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2018.02.27

「テアトロ」3月号の劇評に。

年間ベスト/ワースト特集でしたが、「トロイ戦争は〜」ではシェイ
クスピアとのつながりでの谷田さん評価があり、「少女ミウ」では
川口くんの2役に言及あり、そして「花髑髏」では高橋豊さんが
成河くんを「向こう見ずな殺気」とそれぞれ一言あり。
一人内心ニマニマしました。

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2018.02.25

IHIステージアラウンド東京、「髑髏」の次は「メタマク」が3回回る

「メタマク」は私の新感線ベスト3にして、最初にはまった作品。
今回はdisc1から3として3バージョンやるそうですが、メインキャ
ストは一新です

1は、橋本さとしさん久しぶりに新感線登場、夫人は濱田さんと
本格ミュージカルの体。
2は尾上松也くんと大原櫻子さんと若めながら、脇に岡本健一さん
木場勝己さんと芝居巧者を配してこれも魅力的
3は浦井くんに長澤さんと知名度、チケット難易度最強予想。

しかし「メタマク」と言えば、トリッキーかつアーティスティック
だった森山くんの身体能力、そして北村くん橋本じゅんさんの個性が
光っていたわけで、これが果たして今回どうなるのか、ちょっと
気にはなります

しかし遂に日本でシェイクスピアが回るんですね(笑)

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2018.02.24

「アンナチュラル」に谷田さん、「99.9」に横田さん

昨日の「アンナチュラル」はなかなかヘビーでしたし、暫く赤ピーマン
食べられなくなりそうでしたが、赤いアシックス着た先生役で谷田
さんがご出演でした

また予告編によれば明日の「99.9」には横田さんがご出演の模様。

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2018.02.21

大杉漣さん死去

「バイプレイヤーズ」にいま丁度オンエアされていて、勿論収録中。
さらに5月には井上芳雄さんと新国立で小川さんの舞台に出演予定で
チケット取っていたんですけれど。
う〜ん、去年の中嶋しゅうさんと言い、新国立出演予定の俳優さん
が〜と思いながら新国立公式になにか上がっているかと思ったら
なんと「ヘンリー五世」出演予定だった俳優さんが亡くなられたと
アナウンスが上がっていて更にびっくり。

それにしても急すぎです

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2018.02.18

「シャンハイムーン」(初日)を観る

「シャンハイムーン」(初日)を観る
久しぶりに世田谷パブリックシアター主劇場。

一幕はあまりストーリーが展開せず、どうなるのかちょっと予想が
つきませんでしたが(「箱根富士屋ホテル」をちょっと思い出し
ました)、2幕は、耳と口の話、そして山崎一さん演じる須藤と
萬斎さんの魯迅のやりとりを中心に滲みる物語でした。

萬斎さんは、今回もちょっとした異分子役でしたが、どちらかと
言うと受けの芝居でしたし、物語が完全な群像劇で、特に後半は
設定上、セリフを制限されていましたし、多分意識してと思いますが、
背筋をのばさない、とか、声を張らないとか、いわば得意技を封じて
演じられていて、いつもより柔らかいし、これまでとはずいぶん違う
雰囲気でした。

広末さんを舞台で観るのは15年ぶり。
いまはなき青山劇場での、つかさんの、一つでも膨大なセリフ量の
2芝居「幕末純情伝」と「飛龍伝」を同じキャストが日替わりで
演じると言う、どう考えてもグレイシーなプロジェクトで、ザ・つか
役者の筧さんとダブル主演を張った芝居を見たタイトルが「つか
こうへいダブルス2003」だったからはっきり覚えているのですが、
その時とさほど印象が変わらないのはびっくりするほどでしたし、
井上さん芝居で萬斎さんの相手役で拝見することになったのも新鮮
でした。

「こまつ座」座付き役者、の辻さんはいつもながらの達者ぶり、
鷲尾さんも、若い土屋さんも安心して見ていられましたが、やはり
特筆すべきは山崎一さん。
魯迅に健康の大切さを訴える場面では本当に目を真っ赤にされて
いましたし、本当に聞き入り、見入る素晴らしいお芝居でした。

完全にフラットなワンセット、ワンシチュエーション芝居のため、
多分2階3階からでも違和感なく見られるとは思いますが、「子午線の
祀り」のように、上から見てこそのダイナミズム、はあまりないので
多分一階席真ん中あたりから(前過ぎると奥の芝居が却って見え
づらそう)がおすすめな気がしました。

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羽生くん金メダル

羽生くん金メダル
羽生くん金メダル
とりあえず新聞買って見ましたが、意外にも一番かわいい写真を
一面に持ってきていたのは日経新聞でした。

さすがの日経も今朝は一面の他に、社会面見開き、スポーツ面見開きと
羽生&宇野くんだらけでした。

これと重ならなかったら、藤井くんの昇段ニュース、もっと大々的に
なったのでしょうが、流石に金メダルには霞みました

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「シャンハイムーン」初日

上演時間3時間5分予定、パンフレット1000円、原作戯曲は電子版が
配信中だそうです。

意外に長い。
戯曲読まずに来たけど大丈夫かしら…

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BS-TBSの絶妙の「陰陽師」放送

羽生くんのシングルフリーの日に、きっちり合わせて映画「陰陽師」を
オンエアとは、やってくれますね(笑)
しかもエンディングノーカット。

と言うか、本音は多分映画本編2時間より、このエンディングを流す
事が狙いな筈。
まさに見事に羽生くんは金メダルを取った訳ですが、こうなると
「ご本家」には是非お祝いコメントをお願いしたいところです。

しかしこの「SEIMEI」プログラムがすっかり印象深くて、ソチの
ときにどんなプログラムで羽生くんが初めての金メダルを取ったか
記憶がありませんね(笑)

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2018.02.17

「BLOODY POETORY」を観る

「BLOODY POETORY」を観る
やっと活動再開(笑)

久しぶりの赤坂レッドシアター
最初に来たのは「今は亡きヘンリーモス」でした。

若い女性客と中高年男性と客層が極端なのは、若い俳優さん目当てと、
バイロンが登場するの芝居と言う戯曲への興味とかでしょうか。
私の目当ては無論内田くん。
蜷川さん関係芝居以外で観るのは初めてですが、演出が蜷川さん
門下の大河原さん。
瑳川さんからお花が届いていました

開幕前のレクイエム的音楽は蜷川さん好み、開幕すぐのサイレン音、
強烈な音楽、正面背景に満月、そして極めつけが、舞台に敷き詰め
られた砂。

海岸とかの場面のせいもありそうですが、当然イメージするのは、
ネクスト旗揚げの「真田風雲録」の足元泥まみれ舞台。
あれは蜷川さんが役者に負荷をかけようとしたからですが、この砂も
なかなか俳優たちには負荷かかっていると思われます

ストーリーは詩人2人とそれぞれの妻?の4人の痴話喧嘩(笑)に
哲学や詩が混じる感じとでも言いましょうか。
バイロンにシェリーとかは一昔前ならもっと身近なブンガク的教養
だったかも知れませんし、また彼らの人生やエピソードを詳しく
知っていたら、もっと面白く見られたかもとは思いました。
しかも若い俳優さんたち(多分詩人たちの実年齢には近そうですが)の
芝居は役者の技量に差があったりもして、なかなか伝わってこない
部分もあり、そのあたり、若さ芸術家を若い俳優が演じる二重写しの
面白さが生かせてないのが、かなりもどかしい感じはしました。
(まあかなり屈折した人たちで共感しづらさもありましたが)

内田くんはさすが朗唱せりふに格段の長あり。
難解なセリフでさえ、美しく聞こえるのは、「リチャード二世」でも
何度も体験した、内田くんマジック。

相変わらずの華奢さ、身体的には常に捨て身を感じさせる、退廃さ
とか危うげな色気も健在?で、「カリギュラ」を思い出していました。

舞台全般には色々?な部分はありますが、まずは「内田節」を堪能
したので満足。

そう言えばラスト前に流れた音楽がやはりシガーロスっぽくて、
一人ニヤニヤしていました。

内田くん、もっと舞台に出て!

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2018.02.15

「二月大歌舞伎」(夜の部)を観る【奇数日バージョン】

「二月大歌舞伎」(夜の部)を観る【奇数日バージョン】
「二月大歌舞伎」(夜の部)を観る【奇数日バージョン】
奇数日は家族の希望で2等席
この日は新橋あたりのお芸者衆が左枡席にずらり。
京都の「顔見世」にある「○○ご連中さま総見」的な物でしょうか。
また、OBのみなさまも客席にたくさんおみえになり、和服デーでした。

草間さんの祝幕には開幕前、幕間ともお客さんが代わる代わる撮影に
やってきて、人だかりができていました

「熊谷陣屋」
前に家族と来た芝翫襲名狂言も同じ「熊谷」でした。
新・幸四郎さんの二ヶ月の襲名狂言で一番難易度高そうな演目。
周りは全部世代上の先輩方で、いつもの熊谷役者たちより明らかに
若かったですが、緊張感があってよかったです。
制札の見得の前に足元の制札が掴めず、手探りになっていたりもしま
したし、出家しての花道のひっこみは、それは歴代の役者さんの
工夫と姿が築いてきた数々の芝居に比べれば、と言う部分は大で
しょうが、生真面目な新・幸四郎さんの気質にはあっているように
思いました
しかし、剃髪姿とかになると、親子と言うのは隠せないものですね。

義経は菊五郎さん。
左團次さんの弥陀六とのやりとりがお見事でしたし、あの佇まいは
やはり音羽屋さん、でした
「芝居前」
3階席では声しか聞こえなかった両花道の役者さんも、一切見え
なかった舞台の櫓上に並ぶ演目の看板も、今回はしっかり見えました。

並んでいた海老蔵さんより弥十郎さんの方が長身でびっくりしたり
してました(笑)

「七段目」
勿論、仁左衛門さま&玉三郎さま。
やっぱり。
流石に。
当たり前ですが。
素晴らしかったです。

将来の團菊さまがた、まだまだまだ(笑)

眼福、の一言に尽きます。
しかし良い席で観ると、やはりそれだけ見えるものが違いますね
入れ替わり立ち替わり関係者が挨拶に来る大ご贔屓さま、とか
挨拶に立ち回られる新幸四郎夫人とか、そういう人間観察も含めて
面白かったです。

何年に一度、ですけれども。

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「徹子の部屋」に鷲尾真智子さん。

インフルエンザで自宅にいたのでリアルタイムに拝見しました
しゅうさんの話をされるのはお辛そうでしたが、本当に良いご夫婦
だった事が伝わってきました

終わり近くで「シャンハイムーン」の稽古場写真がちらりと。
いよいよ週末初日ですね

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2018.02.13

まさかのインフルエンザ罹患…

多分大人になって初めてです。
歌舞伎見ていたら、突然乾いた止まらない咳が始まり、気管支痛
までいきなりきたので、これは気管支炎か肺炎かと呼吸器外来に
行ったら、肺のレントゲンは「首の骨が曲がってる」と無関係の
指摘を受けた一方、念のためと受けたインフルエンザチェックで
見事A型ヒット。

前日同じ部署のおじさまがインフルエンザだと判明し、バタバタ
していたのですが、まさか自分がなるとは思いませんでした

幸い予防接種の効果なのか、また早めにタミフル服用できたので
熱は1日で治まりましたが、今年は「生まれて初めてインフルエンザに
なった」話を散々聞いてきてましたが、本当に強力と思い知りました

おかげで上野動物園のパンダシンポジウムに行きそびれ、文楽チケットを
無駄にし、更にせっかく予約していたチケットの支払が期限を過ぎて
しまい無効に…

踏んだり蹴ったりです。

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2018.02.12

「バイプレイヤーズ」第2シーズン

寺島進さんが「欠席」ですが、初回にはさらに小日向さんに甲本
さん、森下さんに菅田さん、野間口さんと、負けず個性派バイ
プレイヤーズが参戦。

そして監督役で高橋洋くん。

深夜枠でなくなると、何か違うのかはわかりませんが、このメンバーが
不在で困る他現場ありそうです。

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2018.02.10

「二月大歌舞伎」(夜の部)を観る

「二月大歌舞伎」(夜の部)を観る
しかし草間さんの祝幕はすごいインパクトです。
猿之助さんの時の福山さんがデザインしたと言う、隈取りを組み
合わせたのもなかなかでしたが、世界のクサマの迫力は、全く歌舞伎を
イメージしていないオリジナル、でした。

芝居仕立ての口上はなんとなく苦手(笑)
続いてが新・白鸚さんの由良之助、新・染五郎くんの力弥による
七段目。
今月は平右衛門とお軽が、偶数日は海老蔵/菊之助、奇数日は
仁左衛門/玉三郎と言う、新旧コンビ交互出演。
まずは若コンビ日。

襲名狂言ならではでしょうが、三人侍の平均年齢が高くて、彌十郎
さんが富森とか初めて見ました(笑)
九大夫も錦吾さんと手堅い。
白鸚さんの由良さんは気質として実録めくため、どうも遊興に耽って
いるようにはまるで見えませんが、我々が何気なく見ている七段目の
由良之助が恐ろしく段取りと手数の要る役だと言う事は、以前若手の
由良之助の大変そうぶりを見て実感したので、以降、七段目の由良
之助はひたすらリスペクトしています。

染五郎くんの力弥は、渡辺さんの「今月の芝居」にもありましたが
具体的に警戒しすぎ。
菊之助くんの軽は、割と低体温。
海老蔵さんの平右衛門、かなり頑張っていましたが、ちょいちょい
「古典じゃない人」でしたが、菊之助さんとの兄妹部分は、確かに
「将来の團菊」な華がありました。

今回「熊谷〜」に間に合わず、奇数日コンビ日に拝見予定です

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2018.02.07

「二月大歌舞伎」(昼の部)を観る

「二月大歌舞伎」(昼の部)を観る

高麗屋さん三代襲名2ヶ月目。
襲名狂言「一條大蔵譚」
新幸四郎さんの長成ですが、これは高麗屋さんと言うより、
播磨屋さん家の芸で、これを襲名狂言に選んだのは
新幸四郎さんなかなかの冒険です

去年の国立歌舞伎鑑賞教室で菊之助さんがなさったのも、
播磨屋さん直伝でしたが、まあどちらもまだまだ若い。

根が真面目なので作り阿呆の部分にまだまだ振り切りも
弾けが足りません(笑)
いかにも作ってる感ありありで、単に中の人が作っている
だけなのが残念
(素の幸四郎さん→素の長成→作った長成の真ん中がない)

逆に正体を顕した時はすっきり美丈夫で、時蔵さんの常盤さんとの
バランスも良い訳ですが、まとも過ぎても、ですよね〜

孝太郎さんのお京は安定感ありましたが、松緑さん鬼次郎は動き、
形は美しいですが、感情の起伏が薄
まあ何れにしても秀太郎さんの鳴瀬と歌六さんの勘解由の前では
どうやっても太刀打ち不能でした(笑)

しかし播磨屋さんの芸も継承するという意思表明の覚悟は頼もしい
限りです。

「暫」
辛口です
あげ幕中からの声からして、既にカラ迫力なのはどうしたんでしょう
全然声が響いて来ませんし、軽いです
しかもあり得ない事に、貌が売りの筈が茶の装束に完全に負けて
ました。
ストーリーなどあってなきが如くのこれに於いて最も期待するのは
格と姿と声なのに…

「日本昔ばなし」とかホールで「源氏」とかを我流でなさってないで、
素晴らしい先輩方が元気な今のうちに古典きっちりやっておかなくて
本当に大丈夫かしらと余計な心配をしています
頑張ってと思うばかりです。

