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2013.09.30

「八重の桜」ま気づけばあと10回ちょっと

とにかくこれだけ頻繁にタイトルバックが変わる大河は珍しいのでは。

会津落城までが長かったのでそこまで続かなかった視聴者多いみたいですが、
個人的には幕末を引きずりつつ、パイオニア精神120%の人たち一人一人の行動が
今の日本の基礎を成している明治期もなかなか魅力的なので話題にはなりませんが
結構楽しんで見ています

そう言えば気がつくと昨日の回は脚本が山本むつみさんでなくなっています。
以前お兄さんを「脚本協力」とかにしていた方がいらっしゃいましたが、どうせ
ならこう言う風にちゃんと出すべきですね。
局は一人脚本家にこだわっているようですが、1年も続くもの、一人でなくては
ならないなんて、見ている方は全然気にしてないですけど。

さてドラマで今、同志社の学生(メインは熊本バンド)は後に、多く同志社の
基礎を築く役割をだそうで、例えば昨日から登場した黄川田くん演じる伊勢時雄は
何と「龍馬伝」にも登場した松平春嶽の政治顧問で儒学者の横井小楠の長男で(!)
のちに八重の姪と結婚して同志社三代目総長に。
小崎は襄の後の総長、阿部くんが演じている海老名の奥さんも小楠の長女で、
後に八代目総長になるそうです。

そう言えば29日分に出ていた薩摩藩士の子女役の大後寿々花さんは昔、萬斎さん
版「オイディプス王」でオイディプスの娘をやっていたのを覚えています。

「八重〜」は現在、同志社設立間もなくのあたりで、それから襄が八重を残して
亡くなるまであと15年くらいあり、その間に兄嫁・時栄の不倫とかありますが
その後さらに八重は看護師として活躍し、唱和8年没。
果たしてどこまでやるのでしょうか。

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2013.09.29

映画「そして父になる」を見る

自身の家族と比較したりすると「身につまされる」場合もありそうですが、個人
的には期待しすぎでした。
上手いけど、特に子どもにはお手上げですけど。

でも結局どうなるのか、はっきりした結末がないのは、ここまで引っ張ってそれは
どうよ、とちょっとイラッとしました。
オープンエンディングって、「観客に委ねる」と言えば聞こえは良いけど、映画
ってやはりはっきりした結末を見せるものだと思うし、ズルい。

そもそも話が見えない部分が結構あって、私の想像力不足なんでしょうが、イマ
イチ判らないままになったところと。

例えばお入学までした小学校を慶多は辞めてたのか、或いはあれは夏休みなのか
そもそもいつの間に「交換」は決定したのか、田中さん演じる弁護士の言う
「勝利」は交換しない事かと思っていたのに、単に慰謝料取れたって事?
あるいは元被告の住所を簡単に被害者は簡単に知る事ができ、訪問するのはアリ
なのか、良多は左遷とも思える宇都宮転勤を受け入れたのか、あれとかこれとか。

キャストで言うと、中村倫也くんと吉田羊さんはどこに出ていたのか不明。

真木さんと尾野さんは「最高の離婚」、真木さんと福山さん、リリーさんと福山
さん、夏八木さんと福山さんは「龍馬伝」で共演、「犯人」の看護師の再婚相手は
同時期公開の「凶悪」でリリーさんと共演しているピエール瀧さんと、実力ある
にしても、デジャブな組み合わせが多く、そっちのイメージに引っ張られたのも
ちょっと残念。

ドリームワークスがリメイク権を取ったとかですが、恐らくハリウッド版はもっと
弁護士が活躍し、白黒ハッキリさせる内容になるのでは。

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2013.09.28

「かもめ」(8回目・東京千秋楽)を観る

チェーホフ、正直今まで苦手でした。

特に「ワーニャ」や「三人姉妹」は喩えが分かりにくい、と言う翻訳劇に特有の
問題がクリアできないのと、言ったら失礼ですが、ニーナのトレープレフ作品評
ではないけれど、「大きな事件が起こらない」ため、見てもところどころ生欠伸を
噛み潰す事になっていました。
(事件は幕の間で起こっているのは今回良く良く判りましたが)

しかし今回は無敵のキャスト、より喜劇性を高めた演出で(しかし別に筋を
変えたり、セリフを大きくいじっている訳ではない)いわゆる新劇風に大上段に
振りかざしたり、小難しくする事なく見せて頂いたので、随分楽しい「かもめ」
でした。

前回椅子崩壊事件が起きたので、3幕はついつい椅子に目が行ってしまいましたが
当たり前ですが、今回は何事もなし。

それより今回で言うと、大竹さんと萬斎さんが千秋楽スペシャル仕様(笑)

まずは3幕、恒例のアルカージナとトリゴーリンのドタバタ大喧嘩シーン。
今回大竹さんのいたぶりっぷりとアクションがマックスで、身を預けるトリゴー
リンさま、どうなるかと思いましたし、何より、本を抱えて身もだえする大竹
さんに横たわったままの萬斎さん、明らかに笑っていたと思うんですよね・・

更にファン的ツボは4幕。
トレープレフと「和解の」握手をしたトリゴーリンがいつまでいるのかと聞かれて
「明日にはロンドンに戻らなくてはなりません」と爆弾発言!
トリゴーリンさん、いつイギリスに移住もしくは亡命されたのか、いやいや実は
トリゴーリンさんは漱石先生の仮の姿だったのか(近くに、浅野「ビクトリア
女王」もいらっしゃいましたしね)
すかさず大竹さんが「モスクワでしょう、何を言ってるの~」と助け船を出して、
萬斎さん何とか元のセリフに「復帰」されましたが、2幕の長セリフも聞いた回
いずれもクリアされていた萬斎さんにしては、お珍しい事でした。
アルカージナの1幕のセリフを借りれば「わざと?わざとなの?これ、狙いな
の?」と確認したいです。
さて、千秋楽くらいはカテコでキャスト挨拶あるかと思ったのですが、回数は
増え、2回目にケラさんが登場された以外はいつものカテコでした。

今回は演出もしなければ主役でもない現代劇出演の萬斎さんを初めて拝見しま
したが、アクセントとしての立ち位置がとても面白かったです。

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「かもめ」東京公演終わる

カテコは4回、2回目にゲラさん登場されましたが、結局最後まで挨拶とかコメ
ントはなし。

しかし、なんで萬斎トリゴーリンさま、「モスクワ」を「ロンドン」と間違えた
のでしょうか(苦笑)

アルカージナ風に言えば「わざと?わざとなの?これ、狙いなのね」と確認したい
ところ。
他に3幕のアルカージナとの大喧嘩、アルカージナが大げさ過ぎてタイミングが
妙な事になってました。

しかしまあ萬斎さんも惜しげもなく、気障ったらしさ炸裂で、楽しく拝見しました。

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「かもめ」東京千秋楽

ロビーで深田さんをお見かけする。

いよいよ東京千秋楽。
あっという間でした。

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そうかも知れない。

そうかも知れない。
「半沢直樹」の最終回、大和田に土下座させて会議室を去っていく半沢を俯瞰で
捉えたシーンに、寄りを撮るカメラマンが写り込んでいるとネットで話題になって
いるとあったので録画を見てみました。

確かに左下、会議テーブルから離れた場所に人の頭と何が機材が写っています。
記者会見シーンとかなら、いても不思議もないシチュエーションですが、極秘
会議っぽい状況では確かに不思議。
まさかチェックを怠るはずもないので、諸々オトナの事情で、やむを得ず、で
しょうか。

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2013.09.27

「かもめ」が「ベストステージ11月号」に。

早くも写真入りレポートが掲載されました。
やはり生田くんメイン扱いなので、萬斎さんトリゴーリンは2カットばかりですが
写真からも十分「イケスカナイ気障インテリ」ぶり(誉めてます)が伝わって
きます。

いよいよ東京公演は明日千秋楽。

そうそう、NHK教育の「100分で名著」の「かもめ」ではトレープレフをやっていた
川口くんがネクストシアターオーディション開催関連で同じ号でインタビューを
受けているページもありました。

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「Opus」を観る

新国立劇場小劇場。

中央にキャラメルのような四角い裸舞台。
その対角二ヶ所にスロープ状のアプローチが付いていて、カクカクしてますが
イメージは昔の「帝都高速路交通営団」の「Sマーク 」風(判んないですよね)
舞台はアメリカ。
弦楽四重奏団がある事情でビオラ奏者(加藤虎之介さん)を解雇する。
しかし、間もなく大統領の前で演奏するスケジュールが決まっているため、急遽
若い女性ビオラ奏者が加わりベートーベンの弦楽四重奏曲の練習が始まる。

実はリーダーの第1バイオリニスト(三谷さんのホロヴィッツと言い、何故か
音楽家役が続く段田さん)が技術的に問題があるのだけれど、それを認めない。
近藤芳正さん演じるチェリストは映画「25年目の弦楽四重奏曲」同様、病気が
発覚している。
相島一之さん演じる第2バイオリニストは若いビオラ奏者に興味津々。

メンバー4人に解雇された元ビオラ奏者を加えた5人 の複雑な心模様が流麗な
音楽と共に浮かび上がる仕掛け。

生の舞台で、しかもプロセミアムでなく、観客が舞台を取り囲む、間近な状態で
どうやって演奏シーンを見せるのかと思ったのですが(演奏は勿論別にプロが
されている)、皆さん非常に上手く演奏スタイルが決まっていて(実際に演奏
する人たちから見たら色々気になるのだと思いますが)、別に流れている音楽に
違和感なくはまっていました
スピーカーの置き位置が絶妙なのか、近くにいてもひょっとして弾いているかも
と思ったくらいです。

ラストは元ビオラ奏者がまさかの提案をし、伊勢さん演じる女性ビオラ奏者が
それに応じ、近藤さん演じるチェリストがまさかの大胆な行動を起こし、四重
奏団は新しい道に踏み出すところで物語は終わりました。

ところどころアメリカ人には共通らしい「常識」が良く判らなかったりしましたが
四重奏団同様、役者さんたちのアンサンブルが絶妙で、「帰郷」に続いて、小川
さんの演出に痺れました。
声の出演で原康義さんが大統領、斎藤直樹さんがレコーディングディレクター
役で「出演」されていました。

ちょっとビターな結末ですが心地よい印象の作品でした。

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2013.09.26

楽天優勝!

