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2012.11.29

「野村狂言座」理由不明のイレギュラー休憩中

野村狂言座来場中。

裕基くんの可愛い山伏による「柿山伏」、萬斎さん演じる妻の教養の高さに石田
さん演じる夫が態度を改める、「箕被」、休憩を挟んで三宅右近家による珍しい
「不腹立」とスムーズにきていよいよお目当て12年ぶりの「木実争」と思ったら
いきなり「ここで20分の休憩」アナウンス。

囃子方も一番忙しい萬斎さんも既にお出になっている以上、どなたかの到着待ち
でもないかと思いますし、舞台照明もセットも不要の狂言舞台、何か舞台裏で
ハプニングでもあったのか…?説明ないため再開待ちです

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「井上ひさし77フェスティバル」特製チケットホルダー

今年1年で井上ひさしさんの8作品を上演するシリーズ「77フェスティバル」
半分に当たる4作品を見て半券を持参すると、特製チケットホルダーがもらえる
企画があったのですが、やっと頂いてきました。

結局私が見たのは「11ぴきのネコ」「乃木大将」「藪原検校」、そして公演中の
「日の浦姫」。
「藪原」だけで4回以上は見たのですが(笑)、それはダメなようでした。

これまでの半券が必要なのを思い出してこれまでの観劇ファイルをひっくり返して
3枚持参しましたが、まさにこう言う時こそチケットホルダーが必要でした。
チケットホルダーは歌舞伎の定式幕のような柄で、個人的には使わないですが
記念に残しておこうと思います。

それより肝心の「日の浦姫」のチケットが前日になって見当たらなくて夜中に
プチパニック。
結局ネット先行のクレジット決済済みのを長らく発券し忘れていただけで、劇場
近くのコンビニで無事に発券。
しかし一時は春に「BEE」日本語バージョンの入金を忘れてパーにした苦い経験が
あるので冷や汗をかきました。

当の「日の浦姫」の感想は別項で。

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WOWOWで「蜷川シェイクスピア」オールメール5作を一挙オンエア。

だからWOWOWはやめられません。
「蜷川シェイクスピアシリーズ」内で特に毎回注目の「オールメール」シリーズの
うち、パッケージ化予定も発表されていないこの夏の「トロイラスとクレシダ」を
含む5作品が12月に一気にオンエア決定。

ラインナップは以下の通り
★「間違いの喜劇」(11日):成宮寛貴、小栗旬、月川悠貴、高橋洋、内田滋他
★「恋の骨折り損」(12日):北村一輝、姜暢雄、須賀貴匡、高橋洋他
★「から騒ぎ」(13日):小出恵介、高橋一生、長谷川博己、月川悠貴他
★「じゃじゃ馬馴らし」(14日):市川猿之助、筧利夫、山本裕典、月川悠貴他
★「トロイラスとクレシダ」(15日):山本裕典、月川悠貴、佐藤祐基他

どれも大好きな作品ばかりですが、特にしっちゃかめっちゃかの戯曲を名うての
舞台人、猿之助さん(当時は亀治郎)と筧さん二人の力で、とんでもない傑作に
化けた「じゃじゃ馬馴らし」はとりわけ印象に残っています。

お二人は同じ年にオンエアされた「龍馬伝」に、亀治郎さんが「近江屋」で龍馬を
暗殺する役で、筧さんが「寺田屋」で暗殺を未遂で終わらせた護衛側の役でと
同一シーン共演はないながら同時に関わっていたのも奇遇でした。

「トロイラス〜」は早々のオンエアですが、どれも尺が長いので、早いところ
萬斎さんテレビ出演を編集してディスクに落とさないと危険…

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「007スカイフォール」の長い予告編

「アルゴ」を見たシネコンのロビーで「007スカイフォール」のかなり長い予告編を
見ました。
ダニエルボンド、どれだけかっこいいんだか…。
一度は制作中止に追い込まれたシリーズなので、「お前の仕事は何だ」の質問に
「生き返ること」とボンドが答えるシーンがなんか予告編だけで既に深い。
(勝手な思い込み)

更に帰宅したら「カジノロワイヤル」のテレビオンエアを100パーセント判っていながら
また結局最後まで見てしまいました。

足を撃たれて地面に横たわるミスター・ホワイトの左手上からピカピカのボンドの
靴が見えて、お約束のテーマ曲がこの作品初めて流れて「My Name is Bond,
James Bond.」の決め台詞、のラストはもう何回見てもため息(殆どバカ(笑))

最新作は初日が土曜日でファーストデイで、前売りより普通に買う方が安いし
またどうせ何回も見るのは確実、更にこの冬は「大奥」「レミゼラブル」「もうひとりの
シェイクスピア」など見る予定の映画が何本かあるので、遂に地元シネコンの
インターネット会員になってしまいました。
「のぼう〜」でも会員にならなかったのに我ながらどれだけ「007」好きなんだか(笑)

で早速「スカイフォール」初日の午前中の回の見たい席を確保。
当日は気合いを入れて早起きです。

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2012.11.28

映画「アルゴ」を見る

もっと早く見たかったのですが、今月は「のぼう」マツリで明け暮れたため(笑)
やっと見ました。

先週だか、報知映画賞で外国映画部門で1位を取ったからか、公開から1ヶ月ほど
経っているにも拘わらず、7〜8割くらいの結構な入り、そして期待に違わぬ
時間ハラハラドキドキの一瞬も目を離せない作品で、間違いなく今年の私のベスト
5には入ります。
(あとは「のぼう」と「鍵泥棒」とこれから見る「スカイフォール」)(笑)

占拠された大使館から脱出し、カナダ大使私邸に潜伏しているアメリカ人外交官
6人を極秘で出国させるため、CIAが仕組んだのが「アルゴ」と言う偽のハリ
ウッド超大作のSF映画をでっち上げ、そのロケハンに入国したカナダ人スタッフに
偽装して、偽のパスポートで出国させる、と言う奇想天外にして大胆過ぎる作戦。
様々な分単位の攻防の末、最後は航空機対トラックと言う「007」みたいなカー
?チェイスまであって、結末は判っていながらハラハラし続けました。

「作戦」にリアリティを持たせ、信用させるために脚本は勿論、キャストも
セッティングし、派手に制作発表も行なって記事をバラエティ誌に掲載させる、
これがちゃんと後で効いてました。

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世田谷パブリックシアター友の会15周年記念に

世田谷パブリックシアター友の会15周年記念に

と、突然こんな一筆戔が届きました。
シルエットはどう見ても芸術監督どのの「三番叟」の烏跳び。

何かちょっと得した気分。
勿論使いませんが(苦笑)

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「雙の会」を観る

宝生能楽堂。

石田さんと田崎さんの会。
今回は萬斎さん&石田さんの「内沙汰」
この曲、確か前に一度、萬斎さんの男、石田さんの妻で見たことがありますが
今回は逆の、石田さん男、萬斎さん妻キャスト。

ストーリーが結構不条理系だった記憶がありますが、結末をよく覚えていなくて、
ほぼ初見の気分で見ましたが、やっぱり結末は不条理というか、実は今でも「?」

金があるらしい知り合いと一緒に伊勢参りするのは、自分たちが貧乏くさくて
イヤだと言う妻ですが、さて彼女の本心は?
間に「裁判の練習」が挟まるのも不思議ですが、何よりラストに「お前、アイツと
出来てるんじゃないの?」と、夫が随分ストレートな捨て台詞をして終わるので
びっくりしました。

出来る友達を褒める妻に夫が苛立ったとも見えるし、長らくフツフツと内に秘めて
いた疑惑が爆発したのか、見た今までも良く解りませんでした。

ん〜。

休憩を挟んで能「葛城」
半分くらいは「落ち」相変わらず申し訳ない感じでした。

パンフレットに来年の早くも来春の「夜桜能」の告知が出ました。
萬斎さんは「船弁慶」のアイを含めて2日ご出演予定

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「ザ・ファクトリー2(テネシー・ウィリアムズ一幕短編集連続上演)」を観る

彩の国さいたま芸術劇場。
ネクストシアターメンバーの最近の「さいたま」以外での活躍は目覚ましく、
第1回公演「真田〜」で秀頼を演じていた鈴之助くんは大河「清盛」で清盛の
異母弟役としてレギュラー出演中ですし、深谷美歩さんは新国立の「るつぼ」で
重要な役を演じています(彼女は新国立養成所卒業生でもありますが)
何より川口覚くんは、「じゃじゃ馬」「シンベリン」など蜷川さんの本公演は
元より、最近ではNHK教育の「100分で名著〜かもめ」にトレープレフ役で出演
されていました。

そんなネクストメンバーによるテネシー・ウィリアムズ一幕劇4作品の連続上演。
ネクストシアターはこれまでも大ホールの上に舞台と客席を作って公演するなど
(それも泥田だったり、ガラス張りだったり)実験的な試みをしてきましたが、
今回は更に演じる場所を「劇場」として区画する場所に限定せず、「さいたま
芸劇」と言う、広い空間全体を「劇場」と捉えて、芝居の設定に合う場所を
「舞台」として使用していて、芝居を見るワクワクに加えて「次はどこで演じる
のか」と言う「ミステリーツアー」的な楽しみが加わりました。

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2012.11.26

「4〜four」を観る(もしくは体験する)

シアタートラム。
以前、鋼太郎さんが出演のリーディングに伺った川村毅さんの結構不条理系実験
型戯曲が、川村さんとは多分気配180度逆の方向性を持つ白井晃さん演出により
いよいよ本公演に。

キャストはリーディングの時の川村さん好みの俳優さんたちから、高橋一生くん
田山涼成さん、須賀貴匡さん、野間口徹さん、池田鉄洋さんと、タイトルから1名
増えた5名。

劇場に着くとまずナンバー付きのチケットを見せ、乱数表のような対照表に従って
手札サイズの座席番号に引き換えます。
裏には「裁判官」「法務大臣」「刑務官」「未決囚」と印刷されていて、一つに
赤丸が付いていました。
(私は因みに「裁判官」。「前説」で野間口さんが観客にそれぞれの役割ごとに
挙手させたので、何か最中に観客も指名されたり、役割があるのかとちょっと
緊張しました。結局何もなかったけど(笑))

