「子午線の祀り」芸術監督さまポストトーク要旨(1)
4時間近くやった10分後に出ていらしただけでも凄いのに、また
凄いいきおいで話し倒されたので、完全に追い付けず(苦笑)
聞き取れた内容のみをザツザツと書いております。
間違い勘違いありますことを平にご容赦…
芸術監督どのの服装は白とベージュ系。
平家ですものね。
あ、聞き手はいなくて完全一人喋りでした。
色々やって最後は蝋燭一本かいと(笑)
波の音は催眠効果抜群であちこちで船を漕ぐ人がね…(さらに(笑))。
私の演出は抽象度、象徴性が高いので、種明かしをしておきたい
戯曲は朗読劇で、最初に見た時から山本安英さんはかなりお年を
召していた
10月にリーディングをしたが、能の地謡、平曲のコーラスは能の
得意技。
舞台化にあたり、ルール作りをしました。
階段は堤防って言った女性キャストがいましたが、波です!(笑)
階段が数ヶ所にあって床面が一番低いのは、木下さんが「オイディ
プス王」を意識して書かれたと言う事もあり、(ギリシャの円形
劇場)ヘロデス・アティコスもイメージした
五次公演までは背景に月がどーん、そして宇野重吉先生に代表される
ささやくような声、時制が行き来したりしてやや脈絡不明だったが、
今回は変えた
冒頭の朗読部分も分かってもらえるようにした。
当初は床を全面本水にしたかった。
蜷川さんならしたと思うが、夏に水は匂いそうだし、カルキ臭いのも
嫌なので見送り。
また舞台にプラネタリウムを入れたかったが、(明るくして見せる
照明と暗くして見せるプラネタリウムが)相容れなかったので見送り
(かのこ考:解体新書でプラネタリウムのプロがいらした回もあった
のに残念)
因みに「祀(まつ)り」であって「祈(いの)り」ではないですよ(笑)
マスコミでも間違えて云々…
蝋燭一つが人の命、その鎮魂である。客もレクイエムに含まれている
下から照明をさせないので、いや、つければ良かったか…、上から
天頂からの軸をみせましたが、解りましたか?
話は時間軸、対立軸、観念の世界、彼岸と此岸(しがん)などを
行き来していましたが、これは能の手法である。
だいたい眠くなるんですが、ターミネーター義経が出てくると目を
醒ます。
私のせいじゃないです、初演からそうです(笑)
鉄板で起きます。
知盛はハムレットのようですが、義経の世界は昼ですからね!
影身は立場が難しい上に、山本さんに宛て書きで、年齢に配慮して
出番が少なかったので、2幕は上段にいて頂いた。
2階席がお勧めですよ。
ラストは宝塚の銀橋の上の二人、みたいでしたね
【続く】
| 固定リンク
「野村萬斎」カテゴリの記事
- 「BOSS」CM、萬斎さんが三成役で!タモリさんが家康、音楽は「風林火山」の名曲!(2018.09.09)
- 2017年年間「Best」&「残念」(演劇編)(2018.01.02)
- 東京メトロフリーペーパーに萬斎さん(2017.10.24)
- 「子午線の祀り」芸術監督さまポストトーク要旨(2)(2017.07.15)
- 「子午線の祀り」芸術監督さまポストトーク要旨(1)(2017.07.15)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント