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2018.05.29

6月の「100分で名著」に川口くん

「かもめ」「ハムレット」「サルトル〜実存主義とはなにか」に
続いて、4回目の登場です。
今回はカミュの「ペスト」
ん〜サルトルに続いて難易度高め。
川口くん朗読でなければ見ないし。

そう言えば、「名著」で取り上げられた「オイディプス王」、朗読
した俳優さんのトラブルのため、再放送・配信されないとか。
よりによって…(泣)

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2018.05.28

「ヘンリー五世」(2回目)を観る

初回から1週間経って、浦井くんヘンリーたち王様グループと、
岡本さん横田さんの庶民グループの対比が際立ってきました
うまい役者さんが多いのでアドリブも(最早アドリブなのかセリフ
なのか判らないレベルの岡本さんも含めて)安心して見ていられます

横田さん演じるフルーエレンのやりすぎを、浅野さん演じるエクセター
公がたしなめるところ、前回はなかった気がして、後から小田島
訳を見たら、やはりアドリブでしたし、那須さん演じるアリスの
キャサリンからのヘンリー王引き離しが容赦なくなってました(笑)

ただし、芝居が馴染んでくると、やはり役者の技量の差ははっきり
してくるもので、小姓役の役者さんはフランス語が上手いから採用
されたのか、フランス語の方が良く、肝心の日本語セリフは滑舌
悪すぎてほぼ聞き取れずで正直困りましたし、、浦井ヘンリーも
ちょっと長いセリフになると息が入らず酸欠状態に、またマイクを
使ってはいるようですが、前方席でも時々一人セリフが聞き取り
づらくなったのは、国王の責任は背負いきれないと本音を漏らす
ところとか、王様も同じ人間と言うところなど、浦井ヘンリーなら
ではの優しさがあってよかった分、残念でした。

また「突破口」のフラッグの動きの意味が判りづらかったのと、
クライマックスであるはずの「聖クリスピアンの日を思い出す」の
五世王の演説が、平台で行われてしまったため、期待よりちょっと
盛り上がりに欠け呆気なかった気はしました。

そう言えば親の命令で出かけ子が難破したら親のせいなのか、とか
ずいぶん哲学的とも、法律的とも取れる仮題について語るあたり、
ふと、いま話題の監督の示唆で相手選手にタックルした選手と、
示唆した監督コーチの責任論を思い出し、シェイクスピアの現代性を
痛感しました。

さてヘンリー六世、リチャード二世、ヘンリー四世、ヘンリー五世と
きたら、やはり次は「父親が王冠を強奪した」と息子が呟いた相手
リチャード二世をやるしかない気がします。
私の中では当然リチャード二世と言って、内田くんと「Q」ベン・
ウィショーしかイメージできないのですが(笑)、新国立座組なら、
六世→五世と「家系」を遡ってきた浦井くんに四世を、そして実は
キャサリンの実の姉らしいので、二世妃には中嶋さん、そして四世と
同い年と言う二世、う〜ん、岡本くんはちょっと違うかも知れず、
いや、寧ろ違うイメージの斬新なリチャ二かなぁ、とか、相変わらず
勝手な配役妄想に耽っていました。

さてなんだかんだ言っても「先攻」新国立版、かなり正攻法で決めて
きましたが、「後攻」さいたま版、いよいよそろそろ芸術監督(2)
どの、付け鼻したり、部下にキュンキュンばっかりしてないで(笑)
始動して欲しいところです。
しかし、芸術監督ご自身は何の役をなさるのかしら。
やはり、フルーエレンでしょうか。

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2018.05.26

「孤独のグルメ」ゲスト配役が渋い。

先日の中野の焼き鳥屋さんの回は、千葉哲也さんがご主人役で、流石
見事ななりきりぶり。
ちょっと前の中華屋さんの回は、まさかの本人出演かと思ったら
岡田義徳さんで、あまりの俳優オーラ完全消去ぶりにびっくりしました。

たまにいかにも演じてます、な時もありますが、このゲスト配役が
以外に重要です。

因みに勝手な妄想ですが、成河くんが演じるなら、ものすごく勉強
家のソムリエ、川口くんは「パスタとピザだけじゃないんですよ」と
拘るイタリア地方料理人、内田くんは、自分は甘いものは嫌い、と
言いながら、独創的なものばかり作るショコラティエ(笑)

