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2017.07.13

劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 鳥を観る

劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 鳥を観る
劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 鳥を観る
成河くん天魔を堪能した「花」に続く「鳥」は、阿部くんファンの
友達とサイドS席下手で拝見。

サイドは確かに芝居が部分部分見切れますが、下手だったため、
退場前にひと芝居あったり、通路が近くて、登退場する役者が走る
のが見られたり、また板付きのカテコをかなり間近に見られたのは
良かったです
(実は「風」もサイドSチケ取ってしまった…)

ガチなストプレだった「花」に比べて「歌あり」「ダンスあり」
「ギャグあり」要はなんでもあり、「夏のチャンピオン祭」と言う
前情報がありましたが、歌は思った程はなく、どちらかと言うと、
森山天魔が歌い、かつネタを真顔でぶちこんで来たのが最大の衝撃
でした(笑)
歌う天魔なら「花天魔」も帝劇ミュー役者なのに、とちょっと思い
ましたが。

目玉のセットと客席の動きはまあ二度目、驚きはしませんでしたし
映像も「花」から転用と思われるものもたくさんありましたが、
客席が回る角度が広がったかも。

さて、キャストですが、阿部くん捨は、衣装が地味だった事もあり
やはりちょっと小柄な捨でした
(森山くん、早乙女くんが衣装を含めて大きすぎ)
歌は上手いし、やっぱり主役なんだけど、どちらかと言うと「鳥」は
群像劇でした。

森山天魔、早乙女蘭は「ワカドクロ」から続演でしたが、完成度が
とにかく桁違い。
と言うか、二人のシーンは完全別次元。
ヤバい、レベルです。
森山くんの衣装の翻りまで美しい動き、早乙女くんの手と一体化
した速すぎる刀捌きは、それだけ動画をアップしたほうが良いです。

阿部さんと成志さんの、ベタベタギャグはまた最高に腹筋引き連れ
ましたが、それとそれが同じ芝居の中に同居していると言うのは、
普通では考えられない気がしますが、新感線ではあり、なんですね。
と言うか、それぞれのシーンが独自に進化した、と言うイメージ
でしょうか。

「花」と比べたところで然程意味もありませんが、捨は最初から
天魔一点狙いでしたが、バックボーンの説明もなく、(「ワカ」に
比べたらかなり説明は省略されてます)一方、天魔は蘭に喋り倒して
いて、こちらは情報過多。
沙霧は「花」に比べておとなしめでしたが、あの衣装は歴代沙霧1かも。

梶原狸穴は「ワカ」千葉さん、「花」近藤さんにほぼ近いライン
でしたが、なんだか狸穴さんがどんどんアクティブになってきてます。
ベテラン俳優さんも本当は殺陣大好きなんですね。

松雪さんの極楽太夫は流石「準座員」
あの華奢な身体のどこからあんな気合いの入った声が出、4時間近く
走り回れるのか…

ビジュアル、特に映像仕事とのギャップが凄いです。
そして古田さんがあれだけやりたい放題やって、あとにはペンペン
草も生えないと思った贋鉄斎ですが、流石の成志さん、ローラー
スケートこそなかったですが、身体を張ってました。
これがこのあいだストロンベリの戯曲で平さんの代役をなさった方と
同一人物とは…

ストーリーで見せた「花」よりは役者の個性で見せた「鳥」でした。

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