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2015.04.30

「新作能〜オセロ」を観る

「新作能〜オセロ」を観る

「新作能〜オセロ」を観る

大阪行きの今回の眼目のメインはこれ。
羽衣国際大学の同窓会創設50周年記念の特別企画と言う事で、会場は
大学の講堂。
近隣の自治体首長も列席され、挨拶があったりと、演目目当ての一般人は
かなりアウェイ感覚バリバリ。
(そう言えばこの日は、幾つかの自治体は首長選挙ではなかったかしら)

まずは同窓会会長さんと堺市長さんのご挨拶、続いて「難波」「羽衣」と
場所に縁のあるタイトルの仕舞、次が、今回の企画の大学サイドの
仕掛け人、文学系の泉先生と、シテ方で、大学に関係がある辰巳満次郎師
そして萬斎さんの鼎談。
司会は辰巳さん。
雰囲気が笛の六郎兵衛さんに似ておられます。

何故シェイクスピアを能にすることになったのか、(前に修羅物で
「マクベス」をやったハナシとか)と言った経緯が泉先生からあり
(「等閑視」と言う日本語を初めて聞いて、辞書引きました)、
辰巳さんからは奇を衒う新作には消極的だったが、作品を作ると能の
勉強になる、とか「オセロ」自体をなぞるのどなく、オセロ、デズデモーナ、
イヤーゴーの死後の世界を描く仕掛けにしたとか、また、講堂備え付けの
パイプオルガンによるバロック音楽を使う趣向が明かされました
(シェイクスピアとの組み合わせはま蜷川さんのシェイクスピアを連想
しました)
そして萬斎さんからは古典とシェイクスピアは、劇場形状の類似しており
コラボレーションし易い。
(ただし能は象徴的なのに比べてシェイクスピアは饒舌)
今回の間(アイ)、イヤーゴーの役割は象徴的なオセロとデズデモーナに
対して露骨な悪であり、人を騙す事を面白いと思い、騙す事で人より
優位に立ちたいと考える。
謂わば人々の本性を映す鏡であり、嫌なヤツだか親しみがあるのが
ポイントと言う解釈があり、また、能舞台は屋根があり守られ、観客の
視線を自然に集められるが、何もない舞台の場合には照明なども使うと
効果的と言うお話もありました

さらに泉先生からは、騙したイヤーゴーは勿論地獄行き、デズデモーナを
信じきれず騙されたために名誉も愛も失ったオセロは自分を許せず
地獄にいったが、なぜ罪がないはずのデズデモーナが成仏できないのか
と言う「中有」についての説明もありましたが、仏教に疎いワタクシは
ちょっと分からず、でした。

25分の休憩を挟んでいよいよ新作能「オセロ」
上演時間は75分。

パイプオルガンの調べに乗り、イヤーゴー登場。
能力の出立に似てますがちょっと違い、白頭に紺の狂言丸紋入り袴、
上は無地だったかしら…

イヤーゴーは完全に語り手で、最初と中程の2度(無口で出入りするのを
入れると3回かな)登場尽くしてやったオセロが、別の部下(キャシオ)を
副官に任命したのが納得できないので、陥れてやった。
デズデモーナのハンカチならぬ、母の形見の扇を(エミリアに)盗ませて
やった、とほぼほぼ「オセロ」の内容を語り、「他人を騙すのは何と
楽しいか」と嘯きます。
しかし「結局は自分も地獄に落ちてしまった」と自嘲。
キャラクターの雰囲気は、グロスター公リチャードリチャード、もとい
「悪三郎」でした。

能は何回見ても馴染みヅライので、全体の完成度とかは何とも言えませんが
イヤーゴーは気高い感じのオセロや謹み深いデズデモーナ、吟遊詩人に
比べて人間味もあり、かなり魅力的でした。

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2015.04.29

9月の蜷川さん×市村さん「マクベス」キャスト発表

さとしさん、鋼太郎さんと揃ったからには見るしかないです

でも市村さん/さとしさんに「デスノート」出演してしまった?鋼太郎
さんときたら、いっそミュージカルでも(笑)

「NINAGAWAマクベス」
9月〜10月 シアターコクーン
演出:蜷川幸雄
出演:市村正親/田中裕子/橋本さとし/柳楽優弥/瑳川哲郎/吉田鋼太郎

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2015.04.26

映画「シンデレラ」(字幕版)を見る

初日に見てきました。

さすがに若い女性グループとカップルが目立ちました。
本編直前に「アナと雪の女王」の続編が。
エルサが風邪を引いてアナの誕生日パーティーが大変な事に、と予告で
やってましたが、然程の事はなく、割に呆気なく終了。
女王の魔法は意外にあっさり溶けるものなのかしら(笑)
或いは期待しすぎかしら。

さて、本編の方。
ハナシの詳細、完全に忘れてました。
ですから、「シンデレラ」本名?エラに継母と腹違いの姉たちができた
経緯、父親の死のあたり、謂わば物語のとっかかりの部分、随分感心して
見てました。

それより更に面白かったのは、南瓜の馬車の魔法が解けながら疾走する
シーン。
分かっちゃいるのにドキドキしました。
ネズミ→馬、トカゲ→従者、駝鳥→御者の変身(主に逆が)さすが今の
CG技術。
そう言えばガラスの靴だけは魔法が解けても何かに戻らなかったのは
魔女の得意分野から?

こう言う実写化は得てして陳腐なものになったり、期待外れになりがち
ですが、流石才人のケネス・ブラナー、やり過ぎず、かと言って
物足りなさもなく、上品さを保ちながら絶妙な仕上がりでした。

何より若い主人公を取り巻く脇に、ベテランを配して万全。
国王役はデレク・ジャコビ(「グレース・オブ・モナコ」「もう一人の
シェイクスピア」「英国王のスピーチ」)、継母はケイト・ブラン
シェット(綺麗すぎ!「ブルージャスミン」とは別人ですしばっちり貫禄)
ヘレネ・ボエム=カーター(かつての「眺めのいい部屋」の清純派が、
際もの喜んでやる感じ。「レ・ミゼ」とか。勿論「英国王のスピーチ」は
素敵でした)

そう言えば字幕で見ていて気付いたのですが、「ガラスのハイヒール」は
英語では「ガラスのスリッパ」なんですね〜
あの形状をスリッパ、と言い、紐を結ぶのをシューズやブーツと呼び
更に踵がないとミュールになるとか違いがあるらしいのですが、やはり
日本人には「ガラスのスリッパ」は不思議な感覚でした。

