映画「アルゴ」を見る
もっと早く見たかったのですが、今月は「のぼう」マツリで明け暮れたため(笑)
やっと見ました。
先週だか、報知映画賞で外国映画部門で1位を取ったからか、公開から1ヶ月ほど
経っているにも拘わらず、7〜8割くらいの結構な入り、そして期待に違わぬ
時間ハラハラドキドキの一瞬も目を離せない作品で、間違いなく今年の私のベスト
5には入ります。
(あとは「のぼう」と「鍵泥棒」とこれから見る「スカイフォール」)(笑)
占拠された大使館から脱出し、カナダ大使私邸に潜伏しているアメリカ人外交官
6人を極秘で出国させるため、CIAが仕組んだのが「アルゴ」と言う偽のハリ
ウッド超大作のSF映画をでっち上げ、そのロケハンに入国したカナダ人スタッフに
偽装して、偽のパスポートで出国させる、と言う奇想天外にして大胆過ぎる作戦。
様々な分単位の攻防の末、最後は航空機対トラックと言う「007」みたいなカー
?チェイスまであって、結末は判っていながらハラハラし続けました。
「作戦」にリアリティを持たせ、信用させるために脚本は勿論、キャストも
セッティングし、派手に制作発表も行なって記事をバラエティ誌に掲載させる、
これがちゃんと後で効いてました。
しかしこんな冗談みたいな作戦が実話と言うのには、ただびっくりでしたが、
協力を打診されたハリウッド名うてのプロデューサーや特撮メイクスタッフが、
意気に感じてCIA顔負けの大活躍をするところに、映画人としての誇りや矜侍を
感じる、気持ちの良い作品でした。
脱出を阻止する側にも、映画の面白さについひかれてしまう革命防衛軍スタッフが
いたり、自分の働く屋敷にいる客人の存在を、そうと察しながらも「いない」と
隠し通すカナダ大使館私邸のイラン人スタッフとか、映画作戦に最後まで懐疑的
だったスタッフがギリギリの瀬戸際にこれも偽装の小道具の絵コンテを使って
身ぶり手振りを交えて「映画」について説明したりとなかなか味のある演出も
あって、実録とエンタメの絶妙なさじ加減は、制作・監督も兼ねる主演のベン・
アフレックの才能だと思いました。
ラストに実際の写真と劇中のシーンが対比されて出てきましたが、モデルになった
人物とそっくりでまたびっくりでした。
それにしても繰り返しますがこんな作戦を発想、実行したとは…
個人的にはおすすめです。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 映画「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」を見る(2019.03.22)
- 「西郷どん」初回(2018.01.09)
- 「直虎」は総集編も手抜かりないサブタイトル(笑)(2017.12.24)
- 「刑事7人」初回(2017.07.15)
- 映画「SP」前後編(2017.05.15)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント