« 2014年5月 | トップページ | 2014年7月 »

2014.06.28

岡田美術館に「雪月花〜深川の雪」を見に行く

岡田美術館に「雪月花〜深川の雪」を見に行く

岡田美術館に「雪月花〜深川の雪」を見に行く

岡田美術館に「雪月花〜深川の雪」を見に行く

北斎の肉筆浮世絵は正直版画に比べてクドさが苦手で、どうしても見たい、と
言うノリではく、そもそも「発見」されるまで「深川の雪」の存在自体を
知らなかったですし、公開場所が箱根の山の中の新設の美術館と聞いて、
「随分不便な〜勿体ぶってるね〜」と、一旦忘れてました。

ところが、テレビなどで紹介されたのを見たら、描き込まれた人数の多さ、
構図の見事さ、何より幅2m余りの大作で、精緻ながらクドさが余りないので(失礼)、
やはり見ておくかしらと思ったら、今度は公開期限が間近、ホッコリ予定が
空いたので、箱根観光には明らかに向かない大雨ながら、絵を見るには
差し支えない、と行ってきました。

とは言え、首都圏から手近の、自然と温泉が売りの老舗観光地だけあって、
小田原あたりからは海外からのお客さんも含めて結構な賑わい。
特に紫陽花が沿線に咲き誇るのが自慢の登山鉄道は、予約制の夜間運行は
完売だと表示が出ていました。
紫陽花には特段興味はないし、また雨も随分酷いので、降りてから歩く
距離の少ない路線バスを選択。
まさに箱根駅伝の「山登り区間」を上がって行きましたが、左右に連続する
カーブ、傾斜はきついし、道は狭く、改めてランナーも中継スタッフも
凄いなと思いつつ美術館へ。

事前に調べていたから驚きはしなかったですが、この美術館、とにかく持ち込み
荷物の制限が凄い。
飲み物、食べ物、刃物類は勿論のこと、携帯、スマホ、タブレット類も一切持ち
込み禁止で、入口で空港と同じゲートでのボディチェックに空港レベルの手荷物
検査。
私は最初からロッカーに放り込んでしまいましたが、かばんに入れて入ろうと
するとひっかかるらしいです。
でもそのおかげで、館内は実に静かでしたし、展示見ながらのスマホチェックを
する人も着信に出てしまうフトドキ者もいなくて、鑑賞に集中できました。
(入口できっちりチェックしている分、館内各階にはスタッフがいないのだから
結果的に経費節減になっているのかも)

また「深川の雪」修復代か、このセキュリティチェック設備代だか判りませんが、
入場料が2800円と、MOAを凌ぐ凄い強気でびっくりしました。

早速「深川の雪」展示室に向かうと、間近でしっかり見たい人向けに行列ができて
いました。
並んでみると、6人1列に並んで待つと、12人ずつが4分の制限時間で見られる
仕組み。
次の番の12人は絵の左の解説書きの前で待機、自身の番になると、今度は半分の
2分で場所や前後を入れ替わるよう声がかかる、と、まあ実にシステマティック。
誘導スタッフが列への協力やちょこちょこと作品トリビアを雑談のように話し
かけてくるし、並んでも全然列が進まないストレスなく、並べばちゃんと見られる
ので、まあ自分など、この絵を見る為だけに箱根まで来た訳ですから、有り難
かったです。

絵はこればかりでなく、若沖のまたまたウイットに溢れた「三十六歌仙図屏風」
とか、応挙のお得意ワンコビーム炸裂の「子犬と綿」に、また酔っ払って描いた
としか思えない簫白の「鬼退治」とか、いくつか見所がありました。

出てくると来たとき以上に雨は強いけど入口も混雑。
雨でアウトドアを諦めた人も多かったのかも。

外に「足湯カフェ」と言うのがあり、入場者は無料と言うので、歩き回って足も
疲れていたので使ってみました。
屋根はあるけど外なので、何となくあちこちから雨がかかってくるのが難でしたが
入場料2800円の美術館(しつこい)にしてはコーヒー400円が良心的で、館内
ウォーターサーバーもなく喉カラカラだったので、雨に濡れながら足湯しながら
コーヒーを飲みながら、正面の現代作家の「風神雷神図」を眺めてみました。

「にしては」と言えば、この美術館、一番びっくりは、今どき国博でも凄い力を
入れている、ミュージアムショップが貧相だったこと。
館内になくて、入口の脇、それも屋根で繋がっていない上に、広さも4畳半くらい。
カタログと絵はがき、グッズが最小限で、展示室の豪華さとのアンバランスが妙
でした。

帰りはお約束、富士屋ホテルのパンを買いに寄って、湯本から帰ってきました。
久しぶりの箱根、雨の弾丸ツアーになりましたが、なかなか面白かったです。

| | コメント (0)

「ジュリアス・シーザー」配役の意外

キャストが発表された時に真っ先にイメージした配役は

ブルータス:阿部さん、アントニー:藤原くん、キャシアス:横田さん、そして
シーザーが鋼太郎さんでした

しかし。
発表されたのは

マーカス・ブルータス:阿部寛
マーク・アントニー:藤原竜也
カイアス・キャシアス:吉田鋼太郎
ジュリアス・シーザー:横田栄司


う〜ん、そう来たか!
鋼太郎さんキャシアスは説得力ありあり。
そりゃあみんな動かされちゃいます。

また「アントニーとクレオパトラ」で鋼太郎さんが後年を演じたアントニーの
青年期を藤原さんが演じる事になるのもちょっと興味深いところ。

そして横田さんがシーザー!
チラシ写真も滅茶苦茶かっこいい〜

長らくナンバー2とか、殺されちゃう殿下とか、英雄的将軍とかな役柄だった
横田さんが、遂に地位を狙われ暗殺されるシーザーに「出世」と言うのは、ファンと
して嬉しいです。

さいたま公演のほか、北九州、上田、大阪公演あり

| | コメント (0)

2014.06.27

コクーン歌舞伎「三人吉三」(2回目)を観る

平日ソワレで三階席まで立ち見の盛況。

どちらも自動選択だったのに、前回のチケット松竹より今回のイープラスの方が良席だったのは意外。
また、今まで長らく行っているコクーンで、全く座った事のなかった席場所でし
たが、舞台に対する位置関係が絶妙で、今後結構狙い目にしたい感じです。

この日は野田秀樹さんがいらしていて、串田さんが客席に挨拶に見えてました。
野田さんの隣の方は、先日トラムの「マクベス」でもお見かけした制作関係の方。
また、和服を着なれたプロっぽいお姉さま方が凄く目立ってましたが、いわゆる
「綺麗ドコロ」のご招待日だったのかも。

初回から随分テンポが良くなってましたが、その分いよいよ「歌舞伎なのか」が
曖昧になった気がしました。
三人が義兄弟の契りを結ぶところ、前回は「木挽町じゃあ松島屋の仁左衛門兄いが
復帰でめでたい」なんて言っていた勘九郎くんですが、今回は「オーブじゃ香取の
兄いが十一人の仲間を集めているがこっちは人数は少ないが」(大まか)と、
「新選組!」繋がりの香取/山本コンビ出演による「オーシャンズイレブン」の
話題をしていました。

まあ既に「部外者」とは言いにくくなった笹野さん以外の現代劇の役者さんの
起用が効を奏しているとは思いづらいし、アジア系の「下座音楽」も、肝心な
ところでは、つけ打ちしてるのも微妙で、何もかもが成功しているとは思いませんが
あの客席の興奮と若いお客さんの集客を見ると、本来は歌舞伎座も常にこの雰囲
気を作らないと、この先マズイんじゃないかと言う不安に囚われました。

| | コメント (0)

2014.06.26

「ベルサイユのばら」を観る

「ベルサイユのばら」を観る

「ベルサイユのばら」を観る

東京宝塚劇場

去年「オスカルとアンドレ編」「フェルゼン編」を見ているのですが、今回は
「オスカル編」と銘打ち、キャストは勿論、構成が随分変わっていました。

何しろ、オスカル(とジャルジェ一族)に非常にフォーカスしたため、フェル
ゼンどころか、アントワネットすら出ないのでびっくり

また、アンドレ、アラン、ジェローデル三役が役がわりのためか、アンドレ比重が
極端に下がり、逆にジェローデル出番増えて、めっちゃジェントルマンキャラで
好感度急上昇。

と言うか、アンドレは勿論、アランもジェローデルも「オスカル好き好き」って
オスカル、モテすぎだ(笑)
因みにこの回は朝夏さんがアンドレ、七海さんがジェローデル、緒月さんが
アランでしたが、前回見た
「風去り」は前者2名が役がわりでスカーレット、緒月さんがベル・ワットリング
と全員女性役だったと言うのを後から知って(何しろ歌舞伎と逆で誰が誰だか
化粧が違うとさっぱり見分けがつきません)びっくりでした。

また「原作知ってる前提」なのか、ロザリーの説明がなさすぎで、最初からベル
ナールの奥さんで出てくるため、最後に危険を侵してオスカルに忠告にくる心情が
筋だけ追うと唐突。

更に前回、クレーンで銀橋あたりまで出てきた馬車に代わり、今回は一幕の
幕切れ、肖像画のモデルになった話からの展開で(多分)、白いペガサスに乗って
「王子と乞食」の王子さま顔負け?全身金色の衣装のオスカルが登場したのには
ちょっと唖然としてました

逆に、ラスト、死んだオスカルは一人で巨大な蝸牛のような(失礼)白いバラの
上に登場し、アンドレが迎えに来ないのも意外でした。
ガラス馬車はやりすぎにしても(失礼)、アンドレとのツーショットシーンは
お約束と思っていたので、終わりかたが呆気なく寂しい印象でした。

また、衛兵隊がパリに行くの行かないの、なハナシが妙にまどろっこしくて判り
にくく、パリの危険な状況説明に「ドイツの竜騎兵がナントカ」のセリフばかりが
繰り返し出てきて、情報それだけか、と突っ込んでました(笑)

続きを読む "「ベルサイユのばら」を観る"

| | コメント (0)

2014.06.24

「マクベス」パンフレットは充実

松岡先生の翻訳「We」はなし、河合先生の名言集、山崎清介さんの少人数マク
ベスの苦労話、前川さんの予言話など数々の寄稿のなか、目玉は「コクーン」
パンフレットで実現するのを楽しみにしていた、蜷川さんとの対談がかなりの
ページ数を割いて掲載されていました。

「マクベス」解説書としても読み応えあり、ですね

| | コメント (0)

「マクベス」を観る

シアタートラム

平日昼で立ち見が出てました。

初演@懲りすぎドームセットバージョン、再演@シンプル&ジャパネスクバー
ジョン但しSept大きすぎ、を経て、今回は劇場をトラムに変えての三演。
ようやく舞台サイズがしっくりしましたし、5人の息遣いまで聞こえ、90分一本
勝負による、コンパクトいや、エッセンス「マクベス」の緊迫感が心地よかった
です。

ゴミ系のアイテムは初演からの遺産ですが、個人的には四季の強調を考えれば
そろそろゴミ拘りはなしでも成り立つ気はしました。
しかしこれを見てしまうと、何でいつもの「マクベス」は3時間もかかるのか
不思議になるほどの過不足のなさは見事です

三人の魔女に振り回され巻き込まれた筈のマクベスが後半、それがあたかも自身の
思いつきだったように振る舞うあたりが、萬斎さん演出の肝なんでしょうね。

ただ、矢幕、バーナム幕を初めとする演出の冴えに比べて、タイトルロール役者と
してのテクニカル面が、「国盗人」あたりから意外に延びしろが少ない気がする
のは(特に叫んじゃうとセリフが聞こえないところ)ファンとしては厳し過ぎ
かしら。

| | コメント (0)

2014.06.23

TOHOシネマズの携帯サイトやっと復旧

しかし、ダウンしたお詫びもアナウンスも何もない。
今どき携帯サイト使う人は少ないので無視、なのかしら。

いや〜それはないわ。

| | コメント (2)

「ルーズベルトゲーム」最終回

香川さんの「540度、900度」セリフが笑えて仕方ありません。
まあ何と言うか、原作に忠実で、意外性は薄かったですが、個人的にはやっぱり
W杯サッカーより社会人でも野球の方が思い入れ強く見られるなぁと実感しました。

今回のキーマンは何と言っても、山本亨さん演じるエンジニアでした。
山本さんと言うと、つかさんの舞台とかで良くお見かけする、身体能力の高い
知性派武闘系の役者さんのイメージが強かったので、白衣姿が新鮮でした。

それからイツワの如月に「こいつらと野球して楽しくないか」と声をかけた役者
さんが、どこかでお見かけしたよう思えて気になってます。

勿論ジュディ・オングさんも後半いきなり登場しての「救世主」役、お似合い
でした。

江口さんが今回意外に精彩がなかったのが残念でしたが、それにしても社長主役の
ドラマって、どこか安全弁が効いてる気がしてちょっと切迫感がないかも。

| | コメント (0)

高橋一生くん@シアタートラムwith白井晃演出

フィリップ・リドリー作品の白井晃さん演出と言えば「世界で一番速い時計」を
思い出しますが、その第四弾が来年2月シアタートラムで上演、しかも主演が
高橋一生くんときたら見るしかありません。
作:フィリップ・リドリー演出:白井晃
翻訳:小宮山智津子
出演:高橋一生/瀬戸康史/中村中/水田航生/小柳 心/小川ゲン/半海一晃
千葉雅子

| | コメント (0)

2014.06.22

「超高速!参勤交代」を見る

深刻なのも良いけど、こう言う馬鹿馬鹿しく体育会系な映画も悪くはないです。
但し、西村雅彦さんと上地くんが出ていて、弱小チームが巨大組織にアイデアで
対抗する時代劇、と言うプロットと言う事で、同じ城戸賞を取っている「のぼうの
城」をどうしても連想してしまうところがありましたが

予告編を見た感じでは、殿様も「のぼう」同様ダメダメなのかと思っていたら、
実はササクラさん演じる殿様が、剣をもたせれば無敵のツワモノだったのと、
殿様途中から家来と別れてお宿にしっかり泊まってナンパ(笑)までしてるし、
何より、思った以上に立ち回りが本格的だったのが意外でした。

キャストでは、分かりやすい悪老中に陣内さん、将軍吉宗にはササクラさんの
「盟友」猿之助さんの他に、
殿様の側近役で寺脇さんと六角さんが出ていたため、そこは何となく「相棒」の
香りがしてました。

ドリフターズのコントみたいな場面もあり、時代考証とか言ったらキリがない
ハナシですが、個人的には「ノア」よりは判る世界で、気楽に見られました。

| | コメント (0)

2014.06.21

TOHOシネマズの携帯サイトがトップページだけダウン

何故かgoogleで映画館名で検索すると「検索ナビ」がでてきて、そこからは各
映画館の作品や時間の確認もできるのだけど、トップページだけ今朝からずっと
ダウンしっぱなし。
タブレットから予約できたけど、サイト大丈夫なんでしょうか。

| | コメント (0)