しかし、あのチキン南蛮は美味しそうでした。

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2018.05.25

ホロウ・クラウン版「ヘンリー五世」を見直す

新国立版観てから見ると、「ニラ騎士」フルーエレンはじめ、騎士の
みなさまの字幕が標準語対応で、あまりにフツーでびっくり。
さらにピストルたちのサブテキストをかなりカットし、ヘンリー
五世王大フューチャー、というか、最早演じている「トムヒ」こと、
トム・ヒドルストンのPVっぽい。
日本人の美的規範からかもしれませんが、キャサリンは中嶋さんの
方が絶対美人ですね。

そう言えば、自宅鑑賞ならではですが、シリーズパンフレットを
全部並べて、登場人物確認しながら見たのですが、今回、五世王に
ほぼ付き従う形での登場に終始した、やさしげな五世王弟、文学座の
若手、鈴木くんが演じていたのが、長じて「ヘンリー六世」では
中嶋しゅうさんが(蜷川さん版では瑳川さんが)演じていた高潔で
気骨のあのグロスター公ハンフリーになるんですねぇ。
そう解ると、尚更改めて「六世」が見たくなります。

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川口くん、内田くん出演ドラマ

川口くんは、以前から出演率の高いNHK時代劇枠。
今度は向井理さん主演の「そろばん侍」
1話完結でなく、3話完結×3エピソードのようで、その3つめの
エピソードにゲスト出演

7月オンエア。

内田くんは岡田恵和さんの脚本、草刈正雄さん主演によるスペシャル
ドラマ。
ストーリーを読む限り、話はデ・ニーロの「マイ・インターン」
みたいな感じでしょうか。

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2018.05.24

「メタマク」制作発表イベント&PV映像

TBSの深夜にやっていたのをギリギリ気がついて獲捕しましたが、
やっぱり「♪キレイは汚い、ただし俺以外〜」は爆笑名曲でした。
とりあえず「1」と「2」チケット押さえましたが、「ヘンリー六世」
「四世」「リチャ三」「五世」と見たからには、ヘンリー五世の中の
人のトゥモロースピーチも聞きたくなってきました。
チケット難易度3disc中マックスとは思いますが。

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2018.05.23

「ヘンリー五世」(1回目)を観る

「ヘンリー五世」(1回目)を観る
「ヘンリー五世」(1回目)を観る
「ヘンリー五世」(1回目)を観る
何人か相次いで休演が発表されたりしましたが、無事に開幕しました
個人的には浅野さん「緊急登板」ありがたいです
(しかしこのところ新国立はなんとなく休演代役が多い)

ロビーの写真や年表を見るにつけ、このシリーズが継続している
面白さを実感しますし、丁度その日は、その名もヘンリー王子の
結婚式と言う偶然。

セットは「四世」ラストに繋がるイメージ。
あとは釣りもの、舞台下へのマンホール?、下手の中途半端な(笑)
水溜まり。

フォルスタッフを切り捨て大人になったハル、もとい、ヘンリー
五世王ですが、駆け引きや営団の一方、、嫌みなプレゼントのテニス
ボールの箱の蹴り倒し方や、「戦利品」であるキャサリンの口説き
下手ぶりにちょっと昔の名残?変えられない資質?を思い出させる
ところがあって、これがまた母性本能をくすぐるのかもしれません
ただし、この口説きシーンは「リチャード三世」冒頭の、喪服のアンを
口説くリチャード三世エピソードと対を成すもので、すごいリンク!と
勝手に盛り上がりました(笑)
「四世」では遊び仲間だったピストルとは直接対しませんが、この
庶民の目線を捨てないところに、国、でものを考える人たちと、
人、でものを考える人たちの戦争の捉え方の多様性があって、流石
シェイクスピアの複眼の凄さを感じました。

戦争に終始する芝居の割には戦闘シーンは少な目で(当時のグローブ
座の舞台構造的に既に無理)、「移動した」「勝った」「負けた」と
派手なところは結構「ナレ死」ならぬ「ナレ戦」で、その裏のゴタ
ゴタうだうだがメインでしたが、とりあえずこの物語の間は、衣装を
どんどん血で染め、悩みながらも君主の役目を全うしようとする五世
王の英雄っぷりを堪能しました。

キャサリンとの間に生まれるのが六世で、まもなく五世は亡くなる
と言うのを、私たちは既に「六世」の冒頭、グロスターとウィン
チェスターの不和と、フランスでの作戦の失敗が宮廷にもたらされる
場面を見ている訳で、つまりこの五世王の栄光が長続きしない事を
観客だけは知っている。
これ、沙翁のお得意の「刑事コロンボ」「古畑任三郎」方式
ですね(笑)←こちらが先

最早「新国立シェイクスピア一座」的な中、浦井くんは前髪が鬱陶
しい以外は(笑)何をやってもプリンスなのは本当に得でしたし、
中嶋さんの奇跡的な美しさ、岡本くんのいい感じの壊れっぷり、
両極端2役の那須さんの別人ぶり、横田さん浅野さんの贅沢な使わ
れ方など、色々楽しめるポイントと、「四世」「六世」「リチャニ」
「リチャ三」との繋がりがまだありそうで、いや楽しかったです。

そう、是非次は「四世」前日譚としての「リチャニ」をお願いしたい
です

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高橋洋くん、ケイダッシュへ。

オフィス北野の騒動?のあおりか、所属事務所がどうなるのか
気になっていた高橋洋くんですが、無事にケイダッシュに移籍された
ようでなにより。
そして、来年の大河より前の映画出演も発表になりました。

ニナガワスタジオを離れて早くも10年目、まだ私たちが蜷川組で
見てきた洋くんの舞台での凄さが十分にいま発揮されきっていない
気がしてもどかしいですが、舞台も映像も活躍を期待ですね。

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2018.05.20

WOWOWで7月に「花髑髏」オンエア!

「花」「鳥」「風」「月」「極」のうち、前半結局、「花」「鳥」
「風」3つ見ましたが、その中ではやはり劇場のインパクトを含めて
一番印象的だったのが、ちょうど観てから1年経つ「花」。

無論、成河くん天魔の魅力に負うところ大ですが、これが早くも
7月にWOWOWでメイキング含めてオンエア決定。
こうやって延々WOWOWを見ることになるんですね〜(笑)

既に録画済の「子午線」「人間風車」とパッケージにすれば、
「成河くんmorks2017」の完成です。

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2018.05.19

風姿花伝「女中たち」に中嶋さん

仮チラシを見ましたが、那須さんと共に中嶋朋子さんがご出演との
事。
楽しみです

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(速報的に)「ヘンリー五世」1回目。

この3作シリーズは、蜷川(さいたま)さんバージョンと新国立
バージョンが比較的近いタイミングで上演されてきていて、個人的には
「六世」は先攻・緻密な人間ドラマの新国立、後攻・個性派俳優
演技バトルのさいたまで引き分け、「四世」は先攻・ハル/フォル
スタッフの中の人キャラで圧倒のさいたま、後攻・「六世」と同じが
安心感を呼びながら、違和感のある衣装美術と破天荒な物語に乗り
きれなかった新国立にちょっと退屈し、さいたま優勢の印象で
きましたが、今回は先攻の新国立、少なくとも王様の衣装はまさに
王道になり、音楽、効果音は派手になりましたが、演出基本正攻法で
3時間弱、全くダレずに見ました。

しゅうさんの不在はやはり痛恨ですし、横田さんは確かに横田さん
にしかできそうもないとは言え、できればかっこいい貴族役も
見たかったし、ちょっと出演時間少ないのが残念ですが、浦井くん
ヘンリー王は(まだセリフが落ち着きませんが)かっこよかったし、
キャサリン姫口説きシーンはこの芝居唯一のロマンチックシーンで
中嶋さんの奇跡的美しさもあり、素敵でした。

フォルスタッフやリチャード二世王についての言及、さきに「ヘン
リー六世」は上演してます、のエピローグ口上など、繋がりも面白
かったです。

さて、後攻・さいたま版は来年2月、この役は誰がやるのか、とか、
横田さんはさいたま版にはでないのか、とか、色々邪念がいきかい
ましたが、詳細は改めて。

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2018.05.18

2018年度シェイクスピア祭演劇講座「シェイクスピア劇の翻訳〜ページからステージへ」を拝聴する

2018年度シェイクスピア祭演劇講座「シェイクスピア劇の翻訳〜ページからステージへ」を拝聴する
2018年度シェイクスピア祭演劇講座「シェイクスピア劇の翻訳〜ページからステージへ」を拝聴する
早稲田大学の演劇博物館の90周年記念にシェイクスピア祭と銘打ち、
小野講堂で松岡和子先生の講演会が開催されたので伺いました。
小野講堂はこぎれいでしたが、やはり大隈講堂の方が雰囲気あります。

さてこのところ、シェイクスピアは「ほぼ日」講座の話を良く耳に
しますが、あんな素敵な受講料、払えるはずもない身には、坪内先生
縁の早稲田の太っ腹に感謝感謝です。

今回は貴重な舞台映像とエピソードを交えながら、松岡先生の
「マクベス」の「トゥモロースピーチ」部分の翻訳が上演ごとに
どう変遷してきたか、から、翻訳の苦労と醍醐味を知ると言う、
贅沢な内容でした。

「あす」なのか「あした」なのか、「また」を入れるか入れないか
「いま死ななくても」か「いつかは死ぬ」なのか、訳さなけれは
ダブル、トリプルミーニングを持たせられるのが、訳すがために
一つを選択し、残りを諦める作業になり、その分いくつもの訳が
出現することになる、などなどなどなど、何気なく聞いていた翻訳の
作業の繊細さを実感しました。

何より現・白鸚さんのもの(ルヴォーさん演出)から、段田さん、
唐沢さん(蜷川さん演出)、河内さん(りゅーとぴあ)堤さん
(長塚さん)まで様々な「トゥモロースピーチ」を続けて見られた
のは、とにかく貴重でした。
因みに後から調べてみたらルヴォーさんは幸四郎さんマクベスが
日本での初シェイクスピア演出だったそうで、更にタクダフは堤さん
だったとか。
また、長塚さんのビニール傘のダンシネンの森は、自分も傘を広げて
いた側に参加していたものの、映像で観るのは初めてで、コクーン
じゅうが緑のビニ傘で覆われているのを俯瞰で見るのは、なかなか
壮観でした。

残念ながらとりかかっておられる筈の「ヘンリー五世」の話題は
出ませんでしたが、配布チラシに「メタマクdisc1」のが入って
いたのはラッキーでした
これも松岡先生訳がベースで、内野/松版の記者会見の時、松岡
先生が意外に?宮藤さん脚本が原作に忠実とおっしゃり、一方、
宮藤さんは「おれの心はサソリでいっぱい、なんてセリフ、ぶっ
飛びすぎ」と沙翁の前衛っぷりに驚いていたのを思い出しました

いよいよ新国立では、さいたま版に先だって「ヘンリー五世」が
開幕しています。

やんちゃだったハルが父王・ヘンリー四世を失い、五世として即位し
フォルスタッフとの悪縁を断ち切った前作ラストから繋がる今作、
四世王を演じていた中嶋しゅうさんが本当に「退場」され、残された
五世王が真価を試されるのは、まさに浦井くんヘンリーと重なる
筈で、いまから観劇が楽しみです

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2018.05.17

コクーン歌舞伎「切られの与三」を観る

コクーン歌舞伎「切られの与三」を観る
「コクーン歌舞伎」は久しぶり

来年の大河のためか勘九郎さんも欠場で、「木ノ下歌舞伎」の木ノ下
祐一さんが再構成、美術と演出は串田さん、音楽はジャズの生演奏に
下座が混じると言うスタイルでの「与話情浮名横櫛」で、七之助
さんが立役の与三郎、梅枝さんがお富。

そもそも「切られ与三」なんて「源氏店」しか基本見てないので、
今回、相当端折りながらも、発端から最後まで3時間かけてみせて
もらえたのが、まずはかなり面白かったし、そうか、全体像はそんな
話だったかと判ったのがよかったです。

ただし途中で説明なくいきなり出てくる人(本当は問題の香炉と
がっつり絡む母親、最後に特殊血清で与三郎を救う観音久次)が
さもずっと登場していたかのように説明ザツザツなためさっぱり
分からなかったりはしました。
特に最後の観音久次なんて、扇雀さんの何役目かだし、「島で世話に
なった」とか言うので、どっかで出てた人?と却って混乱してました
(いや本当に出ていたかしら。パンフ買わずに済ませたので、判って
ない所があるかも)

セットはキャスターを付けて組み合わせも移動も自在の簡素なもので
確かにセットチェンジはスピーディーですが、もうこれ最近の流行り
なのか、コスト対策なのか、目新しさがなくなってきましたし、
特に時代ものは、役者が身体で全部表現しきれるならいいのですが、
やはりセットが表現できるもの、印象をつけ加える事で豊かになる
部分はやはりまだ大きい。
しかし今となってはケント版「ハムレット」の可動式だけど、あの
巨大カラーボックス様セットの重厚さが却って新鮮かもしれません(笑)

まだ初日あけて間もないからかもしれませんが、役のキャラクターが
十分発揮されていないし、みんな情念薄めで残念でしたが、目新しい
七之助さんの色男役は魅力的でした。

まあ個人的には、これ、一度で良いから、オーソドックスな歌舞伎の
スタイルで見てみたいと凄く思いました。

多分濃いめにやりきったら、「桜姫」や「盟三五大切」みたいな
エログロだけど病み付きになりそうなんですが、やはり所謂リンチ
シーンとかダメかなぁ

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2018.05.16

「ハゲタカ」10年ぶりにテレ朝「相棒」枠でドラマ化

南朋くん版のNHKのは本当にはまったし、あれからしばらく真山
小説に嵌まりましたが、なんと今回、「相棒」枠で、ドラマ化、
しかも鷲津を綾野くんと言うのでびっくりしました。
綾野くん好きですが、南朋鷲津のイメージが強いのでどうかなぁ。

それにしても綾野くんて「スワン」に「コウノドリ」に「ハゲタカ」と
鳥類系タイトル作品に縁がありますね

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「團菊祭五月大歌舞伎」(昼の部)を観る

昼は「團」ですね
十八番のうちの「毛抜」「鳴神」「不動」が一連の「雷神不動北山桜」

海老蔵さんが五役を演じるいわゆる奮闘公演で(イリュージョン
だけ?が見所の「不動」を一役と数えるかは微妙なところですが)
最初に海老蔵さんの口上があって、解説。
砕けすぎす見所を伝え方はすごく上手いです。

五役では「鳴神」は、菊之助さんのお上品な色気(笑)の絶間姫との
コンビネーションもあり、パパ團さまに比べるといささか線が細い
ながら、安心して見られる一幕でした。
「毛抜」は磁石をコンパス型でなく、かなり正しい棒磁石型にした
のが納得ですが、カラカラ陽性セクハラ力&智力の粂寺弾正が意外に
装束に負けた系。
個人的に受けたのは、100歳にして瑞々しい若さの陰陽師、安倍清行。
ご本人は多分、早雲王子に気合い入っていたような気がしますが、
こちらは設定含めて有りがち、でしたが立ち回りは、立師の工夫が
随所にあり(「蘭平」風もバージョンアップ)、よかったです

夜の「菊」に比べて、一座感とかアンサンブル感がないため、厚みに
欠けるのが難点。
今の年代なら本当は上の年代、同年代と古典をもっとやって欲しい
ところなんですけれども。

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2018.05.14

停滞「半分、青い」に中村倫也くん登場

またも雰囲気ガラッと変えてきました。
律くんマンションの隣の部屋に住む、北海道出身の同じ大学の法学
部生、正人くん。
ちょっと話がつまらなくなりかけていたのですが、これでしばらく
またちゃんとみます

他局の「崖ッぷちホテル」とまた違うキャラクターが楽しみでが、
公開中のザ東映映画「虎狼の血」ではまた違うキャラクターを演じて
いるそうで、見に行けたら行きたいですね〜

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「西郷どん」島編。

谷田さん、いよいよ登場!
ヘクトルとオデッセウス感濃厚ですが、Yahoo!にインタビューが
出てますが、今回はこれまで(「江」「真田丸」)と段違いに重要な
役(クレジットもピンでした)
舞台人ならではの美声をしばらくは堪能できそうです。

一方、「福井藩科捜研」佐内どのは蟻の行列を見ながらのラスト。
ナレ死にならなかっただけよし、です。

しかし奄美言葉に字幕付けてましたが、だったら薩摩言葉にも字幕
欲しいところ。
そして幕府>薩摩の構図で描かれていたものが、いきなり薩摩>大島と
薩摩が圧政の支配者として「悪」で描かれる二重構造に、二階堂
さんのパワーで、停滞していたドラマにパワー注入。
少しは活気づきそうで楽しみです

そう言えば龍馬は発表されましたが、新選組は登場するのでしょうか。

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2018.05.12

「モンテクリスト伯」の楽しみ方

そもそもあのデュマの大上段振りかぶりまくり、奇想天外、荒唐無稽、
面白くするためなら辻褄が合わないのもホラ吹きまくるとか平気で
やるザ・エンタメ原作を現代に置き換える時点で無理がない訳がなく
そこを、やれ10年以上投獄されてあんなにツヤツヤしてる筈がない、
とか、教えた先生より、生徒の方が語学が上手いのはおかしいとか、
どうやってシンガポールに密入国したんだ、とか細かいところに
目くじら立てているようでは楽しめる筈がありません(笑)

刑事ドラマだって、医療ドラマだって、多分本職が見たら荒唐無稽
なのを、実態を知らないから突っ込めないだけ、時代劇だって同様。
どのみちフィクションなのだし、リアリティを求めてどうする、な
内容ですから、大真面目に時代錯誤的メロドラマをやって正解、
寧ろチマチマやる方が胡散臭くなります

まあ確かにあの世界観をやるには、いささかスケールが小さいのは
否めず、どうせなら「倍返しだ」の福澤組くらい、大見得きれば
よかったのですが、今のCXにはそこまで派手にやれるパワーがなく
ちょっと日常寄りでホラーにしてるのが残念です。
(日常ホラーなら、「あなたには帰る場所がある」の方が怖い。

さらっとエグいシーンもやって、なかなか頑張っていますし、キャストも
一筋縄ではいかない(誉めている)人たちを揃えているので、視聴率
とか気にせず、カルト路線を突っ走って欲しいです

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2018.05.10

萬斎さんがサラリーマン役で、池井戸映画主演。

作品は「七つの会議」
公開は来年で現在撮影中とのこと。

この作品、数年前にNHKで、東山さん主演(原島役)でドラマ化
されて、全然話題にはなりませんでしたが(笑)、ダメ社員ぶっていた
鋼太郎さん演じる八角さんが実は…と言うどんでん返しと、暗い
社内と屋上での作戦会議?のシーンを覚えています

まあ発表された映画版は、いわゆる「福澤組」スタッフで、他の
キャストも「半沢」〜「陸王」既視感150%。

萬斎さんのザ・サラリーマン的なスーツ姿もかなりレアですが、
まあ「福澤組」なら、中身は判りやすい勧善懲悪、時代劇的なノリ
ですし、愛之助さん、香川さん、談春さんと、半分伝統芸能に軸足の
ある人たちとなら、そんなに浮かないのかも(笑)

しかし萬斎さんと鋼太郎さんが同じ役で繋がるのは、縁ですね

せっかくなら忍城映ったりしたら面白いのに。

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2018.05.09

「團菊祭五月大歌舞伎」(夜の部)を観る

「團菊祭五月大歌舞伎」(夜の部)を観る
「團菊祭五月大歌舞伎」(夜の部)を観る
「團菊祭」ですから、当然一つは菊五郎さん演目で、今年は大定番
「白浪五人男」の「浜松屋」から「滑川土橋」まで。
絶品の「浜松屋」でした
南郷が超安心の左團次さん、駄右衛門に海老蔵さん、更に眞秀くんが
丁稚長松。
稲瀬川勢揃いがある時は、同じ3階でも東席を取って、正面では
見えない花道の並びを楽しむのですが(「浜松屋」は上手が見えなく
ても然程困らない(笑))、今回の席は丁度「浜松屋」を染め出した
日除け暖簾の陰でスタンバイしている眞秀くんが真正面に見えて、
出たり入ったりしながら、草履を出したり片付けたり、茶を出したり
片付けたり、或いは行儀よく腰掛けながら、前を通る松也さんや
手代の役者さん達の様子を見たり、おじいちゃんの演技を観察?
してと、なかなか忙しくしているのが見えたのが隠れたお楽しみ
ビューポイントでした。

勿論菊五郎さんの弁天は素晴らしく、前に見たときはそろそろ年齢に
負け始めたかと思った時もありましたが(失礼)、今回はそんな
気配は微塵もなく、あの段取りだらけの一連、もう、鮮やかな手品を
見るが如く、しかもスムーズ&ナチュラル。
見顕しで、ドカンと低音(男声)になるのも、勿論ギャップがあって
一頻り見物の笑いを誘いはしますが、得てして技巧、あるいはウケ
狙いになりがちな中、今回はあくまで女の声、姿をかなりギリギリ
まで残し、「そりゃあ『岩本院の稚児上がり』だもの」と納得できる
弁天
本当に良いものを見せていただきました。

勿論「相棒」左団次さん南郷にもぬかりはなく、團蔵さん幸兵衛、
さらには、市蔵さんの悪次郎は、極楽寺屋根シーンの再登場まで
ちゃんとキャラが印象に残りましたし、何とも心地のよい一場でした。
(弁天、南郷の親分にも拘わらず、駄右衛門さんに存在感も迫力も
なかったのは、役者の格の違いなので致し方ないです)

