賢い息子、と言う従来の重盛に比べるとパパの権威とプレッシャーに
押し潰されそうになるのと必死に戦う、二代目マジメ社長の様相。
窪田くん、元はかなり童顔系なのをやや低く掠れさせる、渡部篤郎系ボイスと
老けメイクで、寧ろ相変わらずシワ一つない松山清盛よりずっと年齢ビジュアルに
違和感なし。

奥さんも一緒に本を読んでくれるし(高橋さん、元モー娘。のイメージ一切なし)
もうちょっとうまく立ち回って長生きすれば、本当に平家も清盛の代であっけ
なく空中分解する事はなかったかも。
一方で漸く頼朝くんが「やる気」を表明。
娘が頼朝に引かれているのを直感しているのか、娘が心配で心配でたまらない
エンケンさんの時政パパが面白くて仕方ありません。
来週は徳子が入内するそうで、「赤い羽根運動」を繰り広げた時忠くん「して
やったり」の瞬間ですね。

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珍しい「途中入場チケット」

能やプロ野球にはたまにある、途中から入るのを前提とする割引チケットですが、
普通の演劇公演では珍しいかも。

購入葛河思潮社 第二回公演 『浮標(ぶい)』 
≪アフター7チケット−当日引換券−≫
(休憩後の第二幕、19:20〜19:30入場)
対象公演:
9/24(月)18時開演
9/25(火)18時開演
9/27(木)18時開演
9/28(金)18時開演

会場: 世田谷パブリックシアター
料金: 3,000円(一律)
発売開始: 9/24(月)10時
※公演当日は19時より、劇場入り口受付にてアフター7チケットと座席指定券を
引換、来場順に良席から配席

まあこの公演の場合、上演時間が4時間超(笑)と長いので、平日18時開演が客の
チケット購入意欲を躊躇させているのは確実で、そのあたりを配慮してかとは
思いますが、曲が変わる能や途中経過で試合に乗れる野球と違って、普通の演劇は
あらすじを判っているか、一度見ているか、でなければ、「それまでのあらすじ」を
入場前に教えてくれないと、いくら途中から入れるチケットがあっても話が判ら
なくてついていけないのでは?などと勝手に心配するのは余計なお世話、でしょ
うか(笑)

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「花子」上演について新聞にインタビュー

読売新聞夕刊に、萬斎さんの「花子」上演について、インタビューが掲載され
ました。
写真は小さいながら、短髪+着物
「藪原検校」での怖い顔バージョンは何度か見てますが、本業(笑)インタビューで
真正面向いての短髪+着物は初かも。

と言うか、「本業」でのインタビュー自体が最近稀かな(苦笑)

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来年2〜3月「マクベス」再演

「よいや」会報の会員先行一覧に情報発見。
また秋山さんとでしょうか?
若村さんマクベス夫人も見てみたい気もしますが。

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2012.09.23

「ござる乃座in NAGOYA 15th」を観る

「ござる乃座in NAGOYA 15th」を観る

名古屋能楽堂

萬斎さんの「ござる」今シーズンのテーマは「花子」
各地で通常の型と「真」「行」「草」の小書付きを連続公演とあり、それは見比べ
ないと何が違うのか判らない、と言うファンの「コンプリートごころ」をくすぐる
仕掛けにまんまとはまり(笑)、まず最初の「真ノ形」を拝見。

パンフレットには豪華に若村麻由美さんと(何とお二人同い年なんですね)、
「のぼうの城」監督の犬童さんお二人からのコメントエッセイが掲載、判り辛い
詞章に有難い解説付き。

広いロビーと太っ腹な無料の展示エリアを経て能楽堂舞台へ。
(今回の鏡板は老松)

最初は共同社メンバーによる「苞山伏」
確か万作家のも見ている筈ですが、苞のお弁当(笑)を添付のマイ箸で食べるとか
山伏がエラいマジで、昼食泥棒を祈り殺すイキオイのために盗まれた男が寧ろ
庇うとか、本来は追い込む側が先に入ってしまうとか、結構違う感じでした。

いよいよ次が「花子」。
解説によれば「真ノ形」は装束の位が高いとか。
前場は紫色に藤の模様の長絹に紅入厚板、白の大口に風折烏帽子。

え〜名古屋初披露の筈の短髪、全然判らないじゃないですか(笑)

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「ござる乃座in NAGOYA 15th」で久しぶりに名古屋追っかけ遠征

「花子」における「真」「行」「草」とは何ぞや。

小書のない単なる「花子」も一度しか見てないのに、バリエーションなど判ら
ないぞ、と。

そもそも「花子」は萬斎さんの「最初の写真集」の表紙写真が、初演の舞台写真
だったため、見ていないのに思い入れだけある不思議な位置付けの曲で、初めて
拝見したのが数年前の「万作十八選」
既に記憶も薄れていて、では見比べるべし、と、本当に5年ぶりに、萬斎さん
追っかけ名古屋遠征を敢行(笑)

前日からの結構迫力ある雨がまだ続いていて、名古屋もまだ雨模様。
名古屋は暑いイメージがあるので予定立てた時点ではかなり覚悟していたのですが
意外に涼しく有難い限り。
まずは名古屋グルメで腹ごしらえ。

名古屋の心強い友人のおかげで迷うことなく「山本屋総本家」で名物味噌煮込み
うどん。

観光客相手に加減して下さったのか、10年以前に今池で最初に食べた時に比べて
全然固くなかったです。

そして公演後には外郎屋さん経営らしい喫茶店でお茶。
「抹茶ぜんざい」と言うネーミングに、抹茶味のシロップでも冷やしぜんざいに
かかっているのかと注文したら、出てきたのが写真の一品。

抹茶用茶碗を象った器に並々と注がれた温かい(!)抹茶に小餅が二個と栗の
甘露煮と底につぶあんが溶けた物が沈んでいると言う、私の拙いイマジネーションを
完全に凌駕したなかなかオリジナリティ溢れた物で、確かに言われれば「抹茶
ぜんざい」で間違ってないですが…

最初はそう甘くなかったのですが、あんこが溶けた底に近づくにつれて、抹茶が
ガンガン甘くなり、小梅が二個添えられていた理由が漸く判明(笑)

サービスで付いてきた外郎などまさか食べられるはずもなく、泣くなく諦めました。
お店の方、すみませんでした(*_*)

帰りには名古屋の友人方に家人の大好物の守口漬けのお土産まで頂き、狂言は
勿論ですが、味覚も名古屋らしさを満喫してきました
(「抹茶ぜんざい」は暫くネタになりそうですが)

と言う訳で写真は上から「山本屋総本家」の名鉄店の外観、「味噌煮込みうどん」
迫力の「抹茶ぜんざい&外郎」、友人が食べたこちらも名古屋名物「小倉トースト」

「小倉トースト」は最初組み合わせにびっくりしますが、考えたら、どら焼きも
小麦粉焼いたもので餡を挟んだものですし、今は見かけなくなりましたが「シベ
リア」も同じ組み合わせですから、そんなに驚くことはないんですよね(笑)

名古屋の皆様、ありがとうございました。

「ござる乃座in NAGOYA 15th」で久しぶりに名古屋追っかけ遠征

「ござる乃座in NAGOYA 15th」で久しぶりに名古屋追っかけ遠征

「ござる乃座in NAGOYA 15th」で久しぶりに名古屋追っかけ遠征

「ござる乃座in NAGOYA 15th」で久しぶりに名古屋追っかけ遠征

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「負けて、勝つ」(第3回)

話がドンドン生々しくなって、判りにくくなってきましたが、今回の白眉は、
広い会議室で茶漬けをすする篠井さんの芦田さんではなかったかと。
あとは萬斎さんファンとしては、吉田さんが悩んで近衛公の遺影の前に座って
いたシーンか(笑)
あの写真は実際の近衛公の写真に服装そっくりでした。
池田勇人に小市さん、佐藤栄作に高橋和也さん 、で田中角榮は誰がやっている
のか全然判らず、エンドクレジットを見たら、役所広司さんの息子さんの橋本一郎さん。
迫力以外は余りパパに似てないですね。

いつもは可憐なオトメ役の多い鈴木杏ちゃんが今回麻生家の肝っ玉母さんぶりを
発揮していてびっくりしてます。
そう言えばセリフで思い出しましたが、吉田さんの岳父・牧野さんて大久保利通の
息子(次男)でした。マンガ好き元首相さんて凄いご先祖揃い(笑)
ちなみに確か大久保利通の孫のお一人が、例の「丸紅ルート」でロッキード事件に
列座した大久保利春さんですから、何とも因果な話です。
それにしても佐藤栄作さんイケメン過ぎ(笑)

ハナシは余り判らないままでしたが、役者と萬斎さんの写真で盛り上がった三回目
でした。

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2012.09.22

「みをつくし料理帖」に一生くんが出演。

今夜放送の単発ドラマ「みをつくし料理帖」見るつもりはなかったのですが、
ポスターを見たら高橋一生くんがご出演とのことでとりあえず録画しようかと
思ったら、土曜日の21時は既に「負けて、勝つ」と、生で見てイマイチ面白さが
判らなかった舞台「サロメ」を予約録画済み。
仕方ないので滅多に使わないリビングの古〜いHDDで録画しながら生視聴する
事に。
しかし途中で「美の巨人」で広重をやるので、そちらも見たいし、メンドクサイ(笑)

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園子温監督の新作映画に長谷川くん出演

園子温監督作品、見たことはないですが、(長く名前が読めない、と言うか、
どこで区切るか判らなかった)どうやらかなり個性的な作品を作られるらしい方。
その園子温新作映画に長谷川博己くんが出演されるとか。

曰く「恋愛、バイオレンス、アクション、青春などの要素を盛り込んだ群像劇」
だそうで(笑)タイトルが「地獄でなぜ悪い Why don't you play in hell?」と
既に個性的。
他の出演は国村隼さん(↓のNHKドラマにもご出演!)堤真一さん、二階堂ふみ
さん、友近さん、星野源さんで合計6人とはまるで舞台のようですが、それぞれ
アクション(堤さん)、ラブロマンス(長谷川くん)お笑いとバイオレンス(友近さん)、
ラブ(二階堂さん)、青春(星野くん)と役割分担があり、國村さんが作品を締める要とか。

