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2018.11.30

チケット転売規制法が成立へ

「利益を得るための定価を超える金額でのチケット転売や、不正
転売目的での譲り受けを禁止する法律」が12月4日の衆院本会議で
可決、参院へ送付される予定とのこと。

被害や不快感から、一般人にはもう長年なんとかして、と思って
いたのが、なんでこの時期に急にと思ったら、2020年東京五輪・
パラリンピックを見据え、だそうで、お国も自分が当事者になると
急に動き出すんですね

しかし詳細はわかりませんが、「定価以上」の転売が禁止される
だけ、だったりしたら、なんだか抜け道いろいろ出てきそうな気が
するし(チケット定価、手数料や送料高額、とか)、そもそも、
転売目的で大量に押さえられるという根っこのところから何らかの
手を打ってくれないなら、結局、純粋にほしい人の手にチケットが
渡らず、本来以外の方法に手を出したくなる土壌を醸してしまう気は
するんですが…

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2018.11.29

NTL「ヤングマルクス」を観る

やはり外国人観客が多めですね
「前説」は別項にて触れましたので、本編について。
髭もじゃの気難しそうな大思想家になる、まだ以前の、ドイツから
移住してきて、異国&異文化のイギリスに慣れず、金欠で周りに
ちょっと迷惑だけどほっとけない中年?マルクスの日々をコミカルに、
しかし時にザクッと深く描いていました。
奥さんの家宝?を質入れする、煙突に隠れたのところを燻される、
逮捕される、メイドに手を出す、それを友達に押しつける、図書館で
騒ぐ(ついでにダーウィン博士に「種の起源」ワードを提供する?)
あれもこれも、まあ、近くにいると単なるトラブルメーカーなのに
みなさん彼の才能と天性の愛嬌に惹かれてあれこれ手助けしてしまう
訳ですが、みながら、いや、この有名人のブレイク前の、しかも
異郷の地での異文化あるあるをユーモアとヒューマニティを込めた
偉人メイキング的な物語は見たことがあるぞ、と思ったら、どちらも
萬斎さん主演なのが観劇バリエーションの狭さですが、三谷さんに
よる「ベッジ・パードン」と、井上さんによる「シャンハイ・ムーン」
でした。
特に「ベッジ〜」は舞台がロンドンと言うあたりも似ていて、古今
東西、作家は偉人の若い頃の苦労譚が好きなのかも知れません

立方体箱セットをぐるぐる回し、常に正方形を対角線で区切った
半分を、対角線でない頂点を客席側に置いた、二等辺三角形をアクト
スペースにし、さらに屋上も屋根としてプレイスペースに使うやり
方は、スケールは違いますが、ケント版「ハムレット」的で、これも
ちょっと「!」でした

キニアさんはやはり天才で、とにかく凄かったですが、観ながら
これをできる日本の役者って誰かいるかしらと考えてしまいました。

それにしても掲示の出ていた「プロイセン」→「プロセイン」の
一括大量間違いをはじめ、相変わらず字幕にやたらと初歩的誤変換
誤字が多いのが気になるところ。
新作はともかく、シェイクスピアくらいは翻訳者に事前チェック
してもらえないのかと、次回「シーザー」を前に気になるところです

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2018.11.28

「コールドケース〜真実の扉2」7話「光と影」

蓬莱さん作で、小劇団の身内殺人。
被害者は井上芳雄くん演じる遅咲き?の新人、当時の容疑者は北村
有起哉くん演じる劇団主宰者兼作家兼演出家と、ピークを過ぎて
再起をはかる中堅男優、アイドルから脱皮しきれない女優、そして
被害者のバイト先のオーナーの娘で、被害者の俳優転職に賛成して
いない恋人。

まあ結局は、役者崩れの演出助手(補?)が、役者復帰の機会を
掴むためだったのですが、包丁が見つからなくてもコールドケース
化する前に真相暴けそうな捻りのなさで、謎解き話としても人間
ドラマとしても深みが足りませんでしたが(これの前の「バブル」の
奥田さんは凄かった)、北村くん演じる演出家が怒って俳優にモノを
投げつける、「コンビニ俳優!」と罵るあたりは、全く、蜷川さん
オマージュて笑ってしまいました。

それにしても、このシリーズ、「1」からゲストが本当に豪華で
びっくりします。
井上くんを売れない新人俳優にキャスティングするとか、舞台でも
地上波でも、まず考え付かないのでは?

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2018.11.26

「ヘンリー五世」と「シン・ゴジラ」

さい芸での「徹底勉強会」2回目に参加
武蔵大学の先生による「二大見せ場」映像見比べ大会(笑)
大量の過去映像によって、演出、時代、媒体でどう違うかと、
「五世」の戯曲自体の後世への影響、また、歴代演出の後世への影響を
読み取るもの。

第1回河合先生のでも取り上げられた、オリビエ版、ブラナー版
さらに「ホロウ・クラウン」版にいくつかの舞台版比較は勿論
でしたが、やはり後世への影響が面白かったです

特に指揮官による士気高揚の演説に関して、ハセヒロ蘭堂のは当て
はまるかどうかはなかなか興味深かったですし、まさかインド
映画にまで影響が言及されるとは思いませんでしたが、個人的には
泥まみれの戦場シーンは黒澤映画にも白眉はありましたし、長弓を
まとめて放ち続ける物量作戦的シーンについては、「レッドクリフ」
二部作にたっぷり盛り込まれている点については先生のご意見を
お聞きしてみたい気がしました。

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2018.11.25

ロンドンの演劇事情に驚く

NTL「ヤングマルクス」をロニー・キニアさま目当てで見に行き
ましたが、本編と同じくらい前説?がかなり刺激的でした
演出のハイトナーさんが、この芝居について語っているのですが
ナショナルシアターライブと言いながら上演されたのが聞きなれない
ブリッジシアターだと思ったら、それはロンドンで数十年ぶりに
作られた新劇場であること、しかもハイトナーたちが作った劇場で
あること、そして「ヤングマルクス」はその新劇場のこけら落としの
新作であると話していました
新しく劇場を作った理由については、ライブ配信など普段演劇を
観ない人にも見られやすい映像関連設備、劇場と町を結ぶ空間と
してのスペース(だから「ブリッジ?」)、多めの女性トイレ(本当に
言ってました)といった面と併せて(笑)、この10年でチケットの
売上が25%もアップしており、ロンドン演劇界が活況を呈している
と言っていました。
何ともうらやましい!

因みに「ヤングマルクス」の次にブリッジで上演されたのは、NTL
でも来週かかる「ジュリアス・シーザー」で、これにはブルータス
役でベン・ウィショーくんがご出演。

ベンと言えば「ホロウクラウン」でリチャード二世を演じてますが
私に言わせれば、キニアさまは「タナー」ですし、ベンと言えば
「Q」、いずれもクレイグ版ボンドの主要キャラ。
「007」は引退された「デイム」ジュディ・デンチさまを含めて
どれだけ「007」凄い役者を揃えているのかと(そっち)(笑)

そう言えば世間は最近、新「M」レイフ・ファインズさまを「ハリ
ポタ」のヴォルデモートとして認識しているようですが、レイフには
「シンドラー」「クイズショウ」「イングリッシュペイシェント」
など凄い実績があるんですけどね

しかし確かに「ハリポタ」にもイギリス演劇界の重鎮が山ほど出演
されていてびっくりします
(アラン・リックマン、マギー・スミス、エマ・トンプソン、ヘレナ
ボエム・カーター、ゲイリー・オールドマン、勿論、ケネス・
ブラナーとか)

ともあれNTLいいですね

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2018.11.24

「マリー・アントワネット」(花總/ソニン版)を観る

「マリー・アントワネット」(花總/ソニン版)を観る
今回は花總さんマリー、ソニンさんマルグリット、田代さんフェル
ゼン、原田さんルイ王
前回とはWキャスト分が完全に被ってない組み合わせを狙って取った
のですが、同じ芝居でもキャストが違うとこんなにも印象が変わる
のか、と言う事を改めて実感。

前回はマリーもマルグリットもフェルゼンもルイ王も、誰一人お互い
わかりあえ(わ)ない、わがままで残念な人たちと言う印象が強かった
のですが、今回はどんなにそれぞれが思いを伝えていても伝わら
ない、そして自分の居場所がみつけられない人たちが、与えられた
立場の中で何かを成し遂げようと、あがき、挫折し、傷つきながら
不器用に必死に生き、負の連鎖を食い止めようとする姿が、印象に
残りました。

2回目なので子守唄の伏線、リフレインされる曲の使われ方の多様
さなど、色々気づく事もあり、前回の不完全燃焼さが嘘のようで、
処刑台に曳かれた荷車から振り落とされ蹲るアントワネットにマル
グリットが手を差しのべるところなどちょっと涙腺を刺激されて
しまいました。

花總さんアントワネットは最後に自身が言うように、本人が意図
しない中での無知が自身にも周囲にも悲劇を招いた危うさ、でした。
ルイ王の原田くんは「サイゴン」のクリスとか、悩める若者イメージが
強かったので、ビジュアル含めてびっくり。
そもそもルイ王ってアントワネットの旦那さん、と言う以上には
さほど描かれてこなかったのが、「鍛冶屋だったら人の役に立てた
のに」ほか、今回は存在に意味がありました。
フェルゼンの田代くんは久しぶりだったからだと思いますが、
ツルンとした比較的ひ弱な「おぼっちゃま」キャラのイメージが
軽く裏切られて、アントワネットを思うが故に苦言(届かない)を
呈する、かっこいい「彼氏」でした。
ただ、資料をあたると、ヴァレンヌ逃亡は国王夫妻の状況の楽観視
以外に、フェルゼンの計画が杜撰だったのもという説もあったりは
するんですが、まあそのあたりは…

そしてソニンさんのマルグリット。
予想通り強く、かっこよかったです。
まあこのイメージばっかりになると、「トロイラスとクレシダ」の
クレシダの時のように、「あなたならもっと自分で打開できたはず」
と役を越えて来ちゃいそうですが…(笑)

この回はe+の貸切公演だったため、特別カテコが。
花總さんのe+絶賛コメントに(笑)、田代フェルゼンとは最終回
だったにソニンさん絶句、などなごやかなカテコでした。
本当にこんな素晴らしい組み合わせを貸切にして頂いて、本当に
有りがたかったです。
こう言う作品は繰り返し上演することでブラッシュアップすると
思いますし、またの再演希望です。

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2018.11.21

ボージョレ・ヌーボー

ボージョレ・ヌーボー
一時期の大騒ぎはハロウィンの盛り上がりと反比例で落ち着いた
感じですが、どうせならと、ポピュラー中のポピュラーの、しかも
ハーフボトルを買ってみました。
まぁ毎度「ぶどうジュースだね」って感じなんですが、これも
酉の市同様、11月の歳時記みたいな感じですね

なんだかんだ言いますが、美味しかったです

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キティ嬢、多摩地区の老舗和菓子屋で最中になる

キティ嬢、多摩地区の老舗和菓子屋で最中になる
キティ嬢、多摩地区の老舗和菓子屋で最中になる
多摩地区の和菓子の老舗「紀伊国屋」さんに、キティ嬢の最中が
登場しました
餡を自分で挟む、いわゆる「お手作り最中」方式で、粒あんと
栗あんの二種類

てっきり包みの印刷だけかと思ったら、なんと中の最中皮にもキティ
嬢がしっかり(笑)

しかし多摩地区の地味な和菓子屋の最中にまで出動するとは、キティ
嬢、どれだけ働けば気が済むのでしょう(笑)

そして困ったことに余りに可愛くて食べられやしません(さらに笑)