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2012.11.25

「十一月花形歌舞伎」(夜の部)を観る

明治座の今月は猿之助さんによる公演。
猿之助さんを観るのは襲名公演以来。

歌舞伎のチケットはいつもなら松竹で取るのですが、今回このチケットが松竹で
取っても「改装歌舞伎座こけら落とし公演ボーナスポイント」がなぜか付かな
かったのと(セコい)、見たい候補日の一つが全館貸切公演として情報がいち
早く出たので、珍しくe+でチケットを取りました。
全館見事に満席で、お客さんのマナーもとっても良く(義理で来ている、ノリに
ムラがある団体が目立たないからか)、またむやみに大向こうもかからず(爆)
心地よい観劇でした。

演目は先代猿之助から引き継いだ「天竺徳兵衛新噺」。
冒頭に「新噺(いまようばなし)」として時事ネタコーナーがあり、猿之助さん
曰く先代がやった時はベルリンの壁崩壊だったとか。
今回はオバマ再選に日本ではやたらに党が増え天竺に渡るより世渡りが難しく
なったと締めていました。
また酒盛りのシーンでは「今年からCMをやっております『ソルマック』を飲めば
二日酔い知らず」と、船頭役の一人がリアルにソルマックを飲んでいました。

順番が逆になりましたが、この話、ざっくり言えば船乗り徳兵衛が実は日本に
滅ぼされた国の遺臣の息子で、父から蟇の妖術を得て日本乗っ取りを狙う物語。
まあ粗筋なんてどうでもよくて、要は猿之助さんの早変わりと宙乗り、スペクタ
クルとホラー、時代物と世話物のてんこ盛り、エンタメ歌舞伎の満漢全席フル
コースって感じでしょうか。

猿之助さんは悪党・徳兵衛が公家や花作り、上使に化けて出る以外に、対する
善人・小平次とそれを殺す悪婆・おとわの三役でほぼ出ずっぱり。
葛籠抜けの宙乗りや巨大蟇蛙に乗っての大立ち回りも無論見所でしたが、個人的
には、うら若い女性が相場?の幽霊になる(そしてしつこい)若い男性・小平次
(この人、幽霊系浮世絵にも登場されます)の幽霊がかなり長いトレイン(と
言うか、尾と言うか)を引いて自在に動くのと、徒っぽく悪女なのに魅力的な
おとわの超高速早変わりをしながらの「小幡の小平次」の部分が一番完成度が
高いし、久しぶりに猿之助さんの女形も見られて良かったです。

今川の奥方・葛城役の萬次郎さん(最近大活躍)が傑出して面白く、やはりベテ
ラン。
襲名の時も思いましたが、これだけ荒唐無稽な事をやって破綻しないのは、一座の
バランスの良いメンバーの力、そして見ていて安心のアンサンブル力でしょう。
(赤面の上使役の役者さんだけは力入りすぎて逆に笑いを招いていたけど)

残念だったのはどうやら幕切れを締める役柄でご出演予定だった段パパが休演
されたことでしたが、後は肩に力を入れずに気楽に楽しく見られました。

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劇場で地震

シアタートラム、開演直前に、バスン、と一発ながら結構な衝撃の地震があり
ました。

たまたま客席が小さい舞台を囲む特殊な舞台形状で客の上にも吊りバトンがあった
りもしたのでヒヤリとしましたが、ちょうど開演前説明中だった野間口さんが
すかさず「もう大丈夫です」と安心させ、「私が何か呼びましたかね〜」と和らげる
絶妙の対応。
おかげでどよめいた客席も一発で収まり定時に開演しました。
あとで震度4だったと判りましたが、さすが建物一階(構造的に言うと、寧ろ地下と
言って良いはず)の劇場は、安定感が違いました。
以前ビルの10階だか11階だかにある劇場で同様の地震があった時は開演は遅れたし、
地上へのルートがエレベーターしかなく(後は非常階段)、これはいざと言う時
避難大丈夫かと不安になったものでしたが、その点地上階の劇場は感覚としても
ちょっと安心でした。

「311」後の今、慣れではありませんが実際今回くらいの地震だと以前よりは
落ち着いていたりしますし、個としても劇場も避難対応にすぐ意識も行くので、
以前とは地震への感覚も違うのかも知れません。
まあ身体を吊ったりするシーンもあったので開演中でなくて良かった気はします。

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2012.11.24

JR系コンビニ「NEW DAYS」で「のぼうの城」弁当&おにぎり

JR系コンビニ「NEW DAYS」で「のぼうの城」弁当&おにぎり

JR系コンビニ「NEW DAYS」で「のぼうの城」弁当&おにぎり

JR系コンビニ「NEW DAYS」で「のぼうの城」弁当&おにぎり

こんな物を偶然発見しました。
お弁当は和風のおかずがほどよい量、ラインナップは掛け紙の赤と青の「幟」に
書いてありましたが、ひょっとしてレンコン(蓮田)とか、一緒に買ったおに
ぎりの具もネギ味噌(深谷はねぎの産地)だったので、埼玉県産食材を意識して
いるかも。

昨日は歌舞伎を見に行ったら、隣の座席の親子が「萬斎さんてスゴいよね〜」と
話しているのが偶然聞こえてきて、怒涛のテレビ番宣効果か、映画を見てか解り
ませんが、「のぼう」パワー恐るべし、です。

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買っては行き、買っては行き(苦笑)

昨日は「マクベス劇場会員先行」で今日は「解体新書劇場会員先行」でした

チケットは「藪原〜」楽で大苦戦した私にしては珍しく、どちらも個人好みの席が
スムーズに取れたので、やれやれ。
(特に「解体〜」は抽選でなくなってから毎回ヒヤヒヤです)

しかもこの3連休にも勿論チケットは買ってあって、何か嬉しいバタバタです

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2012.11.23

「浮世塚比翼稲妻」を観る

国立劇場
実際よく判ってなかった「比翼塚」、今回通しを見据えた仕掛けでの上演と言う
事で期待して伺いました
(何だかんだ言っても、やっぱり歌舞伎も演劇、ストーリーが判るのが好きなんで)
まあ結論から言えば見て、プログラム読んでもまだ私には「綯い混ぜ」の世界は
難解でしたが、綯い混ぜの混沌具合を楽しむべし、と言うあたりは少し理解できた
かも。

今回は高麗屋さん座頭に福助さん、彌十郎さん、錦之助さん、高麗蔵さん、市蔵
さんらによる座組。

当初確か高麗屋の若旦那が山三と権八の二役努める予定だったのが、例の怪我
休演で山三は錦之助さん、権八を高麗蔵さんに代役を振り分けたのではなかった
かと記憶していますが、見た印象としては、二人の演じ分けの趣向より、役役の
個性がはっきり出たので、これで良かった気がします。

と言うか、幸四郎さん確かに伴左衛門と長兵衛で節目節目(山場山場)に怖い顔
して登場されて場を締めていらっしゃいましたが、ストーリー的には「浪宅」の
山三、「鈴ヶ森」の権八がインパクトが当然大きくて、幸四郎さんが「鞘当」に
本花道から出てきて「あ、そう言えばこの方が座頭だった」と思い出したくらい。
正直出番的には、伴左衛門は山三の奴にはしてやられるし、長兵衛もあの出番
だけではちょっと地味でしたから、これで若旦那が予定通り二役されていたら
若旦那オンステージだったかも。

個人的に一番印象に残ったのは錦之助さん。
錦之助さんはめちゃめちゃ二枚目さんなのに、襲名の「菊畑」の虎蔵とか、今まで

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「野村万作・萬斎狂言の会(夜の部)」を観る

大田区民プラザ

個人的にできるだけ見逃さないようにしている「宗論」がかかるので気合いを
入れて伺ったのですが、意外に空席があったのは、冬でみなさん昼の部にいらした
のかな。

夜の部には更に解説前にワークショップがありました。
考えたらワークショップ参加は勿論ないですし、近くで見るのも初めてでした。

指導は月崎さんと深田さん。
体験希望者は事前に申し込みしていたのか良く解りませんが、とにかく14人の
様々な年代の方が足元を足袋に履き替えて舞台に登場。
正座、挨拶、「このあたりの者でござる」の発声、構えとすり足の動き、更に
「宗論」の最後に出てくるのもあって、「なもうだ、なもうだ」の発声に、手を
打ち(受ける左手の位置を打つ度に左右に替える)、左手のあるのと逆の足を
上げる、と言うなかなか難易度の高い動きまで。
みなさん志願してなさっているだけにお上手でしたがさすがに最後の「浮き」は
妙なロボットみたいになったり手が入れ替わったりとなかなか大変そうでした。
どうやら予定は随分オーバーしたようでしたが、30分くらいでワークショップは
終了。
簡単な演目解説あっていよいよ「宗論」

今回は萬斎さんの浄土僧に高野さんの法華僧の配役。
最近は見ますが長らく法華がメインだった萬斎さんと(確か万作さんが浄土僧で
拝見した時は萬斎さん法華、全く歯が立たないって感じでした)高野さんですから、
深田さんは解説で「浄土僧はねちっこい」とおっしゃってましたが、この浄土僧は
やたらに元気、でした。
めちゃめちゃ面白かったのですが、難を言えば「なもうだ」と「南無阿弥陀仏」が
入れ替わるところが盛り上がり過ぎて、逆にあっさり終わってしまったところかも。
もう少し「なもうだ→南無阿弥陀仏」「南無阿弥陀仏→なもうだ」がビシッと
聞こえないと笑いづらいのと、その後の(大雑把に言うと)宗派で争う自体が
間違い、と言う謡の部分が微妙に腑に落ちない気がします。
(そもそも言葉が難しいので笑いづらいし)
しかしこの話を聞かせたい地域は世界のあちこちにあります。

休憩を挟んで「鎌腹」
万作さんの太郎の「自殺未遂バリエーション」(深田さん談)是非拝見したかった
のですが、人と待たせていたので休憩で退出させていただきました。
ごめんなさい。

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仁左衛門丈、残り3日で復帰!