「野村万作萬斎・狂言の現在」を観る

まず今回、何より今まで迷わずに行きついた事のなかった関内ホールに迷わずに
行けただけで上々。
Yahoo!の路線地図優秀でした。
目標になる建物のチョイスが今ひとつでしたが。

萬斎さんは夜の「マクベス」と掛け持ちですね
演目は「鍋八撥」と「仁王」

「鍋八撥」は万作さんの浅鍋売りがやはり絶品です。
「仁王」は萬斎さんの博打打に深田さんの何某、長らく万之介さんがなさっていた

最後に出てくるおみ足の悪い参詣者を月崎さんがなさっていました。

どちらも出だしは地味なのに、後半徐々に笑いのボリュームが上がってくる面白
さがあって楽しめました。

| | コメント (0)

2014.06.20

「グランド・ブダペスト・ホテル」を見る

シャンテシネ。
レイトショーで満席でした。

比較的マニアックとも言える作品なのに、監督目当てで、主演のレイフ・ファイ
ンズ、ジュード・ロウ、などそうそうたるハリウッド俳優たちが贅沢に出ている
不思議な映画。

内容は謎解き的ロードムービー的ファンタジー的で、一応?シュテファン・
ツヴァイクに捧げられたと言う、近現代ヨーロッパ史に準えたストーリーを追う
よりも、次々出てくる名優たちと絵本的な色彩、手触りとでも言うべき映像の
雰囲気を楽しむ方が楽しい気がしました。

気分転換には何よりの映画です。

| | コメント (0)

2014.06.19

遂にYahoo!トピックスに。

鋼太郎さんも最近の映像でのご活躍ですっかり知名度が上がった様で、遂に
「女優と交際」どYahoo!トピックスが上がっていました。

最早、気楽に「テキーラ100杯」(笑)とか絶対できなさそう。

いやいや有名になるのも大変。
秋の「ジュリアス・シーザー」は「テレビで見た吉田鋼太郎さんを初めて舞台で
観ます」と言う新たなファン層出現間違いなし、ですね。

| | コメント (0)

2014.06.17

「風立ちぬ」DVD

予約していたので1日早く入手
ただし見るのは週末ですね。

| | コメント (0)

「六月大歌舞伎」(昼の部/夜の部)を観る

「六月大歌舞伎」(昼の部/夜の部)を観る

「六月大歌舞伎」(昼の部/夜の部)を観る

六月は仕事のスケジュールが滅茶苦茶で、休みが非常に取りにくいため、無理
矢理1日で昼夜通し。
流石に全部はきついので、昼の最初と夜の中幕の踊りは略。

眼目は昼の仁左衛門さん復帰と、夜の左近くん初舞台&吉右衛門さんの「籠釣瓶」
もどき。

今月は地方公演が少ないのか、一日で一役と言う役者さんもいる、贅沢な番組
でした。

さて最初の踊りを略したので昼の最初は「実盛物語」
あの、萬斎さんが演じた斎藤別当実盛のハナシです。
菊五郎さんがもう超王道。
安心して見られる分、白状するとちょいちょい寝てました。
筋書き買わなかったので判りませんが、子役の子が素晴らしく良くて、最初、
遠目で左近くんかと思いましたが違いますね、多分。
次がまたもうたた寝率の高い(苦笑)真山青果もので心配でしたが、意外に?大丈夫
だった「大石最後の一日」。
幸四郎さんがラスト以外は泣きが抑え目で何よりでした。
ただ40いくつの設定にしては何もかも老けすぎじゃないでしょうか。

孝太郎さん、彌十郎さん、錦之助さんと脇もしっかりしていて安定。
若様の隼人くんの顔が獅童くんに似ていて、血筋ですね。

昼の最後が「お祭り」
仁左さま休演明けで、これはもうご祝儀以外何物もなし。

腕肩の動きも見た目何事もなく、早く義太夫狂言への復帰期待です。

夜は「蘭平物狂」から。
左近くん初舞台演目です。
「蘭平」は松緑さん襲名演目でもありますが、正直余り見た記憶なし。
とにかく長いハナシの一部分過ぎて、誰が実は誰で、誰と利害関係があるのか
さっぱり判らないと言うのがなかなか微妙でしたが、まあとにかく、立ち回りで
大活躍する与天の皆様の身体能力の高さに脱帽です。
松緑さんも長い立ち回りをこなしですが、なんだかんだ言ってもまだアラフォー、
動けて当然で、寧ろフィジカル以外を早く何とかして頂きたい訳です。

(後ろ姿が微妙に美しくないのも凄く気になる)
パパ贔屓なだけに、どうしても息子には点が辛くなりますね。

しかし時蔵さんの赤姫の美しさは、最早犯罪の域です。
綺麗すぎ。

「素襖落」はスキップして「名月八幡祭」
簡単に言えば、芸者に騙された田舎の商人が八幡祭の中で芸者を殺す、と言う
まさに「籠釣瓶」のバリエーション。
ただし大正時代作の新歌舞伎なので、妖刀村雨とかは出てきません。
吉右衛門さんが気の毒な田舎商人を熱演でした。
錦之助さんがダメなヒモ役。
昼の磯貝から一転な役柄ですが、どっちもありでした。
問題はいわゆる「ファムファタール」の深川芸者役。
芝雀さんが上手くなさってましたが、あれだけ男を翻弄する役となれば、正直
もうちょっと「美人」でも良かった気も(失礼)。
芝雀さんの演じるくらいのビジュアル(更に失礼)がなさるのも結構リアリティが
あるとも言えますが(もっと失礼)、菊之助さんくらいの方が、あの辻褄の合わ
ない適当さがビジュアルで誤魔化されるのが納得できそうですが。