監督自身は作品を「『ゴッドファーザー』と三谷幸喜作品、高倉健さんの映画が
交差点で出合ったような映画だよ」とおっしゃっているようですが、益々さっぱり
判りません(笑)
来年3月公開。(オリコンスタイルなど)

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萬斎さんインタビュー@「日本映画マガジン」

山場になる、のぼうさまの「田楽舞」のネタバレが萬斎さんの口から語られて
いますが、「そっち」方面に行ったとはちょっと意外でした。

そう言えばWOWOWで「のぼうの城」番宣ミニ番組をシリーズでやっていますが、
三回目の「天下軍」特集での上地くんの武将姿が、普段テレビで見るのとは随分
違ってかなり凛々しかったのは意外と言っては失礼ですが意外でした。

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「トッカン」最終回

後半に及川さん演じるメンドクサイ弁護士が登場して、スカッとしていた読後感
ならぬ視後感がすっかりジトジトしてしまい失速の感。
ラストの井上さんの「啖呵」はなかなか良かったですが。

しかし何よりは、エンドクレジット後に改めて二人が「S」に出向いた家の玄関
扉から顔を出したのが、蜷川さん舞台で大活躍の大川ヒロキさんだったのが、
一番受けてました。

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NHKで唐沢さん主演×井上さん脚本企業ドラマ

「白い巨塔」や「パンドラ」「マチベン」シリーズなど今や社会派の女性脚本家と
して知られている井上由美子さんがNHKで会社再建に挑む男たちのドラマを執筆
するとの事。
主演は「白い巨塔」で財前役を演じていた唐沢寿明さん。
まずはアウシュビッツのロケーションあり、しかも3ヶ月クールが基本の連続ドラマでは
異例の半年放送、今はすっかり母親やマダム役でドラマ常連の高畑淳子さんがブレイク、
品川徹さん(そう言えば今、何かのCMに水木しげるさんの描く妖怪みたいな恰好で
出演されてます)が病理学研究室の理知的な大河内教授役で強い印象を与えたりと
何かとインパクトの強かった「巨塔」からもう10年近く経つとはちょっとびっくりです

で今回は、倒産の危機に追い込まれた巨大電機メーカーの再建に挑む人々の奮闘が
テーマだそうで、唐沢さんはは会社再建の陣頭指揮を執る営業部長役。

矢作の元同僚で矢作の会社再建の計画に立ちはだかる役に高橋克実さん、矢作の
右腕的存在となる財務課長役に吉岡秀隆さん、矢作の同僚で、メイン工場の工場長
役に國村隼さんなど、硬派な内容に相応しい顔ぶれが揃っています。

2013年1月26日〜(毎週土曜 21:00、連続3回)
「メイドインジャパン」

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2012.09.21

「夢売るふたり」を見る

ちょっと前に見たのに、レビューのアップを忘れてました。

松たか子さんと阿部さんで西川美和監督。
期待は高かったです。
しかも生活再建のために夫婦で結婚詐欺なんてなかなかない設定。
かなり楽しみにしてましたが「ゆれる」と同じような「モヤモヤ」が、「ゆれる」は
家族内の話で、それ自体がテーマでしたが、今回は「明らかに被害者」と言う
人たちが何人もいて、撮り方としては主人公夫婦にだけフォーカスし、彼らが
どうなったかをシャットダウンする手もあったのに、監督は後から田中麗奈さんを
再登場させて、「いややっぱりあれは詐欺」と観客が再認識してしまうのもどう
かなで。

また松さん演じる妻の「業」はがっつり出ましたが(「個室」の様子など赤裸々
なのはやはり女性監督のなせる技か、上品な大胆さは寺島しのぶさんと共通する
梨園の血か?)、妻が病気なのかと思わせて結論はないし、結局夫は逮捕・収監
され妻が働いて待つと言う、非常に在り来たりなエンディングは、果たして西川
監督作品に観客が期待しているものなのかどうか。
だったらいっそ被害者全員で復讐するとか、騙した金で幸せになろうとした夫婦の
新しい店が完成直前でまた火事に遭って再び元の木阿弥、なんて話にするか、
とか。
とにかくあの結末では作品としても、と言うか西川監督への期待値に対して満足は
出来ませんでした。
(絶対に起きるのが予想できた「子どもに包丁」アクシデントも)

俳優さんはみな素晴らしかっただけに、脚本が役者に圧倒されたと言うのが一番
しっくりくるアンバランスな感覚ばかりが印象に残りました。

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「のぼうの城」ジャパンプレミア

どうやら昨日の夜、六本木ヒルズで行われたようで、TBSより早く、六本木ヒルズ
お近くのテレビ朝日が朝っぱらに映像入りで紹介していました。

主演俳優が周りより一回り小柄と言うのも(榮倉嬢長身!)新鮮でしたが、萬斎
さんの黒のタキシード風コート?にショートヘアはかなり個性的な出で立ちで
あのままイリュージョンとか始まりそうでした(笑)
(詳細がウオーカープラスにアップされていました)

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「のぼう」特典つき前売り券は…

「のぼうの城」の前売りについて、コンビニ各社が特典つきバージョンを発売
するようですが、どうやらいずれも特典は戦国系ゲームソフトで使える「成田
長親」キャラのようで、ゲーム類を全くしない私のような人間にはまるで有り
難みがなさそう。
フツーに幟幡風タオルとか家紋入りTシャツとか、キューピーコラボみたいな
昔ながらのモノ特典付きチケットは今回ないのでしょうか…

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2012.09.20

「天地明察」を見る

滝田洋二郎監督による、天文(てんもん)時代劇第2弾(笑)(無論第1弾は
「陰陽師」)

原作はかなり前に読んで、こんな絵にならない理屈っぽいテーマのハナシは本で
読むには面白いけれど、映画になるものかと思っていました。

しかし「本屋大賞」(だったか)受賞のベストセラー、今年が皆既日食や金星の
ナントカ(実は余り「天体ショー」に興味なし)続きの当たり年、と言う巡り
合わせ、何しろ「釣りキチ三平」はともかく(笑)滝田監督は今や「おくりびと」で
米アカデミー賞外国語映画賞も取った「巨匠」ですから、前宣伝はかなり盛り
上がりを見せてはいましたが、何しろ何の臆面もなく「陰陽師Ⅱ」を作っちゃった
方ですから(苦笑)個人的には正直不安はあり、そしてなんとなくその不安は的中。
とりあえず前半は寝ました(爆)
登場人物多すぎて全般サラサラ過ぎ。
佐藤くんは「木更津キャッツアイ」みたいだし、笹野&岸部コンビも出てきた
かと思えば去っていく、あの本因坊道策にライバル視される理由が今ひとつだし、
実際どうかわかりませんが、保科正之や徳川(水戸)光圀とあんな簡単に一介の
碁打ちが目通り可能なのか(将軍の前で打つくらいだからそこそこ身分はある?)、
岡田くんがどう見ても今時の兄ちゃん風情な事もあり、将軍さんはじめオエライ
さんの権威が妙に軽く感じられてしまいました。

更に岡田くん演じる算哲の先生役・白井さんは髪型がバッハがハイドンが怪しげな
陰陽師みたいだし、そもそも染五郎くんは「陰陽頭」役だし、少し粗めの茶色い
色合いの背景とか出てくると、瓜から蛇が、女の顔に角とか出てきそうな雰囲気で
「陰陽師テイスト!」とツッコミ入れてました。
変人天才和算家・関孝和役の猿之助さんも気合い入り過ぎて何叫んでるか判らない(笑)

しかも特に「時間」がテーマにも拘わらず、「食」による暦精度対決も、時間の
長さが全然感じられず、まるで毎日「食」が起きているみたい(1年、3年とまるで
宮崎さんが変わらなさすぎるのもあって)、と前半算哲の失敗までに時間をかけ
過ぎたためか、後半が逆に駆け足に感じられると言う皮肉。
困ったらスポンサーのところに行けば何とかなってしまうのが「苦労」が安っぽく
みえた原因かも。

ラストの「食」ももう失敗かと観念したあわや、その時に…の引っ張りは、絶対
絶命のピンチギリギリに仲間のパトカーがやってくる刑事もののお約束シーン
そのもので、盛り上げ方安っぽ過ぎ。

細かい事を言えば、何でラスト前でいきなり結んだだけの総髪から月代剃った
のか説明もないし(武士と言うなら冒頭から帯刀は認められているシーンがある)

装置を大掛かりにすればするほど安っぽくなったのは「陰陽師」で判っていた
筈なのに(毒)、意外に学習してないのか、架空のもののイマジネーション力か
具現化力の到達点が映画のスクリーンサイズに耐えられないのか…。

成功の結末は判っていただけに、140分は長すぎました。

エンドクレジットで「道尊」真田広之さんがナレーションだったと言うのと、
原作者の冲方丁さんがどこかに出演されていたのを知ったのが(何の役かは不明)
一番印象に残ったと言っては失礼か(苦笑)

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2012.09.18

「アルディッティ弦楽四重奏団+野村萬斎/中川賢一〜ケージにおける日本」記事

「アルディッティ弦楽四重奏団+野村萬斎/中川賢一〜ケージにおける日本」記事
13日の夜にパブリックシアターで行われた表記のコンサート?パフォーマンス?に
ついての結構大きな記事が今日18日の読売新聞夕刊に出ていました。

かなり素敵な写真入り!

感想としては非常に微妙でしたが、写真になるととても素敵ですねぇ(苦笑)

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「極北ラプソディ」ドラマ化

瑛太くん主演でNHKが海堂尊さん原作の「極北ラプソディ」をドラマ化すると
発表されました。
オンエアは来年3月予定(前後編全2回)

瑛太さん演じる主人公・今中の恋人の美容師役は、「チーム・バチスタ」シリーズの
「ジェネラル・ルージュ」にも出演していた加藤あいさん、また今中が勤務する
総合病院に乗り込んでくる新院長を小林薫さん。
瑛太くんと言う配役も意外ですが、NHKがやると言うのは更に意外かも
(まあNHKにはあの「マドンナ・ヴェルデ」をドラマ化した、と言う「実績」が
ありますが)

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さいたまネクストシアター次回本公演は「オイディプス王」!

ネクスト・シアターメンバーは若手ばかりですが、「ハムレット」の実績を見れば
老若男女思いのままでしたので、第4回公演がこれも老羊飼いや老占い師が出て
くる「オイディプス王」でも余り心配はありませんが、さてタイトルロールは
誰となるとなかなか予想は難しいかも。

ただ折角?なので、唯一の女性登場人物・イオカステには「ヘレネ女優」鈴木
彰紀くんを推しておきます

日程:2013年2/14(木)〜24(日)

しかし「ハムレット」「オイディプス王」ときたからには(笑)次はいよいよ井上
ひさしさんか。

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2012.09.17

「中村勘九郎襲名披露九月大歌舞伎」(夜の部)を観る

引き続き大阪松竹座。

夜の最初は「女暫」
確か、歌舞伎座さよなら公演にもかかってましたが、今回は舞台番役で新・勘九郎
さんが出演。
勿論、巴御前役は玉三郎さん。
範頼が橋之助さん、清水冠者が秀太郎さん(!)
昼は立役だった新悟さんが
今度は紅梅姫、女役だった壱太朗さんが今度は稚児姿で手塚太郎。
成田五郎が彌十郎さんで、女鯰が七之助さん。

とにかく玉三郎さんに尽きる訳ですが、遠い席だったからか、松竹座は聞こえが
違うのか、普段の女形の発声とちょっと違うからか、ややセリフがところどころ
不明瞭だったのが残念でした。
それでも舞台姿のあの実に不思議な美しさはいったい何なのか…

ラスト舞台番とのやりとりに、白地に角切り銀杏の紋をあしらった粋な浴衣姿の
勘九郎くん、本当にパパに似てきました(クドイか)
次が口上。
勘九郎さんの一つ上手の玉三郎さんが口を切り、上手へ翫雀さん→扇雀さん→
我當さん、一番下手にまわって、秀太郎さん、彌十郎さん、橋之助さんときて
七之助さん→勘九郎さんの順。

次が勘九郎くん六役早替わりの踊り「雨乞狐」
狐はまさに「四の切」、以下「巫女」「座頭」ときて紫の直衣の色気がタダゴト
ではなかった「小野道風」は素晴らしく、その後の「提灯」はともかく(笑)、
また「狐の嫁」の黒い衣装に文金高島田の女役が素敵でした(痩せたのかな〜)
ラスト狐に戻り、雨を降らせたごほうびにと「源九郎」ならぬ「勘九郎狐」と
言う名乗りを許されたと言うオチはなかなかでした。

ラストに「雁のたより」と言う上方の役者さん中心の上方和事の世話物作品が
あったのですが、ちょっとパスして出てきました。

南座11月下旬からの「恒例顔見世」が京都での襲名披露とかで、特に夜が演目が
めちゃめちゃ好きな物が並んだので、本当は行きたいんですが…

ともあれ、どの演目も過不足なく楽しめ、遠征したかいがありました。

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「中村勘九郎襲名披露九月大歌舞伎」(昼の部)を観る

大阪松竹座。

去年から今年、いったいいくつの襲名披露公演に行ったことやら(笑)と言うか
遭遇した、に近いですが。
又五郎&歌昇ダブル、勘九郎(東京×2ヶ月)、猿翁&猿之助&中車&団子
カルテット?(2ヶ月)、そして今回は場所を大阪に移しての勘九郎襲名披露
公演。
勘九郎さんもですが、玉三郎さんが久しぶりに本公演ご出演とあって、そちらを
お目当てに久しぶりに「遠征」してきました。

大阪は「平成中村座」の大阪公演が行われるなど、中村屋さんにも縁の深い場所。
今回出演予定だった勘三郎丈は生憎病気休演でしたが、その分パパ人気に頼る
ことなく新勘九郎+七之助が周りのおじさまたちに支えられて頑張っていると
言う印象でした。
(それでも当日券売っているのが東京との違いか)

昼の最初は「妹背山〜御殿」
妹背山自体、歌舞伎で見るのが久しぶりでしたが、今回は七之助くんがお三輪で
大奮闘。
橘姫が壱太朗くん、求女は新悟くんと更に若いコンビに、鱶七が橋之助さん。

壱太朗さんは若いのにしっかりしてましたし(関西の役者さんはやっぱり関西
では拍手のイキオイが違います)、新悟くんはちょっとやせ過ぎですが、細くて
北斎の描く浮世絵の色男のようでした。

しかし一番びっくりしたのは、いくら難役とは言っても、七之助くんてあんなに
汗っかきだった?と思うくらい、遠くから見てもはっきり判る大汗をかいていた
こと。

最初は首の白粉が襦袢の襟に落ち、鱶七との絡みでは、首の白粉は全部落ち。
しかも肩脱ぎした襦袢の脇と襟首だけ汗で色が濃くなっていました。
更に脇を刺されたあたりに至っては、顔からボタボタ落ちる汗が遠目からもはっ
きり見えて、確かに大阪は暑いと言っても遂に七之助くん体質変わったのかなあと。

上手くなっていたよりそっちばっかり気になりました(苦笑)

舞踊「団子売」では久しぶりに勘九郎さんの女役を見ました。
杵造が七之助くんで、ちょっと「男女逆転」に見えましたが、大好評らしく、
二人のツーショット(笑)舞台写真がいち早く売り切れていました。

昼の最後は襲名披露にしては地味な「瞼の母」
玉三郎さんがが「母」役でご出演。

当然ですが、勘九郎さんの忠太郎と玉三郎さんの母・おはまの対面の息詰まる
やり取りが見所で、ただ懐かしい忠太郎のいじらしさに対し、忠太郎を完全には
信じきれず、また今の地位を守りたいおはまのこれまでの苦労を偲ばせる処世術
からすれ違う二人。

それが忠太郎が去ってから、その身に危険が迫るとおはまの母性にパチッとスイ
ッチが入って…と言うあたり、もう気持悪いくらいにパパに似てきた勘九郎くんの
上手さ、老け役はまだちょっと似合わない感じですが、今回の公演では、勘九郎
くんの後見役となっておりし、自身にもチャレンジの玉三郎さん、いずれも素晴
らしかったです。

また忠太郎の仲間・半次郎の母役の竹三郎さん、忠太郎が話しかける、老夜鷹の
歌女之丞さん、そして御年93歳の小山三さんが元気に女中役で、それぞれ要所を
締めていらっしゃいました
ラストが甘ったるくなく、忠太郎が決して単なる良い人でない苦い結末なのが、
新鮮でした。

それにしても松竹座、なんで客席に上がるエスカレーターが一人乗りなのか。
ただでさえ、客席までが遠いのに…

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「レーピン展」を見る

文化村ミュージアム

地味です。
フェルメールとか、印象派などに比べたら私も「レーピン、who?」状態で、最初は
全く関心がなかったロシアの画家ですが、給費留学生としてパリに派遣されたり、
アカデミーの教授になったり、またトルストイやムソルグスキーなど芸術家とも
交流があり、彼らの肖像画などで作品に触れているかも知れません。

今回新聞で紹介されていた「皇女ソフィア」と「思いがけなく」のインパクトが
非常に強く、実物を見たくなって出かけました。

日本においてはメジャーな画家とは言えないおかげで、会場は程よい人の入りで
待つことなく入場できましたし、しっかりじっくり拝見できました。

特に外語大学長でロシア文学通、蜷川さんの「コーストオブユートピア」の時に
解説などされていた亀山郁夫先生の物も含めて、イヤホンガイドの内容が非常に
丁寧かつ的確で(ロシア史とか宗教的内容とかに詳しくないので尚更)、寧ろ
イヤホンガイドを聞くために作品一つずつしっかり見た感じでした。

大作「皇女ソフィア」は、新聞の解説に「窓の外に吊るされた銃殺刑者と奥に
怯えた表情で立つ少女」とあったのですが、新聞の画質では良く判らなかったの
ですが、実物を見たら一目瞭然で、ソフィアその人の迫力共々、まるで作者が
その現場に居合わせたような臨場感でした。

また「思いがけなく」は政治犯として拘留されていた家族が前触れなく帰宅した
時の、家族の嬉しい筈なのに全体に戸惑う雰囲気が見て取れて、リアルな筆致も
あり、まるでストップモーションのようでした。
何より、イヤホンガイドで、帰宅した家族が誰であるかは、壁に架けられた、
数枚の絵画が暗示している、と言うのが非常に勉強になりました。
また上記のトルストイやムソルグスキーの肖像画、「ソフィア」同様に歴史画に
写真のような切迫感を与えているイワン雷帝の息子撲殺直後の様子を描いたもの、
また一転、印象派のような淡いタッチで家族を描いた作品、身体を折り曲げたり
難しい姿勢を敢えてさせているらしい技巧を凝らした家族の肖像など、最初から
最後まで気の抜けない作品が並んでいて、久しぶりに充実した「めっけもの」の
展覧会でした。

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2012.09.16

「負けて、勝つ」(第2回)

萬斎さん出演が終わってかなりテンションは下がってますが(笑)吉田茂がこれから
どうなるのか気になって見ました(戦後直後あたりの経緯に非常に疎い)

まあ今回は吉田さん(と言うか渡辺さん)がボソッと「近衛公が…」と言うのを
ビシッと聞き逃さなかったのがファンならではの耳だ、と我ながら実感した辺り
以外は、元首相の先々代?がやっぱり(本当は逆ですが)「友愛」を叫んでいた
くらいしか印象にのこらず(苦笑)

しかしこのドラマでは白洲さん「じいさん」しか言ってなくないですか(苦笑)
スマートさにおいてやはり伊勢谷さんのインパクトが強いかも知れません。

今井さんの出演も終わり、徐々にテンション下がりつつはありますが、とりあえず
来週までは見るつもりです。

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「ベルサイユのばら展」に行く

「ベルサイユのばら展」に行く
「ベルサイユのばら展」に行く
松屋銀座。
久しぶりに松屋に行きました。
今年は「ベルばら」連載開始40年だそうで、原画は勿論、宝塚で上演された舞台の
コスチュームや宣伝ポスター、更にはアニメ版のセル画に漫画家やイラストレー
ター、関係者による色紙、そして出口では様々な「ベルばら」グッズの販売と、
まさに「ベルばら」を巡る様々なメディア大集結の企画展でした。

年がバレますが「週刊マーガレット」連載時のリアルタイム読者で、毎週90円の
おこづかいをもらっては、音楽教室の帰りに「週マ」を買っていました。
(と言うか、「週マ」が帰りに帰るのを楽しみに音楽教室に通っていたと言う
べき)