凄いわ。やっぱり星野さん。

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「半沢直樹」サントラ

TSUTAYAでレンタルしましたが、基本的にメインテーマとその変奏のみで、改めて
ドラマが音楽でなく画面の芝居で盛り上がっていたのを逆説的に実感しました。

対象的にドラマの印象は余りないけれどサントラが絶品だったのが「救命病棟24時
第5シーズン」

「パンドラ」「龍馬伝」「魔王」「ハゲタカ」「るろうに剣心」など、サントラ
では私の中でナンバーワン作曲家の佐藤直紀さんが今回音楽を手掛けていて、
アルバムは今回も絶品。

ドラマ殆ど見てなかったんですが、サントラは私の中では「半沢」超えです。

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現代劇に生きるシェイクスピア。

「かもめ」には『言葉、言葉、言葉』と言うセリフや人間関係に「ハムレット」の
気配があり、先日見た「ロミオとジュリエット」はロックミュージカルに転生し、
いのうえさんは秋に「リチャード三世」を元に「鉈切り丸」を上演と、ここ最近
だけでもシェイクスピアさんの影響力は相変わらず凄いですが、また一つ、現代
劇のセリフにシェイクスピアを発見しました。

それが今日観た新国立劇場の「Opus」

↓に書いた通り、弦楽四重奏団の人間模様を描いた作品でしたが、ラストに第2
バイオリニストが語る独白に「『あとは沈黙』とは誰かのセリフだったな」と
言う部分がありました。

言うまでもなくこれこそ「ハムレット」におけるハムレットの最後のセリフ。

こんな判りやすいのはきっと稀で、多分翻訳ものには訳されて判らなくなっている
沙翁のセリフが山ほどあるとは思いますが。

そしてやはり滅茶苦茶面白かった小川さん演出作品の感想は別項。

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「かもめ」(7回目)を観る

終わって外に出たら、早くもソワレ当日券並びがいらっしゃいました。
(それでも、伝説的な藤原くんの「ハムレット」当日券並び記録には恐らく及ば
ないとは思いますが)

今日気になったのは、4幕のニーナのセリフ「あの人が彼を連れてきたのね、
どうせ同じ事だけど」
そりゃ、トリゴーリンが来ているなら頼を戻したアルカージナとセットなのは
当然。
しかも何と何が同じなんだろう?
結構引っ掛かるセリフに今まで何で気づかなかったのか、それも含めて気になり
ました

さらに見ると1幕と4幕は変奏曲と言って良い関係。
帰る帰ると言うニーナとニーナと(の過去)にしがみつくトレープレフは昔と一緒。
しかしニーナは仕事について判り、トレープレフは進歩せず何も理解していない。
ニーナはトリゴーリンにビクビクワクワクするのは同じだし、最後にあの劇中劇の
セリフが繰り返される。
確か初日あたりトレープレフも小さい声で唱和していた気もしますが、今やトレー
プレフは呆然と見守ってますね。

ニーナとトレープレフは覚えている人、アルカージナとトリゴーリンは前向きに
生きるために忘れる人(二人とも「覚えてないな」がお約束)と分類できる気も
します。

観劇も後半戦(笑)になり、こうして何回か見ていると、この芝居が群像劇と言う
より、組み合わせを変えながらの二人芝居の積み重ねである事が見えてきました。

最初から並べるとマーシャとメドベージェンコ、ソーリンとトレープレフ、
トレープレフとニーナ、ドールンとポリーナ、ドールンとマーシャ。
2幕は前半は複数の人物が登場し、途中からニーナとトレープレフ、締めが
トリゴーリンとニーナ。
3幕はトリゴーリンとマーシャ、トリゴーリンとニーナ、アルカージナとトレープレフ、
ソーリンとアルカージナ、アルカージナとトリゴーリン、〆は短いですが
ニーナとトリゴーリン。
4幕はマーシャとポリーナ、複製人物のやりとりを挟んでニーナとトレープレフ。

書き出すと判りますが、あれだけ喋っているシャムラーエフだけが誰とも対面で
対話していない事で何だかお気の毒なほどです。

ともあれ今回は何より「椅子崩壊」が最大のトピックス(笑)
あの直後にあの椅子に座る段取りがいなかったのは良かったですが、直前の
トリゴーリンの朝食シーン最中に「木材」疲労でいきなりポッキリいったりしなくて
本当によかったですが、考えたら椅子と同じ回数だけ萬斎さんトリゴーリンも
アルカージナに投げられている訳で(笑)大千秋楽までお怪我ないことをお祈り
するのみです。

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映画「そして父になる」にグールドの「ゴールドベルグ〜」

福山くん&リリーさんがしきりと宣伝にテレビ出演していますが、個人的には
バックに流れているバッハの「ゴールドベルク変奏曲」が気になっていました。
調べたらやはり大好きなグールドの演奏。
他にもバッハの曲を使っているようです。
「ゴールドベルク」の無限に同じフレーズが続くようで微妙に違っている曲が
恐らく同じように続くはずだった日常が一気に狂っていくらしい映画の内容に
シンクロしているのかなと、それも期待して、早めに見に行きたいと思っています。

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何故か使われる曲が一緒。

小川絵梨子さん初の新国立劇場演出の「Opus」、弦楽四重奏団の話と聞いて、
最近似たようなテーマの作品を見たなと思ったら、7月に公開された映画「25年
目の弦楽四重奏曲」もタイトル通り四重奏団の人間模様を描いた作品でした。

しかもテーマ的に使われる曲が、どうやらどちらもベートーベンの弦楽四重奏曲
14番作品131らしい。

なんでだろう?

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【速報的に】「かもめ」(7回目)を観る

今回最大の話題?は、3幕でトレープレフが投げつけた椅子の脚が折れて壊れた
事でしょう。
更にアルカージナに倒されたトリゴーリンが立ち上がった時に、胸元から手帳が
コロリ。
いつもニーナにもらったペンダントって良く落ちないなぁと思っていたのですが
手帳が先に引力に負けましたね。

早くも明後日東京千秋楽ですねぇ

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2013.09.25

WOWOW「ヘンリー四世」は今週末です!

「カラマーゾフ〜」の凶暴パパ、「七つの会議」の謎の万年課長、そして「半沢
直樹」では昇格して部下に気合いを入れる部長役と、この半年映像のお仕事が
立て続けに入っていた鋼太郎さん、秋は「ムサシ」三演で久しぶりに舞台に
ご出演です。

そして4月に出演されていた「ヘンリー四世」がいよいよ週末にWOWOWでオンエア。

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松也くんがスポーツ新聞で。

つい先日、ミュージカル「ロミオとジュリエット」での活躍に感心していたら、
いきなりスポーツ新聞の芸能欄に大きく写真が出ていてびっくり。

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「半沢直樹」最終回視聴率

そもそも抜かれる方も「ミタ」で通じているのが凄い知名度な訳ですが、「半沢
直樹」最終回の視聴率が42.2%と言うのにはびっくりしました。

最近はテレビに限らず、こんな風に話題になっているものだけが強烈に盛り上がる
と言うパターンが多いのは、ネット口コミの影響でしょうか。

個人的には変に結末を変えなかったところが一番のポイントでした。

出向先については、既に大和田〜岸川ラインで「小規模で半沢くんも溶け込み
易いでしょう」とお墨付き(笑)の証券会社でしたが、中野渡頭取にとっては、
元々、大和田は服従させるために残す腹積もり、となれば大和田、半沢両方行内に
残してもまた面倒な事になるだけですし、またこの証券小会社の抱える面倒な
債権回収担当を探していたのじゃないかと。

勤務先も変わる事だし、堺さんと及川くん、滝藤さんのどちらかのスケジュールが
押さえられれば「ロスジェネの逆襲」は実現されそうな。

因みにIT会社社長役には綾野剛くんが良いなぁと思っていたら、10月からの始まる
WOWOWのオリジナルドラマ「Link」で綾野くんまさにIT会社社長役でした。
「ハゲタカ」大森南朋くん主演ですし、こちらも楽しみです

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2013.09.24

「歌舞伎座新開場柿葺落 九月花形歌舞伎」(昼の部)を観る

「新薄雪物語」
数年前にベテラン勢でやっている記録がありますが、観た記憶がなくて、気分は
ほぼ初見。

主要登場人物が多いため、大一座でないと上演できないらしいのですが、今回は
30〜40代なりたての「花形」世代がメインでの公演。
(今の歌舞伎役者には、橋之助さん以外に殆ど40代半ば世代がいない。
あ、橋之助さんとほぼ同い年の中車さんをカウントすればプラス1)

染五郎さんと勘九郎くんが親子役、って言うのは流石に無理でしたね〜(笑)
年齢的に無理な組み合わせはベテラン勢にも日常的に?ありますが、年齢差が
ないのより、親役が若すぎると言うのがよりしっくり来ないのかも。

でもこれから新しい歌舞伎座と共に歴史を作っていくメンバーがほぼ顔を揃え、
(一部、与野本町や渋谷でイタリア人やユダヤ人を熱演中)意欲が前面に出た
清々しい熱演でした。

個人的には、白鴎さん、二代目松緑さん、梅幸さん、十七代目勘三郎さん、十
三代目仁左衛門さんの全てが絶頂の時期に歌舞伎を見始めたので、遂にその孫
たちが歌舞伎座で主役を張るのを観る日が来たんだな〜と言う感慨もありました。

まず冒頭の「花見」
次(々?)世代の女形の中では壱太郎くんが現在トップを快走中で、後ろから
梅枝くん、児太郎くん、新悟くん、右近くんあたりが追走中のイメージでしたが
今回とにかく薄雪姫を演じる梅枝くんが大健闘でした。
何しろタイトルロールです。
親が「生かしてやろう」と思うのも無理ないわ、と観客に思わせる必要があるのを
恋人の左衛門を演じた勘九郎さん共々、見た目を含めて完璧に体現していました。
(勘九郎くん上手すぎ)

籬役の七之助さんはやや出番少なく気の毒でしたが、、奴の愛之助さんは立ち
回りで大活躍。
(無論実際に活躍していたのは、かなり身体能力の高い奴さんたちですが)

次の「詮議」は海老蔵、松緑、染五郎とメインキャスト勢ぞろい。
捌き役の海老さんはともかく(失礼)、特に際立ったのは、伊賀守の松緑さん。
全然現代的なんですが、夜の「陰陽師」共々、良い感じに古風さ、正統的なおお
どかさみたいな物もあって、やはり「音羽屋さん」のお血筋ですね。

染五郎さんは与三郎や晴明での白塗りが意外に艶やかさがなくて不思議だったり
してましたが、逆に今回の兵衛のような辛抱役がとても似合ってました。

次の「合腹」で漸く、兵衛夫人・梅の方役の菊之助さん登場。
これがまた大好きな雰囲気で、そりゃあ見巧者の方たちから見たら「三笑」も
色々意見があるのでしょうが、見ていて幸せな気分になりました。

今回は「合腹」で終わりましたが、オリジナルは超長編らしくて、その後、逃亡
した若い二人はどうなったのか、とか、主を失った遺族はどうしたのか、とか、
悪の張本人・大膳&大学兄弟はどうなったのかとか、結末が非常に気になりました。(リサーチ中)

ともあれ、次に若手メインでの公演となる十二月の「忠臣蔵」が今から楽しみです。

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歌舞伎版「陰陽師」でカテコ!

歌舞伎版「陰陽師」でカテコ!
2回目の「陰陽師」を見てきました。
前売り完売ではありましたが、開場時点で幕見完売と結構凄い人気です。

1階から要らぬタイミングで掛け声がかかったのが余計でしたが、観客がこの
作品に対する役者の思い入れを読み取ったのか、見せ場での拍手がとても好意的
でした。
前回に比べてテンポがやや良くなってはいましたが、正直カーテンコールになる
とは思いませんでした。

登場したのは染五郎さん一人でしたが、もう少しあの富士山緞帳が下がるのを
待っていたら他キャストも出てきたかも知れません。
個人的には滅茶苦茶キュートな白狐式神ちゃんのグッズ化希望、そして何より
晴明に言われるまでもなく勘九郎くん演じる博雅が「いい男」で目の保養でした。
大百足の先頭がどう見てもバルタン星人にしか見えない、とか、キレる興世王が
いつおネエ言葉になって「今日はギャラリーが多いのね」と言いはしないか、とか
新悟くんの大蛇の精の出番が少なすぎ、とか、余計な事ばかり目についたりも
しましたが、何とか改訂再演はありかも、な雰囲気でした。

続編作ると無駄にスケールばっかり大きくなって中身スカスカと言うよろしくない
前例が山ほどあるので(毒)続編と言うより改訂新版程度にお願いできれば。

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2013.09.23

「半沢直樹」最終回

「八重の桜」から続けて見たら、木戸さんが渡真利さんになり、伊藤博文は前半
大阪編の灰田さん(加藤虎之介さん)で、かなり笑いました。

今回キーマンだった岸川部長役の森田さんは、若い頃は爽やかな二枚目で、沖田
総司もやっていたのをふと思い出しました。
(今更ですが、同期・近藤の奥さんをやっていた山崎直子さんは、あの山崎努
さんのお嬢さんですね)

ともあれ最終回もほぼ原作通りで、もうちょい黒崎〜岸川ライン引っ張るかとは
思いましたが、ラストも変えずに、これで「続編」作れますね(期待)
残念だったのは鋼太郎さんの部長役が期待した程は活躍の場がなかった事。
(渡真利くんにほぼ持っていかれた感じ)
洋くんの時枝同様、勿体無いキャストの使い方でした。
そう言えば10月から堺さん2クール連続主役で「リーガルハイ2」が始まるそう
ですが、半沢効果で視聴率が上がるのかも。
「1」を見てないので判りませんが、確か「リーガルハイ」もかなりハイテン
ションキャラだったらしいので堺さんも大変ですね。
そう言えば最終回の昼に2時間ダイジェスト番組をやりましたが、数少ない時枝
くんの出演シーンがほぼしっかり使われていて良かった良かった(笑)