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今年も鷲神社の酉の市

今年も鷲神社の酉の市
今年も鷲神社の酉の市
今年は三の酉までですが、三の酉が日曜日なので、二の酉に伺い
ました

夕方早めだったので、あまり混まずに(30分待ちなら上出来)参拝
できました。

熊手は予算の関係で毎年同じサイズ(笑)
有りがたく三本締めして頂きましたが、これで無病息災となれば
いいのですが、世の中そんなに甘くなかったです(苦笑)

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2018.11.20

コカ・コーラ、渋谷限定デザイン缶ボトル

コカ・コーラ、渋谷限定デザイン缶ボトル
味はいつものだし、かなり細身ボトルで150円、は、ほぼボトル
デザイン代でしょう(笑)

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萬斎さん記事

萬斎さん記事
ちょっと前ですが、萬斎さん記事が朝日新聞に出ました。
「ゴジラ」の動きを樋口監督に電話で頼まれた、と言うエピソード
ですが、左隣が三谷さんのコラムだったのもなかなかでした(笑)

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さいたまネクストシアター「第三世代」を観る

「ジハード」に続く、ネクストシアターによる「世界最前線の演劇」
シリーズ第2弾

しかし「最前線」と言うと、フロンティア、通常、先端的と同義な
イメージですが、これはやや違うニュアンスですね
敢えてのネーミングでしょうか

今回は「ホロコースト」世代から2世代下がったユダヤ人とドイツ
人とイスラエル人の若者が演劇のワークショップをする中で、彼ら
目線での、立場の違いを巡る複雑な問題が噴出するのを、描くと
言う構造。
しかもオリジナルはそれぞれのアイデンティティーの若者たちが
自身を投影させて演じていたのを、さらにそれを日本人が演じると
言う、もう一つ入れ子状態になっているため、難易度は更に上がって
いる訳で、役者も、演出も大変だったろうと思いました
大変と言えば、多分自虐ジョークと思われる事が、我々には判らない
そのあたり、現代翻訳ものに共通のもどかしさですが、これはいつも
以上でした。

「ジハード」もでしたが、それぞれの立場、背負ってきた歴史などを
私は十分知らないので、理解は浅いですが、こうして演劇を通して
それが難解、複雑である事だけでも若者の目線で知ることができ、
考えさせられるのは、いまの日本にいて必要
例えば日本海を挟む日本と幾つかの国々の若者が、日本でワーク
ショップを行ったとしたらと思うと、そのワークショップを開催
すること自体の困難さとか、本音と建前、複雑が容易に想像でき、
そもそもワークショップやっている時点でかなりな事かと。
ともあれ、ストーリーにあれこれ言えないので、役者さんについて。

まず際立ったのは進行的、狂言回し的役の、高橋英希くん。
アー写と実物がかなり違ってましたが(笑)「リチャード2世」あたり
から名前のある役がついていた気はしますが、先輩たちのかげに
隠れていましたが、「マクベス」や「病は気から」などを経て、
今作で一気に「来た」感じですね。
雰囲気がちょっと小栗くんぽい。
松田くん、手打さん、周本さんは安定、佐藤さん、井上さんが、
力強かったですね

そして内田くん。
ニヒリストのドイツ人役。
久しぶりにカリギュラやリチャード2世で見せた、孤高のカリスマ
敢えてのKY、自らの過激発言に対するリアクションを楽しむ感じが
独自の魅力的な声と共々、「ザ・内田くん」でした。
映像も悪くはないけど、やはり内田くんは舞台の人、ですね

「最前線」をどこまで理解できたかはアヤシイですが、ネクスト
メンバーの成長が見られたのが収穫でした。

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2018.11.16

映画「十年」を見る

映画「十年」を見る
是枝監督監修による、近未来を描いた短編5本のオムニバス。
「PLAN75」に川口くんが主演されていたので見に行きました。

「PLAN75」は人口問題の観点から高齢者の安楽死が国によって制度化
され、その窓口担当の主人公が職務としては淡々と(妻には内容は
隠していた)勤めていたが、いざ妻の親がその制度に申し込みを
したと聞くと、心がざわつき、それで良いのかと妻に問う
すると妻は「あなたがどんな仕事をしているのは知っている、人に
は勧めて家族には反対するのね」と言い返す。
制度は粛々とすすめられていくところで終わり、主人公とその妻が
そのあとどう決断したか判らないけれど、様々な理由で長寿を望ま
ないシニアはたくさんいるはず
個人的には75どころか、65くらいででも良いのではと思ったり。

丁度「クローズアップ現代+」で、海外の安楽死についての最新
情報など終活特集をやっていましたし、ありそうな話でした。

あとのエピソードでは、太賀くん、木野花さんによる徴兵制度を
扱った「美しい国」が印象に残りましたが、どのエピソードも、
テーマの制度はシステムは10年後設定でも、ローカル電車や馬小屋、
送電線などは、テクノロジーの進化の影響なく、今と同じ形に
描かれていたのが不思議でした

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2018.11.14

KAAT「セールスマンの死」を観る

KAAT「セールスマンの死」を観る
珍しく2ヶ月連続神奈川芸術劇場。
ザ・新劇なイメージの強いミラーの、70年ほど前の作品ですが、
労働者の高齢化、最新テクノロジーからのデジタルデバイド問題
家族の個単位化に伴う空き家(確定)問題など、当時意識されて
いたかわかりませんが、現代が抱える問題が次々提示され、全く
違和感なくいまに繋がる普遍性が長塚さん演出で改めて確認できた
上演でした。

主人公の風間さんも喜怒哀楽全体量凄くて見事でしたが、息子役の
山内さんがもっとすごかった。

一幕ではあまり活躍がなく、何で山内さんがわざわざキャスティング
されたのかしらと思っていたのですが、2幕の風間さんとのシーンで
一気に全部持って行かれました

いつもはもうちょっとずらしを持ってくるのが山内さん流ですが
今回は直球勝負、で、親立場から胸を突かれた人もいれば、子の立場
から、あるあると思った人もいたことでしょう、近くの客席からは
すすり泣く声が聞こえてきました

エドワード役の役者さん、二代目社長役の伊達さんは勿論、「2時間
ドラマの人」と思っていた片平さんも独特の存在感でしたし、隣人
役の大谷さん、主人公の幻想でしかないけれど影響の大きい兄役の
村田さんもそれぞれ印象が強かったです

今回セットが二階建てになっていて、二階での芝居自体は少ない
ものの、全体を俯瞰できるので2階席で正解でした。
客席もいつもよりかなり少ない印象で(客席両翼狭めた?)ドラマの
密度が薄まらなかったのも良かったですし、意外に2階席もお勧め
です。

山内さん、何かしら演劇賞取るのではないかしら

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2018.11.13

WOWOWが「コールド・ケース2〜指輪」放送前に「世界の中心で愛を叫ぶ」をオンエアした理由

先週土曜日にWOWOWで映画「世界の中心で愛を叫ぶ」をやっていて
実は初めて見たのでしたが、柴咲コウさんの子供時代をやっていた
菅野さんはいま「下町ロケット」に出演されているし、高橋一生くん
演じる龍之介の大人役はなんと宮藤官九郎さん(「カルテット」で
共演されてます)、大沢たかおさんと高校生時代役の森山くんは
寄せてるにしても激似、草村礼子さんの若い頃(写真)は堀北真希
さん、ワンシーン出演の空港スタッフは大森南朋さんで、朔の上司が
天海祐希さんと、とにかくずいぶん前の映画なのに今も活躍の俳優
さんが出るわ出るわ、映画自体はともかく、これをキャスティング
した人は慧眼と思いながら見ました。

