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2017.07.27

2017年上半期のお芝居雑感

平日ソワレに芝居を見に行けなくなって以来、行ける総本数は
極端に減りましたし、自分以外の事情で急に行けなくなった芝居も
たくさんあります
(「アンサンディ」再演もそれ。
しゅうさんを見そびれ、今となってはこと更残念)

更にその分ハズレたくないので、以前のように冒険をしなくなり
ましたし、そもそも蜷川さんがいない今、行きたい芝居も絶対的に
減りました。
その中で良かった悪かったと言うのも口はばったいので、雑感に
とどめます。
(歌舞伎、文楽は除きます)

勿論、上半期一番面白かったのは「髑髏城の七人」シーズン花

読売演劇大賞はこう言うエンタメ系芝居は歯牙にもかけないよう
ですが、あの回転する客席を活用した装置美術は凄いと思いますし、
芝居はやはり面白さが前提とすれば、このプロジェクトは4シーズン
まとめてそれなりに評価はされればと思いますが、どうでしょうか。


また読売では若村さんがノミネートされた「ザ・空気」
実は当日券並びで2度撃沈した挙句、追加公演のおかげで見た作品。
勿論若村さんも良かったですが、個人的には、イライラさせる
アンカー役の木場さんも見事でした。

同じく読売で美術部門にノミネートされた「お勢登場」は個人的に
は川口くんの無駄遣いばかり目について、衣装がどうかだったか
など記憶が全くありません(苦笑)

内野「ハムレット」は何より一人何役の仕掛けがモヤモヤ。
亡霊とクローディアス、墓掘りと旅役者の座頭は定番、ハムレットと
フォーティンブラスも最大これは目を瞑るとしても、オフィーリアと
オズリックは性別すら違い、最早謎でしかなく、結局、一人だけ一役
だったホレイシオ北村くんが一番良かったと言う皮肉。
中途半端に能などの和テイストを取り入れたのも、無駄に能を知って
いるだけにナンダカなぁでした。

更にモヤモヤしたのは「エレクトラ」
役者が悪いとは思わないけれども、あの舞台セットと役者がちゃんと
見えない照明が役者の芝居を細らせた気がしてなりません。
しかもこちらも横田さんの無駄遣い(笑)

蜷川さんが難なく見せてくださっていたので、意識してなかった
ですが、本当はギリシャ神話ものは日本人には難しいんですね。

その蜷川さん追悼の「鴉」と「待つ」は、役者やスタッフの意気は
感じつつも、結局は主の不在を尚更強く感じるばかりでした。

下半期は既に「子午線」がありますし、数少ない中で、良い作品に
出会える事を期待したいです

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2017.07.26

「読売演劇大賞」中間発表

いまの私の観劇ペースでは当たり前ながら殆ど観た作品がありません

「ザ・空気」が作品賞と若村さんの女優賞に入っているのと、雀右
衛門さんが入っているくらい。

まあ「子午線」は下半期カウントですから、年間ノミネートに入る
事を信じてます

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2017.07.24

WOWOW「アキラとあきら」引き続き

相変わらず面白い。

洋くんが、瑛の日本橋支店での先輩(課長?)上原役でご出演中
ですが、ステレオタイプのザ銀行員。
しかしどうも池井戸ドラマなので「半沢」と混ざるります。
1986〜7年頃の産業中央銀行で日本橋にいる上原さん、2004年に
なると、東京第一銀行の法人営業部で時枝さんになるんですね〜(苦笑)

ミンディアのCMの冒頭シーンの上司っぽい人物もですが、最近背広
役が多いですね

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2017.07.23

「NINAGAWAマクベス」行けず。

チケットを持っていましたが、家族の急病で行きそびれました。

ああ、残念。

プログラムだけ劇場に頼んだら郵送で売ってもらえたりするのか
明日でも聞いてみます。

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「子午線の祀り」主要3キャストポストトーク要旨(5・終)

(承前)
【山】劇場の使い方はいかがでしょうか?
以前の演出では大きな月が出ていましたが、今回は若村さんがいる。
また、劇場の高さを使っているのが特徴で伝統芸能ならではの横の
広がりがありますね
【若】上段(舞台の奥)は怖くて降りられなくて。全然見られない。
じゃあと目をつぶって歩いたら歩けた。
人間の感覚は、見えると見ようとして歩けないものなんですね
それで階段を自分の身体の中に入れたんです。
普通に上がるにはこの階段高いんです、
【成】中途半端な高さなんで、かえって膝にくるんです。
【若】(奥にいるときに)浮遊しているように見えたなら良いなあと
(かのこ註:見えてました!!)。
天の目線で見えていることが大切で、それで「非常の相」が伝え
やすくなって、あそこにいさせてもらってよかった
【成】丸くおさまってよかった(笑)
【山】知盛は「非情の相」を得心するのですが、義経はそこまで
至らない現実の人ですね。
お客さん達は義経のその後の運命を知っているので、切なさを
感じると思いますが。
【成】戯曲に書かれていないので、意識しないようにしているけど、
義経は平家を追い詰めているようで、追い詰められているように
見えます。
その危うさに惹かれますし、悲劇の予兆を感じます。
義経はこの道を行くしかないと思っても、もう引き返せないという
思いもある
【山】がんばれば頑張るほどと(悲劇的?)。
美しさとしては、知盛と義経の対比があって、それを影身が見て
いるという構図ですね。
【萬】(義経のいうように)潮の流れが平家の運命。
潮の流れで運命が決まる
義経は乗ることを見切っている。
この芝居の構図は、実は能と同じ。
坊さんが現代のある土地にやって来て、変な人がいると教えられる。
それが1185年に行って、鎮魂につながる。
能を意識して作り、ギリシャ悲劇やシェイクスピアの要素もあって
この作品にはあこがれてきました。
【山】あなた、は観客であり、影身が重なって見えてくるという
ことですね。
この『子午線の祀り』、是非また再演していただきたいです!
(客席より拍手)
まだまだお訊きたいことが沢山ありますが、そろそろお時間になり
ますので、お三方より一言ずつお願い致します。
【成】シェイクスピアも何本かやらせて頂いてますが、演技は音に
導かれるのか状態に導かれるのか、この作品を通して木下先生から
大きな命題を突き付けられた気がします。
この作品は実験劇だと思います。
終わりのないものを演じられて毎日が本当に幸せです。
ありがとうございます。
【若】想像していたより魅力的だったなぁと
(客席爆笑)
【成】だから若村さんのそういうところ、気を付けましょう!(笑)
【若】1日1日発見することがあります。
稽古、本番で本当に変化している。
生きる真理に気づく。
難しいしかないけれど人間じゃない役をやったことをこれから
生かす芝居がしたいです。
【萬】義経と影身のありかたは今までの壁を打ち破ったと思います。
すごい役者2人です(拍手)
これまでの呪いのような「子午線の祀り」の掟が破られる痛快さ。
生き生きとしてキャラクターがあり、また波も人力ですし、スタッフ
ワークも素晴らしく劇場の20周年記念として、充実感がありました
(拍手)
このあと山口さんの締めの挨拶。

そして舞台下手の階段セットを萬斎さん軽々と、トークに「中途
半端な高さ」の階段ネタがあったためか、さんざん譲り合って若村
さんは大変そうに(スカートの裾、リアルに大変そうです)、
成河くんはえいえい、っと上って退場。

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「子午線の祀り」主要3キャストポストトーク要旨(4)

(承前)
【山】コミカルな場面もありますね
義経の家来の笑うところとか。
木下先生の戯曲(の指定通り?の意?)
【萬】(三浦介の)「それは望月の頃の事じゃった〜」のところは
何もして無いうちにこうなった。
小劇場的なノリかと
【山】(今回は)声の良いキャストですね。
若村さんの影身は、声が違いますね。
この世とあの世とで
【若】変えていると言うか、生きている時はほ生身の声。
人民の百姓の代表の声(かのこ註:これで、知盛がわざわざ影身の
出自を言った理由が判明)踏みしだかれた者たち、地の声の代表です。
あの世のあの世に行っているところは人間でない感じで、人間の声
、地の声、天の声、という風に。

ここで萬斎さんが「大変でしたね」というとすかさず成河くんが

【成】稽古では(萬斎さんと若村さんが)喧嘩してたんで、ひや
ひやしてたんですよ、いつだって
と突っ込む
成河くん、カシコい弟っぷりです

【若】新演出は萬斎さんのコンピューターのフォーマットで動いて
いるですが、私がフリーズしていました
【萬】まあ普通、天に放たれる声を出して、とか言わないですから
【若】役を演じているともいえないし、生身の人間の人間じゃない
から難しいんです。
【萬】いまでは完璧な天に放つ声に。
絶対的な「非情の相を…」(若村さんの真似風に)
【若】そんな風にやってないから〜(笑怒)
【成】(客席に)ね、いつもこんな風に・・・(笑)
【萬】地謡に慣れていればですが、新劇的な人は感情を人格に乗せる
んですが、天に放たれた声には感情はいらない
これは『オイディプス王』の時、蜷川さんに言われたんですね。
【若】スケールの大きな能とかギリシャ悲劇ならではで、テレビ
ドラマではないですね
【成】人物が生きている場合に、音か、状態か。
ミュージカルを2−3本やらせていただいた時に、音符に気持ちが
入っているから、素直になればOKだといわれました。
人物の感情も状態も音によって出てくる感性があるんですね。
モノローグとダイアログがあって、状態か感情かというところが難しい
【萬】(成河くんに)こういう会話ができるのがすごい。
古典芸能と現代劇の世界はボキャブラリーが違うんですね。
でも両方必要だとわかりました。
ギリシャ悲劇やシェイクスピアセリフの積み重ねで感情が出てくる、
木下先生はそれに対抗するものとして「子午線の祀り」を書かれた
のだと思います
【山】古典芸能の「型」ですね。
共有する言葉をいかに現代の人に共有できるかと。
【萬】そういうものを追い求めていますね
(つづく)

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「知盛の声がきこえる〜『子午線の祀り』役者ノート」書評

22日の産経新聞書評欄に出ていますが、紹介者が永井多恵子さん
なので、ちょっと芝居の宣伝めきますが(苦笑)

舞台は今日楽ですね

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コラムに萬斎さんのお名前が(2件)

一つ目は朝日新聞の三谷さんの連載コラム中で、新国立で上演中の
新作舞台にご出演の大泉さん紹介として久しぶりに「ベッジパー
ドン」と萬斎さんの文字が。

二つ目は今日の日経新聞朝刊のお勧めDVDとして、蜷川さんの
「ムサシ」が紹介されていて、初演時のエピソードとして、台本が
上がらず、キャスト焦る中、蜷川さんが「能のシーンがあるらしい
ので、萬斎にすり足を教わっている」とおっしゃったとか。

みつけるとちょっと嬉しいですね〜(笑)

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2017.07.22

「子午線の祀り」主要3キャストポストトーク要旨(3)

(承前)
【成】そんなにスケールの大きな話ではないです(笑)
学生時代から様式性のあるものが好きで、唐さんとか、つかさん
とか野田さんとかのお芝居から日本語の初心に戻るというか。
好きですし、肌に合っていると思っていますし、今回は全部「つか
セリフ」だな〜と思ってやってます。
つかさんにもよく「高い声を出せ!」って言われてました。
源流をたどるという言い方になりますが。
【山】若村さんはいわゆる新劇育ちでいらっしゃいますが、平家
物語の原典にもライフワークとして取り組まれています。
セリフでも幅広いものをなさっていますが、言葉の違いの面白さ
などはありますか?。
【若】平家物語の原点は高校の時に「祇園精舎の鐘の声…」部分を
読んだのみです。
ハードルが高いと思っていたのですが、読み始めると、音読した方が
頭に入って来ました。
木下先生の戯曲は(原文と現代文の?)バランスが凄い作品ですが、
そうそうできません。
群読のところが若手が覚えるが大変だと言っていたけれど、原典の
音読は音楽性が高いので、今は覚えやすいと言っています。
音楽的に深められるんですね、ドラマティックだし。

【山】室町と現代を行き来されている萬斎さんはいかがですか?
【萬】日本語を極めていくと音のアンサンブルになります。
今回は「群読がブレていない」と言われていますが、息で合わせて
いるからなんです。
ラジオドラマというより能の地謡に近いのですが、女声も加わっても
合うのは息が合っているから。
ソプラノ・アルト・テノール・バリトンみたいな感じで、音の厚みが
レクイエムにふさわしい。(つづく)

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「子午線の祀り」主要3キャストポストトーク要旨(2)

(承前)
【山】萬斎さんはプログラムの中で今回アップデートとおっしゃって
ますが、伝統と現代の新しいコラボレーションですね。
【萬】まずは洋服から始めると(笑)
今はジャンルがどんどんボーダーレスになってきていますよね。
私も現代劇に出ていますし、成河さんがこの間まで出ておられた
劇団☆新感線は現代劇だけど一種の歌舞伎みたいだし、
若村さんも現代劇の方でありながら平家物語の朗読をライフワークに
されていらっしゃる。
以前、新劇に対して古典が旧劇と、終わっていると言われていま
したが、今はそういうイデオロギー対立みたいなものは無くなって
きましたから、この舞台でも、洋装に足もとは地下足袋とか、これも
ずいぶん議論したんですよ(笑)
それから舞台構造でも、中段の可動式の台は西洋演劇のブレヒト幕の
応用ですし。

【山】成河さんは学生時代から演劇をはじめられて、つかこうへい
さんは歌舞伎的に「カッコイイ台詞をバシッと決める」ような
お芝居をなさってます。
今の次の世代は歌舞伎的能的な身体、セリフ術など、伝統演劇から
作り出されており、今回の義経も様々な演劇の実験として注目されますね
(つづく)

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「子午線の祀り」主要3キャストポストトーク要旨(1)

3階席はポストトーク聞き取りには不利ですね。
何かあっても1階客席のドヨメキとかリアクションでかき消されて
しまい、「?」になってしまいます。
トークではないけれど、この日のカテコが何だか笑いが出ていた
のも、良く判らず

村田さんの次の成河くんが随分接近して登場したのは何故??

私の能力不足とそんな状況もあり、聞き取れた内容のみ今回もザツ
ザツと書いておりますので、間違い勘違いありますことを平にご容赦…

司会は朝日新聞の山口宏子さん

山口さん(以下【山】):素人がこういう舞台に立つと緊張します」と
おっしゃりながら萬斎さんへ
「今回は演出による新しいバージョンで、キャストも一新され
ました。
元々、謎めいたものが多い戯曲です。
読み手Aと読み手Bと誰がやるか特に指定が無いのですが、最後の
語りだけは「影身の内侍を演じた女優」と指定されています。
今回は冒頭の読み手Aが知盛で読み手Bが影身という構成になり
ましたが、なぜそのようにされたのでしょうか?

萬斎さん(以下【萬】):(観客に)長時間ありがとうございました。
まず「読み手Aってなんだ?」というのがありまして。
前回は観世葉子さんがなさって古典的でした。
最後だけ「影身役の女優がやる」というところに帰結させるために
天の声は2017年の我々からするあの世の声で、1185年にいる知盛の
声ということになります。
「祀り」とは英訳するとレクイエムであって、司祭となる若村さんが
つかさどっている。
「あなた」とはこの世界観の中にいる(観客を含む)全ての人です。
ナレーションによって2017年から1185年まで一瞬にタイムスリップ
します。
グーグルマップでピンを押すとそこにピューンと飛んで行く、天頂
からピンが落ちてくるそんな感じです。
ドームの中央に「あなた」がいると。
あの世を祀るのは読み手Bで、一番早く殺された影身は、最後に
敗れた知盛が「影身よ!」と絶叫するのを現代の若村さんがキャッチ
して現代に循環するという
若村さん(以下【若】)
何が何だか最初は分からず・・・エピローグで現代の服を着て出て
来るんですが…
(萬斎さんは山本安英さんはずっと着物でしたとか突っ込んでた
かな。それに対して若村さんは「あれは現代の洋服です」とか??)
冒頭は(現代で)浜辺でレクイエムに人々が集うという設定です。
これがあると、最後にキャッチしたセリフを言いやすくなります。