更には偶然宝塚での上演が発表されて、その頃は結構チケットが買えていたようで
(母親が一時関西にいて宝塚に対して心理的敷居が低かったのもあるかも)、
榛名由梨さんのオスカル、初風諄さんのアントワネット、大滝子さんのフェルゼンを
東京で見た記憶があります
(その次に宝塚を見たのは、遥か経って2007年、同じく漫画原作の「エル・アル
コン」までない)

そんな訳で「ベルばら」第一世代(笑)としてはこの企画展を見逃せる筈はなく
勇んででかけた次第。

宝塚コーナーには舞台セットのイメージ再現に見慣れた衣装の数々、そして舞台
映像。
何より幾多のトップスターが演じてきたのが一目瞭然のポスターは興味深く見ま
した。
麻実さんがアンドレを演じていたり、一路さん、真矢さん、朝海さん、春野さん
など私は宝塚退団後初めて見た「女優」さんが何人も「ベルばら」扮装をして
いて(当たり前ですが)今の顔と余り変わらない人、「女優」さんになって随分
変わった人など様々でした。
また、やはり最近になればなる程、役者さんの顔が垢抜け、小顔になり、足が
長くどんどんマンガ原作に近くなってみえたのも時代の流れでしょうか。

アニメは見た記憶がほぼなくて、オスカルの声が田島令子さん、アンドレが志垣
太郎さん、フェルゼンが数話を除いて野沢那智さんだったのが新鮮でした。

漫画家やイラストレーターの色紙ではオスカルにお姫様だっこされて「キャホー」
と叫ぶのだめを描いたのが秀逸でしたが、入口に花もあった福助さんの、俳優祭
でのオスカル姿の写真付きの色紙も珍品でした。
(花は指揮者のコバケンさんからも来てました)

勿論グッズ売り場も盛況でしたが、中でも「パンがないならお菓子を食べれば」の
アントワネットのセリフに因んで?「パンはないけどお菓子はあります」で
お菓子の詰め合わせがあった自虐ネタには笑いました
悩んだ挙句、「前進!」と叫んでいる大好きなポーズのクリアフォルダとトリコ
ロールの国旗を握って指揮を採るポーズのポストカードのいずれもオスカルの
アイテムを購入しました。
宝塚コーナーには来年早々「ベルばら」上演案内が出ていました。
東京公演もあるそうで、チケット取れるなら行こうかな

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「踊る大捜査線 THE MOVIE2」(海外バージョン)をテレビで見る

「ファイナル」公開に絡めて、「1」から順番に過去作を毎週土曜日にCXでオン
エアしていて先週「2」を見ました。
どこが国内版と違うっけ?と思っていましたが(スリーアミーゴスのお約束あた
りがざっくりないのは判りました)、混乱する沖田の横で(このやや男尊女卑的な
描き方が「2」最大の欠陥ですが)サクサクと物事を捌き、特に新城が、沖田の
向かうマイクを抑えるシーン、そして室井とすれ違うシーンは相変わらずしびれ
ました(笑)
やっぱり新城さん最高〜(笑)

何より改めて見たら、いつぞやの犯人逮捕で大いに話題になった、防犯カメラに
よる監視捜査問題が既に2003年の時点で(当時は「まさかそこまでは」のイメージ
でしたが)提示されていて、そこはさすが君塚さん先見の明。

しかし「2」をリアルタイムで見た時は「1」に比べて金ばっかりかけて中身が
ないな〜、と思ってましたが(苦笑)、昨日「3」を見たら、新城が出ていないの
もですが(笑)、まだ「2」の方がオリジナルの「踊る」テイストが原型を保ってい
たな〜としみじみ。

その後「真下」「室井」などスピンオフ(「室井」は新城がかっこいいのでやや
点は甘いですが、それでも「踊る」の映像化力においては、脚本を書いた君塚
さん本人より本広さんの方が本質を掴んでいた気がします)を経て「3」に至る
間に、ネットによるマーケティングを含めて「踊る」が「らしかった」手法も、
刑事ものの組織論や検察との確執などの描き方もすっかりスタンダード化して
いて、「3」の時点で同じやり方は通用しなかったと言うのは、皮肉なハナシ。
それにしても「3」はやっぱり無茶苦茶ですね。
「4」のラストで歌舞伎で言うところの「もどり」っぽさを見せ鳥飼ですが、
個人的には鳥飼のキャラクターはどうしても最後まで「踊る〜」の絵面にピシッと
はまらず(鳥飼がはまらないのか、小栗くんがはまらないのか微妙ですが)、
どうも鳥飼が出てくると居心地と言うか見ていて落ち着かなかったです。

で改めて「4」ですが、香取くんの別人顔が未だに強烈な印象で、そこはもう
一度見てもかな〜と思いますが、何しろ新城の出番があれだけではなぁ…

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2012.09.15

感想を書きづらい「アルディッティ弦楽四重奏団+野村萬斎/中川賢一〜ケージにおける日本」

13日の夜にパブリックシアターに表記のコンサートを聴きに行ってきました。

判ってはいたのですね、自身が現代音楽が苦手な事は。
ただ、萬斎さんが昨年末の「ボレロ」に続いて、西洋音楽を「囃子方」に舞うと
お聞きして、ファン根性(笑)でチケットを取りましたが、正直「非常に微妙」
で、非常に感想が書きづらい公演でした。

最初は弦楽四重奏団だけによるカーターと言うやはり現代音楽家の作品。
これは普通に?現代音楽でした。
聞いていて浮かんだのは様々な色でした。

次がピアニスト中川さんとのケージの曲。
舞台上にはピアノとチェロだけ。
あとは?と思ったら、お一人は舞台真下の下手、お一人は一階客席後方、そして
もうお一人はなんと中二階客席内にいらして、まさに「劇場ごと5.1サラウンド 」
状態。
しかもピアノの、演奏者の目の前に、何か弦にあたるような物を緩めに張った
らしい不思議な「装置」が置かれていて何だろうと思ったら、演奏中、ピアノを
鍵盤で叩くだけでなく、おそらく(ピアノ内部を見られないので想像ですが)
ピアノ線を「弦」で「弾いている」ようでした

曲については相変わらず良く判らず(苦笑)

休憩中に舞台には円形の白いマットのような物が敷かれて、奥に演奏スペース。
いよいよ萬斎さん登場。
どうやら四季を表現した曲らしく、最初の楽章?の頭には「蚊」、次が「茸」、
三楽章目の頭に「木六駄」に出てくる振りを見せての小舞でした。

判りやすいと言えば判りやすいですが、やや意味を限定してしまったようにも
感じられましたし、上記の動き以外にも、しばしば舞台で拝見する小舞のパーツを
連想させる動きがいくつかあって、「ボレロ」まで吹っ飛ばなかった分、安心して
見られはしましたが、それ故に「小舞のパッチワーク」以上には見られません
でした。
また、「三番叟」など見ていると、しばしば囃子方は動きに合わせている、と
言うより、ジャズのセッション的な感じがしますが、今回については、音楽に
非常に良く合っていた分、冒険が少なくて、「随分行儀の良い囃子方だな〜」と
感じていました。

「清盛」を見慣れてしまっているためか、次は寧ろ、「タルカス」のような、
プログレとかとコラボレーションする方が面白そうに感じたりもしました。

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2012.09.14

「九月文楽公演」(第一部/「夏祭浪花鑑」)を観る

久しぶりの文楽。
歌舞伎でもお馴染みの「夏祭浪花鑑」、何故か歌舞伎では省略される「道具屋内」が
かかるので、ほぼそれを目当てに伺いました。

「夏芝居」と言う事で、大夫さんたちの裃が涼しげな麻。
特に「泥場」では団七を語る大夫と三味線さんが揃って茶の団七柄の裃姿だった
のは粋でした。

さてまず「鳥居前」
三婦の「褌調達」の件、団七が琴浦を昆布屋にやる前の佐賀衛門を使っての
「道案内」とかは歌舞伎ならでは、でしたが、後は意外に変わらないので、判り
易かったです。
(「お鯛茶屋」をやらないので、何でお梶が徳兵衛を知っているのかが解りづらく
なりますが)

で肝心の「道具屋内」
見て判ったのは、ここをやらないで、鳥居前→三婦内と繋げて見せると、磯之丞は
単なる弱気な若旦那にしか見えないのですが、「道具屋内」では、それまで既に
散々琴浦絡みで周囲に迷惑をかけている磯さんが、名前を変えて働く道具屋で
また懲りずにお店の娘・お仲と良い仲になっているのでびっくり。
どれだけ女癖が悪いんだか。
更に義平次と番頭、仲買にあっさり騙されてにっちもさっちも行かなくなった
ところを団七に救われたのに、性懲りもなくお仲に会いに来て…(苦笑)
これは番頭らの勘違いで救われたものの、はずみで殺人を犯してしまう始末。
更に更に、上演されない次の段ではお仲と心中騒ぎを起こし、またも団七や三婦の
機転で救われ、このままだと磯之丞がお仲を拐かした事になるため、説得して
お仲を帰宅させる。

とあって三婦内なんですねぇ。
そりゃあ磯さんを「端近に出すな」と三婦が奥さんを叱るのも道理だし、琴浦が
やたらに磯之丞に焼きもちを焼いて痴話喧嘩しているのも、この件があれば納得。
(大夫の語りでもしっかりお仲の名前が出てきます)
何より「では私が磯之丞さまを玉島までお送り致しましょう」と言い出すお辰に
「あなたが美人過ぎるから頼めない」と三婦が反対するところ、ずっと三婦が
心配しすぎと思っていましたが、確かにこれだけ「実績」があると、お辰のために
これは当然の配慮と思えました。

しかしまあここまでくると、「何事も磯之丞さまのため」と義侠心を出し、果ては
義父殺しに至る団七が非常にお気の毒に思えてきました。
「夏祭」は文楽で初めて裸の人形を出した画期的演目で、人形遣いさんの技量の
みせどころ、だそうですが、やはりいかにも「人形」な手足はちょっとまだ見慣れ
ませんでした。
今回、団七は玉女さん、義平次は勘十郎さん、そして御大・簑助さんはお辰を
遣われてましたが、やはり簑助さんのお辰は登場した時の傘のさし加減、首から
肩の角度が絶妙で、明らかに他の「女性たち」と放つオーラが別格でした。
あと個人的には、勘彌さんが遣われていた磯さんの、道具屋内の算盤の弾き方と
帳面に字を書く手の形が美しく見えたのと、駕籠かきの杖を奪って叩いた団七が
逃げる駕籠かきにその棒を投げて返すところ、投げられた杖を駕籠かきの遣い手
さんがちゃんとキャッチしていた(すり替えたとしたら上手すぎ)のにびっくり
してました。

主に役者で見せる歌舞伎とストーリーをきっちり「聞かせる」文楽、同じ演目を
常に二つの手法で見られると言うのは、芸能でもなかなかレアな仕組みで、見
比べできるのは何とも贅沢で有難いハナシです。

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「のぼうの城」台本発売

最近は珍しくないのかも知れませんが、究極のネタバレ。
まあ原作がありますから、ネタバレもへったくれもありませんが(笑)

一応台本は見るまで読まないつもりで、萬斎さんと和田さんの対談を読みました。
萬斎さんに松永久秀勧める和田さん、判ってますね!
信長に対抗して名品の茶釜もろとも自爆した久秀は以前ドラマ(「天地人」か?)で
品川徹さんがなさっていたのが印象的でしたが、萬斎さんのも面白そうです。

ついでに帯の変わった文庫も購入。
何組めかな〜(笑)

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富樫は24年ぶり!