しかもこれ、WOWOWは間違いなく日時狙ってのオンエアでした。
と言うのも、同じ日の夜にオンエアされた「コールドケース2〜
指輪」は、いま旬の田中圭くんが、超ゲスい犯人役でご出演でしたが、
田中くん演じる役名が「朔」で、巻き込まれる女性銀行員役の名前が
「亜紀」、出会いのきっかけが「『セカチュー』と同じ名前同士だ」と
朔が声をかける(と言うより目を付けて強盗計画に巻き込むため)
と言うストーリーで、映画を見ていれば、よりわかる仕掛けでした。
(しかも劇中で柴咲さんの歌が流れるご丁寧さ)
私は何気なく両方録画し、「コールドケース」を見てなるほど
それで「セカチュー」オンエアしたのねと録画を見て、確認した、
つまりはWOWOWの策にまんまと嵌まりました

今頃「セカチュー」初見で、一生くん出演を初めて知ったと言うのも
一応ファンと言っておきながらどうよ、ではありますが、もっと
気になるのは、元ネタの本家「警報」でも犯人と内通した「彼女」の
名前は有名な映画や小説の主人公の名前同士かどうかです。
そのあたり解るとさらに面白いかも知れません

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「結婚相手は抽選で」に内田くん

第6回にネクストの内田くんご出演と聞いて、ドラマの内容は全然
分からないまま見たため、状況や設定ほぼ理解できませんでしたが、
劇団主宰者と言う設定にはすんなり、更にあの安定の喋りはドラマ
でもやはり
いつもの内田くんでした。
そう言えばWOWOWで始まった、向井理さん主演の「パンドラ」新
シリーズには、小久保くんが医師役でご出演中。

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「コードブルー劇場版」を見る

気になっていた「コードブルー劇場版」をやっと見ました
その映画館での最終日で、それにしては意外にお客さんはいました

だいたいドラマが映画版になると、大風呂敷を広げすぎてドラマの
世界観を潰してしまうか、奇想天外になりすぎて最早何だか判らなく
なってしまう事が多く(「ハゲ●カ」や「陰陽●Ⅱ」「交●人」は
この実例(笑))、なのでこれも航空機と鉄道と高速道路とか非現実な
事故てんこ盛りになるか、海外ロケとかかと、恐る恐る?見たら、
逆にあまりに小降りな連ドラエピソードの羅列に終始してびっくり
しました(笑)
確かに一人一人丁寧に描くのがこのドラマの良さとは言え、鉄骨の
刺さった男性を助けるのに、スローモー以下のスピードで助ける助け
ないの息子の決断や長話をしているのには、「早くしないと死ん
じゃう」と違う部分でハラハラしたり、途中までメインで進んでいた
女性患者と婚約者の話が、結婚式で倒れたのを最後に、「安定して
いるらしい」と台詞で終了と言う尻すぼみ。

巨大事故ならレギュラーの時の方が迫力ありましたし、家族の愛
みたいな話は、白石と父親の葛藤の話の方が面白かったですし、
藍沢が危機に瀕するのはもう最初から読めていた「医療ものある
ある」でしたし(笑)

ただ10年このドラマが続いてきたのを見てきていて、主要キャスト
5人がそれぞれ「脱落」せずに活躍、特に新垣さんは「逃げ恥」、戸田さんは「大恋愛」、
浅利くんは「相棒」で活躍しているのが感慨深いです
あまり誉めてない感じになってますが、なんだかんだで、楽しめて
しまいました。

もし次シーズンができるとすれば、きっと次世代中心になっていき
そうな気がしますが、やはり脚本は林さんで、ですね

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2018.11.12

今日の「プロフェッショナル」に坂元さんが!

ほとんどメディアに出ていない坂元さんがご出演。
必見です!