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「かもめ」(6回目)を観る

待望の?1階後方席。
全体が無理なく見えるのはやはりこのあたり。

実は長らく2幕幕切れのニーナの「夢だわ」の意味が判ってなかったのですが、
今回漸く何となく理解できました。

憧れる作家のインスピレーションに自分が影響を、と言うか、自分をモデルにした
作品を憧れの作家が考えてくれている、しかも自分のために滞在を延期したいと
言っていた事が実現したとなれば尚更。

しかしそれはあくまで物語だけで完結すればですが、ニーナの場合、実生活でも
「破綻させていらう」が実現?してしまったのは想定外の事でしょう。

ただ、ニーナが凄いのは、トリゴーリンが女優の仕事を理解しなかったと嘆き
ながら、2幕幕切れで延々とトリゴーリンが言っていた「強迫観念」や「「頭の
中を鉄の玉が回り始める」の話を数年してからの4幕で、きちんと「女優に大切
なのは耐えること」として学習している事。

ニーナがそう言う経緯があってもトリゴーリンを愛していると言うのは、ひょっと
してそのあたりに理由があるのかも。

そう言えば「劇場にいても、また書くんだ…」のところで、右手を左から前方に
スッと出す手つきが、どうも「陰陽師」でツボでした。

そうそう、16日にアルカージナが持っていた日傘がそれまでの黒のチュール付きと
違って、オフホワイト一色のおおぶりの物になっていて、変えたのかと思って
いたら、今回元に戻っていました。
2本を使い分けているのかたまたまかな?

あと毎回面白いのが、勿論、アルカージナとトリゴーリンの立ち回り(笑)
最中にアルカージナがトリゴーリンの本を床に投げつけるのですが、これが毎回
机の下周辺のアチコチに飛ぶため、小説のネタを書き留めたトリゴーリンが拾う
のですが、場所が違うのでたまに拾いにくそう。
しかもその後、アルカージナがそれを手にして運ぶ荷物に向けて結構無造作に
投げてるのも、アルカージナの性格が出ている気がします。

蒼井さんは特に4幕がどんどん進化していて、何だか蒼井さんに見えなくなって
きましたし、最初「オセロ」で見た頃とは格段に飛躍しているように見えます。
生田くんがナチュラルにトレープレフを演じている分、周りが妙な人たちにより
見える効果があります。

いよいよ東京千秋楽まで1週間

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何でか日テレに鳴り響く「半沢直樹」

結果的にオンエア局より早い対応をした形になったのが日テレ。
最終回翌日に「スッキリ」に愛之助さんがゲスト出演。

黒崎の役づくりに役立てたと言うお弟子さんも登場したり、ちゃんと10月の歌舞伎
公演の宣伝もありと、本来ならTBSがやる内容でした(笑)

そう言えば先日、ナイナイの岡村くんが海老蔵さんの歌舞伎自主公演に出るまでの
「修業」を追った番組がオンエアされてましたが、あれにも愛之助さん出演されて
いたのですね。
出演した理由を「スケジュールがぽっかり空いてました」とおっしゃっていた
けれど、ドラマ収録と歌舞伎、完全に被っていた筈で、役者さんてどれだけタフ。

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2013.09.22

尾上松也くん蛇足。

そう言えば金曜日にNHKでやっていたドキュメンタリー「28歳になりました」の
取材の一人に松也くんがなっていました。
なかなか面白かったです。
しかしあの歌の上手さは何なんでしょう!
見ながら、ミュージカルの方は息子さんが引き継がなかったようなので、「ラ・
マンチャの男」「王様と私」はぜひ松也くんのを見てみたいかも。

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大河ドラマ音楽特集番組

前回放送が台風で延期になった「音楽で楽しむ大河ドラマ」が今日放送に

「花の乱」は一瞬でしたが、「徳川慶喜」が流れたのはレア!
ちらっと内野さんの名前が流れたのが良かったのと、能指導に喜多六平太師の
お名前があったのにはびっくりしました。

個人的には、全体を覚えている中では「龍馬伝」「花神」(なんたってワルツ!)
「風林火山」、「黄金の日々」「草燃える」「新選組!」、一部を覚えているのは
「黄金の日々」「独眼竜政宗」「獅子の時代」のそれぞれオープニング。

せっかくなら「坂の上の雲」も入れておいて頂きたかったですけど。

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ミュージカル「ロミオとジュリエット」を観る

シアターオーブ。

この劇場、新感線で来て以来で今回は3階席でしたが、椅子は良いし、視野も
広く舞台を見やすいし、ひょっとすると下手な1階席より良く、かつ少なくとも
構造も含めて赤坂よりは上でした(暴言)。

この作品、シェイクスピアのミュージカル化と言う事もありますが、見た理由は
歌舞伎役者の尾上松也くんが出演する事。

松也くんはここ数年、若手女形として活躍を見せる一方、先年、蜷川さんの
「ロックミュージカル四谷怪談」では、正統的な女形としてのお岩と共に、ロック
ナンバーを驚きの美声で聞かせてくれてびっくりしました。

その松也くんが今回、いわゆる本格的なミュージカルに出演する、と言うので
興味を持ち、チケットを買いましたが、結果は予想以上に全体的に面白く、勿論
松也くんも、本職?に混じって歌い、踊り、特に歌はかなりハイトーンまで力強い
喉で聞かせて素晴らしかったです。

このプロダクションはメインキャストがトリプルやダブルになっていて、初演で
ロミオ役だった城田優くんが今回はロミオとライバルのティボルトも日替わりで
演じる趣向。

私が見た日は、勿論松也くんのベンボーリオ出演日ですが、他にロミオ役が元
四季で、以前蜷川さんの「カフカ」でカラスを演じ、また大河「平清盛」では
以仁王を演じていた柿澤くん、ジュリエットは予定キャストが怪我休演とかで
(最近多いな〜)フランク莉奈さん、ティボルトが城田くんの組み合わせ。
他に涼風さんや石川禅さん(オールバックにしたら小日向さんソックリ)など。
話は現代的テイストの他に、ジュリエットの母(涼風さん)が奔放な性格で、
ジュリエットは夫・キャピュレット卿以外の男性との子で、今は甥のティボルトに
執心している、とか、戯曲では余り深く描かれていないティボルトが、従兄妹の
ジュリエットにはプラトニックな愛情を捧げ、モンタギュー家と憎みあうしか
ない自らのDNAを呪う、繊細な精神の持ち主だったりと、更に劇的な味付けが
なされ、また「エリザベート」さながらに「死」のダンサーがしばしば舞台に
登場。
中でも「別れの朝」、完全に天井から吊られて真上から下りてきた「死」が、
眠るロミオの首を締めようとするシーンは、インパクトがありました。

「ロミオ〜」を下敷きにした「ウエストサイド」の趣向を更に原作に被せる感じ
でしたし、衣装も斬新で、モンタギュー一族はモノトーンの比較的シックなスタ
イルの一方、キャピュレット一族は皆、真紅をベースに茶の豹柄をあしらい、
金でアクセントを付けた派手なものでしたが、ロックテイストの内容には合って
いました。

シェイクスピアならではの長セリフをカットしたり、歌に変えているので分り
やすいのは、新感線の「メタルマクベス」に近いですが、見ながら藤原くん、
鈴木杏ちゃんのロミジュリ、痒くんのマキューシオに横田さんのティボルトだった
蜷川さんバージョンも久しぶりに見てみたくなりました。

思えばオーブでの新感線の次回作は、これもシェイクスピアの「リチャード三世」の
翻案「鉈切り丸」。
全くシェイクスピアさまはどれだけの芝居を二次三次生産していることでしょうか。

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「ヴェニスの商人」を観る(2回目・前楽)

蜷川さんが「自分では演出したくない」と再々おっしゃっていた(私も結構シツ
コイ(笑))「ヴェニス〜」、初日で既に度肝を抜かれましたが、前楽ではオール
スタオペの大盛り上がりとなりました。

今回は、ひょっとすると、楽天がチームの優勝目前より田中将大の連勝に注目が
集まっているのと似て、チーム蜷川力は勿論ながら、猿之助さんと言うエースで
4番の働きがチームを強力に牽引し推進力になっている感じなのかも知れません。

前半は、金のない道楽息子の癖に逆玉を狙って、友情の押し付けじゃないかと
思うばかりにアントーニオに金をせびるバッサーニオ(この二人どうも繋がり方が
異様(笑))、それにほだされたお人好しのアントーニオ(注意して聞いていたら
冒頭に「君のためなら金も身体もでも」なんて言ってます。言霊はコワイ)、
親父のせいばかりとも言えない、動産持ち逃げ付きのジェシカの大胆家出、頭も
良いけど結構キャピキャピ、しかも言いたい放題のポーシャ、そしてあらゆる
怒りをアントーニオにぶつけまくるシャイロックと、キャラクターが立ちまくり、
さてどうなる借金の行方、で引っ張ります。

物語が動くのは後半。
いくら何でも理不尽だよシャイロック→アントーニオ窮地でお気の毒→バッサー
ニオ逆玉おめでとう→ポーシャのおかげで早速借金返済の目処が立って何より
→シャイロック孤軍奮闘→変装ポーシャの機転でやれやれアントーニオ助かり
メデタシ、とスイスイ話は展開しますが、裁決にがっくりするシャイロックに
法廷の人々が浴びせる嘲笑から、一気にヴェニスの人々の態度に苛立ちを感じ
ました。
何と言うか、集団リンチのような後味の悪さ。
慈悲を見せてやったと傲慢になるアントーニオも腹立たしいし、ぐったりする
シャイロックに労りの言葉をかける者のいないあの場の雰囲気に、一気に観客は
シャイロックに同情的になる気がします。
あの客席通路から去る猿之助さんは、まるで俊寛ですね。

十字架を握りしめての幕切れは、世の中の生きにくさ、マイノリティの辛さ
しかしそれに立ち向かって行くぞ、と言う自負が、丁度新劇役者の中で一人気を
吐く歌舞伎役者としての猿之助さん自身と重なるように強烈に伝わってきました。
猿之助さんの、古典の技術を現代劇に翻訳しつつ、古典の持つ力で、我々を400
年前に引きずり込む、位取りとも言えるチカラワザには全く脱帽の一言です。

ポーシャの中村くんは「男装」すれば別人と言うか、ちゃんと声も男性だし
(メンドクサイけど当たり前)見た目も違って、このオールメールの仕掛けが
一番効きましたが、にしても全く前回の「骨折り損」からは格段の飛躍でした。
横田さんは全く近くで見ても見事なイタリア人で、改めて良い役者さんだとキュン
キュン(笑)
高橋さんは今回は辛抱役で、ジェシカの大野くんは高橋一生くんレベルの美人
でした。
無論、公爵役の青山さんの沁みる声、間宮さんの意外にハマる道化的役、岡田
さんの違和感のなさ、鈴木くん久しぶりに爽やか全開と脇のキャストも初日よりは
猿之助さんに負けない存在感を発揮されてました。

さて今回は2回とも前方席だったのですが、初日は左端、今回は右端と席が極端で、
役者の背中で舞台が見えないと言う、全く贅沢な悩みにイライラ。
裁判シーンは目の前に役者さんがいて、ちょっと有難迷惑(笑)←「オイディプス」
再演でも経験あり。

しかしもっとイライラしたのは、通路脇の良席にも拘わらず殆どばったり傾いて
寝ている人が視野に入っていた事。
勿体無いと言うか、役者さんから丸見えなのでなんかこっちがヒヤヒヤしました。
(猿之助さんファンだろうに猿之助さん見せ場でも寝てましたしね)