ラストの殺し場面で本水を使っていましたが、吉右衛門さんに本水ってちょっと
珍しい気がします。

個人的には菊五郎さん、幸四郎さん、仁左衛門さん、吉右衛門さんとそれぞれ
持ち味を出されて、渋い演目ながら、近頃になく、凄く充実度満足度高い一日
でしたが、特に夜は三階席かなり空席が目立ってびっくりしました。
しかも夜の終演が21時を回っていた事もあって、結末を見ずに途中退席する人が
結構続出してやや寂しい感じでした。

| | コメント (0)

コクーン歌舞伎「三人吉三」(補足)

数日前の「三人吉三」、いくつか箇条書きで感想を追加です。

※萬斎さんの「国盗人」にも出演されて、古典と現代劇の行き来も、お上手だなと
思っていた大森博史さんですが、出の金貸しのテンションが完全に外れてて、
やりとりが被って上手く聞こえず、オープニングにものすごく不安を感じました。
締めの捕り手が違和感なかっただけに、狙いなのか。
※大川端までが長い。長すぎる。
ただし細かいハナシが説明されているおかげで、単独で「大川端」がかかる時には
あっさり「貸した相手が死んでしまった」「あの世まで取りにいかなきゃならない」と
オープニングの振りくらいにしか聞こえないセリフがものすごく意味があるのが
解るのと、おとせも何気なく通りかかったのではなかった深刻な事情があった
のが良く解りました。

※大川端のお嬢が素晴らしい。
お坊との気合い入ったやりとり、立ち回りをしながら、女になったり男になった
りの行き来が見事。
※最初背を向けての「厄落とし」セリフが、盆が回って正面にくる仕掛け、更に
割って入る和尚が水を渡って入る気合いがまた良い感じ。
※吉祥院の欄間は、やはり大歌舞伎が良いですね。
小分けにされた箪笥の中から出てくる程のお嬢では、美しさに著しく欠けます。
※吉祥院でのお坊とお嬢のやりとり、どう見ても男女の別れに見えて、実は男
同士と言う、黙阿弥の倒錯した設定が、微妙に見えてないのが惜しい。

※鶴松のおとせはまだ堕ちた女の手触りが薄いけど、子役の頃から見ているだけに
感慨はあります。

※十三郎は新悟くん。久しぶりに立役を見ましたが、背が高いので違和感なくて
良かったです。

※新悟/鶴松はラストは捕り手だった事がカテコで判明。

※下座なくしてパーカッションでフリージャズっぽく。
大川端のスピーディーな立ち回りはじめ、そもそもセリフも早いので、下座では
間に合わないし、違和感なし。

ただしスピーカー近くの席だったため、時々セリフが聞けず。

※個人的にはラストの立ち回り、2パターン分くらい長すぎ。
もうちょっとで止めるのが美学な気も。

でも全体的には凄く良かったです。
もう一回違う席場所でチケット取ってあるので、今度はもうちょい正面から見ら
れるのが楽しみです。

| | コメント (0)

「週刊現代」に萬斎さんインタビュー

モノクログラビアで8ページ、先日の「サンデー毎日」より中身は充実。
「万作の会」HPに案内の出ないのが不思議です

| | コメント (0)

2014.06.15

来年の大河

主要キャストで判断する限り、ひょっとして、かなり久しぶりにレギュラー視聴
しないかも、な可能性。

| | コメント (0)

「ノア〜約束の舟」を見る

そもそもキリスト教や聖書に非常に疎いので、映像になっているものが、どの
くらい従来のイメージに近いのか(正しいかとは言わない)、全然判断できない
人間が見ているので、要はCG技術使い倒した、今どき流行りの、ファンタジー
作品としてしか捉えられなかったのが正直なところです。

何しろ方舟作りに協力する泥の巨大な何か?が、「トランスフォーマー」顔負けの
造型で、そこからどう見てもSFか、ゲーム画面にしか見えなくなっちゃいました。

余り「ハリーポッター」とか「指輪」的なファンタジー物を見てなくて、ダニエル
クレイグ目当てに見た「ライラの冒険」くらいしかない私でさえ、明らかに見て
いるものが、そっちに近いことぐらいは解りました。
(「ライラ〜」はダニエル演じるアスリエル卿が本格活躍する部分に至る前に
続編中止になっちゃってますが)

しかも画面くらいし、登場人物も場面転換も説明が少なくて、こちらの予備知識
不足があるのは重々承知にしても、どうも古代に設定を借りた水害バニック映画に
しか見えなかったのが残念。
しかし、神のご意向がわかってしまうと言うのも、こう極端な話だと、お気の毒な
感じがしなりませんでした。

