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2018.06.11

映画「孤狼の血」を見る

「関ヶ原」以来、本当に久しぶりに映画館で映画を見ました

久しぶりの1本は、「チャーチル〜」でも「OVER DRIVE」でもなく、
敢えて一番インパクトの強そうなのを選んだのですが、中身に共感
するのは難しいながら、とにかく「Wild Men's Collection 2018」
でした(笑)

珍しくギラッギラッの役所さんに(そう言えば「関ヶ原」にも役所
さん出演されてました)、怪し過ぎる滝藤さん、最近とみに渋味の
ある色気の出てきた江口さん、悪党の中では、比較的(笑)穏健に
見える(見えるだけで、多分かなり中は複雑)ピエール瀧さん、
脇の上に音尾さんより目立たない、あっさりした扱いの竹之内さん
(逆に新鮮)、髪型が違いすぎて最初暫く判らなかった矢島さん、
最早異次元の怖さの石橋さん、嶋田さん、田口さんなどなど出るわ
出るわ、若手そっちのけでスクリーンを暴れまわるテラン俳優陣に
ただただ脱帽した2時間でした。

その中で、多分唯一見てる側が思い入れし得るのが、松坂くん演じる
広島大出の新人刑事、日岡
(役所さん演じる大上さんが「ひろだい」「ひろだい」と呼ぶので、
それが名前かと思っていたら、「広島大学」→ひろだいと言う愛称
でした)
彼が毒飲みまくりの大上に反発を抱きながら(と言うか、実は県警
本部からの大上内偵の使命を帯びていた事が徐々に判る)成長し、
大上亡きあと、遂には自らも毒を以て毒を制するまでになる成長を
コワゴワ見守る、と言う感じでしょうか。

松坂くんは、舞台のシェイクスピアと言った正統派、王道は勿論、
未見ですが「娼年」とか、今作のようなアブなめな、アイドルなら
まず手を出さないようなラインも臆さずやるし、事務所の仕事選びが
上手いですね。
そして今作のような血まみれ泥だらけでも清潔感を失わず、「掃き
溜めに鶴」的なところがあるのが強み
来春の「ヘンリー五世」も楽しみです

そして勿論それを目当てに見に行ったのですが、朝ドラの「正人
くん」こと、中村倫也くん。
いや、ネット評通り、切れまくった鉄砲玉っぷりが見事で、それで
いて、電話ボックスから日岡にこれから出頭すると電話を掛けて
くるのを上から見下ろすアングルは、ちょっと弱さが見えて、期待
通りのカメレオンぶりを今回も堪能させていただきました(笑)

「養豚場」「真珠」「ブルーシートの中」「ホテルのトイレ」
「再度養豚場」と目を覆うシーンの連続で、最近の同じ若い俳優
順列組み合わせ、漫画原作、生温めの仕上がりと言う金太郎飴的
青春映画ルーティンとは対極の、いかにも波しぶきに三角マークが
起き上がる、東映のオープニングに、ある年代以上が必ず持っている
イメージにかなりぴったりでした。

エンドクレジットを見て全然気がついていなかったのがMegumiさん。
駿河くん演じる経理係の奥さんだったと後から公式サイトで調べて
びっくりしました。

既に続編決定との事。
「成長した」日岡くんがどんな姿を見せてくれるのか、なかなか
楽しみですが、次も「養豚場」オープニングだったらどうしよう(苦笑)

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