不快感はありながら、見事な仕上がりでした。

しかしこれでさいたまシェイクスピアシリーズ、地味な作品ばかりが残りました。
次は「尺には尺を」かな。
主役は私のイメージは何故か仲村トオルさんなんですが。

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2013.09.21

さいたま芸劇恒例(笑)

「ヴェニス〜」帰路。
明日は休みだし、のんびり与野本町駅まで歩いていたら、ついさっきまで公爵役で
舞台に立っていらした青山さんが颯爽と早足で抜かして行かれました。

電車の本数が限られてくるため、帰宅電車が役者さんと同じになるのは、さいたま
では割にある事で、今回はまだ終演時間が早い方ですが、あの体力、やはり役者
さんは違いますね

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「国立能楽堂開場30周年記念公演・4日目」を観る

「国立能楽堂開場30周年記念公演・4日目」を観る
国立能楽堂。

いつもの「企画公演・狂言の会」の拡大版。
なんと狂言ばかり5番と言うスペシャル公演。

お目当ての万作家の「老武者」の他、三宅家の「夷大黒」、茂山家の「通円」、
名古屋野村家の「八尾」、大藏家の「祐善」。

全曲、シテが面をかけ、囃子が付くと言うのも珍しい趣向です。
(シテの顔が全員見えなかったのは残念でしたが)

舞狂言が多かった分、わっさわっさ笑うような感じにはなりませんでしたが、
初めて拝見する曲、珍しい曲を一気見した感じです。
「夷大黒」は「福の神」類曲。
昔、万作家でやった時に柱間に張った注連縄がプチっと切れて酷く残念な事に
なったが記憶あります。

ま、とにかくこの手の曲はα波が出るのか(笑)ついつい眠ってしまうのが難点。

次は「通円」
茂山家は正月の新宿しか拝見しないので久しぶり。
故・千作師のご長男、千五郎さんがワキでご出演でしたが、見た目、声がお父様に
激似になっていてびっくりしました。

曲は万作家の素晴らしいのを何回か拝見しているので微妙ですが、とにかく茂山
家の皆さんの声の強さは年齢を感じさせないのは凄いの一言です。

休憩を挟んで「八尾」
「博奕十王」「朝比奈」などと同じ「人間が賢くなって地獄は飢饉」シリーズ(笑)
多分初見。
今回は「取ってぶくそう」と捕まえた罪人が、昔の彼女(お地蔵さんて女子だった
のですね)からの助命嘆願のお手紙を持っていたばかりに、情にほだされ、手ず
から極楽にご案内しちゃって、手ぶらでスゴスゴ地獄への帰路、肩でため息する
閻魔さんが何だかお気の毒(笑)

名古屋野村家の又三郎さんが、罪人に「閻魔にしちゃ服装が地味」とまで言われる
お気の毒な閻魔さんを熱演され、これが今日一番笑いが起きた曲でした。

次の「祐善」も「通円」同様、能仕立てで、正直かなり地味な曲でした。
初見でしたし、珍しい曲だと思います。

ラストが万作家「老武者」。

何と万作さんが後見!
万作家に限らず、この日の演目には1960〜70年代生まれの演者が数多く出演、
シテを勤めていて、開場から30年経ち、世代交代も意識している気がします。

萬斎さん、高野さん、月崎さん、竹山さん、破石さんがご老人軍団、対する若者
チームはまさに若手の中村、岡、内藤トリオ。
そう言えば、最近「にほんご〜」に登場した「煎物」(なんでこんな渋い曲!)で
若手メンバーが「にほんご」デビュー!)

稚児役は正月の狂言座の「業平餅」にも出演されていた金澤桂舟くんで、とても
子方とは思えない芸達者ぶり。
稚児の付き添い・三位が石田さんで、宿屋が深田さん、と言う万作家フルライン
ナップ!

まあ要は地元のホテルにお忍びでアイドルが宿泊してるらしいと聞き付けて、
町中の話題になって押し掛けるのと同じ図式。
しかし堂々宴席まで乗り込むなんて、最早ストーカーかパパラッチか(笑)
若者たちが盛り上がっているところに、ご老体が登場し、帰れと排除されると、
年代で差別するなと、同年代のメンバーかき集めて長刀抱えて乗り込む展開に。
老体軍団、若者たちと渡り合いますが、最後は若者に労られ、稚児は若者たちの
手車に乗って去っていき、いきり立っていたご老体は橋掛で見得を切ったらよろ
けてしまい、すごすご幕入り(笑)

渋谷では「40歳前に成功、海外でも翻訳が出、ブロマイドも売られる人気作家」を
演じている萬斎さんが、腰の曲がったとは言え、まだまだ鼻息荒い、メンドクサイ
ご老体を楽しそうに演じていらっしゃったのが印象的でしたが、詞章に「斎藤
実盛は齢六十で」とあったために、一気に「我が魂〜」を思い出しました。

それにしても、猿之助さんがさいたまで、強欲商人とじゃじゃ馬娘の両方を演じて
いらっしゃいますし、全く伝統芸能の方たちの持つ、老若男女何でもござれの
なりきり力は一体どうやって培われるのでしょうか。
さて、これから、その「強欲商人」を拝見に行ってきます。

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2013.09.20

【速報的に】「かもめ」(5回目)を観る

今公演で一番舞台に近い席で、「魔性の男」トリゴーリンをガン見させて頂き
ました。

4幕の蒼井優ちゃん演じるニーナがかなり良い意味で鬼気迫ってくれば来るほど
(優ちゃんの初日あげてからの伸び方は正直凄い)、その場にいないにも拘わらず、
二人の後ろに透けて見えるトリゴーリンの影響の大きさがひしひし。

しかもあっさり「覚えてない」だの「ちょっとした短編の題材」だの言っちゃう
無神経さ。
「幸せなど感じたことがない」やら「自分の意志がない」とか弱者めいた事言って
いるのがまた小憎たらしい(笑)

ドールンに手で挨拶したり、アルカージナの逆説的お世辞に軽く肘鉄当てたり
狂言ではない細かい仕草も板についてきたし、何よりつい首がセリフと一緒に
動くクセがなくなって(失礼)随分現代劇の役者さんに混じってもフツーになって
来たような感じがします。
そう言えば今回大竹アルカージナに飛ばされた反動で、もう少しで舞台から落ち
そうになっていて近くだった分余計ヒヤリ。
しかし毎回キレイに投げられてますね(笑)

眼鏡にストレートヘアが時々中島敦に見えたりもして、そう言えば漱石先生と
言い今回と言い、萬斎さんは作家役が何故か多いですね。

実は4幕のニーナとトレープレフのところ、ちょいちょい記憶途切れる事が
多かったのですが、今回しっかり見られたのも何よりでした。

今日は珍しく、能楽堂よりコクーンの方が近くで萬斎さんを拝見できました。

あ〜満足!

詳細と能楽堂の感想は別項。

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柔軟剤の匂いで頭痛、判る!

苦手な柔軟剤の匂いがあるので、国民生活センターの発表、ものすごくわかります。

いつから柔軟剤あんなにキツイ匂いになったんでしょうか。

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宿老からロシア人流行作家に2時間で変身。

今日の萬斎さんは昼間、国立能楽堂30周年記念公演のオール狂言プログラムで
「老武者」の宿老(おおおじ)を演じられ、夜はコクーンでスリーピースをビシッと
決めた、ロシア人流行作家に大変身。
その間、わずか2時間ちょっと。

これからロシア人の方を拝見です。
今頃は時空、国籍を超えた大変身中、ですね。

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2013.09.19

今夜の「BS歴史館」がタイムリー。

何しろ「なぜ将門は祟るのか」。

今月の歌舞伎座夜の部はまさに「将門の祟り」のハナシ。
タイミング良すぎる(笑)

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2013.09.18

「かもめ」を観る(4回目)

4幕のような台風の真っ只中の観劇でした。

あの天候にしてはかなり席が埋まったのは、ファンの気合いは勿論ですが、アク
セスが豊富な渋谷ならではと言う気がしました。

まず今回見逃すまい!と思っていたのは、1幕の「月の出」。
いつもトレープレフの「月は出たかい」のセリフで気がつくので、今回は青い
空部分を眺めながらセリフを聞いていました。

で、判明。
月はソーリンおじさんの「若い頃、夢が二つあった。一つは結婚すること、そして
もう一つは、…何だったけなぁ、あ、作家になる事」の最中でした。

そう言えばこの1幕の舞台、空は下手から上手に右下がりの四角、寝かせた台形、
床面も不思議な形の四角で、木材を並べてできる線が下手奥から上手手前に伸びて
いるので、まるで上手手前に向かって急傾斜になっているかのような錯覚を覚え
ます。

今回も2階席だったので、細かい芝居が俯瞰できました
今回はそんな細かい芝居を中心に。

★ニーナたちの芝居を見ようと座ろうとするトリゴーリンが並んでいる椅子を
取ろうとして、昔の俳優話に熱中しているシャムラーエフに椅子を奪われ、手の
やり場に困っているのが何かオカシイ。

★端っこの方でドールン先生とポリーナが並んで座って手をシャムラーエフに
見えないように握りあっている
(だから、マーシャが1幕終わりにドールンに「身近に感じるんです、何故か
判りませんが」のセリフもあって、ひょっとしてマーシャの父親はドールンなの
ではと疑惑を感じたりします。
但しドールンはマーシャの告白を自分への告白かと勘違いしてる風な演出になって
いますが)

★毎回目を奪われるのは、特に1〜2幕のステージ変更。
シャムラーエフを中心に椅子とテーブルが回るのが絶妙
ステージングは勿論、「叔母との旅」等でも素晴らしい効果を挙げている小野寺
修二さん!

★Mr.KYシャムラーエフが低音の聖歌隊の男性の話をして「劇場中が静まり返り
ましたよ」と言ってできた間に、ドールンが「ここも静まり返りましたよ」と
茶々を入れるのは戯曲にはないセリフ。

★アルカージナの本音と建前が錯綜するのが1幕。
舞台から下りてきたニーナに
「あなたはこんな田舎にいるべきじゃないと皆で話をしていたところ」と笑い
かけますが、一言も言ってませんね(笑)

また、帰ると言うニーナを一応引き留めはするものの、父が待っている、と言うと
「じゃあ仕様がないわね」と取ってつけたように言い、気持ちは隣のトリゴー
リンに向かっている。

挙げ句に誉めながらピチッとビンタ食らわしているんですからとんでもないオバ
サン(笑)

★トレープレフは付きまとうマーシャを毛嫌いしてますが、二人は結構似た者
同士。
トレープレフはソーリンに「自分だけは誰でもない、ママの息子と言うだけで
そこにいる」と嘆き、マーシャは3幕冒頭にトリゴーリンに献本を依頼しながら
自分の身分を「身元不明の」とやはり自虐めいたセリフを吐いています。

(それにしても結婚して子供かいてすらトレープレフを諦めきれないマーシャも
相当シツコイ(苦笑))

全体で毎回感心するのは、下手をすれば大竹しのぶオンステージになっておかしく
ないのが、なんだかんだ皆それなりに不思議な見せ場があって、自己中なヒト
ビトの馬鹿馬鹿しい、馬鹿馬鹿しいなりに愛らしい群像劇が成立している事。

アルカージナが使用人にチップを渡して「3人で分けてね」だの「悪く思わない
でね」だの宣うのを「金持ちほどシワイ(ケチ)」と笑う一方で、すぐ発たないと
電車に遅れるとアルカージナやトリゴーリンを急かしておいて、自分の話をし
終わらないとなると「急ぐ事はないじゃないですか、あと5分くらい」と引き
留めるシャムラーエフも無神経だし、トレープレフを慰めようとするドールンの
熱弁も、ニーナの行方第一のトレープレフにはじれったいだけ。
トリゴーリンも掲載誌持ってくるなら、せめてページ切っておけよと思ったり。
そう言えば今回それまでとラストが変わってました。
初日あたりはトリゴーリンがテーブルに近づくで終わりでしたが、今回はアルカー
ジナにライトが当たり、暗がりにマーシャがロトの数字を読み上げる声だけが
響いていました。

