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2018.01.02

2017年年間「Best」&「残念」(演劇編)

これの去年版書いたのが1年前とは思えません(笑)
一年あっという間ですね

去年は中嶋しゅうさんの急な訃報に絶句した夏でした
そして蜷川さんの企画もシェイクスピア以外なくなった今、
本当に舞台に行く回数は激減です

なお例年通り歌舞伎は別枠です。

まずベストスリー
☆☆☆☆☆
「髑髏城の七人~花バージョン」
(3-5月/IHIステージアラウンド東京/新感線)
去年は「髑髏イヤー」でした
結局、徐々にテンション落ちて、「風」までしか見てませんが
やはり花が一番。成河くん天魔王がすごかったです。
これと「子午線」義経、で去年のベストアクターはもちろん成河くん。
いまや「トットちゃん」の主演も務める清野菜名さんのアクションも
見事で多分この作品で彼女の名前を意識したのでした。
これからのさらなる活躍が期待される女優さんですね

☆☆☆☆☆「子午線の祀り」(7月/SEPT)
萬斎さんと成河くんを同時に拝めるという、個人的には非常に
ありがたく、コスパも高かったすごい企画でした(笑)
萬斎さんが成河くんご指名だったというのもファンとしてはうれしい
ことでした。この出演が縁で成河くんは関門海峡関連イベントに
ゲストでご出演でしたね
萬斎さんはこれで若手中堅の演出家に送られる「毎日芸術賞~
千田是也賞」を受賞されました(詳細別項)
再演熱望。

☆☆☆☆「アテネのタイモン」(12月/さい芸)
まずはとにかく蜷川さんの志がつながったことに大きな意義あり。
鋼太郎さんのAUN演出は100%好きなほうではないので、どう
なるかと思いましたが、だいたいが「蜷川流さいたまシェイクスピア
シリーズ」テイストでした
多分、次作以降、どんどん鋼太郎さんテイストが強くなっていく
(なっていくべき)だと思っています
でもまあ、なんとか私が与野本町に行ける体力のあるうちに
完結お願いしたいです(笑)
1年とばしとかできるだけなしで!!


☆☆☆
「髑髏城の七人~風バージョン」
(9-11月/IHIステージアラウンド東京/新感線)
1人2役の捨/天を松山くんが足技(笑)で活劇化。
個人的にはやや内輪受けに走った感のあった「鳥」より「風」が
面白かったです

☆☆☆
「タイタス・アンドロニカス」(8月/吉祥寺シアター/カクシンハン)
初カクシンハンは奇しくも初・蜷川シェイクスピアと同じ「タイタス」
「リチャード三世」同様、シェイクスピアの演出の多様性を確認した
2017年でした

☆☆☆
「欲望という名の電車」(12月/コクーン)
下記に書きますが、特に存じ上げない外国人演出家による公演は
正直テイストが想像つかないのと、言葉の壁がどれくらい解消されて
いるかが不安なため、リスク大。
その中では、これと下の「リチャード三世」はOKでした。
まあ大竹しのぶ、という怪優のおかげでもありますが。
スタンリーよりも杏ちゃんのステラが印象に残った不思議な芝居
でした。

☆☆☆
「ビューティクイーンオブリナーン」(12月/シアター風姿花伝)
これをブラックコメディと呼ぶには怖すぎです。
コメディというには身近すぎるからでしょう。
那須、鷲尾両女優がこちらも凄みを見せて壮絶でした。
プロデュースに入っていらしたしゅうさんも喜んでおられるでしょう

☆☆
「リチャード三世」(10月/東京芸術劇場)
かなりマニア向け「リチャ3」
戯曲知らずに見るのは、作品に対する誤解を生みそう(笑)
個人的には今井さんのマーガレットが強烈でした。
ただし、このメンバーで鵜山さん演出とかでオーソドックスな
「リチャ3」を見たかったというのも正直なところ。

☆☆
「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」
(10-11月/SEPT/シスカン)
生田、菅田という人気俳優2名をこの戯曲で舞台に上げた
シスカン、すごいですよね。
ハムレット役の林くんも含めて、これはキャスティングの勝利。