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「祝祭大狂言会2015」を観る

「祝祭大狂言会2015」を観る

「祝祭大狂言会2015」を観る

新しくなってからフェスティバルホールは初めてです。
アタマちょっと欠けましたが、解説は萬斎さん。
先日連歌会をパーティーと表現された芸術監督サマ、歌会はサークル、
夜明けに元に戻っていくのは「クルミ割り人形」だそうです。
(演目「歌仙」の説明ですね)
15分予定が5分伸び、最後に全員で「笑って」解説終了
「フェスティバルホールに烏の大群襲来」とおっしゃってました。
さすが音楽ホール、マイクあったにしても、声の響きかたが凄かったです。

また今回は、一目瞭然、パブリックシアターの三方橋掛を持ち込んでの
上演でした。

三曲のうち、初番は「ほぼホーム」茂山家に「靭猿」お任せしてはいた
ものの、そんな訳で、見た目は世田谷パブリックシアター公演の様でした。

で「靭猿」
大蔵流の「靭猿」は大名の装束や詞章に多少の差異はありますが、
大筋は同じ。
子猿くんは7歳の正邦さんのご子息でしたが、やはり可愛いキャラクターは
大ホールでも注目されます。
七五三さん、千五郎さんから三世代が共演で、全く茂山家は本当に
家系的に恵まれてますね。(みなさん声が良いし)

次が「川上」
松羽目背景が上に逃げて、一転、渋い中にも渋い一曲で、万作さん夫に
萬斎さん妻の最近鉄板配役。
無論通常と同じ流れですが、杖の音がピシッ〜ピシッ〜と会場に響いて、
ちょっと時の流れを刻むような効果音に聞こえたのが、ならではだった
かも知れません。

休憩を挟んで「歌仙」

新宿文化センターなどでやったのと同じバージョンですが、果報者と
太郎冠者、二郎冠者に名古屋の野村家が加わり、より豪華で、ホールに
負けないおおらかど大きな曲でした。

外に出たらもう18時を過ぎていたのに随分明るく、やはり西日本は
関東より日が長いのを実感しました。

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「四月文楽公演」(昼の部)を観る

続いて「昼の部」

まずは「絵本太平記」の「夕顔棚の段」「尼崎の段」
歌舞伎でかなりかかる演目ですが、やはり文楽で見ると印象が違います。
全体に文楽の方がそれぞれの心情の描写が丁寧な感じがします。

中で三味線を担当された清治さんの音色が美しかったのと、奥を語られた
千歳大夫さんの大熱演が印象的でした。

休憩を挟んで「天網島時雨炬燵」
有名な「心中天網島」の改作だそうで、しかも暫く前まではこちらが
専ら上演されていたのだとか。
ん〜滅茶苦茶難しかった!
要は治兵衛と小春、おさんのパワーバランスと言うか、何がどうなると
誰がどうなる、の因果関係がイマイチ解りづらく…。
心中を論理づけて説明しようとして、込み入り過ぎたのでは…
で、まあどうやっても、おさん偉すぎ、治兵衛駄目すぎなんですが(笑)

これを理解するにはもう少し勉強が必要ですね。

ラストにもう一番あったのですが、短い舞踊系の曲なのと、次の予定が
あり、端折って脱出。

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2015.04.25

「四月文楽公演」(夜の部)を観る

「四月文楽公演」(夜の部)を観る

「四月文楽公演」(夜の部)を観る

「四月文楽公演」(夜の部)を観る

大阪に来ております。
まず最初の眼目は、国立文楽劇場の玉男さんの襲名披露公演です。
文楽の襲名興業って見たことがなくて、しかも口上をするとは随分貴重。
(5月の東京では口上はなし)

しかし平日とは言え、襲名公演が「お膝元」大阪で空席が目立つのには
びっくりしました。

まずは狂言由来の祝い演目「靭猿」
松羽目仕立てでストーリーは一緒ですが、猿曳も舞ったり浄瑠璃が狂言の
内容とは全然違ってました。
そしてなにより見所(みどころ)は重力に関係ないキュートな猿くん。
延々と身体や長い足を触ったりクルクルさせたり、主人の猿曳の真似を
したり、カワイさ満点!でした。
因みに「ばさら大名」佐々木道誉は実際に猿皮靭を持っていたそうです。
(と解説で聞いて、陣内さんの顔を思い浮かべてしまうワタクシ)

次が襲名口上。
幕が上がると幹部さんか関係者が揃いの肩衣でずらり
司会?は千歳大夫さんで、嶋大夫さん、寛治さん、和生さん、勘十郎さんが
挨拶され、玉男さんご本人は一言も言わないのが不思議でした。
大夫さんはみなさん声が良いのは当たり前ですが、三味線の方、人形
遣いさんの声を舞台で聞けるのは貴重ですね。

次が襲名狂言「熊谷陣屋」
歌舞伎と少しずつ違うところを楽しみながら拝見。
一番の違いは、歌舞伎は熊谷が出家して花道を去る場面ばかりクローズ
アップされていますが、文楽はその他の人々のそれぞれもきちんとあり、
落ち着きます。
(「忠臣蔵」の六段目もそう)

(新)玉男さんはイヤホンガイドのインタビューでもこの曲に思い入れが
強いようで、それだけに勘十郎さんの遣う藤の局、和生さんの遣う相模
との息もピッタリの大きな熊谷でした。

休憩を挟んで「卅三間堂棟由来」
前の「熊谷」に比べると小品ですが、女房お柳、実は柳の精を簑助さんが
遣われています。

「葛の葉」似ですが、もっと儚い感じがするのと、輪廻転生のイメージが
強く、ファンタジーでした。
お柳の命が尽きてくると、はらはら上から柳の葉が落ちてくるのですが
その美しさが、特に緑の葉は透けて見えて、最初、プロジェクトマッピング
的な物かと思ったくらいです。

簑助さんの遣われるお人形は本当に「女子」で、特に肩ごしに振り返る
姿が可愛いすぎでした。

それにしても、関西のマダムはなかなか肝が太くて、「卅三間堂〜」
始まったら、後ろから空席にす〜っと引っ越して来られました。
確かにそこから客は基本来ませんが、東京では、なかなか移動する人は
いない気がします。

