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2018.05.28

「ヘンリー五世」(2回目)を観る

初回から1週間経って、浦井くんヘンリーたち王様グループと、
岡本さん横田さんの庶民グループの対比が際立ってきました
うまい役者さんが多いのでアドリブも(最早アドリブなのかセリフ
なのか判らないレベルの岡本さんも含めて)安心して見ていられます

横田さん演じるフルーエレンのやりすぎを、浅野さん演じるエクセター
公がたしなめるところ、前回はなかった気がして、後から小田島
訳を見たら、やはりアドリブでしたし、那須さん演じるアリスの
キャサリンからのヘンリー王引き離しが容赦なくなってました(笑)

ただし、芝居が馴染んでくると、やはり役者の技量の差ははっきり
してくるもので、小姓役の役者さんはフランス語が上手いから採用
されたのか、フランス語の方が良く、肝心の日本語セリフは滑舌
悪すぎてほぼ聞き取れずで正直困りましたし、、浦井ヘンリーも
ちょっと長いセリフになると息が入らず酸欠状態に、またマイクを
使ってはいるようですが、前方席でも時々一人セリフが聞き取り
づらくなったのは、国王の責任は背負いきれないと本音を漏らす
ところとか、王様も同じ人間と言うところなど、浦井ヘンリーなら
ではの優しさがあってよかった分、残念でした。

また「突破口」のフラッグの動きの意味が判りづらかったのと、
クライマックスであるはずの「聖クリスピアンの日を思い出す」の
五世王の演説が、平台で行われてしまったため、期待よりちょっと
盛り上がりに欠け呆気なかった気はしました。

そう言えば親の命令で出かけ子が難破したら親のせいなのか、とか
ずいぶん哲学的とも、法律的とも取れる仮題について語るあたり、
ふと、いま話題の監督の示唆で相手選手にタックルした選手と、
示唆した監督コーチの責任論を思い出し、シェイクスピアの現代性を
痛感しました。

さてヘンリー六世、リチャード二世、ヘンリー四世、ヘンリー五世と
きたら、やはり次は「父親が王冠を強奪した」と息子が呟いた相手
リチャード二世をやるしかない気がします。
私の中では当然リチャード二世と言って、内田くんと「Q」ベン・
ウィショーしかイメージできないのですが(笑)、新国立座組なら、
六世→五世と「家系」を遡ってきた浦井くんに四世を、そして実は
キャサリンの実の姉らしいので、二世妃には中嶋さん、そして四世と
同い年と言う二世、う〜ん、岡本くんはちょっと違うかも知れず、
いや、寧ろ違うイメージの斬新なリチャ二かなぁ、とか、相変わらず
勝手な配役妄想に耽っていました。

さてなんだかんだ言っても「先攻」新国立版、かなり正攻法で決めて
きましたが、「後攻」さいたま版、いよいよそろそろ芸術監督(2)
どの、付け鼻したり、部下にキュンキュンばっかりしてないで(笑)
始動して欲しいところです。
しかし、芸術監督ご自身は何の役をなさるのかしら。
やはり、フルーエレンでしょうか。

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