【山】山本安英さんが初演から三次まで影身を演じておられたと
いうように、この作品は「かつて誰が演じていたか」が語られる
作品です。
かつて知盛は嵐圭史さん、そして萬斎さん。
義経は萬斎さんのお父様の万作さんが演じられ、その後、市川右近
さんなど歌舞伎俳優さんが演じられました。
今回初めて現代劇の方が義経を演じることになり、注目されていま
すが、今回、成河さんにお願いしたのはどうしてでしょうか?
【萬】成河さんは頭頂に響かせる「甲(かん)の声」をお持ちです。
自分みたいな低い声は「呂(ろ)の声」って言うんですけれど。
普通「甲の声」は使わないんですよね。
(と「武蔵坊!武蔵坊!」と成河くんのセリフを真似る)
成河くん(以下【成】)
いや、2回呼んでないです(笑)
(かのこ註:戯曲に2回のところはないんですが)
【萬】「甲の声」が使えて、義経らしい小気味良い身のこなしが
出来る人…
「面長く、身軽く」そうなると、もう彼しかいないと思いました。

【成】能のお話しから、「甲の声」のことは言われました。
僕、実はこれでももう35歳でして(客席どよめく)
確かに高めの声ですけど、いい加減落ち着いた声を出したいなぁと思っていたところに
「甲の声」を出してくれって言われて、運命だと思ってます。
万作さんが義経を演じられた時の音源を毎日聴いてました。
確かに万作さんの声高いんですが、高くても現代劇と違う高さなん
ですね。
高いけど柔らかい。
この技術的な問題は今後とても役に立つと思います。
(つづく)

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中嶋しゅうさんのこと(7)2017-2018 新国立劇場ラインナップ

10月から始まる次シーズンの冊子が届きました。
「ヘンリー五世」のページにはまだしゅうさんのお名前と写真。

劇場名での哀悼の辞を記したシートが同封されていました。

しかし新国立シェイクスピアシリーズでの、しゅうさんの存在感を
思うと、誰が「五世」で、しゅうさんの代わりに立たれるか、ちょっと
すぐには思いあたりません。
因みに9月にご出演予定だったトラムの「クライムスオブザハート〜
心の罪」は、しゅうさんとの共演舞台「いま、ここにある武器」も
記憶に新しい斉藤直樹さんが代役に立たれるとのこと。

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2017.07.21

源次郎さまが人間国宝に

まだ50代でいらっしゃるのに!
と、とにかくびっくり。

文楽の吉田和生さんも同時認定。
いずれもまだまだ超現役。
楽しませて頂けるのは幸いです。

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DoCoMo/Mr.ChildrenのコラボレーションCM

「コードブルー」の初回のCMで流れました。
一生くんと黒木華さんのファッション、髪型、当然ながら使って
(映って)いるポケベルも携帯も懐かしいものばかり。

個人的に一番感心したのは、二人の出会いのスクランブル交差点の
周りの風景で、いまTSUTAYA(スタバ)になっている角に、「東海
銀行」の看板があった事。

あそこは私が子どもの頃は東京宝塚と言う小さな映画館と、センター
街側に「ダンキンドーナツ」と言うチェーン店がありました。

なかなかが、凝ったつくりでした

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気になる花

気になる花
小さな撫子のような紫の花が枝に可憐に咲く花を見かけました。
名前が不明ですが、紫陽花と言い、6-7月は紫の花が多いのは何故
なんでしょうか

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2017.07.20

「100分で名著〜高慢と偏見」がっ!(泣)

何故か第2回の録画を誤消去…

せっかくのコリン・ファース/川口覚の貴重なコラボレーションが…

再放送も終わってるし、アンコール放送を待つしか

あぁ

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やっと判った「シン・ゴジラ」(笑)

先日WOWOWのオンエアがあり、録画をリピート中。

やっと一つ発見したのは、ネクストシアターで活躍していた小久保
くん。
机に置いた?条例文を元に議論している、多分都職員役。

斎藤工さんくらい写らないと本当に探すのが大変です

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「子午線の祀り」(4回目)を観る

my楽は2度目の3階席。

正面よりちょっとずれた分、舞台セットの前後関係がみえ、舞台
構造がよく判りましたが、この日に限っては、ポストトークで芸術
監督どのが「スタッフワークも素晴らしい、20周年にふさわしい
舞台」とおっしゃっていたのに、可動式ブレヒト幕がうまく稼働せず、
建礼門院さんと重衡の奥さんが上手く捌けられずに二位さんがじわ
じわ頑張ったのが見えてしまったのは残念でした。

また、遂に裏切った直後の民部の太刀が外れず、武満音楽がリピート
したり、知盛どのはじめ、平家側ちょこちょこセリフが微妙だったり。
やはり4時間芝居、休演日前はお疲れだったのでしょうか。

また外部要因として、近くの客が、実に絶妙なところで二度、空の
ペットボトルを床に落とし、静かな芝居に水をさす(あなたは民部
なのか)など、やや落ち着かない印象の回でした。

ポストトークは既に優れた再現レポートがいくつも上がっており
ますので、またザクザクした物を後日上げるに留めますが、それでも
なぜ知盛が影身の出自をわざわざ口にしたりするのか、とか、2幕の
影身の立場など、いくつかの疑問点が私の中で解決しはじめたのが
良かったです。
でもいくら萬斎さんと若村さんが説明下さっても、結局イマイチ
理解しきれないまま終わりましたが。(苦笑)

さて、成河くんの義経は更に研ぎ澄まされ、残酷な程に天才的な
武人の一方、肉親の情を無邪気に信じて疑わない、後日悲劇を招く
一面が滲んで、ポストトークでの「追い詰めているのに追い詰め
られている」発言通りの危うさが絶妙でした。

運命に翻弄される「オイディプス」との共通点、シェイクスピアに
通じる、骨太の歴史劇さと散文と韻文のミクスチャー、前回はただ
ただ長いとだけしか印象のなかった大作が、今回の萬斎さん演出の
いくつもの工夫の賜物として、特に視覚的効果のおかげで、また
見たいと、つまり、戯曲としても息永らえる事に確実になったと
思います。

ただ敢えて書くなら、天の定めと悟るにしては、直前まで萬斎さん
知盛、力みすぎでは。
「花戦さ」の時にも感じたのですが、あれだけ身体で饒舌に語れる
方なのですから、台詞の方はもう少し過剰さがなくても十分伝わると
思いますが。

実は今回、恐る恐るチケットを取ったのですが、複数回見られて
良かったです。

と言う事で、自由奔放に芸術論を戦わせる兄姉をちょっと離れて
たしなめる賢い弟くん、なイメージだった、萬斎さん&若村さん、
成河くんによるポストトークは別項にて。

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2017.07.19

月9「コードブルー」

やはり安定の面白さ。
7年ぶりのその間、メインキャストが一人も欠けていないし、その
ブランクが意味を持って見えて、久しぶりにCXドラマ続けて見る
気になりました。

個人的には前シリーズの新垣さん演じる白石と、中原丈雄さん演じる
同じく医師の父親のエピソードが一番印象に残っていますが、今回は
白石パパはご出演ないんでしょうか。

それにしても研修医(フェロー)が頼り無げですね〜

確かに私が入院した時にも日常(入院)生活に支障をきたすような
場所に点滴の針を打たれて迷惑したり、救急でかかったら小児科の
先生で、レントゲンを撮るも読めとけないわ、投薬の指示を出すや
看護師に「この組み合わせはダメです」と叱られたりする研修医を
何人も見てはいますけど…(苦笑)

今クール、地上派はどうやらこれと「刑事7人」くらいしか見ない
かも

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2017.07.18

来年2月に藤原/溝端コンビで「ムサシ」再演

蜷川幸雄三回忌って、確かに二年目は三回忌だけれど、まさにいま
「一周忌追悼」マクベス中なのに、なんだか、なぁ。
ただし、キャストは鋼太郎さん、杏ちゃん、白石さん、六平さんと
正直「マクベス」よりはキャストの集結率は高いですね。
文化村とさいたまの両方でやるようです。

2018年2〜3月

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今年は「こどものためのシェイクスピアシリーズ」見逃す

例年必見のシリーズ舞台なんですが、今年は公演期間中の休みを
「子午線〜」「アザーデザートシティーズ」そして歌舞伎で詰めて
しまい、本当に10年くらいぶりに見逃しました。

ネットレビューを見ると福井リアがよかったようで、福井さんなら
歌舞伎スルーしてでも見るべきでした。

残念

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2017.07.16

デスノート@「直虎」(笑)

サブタイトル「死の帳面」って何だろうと思って見ていたら、何と
「デスノート」だったとは!