「かもめ」は唐突と言って良い終わりかたなので、色々な幕切れの演出が可能な
気がします。
どれが正解とも決めきれない感じもしますが。

カテコの音楽は毎回気になりますがオリジナルでしょうか。

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2013.09.17

劇場の台風対応

ざっといつも見るサイトを眺めてきましたが、昨日の公演に関して、措置をアップ
していたのは以下の通り

★劇団四季(いつも手厚い。振替対応)
★世田谷パブリックシアター
(振替のみ。払戻なし)
★新国立劇場
(振替のみ。払戻なし)

さい芸、シスカン(コクーン貸し公演)あたりは今のところスルー。

因みに国立能楽堂は15時だった開演を15分繰り下げたようですが、15分て
ちょっと中途半端。
来場者向けと言うより出演者待ちだったのでは、などと思うのは下衆の勘繰り
でしょうかね(苦笑)

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台風でも「かもめ」は飛び、トリゴーリンの気障度も上がる。

何でか台風の日に萬斎さん公演が当たります。
用心して朝かなり早めに出たので交通機関は通常でしたが、渋谷駅からすごい
雨風に吹かれ、文化村に到着した時は、暑さもあり、なんだか落武者みたいでした。

当日券の立ち見も出る一方、ちょいちょい空席もあり、またオンタイム開演を
誇るシスカン公演が珍しく5分押し、更にかなりの数の延着客が途中ありました。

詳細は別項立てますが、全体にトリゴーリンの気障度が増し、蒼井さんのニーナが
存在感を増してきました。

割にリアクションが少なかった萬斎さんのリアクションも増え、浅野さんドールンの
細かい芝居に気がつき、気の毒だけど最後まで残念なまんまのトレープレフを
生田くんが非常に誠実に演じる事でバランスが取れ、マーシャがこんなにキー
パーソンだと気づかせた西尾さんにテキーラならぬ「ウォッカ100杯で(笑)
↑萬斎さんファンならお分かりのはず(笑)

こう面白いと、残りのチェーホフ3作品もいっそこの同じメンバーでと思って
しまいます。

萬斎さんには「桜の園」のロパーヒン、「三人姉妹」はヴェルシーニンかトゥー
ゼンバフ男爵、「ワーニャ伯父さん」ならアーストロフ医師と、はまりそうな
役がどれにもありますし、いかがですか、ケラさん!

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2013.09.16

いつの間にか?

台風、現在地が秩父〜熊谷あたりだとか。
ん?東京はかすった?
感覚として直撃感あまりなかったのは建物の中にいたからでしょうか。

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台風はこれから?

昨日も時々バサッと降りはしたものの、然程でもなく、いよいよ今日は昼に最
接近と言っていたのに、現時点で上空雲が切れ、風も収まっています。

台風はこれからホントに首都圏直撃なんですかねぇ。

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萬斎さんHONDA CM

以前と同じHONDA一社提供番組で先週は「ビーチクリーン」編を、昨日は「スマ
ートホームシステム」編の萬斎さんご出演CMを拝見しました。

地上デジタルでは未だに見かけず、貴重なCMです。

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歌舞伎座で「陰陽師」を観る

歌舞伎座で「陰陽師」を観る

歌舞伎座で「陰陽師」を観る

歌舞伎座で「陰陽師」を観る

10月からのシステム変更に先駆けて、イヤホンガイドの本体の形が少し変わり
ました
新作だし、要らないかなと思いましたが、微妙に説明不足な舞台だったので
あってよかったです(苦笑)

さて期待の「陰陽師」
チケット早々完売の筈でしたが、台風接近もあってかチラホラ空席も。
オリジナルの音楽が笛で流れていましたが、何となく映画の梅林茂さんの曲に
テイスト似てますね。
さて、歌舞伎役者がやれば歌舞伎、と歌舞伎役者さんが言い切るのを何人も聞いて
きましたが、まあ正直、完成度から見て、これを現時点で「新作歌舞伎」と言う
のは、ちょっと厳しいかなぁ

エッセンスの切り取り方、役者の見せ場の作り方など工夫はしていますが、如何
せん、あの間口の広い舞台空間を「タダナラヌ気配」で埋めきれておらず、3階
から観る限り、ゾワっとくるような感覚は「四谷怪談」などには遠く及びません
でした。

新しい歌舞伎座にかけるんだしと、大胆な仕掛けにびびったのか、全体に吹っ
切れない妥協の産物な印象が強く、正直、今やこの手の作品は、新感線にお任せ
した方が良かったのでは。
いっそ、中島かずき脚本、いのうえひでのり演出で、堀尾さん美術、原田さん
照明で、もっと派手にやればもっと違ったはず。

でも実際を言うと、初日近くをご覧になった芝居見巧者の皆様がかなり辛口評を
されていたので、かなり覚悟?していたのですが、「陰陽師」ファンの贔屓目も
ありますが、思っていたよりは見られました。
(もっとつまらない復活狂言とかいくらも見たことがあります)

細かい話をすれば

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東京に台風直撃?

徐々に交通機関が乱れ始めています。
しかし関東直撃なのに、京都の渡月橋は完全に水位が橋を越え、南座脇の鴨川の
水が濁流化していてびっくり。

とりあえず今日は、さい芸の「ヴェニス」チケット取ってなくて良かったです。

池袋までならともかく、その先は私にはリスクが高すぎ。
休日はソワレなしなので、さい芸行けない人が結構でるのでは。

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今年8月に「ギリシャ歌舞伎」をやるはずだった

週末にNHKでやっていた「達×達」(本当のタイトルは?)、漫画家のヤマザキ
エリさんと勘九郎さんと言う不思議な組み合わせでしたが、何でも勘三郎さんと
ヤマザキさんが海外で知り合った仲だったとか。

ヤマザキさんの破天荒な行動力もすごかったですが、ヤマザキさんのギリシャや
ローマ話に興味を持った勘三郎さんは、ギリシャの物語を歌舞伎にする事を本気で
考えていたのだそう。

ヤマザキさんによれば、作家の島田雅彦さんがホンを書き、ヤマザキさんが美術
監修、勘三郎さん主演の予定だったそう。

ヤマザキさんの話を聞いて「やっと全部が繋がりましたよ〜」と納得顔。
勘九郎さんは話の経緯を聞いた事がなかったのだそうですが、その「ギリシャ
歌舞伎」、実現していれば先月8月に上演される筈だったそう。

まあシェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」とか、「アントニーとクレオ
パトラ」とか見ていると、これはまるで歌舞伎だなぁと思うところは実際ある
ので、なかなか突拍子もない話ですが、見てみたかったかも。

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2013.09.15

明日は東京に台風来襲?

「かもめ」上演中の東京に明日台風直撃の予報。

台風直撃と言えば2011年9月21日、神奈川芸術劇場で予定されていた「神秘域」。
交通機関止まりまくる中で強行実施されて空席できまくり、チケット購入しながら
会場に到着できなかった方たちからすごいクレーム喰らったのが萬斎さんファン
には鮮明に記憶に残っているはず。

さて明日はどうなる?

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「かもめ」(3回目)を観る【翻訳とセリフを中心に】

随分気になってきたのは、勿論タイトルの「かもめ」は誰なのかと言う点です。
ニーナは4場でしきりに「わたしはかもめ、いえ、そうじゃない」と否定して
います。
まあこの芝居で台詞のかなりは本心じゃないだろうとケラさんは思っているよう
ですから、これも否定したいだけかも知れません。
何しろ冒頭に既に「かもめのようにここに惹かれる」と言っているのと、トリ
ゴーリンが2幕の終わりにそのニーナに対して「かもめのように幸せだった娘が、
たまたまやってきた男に破滅させられた」と語っているのと繋げて考えれば、
ニーナがかもめである事はかなり確実ですが、もう一人「かもめ」候補がいて、
それは勿論トレープレフ。

2場の途中で自身で撃ち殺したかもめを手に出てきて「じきに自分もこうやって」
と言っていてのラストシーンですから、トレープレフは自らを「かもめ」として
同一視していて、途中に未遂を挟んでのラストの自殺ですから、まず間違いなし。
ラスト前に剥製になったかもめをトリゴーリンが眺めているのも、トレープレフの
死を予感させます。

こでトリゴーリンが嫌な奴、なのは、剥製にするのを頼んだ覚えはない、と
しきりと首を捻るからで、無論捨てたニーナを忘れた訳じゃないく、そう言う
過去にとらわれる俺じゃない、と言うトリゴーリンの見栄な感じがしました。

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歌舞伎版「陰陽師」鑑賞中

染五郎さんの晴明、前半はあまり活躍せず。
愛之助さんが「半沢」の黒崎ばりの悪役で活躍(笑)、更に松緑さんが滑舌の悪さを
かなり克服?して、しかもほぼ一人、新作を古典の雰囲気に高めています。

でもやっぱり晴明は萬斎さんに優るキャスティングはないですね。

これから後半。

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2013.09.14

キミ、フェラーリ復帰!

何と!来シーズン、キミがフェラーリに復帰し、アロンソとコンビを組むのだとか。

ん〜意外。

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2013.09.12

「かもめ」朝日新聞評

12日夕刊にまず朝日新聞から劇評が出ました。
筆者は扇田さん。
初日に劇場でお見かけしているので、評は当然初日を見てのもの。

写真は生田くんと蒼井さん(4場)

しかし手堅い演出をすると「ケラさんにしては大人しすぎる」と言われるのです
から、ケラさんもお気の毒な限りです。

週刊新潮同様、蒼井さんに言及していますが、個人的にはだったら「サド侯爵
〜」
と思ってしまうんですけど、ミシマ作品と言うだけで、何故か劇評者は矢鱈に
ハードルを上げたがり、「そう簡単には誉めないぞ」なオーラを出しまくるので
仕方ないのですが(毒)

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「ジャンヌ」を観る。

世田谷パブリックシアター。

ジャンヌ・ダルクの話は子ども時代から「オルレアンの少女」の物語として断片
的に知っていましたが、最初に舞台で見たのは、蜷川さん演出の「ひばり」でした。
松たか子さんがジャンヌ、橋本さとしさんがウォリック伯爵、益岡徹さんがコー
ション、譲さんが異端審問官、磯部さんが検事、山崎一さんがシャルル、塾さんが
ボードリクール、妹尾さんのラ・イールで、横田さんがジャンヌに同情的な司祭?を
演じていました。

次は「ヘンリー六世」で、こちらは攻めこまれたイギリス側から描いているので、
ジャンヌは徹底的な悪女扱い。
鵜山さん演出の新国立版では、上杉さんがいかにもなウォリック、凛々しいソニ
ンさんがジャンヌででした。
これが蜷川さんの、さいたま版になると、大竹さんジャンヌに横田さんウォリック
テレビブレイク直前の長谷川くんがシャルル。

で今回は笹本玲奈さんがジャンヌ、今井さんがウォリックで、浅野雅博さんが
シャルル、村井さんのコーション、伊礼さんのデュノア(「ヘンリー〜」にも
出てくるオルレアンの私生児)等々の配役。

勿論タイトルロールである笹本さんが主役なのですが、個人的には、笹本さんを
取り巻く登場人物が全て男優さんで、とりわけ大ファンの中嶋しゅうさん、浅野
雅博さん、勿論今井朋彦さんはじめ、芝居の上手いオジサンオールスターキャスト
だった事がツボでした。

確かに宗教がらみの話は単調だし、笹本さんのいないシーンは(特に4場のイギ
リス軍陣営のテントの謀議シーン)かなり眠気を誘われましたが、中嶋さんは
冒頭の「帰郷」と同じようなわからず屋のオジサンと後半の理知的な審問官と
どちらも魅力的でしたし、おかっぱ頭でほぼワガママを言いまくるシャルル役の
浅野さんには笑いが巻き起こりまくりでしたし、今井さんの、耳を傍立てずには
いられない語り口を堪能しました。