1日延ばしにしてきた休演案内がふいに消えたので確認したら、どうやら2日目
から演舞場を休演されていた仁左衛門さんが、残り3日の祝&土日に復帰ご出演
されるそうです。

行くにしてものこり3日とも既に他のチケット持ち。
仁左衛門さんご出演演目だけでも見られたのに、と珍しく幕見があればと思い
ました。

まあここは演舞場はすっぱり諦めて、仁左衛門さんご出演確実と思われる南座の
顔見世の後半日程を気合いを入れて取る事にします。

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2012.11.22

相変わらず

腰痛は絶不調は脱したものの、医者や整体の先生、ジムのトレーナーみな口を
揃えて「姿勢を直せ」「腹筋と背筋を鍛えよ」と仰る。
トレーナーによれば私は全く無駄なところにばかり力を入れているらしいのですが、
そう言われても簡単には普段の癖は直らないもの。

幸いまだ神経や椎間板へのダメージは少ないらしいし、芝居や映画も腰が悪くては
楽しめないので、ここは一つ頑張らないといけません。

医者曰く「今日よりも明日、明日よりも明後日と身体は毎日衰えるのですから
鍛えてそれを食い止めないと」だそうです。

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2012.11.21

「のうきょうげんの本」

国立劇場で子ども向けの「歌舞伎」「文楽」「能狂言」の冊子(ムックサイズ)を
売っていました。
「能狂言」の狂言の部分は国立研修所ご出身だからか、高野さんと深田さんが
メインで写真モデルをなさっています。
「井杭」の髭面陰陽師が萬斎さんに、シテが裕基くんに見えたのですが写真が
小さくて確信持てず。

オールカラーで500円は良心的。

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「007スカイフォール」サウンドトラック発売

「のぼうの城」にまたまだ浸っていたい気持ちは勿論は山々なんですが、
ダニエル・クレイグ版ボンドの大ファンのワタクシとしては、12/1に公開が迫った
「007スカイフォール」がどうしても気になります。

今日はサウンドトラックが発売になっていたので早速買ってしまいました。
(本当は21発売らしいのですが、大抵前日には普通に売ってますね)
「慰めの報酬」は尺も短かったし、ツクリ自体が「カジノ〜」の続編と言うか、
後日談程度だったので余り盛り上がらなかったのですが、今作は音楽を聞いた
感じでは相当スケールが大きくクールなイメージです。
楽しみです

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2012.11.20

新春大歌舞伎@新橋演舞場番組

年明けの演舞場番組が発表になりました。
音羽屋さんは三宅坂、澤瀉屋さんは道頓堀で猿之助襲名、若手は浅草と正月は
役者さんが大分散なので、新橋は珍しく中村屋さんと渋いオジサマたちの合同
公演の様相です
1/2(水)〜26(土)

<昼の部>
「寿式三番叟」
三番叟:梅玉/千歳:魁春/翁我當
「菅原伝授手習鑑〜車引」
梅王丸:三津五郎/桜丸:七之助/松王丸:橋之助

「新古演劇十種の内 戻橋」
扇折小百合実は愛宕の鬼女:福助/渡辺綱:幸四郎

四世中村雀右衛門一周忌追善狂言「傾城反魂香〜土佐将監閑居の場」
浮世又平後に土佐又平光起:吉右衛門/女房おとく:芝雀/狩野雅楽之助:友右衛門/土佐将監:歌六/将監北の方:東蔵

<夜の部>
「ひらかな盛衰記〜逆櫓」
船頭松右衛門実は樋口次郎兼光:幸四郎/お筆:福助/畠山庄司重忠:梅玉

四世中村雀右衛門一周忌追善狂言「仮名手本忠臣蔵〜七段目 祇園一力茶屋の場」
大星由良之助:團十郎/お軽:芝雀/寺岡平右衛門:吉右衛門
「釣女」
太郎冠者:又五郎/大名某:橋之助/上臈:七之助/醜女:三津五郎

「勧進帳」を「またかの関」と揶揄する事がありますが、「浮世又平」に「車引」も
最近は「またか」の世界。
確かどちらも「平成中村座」でかかってました。

「三番叟」は普通能なら翁がシテでトップクレジットなのに、歌舞伎だと三番叟が
なんだなぁ、とか、正月と言えば松羽目、なのか「釣女」と二曲も能狂言由来の
演目が入っているのも目を引きます
(つい先日「オリジナル」の「釣針」を見たばかり)
しかし「釣女」とはネーミングが即物的過ぎ(笑)

好みとしては夜で、特に「逆櫓」を含む「ひらがな盛衰記」は非常に判りづらい
と言うか相当複雑怪奇な作品だと、先日読んだ橋本治さんの「浄瑠璃を読もう」に
書いてあったので、改めて見てみたかったところ。
まあ「逆櫓」だけじゃ全然判らないらしいけど(笑)

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「練馬区報」テレビで万作の会狂言ワークショップ紹介

「おはなしのくにクラシック」に続いてまたまた我が家のHDD機が自動録画の
おかげで面白い番組を見ました
今回は珍しい東京MXテレビの番組。
タイトルは忘れましたが内容は「動画練馬区報」
著しく地味(笑)

なんだろうと見ていたら、万作さんが名誉区民として紹介され、続いて区内の
小学校の体育館で、小学校の6年生を集めての万作の会によるワークショップの
映像が流れはじめ、漸く自動録画された意味が解りました。

画面では高野さんと月崎さん指導のもと、雑巾がけから始まり、正座、立ち方、
発声の実習、続いて袴姿のままでの高野さん/月崎さんによる狂言「盆山」実演。
体育館に月崎さんの犬の鳴き真似「びょうびょうびょう〜」が響くのがなかなか
シュールでした。
しかしこんな形で子どもの頃にホンモノに触れられるなんて、実に羨ましい。
当の小学生たちは慣れない正座に雑巾がけに当惑していたのかも知れませんが。

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2012.11.18

「のぼうの城」を見る(4回目)

前売り買っていたので(やはり紙バージョンの前売りは好き)懲りずに懲りずに
4回目(笑)

地元のシネコンが若い人たちで大混雑。
何だどうしたと思ったら、熱狂的な大勢のファンを持つとか聞く「エヴァンゲリ
オン」の劇場版が前日から公開だったそうで、この映画だけが最終回まで完全満席。
この勢いだと「のぼう」も来週は興業1位を明け渡すかも…

そう言えば今日は確か都内では「ヒット御礼」で萬斎さんと上地さんの舞台挨拶が
あった筈。
「陰陽師Ⅱ」もですが今作も結局挨拶やイベント設定日が出勤に重なり、舞台
挨拶に参加できませんでした。残念。

さて、「のぼうさま」はさすがに観客減ってはいましたが、老若男女年齢男女問わ
ないところがこの映画の
強みでしょう。
ラストの甲斐ちゃんの「決意」以外は「健全な」内容ですしね。

それでも「いつまでも『三献茶の男』と言わせるな」とか、「将器だ」とか
ポロリポロリとコトバや歴史を知らないと直ぐには判りづらいセリフが平気で
出てくるし、振り返ってみれば秀吉さん、忍城地図を眺めながら「本当に浮くか
試してみるか」と、三成に暗に作戦を示唆していたり、今回もあちこちに「発見」が
ありました。

また最初に出てくる秀吉の版図のうち、関東圏は千葉の南端、安房だけが最初
から秀吉方に色分けされていたのに気がついて、終わってから「もしや」と調べ
たら、案の定「里見八犬伝」で有名な里見氏が治めていて、里見氏がこの時期
関東エリアとしては早くに豊臣に与していたのだとか。
なかなか細かいところも正確なのが判りました。
(歴史で大きな嘘をつくには細部は納得できるリアリティが必要なのは、よしなが
さんの「大奥」と同じ理屈)

相変わらずセリフが聞き取りづらいのは難ですが(最初は試写会場で、音響に
拘ってないから聞こえないのかと思って我慢しましたが、結局シネコンでも聞こえ
ないままのもあり)、大画面で見る価値のある映像スケールですし、毎回新鮮な
気持ちで見られました。

あとは映画の効果で「陰陽師」なみに今後の「ご本業」観客が判るくらい増えるか
どうか、でしょうか
(とまさにそれで填まった人間が言うのも妙なものですが)

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NHK「おはなしのくにクラシック」

先日録画を再生していたら、機械が自動録画していた中に珍しく児童向け番組が。
タイトルは「おはなしのくにクラシック」(NHK教育)

なんだろうと見たら、いきなり團十郎さんが登場して「勧進帳」の説明を始めら
れて更にびっくり。
(映像は夏だったかの、演舞場公演の最新のもので、團パパ弁慶、海老さま富樫、
梅玉さん義経)

團パパはセリフの説明だけでなく、「見得」の意味や動きを紋付きでなさって
ました。

わずか10分の番組でしたが、富樫の役割、義経の立場、「勧進帳」の効き目(笑)
などの説明がなかなか面白かったです。
調べたら元々「おはなしのくに」と言う番組があり、教育指導要領の改訂で古典
文学に触れると言う趣旨で4月から始まった番組だとか。

気になる狂言は…と調べたら、もう茂山家の若手により「柿山伏」が紹介済み
でした。

「柿山伏」なら「にほんご〜」で萬斎さんもなさってなかったかしら?

因みに文学の場合は様々なジャンルの方が朗読を担当していて、例えば、えなり
かずきさんが「徒然草」、北陽の虻川さんが「枕草子」とか。

次回は「源氏物語」

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2012.11.16

「毎日映画コンクール2012」で「ファン賞」応募受付中

どうやら投票できるのはTSUTAYA会員のみのようですが、今年公開された有料
映画の邦画/洋画それぞれ3作品までを投票できます。
勿論「のぼうの城」投票しましたとも!

洋画はダニエル・クレイグさま主演の「ドラゴンタトゥーの女」が今のところ
ベスト1
(ただし前にも書いてますが「007スカイフォール」「レミゼラブル」「もうひと
りのシェイクスピア」と12月公開の洋画に私の注目作品が集中しているので、
年末には変わっているとは思いますが)

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「るつぼ」を観る

新国立劇場

先月の「リチャード三世」も強烈に面白かったですが、クオリティでは今回の
「るつぼ」も凄まじい勢いを感じました。
長尺を聞いていて、腰痛持ちとしては心配していましたが、100分/110分の合計
3時間半を全く感じさせない(出だしは説明なく固有名詞が連発され話が判らず
眠気を催しましたが)舞台でした。
舞台は通常の客席以外に、舞台の両脇に、まるで「脇正面(右左)」(萬斎さん
ファンなら「解体新書」の舞台の客席配置、と言えば判りやすいかも)のように
席が作られ、役者は三方から観客に取り囲まれていました。
そのため、安い席を選んでいたのですが、配席の具合で何とその「脇正面」の
最前列になり、役者さんを間近で拝見できたのは非常にラッキーでした

戯曲の作者は「セールスマンの死」「みんな我が子」などのアーサー・ミラー。
物語は17世紀のまだイギリスの植民地時代のアメリカ東海岸で実際に起きた
「魔女裁判」を題材に、実際には戦後アメリカを席巻したと言う所謂「赤狩り」の
構造を痛烈に批判した内容。

話は複雑に絡み合っていますが主筋は村の有力農民・ジョン(池内博之くん)の
家で働いていて彼と関係を持った後に、解雇された少女・アピゲイル(鈴木杏
さん)が妻の座を手にいれるために、町で噂になっていた魔女の存在を利用して
ジョンの妻を始め、町の良識ある市民の敬虔なキリスト教徒である妻たちをみな
まとめて「魔女」として告発し(無論言いがかり)、果ては妻を弁護しようとした
ジョンまでも逮捕される大騒ぎになる。
隣町からダンフォース判事もやってきて大掛かりな魔女裁判に発展する。
ジョンはアピゲイルと一度関係したと言う、ほぼその一点で身を滅ぼす羽目になる。

「赤狩り」の詳しい話も勿論「魔女狩り」も判りませんが、正論を言い続ける
ジョンの正当性は、目に見えない「魔女」の存在を主張するアピゲイルら少女
たちの嘘を証明できないばかりに最後まで証明されない皮肉が痛かったです。

魔女狩りも赤狩りも今はありませんが、例えば冤罪による誤認逮捕や、強烈な
信仰を要求/実践するようなカルト的な物がもたらす様々な問題は今でも身近に
あって、決して昔の話で済ます事はできないと感じました。

凄いのは最後の最後までジョンの主張は容れられないばかりか、結局は自身の
欲望のために嘘をつき続けたアピゲイルが断罪されない事で、痛い結末でした。
見ていてふと、同じように「魔女裁判」を扱ったアヌイの「ひばり」を連想しま
した。

役者さんではまずはすっかり演技派舞台俳優となった池内くんの佇まいの素晴ら
しさと声の良さに釘づけ。
無茶苦茶恰好良かったです。

杏ちゃんは珍しく徹底した悪(少)女で、腹が立つくらい嫌なやつになっていま
した。
しかし主役二人をも圧倒したのは判事役の磯部勉さん。
もうその存在感、セリフの間、動き、迫力、全てが見事、でした。
ジョンのクールを装う奥さんを演じた栗田桃子さん、熱血牧師役の浅野雅博さん
一旦は「魔女はいない」と証言しながら最後ジョンを裏切ってしまう使用人を
演じた深谷美歩さん(新国立養成所卒業。蜷川さんのネクストシアターでも大
活躍)など、隅々まで適材適所の配役で、今のところ(「藪原検校」は別格と
して)今年一番はこの作品かも知れません。

敢えて言うなら、ほぼ1日1公演なのが非常に勿体無い。
コクーンやさいたまならこの長さでもマチネ/ソワレが基本だと思うのですが
新国立、いくらなんでも商売っ気薄すぎじゃないだろうか。

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「万作を観る」を観る

国立能楽堂。

斬新な新作と洗練を極める古典曲、また若手に託した大定番曲と連吟と、演目/
配役に万作さんの「狂言のこれから」を見据える目配りと姿勢がビシビシ伝わって
くる会でした。

まずは連吟「御田」
先日の「苞山伏」でも思いましたが、内藤くんは声質が深田さんに激似。
特に低い声から高い声に上げる上げ方がびっくりするくらい似て聞こえました。
続いて遼太くん&中村くんの「附子」

「万作を見る」でこんな大定番曲が見られるのは極めて異例ですが、何と言っても
遼太くん世代がいよいよ「一人前」の曲でシテを演じるようになって来たと言う事。

確か狂言を見始めた頃の同じ「万作〜」で同じ二人の、まあ可愛く小さなシテと
アドの「魚説法」を拝見した記憶があって、いや年月の経つのはどれだけ速い(苦笑)

遼太くんは声の響き方が見事に「狂言」で、「見ちゃおうせ」「食っちゃうよ」と
簡単にエスカレートする太郎冠者が実に楽しそう。
「え〜俺知らないよ〜」と最初は引き気味ながら結局乗ってくる次郎冠者演じる中村くんも、すっきりとした
立ち姿(遼太くんは上半身にボリュームがあるのか、着方なのか、肩衣が前後に
膨らみがち)がナイスで(笑)二人は良いコンビネーション。

あれくらい若い二人だと「附子」は、食べ物と言うより年齢制限のある「オトナの
映像」の喩えにも見えてかなり笑えました。

主の役の石田さんが扇の要としてしっかり場を締めていらっしゃいました。

続いて万作萬斎親子による「月見座頭」
萬斎さんの髪は短いながらやっと分け目が付けられるようになってきました。

萬斎さんの謡、万作さんの舞、見えない月やしみじみとする外気、虫の音がふと
聞こえ、さらにラストで寒々しさがぐっと意識させられ、心地よい緊張感に律さ
れた舞台でした。

休憩を挟んで注「目」の新作「食道楽」
「美食の大家」北大路魯山人が関わられた作品だそうで、万作さんとも浅からぬ
縁のある曲なのだとか。
まず切戸口から紋付き袴姿のメンバーがざざ〜と登場して目附柱に正対するように
笛柱前に二列でお座りに。
地謡な筈がないのになぁと思っていると、続いて一畳台を二段重ねにしてその
真ん前に据え、メンバーが顔しか見えなくなり更に「??」

すると大名(万作さん)が金の立烏帽子にグレーの段熨斗目(うじら段熨斗目、
とか言うのでしたか)に青の下袴、長いヒゲがご自慢の出でたちで橋掛から登場し
「100歳になってもぴんぴん元気〜」とご機嫌に仰る

そして「健康には腹八分目が一番」と言いながら食べ過ぎたと2倍の高さの一畳
台に見所に背を向けて仮眠に。
と、すかさず身体のパーツを象ったオプジェが先端に付いた竿をそれぞれ持った
(ただし心は朱文字で「心」と書いた金の扇子、胃袋は墨描きのイラストを
描いた白地の扇子が竿先に)紋付きのお兄様方が台の後ろからワラワラ登場。
一列横に並んでお喋りを始めるうち、それぞれが我らが大名が健康なのは自分の
おかげと、「心」(萬斎さん)を司会に自慢を始めます。
先ずは「口」(中村くん)が登場
口は赤い唇を上下に開くと歯や舌もある凝ったツクリ。
自分が無ければ食べられないと自慢する口に対抗したのは「目」(石田さん)
魯山人が関わるだけあり、食材だけでなく、食べ物の着物である器も愛でられる
のは目のおかげと主張。
「耳」は女性らしくて高野さん(笑)。
情報が入るのは耳のおかげ、と言えば、「鼻」(深田さん)は「実物が来る前から
匂いで楽しめる」と自慢。
無論胃袋(月崎さん)は咀嚼して栄養を必要なところに配布してると役割を主張し
最後に心が「食べる気にならなければ食べられない」とやんわり主張しつつ、
皆誰もが必要で、協力しないとダメですね、と美しく締めているところに、
「何かべちゃくちゃ五月蝿かったなあ」と言いながら、大名がお目覚め。
するとメンバー全員、大名の後ろに、パーツを持ってまるで「立体福笑い」の
ように従って、大名の謡に従って平和に幕に入って行きました。

ちょっと「にほんご〜」の「からだことば」を彷彿とさせる見せ方でした。
せっかくならもう少し身体部位に纏わる慣用句を増やすとか、或いは舞に何か
工夫を凝らすとか、ブラッシュアップが必要な気はしましたが、楽しく打ち出され
ました。

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「恋するハエ女」は残念でしかないけれど、久しぶりに筧さんの三吉慎蔵を見た

久しぶりの筧さんNHK出演だったので楽しみにしてたのですが、蓋を開ければ
「実験的」を通り越して「捨て身」とも言えるハチャメチャなストーリー。
せっかくだったのに…とひたすら失望しまくり、共感も感心もしてませんが、
唯一ツボと言えるのは、筧さん演じる八重樫の上司を演じているのが小須田さん
だと言う事くらいでしょうか。

まあおかげで先週末の「土曜スタジオパーク」に筧さんがご出演され、久しぶりに
シブイ筧さんが炸裂した「龍馬伝」の三吉慎蔵、寺田屋襲撃で大活躍映像を拝見
できた事くらいです。

そう、ちょうどリアル寺田屋を訪れたその日に、映像でも寺田屋シーンが流れて
いたので、後から録画を見てニタニタしてしまいました(笑)

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次回の「蜷川幸雄公開対談シリーズ『NINAGAWA千の目』」ゲストは宮沢りえさん

久しぶりの「千の目」じゃないでしょうか。
そして通常、野田秀樹さんゲストですら映像ホールだったのに、今回は記憶に
間違いがなければ、藤原くん以来の大ホール開催!

