« 仁左衛門丈、残り3日で復帰! | トップページ | 「浮世塚比翼稲妻」を観る »

2012.11.23

「野村万作・萬斎狂言の会(夜の部)」を観る

大田区民プラザ

個人的にできるだけ見逃さないようにしている「宗論」がかかるので気合いを
入れて伺ったのですが、意外に空席があったのは、冬でみなさん昼の部にいらした
のかな。

夜の部には更に解説前にワークショップがありました。
考えたらワークショップ参加は勿論ないですし、近くで見るのも初めてでした。

指導は月崎さんと深田さん。
体験希望者は事前に申し込みしていたのか良く解りませんが、とにかく14人の
様々な年代の方が足元を足袋に履き替えて舞台に登場。
正座、挨拶、「このあたりの者でござる」の発声、構えとすり足の動き、更に
「宗論」の最後に出てくるのもあって、「なもうだ、なもうだ」の発声に、手を
打ち(受ける左手の位置を打つ度に左右に替える)、左手のあるのと逆の足を
上げる、と言うなかなか難易度の高い動きまで。
みなさん志願してなさっているだけにお上手でしたがさすがに最後の「浮き」は
妙なロボットみたいになったり手が入れ替わったりとなかなか大変そうでした。
どうやら予定は随分オーバーしたようでしたが、30分くらいでワークショップは
終了。
簡単な演目解説あっていよいよ「宗論」

今回は萬斎さんの浄土僧に高野さんの法華僧の配役。
最近は見ますが長らく法華がメインだった萬斎さんと(確か万作さんが浄土僧で
拝見した時は萬斎さん法華、全く歯が立たないって感じでした)高野さんですから、
深田さんは解説で「浄土僧はねちっこい」とおっしゃってましたが、この浄土僧は
やたらに元気、でした。
めちゃめちゃ面白かったのですが、難を言えば「なもうだ」と「南無阿弥陀仏」が
入れ替わるところが盛り上がり過ぎて、逆にあっさり終わってしまったところかも。
もう少し「なもうだ→南無阿弥陀仏」「南無阿弥陀仏→なもうだ」がビシッと
聞こえないと笑いづらいのと、その後の(大雑把に言うと)宗派で争う自体が
間違い、と言う謡の部分が微妙に腑に落ちない気がします。
(そもそも言葉が難しいので笑いづらいし)
しかしこの話を聞かせたい地域は世界のあちこちにあります。

休憩を挟んで「鎌腹」
万作さんの太郎の「自殺未遂バリエーション」(深田さん談)是非拝見したかった
のですが、人と待たせていたので休憩で退出させていただきました。
ごめんなさい。

|

« 仁左衛門丈、残り3日で復帰! | トップページ | 「浮世塚比翼稲妻」を観る »

能&狂言」カテゴリの記事

野村萬斎」カテゴリの記事

コメント

かのこさま

ワークショップの方々はもしかすると月崎さんと深田さんが狂言を教えている生徒さんではないでしょうか?
以前、深田さんとお話しする機会があった時、そういうことを言われてました。
私は萬斎さんのワークショップ(子供だけ)を拝見したことがあります。
その時見たのは嵐も安住さん等もやってた「茸」でした。
ワークショップの時は自由席でしたのでかなり前の方で拝見できて嬉しかったです。

投稿: chiko | 2012.11.23 13:44

chikoさま
ワークショップが終わったら「生徒さん」だったみなさん客席にばらばらと戻ってきてましたし、チケットに「申込が必要」とあったので、チケットを持っている人ならだれでも申し込めたのかな~と思っていました。
「茸」は先日見た練馬区のテレビで小学生相手に月崎さんと高野さんがなさっていたワークショップでもお稽古されていたし、「嵐」でもやっていたので定番中の定番なのかもしれませんね

投稿: かのこ | 2012.11.24 09:17

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 仁左衛門丈、残り3日で復帰! | トップページ | 「浮世塚比翼稲妻」を観る »