それにしてもこれだけ大量の役者が出ていると、居並ぶだけなら
目立たないと思いきや、存在感それ自体の差が却ってはっきり判る
ものですね

「井伊大老」
吉右衛門さまと播磨屋ファミリーの独壇場。
しかし、こう言う少人数セリフ劇まで、歌舞伎は大劇場でやらな
ければならないんでしょうか。

芝居には多分それを演じるに相応しい劇場サイズがあるはずで、
蜷川さん「仏壇マクベス」や「ヘンリー六世」はあのセットや熱量に
見合う大きな劇場が、去年観たイキウメの芝居には繊細な心理を
見せるための小さい劇場がそれぞれ相応しい訳ですが、「井伊大老」
なんて、ひょっとしてトラムとか、シアターイースト(ウエスト)で
やったら、歌舞伎ファン以外の演劇好きにもアピールするかも知れ
ませんし(歌舞伎座の雰囲気が歌舞伎を特別難しいものに〜チケット
取りとか含めて)、歌舞伎ファンにしても、当日売りの幕見ではなく、
この演目だけ見たい、と言うニーズもあるはずで、たまにはビシッと
腰を据えて、歌舞伎の演劇としての底力を見せる仕掛けもあったって
良い気はします。

だいたい、「暫」のあとにこれで昼の部打ち上げる、とか、なかなか
理解に苦しむ番組だてではありました。

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2018.02.05

(戯曲を読んでからの)「テロ」を観る

(戯曲を読んでからの)「テロ」を観る
戯曲を読みました。
自分が観た回と反対の判決文も読みました。

やはり劇場で聞き取れてなかった情報がたくさんありました。
被告は戯曲の方が饒舌な気がしますが、役者さんのキャラクターの
せいなのか、舞台では一部カットされていたかは判断つきません。

しかし被告人、検察官、弁護人の主張は読み取れた気はします。
多分見てから読んでいるので、役者さんの顔や声が助けになって
判りやすくなった気もします
(戯曲先だと被告人のところで挫折していた気がします)

以下は観劇→戯曲読みしてからの感想で、観劇直後のものとは若干
変わっています

さて。

日々は選択の連続で、駅まで歩いていくか、バスを待つのが速いのか
どうしても帰宅後要るものが駅前のコンビニにもあったけど、どうせ
家の近くのコンビニにもあると思って買わずに済ますか、いや家の
近くのコンビニが売り切れだったら困るからやはり荷物になっても
駅前で買って帰るかとか、〆切過ぎても上司の指示を待ってから
返事をするのがいいのか、自分の判断を信じて〆切までに返事をし、
事後報告するのとどちらが、きまぐれな上司のお気に召すのか、
小さな事から人生の岐路まで全てが選択の連続。
全て自己責任
だから疲れます

一方、観劇は観るか観ないかの選択肢はあっても、いけば選択を
迫られるのは化粧室に行くタイミングくらいで(笑)、あとは展開
するストーリーを受け止め、身を任せればいいだけ。
運命に翻弄される登場人物の悩みを共有する必要も、死の危険に
晒されようとも助け出すにはどうするか考える必要もなく、気楽に
第三者として眺めていればよく(寧ろ危険度が高く、状況が深刻な
ほど盛り上がる)、どんな殺戮シーンにも生命を脅かされる心配が
ない。
日常から逃避するには格段に有難い時間を過ごせるし、何をどう
考えてもよい、いわば妄想し放題な訳ですが、対してこの芝居が
特殊で厄介だったのは、偏に観客が選択を迫られた事にあります。

観客参加型としては、一生くんが出演、白井さん演出の「4 four」も
観客に役割が分担されましたが、結末に影響はなかったですし、
ケアードさんお得意の舞台上客席も、巻き込まれはしますが
(「ベガーズオペラ」など)、芝居内容に影響なし。
「ハムレット」で主人公が言う通り、「この芝居の脇役か傍観者」で
いられる訳ですが、この芝居は巧妙な仕掛けで観客を傍観者でいる
事を許さないものでした。