開催日程:2012/12/16(日)12時開演(約1時間)
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(定員776名・全席指定)
料金:入場無料(要事前申込)

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2012.11.15

来年赤坂ACT5周年記念公演は上川くん主演で「真田十勇士」

仮チラシ入手。
中島かずきさんが戯曲を、演出は宮田慶子さん、そして主演は上川隆也さん。

この手のアクションものに宮田さん演出は意外。
G2さんか、いっそ新感線番外公演で、いのうえさんあたりが妥当に思われますが…

しかし上川さん以外のキャストが楽しみです。

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2012.11.14

「のぼうの城」生歌(笑)

「万作を観る」拝見中。
「月見座頭」で萬斎さん演じる男の謡に「♪酒は元に薬なり〜」が登場。
思わず「お〜『のぼうの城』城代さまの生歌だ〜」と一人受けしてました。

しかし何度見てもシュールな曲。
そして見るたびに昔三渓園の野外の池に舞台を仮設してなさった時、凄い風で
マイクに雑音は混じりまくるわ、軽い銀の瓢箪が倒れまくるわで肝心な風流話を
楽しめなかったのを毎度思い出すのも我ながら如何なもの、です(苦笑)

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「のぼうの城」が「連勝」

「めざましテレビ」を見ていたら、「のぼうの城」が興業収入2週連続首位だった
そうで、めでたい限りです。
因みに2位は「博雅」伊藤英明くん主演の「悪の教典」。

そう言えば山田くんは「のぼう」に続いて23日公開の「その夜の侍」で堺雅人
さんとダブル主演だそうで大活躍ですね。

「のぼう」前売りもう一枚あるし、来月早々には「007」も公開、「レミゼ」
「もうひとりのシェイクスピア」と12月は洋画漬けに
なる予定なので、「のぼう」興業収入アップ(もう支払ってる訳ですが)に近々
貢献する予定。

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2012.11.13

シェイクスピア「を」題材にした映画が12/22公開

シェイクスピア自身を題材にした映画では「恋に落ちたシェイクスピア」が有名
ですが、この冬にしばしば論議の対象になっている「シェイクスピアには別に
作家がいた」と言う説を題材にした映画が日本で封切られます。

タイトルは「もうひとりのシェイクスピア」
シェクスピアの「有力候補」の一人であるオックスフォード伯エドワード・ド・
ビアが主人公。

監督はローランド・エメリッヒ、主演はリス・エバンス。
エメリッヒ監督は「インディペンディングデイ」エバンスは「アメイジング・
スパイダーマン」で有名らしいですが私は未見。

「恋に落ちた〜」では「デイム」ジュディ・デンチが演じたエリザベス一世を
今作ではこちらも私が敬愛するヴァネッサ・レッドグレーブが演じるとか。

この年末は最大注目している「レミゼ」ミュージカルの映画(「英国王のスピーチ」の
トム・フーバーが監督)も公開されますし、どちらも楽しみです。

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「エッグ」早くもWOWOWでオンエア

10/28まで、東京芸術劇場で上演していたNODA・MAPの「エッグ」が早くも
wowowでオンエア決定、放送日が発表されました。

劇評を見る限り、個人的に填まるタイプの芝居ではないだろうなと思っていて
見逃した感は薄いのですが、椎名林檎の歌を歌う深津さんがどんなかちょっと見て
みたいです。

12/22(土)21時〜 WOWOW

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歌舞伎、またも休演者発表…

仁左衛門さんは新橋の顔見世、何とか途中からの復帰を目指していらっしゃるのか、
「歌舞伎美人」サイトにアップされる休演情報は、1日ずつ休演日程を日のべに
しながら更新されています。
実はぎっくり腰で今月の新橋チケットは昼夜ともにふっ飛ばしてしまっているので、
仁左衛門さんが復帰されるならこちらもリベンジしようと思案中ですが、どう
なりますか。

そして更に昨日からは明治座出演中の段四郎パパが休演を発表。

夏のご子息・猿之助さんの襲名公演でもかなりお辛そうでしたがこちらも心配
です。

これで染五郎さん、仁左衛門さん、段四郎さんと今年はここにきて休演発表が
急に相次いでいます。

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鈴木勝秀さん×椎名さん舞台に一生くん出演

五木寛之さんの作品を元にしての椎名さん主演の舞台「教授」に高橋一生くんが
ご出演の情報。
構成、演出は椎名さんとの舞台を何本が手がけている鈴木勝秀さん。

共演が伊達くんとか坂田さんとか「曲者」揃いなのもちょっと興味が引かれます。

「教授」
原作:五木寛之
構成・演出:鈴木勝秀
出演:椎名桔平/田中麗奈/高橋一生/岡田浩暉/坂田聡/伊達暁/佐々木喜英
上條恒彦/中村中

シアターコクーン
公演日程:2/7(木)〜24(日)

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2012.11.11

「実験刑事トトリ」が面白い

コロンボが知的に若くなったようなイメージの三上さん主演による、NHKの刑事
ドラマ「実験刑事トトリ」が出だし好調。
「コロンボ」「古畑」方式なので最初に犯人は判っていて、トトリが「若い先輩
刑事」を振り回しながら事件を解決するストーリー。
今週は「カーネーション」に続いて夏木マリさんが演じるデザイナーが犯人。
(因みに来週は山口馬木也くん)

先輩刑事役の高橋光臣くんは「梅ちゃん先生」に出ていたそうですが未見。
個人的にはラストで「もう一人の偽装警官」だった事が判ってびっくりした
「インファナルアフェア」翻案の「ダブルフェイス」の印象が強烈で、「トトリ」
でも実は「偽装」じゃないかとうっかり疑ってます(笑)

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幕末→室町→平安と歴史がちゃんと地層を成す京都

幕末→室町→平安と歴史がちゃんと地層を成す京都
一条戻り橋近くでふと見た石碑にびっくり。

何と晴明さんちのお近くに「五摂家筆頭の近衛家別邸このあたり」と「応仁の乱
最初の戦闘このあたり」もう一つついでに「小松帯刀邸このあたり」が「同居」

本当に京都は平安から室町、そして幕末と歴史の現場だったんですね。

しかしそれより晴明さんも応仁の中心人物・細川勝元も、近衛家の輩出した総理
大臣も全部萬斎さんが演じている方が個人的にはびっくりでしたが

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「野村万作、野村萬斎狂言公演」を観る

久しぶりのびわ湖ホール。
金剛と連日とあって、「ツアー」に無理栗押し込みました。
以前伺った時はJR利用でしたが、今回は東山から京阪利用。
そう言えばびっくりしたのは京阪電車。
まず東山に向かうのに東福寺から乗った出町柳行きではドアを塞いでその前にも
座席を付けてある車両に乗り合わせました。
時間限定か、ドア多すぎと後改良したのか。
もう一つは京都市内では地下鉄を走っていたのが、御陵過ぎたあたりで地上に
顔を出したのはまだしも、終点浜大津に近づいたら何と交差点を横切る「路面
電車」に「変身」した事。
「水陸両用」でも何でも無いのですか、まさか地下鉄の車体の色を交差点のど
真ん中で確認できるとは思いませんでした。
何とも自由度の高い(若しくは人ならぬ「車」遣いの激しい)会社です。

閑話休題。

公演はまず萬斎さんの解説。
20分の解説のうち冒頭5分は「のぼう」宣伝(笑)
「最近宣伝のためにお茶の間に上がり込んでおります」
「すっかり忘れていた方にも思い出して頂いた」
「バラエティに出て、食べたり、ゲームしたりしましたが大変でした」
ここで映画を見た人の挙手をしたら2割くらい。
「滋賀県には映画館が多い。京都より多いくらい」
「実は滋賀県でもロケしてました。麦踏みと田植えシーンで舞台になった埼玉
では殆どロケしていない」
「但し、田植えシーンを見た埼玉県民が『あれは埼玉じゃない』と喝破された。
理由を聞いたら『埼玉だったらあんなに田んぼの近くに山はない』からだとか。
埼玉は関東平野のど真ん中ですからね」

ここからやっと(笑)演目解説。
「苞山伏」も「川上」も和泉流占有曲(いま、「のぼう〜」のおかげで「和泉」
一発変換!)だとか。
「苞〜」は先日名古屋野村家のを見てましたので、万作家がどう違うか興味津々。
萬斎さん「語句解説ばっかり見ないで下さい。昨日京都の能楽堂で、舞台見ないで
ず〜っと語句解説見てる人が一人いて」
あの「花子」やりながら観客観察しているとは!

実は今公演は配役が新鮮。
「苞山伏」は男(ランチ携帯)が内藤くん、山伏が中村くん、そしてランチ泥棒を
深田さん。
また「釣針」でも乙に岡くん抜擢。ノッポの乙、どうなるか。

で「苞山伏」
前回名古屋野村家はランチにマイ箸がついていたのですが、今回深田さんはミカン
同様啜り食い、でした。
内藤くんの男は声が深田さんそっくりで初め勘違い
してました。
中村くんの山伏見たのは初めてでしたが、まだ重心が上にある感じがしましたが
コスプレ?したカッコイイ正義の味方、でした。
しかし山伏くん、せっかくちゃんと能力を発揮したのに、ランチ泥棒が判ったら
被害者が山伏を押し退けてまで鎌付き棒を振り回す男を止められないのが情けな
かった(笑)

次は鉄板、万作さん&石田さんの「川上」
しっとりし過ぎて、萬斎さんの解説での「予言」通りうとうとしてしまいました(泣)

休憩を挟んで「婚活劇」と萬斎さんがおっしゃった「釣針」

やはり予想通り、岡くんのノッポ乙の「逆襲」が圧倒的に面白かったです。

若手が多く出演し、無難に努めていた新鮮な舞台でした。

ロビーにはしっかり映画宣伝。
しかしそう言えば滋賀県は三成の佐和山城にほど近いエリアです。
もう少し時間があれは「近江鉄道」に「映画ラッピング列車」との出会いと
「記念乗車券」探しに滋賀県探索したのですが…。

会場は開演前からの大雨が相変わらず。
ずぶ濡れになりながら帰宅の途につきました。

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龍馬in京都史跡巡り(東山編)

龍馬in京都史跡巡り(東山編)
「東山編」と言っても結局「霊山歴史館」へ行っただけ。
本当は「近江屋(跡)」や「土佐藩邸(跡)」なども位置関係を再確認したかった
のですが、かなりの雨で断念。
歴史館の裏手にある神社にも行くつもりでしたが境内で大勢の若者たちが独特の
揃い衣装で踊るイベントが行われていて混雑していたのもありかき分けて行く
気力がなく、これも断念

「歴史館」は独特の雰囲気に圧倒されました。
幕末の歴史上の人物を番付にしたクリアフォルダの中に三吉慎蔵の名前を見つけ
うかうか購入(前にもどこかで買ったことあり)

どちらにしても龍馬さんは京都の観光「資源」の重要なアイテムの一つである
事を身を以て実感しました。

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龍馬in京都史跡巡り(伏見編)

龍馬in京都史跡巡り(伏見編)

龍馬in京都史跡巡り(伏見編)

龍馬in京都史跡巡り(伏見編)

龍馬in京都史跡巡り(伏見編)

今回は「ござる」のための京都行きではなかったため、私にしては珍しい
「not 弾丸ツアー」。

と言うか「事情」の合間に公演や映画を何とかあちこち挟み込んだ感じ。

で結果的に「龍馬in京都ツアー」になりました。

まず行ったのは伏見。
京都も十何回かは行ってますが、行ってなかった一つがこの伏見。
伏見と言えば酒蔵、な部分もありましたが、やはり個人的には「龍馬伝」で筧さん
演じる三吉慎蔵が(唯一)大活躍した「寺田屋襲撃」の舞台であり、「龍馬紀行」で
流れた伏見の川と柳の風景も美しかったのでそこがポイント。

ルートは無論「寺田屋」→「材木置場(跡)」→「薩摩藩伏見屋敷(跡)」

「寺田屋」は一般道に面しているため、交通整理のスタッフが常駐。
外観は「らしく」てフォトジェニック、ですが、中は結構無秩序に写真や関連
資料が並べられていて失礼ながら雑然の謗りは免れないかも。
邸内には「弾痕」「刀傷」とか注釈がありましたが、鳥羽伏見後建て替えたと
言う説もあるそうで、それを伝える新聞記事も展示しているのが何だか不思議(笑)

そしていよいよ龍馬と慎蔵の気分で材木置場へ。
これが距離感としては重傷負った怪我人が逃げるにはキツすぎ。
軽く500mはあるのでは。
今は橋のたもとに石碑が立つのみ。

更にここから薩摩藩伏見屋敷跡へ。
川に沿った道をくねくね行くと今は酒造会社になっている前にやはり石碑が。
正面から見て右の面に「龍馬避難の地」とあり左の面には「篤姫滞在地」
そりゃあそうですね。

寺田屋近くには「鳥羽伏見激戦の地」なんて碑もあって、今はのんびりした町
ですが、桃山時代に続いて(従って町には「福島」や「毛利」「治部」など
らしい地名がたくさん)幕末の一時、歴史の表舞台に立った町の痕跡が色濃く
残された町でした。

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恒例?晴明神社参詣

恒例?晴明神社参詣

恒例?晴明神社参詣

恒例?晴明神社参詣

京都で時間ができれば行くのがやはり晴明神社。
行く度に何か変わっていて(だいたい増えているか豪華になっている)、晴明
さんは神社自身にも霊現あらたかなんでしょう。
今回は外の金属製の何かの蓋に太極図ががっつりペイントされていたのと、
晴明井の横に「お持ち帰りは500mlまで」の貼り紙をみつけたのが「発見」でした。
期間限定(これに弱い)「心の平安をもたらす『もみじ守』」とか言うのに手を
出してしまいました(笑)

帰りにはこれも恒例、干上がりつつある「一条戻り橋」へ。
ここまですっからかんになると式神の気配ゼロですけれども。

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「のぼうの城」を見る(3回目)

懲りずに3回目(笑)
やっと全体を俯瞰して見られる気がしました。
例えば「♪ひょろろん、ひょろろん」と「田楽踊り」でやってますが、あれ、
子どもをあやしたり、田植えでやっていたりと、平和な日常の「記号」だった
もので、それを敵である三成軍の兵に踊らせるのは、言ってみれば復讐と言うか、
逆襲なのでしょう。
また、キャストの中に萬斎さんのお弟子さんで狂言のほか、「ハムレット」などに
出演されている時田さんの名前があったので探していたら、どうやら最初に氏長の
出陣を促しに来る北条方の二人の使者の左の方が時田さんでした。
因みに目の前で長親が投げられるのを見る羽目になってます(微妙に逃げてる)(笑)

また面白いのは、長親は氏長が鎧を付けながら本心を明かすシーンとか、丹波らが
集まって軍義をするシーン、泰李の枕元で開城の決意を聞くシーンなで、主役の
癖に一言も発してません。主役なら映るなら喋ってそうなのに、実に不思議。
無言の萬斎さんもある意味貴重です(さらに笑)

最初はぼけ〜っと見える長親が、萬斎さんの狙い通りちゃんとラストで丹波も
びっくりの「頼れる総大将」に見えるのが実に爽快。
三成の「どう出る『忍ぶの城』の強者たちよ」と元になった戯曲のタイトルを
出したり、三成が左から、長親が右からの対面顔を見せて文庫の表紙の絵面を
再現(文庫は笑ってないけど)するとか、遊び心がちゃんとあるのもなかなか。
まあ甲斐が丹波や和泉を投げ飛ばすのが唯一無駄なシークエンスでしたが、あとは
違和感はなかったです。

終わった時に同じ回を見ていた若い女性が「萬斎さんだからできた役にしても、
城代さん無駄に田楽踊りが上手いよね〜」と言っていたのに非常に同意。

吉継は「勝者だけが抱く甘美な感傷だな」とか「好きにしろ」とか、結構三成に
イライラしている一方、酒巻や和泉との攻防戦では負けても楽しそうだったのも
印象的でした。
無論吉継は三成に兄貴目線でフォローをしていて、関ヶ原もあの流れなんだろうな
と想像できたのも面白かったです。

スピンオフであの西軍キャストでの「関ヶ原」も見てみたいかも。
甲斐も登場できそうですしね。

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2012.11.10

「花子」全4バージョンコンプリート(笑)

「花子〜草ノ形」を拝見。
装束がシックでお洒落、「女が北白川にいる」と言うのも土地柄リアルな事も
ありましたし、謡やせりふも聞き慣れ、見慣れたからか個人的には今回が一番
印象に残りました。

東京2日目の「常ノ形」も良かったですが、後半萬斎さんの感情がかなり昂った
感じが狂言を超えて見えましたが、今回は形と込められた感情がほどほどの調和
して見え、安心して見られた感じがしました。

能楽堂が狭いこともあって舞台の緊張がびしびし伝わってきたのも良かったです。

貴重な「花子」コンプリート体験でした。

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「のぼうの城」は埼玉県民の郷土愛を覚醒させた?

「のぼうの城」は埼玉県民の郷土愛を覚醒させた?
金曜日の夕刊に、公開前日にも出なかったカラー広告が出ました。

また毎日新聞の映画ランキング評では「新感覚の時代劇が幅広い層の支持を受け
興業収入30億円を見込めそうなヒット」とコメント。
また「全国公開の映画にしては珍しく、舞台になった埼玉県内での集客が目立った
のは郷土愛を喚起したか」とも。
いや話題になり、ヒットと言われるのは何よりです。

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2012.11.09

NHKで堤さんがオヤジを演じた「トンビ」、今度はTBSが内野さんで連ドラ化

内野さんがヒットした「JIN」のスタッフと、同じ日曜21時枠の来年1月期の
連続ドラマで主演、だそうです。
作品は重松清さん原作の「とんび」

男手一つで息子を育てるガテン系父ちゃんの話で、息子役は佐藤健くん、早くに
死別する妻役は常盤貴子さんと豪華。
常盤さんは意外にも2002年のCX系「ロング・ラブレター〜漂流教室〜」以来11年
ぶりの民放連ドラ出演とか。
他に吹石一恵さん、柄本明さん、そして只今「大奥」で絶好調(笑)の麻生祐未
さんも

因みにネットニュースでは触れてませんが、この作品去年だったかNHKが前後編の
スペシャルドラマでオンエアしたばかり。
その時は主役の安男を堤真一さん、息子を池松壮亮くん/今井悠貴くん、小料理
屋の女将を小泉今日子さん、住職を古田新太さん、主人公の妻を西田尚美さん、
ほかに塚地さんや徳井優さん、平田満さん、神山繁さん、小市慢太郎さん、光石
研さんなどが出演された話題には余りならなかったですがチャラチャラしてない
ドラマだったのを記憶してますが、さて堤さんよりはいささか熱い内野さんが
演じるとなると、オヤジの暑苦しさのさじ加減がポイントになりそうな。

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2012.11.08

「のぼうの城」この週末の動員ランキング一位。

「ぴあ映画生活」サイトによれば、ランキングで、111〜3日の公開作品において
「のぼうの城」は満足度では3位に甘んじたものの(それでも88点は凄い)、
11/3〜4の観客動員数では堂々の一位。

あれだけ宣伝したのだから当たり前なのか、予想以上なのか、それでも見込ほど
ではないとかなのか、細かい状況は解りませんが、ともあれ良かった。

ぎっくり腰もかなり回復してきたので、近日中に3回目を予定。

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ギドン・クレーメルのコンサートを聴く

ギドン・クレーメルのコンサートを聴く
日曜日と月曜日の丸2日、でかけたい衝動を我慢して安静にしていたのは、
サントリーホールのギドン・クレーメルのコンサートチケットを買っていたため。

歌舞伎ならまた観る機会は演目は違っても何度でもあるけれど、クレーメルは
多分生きてるうちにもう一度聴きに行ける機会は、体力的にも、経済的にも、そうそうなさそうで、腰を
騙し騙ししてでも何とかサントリーホールの椅子に辿りつけないものかと思って
大人しくしていました。

おかげで何とか電車の乗り降り、ホールの移動の最低限の歩行はできそうな状態に
なったので、5日夜、時間にかなりの余裕を見て出かけ、無事に聴く事ができ
ました。

いや〜クラシックのコンサート、しかも自腹なんて十何年ぶり。
このコンサート、サントリーホールフェスティバルの一環だそうで、実はオープ
ニングガラコンサートに萬斎さんがご出演で、その写真入りのチラシを見かけて
手にしたら、偶然同じチラシに、クラシックにはまっていた頃は、ミッシャ・
マイスキーやイツァーク・パールマンともどもCDを聴きまくって(マイスキーは
コンサートも行ってました)いたクレーメルが来日と知って、まさか「CDの中の
人」の生演奏が聴ける、それも激愛(笑)するバッハの無伴奏を演奏となれば、
萬斎さんの公演一つ二つ我慢してでも行くべし!(笑)とチケットを取ったのでした。

当日のプログラムはバッハの無伴奏と、現代作曲家によるチェロとの曲、休憩後に
イザイとバルトークの無伴奏。

一人が演奏する、わずか4弦のバイオリンからあれだけの音色、リズムが出る
事が素人には全く信じられなかったですし、もう揺るぎない「第一人者」であり
ながら、攻めの姿勢が見えるのがすごかったです。

現代音楽を全く知らないので、どこで曲が終わるかも分からない状態でしたが
ちゃんとタイミング良く(笑)拍手されるお客さんがいるので、皆さん詳しいの
だなぁと妙に感心してしまってました。

もう一つ感じたのは、能はともかくとして、普段私が見る演劇の場合、観客の中に
それほど「演じる人」率は感じないですが、今回開演前や休憩時間にロビーを
眺めていたら、バイオリンを持っている人もかなりいましたし、「良い曲だけど
演奏する気にはならないわ」と言う人がいたりして、観客における「演じる側」
率はクラシックのコンサートはかなり高いのかもと感じました。

久しぶりの生クラシック、細胞が活性化する感覚があってとても面白かったです

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2012.11.06

「SPA!」は1週「ズレて」ました(笑)

先週立ち読みしづらい内容を我慢してざぁ〜っと見たものの、掲載ページが見つ
からなかった「SPA!」、ひょっとして一週遅れたかなと今日発売の最新号(草
なぎくん表紙)をめくってみたら、しっかりありました。
カラー2ページ、写真ばっちり入りインタビュー記事「野村萬斎の存在意義」。
映画主題歌にひっかけての「洒落」でもないでしょうが、どうやら一週「ズレ」た
ようです(笑)
こうなると「テレビブロス」も念のため明日発売号のチェックが必要かも。

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2012.11.05

ぎっくり腰、2日目。

昨日は余りの痛みに耐えかね、整骨院探しにフラフラと歩いて地元商店街へ。
地元の整体は行った事がないし、日曜日もやっている整体/整骨院は殆どなく、
結局ビルの一階(階段を上がり降りしたくない)にあって偶然やっていたところに
飛び込む。
診てもらったところ、典型的ぎっくり、だとかで、整体して鍼打って終了。

今朝もまだ歩くのはかなり痛いですが、やや看部の腫れは収まってきました。

元々休みを取っていて、今日も歌舞伎の予定でしたが、これも諦めて、また整体へ。

とりあえず今日までは安静。
全くどうも秋は私には病気怪我多発のシーズンのようです。

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公開週末の萬斎さんメディア露出。

伊藤英明くん出演回の「Aスタジオ」を見ていたら次週予告に鶴瓶さんとアシス
タントと三人で肩を組んで「ややこしや〜♪」と盛り上がってまして、来週は
萬斎さん。
先日の「ござる」の見所に鶴瓶さんがいらしたので「もしや」と思ってましたが
案の定。

「先輩ROCK YOU」は「嵐に〜」「ぴったんこ〜」に
続いてまたも皆で「茸」の
お稽古。
しかし改めて見ると、嵐のメンバーがいかに器用だったか判りました
(しかも3本目収録だった〜多分前に宝塚のメンバーとレビューやっていた)

昨日はCSの「ビクトリーチャンネル」の映画特集。
ジャパンプレミアは前にちょっと見ましたがかなり長く流れたほか、大阪での
「舟乗り込み」映像は東京では貴重でした。

「エンタメーテレ」は榮倉さんと上地くんのインタビュー。
余り喋らない榮倉さんに上地くんがさらっと助け船を出していて、先日のラジオ
同様、上地くん大好感。

今朝の「めざにゅ〜」の「はまSONG+」に萬斎さん登場。
衣装からすると「めざまし(かるべや)」と同じ日に収録か。
音楽はお約束の?ロックかと思ったら、何と「ボレロ」で、全く映像化の気配の
ない(今のところ)、「狂言劇場」の「ボレロ」映像が流れました。

「めざまし」本体では3日の舞台挨拶映像がしっかり流れました。

これで一段落でしょうか。
週末にさいたまで監督とかは舞台挨拶されるそうですが、城代さまは京都公演、
そう言えばぐっさんの番組で判明しましたが、佐藤さんはどうやら渡辺謙さんの
「許されざる者」ロケで北海道缶詰状態の気配。
道理でキャンペーンや取材への登場が少ないと思いました。

明日は「DIME」「ダ・ヴィンチ」発売

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ライコネン、アブダビGPで復帰後初優勝!

いや~待ってました、ライコネン復帰後初優勝。
やはり復帰したシューマッハが復帰後優勝しなかっただけに、ぜひキミには早い
ところ優勝して欲しかったし、シューマッハが今シーズンで「二度目の」引退を
するだけにシューマッハと同じステージで優勝と言うのは個人的には価値あり。
それにしても最下位から上がってきてきっちり表彰台に上がるベッテルは天才。
木曜日は「F1速報」絶対入手です

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「のぼうの城」中1日経って反芻

2回見てちょっと冷静に振り返ってみました。

※正直「田楽踊り」にちょっとした違和感があって、なんでかと考えていましたが
ふと判ったのは、あの三成軍と、踊るのぼうさまの距離感が分からないのが原因
かも。

三成側からの俯瞰画面だと水面まで凄い高さの差があるように見えますが、あんな
遠距離じゃ、スピーカーも、鏡板も所作台もない(当たり前)水面の船上から
謡い踊っても三成軍に聞こえ見える筈がなかろう、無論、後ろから見る事になる
忍軍側からは尚更で、どうやって伝わったのか説明不能じゃないか、と妙に理屈
っぽく見てました。

※ 一方萬斎さんの芝居で一番感心してたのは、ラスト前、後ろから入ってくる
三成軍の三人を通すために左右にザザ〜っと別れるところ、普通に胡座から立ち
上がって移動、座り直すだけでも体が左右に揺れると思うのですが、それが萬斎
さん、左手を吊っていてバランスが取りづらいと筈が、全く上半身がぶれてない
のが凄い。
(特に三人が上座に通り終えて左右に別れた忍軍が元の位置に戻る時に、すっと
出る長親さんの左足が綺麗←細か過ぎる(笑)

※未だに分からないのは、靭負が火矢を放った時の吉継の「しまった」の次の
せりふ。
戯曲を読んでもシチュエーションが変わっていて出てこず。
何と言っているんでしょうか。

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2012.11.04

「平清盛」第43回

久しぶりに集中途切れず見られたのは、「小松殿」にしちゃあ弱っちいなぁと
思っていた、窪田くん演じる重盛のパパ説得(泣き落とし?)の長セリフに依り
ます。

来週でどうやら重盛くん死期を迎えられるようですが、小松殿が亡くなったら
平家もいよいよ末期ですね。

そう言えば、鎌倉で藤九郎が抱えていた冬瓜を見て、「絶対まん中から割れば
蛇が出てくるぞ」と思っちゃいました
萬斎さん「陰陽師」の見すぎ(笑)

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「ホロヴィッツとの対話」「清洲〜」以上にびっくりした、来年の三谷舞台

ゴッホ、ゲッベルス、そして来年早々のホロヴィッツに続く、三谷さんの
「洋もの」の主役はナポレオン、だそうで、それだけなら特段驚きはしませんが、
キャストが先日びっくりした映画「清洲会議」以上に豪華で呆気に取られました。
何しろナポレオン役が他人の作・演出の舞台作品に俳優としてだけ出演するのは
初の野田秀樹さん!

共演に天海祐希さん、山本耕史さん、浅利陽介さん、今井朋彦さん、そして
どっちかと言うとナポレオンキャラの内野聖陽さん。
俳優としての野田さんと言えば三谷さんの大河「新選組!」でのべらんめえ調で
慶喜に「よくまあ江戸を戦場にしてくださって有り難うございます」と皮肉って
いた勝海舟が印象に残ってますが、海舟に嫌みを言われ続けていた慶喜を演じて
いたのが、今井さんで、そのなかなかヒステリックなビジュアルが目に止まって
実現したのが、初期は名作揃いだったエステーの消臭剤CM。

浅利陽介くんも「新選組!」で勇の養子役で出演されてましたし、勿論山本くんは
土方役。
東下した新選組に甲陽鎮武隊として出撃させる本当の狙いを海舟が土方に語る
シーンも印象的でした。

天海さんは「オケピ」出演はありますが、内野さんは初三谷組のはず。

天海さんと内野さんはこの冬に放送予定のドラマ「女信長」で信長と光秀で共演と
聞いてますので、それも楽しみにしてたのですが、舞台もとは…本当にびっくり
それにしてもチケット取りがこれから頭痛の種になりそうです。

日程:13年4月〜5月
会場:東京芸術劇場プレイハウス(中ホール)

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久しぶりにぎっくり腰!

