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2017.07.15

「子午線の祀り」芸術監督さまポストトーク要旨(1)

4時間近くやった10分後に出ていらしただけでも凄いのに、また
凄いいきおいで話し倒されたので、完全に追い付けず(苦笑)
聞き取れた内容のみをザツザツと書いております。

間違い勘違いありますことを平にご容赦…

芸術監督どのの服装は白とベージュ系。
平家ですものね。
あ、聞き手はいなくて完全一人喋りでした。

色々やって最後は蝋燭一本かいと(笑)
波の音は催眠効果抜群であちこちで船を漕ぐ人がね…(さらに(笑))。
私の演出は抽象度、象徴性が高いので、種明かしをしておきたい

戯曲は朗読劇で、最初に見た時から山本安英さんはかなりお年を
召していた

10月にリーディングをしたが、能の地謡、平曲のコーラスは能の
得意技。

舞台化にあたり、ルール作りをしました。
階段は堤防って言った女性キャストがいましたが、波です!(笑)

階段が数ヶ所にあって床面が一番低いのは、木下さんが「オイディ
プス王」を意識して書かれたと言う事もあり、(ギリシャの円形
劇場)ヘロデス・アティコスもイメージした

五次公演までは背景に月がどーん、そして宇野重吉先生に代表される
ささやくような声、時制が行き来したりしてやや脈絡不明だったが、
今回は変えた

冒頭の朗読部分も分かってもらえるようにした。
当初は床を全面本水にしたかった。
蜷川さんならしたと思うが、夏に水は匂いそうだし、カルキ臭いのも
嫌なので見送り。
また舞台にプラネタリウムを入れたかったが、(明るくして見せる
照明と暗くして見せるプラネタリウムが)相容れなかったので見送り
(かのこ考:解体新書でプラネタリウムのプロがいらした回もあった
のに残念)

因みに「祀(まつ)り」であって「祈(いの)り」ではないですよ(笑)
マスコミでも間違えて云々…

蝋燭一つが人の命、その鎮魂である。客もレクイエムに含まれている
下から照明をさせないので、いや、つければ良かったか…、上から
天頂からの軸をみせましたが、解りましたか?

話は時間軸、対立軸、観念の世界、彼岸と此岸(しがん)などを
行き来していましたが、これは能の手法である。

だいたい眠くなるんですが、ターミネーター義経が出てくると目を
醒ます。
私のせいじゃないです、初演からそうです(笑)
鉄板で起きます。
知盛はハムレットのようですが、義経の世界は昼ですからね!

影身は立場が難しい上に、山本さんに宛て書きで、年齢に配慮して
出番が少なかったので、2幕は上段にいて頂いた。
2階席がお勧めですよ。

ラストは宝塚の銀橋の上の二人、みたいでしたね

【続く】

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