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2018.08.28

「八月納涼歌舞伎」(1部)(2部)を観る

一部は新作系2つと舞踊

「花魁草」は歌舞伎とも新派とも。
大部屋俳優と、年期を明けても帰る家のない年増の女郎のメロドラマ。
獅童くんの甘え上手さ、扇雀さんの細かい緩急がそれぞれよかった
ですが、あれだけ累の話の前振りしているので、てっきりお蝶が
嫉妬にかられて強行に及ぶのかと思いましたが、そこまでしたら
南北ですね(笑)

「心中月夜星野屋」
野田版歌舞伎っぽい現代的な七之助さんの娘、久しぶりに見た
獅童くんの女形(正確に言うと「HR」のお姉ちゃん以来か)、
そして「虫が好かない」と言うセリフに「虫が大好き」と中の人の
趣味話で落ちをつける中車さんの他愛ない短編芝居。
そもそも中車さん演じる照蔵の意図がわからず、で場当たり的な笑い
止まりでしたが、中車さんこう言うキャラクターだとやっぱり上手い。

二部は夏の定番にさせつつある「弥次喜多」
今回は喜多八の中の人が、新橋との掛け持ちなためか、弥次さん
メインで展開。
高麗屋襲名披露演目とのリンクや、獅童、七之助、中車三人の
無意味な(笑)早変わりはなかなか面白かったですが、全体的には
去年の歌舞伎座舞台裏話の方がストーリーとしては面白かったです
ただし橋之助、鷹之資世代がゴソッと出演で、特に踊りの上手いと
群集の中でも際立ちました
しかしこの中に勘九郎くんがいないのは大河のためとは言え残念。

個人的には、新・幸四郎さんの「陰陽師」シリーズ続編期待して
いるんですけど(勘九郎くん博雅で)

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2018.08.26

「カメラを止めるな」を見る

色々話題になってますが、TOHOシネマズ公開になったので、ブームに
乗って(笑)見てきました

平日レイトショーで400席いっぱいは流石に話題になっているだけの
事はありますね

だいたい話の様子はわかっていたし、ゾンビ映画が主題じゃないと
判っていたものの、前半35分はゾンビ系嫌いにはなかなかシンド
かったですが、徐々になんだか変なところが出てきて、あ、これが
映画の眼目と判ってからはちょっと楽に?なりました。
そして後半はその「何か変」の種明かし、「カメラ」が映さなかった
後ろや外側、裏側、そしてそのそもそものいきさつが判る仕掛けで、
こうなるとなんとか「カメラをとめない」ためのスタッフの苦労と
工夫と映画愛の笑えるシーンの連続はなかなか面白かったです

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2018.08.18

テレ朝版「ハゲタカ」

見てますけど、やっぱりNHK版の大森くんの「信念のある食わせ
もの」感を出すのは、綾野くんにはまだ難しいかも。
精一杯怖い顔して頑張ってますが、ザ・怪優(笑)高嶋さんを前にして
太刀打ちできそうなのは、今回珍しく煮ても焼いてもな曲者を楽し
げになさっている小林薫さんくらいでしょうか。

しかし個人的には、珍しく連ドラ出演の池内くんの炸裂する胡散臭さ、
そしてだだ漏れする色気が見どころになっています。
鷲津との関係の変化を含めて、ラストまで見ることにします

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「稚魚の会・歌舞伎会合同公演」を観る

「稚魚の会・歌舞伎会合同公演」を観る
国立劇場小劇場

芝のぶさん圧巻!でした

こちらの会は、国立劇場歌舞伎俳優既成者研修発表会、つまり、
国立劇場の養成所出身者や歌舞伎役者に直に門下生による公演だそう
ですが、今年は「神霊矢口渡」にお舟役で芝のぶさん主演と聞いて
初めて伺いました
チケットは5日間完売とか
小劇場で歌舞伎は久しぶりでしたが、小ささが客席との距離を縮めて
熱気がより伝わります

芝のぶさんはその狭い客席を魅了する大熱演。
お女中だろうが、仲居だろうが、野田版歌舞伎だろうが、どんなに
端にいても存在感があるのは本公演でもですが、なにより上手さが
炸裂でした

中村屋さん門下の橋吾さんの頓兵衛も、さすがに若さは隠しきれ
ないものの、花道の難しいしどころ色々に、迫力みせてこちらも
熱演
音蔵さんの六蔵は、最初勢いで髷の形が崩れ、大丈夫かと思いましたが
舟と争って海に落ちるところ、とんぼを切ったのはびっくりしました

こう言う地道な研鑽を積んだ、御曹司ではない役者さんたちが、
花形役者を引き立たせ、結果的に舞台全体のクオリティを上げて
いる訳で、その意味でも意義あるシステムですし、頼もしく感じる
舞台でした

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2018.08.17

「新作歌舞伎〜Naruto」を観る

「新作歌舞伎〜Naruto」を観る
新橋演舞場
「ワンピース」に続く、漫画/アニメの歌舞伎化シリーズ。
夏休みでもあり、親子連れ、また、グッズの合計金額をスマホの
電卓で計算しまくる原作ファンらしき若者、そしてキャラクターに
因んだ内容の限定弁当を食べながらイヤホンガイド(会期途中から
開始されたそうですが、正直これがなかったから皆目判りません
でした)を珍しげに見る元若者ご夫婦など、前作同様客席は賑やか

こちらは勿論(笑)全く予備知識なく見ましたが、歌舞伎としては
正直「綱手」や「児雷也」「大蛇」といったアイテム、ところ
どころの義太夫と、ツケと最後の本水立ち回り以外、あまり歌舞伎
らしさはなく、多分原作ファンにはツボなところもあるのでしょうが
厳しい言い方をすれば、お金をかけた「俳優祭」、コスプレショー
でした。

やっている役者さんたちは多分ドンピシャ世代だと思うのでやって
いて楽しそうですが、やはり新橋演舞場で1万何千円から取るから
には、ビッグサイトの大イベントとは一線を画す、歌舞伎アイデン
ティティーは必要な気がします
無論、これがきっかけの歌舞伎ファンを増やしたいという目論見
判らないでもないけれど、歌舞伎役者がやればなんでも歌舞伎と
言うのではないはずで、そのあたり、何らかの矜侍は必要な気はしま
した。

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「八月納涼歌舞伎」(3部「盟三五大切」)を観る

「八月納涼歌舞伎」(3部「盟三五大切」)を観る
正月の浅草を一世代下に完全に譲り渡した、アラフォー世代の主戦
場になってきた「納涼歌舞伎」
今年の個人的目玉は、幸四郎さん、七之助くん、獅童くんで、私の
一番好きな歌舞伎作品の一つである「盟三五大切」
の通し。
ついこのあいだまで勘九郎くんあたりがやっていた八右衛門を、芝翫
Jr.の橋之助くんが、歌舞伎座でやっているのですから、感慨深い
です
(上手いかはまた別のハナシ)

源五兵衛を幸四郎さん、三五郎を獅童くん、小万が七之助くん。
幽霊大家が中車さんで、菊野が米吉くん。
ちなみに近くの席の『珍しく歌舞伎』、らしいマダムは米吉くんを
「女優さんが出てた」と最後まで固く信じていました(笑)
富森に錦吾さんと了心に松之助さんがお付き合い
(亀蔵さん出演されてたと後から知りましたが、気がつかず)

幸四郎さんは研究熱心だし、様々な役に挑むフロントランナーぶり
には頭が下がりますが、正直、キャラとしてはまだ源五兵衛とか
伊右衛門にはいい人過ぎな気がしてなりません。
特に小万の首を横に飯を食べる(確か、湯漬けだったか)のはもう
少し退廃的エロスがないと南北らしくない(笑)
(そう言えばこの場面、「古畑任三郎」で堺正章さん演じる歌舞伎
役者が、このシチュエーションについて言及するセリフがあるのは
未だに印象深いところ)