昨日仕事終わりから喉がイライラするので、ミカンとかぼちゃの煮物を食べて
風邪薬とカフェオレを飲んでさっさと寝ました。

おかげで朝起きたら喉は大丈夫だったのですが、朝食して掃除をしていたら、
急に腰に大違和感。
伸ばせないし痛いし、どうやら久しぶりに「ぎっくり」やっちゃったようす。

全く動けず、諦めて溜まった萬斎さん録画を見て(無駄には寝てない(笑))、
昼過ぎに恐る恐る起き上がりましたがとてもまともに動けません。

さすがにに行く予定だった歌舞伎は諦めて1日静養です。
明日は何とか復活しないと…

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2012.11.03

仁左衛門さんが入院で新橋休演中。

そう言う時に限って観劇日が早い。
ショックだショックだ、仁左さまが出ないとは。

そして代役には「双蝶々」は先月の染五郎さん休演でも代役に立った梅玉さん。
本当にどれだけ芸幅と蓄積とあと何が必要かよく解りませんが、とにかく凄い
役者さんです。
仁左衛門さんでより見たかった「熊谷陣屋」は全く持ち味の違う松緑さん。

下旬からは京の冬の風物詩でもある南座の顔見世で、仁左衛門なしでは考えられ
ませんから、新橋は大事を取られたのでしょうか。

自宅静養でなく入院加療とのことですから、早い回復を願うばかりです。

しかし「熊谷〜」見たかった。

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2012.11.02

今日の萬斎さん(笑)

「ぴったんこカンカン」はよいや舞台は登場するわ、矢来能楽堂は鏡の間は
写るわと大サービス。
一門の岡さん、月崎さんも登場されましたが、あの観客はどこから集めたのかな〜
映画ナレーションの安住アナ、狂言頑張ってました。
「朝ズバ」はラストのラストに5分ほど。

上地くんのラジオは上地くんの「熱心な生徒さん」ぶりがとっても好感でした。
紙媒体は読売新聞夕刊に萬斎さんインタビュー。

明日は舞台挨拶の合間?に「ブランチ」ご出演。
仕事なので、挨拶は今回一度も行かれないのが残念。

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「のぼうの城」を初日に再見

ローカルシネコンは初日で半分くらいの入り。

まず試写会場と違って画面がでかい、音響がちゃんとしてる、席に傾斜があって
ちゃんと見える、これだけでかなり印象違いました。
セリフちゃんと聞こえるし、合戦や「狙撃」の緊迫感が成立してます。
実は小さな画面だと「田楽踊り」逆に尺が持たない感じがしてました。
(そう言えばあのスナイパーが中村靖日くんだったのは意外)

城代さんについてはファン心理として冷静に見づらいのですが、最初におじさん
たちが出陣するのを櫓から眺めるシーン、開城せよの父の言葉に家臣一同涙して
いる最中、甲斐に腕を捻られた後、「石田堤」の万全ならざるのを丹波に伝える
ところなど、異常に冷静沈着な表情を見せる落差に痺れてました(細か過ぎ(笑))
そうそう、城代さんが狂言でお馴染みの「酒はもと薬なり〜♪」の謡を酒を飲み
つつ口ずさんでいる場面で瓢箪が「布石」で出ていたのを前回見逃していたのに
気がつきました

しかしラストで見つめ合う甲斐と成親ってその後、甲斐が酒巻に「宣言」した
通りになったのかなぁ(苦笑)

細かい話をすれば、流れ着く死体の脇差しが成親のものと言う繋がりが、脇差しを
与えるシーンがない(多分カットされた)ので判りにくいのと、吉継が三成に
「忍城は落ちている」と明かすのがなぜあのタイミングかが説明不足な気はしま
した

改めて見ると、意外にもチーム忍は佐藤浩市丹波が飛び抜けて印象が強く、和泉と
酒巻はキャラを生かし切れず。
一方チーム佐吉くん3人衆の方はそれぞれ個性的で魅力的。
特に山田くんの吉継が「ちょっと兄貴」目線で突っ走る佐吉をサポートする感じが、
後年、頭巾を被った姿で相変わらず「暴走」する佐吉に寄り添う、良く知られる
大谷刑部の友情譚とちゃんとリンクしていて、振り向く姿のかっこ良さ共々、
感心しました。
また上地くんも、プロモーションで見かけるソフト、と言うか見た目「チャラい」
感じが全くなくて、対面の場の「良い戦でごさった」の一言が印象的。
ラストで言う「知行の半分を割いても良き部下を持ち、大掛かりな戦をしたい」の
セリフは、勿論、島左近を得ての関ヶ原を暗示していてちょっとニヤニヤ。

平さんはあの二枚目であれだけ「KY」を炸裂させられるのが凄い。

全体にはもう画面に規模を無駄遣いしない迫力とか、少し突き抜けた人間同士の
ぶつかり合い、更なるエンターテイメント性とかあっても良かったような、一種の
もどかしさはありますが、(死体が流れてくる所とか多勢と無勢とかの雰囲気は
どうしても「レッドクリフ」を連想して比較してしまうからかも知れませんが)
大きな画面はやっぱり楽しかったです。

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「のぼうの城」初日

金曜日のためシネコンは静かなもの(笑)
とりあえずグッズを確認。
パンフレット700円
Tシャツ2500円
手拭い750円
風呂敷800円
クリアファイルセット(文庫表紙イラスト)500円
マルチターバン(成田家家紋)1900円
イヤホンジャックマスコット(カエル意匠)850円

うわ、合計8000円!(笑)
あと湯飲みと指物型ボールペンもありましたが、購入せず。

ローカルシネコンなんでこれがすべてか確信が持てませんが(笑)

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2012.11.01

日テレの方が熱心なのではあるまいか。

「Zip!」の萬斎さんを録画で見ました。
かなり明るいハイテンションでしたが、ワイプ内の筧さんの興味津々そうな表情、
そしてVTR終わりに「あの笑いを見ているだけでこちらも楽しくなる。やはり
訓練されているんでしょうね」ときちっと正鵠を得たコメントで締めていらして
「よっしゃ〜っ」と「二大俳優の共演」にニマニマしてしまいました(笑)

それにしても先日の「ウェイクアップ」と言い、「嵐にしやがれ」週末の「心を
ゆさぶれ、先輩ROCK YOU」と言い、冒頭に「創立60周年記念作品」とクレジットを
銘打っているTBSより日テレの方が萬斎さんゲスト招聘に熱心に見えるのですが、
気のせいでしょうか?(苦笑)

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「こんばんは、父さん」を観る。

世田谷パブリックシアター
久しぶりの二兎社公演。
しかも平幹さんと佐々木蔵之介さん、溝端淳平くんと言う、世代もバックグラ
ウンドも違えど魅力的な役者さんが揃っての三人芝居。

平さんは旋盤の技術で町工場で一代を築きながら事業拡大に失敗した父親、佐々木
さんはその息子で大学を出て出世コース邁進中だったが、投資詐欺にあって同様の
憂き目に。
そして溝端くんは父親が借金をした貸金会社の営業マン(平たく言えば取り立て
担当)で、後から判るのですが、彼も成績(つまり取り立て)が上がらないと、
行ったらまず正気では戻れないとかナントカ言う「研修所」送りが怖くて必死な
だけでやりがいなんてまるでないかなり気の毒なサラリーマン。

父親が借金取りから逃げ、手離した自分の廃工場に逃げ込み、営業マンがそれを
追ってくる。
自慢の息子に肩代わりしてもらいましょうと息子の携帯に電話をすると、何故か
近くから着信音がして、見ればこれまた着のみ着のままの息子が隠れていて…

セットは変わらない「一杯道具」で休憩なしの1時間45分。
久しぶりに会った親子がこれまで語れなかった胸のうちを語り、最初は借金取りを
振り切るつもりだったのが、最後は息子が、借金取りに「金の一部を回収できた、
これを機に自分を失うような仕事は辞めるんだ」と自分の息子にとずっと持って
いた高級時計を借金取りに与え、彼が置いて行ったカップ酒(「兎」印!)で
親子二人で乾杯する。

この後も親子二人は借金返済に追われ続けるだろうし、苦労は続くのだろうけれど
忘れていたり封印していた思い出や苦い記憶、登場しない母親への思いも含めて
同じ境遇になって初めてしっかり向き合えた事で、悲惨さの中に微かな希望を
抱かせたラストになっていました。

この作品は永井さんの代表作として名高い「こんにちは、母さん」(未見)と
タイトル通りに対をなす内容になっているそうですが、そう言うリンクなしでも
十分考えさせられる作品でした。
まあ私自身が小中高大の殆どの時期を、仕事で父親不在は当たり前の状況で育って
いるので、息子の気持が凄く良く判ったと言うのもありそうですが。

平さんがこう言う作品に出て、洒脱に身軽にそしてチャーミングに演じられるのを
拝見できたのはとても新鮮でしたし(そう言えば次は筧さんと舞台だ!)、佐々木
さんも、溝端くんも存在感が半端じゃない平さんを相手にかなり頑張っていらっ
しゃいました。

そう言えばカーテンコールで並んで挨拶されるのを見たら、三人見た目、背丈が
殆ど同じでした。
いまどきの若者である溝端くん、長身で知らせる佐々木さんと平さんがほぼ同じ
背丈とは、平さんてその年代にしたら相当長身ですね。
滑舌も素晴らしいし姿勢もピシッとされているし。

久しぶりに手堅く安心して見られるお芝居でした。

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今日の「のぼうの城」(笑)関連掲載紙媒体

「R25」は山口さんのロングインタビュー。
本当はこれに萬斎さん是非と思ってるのですが、一向にないですね〜

「Jヌード」はフルカラーのタブロイド版
以前掲載された時は表紙でしたが、今回は1/2ページインタビュー。
なんで有料の「週刊朝日」がモノクロで、無料のこれがカッコいいカラー写真
入りなのかなぁ〜(笑)

おまけは夕刊紙「夕刊フジ」
初めて買いましたが、タブロイド版に凄い情報量。
萬斎さんはカラー1ページ。写真大きめ。
先日の「めざまし〜」出演時と似たような服でした。

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