通しでなく、稲瀬川だけの登場では忠信も赤星も全然何がなんだか
ですが、にしても「菊畑」でまた書きますが、忠信の松緑さん、
痩せたら小顔になりすぎて迫力ないのは、先代ファンとしては残念で
なりません。

「滑川土橋」は「楼門五三桐」とどこが違うんだっけ?(笑)ですが
でも梅玉さんがまた良し。
イヤホンガイドによれば、初演時、人気の芝翫の出番増加対策で
この役ができたとか。
劇団あるあるですね(笑)。

「菊畑」はちょっと前に、吉右衛門さんだったか、豊穣な色合いのを
観た記憶があって、なんとなく期待していたのですが、「弁天」に
比してしまうといかにも残念。
團蔵さんの法眼のセリフが完全でなかった事も、また松緑さんの
奴もなんとなく後期の写楽のようなバランスの悪さ。
女形お二人は頑張っておられましたが、やはり立役があっての女形
だったりはするので、またいずれを期待して。
しかしこの話の続きが「一條大蔵卿」と言うのは吉岡と言う共通の
登場人物がいるので、なんとかつながっているのかとぼんやり想像は
しますがなにしろ通しを見たこともないので(おそらく出もしな
ければ、出ても面白くないかも知れませんか)全体像がさっぱり
判らないのは、ちょっと残念な気はします

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2018.05.08

「ブラックペアン」の患者役は「異業種枠」らしい(笑)

既に元テニスプレイヤーの方が患者妻役で登場していましたが、
今回は有名ソムリエが学会誌前編集長の患者役で、他局の看板天気
予報士さん(つい先日、波瑠さん&京香さんドラマに鑑識役で出演
されたばかり)が、今度は厚生省のお役人役で、結構出演シーン
長めで登場と、なんだか患者&家族役は「この人、見たことある
けど本職なんの人だった?」の脳トレ枠になりつつあります。

「ロケット」で談春さん、「陸王」で阿川さんや原監督など、最近の
日曜劇場は話題作りのためか、本職の俳優さんでないキャストが
目立ちますね
まあゲストならともかく「ペアン」にも準レギュラー?に微妙な
非本業キャストがいて、ドラマの緊張感を殺ぐのは何とかならない
ものでしょうか…

そう言えば、渡海先生が仮眠室で炊いている、実家から仕送りの
お米が「行田産」なのは、間違いなく「陸王」からのリンク

昔「踊る〜」シリーズの本広監督がよくリンクねたをやっていて、
同じ監督の別作品「スペーストラベラーズ」とか本編そっちのけで
(笑)リンクねた探したりしてましたが、ちょっと似た感じがします

二宮くんの渡海先生は思った以上にハマるキャラクターですが、
やはりこの枠は、香川照之さんが出ていないと引き締まらない(笑)

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2018.05.07

「1789」を観る

「1789」を観る
「1789」を観る
「1789」を観る
「1789」を観る
久しぶりの帝国劇場

同時期に帝劇常連の井上くんは新国立で「1984」をやっていて、
数字4桁タイトルがバッと見、似ていて、ちょっとヤヤコシイ(笑)
実はそちらもチケットは取ったのですが、新聞評、信頼するサイト
評があまり、なため、ビビりまして諦めました(笑)

こちら「1789」は2年前の初演も見ましたが、「レミ」のイギリス
スタイル、「エリザ」のウィーンスタイルとはまた違う、パワフルな
ロックテイストのミュージカルで、テンポとメロディの良さもあり
始まったら、だいたいは覚えていたのは我ながらびっくりしました。

キャストは一部変更ありましたが、ロナンは私はやはり小池くん
そしてアントワネットは宝塚初演時はロナン役だったと言う龍真咲さん。
ロペスピエールが小柄ながらはっきりした顔立ちだと思ったら、
三浦涼介くんでした。

小池くんは前回はちょっと群衆に入ると探しにくかった(笑)のですが、
今回は完全に「主役の居方」を体得したようで、何の違和感なく
「主役」で、難なく見つけられました。

龍さんは、私にしては珍しく、宝塚時代を見ている役者さんですが
ごくフツーに「女優さん」でした(笑)

脇の役者さんの安定ぶりは相変わらずでしたが、やはり今回もソニン
さんの情念が凄かった…!
倒れて床になる壁、逆「がんどう返し」の仕掛けも初演のままなのに
やっぱりそれに目を奪われました(笑)

ダンスのキレ、運動量、とにかくパワフルな気持のいいミュージカル
でした。
一つ言うなら、ラストが呆気なさ過ぎるくらいで、しかしこれも
初演で同じ感想を書いてました(笑)

ともあれ、2階中央と言う席もあり、気持ちよく見られました

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「西郷どん」新藩主・島津茂久役は!