一方、獅童くんの三五郎、予想以上に良かったです
特に源五兵衛に怯え、逃げるみっともなさは最高(笑)
(明らかに「六段目」の勘平をパロディにしている、樽から切腹
して出てくる姿もなかなかよくて)
あれでもう少しセリフが流れずに説得力が出たら、ですね。
それにしても最近、獅童くん当たりが増えてきて、頼もしい。
更に言えば根深い恨みなら幸四郎さんより獅童くんの方が相性よさ
そうで、どうせなら、昔のコクーン歌舞伎みたいに幸四郎さんの
源五兵衛と入れ替わりキャストでも見てみたいかも。
七之助さんは色気あと一息ですが、いまこの手の役をやれる若手は
ほかにいないので頑張って、です。
まあ何を言ったって、南北ベストアクター(笑)仁左衛門さまバー
ジョンを基準に見てしまうため、辛めになってしまう訳ですが、
バラエティ豊かだったパパたちが軒並み早世しているこの世代、
くらいついてでもこうした先輩方の磨いたレパートリーをものに
していってと思います。

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2018.08.12

「メタルマクベス〜disc1」を観る(速報的に)

2年後に豊洲駅前に複合ビルができるとか言ってますが、相変わらず
「ポツンと一軒家」(笑)で相変わらず不便なステアラですが、しかし
今回は文句は言いません

新感線作品でブッチギリマイNo.1作品、初演内野/松版は4回リピ
した「メタマク」が遂に、12年ぶりに再演です。

結局「1」見る前に3まで全discチケット取っちゃったのですが、
「1」を観た限り、回っても「メタマク」は「メタマク」まあ結局
今回も長かったですが、最高に面白かったです

ただ初演は円盤でもWOWOW録画でも散々見ているので、Jr.の「七
光り」がなくなっていたのはなにより残念(笑)でしたし(まああれは
森山くんスペシャルですけど)、更に隠棲
しているJr.を迎えに来たグレコの本心を
見極めるためにJr.が最初おかしな回答をするあたりのやりとりが
ばっさりなくなっていたのも残念。
逆に曲が増えてましたが(夫人のソロが増えたのはめぐみさまの
おかげか)いくらなんでも100分1幕かけて、ダンカン王殺害までしか
いかなかったのは流石に長すぎ(笑)

せめて「我々は悪事をするにはまだまだ青い」くらいまでやって
2幕はグレコ側の逆襲から始めて欲しかったかな〜

あとは意外に「ダンシネンの森」がさっくりでした
あのスクリーン、あの映像なら怒涛のダンシネンの森を見られると
思ってましたが、その辺、ちょっと雑でした。

そのスクリーン、回転仕掛け、映像の使い方は全般さすがに1年
やった成果か、ダイナミックさ増してました
(「花」とかまだ手探りっぽかった)
また「髑髏」ではなかった生バンドの迫力はさすがで、結局は我々も
バンド「メタルマクベス」のライブに「魔女」(ファン)として
参加させて頂いた体ですね。
個人的には「マクベス」はマクダフがかっこよくないと絶対つまら
なくなるのですが、今回の山口馬木也くんマクダフも期待通りでした
それで言えば、「2」の岡本くん、てっきりマクダフと思ったら
バンクォーだったのはちょっと残念。
浅利くんはマクダフよりJrキャラだと思ってました

まずは素晴らしかった「1」、「2」は岡本バンクォーと木場
レスポール王が楽しみです
しかし、全discのキャストを見ると、ついヘンリー4世、5世、6世に
ホットスパーとキャシアスとイノバーバスとウォリック伯あたりを
思い付いてしまうんですよね。
はあ(笑)

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2018.08.11

「恋に落ちたシェイクスピア」を観る

「恋に落ちたシェイクスピア」を観る
自由劇場
ロビーには、浅利さんの写真と追悼文が白い百合と共に飾られて
いました

またも観劇日に台風(笑)
そして滅多に観ない四季なのにま確か前にも観る日が台風だか何だか
大雨荒天だった記憶あり、そう言う巡り合わせかと苦笑するばかり

映画版のファン、シェイクスピア好きとしては、見逃せない舞台化
でしたが、青木さんの演出のおかげあまり四季四季した感じがなく
(四季ミューファンにはもの足りなかったかも知れませんが)非常に
面白かったです