「熊谷」がある事もあり、4時間超えで、なかなか体力と集中力が要り
ましたが、襲名だけあり、力の入った公演でした。

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2015.04.24

「土曜ドラマ『64』」が面白すぎる

原作と違っていたら、と思ってましたが、今のところ私のイメージ通り。
大森さんの脚本も骨太、演出も臨場感と皮膚感覚、ノイズがあって、
主役のピエール瀧さんのはまりっぷりも見事。
更に被害者の父親役の段田さんが、最初そうと判らないくらい「昭和の
疲れた父親」で、他にも高橋和也さん、荻原聖人さん、吉田栄作さん、
新井浩文さん、平岳大さんなどなど、一人としてツルンとした生っちょ
ろい顔がいないのが素晴らしい。

特筆はエンドクレジットのバックの映像。
このクールさだけでも必見な気がします。

WOWOWの「スケープゴート」がややご都合主義になりつつあり、
「倫太郎」も「半沢」のパンチには及ばず、今クール大本命はこれですね。

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2015.04.23

次回朝ドラの豪華過ぎるキャスト

次回朝ドラ「あさが来た」の主要キャストが発表されましたが、びっくり
するほど豪華です。
ヒロイン、今井あさ役は「おそろし変調百物語」などで着実にNHKに貢献
してきた波瑠さんで、夫の新次郎役は玉木宏さん、あさの姉・はつ役が
宮崎あおいさん、と普通に連ドラの主役張る人たちばかり。
更に、あさの父に升毅さん、母が寺島しのぶさん、
祖父か林与一さん。
新次郎の父は近藤正臣さんで、母が風吹ジュンさん。
はつの夫となる眉山惣兵衛役に柄本佑さんで、その父親が辰巳琢郎さん、
母が萬田久子さん。
その他山内圭哉さん、三宅弘城さん、野々すみ花さん。
ひょっとして大河ドラマの配役ですか(笑)

しかも毎日15分(毎回は勿論出ないけど)見られるって凄いハナシです。

(因みに山内さん、近藤さん、野々さん、三宅さんは「吉原裏同心」
キャスト)

実は「まれ」は初回で脱落しているのですが、次回作は見ます。多分

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「野村萬斎狂言の夕べ〜立川公演」を観る

立川市民会館がいつの間にか名前が「たましんRISURUホール」に変わって
小綺麗に改装されて、特に客席が明るくなりましたが、はて「RISURU」
って何でしょ?(笑)

解説は萬斎さん。
短髪の理由説明はホール公演では必須のようですが、まあまあ伸びて
こられたのでは?

連歌がchatやLine、当(屋)がホストで、連歌会はpartyだそうです。

まずは「茶壺」
岡くん、中村くん、高野さん。
万作さんがおいでにならない事もありますが、随分若い座組です。
みんなセリフが明晰なのが何よりです

休憩を挟んで「千切木」
萬斎さん太郎に石田さん妻、深田さん亭主に月崎さん太郎冠者の鉄板配役。
件の短髪のためか、イタズラ小僧な感じが強調されて笑い倍増でした。
しかし太い棒を振り回したり、不自然な体勢から立ち上がったりと、
何気なくなさっている事が凄い身体能力あってこそなんですね。

「留守!」や「でかしゃった」に笑いが都度都度起こり、盛り上がった
一曲でした。

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2015.04.22

BSスカパーで「真情あふるる軽薄さ2001」を見る

高橋洋くんに、古田さんに鶴田さん。
洋くんの熱演が懐かしかったですねぇ
どことなく内田くんに似て見えたのは、髪型のせいだけでしょうか…
「オセロ」のイヤーゴー以降、毎作「出ないのかなぁ」「出ないのか」と
言ってたら、もうニナガワスタジオ離れて7年経つんですね。
その間に出た舞台は多分片手で数え切れるくらいですから、ファンとしては
本当に焦れったい感じが続いています。
それだけに6月の「アドルフ〜」が今から楽しみです。

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予告見る限りはそっくりな。

7月公開予定のピクサーの新作「インサイドヘッド」と、日本の漫画
原作で、もうじき公開の実写映画「脳内ポイズンベリー」、どちらも
予告編を見る限り、頭の中の感情を(擬)人化して見せるアイデアが
共通、「脳内」と「インサイドヘッド」も同じ意味ですし、似たのは
偶然、でしょうか。
どちらも面白そうですが

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2015.04.20

『「播磨国風土記」編纂1300年』東京新聞記事

ちょっと前の東京新聞に、「播磨国風土記」編纂1300年記念に、能と
狂言の公演開催の記事が出ていました。
能は玄祥、銕之丞、文蔵、六郎兵衛さんなどによるもの、一方狂言は、
萬斎さんが監修?して、地元の小学生と新作狂言「根日女」(ねひめ)を
上演されるとか。
記者会見の写真がちらっと出てましたが、「藪原〜」の時の短髪に
ジャケットと言う、なかなかインパクトあるお姿でした。
事情を知らない方はびっくりされたでしょうね。

公演は5/4に兵庫県加西市にて

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「セッション」を見る

まあ凄い緊迫感でした。
以下ネタバレします

途中の事故シーンには本当にびっくりしましたが、果たして主人公
アンドリューがフレッチャー解任の本当の原因なのかが曖昧で、ラストの
ジャズ・フェスでのフレッチャーの行動(仕打ちとも言えますね)が
仕返しの仕返しなのか、単なるフレッチャーの思い込み(そもそもこの
映画自体が、思い込みと嫉妬で出来上がっている)なのか、すっきり
しなかったのが、些か残念でしたが、人間あれだけの速さでドラムが
叩けるのか、とか、あらゆる音楽家があのレベルで音を追求してるのか、
とか、判らない世界だけに呆気に取られることばかりでした。
そもそも演奏している姿の役者さんたちは全員楽器を実際に演奏している
のか(素人には全員プロにしか見えないし)、とか、アメリカの教育
システムを知らないので判りませんが、学校でジャズをあんな風に正課で
教えている事自体もびっくりでした。

簡単に言うと、主人公が所属する学内バンドがレベルが高い上に、
鬼教官が学生に正副を(主演奏者とサブと言う名の譜めくり)常に競わ
せていると言う内容でしたが、考えると、こう言う話は例えば劇団とか
でもありそうです。
実は一番イメージしたのはネクストシアターあたりで、演出家は厳しく、

平気で椅子やら物が飛んでくるし(流石に灰皿はなかった)メンバーは
仲間だけれど、キャスティングに関しては完全にライバルで、誰かが
調子が悪いなり、セリフを覚えていなければどんどん交替する、と言う
のが何か似ているのではないかしと思いながら見ました。

とにかくオスカーを取った「鬼教官」フレッチャー役のJ.K.シモンズ
さんの存在感が凄かったですが、アンドリュー役の若い俳優さんも、
童顔に狂気を孕んだ様子が逆に怖かったです。
(ちょっと「フォックスキャッチャー」にイメージ似)

普段ジャズには縁がない私には、多分一生の半分分くらいは、ドラムの
音を聞いた気がします。

音楽も良かったですが、ここまで極限を描くと、映画を見てジャズ
ドラマーに憧れる、と言う展開はなかなか難しかも

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2015.04.19

新宿にゴジラ現る!

新宿にゴジラ現る!
新宿にゴジラ現る!
新宿から歌舞伎町に向かうと、今までと全く違う景色が見えるように
なりました。

ゴジラ、新宿を襲う、の図、です(笑)

ネタを明かせば、コマ劇場跡地に、ホテルやショッピングエリアと共に
東宝シネマズ新宿ができた、そのビルの上にゴジラのオブジェが設置
されたのです。
ホテル(隣の細長い部分)の部屋によっては窓ごしにゴジラが見える
「ゴジラビュー」もあるのだとか。
(まあそれはそれで落ち着かないと思いますが)

気がついた人はだいたい写真を撮るので、良い宣伝ですね(これもか)

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2015.04.18

「第70回野村狂言座」を観る

宝生能楽堂。
石田さんの解説。
見所に、野田先生に土屋先生。
最初は深田さんと飯田くんの小舞。
飯田くんの小舞拝見は初かも。
舞の技量など素人にはわかりませんが声が滅茶苦茶良かったです。
深田さんは随分痩せられた感じです。

続いて「二人大名」
長らく、深田/高野コンビが定番だった大名に、竹山さんと岡くん、
使いの者は月崎さんと言う新鮮な顔ぶれ。
竹山くんの大名姿もレアかも。
流石に弾む感じではなかったですが、若い分、身体の動きはたっぷり、
でした。

次が万作さん、石田さんの「八句連歌」
そもそも連歌の面白みが判ってないし、そこに「金返せ」「いやいや」な
やりとりが潜ませてある、と言われても、隠し方が上品過ぎて判らない
のが残念でした。

休憩、素囃子「男舞」を挟んで「法師ヶ母〜二度之翔」

解説通り、前半は「貰聟」似。
丁度「夜桜能」で拝見したところでしたから、相違点が良く判りました。
後半は完全に能仕立て。
萬斎さんの舞を堪能させて頂きました。

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2015.04.17

「リチャード2世」を観る(2回目)

2回目は前回見て狙っていた下手席へ。
正面より役者が近くに感じられます。特に波幕は自分も吸い込まれそう
でした。
客席には今回も松岡先生。
ストーリーと人間関係を把握できているので、前回より短く感じました。

内田リチャードはちょっとお疲れでしょうか。
十八番の囁きが、やや弱々ではなかったかしら。
そして黒い服に背をちょっと曲げ、長い指で合図をする姿が時々「古畑」
っぽいかも(笑)
一方隼太くんボリングブルックと松田くんヨーク公はは絶好調。
特に隼太くんは今回この役を得て大飛躍、の予感です。

シーンで印象的なのは、リチャードとヨーク公のやりとりで、リチャードが
ヨーク公の車椅子の肘掛けに足を置いて、跨がるように乗っかり、その
状態で会話をしていた事。
すごく不安定な体勢でしかも後ろに進む内田くんと、二人分の体重を乗せた
車椅子を動かす松田くん、車椅子ならではの発想ですが、リチャードの
冷徹で傲慢な一面がはっきり判るシーンでした。

何よりも、性的な関係を匂わせる「タンゴ」が、
★リチャードとボリングブルック
★リチャードとオーマール
★ボリングブルックとオーマール

と全員が従兄弟同士、権力闘争も同じメンバー。
(政権交代の四幕一場でリチャードが「ここに居る者たちの顔には見覚え
がある。私の家来ではなかったか」と言ってます)
この一連が描く世界は、非常に狭い、骨肉の争いであり、それがそのまま、
「ヘンリー六世」でヨーク公プランタジネット・リチャード(蜷川さん
版では鋼太郎さんが演じてました)が「ヘンリー六世はエドワード
三世の四男の家系だか、俺は三男の家系だ」とか、エラい細かい事を
言って自分の正統性を訴える、あそこに繋がっていくのだと納得できます。

また、このカンパニーに説得力があるのは、だいたいの役柄をその年齢と
近い役者さんが演じている事で、「大丈夫かリチャード」と思いますし、
世代交代のリアリティがあります。

この劇場の広さ(狭さ)を生かしていますし、2回目も面白かったです

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2015.04.16

「リチャード2世」新聞評

朝日新聞夕刊に出ました。
写真が良いのですねぇ〜

丁度2回目を見てきました。
感想は次項

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「SETAGAYA ARTS PRESS」最新号

表紙と巻頭特集は「トロイラス〜」の江守さん/浦井くんツーショット

第2特集は萬斎さんの「敦」
今回のポスター写真を撮影された篠山さんと、袴の萬斎さんが、手を
繋いで?ジャンプしたツーショット写真は貴重かも。

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2015.04.14

8月に蜷川さんがオーチャードホールで寺山さん作品を。主演は亀梨くん

蜷川さん×寺山作品×J事務所、と言えば、チケット抽選申込電話すら
繋がり難かった「あゝ荒野」を思い出しますが、今度はオーチャード
ホールで、8月に音楽劇、だそうです。

「青い種子は太陽のなかにある」
作:寺山修司、演出:蜷川幸雄、音楽:松任谷正隆 出演:亀梨和也 他
会場:Bunkamuraオーチャードホール
公演日程:2015年8月10日(月)〜30日(日)

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2015.04.13

ミュージカル!「デスノート」を観る

ミュージカル!「デスノート」を観る
ミュージカル!「デスノート」を観る
ミュージカル!「デスノート」を観る
日生劇場。
やっぱり来ちゃいました(笑)。
原作未読状態で判るかな〜と不安にかられつつ、ほぼ鋼太郎さんが見たさ
しかも鋼太郎さんと濱田めぐみさんがアフタートークに登場回、とあり、
決行?しました