ただし書けば死ぬ訳ではなくて、書いたら誰かが殺しに行くわけで
そこは流石に戦国のデスノートはマニュアルでした。
しかし浅丘ルリ子さんと松平健さんの昭和なツーショットは画面の
迫力が久しぶりに「大河」っぽかったです。

因みに品徹さん@幻庵に凄い既視感あると思ったら、昼に再放送
している「風林火山」で兄で北条二代目の氏綱さんをなさってました。

「功名が辻」では松永久秀だったし、地方戦国大名顔なのかしら(笑)

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「子供の事情」がチケットが大変らしい

三谷さんの新作、当日券発売方法が変更になったとわざわざニュースに
なっていたので、なんだかと思ったら、余りの人気に徹夜組まで
出るようになったため、18日から先着順でなく抽選制に変更したの
だそうです。

ひぇ〜。

当日券に徹夜組、な話は、私が知る範囲に限れば、藤原くんの
「ハムレット」で聞いて以来ですが。

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「七月大歌舞伎」(昼の部)を観る

「七月大歌舞伎」(昼の部)

「七月大歌舞伎」(昼の部)

外題を付けるなら「市川海老蔵奮闘公演」
全く昼夜出っ放し。

個人的には「矢ノ根」「連獅子」興味がわかず、「加賀鳶」のみ拝見

六代目が気合い入れてされていたとか、默阿弥先生の明治期の生世話の
傑作と言われても、正直、この「勢揃」「長屋」「捕り物」だけ
説明なしでやられても、個人的にはあまり面白みは感じません。

惻物的笑い以上に深まるものがないのと、梅吉と道玄の一人二役の
コントラストくらいしか判らないですし。

確かに海老蔵さん頑張ってましたし、中車さんも松蔵をしっかり
つとめておいででしたし、右之助改め斎入さんのお兼は溌剌とした
悪婆ぶり(笑)でしたから、みどころは掴んでいたのだとは思いますが。

こう言うのこそ、たまにはもう少し話の筋が判る通し的上演を見て
みたいものです

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「アザーデザートシティーズ」を観る

「アザーデザートシティーズ」を観る
東京芸術劇場
シアターウエスト

劇場のポスター類はしゅうさんのまま、変更案内貼り紙と、入口に
中止になった公演の払い戻し案内の掲出、ロビーには白い供花が
設えられ、しゅうさんを偲ぶ一文が添えられていました。

実は献花台があるかと、グロスター卿(ランカスター側)に因んだ
赤い薔薇を一輪持参したのですが、献花台がなく、開演前にロビー
スタッフにお渡ししておいたら、供花の端に供えて下さってました。
しかし白のフラワーアレンジの脇に赤が一輪は目立ち過ぎ。
白にすべきでした。

舞台は客席に真ん中部分が張りだすT字型、両サイドに脇正面的
客席がある、能舞台的裸舞台。

正面最前線の一席を空席にして、寺島さんや中村くんが座るので
あの両サイドのお客さんは俳優さんを超至近距離で見られ右隣の
方は、寺島さんに声までかけられていました。
一幕二幕冒頭はト書き部分を寺島さんが読んでいました。

内容は、ギクシャクしながら体面を保ってきた家族に事件が起こり、
家族全員が真正面から向き合わざるを得なくなる、家族の会話劇。
「ボビーフィッシャー〜」などいくつか類作を見た気がするので
昨今の流行でしょうか

セットを最小限に抑え、役者の身体で状況感情を表現させる演出は
観客の想像力が芝居の一要素として求められるので、うかうか見て
いたら取り残されます。

今回感心したのは、ベテラン役者に混じって息子役を演じていた
中村くん。
映画「大奥」の垣添役とか、線の細い学園ドラマ系イメージでいたら
寺島さんとも拮抗する存在感ですごく良かったです。

寺島さんの役はご自身の境遇に被ると言うインタビューが納得。
でも映画だと極端な役が多いのを見ているので、今回はまだ穏や
かな方かと(笑)

麻実さんは最近この手の役柄を続けて見ますが、品がなくならない
のは凄い。
でも個人的にはシェイクスピアとかギリシャ悲劇とか、もっと
スケールの大きなお芝居で拝見したい方。
そうそう、仁左衛門さまからお花が届いていたようです。

オリエさんは、えぐい役なのにそう見せないのが手腕。
2幕のどんでん返しを見ると傷を抱えるさまが痛々しいですね。

そして斎藤さん。
年齢よりは若く見える方なので、寺島さんの父親に見えるかちょっと
危惧していました。
後ろになんとなくしゅうさんの影を見てしまいながらになって
しまいましたが、セリフの量以上に機微を求められる役柄を、アン
サンブルに上手く溶け込むように演じていらっしゃいました

多分もっと劇的にやる演出もありそうな戯曲ですが、今回は役者の
力を信じて削ぎおとした芝居でした。
実業家時代のトランプ氏とか、共和党実在の政治家とか、時代を示す
キーワードを十分理解できないのが翻訳劇のつらいところですが
家族の物語として普遍性があり、比較的分りやすかったです。

そして、偶然にも、戯曲も実際も、登場しない人物が大きく芝居に影響を
与えていて、ラスト、感情が揺すぶられました。

にしても、客席が危険でした。
私が見ていた間だけで、開演前と終演後、お二人、舞台にかかる
階段に躓いて転んでいました。
特殊形状の舞台の場合は休憩、開演前、終演後は客席は明るく
すべきではないでしょうか。


改めてこの舞台で拝見できる筈だったしゅうさんのご冥福をお祈り
します。

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2017.07.15

「子午線の祀り」芸術監督さまポストトーク要旨(2)

【承前】
4幕の源平合戦部分は、この劇場を15年使っていて、どう使えるか
一番よく知っているので、人間の動きや上からの目線も模型を作って、
考えました
因みに床面真ん中にCDを置いたのでああなりました(笑)

戯曲のままだと声だけでラジオドラマになってしまうので、緊張感を
だすため、原文を補うため、水主楫取を出した。
非戦闘員なので女性の役者さんにして頂いた
いや、舞姫に8人女性の役者さんが必要なのに、出番あまりなくて(苦笑)

しかし水主を殺すと言うのは勝者が歴史を書くので、義経の策略
(と誉めても)を批判しないですね

二位尼の入水以降、なぜか木下先生いきなり平曲原文にしてしまい
(苦笑)そして平家の滅亡が加速度的に進行していきます

今回は日本的なものと西洋的な物をミックスしている。
例えば、役者の退場を隠すブレヒト幕などは西洋演劇のもの。

また、客席に大きな段差があるのはギリシャの野外劇場風。

前回の公演から13年間がありましたが、アップデートと言うイメージ。
能も100年前からアップデートして今があります。

あ〜メモ大変でした(笑)

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「子午線の祀り」芸術監督さまポストトーク要旨(1)

4時間近くやった10分後に出ていらしただけでも凄いのに、また
凄いいきおいで話し倒されたので、完全に追い付けず(苦笑)
聞き取れた内容のみをザツザツと書いております。

間違い勘違いありますことを平にご容赦…

芸術監督どのの服装は白とベージュ系。
平家ですものね。
あ、聞き手はいなくて完全一人喋りでした。

色々やって最後は蝋燭一本かいと(笑)
波の音は催眠効果抜群であちこちで船を漕ぐ人がね…(さらに(笑))。
私の演出は抽象度、象徴性が高いので、種明かしをしておきたい

戯曲は朗読劇で、最初に見た時から山本安英さんはかなりお年を
召していた

10月にリーディングをしたが、能の地謡、平曲のコーラスは能の
得意技。

舞台化にあたり、ルール作りをしました。
階段は堤防って言った女性キャストがいましたが、波です!(笑)

階段が数ヶ所にあって床面が一番低いのは、木下さんが「オイディ
プス王」を意識して書かれたと言う事もあり、(ギリシャの円形
劇場)ヘロデス・アティコスもイメージした

五次公演までは背景に月がどーん、そして宇野重吉先生に代表される
ささやくような声、時制が行き来したりしてやや脈絡不明だったが、
今回は変えた

冒頭の朗読部分も分かってもらえるようにした。
当初は床を全面本水にしたかった。
蜷川さんならしたと思うが、夏に水は匂いそうだし、カルキ臭いのも
嫌なので見送り。
また舞台にプラネタリウムを入れたかったが、(明るくして見せる
照明と暗くして見せるプラネタリウムが)相容れなかったので見送り
(かのこ考:解体新書でプラネタリウムのプロがいらした回もあった
のに残念)

因みに「祀(まつ)り」であって「祈(いの)り」ではないですよ(笑)
マスコミでも間違えて云々…

蝋燭一つが人の命、その鎮魂である。客もレクイエムに含まれている
下から照明をさせないので、いや、つければ良かったか…、上から
天頂からの軸をみせましたが、解りましたか?

