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2016.12.13

「十二月大歌舞伎」(一部を途中から)観る

12月に珍しい3部制興行。
全体は若手を玉三郎さんが率いると言うか、コラボレーションと言うか
ですが、玉三郎さんと中車さんを除けば、数年前までの浅草メンバーで、
いよいよ歌舞伎座も世代交替ですね
(先日も染五郎さんが、幸四郎襲名を発表されましたし)

で、1部は去年秋に南座で初演、東京では初演の、大人気絵本を
歌舞伎にした、獅童くんが主演の「あらしのよるに」
獅童くんがこの作品に関わりを持ったきっかけになったNHKの
「てれび絵本」も見てましたし、感動もしましたが、まさか歌舞伎に
なるとは思ってなかったですし、さらには、まさかそれが単なる
企画モノで終わらず、歌舞伎座で再演になるとは思いませんでした。

でもなかなかな仕上がり。
さすがに原作のような身体の大小は人間では出ませんが、ガブの声は
やっぱり獅童くんで違和感ないですし、原作でも中性的なメイを
松也くんがうまく見せていましたし、ギロは大敵で、中車さんが
それは楽しそうに演じていました。

後半やや展開を急いだ感じはありましたが、やはり「ともだちなのに
おいしそう」は泣けて笑えましたし、何より全編動物しか出てこない
事に違和感なかったのにはびっくりでした。

原作者の手による、歌舞伎座と獅童くんのガブをあしらった、一部
限定のイラストチラシもセンスよく、みなさんの、勿論とりわけ
獅童くんの「あらしのよるに」愛があふれた意欲作でした。

こう言うびっくり企画はかつては勘三郎さん専売特許みたいな感じが
していましたが、ちょっと獅童くんにもそのスピリットが伝わって
いるようにも感じました

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