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2018.10.07

「メタルマクベス〜disc2」を観る

「メタルマクベス〜disc2」を観る
「メタルマクベス〜disc2」を観る
木場さんレスポールセリフにも有りましたが、丁度移転で話題真っ
只中の豊洲(笑)、開場までちょっと時間があったので(と言うか、
開場時間と開演時間を間違えた)、初めて劇場とゆりかもめの駅を
挟んだ反対側を歩いて見ましたが、こんなに高層住宅だらけで、
人の顔の見える店舗や施設がないのは、私にはかなり不自然で、
ちょっとした買い物でどこまでいくのか(だから通販が流行った
のか)とか、ここもいつか第2の多摩ニュータウンみたいになったり
するのかとか、妙な事が気になりました。
少なくとも私には一生、住まいとしては色んな意味で選択肢になら
なさそうな場所でした(苦笑)

さて「2」です
実は3discの中では一番「どうしようかな」と思いながらチケットを
取った版なのですが、なかなか意外な発見だらけでした

特にキャストは、初演から初めて「報告」が冠くん、じゃないこと、
同じくバンクォーが橋本さんじゃない事で、どうなるかと思って
いましたし、夫人役は「1」のめぐみさまの後では大変そうとか
勝手に思って見たら、びっくりしましたし、浅利くんはJr.キャラと
思っていて、グレコはどうかなと思ってみたら、良い意味で裏切られ
ました

逆に、妖怪ダンスが微妙な出来で、ちょっと詰めの甘さを感じまし
たし、若い観客が多いためか、80年代部分が「聖子ちゃんカット」を
含めて、オヤジギャグ部分は若いJ役者さんファンなどには通じ
なかったようで、悉く反応薄でした
考えれば初演から12年経てち、その分「80年代」をリアルで知る
観客はより減る訳で、その設定自体が、初演と同じでよかったの
かしら、とはちょっと思いました

また、今回初めて(「髑髏」×3、「マクベス」×2)一番端席でし
たが、さすがに見にくかったです
駆け込む、駆け出る役者さんの頭が見えた、一瞬、オカケンこと
岡本健一さんが間近だった以外は、音声も割れ、真正面顔は悉く
見られない、喋る役者の前に役者がいると言う、歌舞伎なら所謂
「ドブ外」状態。
確か「髑髏」初期は「サイド席」として500円安かった気がしますが
最近は全席均一料金、いいご商売です(嫌味)

そうそう、今回は更に一幕が長くなり(笑)110分。
さすがにちょっとダレました
それでやっと暗殺完了まで、のため、逆に2幕は大急ぎで回収です。

Jr.の「七光り」はやはりなく、グレコとJr.の探りあいもやはり
なく、「ダンシネンの森」→割れて鯨がやってくるも、やればでき
そうな画像ツールを持ちながら、抽象的に扱い、寧ろ夫人の自殺を
Jr.に目撃させる方に力点はやはり残念でした
(個人的には魔女と森の扱いこそ、演出の手腕と思っているので)

さてキャストですが、同じ歌舞伎役者でも幸四郎さんが「歌舞伎
シリーズ」での出演でしたが、松也くんは「R」シリーズ、つまり
恐ろしい程歌うんですが、そこは東宝ミュージカルで帝劇にも立った
松也くん、意外に冒頭より体を動かしている中盤以降の方が声よし。
歌舞伎の見得もあり、女形もやっていたならではの「海老反り」
ありの八面六臂。
声は意外に内野くんに近かったですね
岡本くんバンクォーは新鮮。
衣装は「四世」「五世」のピストル風、殺陣の切れ味は「四世」の
ホットスパーを彷彿とさせ、当たり前のようにエレキをかきならし
さらに「お父さん世代」とイジラレると言う思いきり。
まあ名優オカケンに「マーライオン」させてるんですから、いの
うえさん、凄いです(笑)

「報告」役は若い演歌歌手さんで、後から調べたら「鉄道ファン」
だからでしたが、報告はじめ、各所に鉄ネタが仕込まれていました
(西武のレッドアロー号とかマニア過ぎ)
セリフで木場さんレスポールが「元有楽町線の車掌だった」と言う
ので、危うく信じそうになりました(笑)

しかし、岡本くんと木場さんがいると、これがシェイクスピアだった
事を思い出します(笑)

木場さんは楽しそうでした
(「報告の間の報告」をした若い役者さんが噛んだら、「きみ、いま
噛んだよね、大切なセリフで噛んだよね、いいよいいよ、めでたい
報告だから」は多分アドリブ)
大原さんは本当にすごかったです。
「2」は設定が完全に「婦唱夫随」で、マクベスは年下の美人妻に
引きずられて悪事を重ねるものの、流石に上司に親友殺しに良心の
呵責に苛まれる感じなんですが、あの小さい身体から発せられる
パワーも、勿論歌もお見事でした。

浅利くんグレコは、最初セリフを聞くまでは、銀髪ヘアに凛々しい
系メイクで、浅利くんと気がつかないくらいでした。
身体能力も凄くて、マクベスとの一騎討ちの階段使った殺陣は見事で
「コードブルー」や「相棒」の映像系、舞台であっても平さんの
最後の作品「クレシダ」の印象とは全く違い、びっくりしました。

逆に高田さんや河野さんの活躍が少なめだったのも意外でした

なんだかんだ言いながら楽しませて頂きましたが、「3」の時は
駅からの道が寒く感じるんでしょうね。

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