話は時間軸、対立軸、観念の世界、彼岸と此岸(しがん)などを
行き来していましたが、これは能の手法である。

だいたい眠くなるんですが、ターミネーター義経が出てくると目を
醒ます。
私のせいじゃないです、初演からそうです(笑)
鉄板で起きます。
知盛はハムレットのようですが、義経の世界は昼ですからね!

影身は立場が難しい上に、山本さんに宛て書きで、年齢に配慮して
出番が少なかったので、2幕は上段にいて頂いた。
2階席がお勧めですよ。

ラストは宝塚の銀橋の上の二人、みたいでしたね

【続く】

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「刑事7人」初回

設定変わりながらの3シーズン目。
初回ゲストは横田さん。

「相棒」スペシャル以上にセリフありましたね〜
舞台ではだいたい古代のヒト、なので、警察制服姿とか滅法新鮮
でした。

しかし画面見ながら「クローディアスとホレイシオだ」「シーザーと
キャシアスだ」と勝手に盛り上がってました。

そうそう最新「アテネのタイモン」でもタイモンとフレヴィアスで
共演です。

しかし鋼太郎さんはこのクール中にミュー舞台あり。
ドラマは撮了してるのか、或いは完全別撮か。

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2017.07.14

「子午線の祀り」新聞評(4)

今日の日経新聞夕刊に出ました。
ナレーションの声、主演と演出兼務を「課題」と書かれてましたが…

とは言え「セリフに切れのある役者が揃い」などコメントもあり
良かった良かった

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やっとでました「さいたまシェイクスピアシリーズ〜アテネのタイモン」情報

新芸術監督どのがバレエダンサーを目指す少年の夢に夏から秋じゅう
お付き合いするために、蜷川さんとのお約束を、1年半後まで待つ
事になりましたが、それにしても、しかし思いっきり年末!(笑)

年末の寒い中、与野本町に行き来する事になりそうです。

彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾
『アテネのタイモン』
2017年12月15日(金)〜29日(金)
作 W. シェイクスピア
翻訳 松岡和子
演出 吉田鋼太郎
出演 吉田鋼太郎、藤原竜也、柿澤勇人、横田栄司大石継太、
間宮啓行、谷田歩、河内大和 ほか

さすがに鉄板メンバーが揃いました。

谷田さんがSSS出るのは、それこそ「タイタス」初演以来ではない
かしら。

間宮さん、大石さん、河内さんなど、マイナーな戯曲をどう面白く
して下さるか、勿論、「さいたまシェイクスピア」の演出家としての
鋼太郎さんの腕前も含めて楽しみです

演出兼主演って、萬斎さんの「子午線」などを見ても大変そうなのに
ましてやシェイクスピア、ましてや「AUN」とは求められるものも
違うでしょうし
(そもそも劇場サイズが違う)

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2017.07.13

「子午線の祀り」新聞評(3)

今日の朝日新聞夕刊に出ました。
佐藤信前芸術監督のご意向と言う、天井の雲絵まで評価されてます。

何より。

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中嶋しゅうさんのこと(5)告別式のニュース。

伺う事はできませんでしたが、ネットニュースに情報がアップされて
いました。
岡本くんが弔辞読まれたとの事。
確かに新国立の鵜山シェイクスピアシリーズに「アンサンディ」
「スケポーン」などなど共演が思い出されます。

舞台は今日から再開。

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劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 鳥を観る

劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 鳥を観る
劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 鳥を観る
成河くん天魔を堪能した「花」に続く「鳥」は、阿部くんファンの
友達とサイドS席下手で拝見。

サイドは確かに芝居が部分部分見切れますが、下手だったため、
退場前にひと芝居あったり、通路が近くて、登退場する役者が走る
のが見られたり、また板付きのカテコをかなり間近に見られたのは
良かったです
(実は「風」もサイドSチケ取ってしまった…)

ガチなストプレだった「花」に比べて「歌あり」「ダンスあり」
「ギャグあり」要はなんでもあり、「夏のチャンピオン祭」と言う
前情報がありましたが、歌は思った程はなく、どちらかと言うと、
森山天魔が歌い、かつネタを真顔でぶちこんで来たのが最大の衝撃
でした(笑)
歌う天魔なら「花天魔」も帝劇ミュー役者なのに、とちょっと思い
ましたが。

目玉のセットと客席の動きはまあ二度目、驚きはしませんでしたし
映像も「花」から転用と思われるものもたくさんありましたが、
客席が回る角度が広がったかも。

さて、キャストですが、阿部くん捨は、衣装が地味だった事もあり
やはりちょっと小柄な捨でした
(森山くん、早乙女くんが衣装を含めて大きすぎ)
歌は上手いし、やっぱり主役なんだけど、どちらかと言うと「鳥」は
群像劇でした。

森山天魔、早乙女蘭は「ワカドクロ」から続演でしたが、完成度が
とにかく桁違い。
と言うか、二人のシーンは完全別次元。
ヤバい、レベルです。
森山くんの衣装の翻りまで美しい動き、早乙女くんの手と一体化
した速すぎる刀捌きは、それだけ動画をアップしたほうが良いです。

阿部さんと成志さんの、ベタベタギャグはまた最高に腹筋引き連れ
ましたが、それとそれが同じ芝居の中に同居していると言うのは、
普通では考えられない気がしますが、新感線ではあり、なんですね。
と言うか、それぞれのシーンが独自に進化した、と言うイメージ
でしょうか。

「花」と比べたところで然程意味もありませんが、捨は最初から
天魔一点狙いでしたが、バックボーンの説明もなく、(「ワカ」に
比べたらかなり説明は省略されてます)一方、天魔は蘭に喋り倒して
いて、こちらは情報過多。
沙霧は「花」に比べておとなしめでしたが、あの衣装は歴代沙霧1かも。

梶原狸穴は「ワカ」千葉さん、「花」近藤さんにほぼ近いライン
でしたが、なんだか狸穴さんがどんどんアクティブになってきてます。
ベテラン俳優さんも本当は殺陣大好きなんですね。

松雪さんの極楽太夫は流石「準座員」
あの華奢な身体のどこからあんな気合いの入った声が出、4時間近く
走り回れるのか…

ビジュアル、特に映像仕事とのギャップが凄いです。
そして古田さんがあれだけやりたい放題やって、あとにはペンペン
草も生えないと思った贋鉄斎ですが、流石の成志さん、ローラー
スケートこそなかったですが、身体を張ってました。
これがこのあいだストロンベリの戯曲で平さんの代役をなさった方と
同一人物とは…

ストーリーで見せた「花」よりは役者の個性で見せた「鳥」でした。

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2017.07.12

「子午線の祀り」新聞評(2)

今日の毎日新聞夕刊に出ました。
演出は勿論、成河義経が高評価でニマニマです。

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「NINAGAWAマクベス」スペシャルチケットが乱発中

どうしたものでしょうか?
正直チケットが売れていないのではないのかと要らぬ詮索をしたく
なるほど、開幕直前にもかかわらず、『NINAGAWA・マクベス』後出し
じゃんけんのごとく、スペシャルチケット発売が発表されてます。

ひとつめが
「市村正親メモリアルミニトークショー&ツーショット撮影会参加
付きチケット」
日時:7月16日(日)16:25 大ホール入口にて受付開始16:40 開始17:30 終了予定

当日チケット持っていてもダメで、新規に対象回のS席チケットを
買う必要あり。

つぎが
『NINAGAWA・マクベス』特製カステラ付きチケット

(苦笑)