映画版は今にして思えば脚本がトム・ストッパードと言う時点で
既に十分スペシャルだった訳ですが、コリン・ファース、ジェフリー・
ラッシュにベン・アフレック、そしてちょっとしか出演されてない
のにアカデミー助演女優賞を取った(笑)デイム・ジュディ・デンチ
さま、勿論主演のグウィネスとキャストは豪華、ストーリーはシェイ
クスピア作品とのリンクは勿論、(次の作品が「十二夜」でヒロイ
ンがヴァイオラなのは判りやす過ぎる(笑)マーロウが登場し、オー
ディションシーンでマーロウの芝居のセリフも登場するなど、個人
的ツボてんこ盛りでした

舞台では舞台上に作られたエリザベス様式の舞台セットがクルクル
回るようになっていて、舞台と舞台裏をセットを回して瞬時に切り
替える面白さがありました
(「ノイゼスオフ」もこんな感じでしたね)
また、いま別の劇場で「ヴェローナの二紳士」が上演されてる、
セリフには、思わず帝劇でフレッチャーとの合作の「二人の貴公子」
上演中だわと思ったり(フレッチャー、セリフに登場)、「ハム
レット」のオフィーリアが兄に「心に錠前を付け、鍵はそちらに
お渡ししましょう」セリフが出てきたり、色々仕掛けが楽しかったです

なにより、シェイクスピアとヴァイオラのシーンとか、思ったより
リアルと言うか、生々しさがあったのは意外でした
(四季は基本
全年齢OKがベースかと思いこんでました)

マーロウは多分映画版より活躍してました
(そう言えば映画版のルパート・エヴェレット、もっと大成すると
思ってたんですが)

四季の役者さんは全く判らないのですが、多分マーロウ役の役者
さんは、多分これも珍しく四季を見た「ヴェニス〜」で、バッサ
ーニオやってた方かな。

また、ヘンズロウ役の役者さんが、同役のジェフリー・ラッシュに
激似だったのはびっくりでした。

個人的には肝心のシェイクスピアくんの俳優さんがもう一つインパ
クトがなく、残念
まあ映画版がカッコ良すぎるんだけど(笑)
そして特筆はやはり?エリザベス女王陛下
いや、女王役の役者さん。
たたずまいが凄い。
カッコよかったです

四季だけでなく、普通のプロダクションでもやって欲しい作品でした

うまく合えばもう一度みたいです

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2018.08.08

「レインマン」を観る

「レインマン」を観る
新国立中劇場

台風直撃、まさに「レインマン」な日に観劇でしたが、ほぼ満員

有名な映画はリアルタイムにロードショーで見ました。
あの頃ダスティン・ホフマンとロバート・デ・ニーロは完全に無双
無敵状態で、良いお父さんから、マフィアのボス、私立探偵、ベト
ナム戦争の帰還兵、ニューヨークに電車通勤するビジネスマンまで
まさに職業図鑑さながらの変幻自在。
その中でもこの兄役は難しく、また当時売り出し中の若手俳優との
ロードムービーは異色でしたし、話題を呼びましたが、舞台初演時
ロードムービーがどう舞台化されるのかもイメージつかず、(演出は
当時多産で、いわば「演劇界の三池崇史」だった鈴木勝秀、通称
スズカツさん)スルーしてましたが、今回は横田さんご出演と聞いて
伺いました

演出は松井周さん
私は未知の方ですが、仕上がりを見ると、多分かなり自然な感じを
尊重される感じでしょうか
何しろ、藤原くんが等身大でシェイクスピアでもチェーホフでも
三島でも寺山でも唐でもないのはものすごく新鮮でした(笑)

椎名さんは前バージョンまで弟を演じていたそうですが、とにかく
映像のヒトと思っていて、多分舞台は一生くん、田中麗奈さんとかと
出ていた大学教授のくらいしか(しかもつまらない舞台だった)
記憶がないので、正直あまり期待してなかったのですが、こちらも
みていて違和感を覚えることのない絶妙なさじ加減。
予定されていた女優さんの「体調不良」で急遽代役にたった安蘭けい
さんも、勿論三役演じた横田さんも素晴らしく、安心して見られ
ましたし、映画版でも印象的だった「カンタス」ネタには大いに
笑いました
(当時のカンタス信仰を知らないと笑えません。多分いまは航空
会社も増えて通用しないでかも)