月役はダブルキャストで今回は柿澤勇人くん。
「海辺のカフカ」で見ましたが、鹿賀さんとは「元四季」先輩後輩で親子役
なんですね。

まあとにかく鋼太郎さんが楽しそうです。
ミュージカル俳優さんが熱演され熱唱されてますが、ボソッと呟く鋼太郎
さんの絶妙なセリフが場をさらう事度々。
死神役ですが、オケピから登場したり、盆に乗って寝そべって登場
したり、アイドルライブにノリノリで、終わってから息を切らしたり。
同じ死神でも「エリザベート」のトートはクールで計画的な死神ですが、
こちらの死神、リュークさまはかなり雑で人間味溢れてます。
まあ本格的には初ミュージカル、とは思えない自由さは、さすが場数を
踏んでいる、日本を代表するシェイクスピア役者の面目躍如。
ワイルドホーンさんの難曲に「アイアンビックペンタミター」で鍛えた
朗唱術で太刀打ちしたって感じでしょう
(「スイッチ 達人達」見ておいて良かった〜)

Lの小池くんは舞台を初めて見ましたが、声良いですし、かなり悪い
姿勢で歌うことを強いられているので大変なのに、負の迫力があります。
ちょっと前に身体鍛えて消防士役やっていた人と同一人物には見えません。
濱田さんは「モンテ・クリスト伯」でもそうでしたが、出番少な!(笑)

鹿賀さんは喉でも悪いのか、ちょっと遠慮がちな声量でした。

原作とどう違い、どう同じかわかりませんが、ラストのLの死に方は
余りに呆気なさすぎ。
もう一捻りあるかと思ってLの死体?に注視してましたが、生き返ったり
せず意外ににマンマでしたね。

全体に上手い下手が割にはっきり見えてしまっていたり、音は聞こえても
歌詞が2階に届かないとか、まあ色々ありますが、全体の感じは「地味な
新感線」、でしょうか(笑)
原作知らなくてもまずまず楽しめましたし、何より鋼太郎さんのミュー
役者っぷりを見られただけでチケット代の元は取れた気がします。

アフタートークはメイク/衣装そのままで、鋼太郎さんと濱田さん登場。
稽古場の話や共演者の印象、冒頭の鋼太郎さんのちょっとしたアクシ
デント(笑)まで、雑談の域をゆらゆらしただけでしたが、濱田さんの
「今やどこを見ても鋼太郎さん状態」はけだし名言でした。

帰りに紙製のリューク冠を頂きました。
子供だまし程度と言い切れますが、今回は有り難く頂いてきました。

それにしても演出の栗山民也さん、ついこの間「藪原〜」見たばかりで、
6月には「アドルフ〜」。
年間どれだけ演出してるんだか(笑)

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2015.04.12

WOWOWドラマ「スケープゴート」

地方議員選挙投票開票日に初回と言う、なかなかタイミングの良い政界を
描いたドラマ。
まず地上波じゃできない内容で、まあステレオタイプな登場人物ばかり
ですが、初回は面白かったです。

黒木さんは無理に「出来る女」を演じると違和感があるのですが、今回は
今のところ良い感じです。
石丸さん、古谷さん、小市さん、そして、旦那さん役の小林隆さんが
舞台に続いて素敵な役柄!
2回目、あり、です。

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SWITCHインタビュー達人達「吉田鋼太郎×宮川彬良」

面白かったですね〜
若い鋼太郎さんの映像に、初演の小栗くん小次郎の「ムサシ」映像、
そして話題のミュージカル「デスノート」の稽古風景。
宮川さんの的確な質問や軽妙だけどミのある話が素晴らしかったです。

それにしても「デスノート」、どうも主演俳優たちより、「鋼太郎さんが
どうリュークを演じるのか」に注目集まってますね。

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2015.04.11

「カンフェッティ」5月号は3倍お得!

まず冒頭が萬斎さんの「敦」、捲った次ページが北村有起哉くんの
「戯作者列伝」、後ろの方に、成河くん&鶴見さんの「アドルフ〜」

無料でこれだけ充実してるなんてどれだけ太っ腹!

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2015.04.10

「ウィンズロウ・ボーイ」を観る

新国立劇場(小劇場)

確か前回話題になった上演があったのは先日観た「小林一茶」と同じで、
2005年でした。
今回演出の鈴木さんが企画しての「ラティガン祭」の第1弾として、
坂手さんが演出されたのを見逃していたので、今回は期待していました。

そして期待以上!
素晴らしいキャストと飽きさせない展開。
休憩を挟み3時間15分、一瞬も目の離せない、スリリングで緊張感があり、
かつ家族愛とウィット、人間の強さと弱さを同時に表現する、多分今年
指折りの舞台にカウントできると思いました。

父親役の小林隆さんの上手さはもう溜め息ものですが、凄かったのは
普段掴み所がなく、ヌルっとしたような役が多い、中村まことさんが
「英国一の敏腕弁護士」役を強烈なインパクトと隅々まで神経の行き
届いたお芝居で表現されていた事で、このお二人を見るためだけでも
チケット代金を払う価値はあるように思います。

また母親役の竹下景子さんもやり過ぎず、でも家族をしっかり支える
母親役がピッタリ(そして細い!)
と言うか、考えたら竹下景子さんて、しばしばNHKドラマでお見かけ
するので、良く拝見してる気がしてましたが、生舞台って初めてだったかも。

また娘息子たちなどの役は新国立劇場の養成所出身者だそうで、確かに
他の芝居ではお見かけしない役者さんたちでしたが、過不足なくベテラン
俳優さんと対峙されてました。

そしてある意味タイトルロール、ウインズロウ家の次男で、「事件」の
当事者であるロニー役を、ほぼ役と同じ年齢の少年俳優に演じさせて
いるのも良かったです。
勿論初日でもあり、途中ハラっと(ハラハラ程ではない)した場面もあり
ましたが、それがまた、家族が挙げて守ろうとしている少年の立場の弱さを
表しているようでした。

また、通常の芝居なら、「裁判にしてやる!」と決断するセリフや、
結審の瞬間など、劇的な場面を選んで戯曲を作ると思うのですが、この
芝居では、そう言う謂わば「芝居らしい」場面を敢えて排除して、
ウインズロウ家の居間のみで物語を進行させ、事件部分はニュースとして、
発言で判らせると言う、実に知的な作品でした。
(息子の尊厳が守られた結審のシーンですら、傍聴したメイドの、興奮で
要領を得ない報告で観客は感じ取るのみ)

なお弁護士が「遅刻できないディナー」と繰り返し、皆が納得した
「デボンシャーハウス」とは、調べたところ、格式のあるホテルと同じ
名前なので、「帝国ホテルやホテルオークラあたりのメインダイニング
でのディナー」とくらいと思っておけば良いかなと理解しましたが
そんな感じでしょうか…