月照さんとの無理心中回、でしたが、個人的にクレジット見て一番
盛り上がっていたのは、久光の息子で、新しい島津藩主になった
茂久役を演じているのが、中島来星くんだった事。

中島くんと言えば、蜷川さん作品に良く出演していて、特に「ヘン
リー六世」では、上川さんヘンリーの健気な子供時代を演じていた
のを良く覚えています。

いや〜もう18歳だとか。
イケメン男子になってました(笑)

若殿様、活躍して欲しいですが、薩摩藩、環境が悪すぎです(苦笑)

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2018.05.06

「西郷どん」新番宣

やっと谷田さんの扮装画像を見ましたが、調べてみたら、島の役人
らしいのですが、西郷とはその後も長く関わりを持つ、なかなか
良さそうなポジションの役のようです
脚本は相変わらずご都合な行き当たりばったり、国家機密を料亭で
叫ぶわ、公家さんの前で怒鳴るわと、こっちが心配になる無作法
極まりないシーンばかりだし、「八重の桜」な松陰さんが龍馬に
「転生」と言う安置な打開策?に出るし、相当ダメ感強いんですが
まあ谷田さん出るうちは我慢大会です(笑)

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2018.05.05

「Take me out2018」を観る

AOYAMA DDD CROSS シアター

劇場は以前、坂元さん脚本の一生くん出演リーディングで来て以来
くらいで、かなり久しぶりでしたが、入口の階段が相変わらず怖い(笑)。

この芝居は初演もネクストの堅山くん目当てにチケットは買って
いたのですが、仕事と被って見そびれ、しかも演出の藤田さんは
「ジャージーボーイズ」初演も見そびれたため、とにかく藤田さん
演出作品を見るのを本当に楽しみにしていました。

セットを挟む客席、檻状のセットを見てすぐに連想したのは、勿論
蜷川さんの藤原くん版「ハムレット」や「ヘンリー六世」「コースト
オブ ユートピア」。
檻は規制の厳しい中で行き場を模索する若者たちのメタファとして
見る時、「ハムレット」もこの「Take me out」も共通している
からかもしれませんし、藤田さんなりの蜷川さんへのオマージュ
かも知れないなと感じました

役者さんは堅山くん以外知らずに行き、行って小柳くんが出ている
事を知った程度でしたが、他の役者さんもそれぞれ熱い若い女性
ファンががいるらしく、客席は若い女性で満席でした。
(「カジノ」と逆で98%女性客)

タイトルの「Take me out」は、大リーグでイニング間に歌われる
有名な歌の一節で、続きは「to the ball game」、つまり「私を
野球に連れてって」ですが、劇を見終わって改めてタイトルを見ると
続く部分は、観客が楽しげに野球に連れてってと言うフレーズは
まず出てこず、登場人物達がもがき悩んだ果ての「どこか」、それは
再びのマウンドかも、或いはバッターボックスかも、いや野球界
そのものかも、さらには様々な差別や偏見のない、「どこか遠く」
かもと感じました。

開けられたパンドラの箱は閉じられる事はないし、無かった事にも
避けて通る事も無理

「野球は民主主義の象徴」で、「時間に縛られる事がない」と、野球
には無縁だったらしい、会計士メイソンが感動を込めて語る通り、
良くも悪くも人間社会の縮図として表現された「世界」を描いた
シビアなストーリーで、若者たちしか出てこない群像劇は、ふと
長谷川くんの蜷川組初出演作「キッチン」を連想しました

役者さんでは語り手、狂言回しを担う、キッピー役の味方さんが
とにかく凄いセリフ量を聞かせて見事
特に「同時通訳」のあたりは小川さんの翻訳の妙とも相俟って絶妙
でした。
またシェーン役の栗原類さんは、先日NHKで、この芝居についての
インタビューを受けていたのを見ましたが、まあまず大リーガーと
言うには華奢すぎる体格はさておき、内に貯めて、最後に爆発される
エネルギーが尋常でない迫力でした。
日本人の役者で多国籍さを表現するのは難しいですが、これは比較的
役者の個性で見せて面白かったです。

堅山くんは日本人のピッチャー役で、お弁当食べたり、ロッカーに
げ方

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