まあ、映画ならではの疾走感とか、翻訳物ならではの距離感判らない
地名セリフの無意味さとかはいかんともしがたく(位置関係とか
移動ルートをペラ紙一枚に印刷して無料で配布するくらいは、して
ほしいと、毎度この手の芝居では思いますね
(「ジハード」とかかなり理解度上がり、セリフに実感でました)
そのためにプログラムがあると言われればその通りですが、その
1pのために1800円とか払えませんしね。

まあ細かい事は色々ありましたが、面白く見ました

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2018.08.03

「七月大歌舞伎」(昼の部)を観る

「七月大歌舞伎」(昼の部)を観る
「七月大歌舞伎」(昼の部)を観る
仮チラシを見ただけのうちは、あまり知らない昼の復活狂言より、
夜の「源氏」を楽しみにしていたのですが、余りにも変化球すぎる
異業種配役が判明し、更に劇評を見て、私の好みではない事を悟り、
昼の部のみにしました。

しかしそれも復活狂言なのにまるで予備知識なしで見たため、冒頭の
孫悟空エピに完全に混乱。
違う映画館に来ちゃったのかと一瞬焦る感じでしたが、慣れれば(笑)
全体的にはまずまず良くできていました。
特に周りの役者が揃った「松下嘉兵衛住家」、また「大徳寺焼香」も
確かにこれなら以前は見取りで出していたと言うのも判る派手さと
駆け引きの面白さ(ほぼ右団次さんのおかげ)、まあ派手すぎて、
後ろの本来拝まれるべき位牌?仏像の影が薄かったとは思いますが

それにしても歌舞伎座で、海老蔵さんと獅童くん二人でアタマを
張るのを見る日がこんなに早く来るとは。
今までは中車さんなり玉三郎さんなり、援軍がいらっしゃったのが
今回中車さんは虫取りにでも行かれたのか、ご不在、玉三郎さんも、
同世代の愛之助さんも猿之助さんもいないのですからびっくりしました。

海老蔵さんは「猿」からイメージさせるにしてはスマート過ぎる
造型で、ファンのみなさまには安心して見られるビジュアルなので
しょうが、やっぱり違和感あり。
更に、これはもう何度言ってもご本人に自覚がなければ仕方ない事
ですが、世話にも時代にもならない自己流発声で、決めるべき
セリフも決まらず、また、必然性の低い、するためのだけの立ち
回りがいくつかあって(奥庭とか)、そう言うサービスショット
より芝居ではとは思い、更には女性主人公大河じゃあるまいし、
ラストに「復讐の連鎖は断つ」みたいな平成の価値観持ち込むのは
完全に蛇足。

それなりに「太十」感を漂わせる獅童くんの光秀がちゃんと見えて
しまう(ちょいちょいスカスカ部分もありましたが)くらいで、
確かにこの世代、最も近い目標、師匠の父親を早くに失っていて
気の毒だとは思いますが、であれば尚更周りの先輩方からきちんと
古典を学んで、彼らで大成する必要はなくて、次の世代に継承する
役目がある事を自覚しないと、その年代でやるべき事でなく、やり
たい事ばかりやっているような気もします
幸い、次の次の団十郎さんは(笑)声もきちんと3B席まで声が届く、
見事な三法師ぶりでしたので、ちょっと安心しました(笑)

獅童くんについて言えば、肺癌を治療したからだけではないとは
思いますが、若い頃のふにゃふにゃした声の癖が消え、声量も増した
感じ。
きちんと顔をすると、かなり古風な芝居に合うので、それこそ、
「太十」や、「伊勢音頭」とかちょっと見てみたくなりました。

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2018.08.02

「読売演劇大賞〜中間発表」

「読売演劇大賞〜中間発表」
30日朝刊に中間発表が出ました
まあ年間はたいていガラリと変わるので上半期ベスト5くらいな
位置付けと見ていますが、男優賞に「ヘンリー五世」の横田さんが
ノミネートされていました。

まあ長年のファンから言わせて貰えば「おせーよ」(苦笑)、です。

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