焼印入りの特製カステラ(非売品)付きS席チケットだそうで、
これも対象回限定
ここまではSAF情報

最後がイープラスからで

香港公演お土産つきチケット

香港公演が完売御礼・超満員上演された記念だそうで、香港公演の
お土産を7月8日(土)〜7月11日(火)の期間のS席チケット購入者の中
から20名にプレゼント

ううむ。
蜷川さんの舞台に客が入らないのは劇場の沽券に関わる、的な焦りを
この中に感じるのは私だけですかね・・

市村さんトークはともあれ、香港土産やカステラにひかれる人が
いるのかしら・・・

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2017.07.11

「子午線の祀り」新聞評

まず読売新聞夕刊に出ました。
「劇場の特性を生かした」と言うのがポイントでしょう。

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「国立劇場歌舞伎鑑賞教室〜一條大蔵譚」を観る

菊之助さんによる初役の長成さんと言う事もあってか、満席でした。

解説は新・坂東亀蔵さん。
先月のような「カメラ撮影okタイム」はなかったですが、清盛と
義経の説明のところで、大河「清盛」のテーマ曲「タルカス」が
かかって、気がついた一部の観客からおおっと声が(笑)

個人的には、「子午線〜」のちょっと前の話ね〜とニヤニヤしました(笑)

本編は「檜垣茶屋」と「奥殿」
菊之助さんの長成のほか、常盤が梅枝くん、鬼次郎に彦三郎さん、
お京に右近くんと若い座組でしたが、とにかく菊之助さんから目を
離せませんでした。

檜垣茶屋ではにまぁ〜と笑ったり、ほわぁ〜って喋ったり、ジワジワ
動いたり、もう可愛くて可愛くて。
そう、阿呆、にならずキュートなところがポイントでした。
それが奥殿で一転、きりりと語る姿がまた凛々しく、鑑賞教室の
おかげで1階前方の良い席からじっくり拝見できました。

今年の鑑賞教室は先月の「毛抜」と言い、今月と言い、解りやすい
演目と良い配役で面白かったです

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スガシカオさんがWOWOWでドラマ初挑戦!

元同じ事務所の山崎まさよしさんは映画やドラマに若い時分出て
いましたが、まさかスガくんがデビュー20年目にして俳優デビュー
するとは思いませんでした。

「連続ドラマW プラージュ〜訳ありばかりのシェアハウス」
原作は「ストロベリーナイト」の誉田哲也さん。

主演は星野源さん。

今夏放送予定。

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WOWOW「アキラとあきら」が面白い

WOWOWお得意、池井戸作品の青田買いドラマ化(笑)

向井理くんが海運会社の御曹司、彬、斎藤工さんが静岡の町工場の
息子、瑛で、同期で銀行(当然、産業中央銀行(笑))に入行するが
実は子供時代に会った事があって…までが一話。

配役がWOWOWらしく手堅くて、彬の父が石丸さん、創業した祖父は
品川徹さん、瑛の父が松重さんで、銀行の重役が永島さん、人事部の
採用担当が小泉さんで、彬の二人の伯父が、木下ほうかさんと
堀部圭亮さん、と一筋縄ではいかない人ばかり(誉めてます)

先にはまだ色々な人物が登場するようで、2話以降も楽しみです

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2017.07.10

中嶋しゅうさんのこと(4)舞台は代役を得て、13日から再開

告別式は奥様の休演日12日に執り行われるとの事。
お辛いですね…

また、休演していた舞台はしゅうさんの代役に斎藤歩さんが立たれ
13日から再開と梅芸公式から発表されました。

短期間での代役は、三谷さんの「ナポレオン」のときの天海さん→
宮沢さんを思い出します。
斎藤さんと言うと、私が一番印象に残っているのは石橋蓮司さんが
タイトルロールをなさった「リア王の悲劇」のエドマンド。

ジワジワくる感じが堪らなかった記憶があります。

色々な中で良く引き受けられたと思いますが、思いを繋いだ芝居、
見届けに行きたいと思います

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2017.07.09

「子午線の祀り」(3回目)を観る

今回は1階席後方。
芸術監督さまが推す2階席ではないながら、床面から奥までオペラ
グラスなしで見られる心地よさ。
(3階席前方は相変わらず手すりが邪魔過ぎ)

本公演は初で、やはりプレビューより落ち着きついていましたし、
目指す方向がくっきりしてきました。
知盛どのの早口が意外に聞き取れない(無理にブレスをしないで
いるのか、息が詰まる感じ)とか、船団組んでの群読の中で、意外に
声が小さい(響かない)気がしたりするのが役者・野村萬斎さん
部分としてちょっと悪いクセが出ているように感じるのですが(失礼)、
演出家としてはキャスティングは勿論、いわゆる「平曲」のもつ、
壮大かつ骨太かつスタイリッシュかつメリハリたっぷりの劇世界の
再構築に大成功していると思います
「間違いの狂言」「マクベス」や「敦」もですが、萬斎さん演出は、
言葉が前面に出ている物、場面の方が得手でいらっしゃる様ですね

以下、毎度ながら雑記風に。
海に溺れる影身、の件はオフィーリアをイメージしましたし、景経を
演じた遠山くん、ネクストの一期として「真田〜」で、以降蜷川
さん舞台で何回かお見かけし、リーディングでは義経でしたが、
今聞けば確かにハイトーンで、萬斎さんが義経にハイトーンの成河
くんを立てる目論見はその時点で決めていた事が判りました。

また、後半、上手に源氏、下手に平家の合戦のシーンの役者さんたちが
扇や刀で相手を指し示すポーズは、源平などの合戦図浮世絵から
3Dになって抜け出したようで、指先まで神経の行き届いた躍動感に
ワクワクしっ放しです。

特に成河義経の衣装の赤と緑と黒と金の色の組み合わせは、敬愛する
國芳先生や芳年が好むパターンで、ニヤニヤニコニコしてしまいます。

ほぼ演出は決まっているようでしたが、「帰れ!」と義経に言われて
その足元を通って上手に去る今井景時さんの、リアクションが毎回
ちょっとずつ違うのが秘かな楽しみだったりします。
個人的に言えば、せっかくですし、セットもそんな感じなので
萬斎知盛さん、気合いいれて歌舞伎風に「碇知盛」やらないかなぁと
思います。
(「ボレロ」の前後逆バージョンとしても)

4時間近くやった後に10分休憩だけで出ていらして、セットの
見立てや、抽象化された設定の種明かしをノンストップで30分された
芸術監督さまによるポストトークは別項にて。

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鋼太郎さんインタビュー

BS朝日の「ザインタビュー〜トップランナーの肖像」に鋼太郎さんが
出演されていたので見ました。

珍しく出身中学とかにロケに行っていましたが、いまや定番の
「グリーケス」エピ、私にも蜷川さんと「再会」したきっかけの
「タイタス」映像(しかしあれは小栗エアロンの再演映像。なんで
岡本エアロンの初演映像がないのかと画面にひたすら突っ込んでました)
そしてまもなく開幕の「ビリー〜」稽古場映像(日本版のオヤジ
さんは九州弁で喋るんですね)などなど。
しかし「ビリー」11月までとは長い。
通りでさいたまシェイクスピアシリーズが12月にしかできない訳です(嘆)

そろそろその情報でないかなぁ

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びあとイープラスが認識追加

イープラスはかなり前に認識導入告知がありましたが、ぴあは告知
メール到着日からいきなり認識よろしく、な感じでびっくりです。

不正防止も転売防止も解りますが、手順が煩雑になりすぎると、遣う
のが気が重くなるのも事実で、一部の不正利用者のためにちょっと
迷惑と言う気がします。

特に先着先行の時とか面倒そう

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2017.07.08

あの「アンゼリカ」が今月いっぱいで閉店

あの「アンゼリカ」が今月いっぱいで閉店
珍しく食べ物ネタです。

長く利用していたお店だけに余計びっくり。
カレーパンとみそぱんで有名な、下北沢の老舗ベーカリー「アンゼリカ」
さんが今月いっぱいで閉店だそうです。

写真解像度低くて見えないですが、去年社長さんがお亡くなりに
なり、営業を続けるのが困難になったとか。
アンゼリカのご主人と言えば、そんなにご高齢ではなかったはず。

こんな名店なのに後継ぎさんがおいでにならないのでしょうか。

私のカレーパンはこちらのを基準にしていたくらいで、他にもルバーブの
ジャムとか、じゃがいもまるごとのパンなど、美味しいパンがたくさん
あっただけに、本当にもったいない。

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中嶋しゅうさんのこと(3)