正直宗教理論はムツカシイ部分もありましたが、ラストにジャンヌの死の25年後の
シーンがあり、登場人物たちが、ジャンヌの評価が後にどう変わったのかを自覚
するセリフががあったのが特徴的で面白かったです。
書いたように笹本さん以外誰一人女性(女優)が出ないと言う状況での芝居は、
よりジャンヌの孤軍奮闘ぶりを際立たせ、男性の論理中心の社会の理不尽さに
歯噛みをし(あれが少女でなく少年だったらどうだった
のか、とか)、「もうちょい妥協すれば、ひょっとしてジャンヌは死なずに済んだ
のでは」とか、一方で「だからこそ後に聖人に叙せられたのだし」とか、色々
考えさせられる芝居でした。

確かにポストトークで萬斎さんがおっしゃった様に、この作品はどちらかと言えば
新国立ッぽい硬派な内容で、想像以上に理屈っぽく動きの多くない芝居したが、
面白く拝見しました。

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週刊新潮の「かもめ」コラム

11日発売の「週刊新潮」コラムに「かもめ」ネタが出ていました。
大竹さんの熱演に蒼井さんが拮抗していると誉めている内容なのですが、個人的
には大竹さんと蒼井さんには「女優」、萬斎さんには「狂言師」と付いている
部分に生田くんには「○ャニーズ」と記述されていた
の方が目を惹きました。

まるで「○ャニーズ」が、この筆者には、それが一つのカテゴライズされた職業
として認識されているかのようです。

凄い。

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「国民の映画」再演発表

喜劇メインの三谷さんが珍しく手がけたヘヴィな歴史劇「国民の映画」の再演が
発表されました。

キャストは初演とほぼ同じですが、白井晃さんが相撲取りのギャグのような太めの
衣装を付けて奮闘していたゲーリングを、体型がやや近い?渡辺徹さんに、石田
ゆり子さんの名前が消え、秋元才加さんが新進女優役として発表されているので
おそらく初演女優役を演じていた吉田羊さんがゲッベルス夫人役に回るのでしょう
<公演日程>※予定
東京:2014/2/8(土)〜3/9(日)パルコ劇場
大阪(3月:森ノ宮ピロティホール)、名古屋(3月:刈谷市総合文化センター)
博多(4月:福岡市民会館)公演あり

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2013.09.11

「かもめ」(3回目)を観る【速報的に】

開幕から1週間。

今回も2階ですが、全体が見えるのも結構楽しいのは、視眼的に見れば悲劇だけ
れど、俯瞰して見ると、まあ誰も彼もが自己中で全く人の話を聞いてないのが
良く判って、チェーホフ先生が「喜劇」と皮肉った理由がちょっと判る気がする
からかも知れません。

大竹さんの「女優」カリカチュアぶり、生田くん演じるトレープレフの、誠実が
空回りするマザコンストーカーぶり。
何より萬斎さん演じるトリゴーリンの、指輪を弄るクセと、髪の毛をかきあげる
仕草に代表される胡散臭さレベルアップ(笑)と見事な投げられっぷりは、もう
それだけ見に毎日通いたくなるほど(笑)

毎回笑いの出る場所が違うのも面白く、初日2日目に笑いが出ていた「帰りたく
ないなぁ」(初日は「帰りたくねぇなぁ」な感じ)はスルーで、ニーナにもらった
ロケットの文字を調べた後に「もう1日だけ!」が下心ミエミエで受けてました。
まだちょっと早口過ぎてセリフが聞こえづらいところがあるのが残念ですが。

しかし更に残念なのは蒼井さんで、蒼井さんのニーナ役が、トレープレフがニーナの
芝居を評して言うセリフがまさに当たっている感じ。
特に4幕は生活に疲れた感が声に反映しないのがかなり痛いかな。
「サド侯爵夫人」で随分迫力出たと思ったのですが。
周りの皆さんも素晴らしいし、良い意味で誰が主役か判らないのが面白い気が
します

セリフとかもう少し詳しい感想は別項。

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「シネマ歌舞伎〜研辰の討たれ」を見る

「シネマ歌舞伎〜研辰の討たれ」を見る
笑いに笑った芝居だった記憶はあるのに、思い返すとラストの真っ赤な紅葉
「カーテン」と福助さんの「天晴れじゃ!」と、亀蔵さんの不気味なカラクリ
人形と、勘三郎さんが前半黄緑の着物を着ていた以外余りちゃんと覚えておらず、
たまたま「シネマ歌舞伎」でやっていたのと、「シネマ歌舞伎」を見たことが
なかったので、初めて体験してきました。

確か上演時はチケット取れなくてドキドキしていたのですが、日曜日にも拘わらず
観客は20人くらいで、静かなものでした。

見てみれば途切れ途切れだった記憶が繋がってすっきりしましたが、改めて見ると
それなりに発見もありました。

★今月歌舞伎座「陰陽師」で晴明/博雅コンビを演じている染五郎さんと勘九郎
さんが、仇持ちの兄弟を演じていましたが、二人とも見た目が殆ど変わって
いない

★主に染五郎さんが、当時流行だったらしい振り付きのギャグを見せているの
ですが、今となると「多分当時は振りを見れば皆何か判るくらい流行していたの
だろうなぁ」と推察はしても誰がやったどんなギャグが全く判らない。
最先端の流行は時間の経過に耐えられないのが、かなりもの悲しいですね

★ラストが意外に長い。急にテンポが落ちてしまい、こちらのテンションもダダ
下がり…

★何の脈絡もなく「ミナトカオル」と叫んでいたのは何?(苦笑)

★倒れている辰次に一枚の紅葉の葉が落ちてくる有名なラスト、引きで見せず
紅葉をアップで追っているので、どこに紅葉が落ちていくのか全然判らない。

意味なし。

それでもアーカイブとして(今や、中村勘三郎さんの)貴重な映像でした。

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「悲劇喜劇」10月号。

「悲劇喜劇」
見に行く予定の「エドワード二世」の河合祥一郎先生の翻訳が掲載されていたので
予習に購入。

河合先生の寄稿には作品の作者マーロウの紹介として、「野村萬斎が主演した
『ファウストの悲劇』の作者」とワザワザ書いていたのが河合先生らしかった
です(笑)

また、勘九郎くんと桃李くんのインタビューもあり。
戯曲は観劇日までに読まなければ(笑)

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「ジャンヌ」アフタートーク。

世田谷パブリックシアター。

たまたまチケット買っていた回に演出の鵜山仁さん、今井さん(なんと司会!)と
萬斎さんのアフタートークが開催される事になりました。

本編の感想は別項として、まずは忘れないうちにアフタートーク概要を。

今井さんも終演5分後スタートのアフタートークで司会をなさるのは流石に初めて
だそう。

萬斎さんは観劇されている段階から、全くトリゴーリンの衣装かと思うような
オフホワイトの上下。

まず今井さんに「何か司会をお願いしちゃって申し訳ないですね〜」とおっしゃり
鵜山さんは萬斎さんに「コクーンに出演中にすみません」と恐縮。

演出の鵜山さんと、芸術監督の萬斎さんとでトーク出の演は決まったものの、
意外にも萬斎さんと鵜山さんは直接接点がなく、鵜山さんとは文学座の座付き
演出家と団員として8〜9本の作品で演出を受けていて、かつ萬斎さんとは「国盗
人」で共演、演出も受けていて、二人と接点のある今井さんに司会の白羽の矢が
立ったと言うのが、今回の顔ぶれになったいきさつだそうです。

因みに、これは初めて知りましたが、萬斎さんと今井さんは、教育大付属の小〜
高校における先輩後輩の間柄でもあるのだとか。
(しかも意外にも?萬斎さんが1年先輩!)

萬斎さんは鵜山さん作品をご覧になるのは初めてだったそうですが、今回の
「ジャンヌ」を「底力のある芝居」とおっしゃってました。
また、芸術監督としては世田谷パブリックシアターのカラーが前衛とか、割に
フィジカル(狂言もフィジカルの代表)な作品中心なので、「ジャンヌ」のような
ヒーロー(ヒロイン)を扱う重厚な作品も取り入れたかったとの事。

ただし演出の鵜山さん的には余り「重厚」は目指してなかった様ですが(笑)

今井さんから、「国盗人」でも日本人には余り馴染みのない宗教裁判や「神よ」
と言うようなセリフが出ていましたが、どの様な意識ですかの質問が出、萬斎
さんから「狂言では神仏の様な大きな存在に向かって話をする事が多いので、
逆に現代劇に出演すると相手に声をかけてない、とダメ出しされます(笑)」
との答えが。

鵜山さんが直ぐに「あ〜今丁度コクーンで『かもめ』でしたね」と応じたら、
萬斎さんすかさず「いや、今回のはみんなてんでんバラバラにセリフを言う芝居
なので、あんまり言われませんが(会場笑)、一つ前の三谷さんの芝居(無論
「ベッジ〜」)では言われました」との事。

「ジャンヌ」のラストには死者が登場する場面があったため、話は「亡霊」へ
移り、最後に芸術監督(鵜山さんは前・新国立劇場芸術監督)と言う仕事について
話がややあって、まとまるような纏まらないような感じで(笑)終了しました。

劇場を出たら、珍しく萬斎さんがチケット売場前でスタッフ?と立ち話をされて
いましたが、何だかトリゴーリンさんのようでも、或いは「風立ちぬ」の堀越
二郎さんのようでもありました。

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NHKで国税を敵に回した黒崎さん(笑)

「ガラスの家」は大石静さん脚本らしい(笑)息苦しい展開が続いていますが、
気鋭の野党党首・村木役で愛之助さんが出演されてます。

その村木の掲げる政策に反対し、失墜させるために、主人公・黎(井川さん)の
バリバリ官僚の夫がを週刊誌に金銭がらみの醜聞を週刊誌に書かせると言う手に
出るのですが、出てきたセリフが「国税の調査が入ったら全て暴かれますよ」
(みたいな感じ)

勿論「半沢直樹」で愛之助さんが演じているのが国税庁の黒崎なので、これを
聞いた途端、かなり受けました。

無論偶然でしょうが(笑)

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2013.09.09

「7日に開催地決定」?

「7日に開催地決定」?
結構あちこちで見かけたポスターですが、決まって(正直東京になる、とは思い
ませんでしたが)改めて見たら、「7日決定」の文字。

南米が会場だったので日本時間では8日だった訳ですが、事前にこれを見て、
決定の日にちを1日勘違いしていた人はいなかったのか、何故かそっちが気に
なりました。

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「プレシャス」萬斎さんインタビュー

久しぶりにかっこいい写真だらけの萬斎さんインタビュー。

しかしそのページ以外、ほとんどが私には無関係な記事ばかり。

みなさんあんな高価な服を本当に買って毎日きているのでしょうか…(嘆息)

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2013.09.08

さいたまシェイクスピアシリーズDVD次回リリースは10月

勿論収録作品は「シンベリン」と「トロイラス」。
ただしこれまでと違って、リリース前にWOWOWでオンエアされているので購入
するかはちょっと微妙

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「レディ・ベス」で山祐さんが「復帰」

来年帝劇で上演予定のミュージカル「レディ・ベス」の主要キャストが発表され
ました。
エリザベス役は平野綾さんと花總まりさんのWキャスト、エリザベスと恋に落ちる
吟遊詩人ロビン・ブレイクに山崎育三郎くん(Wキャスト予定)。
何より「レミゼラブル」を降板し休養されていた山口祐一郎さんが、家庭教師
ロジャー・アスカム役で舞台復帰されると言うのが、ニュースかも知れません。
(「浅野支店長」石丸幹二さんとのWキャスト)

ミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)&シルヴェスター・リーヴァイ(音楽・
編曲)に小池修一郎さん演出と、「エリザベート」や「モーツァルト!」など
数々の歴史上の人物を主役にしたヒットミュージカルを産み出してきたスタッフの
新作の題材がエリザベス女王と言うのは納得ですが、タイトルロールの顔ぶれは
これまでになく斬新な気がします。

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2013.09.07

「舟を編む」がアカデミー賞外国語映画部門にノミネート

外国語映画、と言うだけでも結構ハードル高いのに、各時代の流行語とか流行
アイテムが散りばめられた辞書づくりがテーマの物語が果たしてどれくらい外国
語で見て伝わるのかなかなか難易度高そうですが。

ただ今年見た邦画の中ではダントツに面白かったので選択としては納得。

頑張ってほしいですが、きっとタイトルはもっとストレートな英訳が付くような
気がします

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2013.09.06

堤くんと北村くんの共演舞台

「かもめ」パンフレットに来年5月の公演予定が出ました。

タイトルは「ロンサムウエスト」
小川絵梨子さん演出で堤真一さんと北村有起哉くんと言う、個人的には願っても
ない顔合わせ。
これは行きます!
新国立劇場(小劇場)

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1日3500超アクセス。

ツイッターやフェイスブックが主流になってから、平均アクセスが下がっていま
したが、昨日久しぶりに1日3500アクセス超を頂きました。

まあ「かもめ」は2日目、「ヴェニス〜」は初日と言うタイミングでしたので
そこに検索でたどり着いた方が多かったのかも知れません。

3500超えは2年ぶりで1日のアクセスではこれまでで2番目に多い
数字になります

まあアクセス数を目標にエントリーしているわけではないのですが
ちょっと嬉しいです!(^^)!