10月の演舞場は、昼夜に配役違いで「勧進帖」が上演されますが、インタビューに
よれば幸四郎さん、富樫役はなんと24年ぶりだそうです。
あれだけ「ばっかり」と思うくらい(失礼)「勧進帖」されていて、富樫が24年
ぶりとは、いかに「勧進帖ばっかり」イコール「弁慶ばっかり」かがわかります。
十月大歌舞伎
「勧進帳」

昼:団十郎・弁慶、幸四郎・富樫
夜:幸四郎・弁慶、団十郎・富樫

ちなみに義経は昼夜とも藤十郎さん。

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今日の「いいとも」に蜷川さん

最近は「お友達の輪」ゼスチャーも潔くやめたらしく(笑)昨日のゲストのくるりと
蜷川さんは面識ないようでした。

週明けに開幕の「四谷怪談」の宣伝を兼ねて、と思われますが、ロック「ミュー
ジカル」にタモリさんがどうリアクションされるのか(笑)

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大河「八重の桜」直前にテレビ東京時代劇で「白虎隊」

テレビ東京の正月恒例長時間時代劇(昔は12チャンネル→12時間でしたが今は
7チャンネルになったからか7時間)、来年正月は、北大路欣也さんが西郷頼母
役で主演の「白虎隊」だそうです。

来年の大河「八重の桜」の主人公も会津藩士の娘で、戊辰戦争が前半登場する
のを、完全に意識していると思われます

ちなみに土方歳三役で岸谷さんが、松平容保役で伊藤英明さんが共演とか。

ちなみに「八重〜」では西田敏行さんが西郷、綾野剛くんが容保役。

その「八重の桜」も鶴ヶ城でのロケが始まったようで写真が公開されましたが、
長谷川くん、「わが魂〜」の維盛役で時代もの扮装は見ている筈なのに、どうも
着物姿が今ひとつしっくりきませんがどうして?(笑)

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勝村さんと成河さんの共演舞台!

来年5月のハナシですが。
新国立劇場/中劇場/2013年5月公演
「With ─つながる演劇─」第二弾・韓国編
「アジア温泉」
作:鄭義信
演出:ソンジンショク
出演:勝村政信、成河、千葉哲也、梅沢昌代ほか日韓両国俳優

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2012.09.13

「日の浦姫物語」主要キャスト判明

主要5人のキャストだけが発表されていた11月のコクーンでの蜷川さん演出
「日の浦姫物語」のカラーチラシを漸く入手、また追加キャストが判明しました。
大竹さんと藤原くん、辻さん、立石さん、木場さん以外には、たかお鷹さん、
鳥山昌克さん、赤司まり子さん、原康義さん、星智也くん、そしてネクスト
シアターでも活躍の手打隆盛さん。

粗筋を見ると平安時代の物語のようで、スタッフには所作指導の花柳先生に加え、
邦楽指導に田中傳左衛門さんの名前が。

たかおさんや原さんはともかく、星くんや手打くんがあの長身、あの彫りの深い
顔立ちで時代ものと言うのがどうなるのか、ちょっと想像がつきづらいですが…

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菊五郎丈、おじいちゃんになる。

寺島しのぶさんとローラン・グナシアさん夫妻にご長男が生まれたと言うニュース。
眞秀(まほろ)くんと名付けられたそうで、将来は日仏の血を引く歌舞伎役者?と
今から話題になっているようです。

思えば、彼の存在のおかげ?で寺島さん出演予定舞台が朗読公演「宮澤賢治が
伝えたかったこと」開催に切り替わり、おかげで段田さんと小泉さん/麻実さん/
白石さんと萬斎さんとの「注文の多い料理店」を聞けたのでした。

ともあれ、菊五郎さんもいよいよおじいちゃま、なんですねぇ…

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2012.09.10

年に一回は起きる?

去年は確か、六本木でやんちゃした御曹司の復帰公演の会員先行発売開始日に
数時間にわたり落ちたチケット松竹サーバーがまた昨日数時間にわたってダウン
するトラブルが発生しました。

今回は高麗屋の御曹司が怪我で出演を発売前に断念した十月歌舞伎の会員先行
発売日。

実は昨日は所用で、10時はチケット取りに参戦できない状態だったので、良席は
無理かと諦めていたのですが、メンテナンスが終了し、発売を開始したのが午後に
繰り下がったため、割合に開始から間もなくチケット取りが出来て、結果的には
まずまず希望の席を押さえられたのですが、それにしても1年に1回ずつ落ちる
サーバーって正直脆弱じゃないでしょうか。

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「平清盛」第35回

だいたい清盛がらみの話で登場するのは、妻・時子、義弟・時忠、長男・重盛、
そして悲劇の武将(歌舞伎の影響大ですが)四男・知盛くらいですから、今回の
ように頼盛がクローズアップされているのは稀ではないでしょうか。
実際私も丁度正月明けに見た「下谷万年町物語」に出ていた爽やかな少年を演じて
いた役者さんが「清盛」にも出ている、と知って興味を持たなかったら、演じる
西島くんも勿論頼盛自身も知らず、注目もしなかったと思います。

今回平家側は、その頼盛の苦悩を伏線に展開していましたが、目覚ましい展開を
見せたのは雌伏20年近くになる源氏方。
遠藤憲一さん演じる時政が杏さん演じる政子のお転婆ぶりに閉口するあたりは
コメディかと思うくらいだし、杏さんはガタイのでかい「じゃりんこチェ」。
政子にとっては頼朝くんもイノシシと大差ない「獲物の一つ」扱いで(笑)、一つ
間違うと、頼朝背負ってパパに「確保!」とか言っちゃいそうで大笑いしました。
そしてラストにいよいよ平家繁栄にとどめを刺す、最強の刺客・遮那王義経が
平泉の地で「棲息」しているのを確認。

今回の流れでは清盛の判断は絶対なため、「義経」のように重盛が清盛の無謀さに
釘を刺す、良心の役割と言うポジショニングが全くないのですが(勝村さん重盛は
素敵でした)確かそろそろ重盛くんに病気フラグが立つ頃で(笑) 窪田くん重盛の
活躍がないままになりそうなのが残念です。

既に「位人身を極めた」清盛をあと3ヶ月どう描いてどう着地させるのか、キャラ
クターばかりが先行して、話が迷走気味なのが気になります

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予告編、予告編、予告編、そして予告編

久しぶりにテレビで「陰陽師」を見た翌日に映画館に「踊る〜」を見に行ったら
主演の萬斎さんの映画主演作「のぼうの城」と、共演の伊藤くん主演の「悪の
教典」、さらに監督の滝田さんの最新作「天地明察」の予告編が次々流れて、
思わず笑ってしまいました。

そして留めが、初遭遇、ダニエル・クレイグさま「007」最新作となる「スカイ
フォール」の予告編が!
制作会社の経営危機で一旦は制作中止になっていたのと前作「慰めの報酬」が
ほぼ「カジノロワイヤル」の後日談に終始してしまっていただけに、Mも活躍する
らしい今作には期待大です。

西川美和監督の最新作も気になるし、この秋〜冬は映画館に行く回数が頻繁に
なりそうです。

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2012.09.09

「踊る大捜査線 THE FINAL〜新たなる希望」を見る

ぽっかり時間ができて、水曜日も14日(TOHO系は1000円)も待てず、前売り買わ
ずに久しぶりに「当日一般料金」で見てきてしまいました。

地元シネコンは一番大きなスクリーンでの上映でしたが、半分以上は入っていた
かな。
いつも「大丈夫か、この入りで」と心配になる(おかげでいつもギリギリでも
良い席で見られる)地元シネコンにしては活況で、さすが東宝有数のヒットコン
テンツです。

正直「3」の余りの下らなさにガッカリし、今作も多分自己模倣に陥ってしまう
のだろうと、然程期待はしてなかったのですが、ラストをスクリーンで見ないのも
ケリが付かないかと見に行きましたが、覚悟したほどは?酷くなくてまずまず
でした。

特にオープニングは、絶対そうだろうと思った、スカイツリー舐めの空撮から
始まり、これまでのタイトルや役者の顔や名場面の写真が次々とコラージュされて
実に「らしかった」し、やっぱり赤く縁取られ、真ん中が盛り上がった白文字の
「踊る大捜査線」の文字があのテーマ曲に乗せてガンっと登場するタイトルは
何度見てもまさに「心踊り」ました。

肝心の事件の展開がもたついたのにはイライラしましたし(そもそも鳥飼が
「事件」関係者である事に誰も気づかないなんてあり得ない)、警察の人間
ドラマを描いてきた「踊る」がラストに敢えて「警察内部の犯罪」を取り上げた
のは、これまでにない視点で新鮮でした。

勿論過去作リンクは多数。
例えば鳥飼の「捜査は捜査一課だけで行う、所轄は待機、捜査会議は行わず報告は
文書で行う」は「歳末スペシャル」の新城登場早々の「名セリフ」の再現でしたし
すみれが署を去る後ろ姿は和久さんのそれですし、あっちにもこっちにも「懐か
しいシチュエーション」満載でした。