「ワーニャおじさん」(8月/新国立/シスカン)
いよいよケラさんのチェーホフも3/4まできました
あまり面白いと思ったことのなかった作品ですが、今回は
面白く拝見。「ロズギル」同様、旬の実力のある俳優さんを
きちんと舞台で見せる、ということの意義を感じる舞台でした

次点は「ビリーエリオット」「アザ―デザートシティーズ」
「ザ・空気」「散歩する侵略者」「怒りをこめて振り返れ」

さて残念の方ですが・・・

★★「エレクトラ」
★★「お勢登場」
★★「ハムレット」
★★「トロイ戦争は起こらなかった」
★「ザ・ダーク」
★「王家の紋章」
★「「鴉よ、おれたちは弾丸を込める」
★「待つ2017」

どにかく演出のテイストがどうしても肌にあわなかったのが
「エレクトラ」と「ハムレット」
既に蜷川さんの演出バージョンを見ていたというのがやはり
大きかった部分もありますが、まあ蜷川さんのすごさを改めて
感じたのでした(特にギリシャ悲劇は)
「鴉」と「待つ」も不在の御大の大きさを感じたのがこちらも
大きい。見なかった「仏壇マクベス」も含めて、不在の御大の
演出をなぞるやり方は追悼にはならないと思います
そこが型と戯曲の両方を受け継ぐ歌舞伎などとの大きな
違いでしょう。蜷川さん演出は伝統芸能ではないので
模倣しても同じにはならないと思います。
ということで春の「ムサシ」も見ない予定です。

「トロイ」は広い劇場を使いきれてない演出家
知らない劇場でもないのにね・・・
「お勢」はひたすら川口くんの無駄遣いにイライラ
「ダーク」は私の期待しすぎ、「王家」は作品世界に入り込み
そこなったというところ。

さて、2018年はどんなお芝居に出会えるでしょうか。

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コメント

かのこ様

ご無沙汰しております。
『タイモン』公演中にコメント予定が、年まで明けてしまいました・・・。

『タイモン』イベント系は、ことごとく日程が合わずで、
かろうじて朝カルの『河合先生&鋼太郎さん』のみ参加してきました。

鋼太郎さん曰く、
『1年に1作品はやりたい』
『このシリーズが完結しても、さい芸でシェイクスピア作品を続けさせてもらえるよう、
お願いしているところ』
との事。

今回は『蜷川さん色を前面に出して、観終わった後、
“お?!鋼太郎さん色、ちょっと入ってた?!』と感じるぐらいを狙っていたそうです。

かのこ様のおっしゃる通り、今までの作品を再演するより、
今回の鋼太郎さん演出による新作の方が、
よっぽど“追悼”になるような気がしてなりません。
あと、今月始まるいのうえさん演出の『近松』とか。

そうそう・・・
私も蜷川さん関連以外、舞台(いわゆるストレートプレイ)をほとんど観に行かなくなってしまい、
昨年の“Best”など選べなくなってしまいました。。。

なにせ『エレクトラ』が自分の中でダメすぎて、それ以降行く気が全く起きず(^-^;)
ひっさしぶりに、今月いのうえさんの近松に行きます。

書き込むタイミングがズレズレで申し訳ございません。
こちらには毎日おじゃまさせていただいております♪
今年もよろしくお願いいたします(^-^)

投稿: 抹茶みるく | 2018.01.04 21:50

抹茶みるくさま
今年もよろしくお願いいたします
今朝の日経にいのうえさんの「近松」話が蜷川さん
がらみで掲載されていますし、朝日新聞夕刊には
シェイクスピアの連載コラムで、昨日が「アテネのタイモン」
でした

ネクストの松田くんは来週末からCXの柄本くん主演深夜
アクションドラマに主要キャストて出演ですし、
楽しみです

もちろん「近松」見に行きます!
またぜひコメントや情報よろしくお願いいたします^_^

投稿: かのこ | 2018.01.13 08:28

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