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猿之助さん、現代劇主役に。

今は埼玉でシェイクスピア出演中の猿之助さんが、民放の2時間ドラマに主役で
ご出演だそうです。
テレビ東京「水曜ミステリー9」枠で、直木賞作家、故泡坂妻夫氏の人気シリーズの
ドラマ化とか。

いや〜何か猿之助さんだけ他人に比べて2倍以上、時間があるような気がします。

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五浦の画家たちの映画

竹中さんがタイトルロールと言う映画「天心」
(11月16日公開、松村克弥監督)

主人公は無論、岡倉天心。
その弟子である若き日の大観の目を通した天心像が描かれるそうですが、作風を
知って配役表を見ると結構面白いです。

岡倉天心:竹中直人
横山大観:中村獅童
菱田春草:平山浩行
下村観山:木下ほうか
木村武山:橋本一郎
狩野芳崖:温水洋一
九鬼隆一:渡辺裕之

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「ヴェニスの商人」を観る(初日)

何と言うか、もう猿之助さんに圧倒されっ放し。

普通、出では起きない拍手がおきるし、見得は切るし、ところどころ高師直風や
義平次風を見せるし(笑)、法廷を罵声と嘲笑を浴びながら去るシーンの客席通路
での立ち止まり位置は見事に花道の「七三」でしたし。

微妙にやり過ぎな部分もありつつ、「同じ物を食べ、同じ病気になり…」の長
セリフの極めて高い論理性、歌舞伎的な型の技術が、それを飛び出した時にも
通用する高い普遍性を相変わらず鮮やかに見せていました。

シャイロックを追放した後、メンバーたちは呑気にパーティーの計画をするし
なんだかんだ言っても娘はさっさとキリスト教に改宗してパパの財産は持ち逃げ
するわと物語の不愉快さは確かにあるものの、シャイロックは確かに面倒くさい
ジイサンだし、どちらも自分を被害者と思ってますが、まあコブラとマングース
痛み分けと言う感じがしました。

ラストには戯曲にはないですが、シャイロックが無言のまま登場し、バッサー
ニオにかけられた十字架を首からむしりとるシーンが追加されていて、どうやら
シャイロック爺さんまだまだ諦めてはいない感じがしました。

まああれだけ登場していたシャイロックが法廷からの退場後全く会話にも出て
こなくなるのが中途半端な感じがしますし、最後の引っ込み共々、これが長らく
「ヴェニス〜」はやらないとおっしゃっていた蜷川さんの、答えの一つかなと
思いました。

猿之助さんに正直他キャストほぼ押されっ放しでしたが、「恋の骨折り損」以来
久しぶりの中村倫也くんのポーシャが賢いだけでなく、乙女らしいはしゃぎ方や
恥じらいを見せる一方で、法廷場面での理路整然とした様子は実にしっかりして
いて、粘る(笑)シャイロック爺さんも脱帽する気分が明確になって素晴らしく、
月川くんの出ない初めてのオールメールで大健闘。

つけ加えればその男装した女性をさらに男性俳優が演じると言う複雑な構造が
もたらす面白さは、蜷川さんが唯一歌舞伎座での歌舞伎演出に関わった「NINAGAWA
十二夜」を連想しました。
シャイロックの娘を演じた大野くんも小顔だし、ナチュラルな女子ぶりでした。
バッサーニオの横田さんは安定、初蜷川組で一応?タイトルロールとなるアントー
ニオ役の高橋克実さんも違和感なく(しかし見れば見るほどアントーニオって
しどころも少なくて損な役回り)、脇がしっかり固めて良いカンパニーでした

客席には松井さん、そして前日コクーンでもお見かけした河合先生。

ロビーで蜷川さんをお見かけしましたがカテコには登場されず。

客席も盛り上がりましたが、拍手はともかく、流石に「澤瀉屋」のかけ声は、
あの雰囲気には合わないので2日目以降の「恒例」にならない事を期待します。

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2013.09.05

「ヴェニスの商人」1幕終了

定式幕と拍子木によるツケ打ちがないだけで、完全な「歌舞伎版ヴェニス」ですね

猿之助さん無双ですわ。

中村くんがクレバーな女子ぶりを、先日「仕事ハッケン伝」で日通の引越しに
チャレンジしていた大野くんが目の覚めるようなキュートな女子ぶりです。

まもなく2幕

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「かもめ」(2回目)を観る

自分のチケット運に全く自信がなく、初日がダメでも2日目はどうよ、と申込みを
したら結局両方当たって、何のことはない、2回目は翌日マチネに(苦笑)

初日1回やっただけで、更に上演時間が短縮されていました。
1幕64分、休憩15分、2幕71分で2時間半僅かに超す程度。
スピーディーですねぇ

今日は2階で、昨日見えなかった上手袖(鍵のない扉)や、休憩明けのトリゴー
リン氏が食事中だった事とかが漸く見えました。
(多分マシュマロ)


で、この2回目、私には「そう言えば」だらけでした。

まずは昨日見かけた長身美女はいま思えばケラ夫人でした。

そして2幕でのアルカージナはモネの「日傘をさす女」そっくり。

アルカージナがトレープレフの舞台にかけ上がって喋るセリフも「ハムレット」
でした。
考えてみれば「かもめ」に「ハムレット」引用は当然で、アルカージナはガード
ルート、トレープレフがハムレット、トリゴーリンがクローディアスの関係。

以下今日の発見を順不同の箇条書きで

★アルカージナが本を読む時の老眼鏡のやりとりは戯曲にはなし。

★アルカージナにとってはトレープレフはニート扱いなのかもな「就職してくれ
れば」が何かリアル

★ニーナはラストに名声が目的ではなかったと気づいている。
優ちゃん、もうちょい生活に疲れてて欲しい

★大竹さんと萬斎さんのバトルの後の「これで私のものだ」が今日も大爆笑

★どさくさに紛れてニーナをビンタするアルカージナも大爆笑

★浅野さん意外にセリフを間違えてる(笑)

★トレープレフは失敗した戯曲の台本を昨日は投げただけ、今日はマーシャに
命中。西尾マーシャ痛そうな素振り。

★トレープレフ登場直後の蝋燭着火に失敗

★萬斎さんますます昭和天皇っぽいと言うか痩せたカプローニ氏(笑)

★昨日は月が出たのが見えなかった。
今日は気がつかないうちに出ていた

★トリゴーリンのトレープレフ評「生きた人間が出てこない」
最初と変わってない

そして一部戯曲カットしてるましたが、思っていたほとケラ色出てない
去年の三谷さんの「桜の園」に比べたらほぼ現作通り。

今回も萬斎さんの長セリフと、自分の小説探しに行く時の身軽さが絶品でした。

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「シェイクスピアポスター100選」開催中

「シェイクスピアポスター100選」開催中
ちょっと時代を感じる江守さんの「ハムレット」や若い藤木孝さんの様々なシェイ
クスピア芝居ポスターや勿論、蜷川さんのさいたまシェイクスピアシリーズに
混じって、萬斎さんの「国盗人」ポスターを発見。

隣は市村さんの「ヴェニス」、更に隣は蒼井優さんと鋼太郎さん、洋くんの
「オセロ」。

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今日は「ヴェニスの商人」初日

昨日が「かもめ」初日、そして今日は彩の国シェイクスピア・シリーズ第28弾
猿之助さんが「じゃじゃ馬馴らし」のイメージから一転、「越後屋」(ご自身
インタビュー談)シャイロックに扮する「ヴェニスの商人」初日。

蜷川さんがご自身では演出されないとおっしゃっていたのを覆されての演出が
どうなるのか興味津々。

因みに上演時間は、久しぶりに(笑)3時間をギリギリ切って(これも「じゃじゃ
馬〜」以来)2時間55分予定。
(1幕75分/休憩15分/2幕85分)

与野本町までの帰途、少しスピード緩くても大丈夫そうです(笑)

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萬斎さん、「かもめ」休演日に「芸術監督」業務

今日初日の世田谷パブリックシアター「ジャンヌ」ですが、中嶋しゅうさんや
浅野雅博さん、今井朋彦さんら渋いベテラン俳優が出演されるのでチケット買って
楽しみにしていたところ、チケット購入した日のポストトークに、演出の鵜山仁
さん、出演の今井さんと共に、その日「かもめ」休演日の萬斎さんのご出演が
発表されました。
「ジャンヌ」の題材は先年蜷川さんが演出された「ヘンリー六世」では、「かもめ」
共演中の大竹さんがなさってましたし、鵜山さんも新国立版の「ヘンリー〜」の
演出をされているし、今井さんはそれにエドワード兄ちゃん役で出つつ、萬斎
さんは「ヘンリー〜」に続く物語である「リチャード
三世」の翻案もの「国盗人」で共演されると皆さん色々繋がっているので、随分
盛り上がる事でしょう。

しかし休演日にも仕事入れてしまうとは、萬斎さんも大変、なのかあるいはワーカ
ホリックか(笑)

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「かもめ」翌朝感想

パンフを見ていて、中山さんが「かもめ」の読み解きに勧められて読んだのが
吉行淳之介の「恋愛論」というのが、もう一番ツボでした。

萬斎さんのトリゴーリンはずっとスリーピース、帽子、ウイングチップはじめ
おしゃれな靴でバシッと決めていて惚れぼれ。
しかも狂言公演では気になっていた前髪をかきあげる仕草が「気障!!」!(^^)!
あとは2幕後半、ニーナとのシーン、気取れば気取るほど笑いを誘えれば
もっと面白くなるような気もします。

芝居全体にもうちょっと間をおけば笑えそうなところをさらっと進んだのが
惜しかったかも。

さて次回が今から楽しみです。

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2013.09.04

今日の「あまちゃん」はミズタクsp

春子さんのナレーションツッコミもすごかったですが今日の「あまちゃん」は
ほぼ「悩むミズタク」スペシャルでした。

で、アキに「アイドル向け」質問をしていた記者は「半沢〜」で近藤さんを熱演
中の滝藤さんでした。
先日の勝地くんと言い、一瞬ゲストすら豪華過ぎ。

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「かもめ」終了

↓に書き忘れましたが、一幕ラストのトリゴーリンの超長セリフ(手元の戯曲で
2ページちょい)を萬斎さん全く長さを感じさせずに喋りきっていて後からびっ
くりしました。

さて萬斎さんファン的2幕の見所はニーナとの衣装かけの裏での長いキスシーンと
(掛けてあるハンガーが1個ずつ落ちていく細かい細工でバレバレですが)、
大竹さんとのバトルの末に見事投げ飛ばされる(笑)ところ。
「のぼう〜」でパパや丹波に吹っ飛ばされるのも顔負けの投げられっぷり。
他にも顔を引っ張られたり、馬乗りにされたり実は登場人物中で一番身体を張って
ましたね〜。

そして終わってみれば、パンフレットにある通り、トリゴーリンはその存在だけで
アルカージナ、ニーナ、トレープレフを振り回し、巻き込み、そして自分は悠々と
生きていて、全くメイワクな奴でした(誉めてます)

前に藤原くんトレープレフ、麻実さんアルカージナ、鹿賀さんトリゴーリンで
見た時は全体が時代がかっていて大げさに感じましたが、今回は2時間半があっと
いう間でした。

そう言えばトリゴーリンが手帳を手に湖畔を歩く姿をトレープレフが「本を持って
まるでハムレットだ、言葉、言葉、言葉」と言う部分が個人的には結構ツボでした。

これを「喜劇」を言い切るのは難しいですが、変な奴ばっかりなのに皆自分だけは
マトモと思っているらしいのが伝わってきて(これ、先日見た「ART」も同じ)
人間の滑稽さがジワジワ伝わってきました。

シスカン恒例のオンタイム開幕、基本ノーカーテンコールは今回も同様なので
劇場へはお早めに。

そうそう、パンフレットの萬斎さん写真は相当かっこいいです!