主催の梅芸サイトに情報があがりました。

「アザーデザートシティ」公演中止日程が11日まで延長されました。
また、12日以降、及び大阪公演については10日正午に発表予定とのこと。

私のチケット日はどうなるのかしら…

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珍しいもの「エビ大王」パンフレット

珍しいもの「エビ大王」パンフレット

珍しいもの「エビ大王」パンフレット

今月の某演劇雑誌で成河くんが「人間風車」のインタビューで、
演出の河原さんとは昔同じ芝居にキャストで共演している、と話して
いらっしゃいますが、その芝居がこれ。
筧さんが新プロジェクト「Team Aragoto」を立ち上げた一回目の公演で
(但し寡聞にして2回目以降は存じ上げず)、いまはなき青山劇場で
橋本じゅんさん、佐藤アツヒロさん、伊達暁さんらが出演した舞台。
クレジットの中程に成河くんのお名前があります。
いまやレアものかも。

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今日のWOWOW

今日のWOWOWは「ワカドクロ」と「シンゴジラ」ダブルオンエア日。

「ワカドクロ」は見に行く「鳥髑髏」に同じ役で出演の、森山くんと
早乙女くんが出演しているので確認を、そして「シンゴジラ」は
録画をして、映画館で確認できなかったキャストの皆様をゆっくり
探します。

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2017.07.07

中嶋しゅうさんのこと(2)

原因は急性大動脈乖離だったと発表されました。
染五郎さんのようにもっと大きな落差でも助かった舞台人もいらっ
しゃるので(2004年の「子午線〜」で観世栄夫さんも階段から
落ちられながら、2幕復帰されましたし)、転落だけが原因とは
考えにくいとは思っていましたが…
乖離が起きて、舞台から落ちるように倒れられたと言う事でしょうか。

どんな芝居も、例え芝居自体が今ひとつでも、しゅうさんだけは
印象に残る、そんな役者さんでした。

「スケポーンの左手」「ブルーオレンジ」「ヘンリー六世」「ヘンリー
四世」「今はなきヘンリーモス」「あわれ彼女は娼婦」「アンサン
ディ」「いまここにある危機」「ボビーフィッシャーはパサディナに
住んでいる」などなどなど。
本当に惜しい。
本当に残念です。

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「子午線の祀り」配役の事

去年10月のリーディングとの配役対照表を作ってみました(暇人)。

    リーディング→本公演

平知盛:野村萬斎  →野村萬斎
義経 :遠山悠介  →成河(遠山くんは景経へ)
民部 :佐々木梅治 →村田雄浩(佐々木さんは三浦介へ)
影身 :若村麻由美 →若村麻由美

宗盛 :月崎晴夫  →河原崎國太郎(月崎さんは時忠へ)
清宗 :内田流果  →嵐市太郎
知章 :配役なし  →浦野真介 
経盛 :配役なし  →篠本賢一
教経 :星智也 →松浦海之介(星くんは弁慶のみに)

二位尼:観世葉子  →観世葉子
建礼門院:配役なし →金子あい
重衡の北の方:配役なし→円地晶子

重国 :時田光洋 →時田光洋
右京亮:西原康彰 →西原康彰

山鹿重遠:武田桂 →内田潤一郎(武田さんは船所五郎へ)
越中盛嗣:三原玄也 →神保真介(三原さんは景季へ)
悪七兵衛景清:岩崎正寛 →岩崎正寛

景経:時田光洋   →遠山悠介(時田さんは重国のみ)
三郎義盛:浦野真介 →小嶋(浦野んは知章へ)
四郎忠信:森永友基 →森永友基
梶原景時:配役なし  →今井朋彦
梶原景季:配役なし  →三原玄也
梶原景高:配役なし  →西原康彰
梶原景家:配役なし  →駒井健介

三浦介:配役なし  →佐々木梅治
船所五郎:駒井→武田桂(駒井さんは景家へ)
安芸太郎:三原玄也→篠本(三原さんは景季へ)
安芸次郎:神保良介→内田潤一郎(神保さんは盛嗣へ)

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劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 鳥もライブビューイング開催決定!

Season 花でもやったライブビューイング》を、Season 鳥でも開催
するとか。

ライブビューイング ONWARD presents 劇団☆新感線
『髑髏城の七人』Season 鳥 Produced by TBS

日時:7月31日(月) 13:00 18:30 開演
※1日2回。上映館によってはいずれかの回のみの上映。
価格:¥4,500(全席指定・税込)

劇場の1/3くらいの値段ですが、客席もスクリーンも動かないから
イメージはきっと違いますよね…

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中嶋しゅうさん死去

公演中の初日舞台で転落死って…
大好きな俳優さんだったのに!
「アザー〜」も見に行く予定でしたし、何より、鵜山さんシェイク
スピアには欠かせない方。
「ヘンリー六世」のグロスターは、正直、蜷川さんバージョンを
超えていましたし、小川さん演出、風姿花伝では欠かせず、
しゅうさんご出演なら安心と見に行った芝居がいくつあることか!

映画「日本で一番長い日」の東條役も印象的でしたし
ううむ…

いまとなっては「幸福な職場」を見ておくべきでした

合掌

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2017.07.04

「100分で名著〜高慢と偏見」

良いですね〜川口くん。

今回はたくさんの登場人物を女性はミムラさん、男性は川口くんが
担当でなかなか新鮮です。
コリンがダーシーの映像使いまくりと言うのも有難い限り。

これは7月の楽しみがまた増えました

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2017.07.03

「子午線の祀り」(プレビュー2日目)を観る

キーワードは「非情の相を見定める」

影身と知盛のシーンで語られるこの言葉が、初日も2日目も際立って
ずっと耳に残っていました。
「ひじょうのそうをみさだめる、とは何か?」と手元のメモにぐる
ぐる丸をつけていました。
ともあれ。
プレビュー2日目は初日の1階上手前方(孫悟空義経ビューと勝手に
命名)からガラッと変わって、3階センター席。
床面の中心だけレコード盤のような形、ガラスのように反射する
よう仕上げてあり、また床面に投影される波、舞台奥での知盛、
影身の動きは、初日は全く見られませんでした。

(この床面ライティングは前にも何かの演目であって、わざわざ
3階席取った気が…)

前日とは巫女の舞いの影身の登場やフォーメーションや、少しライ
ティングが少し変わって見えれ箇所がありましたが、単に見る場所が
違うだけかも知れず、自信はありません(苦笑)

とりあえず孫悟空判官どのは絶好調。
景時おじさんとバトルし、弁慶兄ちゃんに諭されながら、潮と人材の
見事なタイミングを偶然にも助けられて捕まえた時は、全身闘志に
満ちあふれつつ、将来を知って見ているからながら、その先の不運
不幸が頷けてしまう危うさが見事。

残念ながら芸術監督どののカミカミは2日目も散見。妙な間とかもあって、ちょっとこちらがはらはら。

以下、2日目のメモを13年前に買っていた戯曲を付き合わせつつ
やはり箇条書き風に。

冒頭波に加えてかもめ?の鳴き声。
これどっかで聞いたなぁと思ったら、まさにゲラさんの「かもめ」。

初日は開演5分前にキャストが入りはじめましたが、2日目は開演
オンタイムに動き出しました
客入れに手間取ったからかも知れませんが。

そして陰陽、という言葉が出るたびに、誰かを思い出し、義経が
「我に存念あり」と力強く言えば「我に秘策あり」の専好さんを
連想し、パンフレットの木下順二さんの文章にオイディプスと知盛を
対比して書いている箇所を見つけては納得し、500余りの船から
矢がいきかうと言われると即座に「レッドクリフ」を想像と、邪念
ばかり(笑)

極め付きは「関東武者のひげ面をこそ」という知盛の台詞に思わず
「それは、『坂東武者の槍の味、存分に味わわれよ』(by長親)
だろう」と突っ込んでしまいまい、我ながら苦笑する以外ありません
でした。。

因みに「わい潮」は障害物等にぶっかって、その内側に渦が出来る
状態、二位尼が安徳帝を「ねびる」と言うのは、戯曲をあたると
「大人びさせ」、知盛の「じんみらいさい」は漢字を宛てると
「尽未来際」でした。

さて冒頭の「非情の相を見定める」ですが、勿論これが知盛の決め
台詞「見るべき程の事は見つ」 に繋がるのですが、なかなか、
いや多分全くまだ含むイメージの大きさが見えていません。
書けば矮小化してしまいそうです。

しかし、これをブツブツ言いながら検索していたら、本当に偶然に
成河くんがブログにこの台詞を挙げていてびっくり。
次回までにもう少し意味を咀嚼したいと思います

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「ゆとりですがなにか」SP前編

相変わらず台詞がツボですが、それ以上に、鋼太郎さんと洋くんが
岡田くんと3人こたつを囲んでしゃべっていて笑いが止まりません
でした。

オセロとイヤーゴーがタワマンを語る図(笑)