知識があったらあったで色々考えてしまいそうなので、ファンタジー&パニック
映画としてすんなり見ていて寧ろ良かったかも。

音楽は重厚で良かったです。

| | コメント (0)

2014.06.13

ミスマッチな舞台

まだ上演中なので具体的な名前は出しませんが、久しぶりに大失敗舞台を見ました。

とにかく劇場と芝居のサイズが合ってない。
これが問題の全てで、どう考えても、シアタートラムか、東京芸術劇場の小劇場
あたりがせいぜいと思われる小人数のセリフ劇を、何故かミュージカルも歌舞伎も
やる大バコで上演している時点でアウトでした。

舞台は本舞台に仮設した小ぶりなものにしたところで、四方に空間が抜けすぎで
全くハナシが濃密になりようがない。

これでは日本を代表する舞台女優さんらを以てしても、太刀打ち不能。

全くどうしてこの劇場だったのか。
話が全くこっちに入ってこないまま、無駄にスタイリッシュな舞台はあっけなく
終わっていきました。

ああ惜しい。惜しすぎる。
と言うか8000円返して。

| | コメント (14)

「MOZU〜Season1」最終回

公安省設立のための大掛かりな仕掛けだけはとりあえず阻止したけど、結局そも
そもの倉木妻の起爆装置作動の理由まで視聴者には内緒で、殆ど謎を残したまま
地上波分終了。
どうやら新谷和彦は生きていたらしいのと、東も再登場の気配(中神さんは流石に
むり)ですが、地上波の縛りがなくなるWOWOWバージョン、さらにグロ度を上げる
のかしら。
とりあえずワールドカップ開幕前に終わらせ、あとは視聴率の判りにくいWOWOWに
持ち越し、とは、編成担当冴えてますね。

| | コメント (0)

2014.06.12

チケット発券で冷や汗をかく

ぴあ、イープラスは慣れてますし、国立劇場、歌舞伎会はチケット送付なので
心配ないのですが、電話やインターネットでの主催者抽選予約で、コンビニ振込、
後日発券の場合、しばらくしてから、振込、発券共にちゃんと完了しているか
凄く不安になる場合があります。

今回、何のサイトで先行予約したのかも失念、しかもうっかり予約完了メールを
削除してしまったらしく、手元にあるのはその元メールの、芝居タイトルも指定
コンビニ名も抜き、発券開始日と、観劇予定日、発券番号だけ念のため転送して
いた携帯の受信記録のみと言う、かなり危険な事をやってしまいました。

桁数と「レジで申し出」とあったので、ヤマカンでセブンイレブンに行き、恐る
恐る番号を言ったら、運よく?そうだろうと思っていたチケットを無事に発券
できました。

しかし予約完了メールを削除してしまい、何で予約したかも忘れてしまうとは
我ながら全く情けない話で、下手をすれば10000円とかをみすみす無駄にする
ところでした。
チケット予約は何故かタイミングが被る事が結構あったりもしますし、多分今回は
完全に間違えてメール削除してしまったのだとたのだと思いますが、肝を冷やし
ました。
とりあえず発券は忘れないうちに限りますね

| | コメント (0)

歌う鋼太郎さん!

インタビューには、次の舞台の宣伝を織り交ぜながらの小栗くん映像(個人的には
蜷川さんコメント期待していたんですが)、そして生歌披露とは驚きでした。

タイトルロールの「オセロ」写真の端に、高橋洋くんが写っているのを見つけて
しまうのがファンの性ってものでしょう。

さて鋼太郎さんが炸裂した「MOZU」TBS版はいよいよ最終回。

生で見るべく急いで帰宅中でです。

| | コメント (0)

コクーン歌舞伎「三人吉三」

勘九郎さん初座長のコクーン歌舞伎(前の「天日坊」も勘九郎さん主演でしたが、
まだパパの影響大でした)は、お坊に松也くんを迎えての「三人吉三」

串田さんの演出はより現代劇に近づき、ラストは福助、勘三郎、橋之助でのと
同じく、すざましい量の雪に埋まるバージョンでしたが、不良兄ちゃんたちの
駆け抜ける青春は、「明日に向かって撃て」に通じる爽やかさがありました。

詳細は別項

| | コメント (0)

2014.06.11

「MOZU」サウンドトラック

予約しておいたCDを受け取ってきました。
ダークでエッジの効いたかっこいい楽曲が並びますが、さすがにちょっと朝から
聞くにはヘヴィですね。

そうそう、先日新聞の番組評コラムに「特筆すべき迫力」と書かれていた鋼太郎
さんの「スタパ」ご出演、いよいよ今日です

| | コメント (0)