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「かもめ」1幕終了

萬斎さんのトリゴーリンは姿形と言い(パナマ帽がお似合い)、何だか「風立ち
ぬ」のカプローニ氏が痩せて(笑)登場したようです。
「帰りたくねぇなぁ」がツボでした。
まもなく2幕

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「海辺のカフカ」再演

来年6月のさいたま。
宮沢りえさん、藤木くんなどの名前があり、キャスト変わってます。
長谷川くん出ないのか〜

カフカ役はオーディションだそうです。

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「かもめ」パンフレット

シスカンの良心で今回も1000円。
今のところパンフレット以外のグッズ見当たらず

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「かもめ」上演時間

1幕67分、15分休憩、2幕75分の合計2時間37分(予定)

18時半開演で21時過ぎには終わる計算です。

おっと、扇田先生をお見かけしました。

萬斎さんがコクーンで蜷川さん以外の演出作品にご出演、更にはトップクレジット
以外でのご出演、どちらも私には初めて尽くし。

まもなく開場。

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「かもめ」初日に相応しいお天気なのか?(苦笑)

午前中は各地大雨に地震、昼過ぎにまた竜巻、で合間にはがっつりピーカン。

萬斎さんは何かと雨絡みになりがちな方だったりもするので(笑)、ひょっとすると
生田くんが強烈な晴れ男で、結果「かもめ」初日がこんなややこしい天気になった
のかしらと邪推しつつ、劇場へ向かうといたします。

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来年の世田谷パブリックシアター芸術監督のオシゴト。

まずは来年2月。

シアタートラムで久しぶりの「現代能楽集」
今回は第7弾として「能「葵上」・狂言「花子」・能「班女」より(仮)」を
テーマに

作・演出は前回に続き倉持裕さん。

もう一つは来年3月。
パブリックシアターで初期の「現代能楽集」を多く手がけている川村毅さんの
書き下ろし新作(!)で、タイトルは「神なき国の騎士」―あるいは、何がドン・
キホーテにそうさせたのか?―
主演をしつつ萬斎さんが主演。
今度はドン・キホーテですか〜

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「小さな狂言師誕生」再放送

いや年月の建つのは早いわ〜と思いながら見ましたが、前半に地震速報が結構
長く入っていたのがちょっと残念。

しかしお子さんたちが目覚ましく成長してるのに、余り変化がない萬斎さんには
もっとびっくり。
あれはずるいでしょう(苦笑)

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福助さんが歌右衛門襲名へ

血縁なのでいずれそうなる、とは思ってましたが、福助さんがいよいよ来年七代目
歌右衛門を襲名だそうです。
(同時に御子息・児太郎くんが福助襲名)

大名跡13年ぶり復活は、新しい歌舞伎座での初の襲名興業にもなりますので、
こけら落としから一段落ついたところでの次の「イベント」と言った感じもします。

しかし、昭和の戦後に歌舞伎を見ている世代(私も末席ながらその世代)には、
歌右衛門さん、と言えば、小柄で手や首の微かな動きだけで舞台を支配していた
先代のイメージが強烈なので、勘太郎→勘九郎や亀治郎→猿之助より、さらに
特に最初は凄い違和感を感じるかも。

そうなると次はこれも血縁なので七之助くん→芝翫とか…?

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2013.09.03

スマホのセキュリティって。

ガラケー以上にスマホは個人情報の固まりの筈なのに、朝の情報番組を見ていたら、
結構なパーセンテージの人たちが、スマホのセキュリティ対策ゼロと答えていて
ガラケーユーザーの私ですらびっくりしました。

しかもMCの1人が「レストラン(居酒屋だったか)とかスマホテーブルに置いて
トイレに行ったりしてます〜」と笑いながら言っていて更にびっくり!

それは無用心でしょうと思ったけれど、寧ろ周りの人たちが、その度にヒヤヒヤ
しながらしっかり見守っているのかも。

しかしいくらなんでも放置しての離席は危険過ぎじゃないのかな。

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「風立ちぬ」CM新バージョン

「落ち着け、訃報ではない」と思った、宮崎監督の引退ニュースの中、昨日の
「Zip」で流れたのが、「風立ちぬ」CMの新バージョン。

カプローニおじさんが出てきたので「飛行機は美しい夢だ」と言うのかと思ったら
カプローニおじさんが二郎に「ちょっと寄っていかないか、美味しいワインが
あるんだ」と言う、新しい展開でした。

映画祭も盛り上がっているようですが、こちらは明日から声カプローニ氏演じる
ロシア人の追っかけと化すので、多分オリンピックの開催地決定も映画祭の結果も
そっちのけになる予想です。

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2013.09.02

「夏の終り」を見る

原作は瀬戸内晴美(寂聴)さんの自伝的小説で、以前、寂聴さんの半生ドラマと
してテレビ化された時は、宮沢りえさんが主人公、年上の作家を阿部寛さん、
年下の彼氏を勘九郎さん(当時は勘太郎)がやっていたのと同じ話。

今回は主人公を満島ひかりさん、作家を小林薫さん、年下の彼氏を綾野剛さん。

派手さはないし、テレビ局の出資もなし、話も説明が少なく、時制がひょいひょい
前後に飛び、久しぶりに、一時流行っいた独立系単館映画館、ミニシアターの
匂いのする映画でした。

ただしアート系なのも善し悪しのところがあって、まずは満島さんが童顔で年齢
作り込みもなく、画面のトーンに変化もないので過去と現在の差が判りにくい。
しかも時系列に並んでおらず、一つの前提に対して過去と現在の二つの時制の
どちらが続いたのか判りにくい。

無駄に凝らなくても、このキャストがやるのだから、正攻法に時系列順でやって
良かったのに。惜しい。

しかし一番惜しかったのは公開のタイミング。
「夏の終り」のタイトルに合わせてのこの時期だったのでしょうが、小林さんと
満島さんの組み合わせが今オンエア中のドラマ「Woman」と一緒で、しかもドラマ
では「義理の親子」の設定なため、そっちを連想してしまって実に微妙でした。
あのシチュエーションでやるなら、個人的には寺島しのぶさんの主人公、榎木
孝明さんの作家、長谷川くんの涼太の組み合わせで見たかったかも。

悪くはなかったですが、もう一つパンチに欠けたかな。

そう言えばこの映画、昭和30年代の設定で、「風立ちぬ」同様、やたらと喫煙
シーンが多かったような気がしました。

確かに昔は分煙とかポケット灰皿とかなかったですけど、今見ると、良く火事とか
起きなかったですね。

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やっと出る「かもめ」萬斎さん雑誌インタビュー

流石に主役じゃないとインタビュー数自体も限られる、とは思ってましたが、
初日後7日発売の「プレシャス」10月号(小学館刊)の「硬派の肖像」欄に登場
だそうです。

トリゴーリンは硬派とは言いづらいですけどね

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「八重の桜」に斎藤一さんが二人、「半沢」で「相棒」キャストが再会

「龍馬伝」では、武田鉄矢さん、上川隆也さんに筧さん、夏八木さんなど新旧
龍馬役者が何気なく顔を揃えていましたが、昨日の「八重の桜」では、オダギリ
ジョーくんと降谷くんの差し向かいシーンがあって、「オヤオヤ、新旧の斎藤一が
並んでいるわ」と一人微妙に受けてました。

そうしたら続く「半沢直樹」では川原さんと及川くんが、間に水谷さんではなく
堺さんを挟んで言い合うシーンがあって、「相棒」臭が微かに…。

そう言えば「半沢」に於けるハブとマングース、半沢と大和田を演じる堺さんと
香川さんて、去年話題になった映画「鍵泥棒のメソッド」では売れない役者と
記憶喪失のヤクザと言う役柄で共演されていたのを、余りに前の役柄のイメージが
ないので、でつい最近まで忘れていました。
恐るべし、主役二人。

因みに昨日は出番もセリフも少なかった鋼太郎さんですが、「キャスティング
されたからにはタダでは済むまい(笑)」と言う先入観と言うか期待値がどうしても
高まってしまうのですが、(まあ原作通りでも最後には男気見せる役なのですが)
ラストまでに一度は机をひっくり返してのキレッぷりを見てみたいものです
(「カラマーゾフ〜」の影響受けすぎ)

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2013.09.01

「あまちゃん」明日からの週は

土曜日に映画が出来上がり、フトマキが妙に神妙になり、アキのエドシアターでの
ライブが決まり、やっとユイちゃんが上京すると列車に乗り、春子さんがアキに
感謝し、鈴鹿さんがスリーJに移籍すると言い出し、まるで最終回の様に良い
ことづくめのエンディングで、何かフラグが立ったかと思ったら、予告編で
どうやら明日からの週に「3.11」がやってくる模様。
すっかり登場人物に思い入れしているだけに、それぞれがどんな「311後」を
迎えるか、とても気になります

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WOWOWで「のぼうの城」を見る

録画して見ると、「城代」が徐々にカシコク見えるマジックがありあり。

その頂点が三成との対面シーンで、まあファン目線で言わせて頂ければ、見せ場は
白塗り田楽踊りでも、「戦いまする」宣言でもなく、あの苦笑しながらの
「まさか」セリフ一言に尽きます。

つまり、それまでの2時間はあのセリフのための待ちである事を改めて実感しま
した。

そう言えば三谷さんの「清須会議」を発表されたキャストを思い浮かべながら
読みましたが、萬斎さんには是非、伊勢谷さんが演じると言う、信長の弟、三十郎
信包をやって頂きたかったです。

不意に釣竿持って登場し、一言吐いて去っていく姿とか、容易に想像できます。
「清須〜」では、ほぼ馬鹿殿様扱いの信雄(のぶかつ)を妻夫木くんが演じ、
空気を読んでの世渡りで知られると言う池田恒興を佐藤浩市さんが演じるそうで
すが、どちらもパブリックイメージを外していて(特に佐藤さんは「のぼう」の
丹波の印象が未だ強い)意外です。

小説自体は最初から予想がついて、正直面白いとも上手いとも、ちっとも思い
ませんでしたが、これが映像になって面白くなっていたら、やはり三谷さんは
小説家ではなくて演劇、映像の人なんだと逆に納得できそうな気がします

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「半沢直樹」公式サイトに鋼太郎さん&洋くんツーショット

「半沢直樹」、高橋洋くんの出演はどうやら「東京編」初回のみっぽいですが、
PCから見られる公式サイトに、鋼太郎さんと洋くんの和やかツーショット発見!
オセロとイヤーゴー、タイタス・アンドロニカスとカイロン、イージオンとドロー
ミオなど色々思い出しますが、ともあれ、テレビの控室で、と言うのが新鮮です。

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チラシには「裏」がある

チラシには「裏」がある
パブリックシアターの「解体新書〜萬斎」3連発チラシには「裏」があったのに
気がつきました。

裏面は「ボレロ」3ショット。

3連勤(←「連続勤務」は社内用語かも)できる方が羨ましいです

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