今回のを見てから前回のキャストを改めて見たら、そりゃ前回キャスト
版も良かっただろうなぁ〜と想像がつきました

何しろ、父親が中嶋しゅうさん、長女が馬渕英俚可さん、弁護士が大鷹
明良さん、元?クリケット選手で長女の求婚者が大石継太さんです。

ともあれ、個人的には久しぶりに文句なく楽しめた作品でした。

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2015.04.09

「小林一茶」を観る

紀伊国屋ホール
こまつ座公演。

今回ラストまで見て一番びっくりしたのは、05年?の北村有起哉くん
一茶バージョンを、凄いなぁと見た記憶があったのに、何と粗筋を
全く覚えていなかった事。
割に記憶力には自信があったので、本当に衝撃的でした(苦笑)

キャストは勿論一新。
「ルーズベルトゲーム」などで注目された、和田正人くんが一茶(を
演じる同心)、ライバルの竹里を石井一孝さん。
石井さんてミュージカル畑のヒトと思い込んでいたので、ちょっと意外な
配役でした。

まだ初日開けたばかりだからかも知れませんが、全体にセリフがふわふわ
していて、こっちに伝わって来ないし、ワサワサと皆で踊ったり歌ったり
するシーンが、やっている中身ほど盛り上がらず、冷え冷え感じがしました。

なんだろう。
役者さんたちがセリフや芝居の量に負けている、と言うか、必死さが
見えてしまっている、と言うか。

残念。と言うべきでしょう。
こう言う比較の仕方はフェアじゃないかも知れませんが、ちょっと前に
見た同じ井上作品の「藪原検校」の、過剰さ、過激さに慣れてしまって
物足りなく感じた、と言うのもあるかも知れません。

少なくとも「小林一茶に容疑がかかっている手文庫の金銭盗難事件を
解決すべく、同心や長屋?の人々が「お吟味芝居」(再現劇)をして
検証する、と言う、枠組みが効果的に働いていなかったのは確かです。
和田くんは予想以上に上手かったですし、荘田由紀さん(鳳蘭さんの娘
さん)は以前別の芝居で見た時から比べ物にならないくらい輝いて魅力
的な女優さんになっていましたが、全体がバラバラでパワーが拡散して
客席に届くべきものがない印象でした。

日を追ってアンサンブルが上手く行くようになればですが。

後は、遅刻客多すぎ。
やっぱり平日18時半開演は、早い気がしますね

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「リチャード2世」戯曲を読み返す

初日を見終わってから、松岡先生の翻訳を再読。
人間関係が複雑だったので、特に脚注をしげしげと。

見てから読むと判る事がありますね。
まず、冒頭にトマス・モーブレー に掛けられるグロスター公暗殺疑惑ですが、何と首謀者は
リチャード自身だったと明記されていてびっくり。
えー(笑)悪どいぞ、リチャード王。

後は箇条書きですが
★自分や相手を呼ぶ呼び方で判る身近さ。
モーブレーとリチャード間に「通常夫婦・恋人などのごく親しい間柄」で
使われる呼び方が使われている(→この後にタンゴがくるのも納得)

★一幕一場と五幕六場が、完全にシンクロするように演出されていたのは、
セリフだけを目で追っても判らない。

舞台では冒頭はリチャードが老ゴーントを右に従えて、貴族達にモーブ
レーとヘンリーのトラブルを語り、ラストはヘンリーがヨーク公を右に。
統治者が変わっても、集まるメンバーも、やる事もはそんなに変わらない
と言う皮肉さが伝わりました。

★ゴールドメンバーの皆様の役は、さすがに比較的長セリフは判りやすく
サマライズする感じで短くしてますが、ネクストメンバーの役のは、
余りカットしてない印象。
(人名がじゃらじゃら並んでいるだけの所は適宜短くなってましたが)

★貴族の登場人物たちは、呼ばれ方が違うので注意してないと判りません
でしたが、殆ど皆が何らかの血縁関係でつながっていた事。
あれでそこまでエゲツナイ権力闘争していたかと思うと、改めてびっくり。

因みに、イザベラ妃の妹はヘンリー(四世)の息子、ヘンリー五世の
妻になり、ヘンリー六世の母親になったキャサリン。
ん〜人間関係混み入り過ぎ(苦笑)

ともあれ、「ヘンリー六世」を見、「ヘンリー四世」を見、この
「リチャード二世」を見たからには、早いところ「ヘンリー五世」も
見たくなります。

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2015.04.08

「アドルフに告ぐ」新聞記事

「アドルフに告ぐ」新聞記事
朝日新聞夕刊に大々的に!
成河くん、高橋洋くんのコメントが写真と出ています。幸せだ〜(笑)

で、扮装写真の中に、どっちかと言うと手塚さんの絵のイメージにやたらと
近い、谷田さんの写真も。
あ〜谷田さんもご出演だったんでした!

で、テンション上がった夜でした(笑笑)

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2015.04.05

「ヴェローナの二紳士」メインキャストを仮チラシで確認

やはりオールメ〜ルでした。
二紳士、は、三浦涼介くんと高橋光臣くん。
勿論、月川くんも!
あとは、正名僕蔵さんに河内大和さん、そして横田さん!
秋が今から楽しみになってきました
(鋼太郎さんは出ないのかなぁ)

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「リチャード2世」初日終わる

「リチャード2世」初日終わる
客席に横田さん、藤原くん、松岡先生、河合先生、松井さん、高萩さん
(多分)と、そうそうたる顔ぶれ。
正式にSSSの1作品に定められただけに、注目度も期待値も上がった感じが
ひしひしとします。

休憩挟んで90分×2の長丁場を感じさせない、期待通りの舞台でした。

舞台装置はいつも通りにほぼ無しの裸舞台(歌舞伎の波布も効果的に
使われていました)、衣装はゴールドメンバーと「老体役」は基本羽織袴/
黒留袖、若手は一部羽織袴、あとはタキシードと甲冑と言うかなり難しい
ミックスチャーでしたが、違和感ないのが凄く、更にゴールドメンバーと
ご老体は(笑)基本車椅子での動くので、舞台に凄い数の車椅子が出入り
しました。

そうそう、「玉座」も車椅子でしたが、こちらは電動で(その他メンバーは
手動)、王ご自身で運転されてました。

全体にはダイナミックな戦闘シーンより、理論的な芝居。

内田くんは相変わらず栄養状態悪そうですが(笑)、自分と王(権)が
分かちがたい存在としてあり、自身の成す事に対して良くも悪くも異議を
差し挟まれたり、ましてや王権が奪われるなど、考えてもいない、ある
意味ビュアで、ある意味無自覚の悪意が渾然一体となっているリチャード
2世と言う人物を、納得させる存在感がありました。
何しろ酷いヤツなんですが、やっぱり王座追われる時は気の毒に思えました
(余計なお世話ですが、薄着、で階段落ちしてたけど大丈夫かしら)

しかし、タンゴがイチイチ妖しげでした(笑)

一方、ヘンリーを演じた堅山くん、旗揚げ公演の「真田〜」の猿飛佐助
以来、比較的地味な役柄が続いていて、久しぶりにほぼ出ずっぱり、の
ヘンリー(四世王)
「〜四世」で木場さんが悩める老パパぶりを発揮されてましたが、今は
野心バリバリの生命力溢れる青年将校。
メイクのせいもあるでしょうが、ちょっとケネス・ブラナーに似た美丈夫、
迫力もあり、納得の熱演でした。

松田くんは新聞のインタビュー通り、確かに「ご老体」ヨーク公役でしたが、
ご老体役では定評?のある、ノーサンバラント卿役の手打くん共々、
パワーの要る役柄で、ゴールドのメンバーでは難しいとの判断しての
配役でしょう
そこは「ハムレット」クローディアスなさった実績ありの役者さんです
から勿論違和感なし!
息子の謀反計画を知って、奥さんと言い争いをしながらヘンリーの所に
駆け込む一連は、陰鬱なこの作品に唯一笑いが起きたシーンで、夫人役の
こちらはゴールドの百元さんとの息がピッタリでした。
小久保くんは川口くんとのコンビの「ハムレット」をテレビで見た後
だったせいもありますが、出番少なすぎ!
一方、ヨーク公の息子、オーマール公役の竹田くんは今まで余り目立た
なかったと思いますが、高橋一生くん似のビジュアルで、今後注目です。

ゴールドメンバーのみなさんも大活躍でしたが、やはり「次まで生きては
いないだろう」とか「老いて痩せてしまった」と言ったセリフがリアリ
ティ過ぎて、聞き流しづらくて困りました…

さて、個人的ツボはポイントポイントで数回使われ、役者たちが、
それも男性同士でタキシードでタンゴを踊る「ラ・クンパルシータ」。
セクシャルなメタファとして使われていたのですが、いやまあ、やっぱり
どうしても「ファウストの悲劇」を連想せずにはいられませんでした。
「ファウスト」でヘレネをやっていた鈴木彰紀くんは流石に綺麗でした

音楽は珍しく?シガーロスなし(多分)、メインはバロックで。

戯曲がマイナーなのに登場人物が多く、名前と人間関係が完璧には理解
できてなかったのがちょっと残念でしたが、非常に面白かったです。

それにしてもあの狭く真っ暗な舞台の手早い道具の出し入れ(庭園の
シーンの前後は特に凄い)、場面展開の人物のハケ、板付きの手早さは
芝居そのもの以上に稽古してないとできそうになく、感心してました
(あと、空とぶ王冠と!)
席選びですが、今回は無難に正面でしたが、正面中央の階段通路上から
(「オイディプス」にありました)リチャードが降りてくるシーンが
見づらかったかも。

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「リチャード2世」初日配役

ヘンリーは堅山隼太くん、松田くんはエドマンド・ラングレー、ヘンリー・
パーシーは白川くん。
小久保くんはビアス・エクストン。
確かに随分配役変わりましたね〜。

さて、今回もリチャードは「薄着」なんだろうなぁ(苦笑)

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「リチャード2世」いよいよ初日

本席(普通に座れる席)の当日券は数枚で、あとは階段補助席らしい。
ネクスト、人気なんですねぇ。

しかし遂に最終配役は発表されないまま…

どうなっているのか、こっちがドキドキしてどうする、なんですが(笑)

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文楽襲名公演の東阪差

今月の大阪、来月の東京で、玉女さんの玉男さん襲名披露公演があり
今日が東京公演の「あぜくら」先行発売でした。

大阪分はなんとびっくり、e+で1等がの割引チケットが出ている一方、
東京分は、電話は繋がらないわ、ネットは遅いわで、ネットなど一度
取れたと出たチケットが結局アウトになり、取り直す羽目になったら
希望日1等売り切れになり、2等に切り替えました。
(しかも席選べず)

何とか家族分も希望日取れたのでやれやれですが、毎度の事ながら「本拠地」
大阪より、東京の方が激戦です。

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sept版「トロイラスとクレシダ」本チラシ入手。

翻訳が小田島先生らしく、配役の読み方が蜷川さんバージョンと違うので、
かなり混乱します。

予習を兼ねてざっと対応表。
【】が今回の配役(まだ一部)
()内が蜷川さん版の読み方、・後ろが配役

プライアム【江守徹】(プリアモス・妹尾正文)
ヘクター【吉田栄作】(ヘクトル・横田栄司)
パリス(佐藤祐基)
ヘリナス(ヘレノス・井面猛志)
トロイラス【浦井健治】(山本裕典)
カッサンドラ(内田滋)

バンダラス【渡辺徹】(バンタロス・小野武彦)
クレシダ【ソニン】(月川くん)
ヘレン(ヘレネ・鈴木彰紀)
メネレーアス(メネラオス・鈴木豊)
アガメムノン(廣田高志)
ネストル(ネスター・塾一久)
ユリシーズ【今井朋彦】(原康義)

ダイアミディーズ【岡本健一】(ディオメデス・塩谷瞬)
エージャックス(アイアス・細貝くん)
アキリーズ【横田栄司】(アキレウス・星くん)
パトロクラス(パトロクロス・長田成哉)

サーサイティーズ(テルシテス・たかお鷹)

岡本くんが「タイタス」のエアロン、「ヘンリー六世〜リチャード
三世」のリチャードに続くキーマンと言うか、トラブルメーカー役ですね。

しかしこれが新国立でなく、Septで上演と言うのがちょっと凄い。
仕事繁忙期ですが、頑張って2回は見たいかな〜(願望)

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今夜ケラさんの「三人姉妹」

うっかり案内を見逃すところでした。
今夜遅くに、先般公演があったばかりの、ケラさんの「三人姉妹」が
オンエアだとか。
しかし早いですよね

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国立の桜。

国立の桜。

国立の桜。

府中に行ったので、更にちょっと足を伸ばして国立の桜を見てきました。
こちらもまだギリギリ。
バス道路沿いのこの整然とした風景はここならではですね。

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府中の桜とキュートなワンコ。

府中の桜とキュートなワンコ。

府中の桜とキュートなワンコ。

府中の桜とキュートなワンコ。

府中市美術館で「江戸の動物画」展をしていたので、見に行った序に
プチ花見をしてきました。
もう散ってきてるかと思ったら、さすが多摩エリア、意外に大丈夫でした。

展覧会の方は、さすが江戸絵画を「かわいい」でくくった府中市美、
今回も可愛い動物大集合!