2014.06.09

「ルーズベルトゲーム」に北村くん登場。

「ルーズベルトゲーム」って非常に原作に忠実に展開していて、めんどくさい
個人株主は誰がやるかと思ってましたら、北村有起哉くんでした。

数回影が薄かった石丸さんも復活。

まあお二人とも出演の舞台(「ロンサム」と「ベス」)が終わっての「参戦」の
イメージですね

しかし何回も書いてますが、江口さんが20時信長から21時専務へのように、今期
役者さんの掛け持ち凄いですね。
見ている中では江口さんは勿論、生瀬さん(「花咲」→「MOZU」)、香川さん
(「ルーズベルト」→「MOZU」)、中でも生瀬さんは両方似たキャラなんで混乱
しますし、「ルーズベルト」は「半沢」と出演者が被る上に善悪リバースしてる
パターンが多く何だか笑ってしまいます。

| | コメント (0)

「BORDER」最終回を見る

同じ時間帯では完全に「MOZU」派なのですが、「BORDER」最終回に
大森南朋くんが出演していると予告で見て、最終回だけ初めてしっかり見ました。

比較的あっけなく説明の少ないラストでしたが、個人的には、このシークエンスの
ために全編やってきたのかな、と推察できた、なかなか皮肉のきいたプロット
だと思いました。

石川が正義のために一線を超えて安藤を突き落とした瞬間、自身の衝動?快楽
だったか?のためには殺人を犯すことを忌わない安藤と、原理として同じ事を
していた訳で、直前に古田さん演じる謎の男(途中参加なので詳細設定理解できて
ない)が「コインの表裏」と例え、コインが象徴的に写ったシーンと、後ろから
死んだ筈の安藤が「こちらの世界にようこそ」と肩に手をかけたシーンが完全に
リンクして、今どきの説明セリフばかりのドラマを見慣れた目には、非常に知的な
ラストに思えました。

同じ最終回を見た会社の人は「中途半端すぎ」と言って納得してませんでしたが
たまにはこう言う、ジワジワくるドラマも私は嫌いじゃないです。

まあ有りがちな「ヒロイン」と呼ばれるお節介な女性科学者とか、オトナの事情
らしい無駄な設定も見られましたが、正直ディープ過ぎて更に判りにくい「MOZU」に
比べたら何倍も判り易かったです。

多分勘ですが、21時枠でなく、テレ朝お得意の金曜深夜ドラマ枠だったら、もっと
マニアックに盛り上がったかも。

| | コメント (0)

2014.06.05

坂元裕二朗読劇2014「カラシニコフ不倫海峡」を観る(正確には聞く)

この「カラシニコフ」「不倫」「海峡」と一見全く脈絡のない単語を並べただけの
ようなタイトルの舞台は、話題になったドラマ「Mother」「Woman」を手がけた
坂元裕二さん作・演出による、「不帰の初恋〜」に続く、朗読二人舞台第2弾。

出演者日替わり3パターン3daysで、各1ステージと言う、能狂言のように一期
一会ミニマムな公演だったので、仕事で行けなくなったら、とヒヤヒヤしましたが
無事、希望の高橋一生くん×酒井若菜さん回を拝見(拝聴)しました。

前作もですが、全てメール、電話、手紙類のやりとりで展開する105分。

とにかく固有名詞で追求するディテールが凄い。
固有名詞の羅列とシニカルなコメントがシュール過ぎて喜劇ではないのに、笑って
しまうシーンが何回もありました。
特に渋谷と東急東横線、副都心線、円山町近辺、練馬?から渋谷までの地名や
距離感覚があると尚更でした。

話は妻がアフリカで行方不明になった夫と、その妻とアフリカで暮らしていると
言う男性の妻が、歪な形で出会ってから、永遠に別れるまで。

そこに舞台装置は何もないし、登場人物二人以外には誰も出てきませんが、確かに
男の妻の気配、女の夫や公園の女性清掃員の存在はありましたし、全く能狂言と
同じく、観客がイマジネーションを働かせる事で、そこには円山町もアフリカも
女の働く弁当屋や派遣会社も、福岡の講演会場もが確かにそこに見えていました。

何故女が病院に収容されたのか、円山町に到着した男がどうなっていたのかなど
ちょっとラストが乱暴な感じはしましたが、一生くんと酒井さんの語りがジワジワ
静かに会場に滲みていった不思議なパフォーマンスでした。

草月ホールは作られた頃の気分が、まだ壁の造作とか、そもそもホールの形状
に残っていましたが、地下鉄銀座線が下を通っているので、微かに電車音が響く
のまで以前と同じでびっくりしました。

ロビーで坂元作品の演出を手がけている水田さんをお見かけしました。

| | コメント (0)

2014.06.04

八月納涼歌舞伎、演目発表

久しぶりに「中村屋」一門の座組ですね

一部の「恐怖時代」は昔、浅丘ルリ子さんのを蜷川さん演出で見たような記憶が
うっすらあります

8/5(火)〜27(水)

<第一部>
「恐怖時代」
お銀の方:扇雀、磯貝伊織之介:七之助、茶道珍斉:勘九郎、細井玄沢:亀蔵
梅野:萬次郎、春藤靱負:彌十郎、春藤釆女正:橋之助
「龍虎」龍:獅童、虎:巳之助