また冒頭の「唐揚げ屋」撤収時のすみれの「皆さまに愛されて」もファイナルを
意識していて実に「ファイナル」らしいちゃ、らしいテイストながら、ギリギリ
ノスタルジー一色に陥っていなかったのは良かったです。

まあ室井さんも青島一人走らせてないで皆を動かせば、とか、刑事の退職に引き
継ぎもしないで良いのかよ、とか、更には結局すみれさんは警察止めないのか、
とか相変わらずツッコミどころ満載でしたが、「3」ほどはハナシが破綻して
なかったのが何より(笑)。
個人的にはラスト5分までチラリとも新城が登場しなかったのが最大の不満で(笑)
湾岸署で苦戦する室井に何らかの「飛び道具」を携えて援護射撃に登場するか、
或いは辞職させられた池神(津嘉山さん相変わらず渋い!)と安住(大和田さん
全然変わらない!)の後釜に、新城と沖田が一足とびに就任して、とか、シチュ
エーションが危機に昼する度に期待してたのですが、遂にラスト直前まで出て
来なかった(笑)

小栗くんは「3」以上にキーマンで、ラストに「骨を切らせて肉を断つ」的な
自爆を見せて単なる冷徹管理官でない気配を見せましたが、何かもう一つすっきり
せず。
ただし、小栗くんはかなり気合いが入っていて、ひょっとして今後別の作品で
また本広監督と組んだりしそう。
ゲスト出演では何と言っても大杉漣さん。
これまで以上に「怖い」「冷酷」なキャラクターは強烈でした。
更に香取くん。
最初登場した(顔半分)から暫くは、全然誰だか判らないくらい別人でした。

エンドクレジットがもうちょっと何か仕掛けがあるのかと思ったのが意外にあっ
さりでした。
(お客さんが皆、なかなか席を立たなかったのは同じ気持だったかも)

ひょっとしたらもう一度新城は最後まで出ないのを判った上で見るかも。
次回はできれば1000円で

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姿を現した、新しい歌舞伎座

姿を現した、新しい歌舞伎座

姿を現した、新しい歌舞伎座

暗くて解りづらいですが、工事中の新しい歌舞伎座に以前と同じ、白壁に
唐破風屋根が乗った外観が出現しました。
いよいよ来年に迫ったリニューアルオープンが今から楽しみです

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2012.09.08

「負けて、勝つ」(第一回)→久しぶりの「陰陽師」

いや〜、「負けて、勝つ」では予想以上の活躍?でした、萬斎さん。
今井さん、篠井さん、大鷹さんと、舞台共演の役者さんが月々登場して、どうも
そちらに目が行ってしまいましたが(苦笑)
特に「次の首相は誰に?」と今井さん、「幣原さんでは?」と萬斎さん、
「いや、あの方はご高齢で」と大鷹さんとそろったところでは、お互いに
「『国盗人』で共演させていただいて」「(多分今度というタイミング)『薮原
検校』ではよろしく」とか3人で言っていたんじゃないかととか勝手に妄想
してました(笑)

更に次々「元首相」のお子様時代が登場されたり、同じ狂言界の方がお出になら
れたりと、ストーリーは勿論、様々な仕掛けであっという間の75分でした。
坂元さん本当に最近絶好調ですね
(「Mother」に続いて松雪さんご出演)

ドラマが終わって直ぐに「陰陽師」に切り替えましたが、こちらは「鉄輪」真っ
最中。
やっぱり10年近く前ともなると、皆さんお若いですねぇ…
最近ならもう自ら立ち向かって全て破壊し救ってしまいそうな伊藤くんもまだ
華奢だし(笑)、当時は凄いと思ったVFXや特殊メイクも今見るとまだまだ。
(「清盛」の崇徳さんの生成など、びっくりするほどナチュラル?でした)

しかしCMが挟まるのはねぇ…

もう一度「負けて、勝つ」今度は録画を見るかな。

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「秀山祭九月大歌舞伎」(夜の部/「桔梗旗揚」)を観る

気がつけば最近の演舞場は夜の部の開演が16時。
ほぼ暑さ真っ盛りの時間帯に劇場に向かうのはかなりシンドい。
しかも劇場内は一般、エアコンがガンガン効くので(現時点、除・宝生能楽堂)
本当に体調管理が難しいです。
で「秀山祭」夜の部は「時今也桔梗旗揚」と「道成寺」

「道成寺」はやはりご遠慮申し上げ、「桔梗旗揚」のみ拝見しましたが、昼の部に
劣らぬ緊張感に満ち満ちた舞台で、一演目でもう満腹の満足度でした。

予定では春永は染五郎さんでしたが、代役は歌六さん。
しかし昼に同じく勿論代役の方が大先輩。

最近は比較的「爺」「老臣」役が多めの歌六さんですが、そこは歌舞伎界のマルチ
俳優、まるで芳年の浮世絵から抜け出してきたような憎々しげな春永で、吉右衛門
さん演じる光秀とガップリ四つの火花散る大芝居。

特に「馬盥」はセリフ劇だけに、役者によっては大睡眠大会になるところ(まあ
実際今日も私の両脇は舟を漕ぎまくっていましたが)ですが、私には寝ている間も
ないほど面白かったです。
「饗応」「馬盥」「連歌」共に幕切れの吉右衛門さんの見得がバリっと決まって
いや本当に吉右衛門さんの舞台を生で見られるシアワセを堪能いたしました。

芝雀さん、魁春さん、又五郎さん、錦之助さん、ラストにちらっと梅玉さんと

昼同様に脇も役者が揃って、染五郎さんのチャレンジを拝見できなかったのは
残念と言えば残念ですが、まだこの先染五郎さんの舞台は随分拝見できる可能性が
ありますし、又の機会を楽しみとします。

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「野村狂言座」を観る

宝生能楽堂に着いたらやたら暑い。
見所は尚更で、あちこちで扇子がパタパタ。
どうしたかのと思ったら、今回から行われる事になった解説で萬斎さんがおっ
しゃるには「エアコンの不調」だとか。
まあ宝生は随分建物にも年期が入ってますから、この夏の酷使に耐えかねたの
かも知れませんが、能みたいに長い演目上演する場所なのに、見所は勿論、演者は
体調(年配の方も多いのに)大丈夫なのか…

そんな訳で萬斎さんの解説からです。
まだ髪は結構短くて、その短い髪に紋付き袴の組み合わせにこちらが慣れない
ので、何となく不思議。

解説は開演時間について早も希望、遅め希望と両論あって、その折衷案として
始めたと言うような事情もあるのだそうですが、解説が最初にあるなら聞きたい
のはヤマヤマで、実質、解説開始時間が開演時間として繰り上がったようなもの、
な感じはします。

語句解説はリーフレットに任せ、今回は主に「年齢習い」について。

「年齢習い」は一定の年齢に達して初めて手がけるべき、と言う「約束」のある
お役の事だそう。
あとはさらりと演目の説明があって(「縄綯」の女性の悪口シーンについてなど)
15分ちょっとオーバーで最初の演目へ

「秀句傘」
この曲、てっきり「しゅうくがさ」と読むと思っていましたが「しゅうくからかさ」と
読むのですね。
石田さんが秀句を解さない生真面目な大名、月崎さんが太郎冠者、元は傘貼りで
「秀句の先生」が中村くん。
中村くん、すっかりオトナになって、傘を肩に登場する姿が(髪の形にもよる
のか)どことなく萬斎さん似。
しかし解説リーフレットを読んでも、なかなか「傘」に因む秀句と判らないのが
現代人にはツラいところ。
更にこの暑さの中、服をみな「先生」にあげてしまった大名が、「秀句とは寒い
ものじゃな」と呟くラストは、何だか皮肉か、強烈なやせ我慢かに見えました。

セリフ中心なので暑くてちょっと観る方の集中力が欠けて、演者の皆さまには
申し訳ない感じですがこう言う時に限って次もセリフで聞かせる万作さんシテの
「縄綯」

見所の扇子パタパタ率は更に上がり、私も椅子に掛けられた白いカバーが背中に
貼り付くようだし、喉は渇くしで、演者の皆さまには申し訳ないながら、珍しく
上演中に水分補給させていただきました。スミマセン…

それにしても万作さんの太郎冠者、確かに「博治ドノのお内儀」の悪口は度を
越してますが、博打に弱い主を心配し、止めたがよろしゅうございましょうと
意見しているのに、主に「珍しく博打に勝ったから戻ってこい」と言われれば
本当に嬉しそうで、心から主が好きなんだなぁと言うのが伝わってきます。
その反動もあって「博治ドノのとこはホントにひどかったんですからね〜」と
実際以上に悪口バナシが誇張されているのだなと判るようになっていました。

以前に茂山家の千作翁の「縄綯」を拝見した事がありましたが、こちらも悪口が
言いたいと言うより「太郎冠者嫌な思いをさせてホントにゴメンね」と主に同情の
声をかけて欲しさにやっている感じがしていて、逆に若い太郎冠者では確かに
単に悪口を言っているようにしか聞こえない可能性が高いかもと思いました。

休憩には皆さんどっとロビーへ(ロビーの方が少しはまし)

休憩後が最近はなかなか掛からないと言う「三人片輪」
ハンディキャップを持つ人を雇用しようと言う有徳人の意図は全く報われず、
博打ですっからかん(「縄綯」に続いてまた博打好き登場)の三人が「ふりを
して」雇用される悪巧み。
最後は結局酒好き揃って宴会となり、主が戻って…のお約束。

博打打ちチームは先に銭倉を開けてから酒宴にすればいいものを、先に飲み、
かつうっかり興に乗って舞ったりするようなメンバーですから、博打に勝てる
訳がありませんね。

主の役は岡くんで、声が良く、またきびきびした動きがさわやか。
萬斎さん、深田さん、高野さんが「ふりをする」博打打ちメンバーで、見事な
小舞を見せていただきましたが、それにしても暑かったと言う印象が強烈過ぎな
会でした。
いつ修理が入るのか、せめて冷風機とか準備するとかしないと、直に体調不良の
観客(演者も心配)が出そうな一夜でした。

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通信会社系プロバイダのメールに障害?

サポートには「復旧済み」とあるが、メールが使えない。
Webから行ってもタイムアウトってどう言う事?

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2012.09.07

「秀山祭九月大歌舞伎」(昼の部)を観る

染五郎さん休演で一部配役が変更になった「秀山祭」
見取り狂言の場合、一部は三演目での構成が多いのですが、今月はじっくり見せる
ためか、昼夜とも二演目構成でした
(そのため昼の部は休憩が40分と長かった)

昼の部は「寺子屋」と「河内山」で、まずは「寺子屋」
染五郎さんにはまだ「挑戦」と言える部類の配役と思っていた松王には、予定では
源蔵として若い松王をがっちり受け止める役割だった筈の吉右衛門さんが代役に。
まあ染五郎さんには申し訳ないけれど、正直、こちらの方が安心して見られた
ような…。
吉右衛門の代わりに源蔵を演じた梅玉さんはじめ、福助さんの千代(非常に殊勝で
楷書の芸)芝雀さんの戸浪、又五郎さんの玄番と言う配役は重厚さを産み、全員
過不足なし。
また今回「源蔵戻り」の前に「寺入り」を付けた事で、千代の存在感と悲しみ、
また実は両親から「人生最大」のミッションを与えられた小太郎くんの健気さを
印象づけられた気がしました。

また「寺入り」では涎くりがあんなに大活躍するとは知りませんでした。
戸浪には叱られて罰に右手に火の点いた線香、左手に茶碗を持って文机の上に
立たされる、親切にしてくれた千代を「おばちゃん」扱いする、最後には千代の
下男相手に「おうむ」をして見せる大活躍。
今回、若い種太郎くんが演じていましたが、女形の風情とか、なかなか達者な
役者さんでした。

休憩挟んで「河内山」
勤厳実直なキャラクターが得意な吉右衛門にしては珍しい、小ずるい、かつ痛快な
宗俊を楽しそうに演じていらっしゃいました。
ただ、毎回松江侯とのやりとりの場面は誰がやっても寝てしまうところ。
今回も流石の吉右衛門さんの河内山でもダメで、気がついたらオルゴールが鳴って
ました(苦笑)
ラストの「馬鹿め」が聞けたから良しとしますが、それにしても…

梅玉さんの松江侯、米吉さんの浪路、錦之助さんの宮崎数馬、又五郎さんな高木
小左衛門と役者も揃って気持よく打ち出されました。

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2012.09.06

「はなまる〜」に大竹しのぶさん(4日)と勝村政信さん(6日)

大竹さんは舞台「ふくすけ」の大阪公演と下旬のソロコンサートの宣伝をさりげ
なくされてましたが恒例の「写真」の中に、5月にパブリックシアターで上演
した「宮澤賢治の伝えたいこと」な台本が「印象深い舞台」として紹介されて
いました。
初冬には藤原くんとの共演「日の浦姫物語」があるし、相変わらずパワフルな
大竹さんです。

一方今日のゲストだった勝村さん。
娘さんの話と20数年出演している「正露丸」CM話、更に「ボクの四谷怪談」舞台の
稽古風景、蜷川さんから若手俳優のサポートには感謝されながらも「今回の役は
もうちょっと頑張ってください」との映像メッセージが。

蜷川さんてこう言う映像メッセージ取材に本当にこまめにに応じていらっしゃい
ますね〜。

勝村さん曰く「着地点がない」戯曲だそうで、これは観るのもかなり頭を柔軟に
していかないと「わからん」で終わってしまいそう。
そう言えば稽古風景映像に蜷川芝居では神父さまや老貴族役などでしっかり若い
主役を支えている青山達三さんが映っていました。
先日さいたまに「トロイラス〜」2回目を見に行った時に客席にいらっしゃった
のをお見かけした時に「あ、珍しく蜷川さんのシェイクスピアに出演されてない」
と思ったのでしたが、こちらにご出演だったのですね。

「〜四谷怪談」は月末に観劇予定。

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「100分で名著」でチェーホフの「かもめ」

これまででは「源氏物語」やカフカの「変身」のシリーズが非常に面白かった
NHK教育のソフト教養番組「100分で名著」、今月はチェーホフの「かもめ」を
採り上げていました。
そうしたらなんと!ナレーションが「さいたまネクストシアター」の川口覚くん!
「ハムレット」のタイトルロール、「じゃじゃ馬〜」や「シンベリン」にも
出演の最近大注目の俳優さんですが、今回はトレープレフ役で画面にも登場。
やはり田辺誠一さんに似てますね。温度はぐんと高いですが。
戯曲と言う事で他に小澤征悦さん、小島聖さん、岸井ゆきのさんが出演。
トークもいつものスタジオから演劇の町・下北沢にある劇場で行われていて、
今後が楽しみです。

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2012.09.05

11月国立劇場公演の染五郎さん代役発表

新橋演舞場(松竹)より僅かに遅れて、国立劇場が11月公演「通し狂言 浮世柄
比翼稲妻」に出演予定だった染五郎さんの代役を発表しました。
予定されていた二役は、名古屋山三を中村錦之助さん、白井権八を市川高麗蔵
さん務めるとのこと。

「比翼塚」は通しを見たことがないので元々行くつもりでしたが、錦之助さん
山三を拝見できる楽しみが(染五郎さんには申し訳
ないですが)増えました。
それにしても丸々3ヶ月休演が早々発表と言う事は、やはり決して軽傷では
なかったのでしょうね。

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2012.09.04

F1ベルギーGP決勝

小林がバトンに続くタイムで最前列の一角を占めた週末、久しぶりに気合いを
入れてリアルタイムにベルギーGP決勝を見ましたが、結局はスタート直後の第一
コーナーで全ては決しました。

まあグロージャンやらマルドナドやら、「最近の若いモン」は周りに他車がいる
事を知らないのではありますまいか(笑)

結局クラッシュに巻き込まれずに先行したか、逆に後方で上手く事故を避けられた
車は大丈夫でしたが、チャンピオンシップのかかるメンバーが含まれていた中段
グループがまとめてアウトでスタートが遅れた小林も後方車が「天から降って」
きて万事休す。
キミが何とか表彰台に乗れたのは良かったですが、得意なスパだったし、上手く
行けば復帰後初優勝もあり得た気もしてちょっと残念。

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「踊る〜」テレビスペシャル

映画はこれを見てないと判らないぞ、と言う仕掛けだと言うので、見るは見まし
たが、とても見るに耐えず、途中から3倍速で画像だけ見て済ませました。

(セリフ聞かないでも楽勝判ってしまいました。良いのか悪いのか、多分悪いん
ですよね(苦笑)

馬鹿馬鹿しい一見事件とは無関係、と思われるものが後から関係してくるとか、
お約束の音楽にお約束の会議室、お約束の車列とか、かつては「リンク」と
楽しんでいたものですが、殆どが自己模倣、過去作品の壮大なパッチワークに
見えてしまいました。

映画版には「ラスト」と言うプレミアムが付くので、もう少し感慨も湧くかも
知れませんが、「2」までの(少なくとも。個人的には最大見積もって「真下」
までの)盛り上がりはどこへ行ったのか。

当初は目新しかった「踊る〜」が目標とされ、いつかスタンダード化された時に
その斬新と思われていたものが古風に見えたのか。

とは言いながら、筧さんの「新城」のラストを見届けに一度は見に行きますが。

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染五郎さん11月公演まで休演発表

今月の「秀山祭」休演の染五郎さんですが、来月の新橋演舞場「芸術祭十月大
歌舞伎」と、11月の国立劇場の通し狂言「浮世柄比翼稲妻」も休演が発表になり
ました。

演舞場は代役が既に決定、昼の部「国性爺合戦」甘輝は梅玉さん、「勧進帳」の
源義経は藤十郎さん、夜の部の「曽我綉侠御所染」御所五郎蔵も梅玉さん。

11月の名古屋山三・白井権八の代役は未定。

しかし梅玉さんの五郎蔵はかなり珍しいのでは?

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猿之助さん主演で「助太刀屋助六」舞台化

12月のテアトル銀座で、「助太刀屋助六」が猿之助さん主演で舞台化されるそう
です

「助太刀屋〜」は2005年に亡くなった岡本喜八監督の最後の作品
(真田広之さん主演)
演出は歌舞伎の新作を書き下ろしたこともあるG2さんで、共演は朝海ひかるさん、
吉沢悠さん、鶴見辰吾さんなど
しかし12月公演と言っても15日から24日までは短すぎ(苦笑)

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「負けて、勝つ」公式サイト

やっと特集ページが動き出しました。
配役の中で今まで発表されていなかった昭和天皇役として、大藏流狂言方の
大藏千太郎さんが新たに加わりました。
大藏家は詳しくないのですが、どうやら現当主・彌太郎師の長男が千太郎さんで
次男が以前ロッテのコマーシャルやドラマ「白洲二郎」に出演された基誠さん、
彌太郎師の弟の吉次郎師の長男が、「坂の上の雲」に河東碧梧桐役で出演されて
いた教義さんだそうです。
同じ大藏流でも露出の多い茂山家に比べるとやや地味ですが、皆さん涼やかな
日本男子ですね

特集ページには丁度上下に並んで千太郎さんと萬斎さん。

先日怪我をされた染五郎さんも映画「天地明察」や来年の大河出演が決まって
いますし、猿之助さんの活躍は言うまでもなく、今30〜40代の伝芸役者さんは
ジャンルを越えて引っ張りだこですね。

そう言えば予告編でちらっと映っていた今井朋彦さんは、東久邇宮稔彦役での
ご出演の情報を頂きました。
これで鋼太郎さんや大森博史さん、秋山菜津子さんでもご出演されたら「世田谷
パブリックシアターシェイクスピア祭」(萬斎さんファンにしか判らないか)
状態です。

いよいよ週末オンエア。

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2012.09.03

「平清盛」第34回

スタッフ、キャストの日替わり夏休みのためのプチ総集編?かと疑いたくなる、
意味の薄い回想(なのに新撮?)回でした。

正直、ラストの勇ましい杏・政子の登場シーン以外全く画面に惹き付けられず。

これまで低視聴率など気にせず見てきましたが、今回ばかりはガッカリ。

もう平家なぞさっさと滅亡すればとうっかり思ってしまったくらい。

なんだかなぁ

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「アテルイ」がNHKでスペシャルドラマ化

来年1月からのBS時代劇枠は4回連続で「アテルイ伝」がオンエアされると発表
されました。
主演は大沢たかおさん。

アテルイと言うと同名の新感線舞台を連想しますが、ドラマ版はどうなりますか。
NHKの古代ドラマはこれまでに3作オンエアされていて毎回豪華な顔ぶれが揃い
ますが、(「聖徳太子」
主演・本木雅弘さん、「大化改新」小栗旬さん、岡田
准一さん&緒形拳さん、「大仏開眼」吉岡秀隆さん、高橋克美さん&市川猿之助
さん)、今回、アテルイと対決することになる坂上田村麻呂はどなたになるので
しょうか

「火怨・北の英雄 アテルイ伝」(全4回)
2013年1月からBSプレミアム(全4回)
同3月 NHK総合(全2回)放送予定

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2012.09.02

3番組重なる…

この週末からいよいよ萬斎さんご出演の『負けて、勝つ』が始まりますが、真裏で
オンエアされるのが同日公開の「踊る大捜査線 THE MOVIE2 海外バージョン」。
これだけでも手強い?のに、更にBS朝日では、多分同じ監督の新作「天地明察」が
15日に公開になるのに関連してと思われる「陰陽師」がオンエアされる模様。

W録までは何とかなりますが、さすがに3番組同時録画は無理。
「陰陽師」見ながら残り2番組録画かな。

しかし「陰陽師」も制作からもう10年以上経つのですね〜。

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十一月顔見世歌舞伎の演目

松嶋屋さんと音羽屋さんのジョイント公演て珍しいような気がしますが、そう
でもない?