息苦しい。

しかも内容は「生命を多寡ではかれるのか」「モラルとは何か」と
言う、非常に判断の難しいもの。

被告をモラルを以て裁くことは容易いし、一方パイロットの選択は
予想しうるもので、その可能性を含めて、地上で撃墜までにやるべき
事はあった筈と言う検察官の指摘には同意できる一方、そうせよと
教育された被告一人に責めを負わせるのは如何か、あれは非常事態
だったと言う弁護人の意見も多分正しい

しかし、被告の言う「人は飛行機に乗るからには国家の犠牲になる
のは覚悟すべきだ」とか、そこに自分の身内が入っていたらどう
するかに明確な答えを返せない曖昧な判断基準を読むと、彼の判断の
根拠の浅さも感じ、無罪にするには無意識が残酷すぎると思われる
構造だし、検察官の非常に緻密で、参審員(観客)に訴えかける
話術には抗いがたい巧みさがありました
結局はやはりこのパイロット一人を裁いたところで、再三言及されて
いる航空基本法の曖昧さがなくなる訳でもなさそうですし、法律に
疎い人間にはやはりどこか腹落ちしないまま(見た方たちのネット
レビューを読むとみなさんずいぶん深く理解されているようで驚く
しかないのですが)となりました。

公式サイトには全公演の判決結果が出ていて、いわくこれだけ有罪が
多かった国はないそうです。
無罪の場合は大差、有罪の場合は僅差だったそうですが、さて、
予備知識がほぼ無い中で、何が観客に有罪無罪を決めさせたのか
のかは、評決以上に気になるポイントです。

橋爪さん、神野さん、前田さんの芝居の一方、堀部さん、松下さんは
もうひとつハンチに欠けました。
精密なパズルのような芝居でした

しかしやはり芝居はのんびり見たい。
日常が厳しい中、芝居の時間くらいもう少し自分を甘やかしてやり
たいです(苦笑)

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2018.02.04

ETV特集「長すぎた入院」

途中から何気なく見はじめたのどすが、完全に手を止めて最後まで
見てしまいました

びっくりしました
考えさせられました
再放送が近々あるようなので、最初から見直します。

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2018.02.03

はな子さんのクリームパン

はな子さんのクリームパン
珍しく(笑)食べ物ネタ。
吉祥寺の「ルパ」で見つけました

勿論モデル?は井の頭自然文化園の名物だった、象の「はな子さん」
井の頭自然文化園の100年記念だそうで、目はアプリコット、
中に申し訳程度にカスタードクリームが入っていました。

鼻がちゃんと鼻らしく見えるかが、成否?ポイントな気がします(笑)

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産経新聞に「BLODY POETRY」インタビュー

パイロン卿役の内田くんと演出の大河内さんの写真入りインタビューが
今朝の産経新聞に掲載されました

年末の朗読は行けなかったのて本当に久しぶりに内田くんを見られる
のが楽しみです

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四月歌舞伎座で「絵本合法衢」通し

国立劇場で震災の3月に上演、期間途中で中止、翌年再演、と、
仁左衛門さん×国立劇場プロジェクト、と思っていた「繪本合法衢」が
いきなり歌舞伎座四月の夜の部で通しとは!

昼は菊五郎さんの「裏表先代萩」
これ、歌舞伎座では10年ちょっと前に勘三郎さんで上演されて
いますが、今回の「照梅葉錦伊達織」外題の菊五郎さん版は20年
以上前にこれも国立で上演されています。
昼も夜も国立劇場の復活(レアもの)狂言の試行錯誤の成果を取り
上げるいうのも珍しいですね。

とりあえず「繪本〜」は行きます

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祝!「読売演劇大賞」最優秀作品賞に「子午線の祀り」選出!

大賞は最優秀女優賞の宮沢りえさん。
最優秀男優賞は橋爪さん。
いや〜「子午線」快挙です!

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