特にお気に入りは、盧雪の狗犬とれんげ。
右の余白に咲くレンゲと、こちら向きの黒いワンコの目線、そして、
だらっと延びた左足、背中を見せる白いワンコのイラスト調の尻尾の
キュートさがたまりません!(笑)
隣の応挙先生のは、確かに「絵画」ですが、どうも盧雪のは、イラストの
域に足を突っ込んでる気がします。

いや〜カワイイ。

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2015.04.04

「奉納靖国神社夜桜能(第2夜)」を観る

「奉納靖国神社夜桜能(第2夜)」を観る

2日目は素晴らしい夜桜日?和でした。
ただし風が強いのと、簡易レインコートを着てない分、寒さは直撃。
当に桜吹雪とはこの事、と実感する散りっぷりでしたが、丁度多分満月か
ちょっと前くらいの月が最中に中天して桜の枝枝のまん中から覗いて、
ガラケーカメラでは上手く撮れませんが、まるで若沖の「動植綵絵」、
でした。

レインコートがないおかげで、前日とほぼ同じ席でしたが舞台は良く見え
ました。
狂言は万作さん父、萬斎さん聟、中村くん娘の「貰聟」
中村くんが背が高いので後ろからでも良く見えました。
聟の「春は花、秋は紅葉」のセリフでちょっと目の前の桜を見渡すように
見えたのはこの様な野外公演ならでは。
万作さんパパの、娘可愛さと裏切られてのジタバタっぷり、娘の「やっぱり
彼が好き」っぷりが伝わってきて、何ともほのぼのした一曲でした。
能については寒くて中入り以降記憶なし(苦笑)

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2015.04.03

ウワサの?レモンジーナを飲んでみました

ウワサの?レモンジーナを飲んでみました

この間の「ハーゲンダッツ」の和風アイスもですが、話題になって
「売れ過ぎ販売中止」になっても地元のスーパーにはちゃんとありました。
「土のニオイがする」と言うコメントもあったようですが、個人的には
違和感なく、「知ってる味」でした。

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2015.04.02

「オリエント急行殺人事件」パッケージが出たようですね

1万円強、2夜目に萬斎さん出番少なめ、それでどんな特典映像付きなのか
不明。
さんざんやった事前番組と同じなら買うまでもないし…

さて、ファンとしては買うべきかどうか迷いどころでございます

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2015.04.01

千鳥ヶ淵の夜桜ライトアップを見る

千鳥ヶ淵の夜桜ライトアップを見る

どのみち舞台は見えないし、雨で、しかも上演中桜の写真が撮れない
なら、と狂言で「夜桜能」を切り上げて、向かったのは都内有数の桜の
名所「千鳥ヶ淵」
昼間は歩いた事がありましたが、夜桜ライトアップは見たことがなく
入口が靖国神社から行きやすい場所だったので、初めて行ってみました。

勿論小雨でしたが、お堀の水に垂れる、対岸の桜のダイナミックな姿と
ライトアップされた遊歩道沿いの桜たちは本当にきれいでした。
ガラケーカメラが夜景に弱いので、一枚しかロクな写真が撮れません
でしたが、巨木の桜の満開の姿はパワーがありました。

反対側の出口から半蔵門に抜けて帰宅の途へ。

じっと寒さと雨に耐えるより、個人的には申し訳ないけど楽しめました。

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「奉納靖国神社夜桜能(第1夜)」を観る(途中まで)

「奉納靖国神社夜桜能(第1夜)」を観る(途中まで)

「奉納靖国神社夜桜能(第1夜)」を観る(途中まで)

「奉納靖国神社夜桜能(第1夜)」を観る(途中まで)

夕方まで小雨は降りながらも意外に高曇りで、天気予報は夜18時以降に雨。
一番判断が微妙なパターンにはまり、16時半の会場発表アナウンスを
待ったら、何と「神社」開催。
持ち物を雨具と防寒具に絞り、会場へ。
観客に外国人が増えていたのが一番の印象でしたが案の定、開場して
直ぐから小雨が降り出し、火入れ、幸弘さんの能管による映画音楽やら
クラシックのアレンジバージョンが響き渡る頃には、(前回もそうでした
よねぇ)音もなく霧雨がびっしり降りしきるようになっていました。

みなさん流石に最初から配布されたレインコートを着ていたので、
余りざわざわしはしませんでした、いや寧ろ、今更動けないぞと言う
感じだったかも。
(舞台から見たら、揃いの白いレインコートの集団が一方を見ている
ってちょっと変かも知れません)

それでも桜が本当に盛りだったのと、凄くは寒くなかったのは救いでした。
と言うか、とにかく今年の絶頂の桜に間に合って良かった良かった。
ただ個人的には、席が前2列に背の高い男性二人が座ってしまい、肩と
レインコートの隙間から漸く萬斎さんの顔だけが見えるレベルで、かなり
大変でした(苦笑)

「舞囃子・養老」
と言う訳で余り見えてませんが、「神舞」でしたか。

狂言「棒縛」
このオーソドックス、ベイシック・オブ・ベイシックなスタンダード
ナンバーを、しかも、萬斎さんと石田さんで観るって首都圏では今や逆に
貴重かも知れません。
しかも萬斎さん、私には「検校」後、初めての頭巾なし。
事情を知らない方はびっくり、かもの、ちょっとだけ伸びたけど刈り上げ
「杉の市」ヘア(笑)
まあ、鉄板爆笑作品の笑いに、直にそんな事忘れてしまいましたけど。
岡くんの主も声が良くて何より。

これで火入れから1時間。
休憩後能だったのですが、雨は強くなってきたり、舞台は見えないし
余り条件が良くないので、休憩時間内しっかり花見をさせて頂いて
能は回避させて頂きました。
どのみち雨の花見になるならと考えていたことがありまして…(以下次項)

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蜷川さん「ヴェローナの二紳士」に溝端くん出演

しかも女子役(多分、シルヴィア。例の如く男装するヒロインです)
らしい。
って事は、オールメ〜ルでやるって事ですね。
肝心の「2紳士」役、プロテュースとヴァレンタインが誰なのか、
個人的にはそっちが気になります。
まあ溝端くんを基準に考えれば随分若いプロダクションになることは
容易に想像できますが。

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