<第二部>
「信州川中島合戦〜輝虎配膳」
長尾輝虎:橋之助、直江山城守:彌十郎、唐衣:児太郎越路:萬次郎、お勝:扇雀

「たぬき」
柏屋金兵衛:三津五郎、太鼓持蝶作:勘九郎、妾お染:七之助、
門木屋新三郎:秀調、松村屋才助:市蔵、隠亡平助:巳之助、芸者お駒:萬次郎
狭山三五郎:獅童、備後屋宗右衛門:彌十郎、
女房おせき:扇雀

<第三部>
「勢獅子」
鳶頭:三津五郎、鳶頭:橋之助、鳶頭:獅童、芸者:七之助、手古舞:新悟
鳶の者:国生、鳶の者:虎之介、手古舞:児太郎、鳶頭:巳之助、鳶頭:勘九郎、
鳶頭:彌十郎、芸者:扇雀

「訪米歌舞伎凱旋記念
>三世實川延若より直伝されたる十八世中村勘三郎から
習い覚えし〜怪談乳房榎」中村勘九郎三役早替りにて相勤め申し候

菱川重信/下男正助/うわばみ三次:勘九郎、重信妻お関:七之助
松井三郎/住職雲海:亀蔵、磯貝浪江:獅童

勘九郎さんは「乳房榎」随分お好きみたいですね

| | コメント (0)

「サンデー毎日」

久しぶりに萬斎さんが雑誌の表紙に。
随分オチャメな表情です。
無論インタビューは「盆栽マクベス」です。

| | コメント (0)

2014.06.03

「官兵衛」に浜田学さん

「龍馬伝」でも、成功した弥太郎に龍馬を取材している新聞記者・坂崎紫瀾役で
出演シーンは少なめながら印象に残るお芝居をしていら浜田学さん。
大河には他に「功名が辻」をはじめ「江」や「清盛」などにも出演されてますが
今週の「官兵衛」に幽閉されている官兵衛の牢番役でちょっと登場し、あっけなく
亡くなりました。
調べて見たらこの牢番さんが幽閉中の官兵衛に好意を持って接していた縁で
息子は官兵衛に取り立てられ、黒田の姓まで与えられたと言うのですから、
全く「情けは人の為ならず」を地で行く話ですが、それにしても浜田さん、今回も
ちょっと出でしたがgood jobでした。

| | コメント (0)

遂に鋼太郎さんが「スタパ」にご出演!

9日の月曜日は忘れず録画予約しなければ!

| | コメント (2)

梅原猛さんの新作狂言

梅原さんが、千作/千之丞兄弟を題材にした新作狂言を茂山家のために書き下ろす
そうです。
先日国立能楽堂に行った時に、梅原猛さんが茂山家に書き下ろしたものなど国立が
関わった新作狂言の装束や持ち物類を集めた企画展示を資料室で見ました。
萬斎さんが出演された「野馬台の詩」はクモの作り物だったか、何か1つきりで
したが、何でいま新作狂言特集かなぁと思ってましたが、ひょっとしたら、この
絡みかも知れません

それにしても珍しい設定です。

| | コメント (0)

2014.06.01

「ラスト・ベガス」を見る

紆余曲折はありながらも、こども時代から長く友情の続く仲良し4人組の、どた
ばたコメディー風の友情再確認物語。
こう書くと実にありがちな展開ですが、この4人を、マイケル・ダグラス、
ロバート・デ・ニーロ、ケビン・クライン、モーガン・フリーマンが演じていると
なれば話は全く別の様相。
おじさんたちが、こじれた友情、年齢との戦い、家族との関係など引きずる中で
独身を貫いてきたメンバーの一人が娘ほども年の違う女性と結婚する事になり、
残りの3人を結婚式に招くのを口実?に、会場に選んだラス・ベガスに4人で
乗り込み、どんちゃん騒ぎ。
ご都合主義は多々ありましたが、ラストにはそれまでの確執を乗り越え、パワ
フルに日常に戻っていく、実に爽快な気分になる映画でした。

おじさんたちは年齢にそぐわぬバカ騒ぎも、シラケず妙な説得力があるのは、
やはりアカデミー賞俳優のすごいところですし、フリーマンのダンス、デ・ニーロの
ボクシングなど、かつての彼らのキャリアを思い起こさせるアイテムも散りばめ
られていました。
何よりバックに流れる音楽が良くて、特にエンディングに流れるアース・ウィンド&
ファイアーの「セプテンバー」はある一定の年齢以上の年代には、自身の思い出も
重なってくる筈の名曲。

(どうやらアメリカでは有名らしいミュージシャンやラッパーも出演されていた
ようですので、それらも現地での上映では随分受けた事でしょう)

それにしても、「ソフィーの選択」のケビン、「レイジング・ブル」「アンタッ
チャブル」「真実の行方」「恋に落ちて」「ゴッドファーザー」のデ・ニーロ、
「ウォール街」のマイケル、「ドライビング・ミス・デイジー」「「ミリオン
ダラーベイビー」のモーガン」
とそれぞれ若い頃(私も彼らも)から見ている俳優さんだけに、全員が老いと
向き合う映画に出演、それも4人で共演しているなど、ちょっと軽く感動すら
してしまいました。

いや〜面白かったです

| | コメント (0)

« 2014年5月 | トップページ | 2014年7月 »