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2017.07.02

「子午線の祀り」(プレビュー初日)を観る

プレビュー初日のつれづれを忘備録風にアップします

一応昨日のプレビュー初日は、源平にちなんで赤と白の入った洋服を
着て行ってみました
(思いは結構源氏側でしたけど)

舞台は幕なし。
正面に背景スクリーン?左右に階段、奥に階段舞台、左右に伸びる
細い舞台は前後に移動することがのちに判明しますが、この下の
空間の高さを使って、移動させてその戻りの間に役者を退場させたり
するのに使うのはすごいアイディア。
たまに消えきれなかった人もいたけど、そこはプレビューですから、
きっと修正されます。

細い舞台を左右に動かすのは「我が魂〜」でも見たかも。

舞台床に円が描かれ、中心にランプ。
のちに若村さんが撤去されました。

開演前から波の音がずっとしているのは蜷川さん風でもあり、
ケント版「ハムレット」を思い起こしたりもしてました。

開演5分前に若村さんを筆頭に役者が徐々に客席を通り舞台に登場。
こういうのも蜷川さんがよく使っていた手でしたね〜。
揃っての挨拶はなかったけど。

ちなみに成河くんの源氏御曹子は上手階段上からひらり、っと登場
されてました。

そうそう音楽の最初の一応の不穏さが「エリザベート」そっくりでした

萬斎さん。
初日はまだ演出に力を取られたか、ちょっとお疲れか、二三箇所
噛み噛みされてました。
また、1幕後半、上手に知盛がかけあがり、落ちた?ような感じに
なってから船頭が下手から登場するところで妙な間。本当に階段ゆ
踏み外したかと思ってヒヤッとしました

民部役の村田さん
テレビの印象とずいぶん違って骨太で渋く、よかったですが「民部で
ございます」を萬斎さんがくちぶりをあまりに真似するものだから
結構笑いをさそっていました。
でもそれより前回の木場さんに声がそっくりでびっくりしました

1幕は75分萬斎ハムレット、もとい、知盛が悩みまくりしゃべり
まくって空気を暗くした挙句に(苦笑)、突如登場した成河義経。
以降1幕修了まで30分しゃべり続けました。
空気が変わるとはまさにこのこと。
いくさは彼には兄に認められる方法であり(そういえば「花髑髏」
天魔王もそんな感じだったっけ)、さらに大好きなおもちゃを前に
して、わくわくする感じ、あるいはそれを前にすると何も目に入ら
ない天才、という感じだとすると、藤井四段がひふみんに挑戦する
感じでしょうか。
やや気合が入りすぎ力んだ感じもありましたが、知盛に負けては
なかったです。ほんとよかった。

義経に従う星くん弁慶、やはり良かったし、景時役の今井さんが
またいやらしさが格別でした。

次に知盛登場は、1幕で引っ込んでからきっちり1時間後。
みなさんの衣装は最初みな黒のシャツにパンツの現代の服装で、
徐々にフル装備になってくる感じでした
知盛装備は真っ白というよりクリーム色系で、鎧の前中心はもちろん
揚羽蝶紋
雰囲気は「碇知盛」でもあるけど、一瞬は聖徳太子でした(笑)

それにしても景清とか錣、とか能ってつくづく平家ものすきだなあと
聞きながら思いました。

若村さんの影身が後半で黒の衣装に白の打掛?様のものを羽織って
出てきて知盛と寄り添うところ、どう見ても蜷川さんの「オイディ
プス王」の麻美さんイオカステ衣装にそっくりでびっくり。
演出家どの、分かってて狙っていた??

また、宗盛親子が泳ぎがうまくて助けられてしまうところは明らかに
「彦市ばなし」で萬斎さんが使っていた、立ってのシンクロナイズド
スイミングの表現で相当笑いました。すいません

若手の俳優さんでうまいなあと思ってあとから調べたらやはりネク
スト出身者だったりして、蜷川さんのDNAを感じ取りました

さて2回目席もガラッと変わるので見え方がどう変わるか楽しみです

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2017.07.01

「氷結」新CM

一生くんが、スカパラとコラボレーションして、しかもブルース
ハープを吹いているのがかなりかっこいいですね〜

本当に最近CMでも引っ張りだこ

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今度の解体新書ぴあで先行抽選「プレリザーブ」があります

今回から劇場メンバーズも先行がネット抽選になった「MANSAI◎解体新書 その弐拾七」
なんとぴあからプレリザーブ(先行抽選)のお知らせがきました

びっくり。

MANSAI◎解体新書 その弐拾七
「古事記」-神々のマジカルミステリーツアー-
[出演]野村萬斎 /三浦佑之/こうの史代

公演日:2017年8月23日(水)
会場:世田谷パブリックシアター

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「子午線の祀り」プレビュー(1日目)終わる

「子午線の祀り」プレビュー(1日目)終わる
休憩後はクライマックスの檀ノ浦から平家滅亡まで。
階段と前後にスライドする可動舞台を自在に使ってのダイナミックな
演出はが素晴らしく、2幕の方が短く感じたくらいにラストまで
引き込まれました

萬斎さんは知盛としても見事でしたが、今回は演出家としての手腕に
拍手喝采です。

対する義経
今までは伝統芸能役者さんが演じていた事もあり、私の中では
隙のないちょっと狡猾なイメージもあったのですが、成河くんは
ガキ大将がそのまま大人になったような、天才な義経で
(多分こっちが義経のパブリックイメージに近い)、悩める知盛
とのコントラストが見事でしたし、衣装のイメージからちょっと
孫悟空でしたが(笑)、とにかくアクティブ。
また予想通り星くん弁慶とのコンビが良かったし、「慶喜」!な(笑)
今井さんの梶原とのしょうもないやりとりも随分楽しめました
それにしてもよくまあ天魔王から半月で!です。

とにもかくにも、萬斎さんと成河くんを同じ舞台でガン見させて
頂けるなんて、本当に願ってもない企画ですし、それがまた骨太に
面白く、7月はしばらく楽しみな日々が続くのがありがたいです

またまとまった感想は後日。

おまけ
萬斎さんファンに私のように成河くんを「発見」する人が一人でも
増えたら更に願ったり叶ったりです

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「子午線の祀り」プレビュー(1日目)1幕

戯曲で2幕まで。
前回に比べて驚異的に分かりやすくなりましたね〜!
70分ハムレットの如く迷いまくる萬斎さん知盛に対して、残り30分
身体に脳みそが直結したごとき成河くん義経のコントラストが見事。

衣装もセットもセンスがあって、間近に萬斎さん成河くんの見事な
台詞と身体拝見はワクワクします。
(途中微妙なライティングや動きがあったけれど)

まもなく2幕。

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「子午線の祀り」プレビュー(1日目)初日

パンフレット(1500円)以外にグッズは今のところはなし。
源氏平家それぞれのタオルハンカチとかあったら買うのに(笑)

特集がアーサー・ミラーの、萬斎さんインタビュー掲載の「悲劇喜劇」
最新号(7月号)、愛之助さん朗読の平家物語DVD、嵐さんの著者
などが解体新書の過去DVDなどと一緒に売られていました。

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「子午線の祀り」上演時間

これまでより、わずか〜に短くなるようです。

1幕100分
休憩20分
2幕105分

プレビュー終わると少し変わるかもですが。
歌舞伎を2演目観る長さです。
栄養ドリンクとコーヒーで眠気と戦います(苦笑)

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「子午線の祀り」朝日新聞インタビュー

29日の朝日新聞夕刊。
萬斎さん知盛、成河くん義経にプラスして、弁慶役と紹介で星くんが!
成河くん義経と背丈も、声の高低もコントラストがあってワクワク。
これだと「今日の五條の橋の上」も見たくなりますね〜
成河くん義経ならリアル五條橋もリアル鵯越もできそうだし。

そう言えば萬斎さんと星くんは「ファウスト〜」でファウストと
ルシファー&アレキサンダー大王役で共演されていましたね。
本舞台拝見するのは「ヘンリー四世」のホットスパー以来。

この二人に今井さんが景時で絡むとなると、「子午線」源氏チームも
単なる敵役ではなくなり、なかなか楽しみです

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