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2018.08.08

「レインマン」を観る

「レインマン」を観る
新国立中劇場

台風直撃、まさに「レインマン」な日に観劇でしたが、ほぼ満員

有名な映画はリアルタイムにロードショーで見ました。
あの頃ダスティン・ホフマンとロバート・デ・ニーロは完全に無双
無敵状態で、良いお父さんから、マフィアのボス、私立探偵、ベト
ナム戦争の帰還兵、ニューヨークに電車通勤するビジネスマンまで
まさに職業図鑑さながらの変幻自在。
その中でもこの兄役は難しく、また当時売り出し中の若手俳優との
ロードムービーは異色でしたし、話題を呼びましたが、舞台初演時
ロードムービーがどう舞台化されるのかもイメージつかず、(演出は
当時多産で、いわば「演劇界の三池崇史」だった鈴木勝秀、通称
スズカツさん)スルーしてましたが、今回は横田さんご出演と聞いて
伺いました

演出は松井周さん
私は未知の方ですが、仕上がりを見ると、多分かなり自然な感じを
尊重される感じでしょうか
何しろ、藤原くんが等身大でシェイクスピアでもチェーホフでも
三島でも寺山でも唐でもないのはものすごく新鮮でした(笑)

椎名さんは前バージョンまで弟を演じていたそうですが、とにかく
映像のヒトと思っていて、多分舞台は一生くん、田中麗奈さんとかと
出ていた大学教授のくらいしか(しかもつまらない舞台だった)
記憶がないので、正直あまり期待してなかったのですが、こちらも
みていて違和感を覚えることのない絶妙なさじ加減。
予定されていた女優さんの「体調不良」で急遽代役にたった安蘭けい
さんも、勿論三役演じた横田さんも素晴らしく、安心して見られ
ましたし、映画版でも印象的だった「カンタス」ネタには大いに
笑いました
(当時のカンタス信仰を知らないと笑えません。多分いまは航空
会社も増えて通用しないでかも)

まあ、映画ならではの疾走感とか、翻訳物ならではの距離感判らない
地名セリフの無意味さとかはいかんともしがたく(位置関係とか
移動ルートをペラ紙一枚に印刷して無料で配布するくらいは、して
ほしいと、毎度この手の芝居では思いますね
(「ジハード」とかかなり理解度上がり、セリフに実感でました)
そのためにプログラムがあると言われればその通りですが、その
1pのために1800円とか払えませんしね。

まあ細かい事は色々ありましたが、面白く見ました

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