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2017.08.31

「ワーニャ伯父さん」を観る

新国立劇場・小劇場

ケラさんチェーホフ第3弾。

先走った話ですが、いよいよこれで「櫻の園」を残すのみになりました。
ラネーフスカヤ夫人を誰がなさるのか、実は今から楽しみ。
個人的には麻実さんファーストチョイスですが、蜷川さんの時に
なさっているのがネックかしら…
大竹さんではアルカージナと被りますし、三田和代さんもと思いながら
いっそ篠井さんでは如何かとか思ったりはします

さて。
これまでの2作はコクーンでしたが、今回は小劇場に移って、より
濃密な(地味な)室内劇の濃度が薄まらずに劇場中に伝わっていた
気がします

前方席だったので、目線上に横田さん、宮沢さん、段田さん、黒木
さんが座ったりする贅沢にドキドキしたのも小さい劇場ならでは。

個人的に「ワーニャ」は一番地味な(しつこい)印象を持って
いたので、こんなに笑えるんだと言うのは発見でした。
それがチェーホフの、文学上での正しい解釈方かどうかは判りま
せんし、若干ガチャガチャしすぎかも知れませんが、乳母がアース
トロフを「昔は良かった」的に結構手厳しく言う冒頭から、アース
トロフのソーニャへのツレナさぶりや、ワーニャの間の悪さなど、
間が笑いを呼ぶ展開でした。

宮沢さんの意外なコメディエンヌぶり(アーストロフとの図面を
見るとか、みないとかやっているところは大笑い。
気持ち雰囲気が神野美鈴さんぽかったですね)や、横田さんの
格好良さ(この役、「かもめ」を見ながら、萬斎さんにぴったり
だなぁと思ってましたが、横田さん最高〜ケラさん、配役絶妙)、
やっぱり悪女(お勢登場)より耐える女子が似合う黒木さん、
かつての「ひばり」(蜷川さんの)のシャルル、「かもめ」の
ソーリンといずれも所在無げの割にはプライドは高そうなおじ
さんを演じさせるとぴか一な山崎一さん、もちろん、和洋問わず、
古典も現代ものも、善悪どちらもつまりは何でも違和感なく
演じられるタイトルロールの段田さんも素晴らしく
(「元禄港歌」の信助と、「国民の映画」のヒムラーと
このワーニャとを同じ人物が演じるとか考えにくいのに!)
贅沢な時間を過ごせました。

生ギターが入っていて、効果的でしたが、なんでこのロシアの
芝居に「幸せの黄色いリボン」が流れたかだけは不明。

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