夜の部の「四千両小判梅葉」は「しせんりょうこばんのうめのは」と読むそう
ですが、所謂「遠い曲」でしょうか

しかしもう顔見世のシーズンなんですねぇ…

「新橋演舞場吉例顔見世大歌舞伎」
11/1(木)〜25(日)
昼の部
「双蝶々曲輪日記〜井筒屋/難波裏/引窓」
南与兵衛後に南方十次兵衛:仁左衛門、藤屋都後に女房お早:時蔵
山崎屋与五郎:扇雀、母お幸:竹三郎、放駒長吉:翫雀、濡髪長五郎:左團次

「人情噺文七元結」
左官長兵衛:菊五郎、女房お兼:時蔵、手代文七:菊之助、角海老藤助:團蔵
鳶頭伊兵衛:松緑、和泉屋清兵衛:東蔵、角海老女将お駒:魁春

夜の部
「一谷嫩軍記〜熊谷陣屋」熊谷直実:仁左衛門、白毫弥陀六:左團次、
相模:魁春、藤の方:秀太郎源義経:梅玉

「中幕・汐汲」
蜑女苅藻:藤十郎、此兵衛:翫雀

「四千両小判梅葉〜四谷見附より牢内言渡しまで」
野州無宿富蔵:菊五郎、女房おさよ:時蔵、浅草無宿才次郎:松緑
寺島無宿長太郎:菊之助、うどん屋六兵衛:東蔵、浜田左内:彦三郎
牢名主松島奥五郎:左團次、藤岡藤十郎:梅玉

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2012.09.01

土曜スタジオパークで「負けて、勝つ」番宣。

今日の「土曜スタジオパーク」で来週からスタートの『負けて、勝つ』番宣が
ちらっと流れました。

10分の特集番宣とは違う予告編っぽい映像が流れて、萬斎さんのこれまでのとは
違うショットがちらっと写りました。

そう言えば、10分番宣に今井朋彦さんが映っていましたが、どなたの役でしょう。

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筧さん新ドラマは現代版「じゃじゃ馬馴らし」?

筧さん久しぶりに連続ドラマご出演、しかも最近「はつ恋」とか「恋愛検定」
など「らしからぬ」作品が目立つNHK。

主演はミムラさんで、冴えない女性が謎の男性(これが筧さん)によって「変身」
するとかな内容。
ネットニュース記事には「現代版『マイ・フェア・レディ』」とありましたが
文章を読む感じでは、ひょっとしてどちらかと言うと、蜷川さんの舞台もやった
「じゃじゃ馬馴らし」に近いような気も。
かなり型破りなテーマなだけに、大コケか、隠れた(既に?)意欲作か、ちょっと
予想もつきません。

「恋するハエ女」
火曜22:55〜
11月6日スタート

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「オペラ座の怪人」を観る

電通四季劇場「海」

映画は見ました、WOWOWでリピートオンエアのイギリスでの25年記念公演映像も
見てますが、実は四季版観るのは初めて。
四季は正直未だに苦手ですが、映画版を見た時に「やっぱりシャンデリアがスク
リーンの向こうにあるもどかしい」と痛感して、四季芝居は相変わらず苦手ですが
現時点で四季以外に上演権はなさそうだし、機会があったら見ようかと長く思って
いました。
今回偶然土日に残席有り情報を入手して、一番安い席ですが、初めて生を見て
きました。

キャストには全く予備知識はないので、誰と狙って行ったのてはありませんから
レギュラー度がどれくらいか良くわかりませんが、怪人役は佐野正幸さん、
ラウルは鈴木涼太さん、クリスティーヌは高木美果さんでした。

二階席後方でしたが、傾斜がかなりついているので見やすく(赤坂ACTっぽい)
また何しろシャンデリアは目線高さ、シャンデリアの後ろの天井裏?からも怪人が
登場するし、舞台奥までたっぷり使うので、見下ろす席で正解でした。

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「国立能楽堂企画公演〜狂言・落語・講談」を観る(聞く)

国立能楽堂

約1ヶ月半ぶりに萬斎さん舞台。勿論「ご本業」。
失礼ながら髪の毛がどれくらい伸びたかも気になってました(笑)

今回は夏休みスペシャルで、能楽堂の舞台で狂言と一緒にかかるのが能ではなく
講談と落語と言う特別企画。
落語は以前に新宿の演芸場と、萬斎さんが落語とコラボした横浜の企画で生で
聞いた事がありましたが、講談は全く初めてでした。

能楽堂に目附柱に正対して二畳台が置かれ、上に座布団と机?が置かれてまず
講談「梅若丸」
講談と言うと戦記物や「森の石松」みたいなのを勇ましくナレーター的に語る
ものと思っていたので、能「隅田川」を題材にしていたことと「舟が出ます〜」
「お待ちください〜」とか普通の会話を講談師が語るのを聞いて、正直落語との
違いは泣かすかオチを付けるかの差だけなのかなぁと疑問を感じました。
(語られた方が「講談師見てきた様な〜」と例えられるほどには、立て板に水、
ではなかったし)

次の落語はチラシも館内に掲出のタイムスケジュールにも演目がなく、帰りに
『「子別れ」でした』とクラシックのアンコールみたいな張り紙が出ましたが、
落語って毎回演目は当日まで判らないのでしょうか?
話は面白かったですが、落語は基本江戸時代が舞台かと思っていたので、「鉛筆」
とか「遠足」とか言う単語が不思議でした。

で最後が狂言「六人僧」
前にもホール狂言で見た気がしますが、今回の方が随分面白かったです。
私と逆で、落語、講談ファンの方で狂言をご覧になる方も結構いらしたのか、
名前を役者名で呼ぶのが新鮮なようで(男性役3人が全員本人名の演目だった
せいもあります)いつも以上に「萬斎どの」「幸雄どの」「博治どの」で笑いが
起きていました。
注目の?萬斎さん髪型ですが、五分からはかなり伸びましたが、横をやや刈り
上げたのか、ちょっと不思議な感じでした。
ハナシが途中で出家させられる役で、白い頭巾を被るのですが(そう言えば昨日の
萬斎さん朝日新聞エッセイは頭巾ハナシでした)、元から既に五分刈りに文字
通り「毛が生えた」程度なので、普段の髪に比べたら「そのままでも十分『出家』
してますよ」と思いながら見ていました。

9月に入ってやっと本格的に能狂言公演が増えて来るので楽しみです。

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「薄桜記」の不思議な配役

時代劇としては明らかに大河より手堅い(笑)BS時代劇。
今は山本耕史さん主演で「薄桜記」がオンエア中。
この話、「忠臣蔵外伝」的な物語で、先週丁度「刃傷」だったのですが、長塚
さん演じる吉良さんは随分前から登場していたのに、もう一方の当事者・
浅野さんが登場しないと思っていたら、何と刃傷シーンは浅野の「カァ〜ッ」と
目を見開いたアップのみで終わりました
しかもアップ過ぎて(笑)誰が演じているのか全然判らなかったのですが、
エンドクレジットを見たら「春日俊彰」の文字。
春日俊彰って誰?「恵俊彰さん」なら「毛利元就」に毛利三兄弟の一人として
時代劇に出演された実績もあるけれど、と思ったら、なんと「春日です!」の
オードリーの春日さんの事だったのでした。
(と判ってもそうか!と納得はできかなかったけど)
どう言う狙いかな〜と思っていたら、今週、またまた不思議な配役。

浅野の正室・阿久利どのが映ってまた「?」
この面長の顔、見たことあるけど、ともさかりえさんは別の役で出ているし。
誰だっけ??
思わず録画再生途中でエンドクレジットを先に見てしまいましたが、なんと主に
ラジオで活躍するアナウンサーの小島慶子さんでした。
話題ツクリでもなさそうだし、何か不思議不思議。

その代わりに?周辺は超堅実で、吉良家家老・小林平八郎は矢島健一さん、主人
公の叔父は徳井優さん、吉良家中の左右田孫兵衞は山本龍二さん、斉藤宮内が
酒向芳さんと舞台俳優さんが並び、浅野方では片岡源五右衞門が木下規介さん、
筒井監物が木下ほうかさん、あとは堀部パパが津川雅彦さんなどご出演。

以降の展開はまだ不明、なうちにあと2回くらいで最終回。

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「トッカン」に及川さん出演

今週のラストで北村くん演じる鏡トッカンが突然腹部を刺される怪我を負った
のは、来週分ひょっとして何か「オトナの事情」でお休みの前振りか。
その代わりでもないでしょうが、次回予告に登場したのが、及川光博さん演じる
弁護士。
鏡を知っている様子で、これはラストに向けて、トッカン最大の事案が発生し
鏡と「及川」弁護士対決か。
前半に何も布石なくいきなり登場でびっくりですが、背広姿の及川さんは
どうやっても「神戸」にしか見えないのが辛いところかな。

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