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2018.11.11

WOWOWで見たら面白かった映画2本。

映画館に行くか考えてるうちに終わったとかでなくて、公開時全く
見る気がなかったのに、WOWOWで何気なく見はじめたら最後まで
見てしまった映画が2本続きました

1本目は「今からちょっと会社やめてくる」
鋼太郎さんがパワハラ上司をやると言うのだけ公開当時は知って
いましたが、キャストはいわゆる、いま旬の若手俳優さんばかり
なので、軽い内容だろうと食指は動かずだったのですが(と言って
本当にブラック企業ものなら、見てメンタル来るようなものは見たく
ないなぁ、と言うのが見る映画の基準なので)なんとなく見始めたら
福士くん演じる謎の男の正体明かしに引っ張られてついつい見おえて
しまいました

まあラストの30分くらいは、どこかの観光地のプロモーション映像
かと思う薄っぺらさで、がっかりでしたが(笑)、そこまでは軽そうで
軽くない感じが面白かったです。
黒木華さんが、意外なキャラクターを演じていたり、勿論、鋼太郎
さんの良い声で楽しそうにパワハラする上司が、ああこの人やっぱり
舞台俳優さんだったわと思ったりしてました。

もう1本は去年の映画賞にずいぶん絡んだ「彼女がその名を知らない
鳥たち」
公開時、凄いキャストだし、見に行くかなぁとは思いながら、予告
編見る限り、かなりダークそうだし、どうも映画館で大勢でみる
イメージが湧かなかったのですが、テレビ画面の小さい中に詰め
込まれた高密度の感情と、結末の伏線の回収に完全にしてやられ
ましたし、ある意味、テレビで見て正解な映画(日本語がオカシイ)
だった気はしました。
そもそも主役級4人全員、よくまあこの役を受けたなと(笑)
脚本読まずに受けた筈はないですが、特に松坂くんと竹之内さんの
役のクズっぷりは凄くて笑えるくらいでした。
松坂くんは同じ白石監督の次作「孤狼の血」では一転正義感無駄
遣いとも言えそうな刑事を演じていて、この振り幅はいわゆる主役を
張るランクの二枚目俳優にしては珍しく、事務所の意向ならすごく
上手いですね

阿部くんの役は後半にビジュアルと反対のキャラクターが出てくるし
蒼井さんもクレーマーの依存気味、ダメ男ばかり好きになる残念
女子と見せかけて、後半悲惨な過去に胸を突かれましたし、松坂くんの
役もラスト前である意味制裁を受けますが、それに比べると竹之内
さんの役は、ひたすらゲス度がどんどん増すので驚きました(笑)

そして個人的には嫌なジジイ役で中嶋しゅうが出演されていたのが
サプライズ。
「関ヶ原」は画面が暗くて探すのが大変だったので、こちらで
お元気な姿が見られて(蒼井さんとは舞台「スケポーン〜」でも
共演されてました)良かったです

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2018.11.07

「顔見世十一月大歌舞伎」(夜の部)を観る

「顔見世十一月大歌舞伎」(夜の部)を観る
夜の部はまず顔見世らしく、吉/菊の「南禅寺」

吉右衛門さんは来月国立で五右衛門なさるので、ウォーミングアップ
かも知れません(笑)

ここで種之助くんが凛々しい取り手役なんですが、なんとびっくり
「法界坊」では野分姫で堂々の赤姫役。
若いってすごい(笑)
って言うか、種之助くんがすごいです。

菊五郎さんはあくまで爽やか、年齢超越、吉右衛門さんは威風堂々、
短すぎる一幕なのに、数奇な人生をしっかり感じるのはお見事。

そして「法界坊」
これは、どうしても勘三郎さんバージョンが念頭に来てしまいます
「世界一低い宙乗り」に顔も着物も半分法界坊、半分野分姫と言う
スタイルとか、色々見ましたが、どちらかと言うと「中の人」の
キャラクターでみせていた部分大でしたし、自分が先に笑う悪い
癖で実は笑えなかったりしていたのを思い出しながら観る事になり
ました

猿之助さんはさすが、踊りが上手く、怪我の後遺症もあまり感じ
ませんでしたが、まだ初日に近かったせいか、全体に良くも悪くも
ちゃんとしてました(笑)

色々細かいアドリブや客いじりしてるみたいですが、残念ながら
3階b席には届かず。
結局歌六さん演じる 甚三にに度々悪事を阻まれると言う、トムと
ジェリー状態は、しかし二人の手だれの殺陣と、またまたまた(笑)
歌六さんのユーティリティプレイヤーぶりに脱帽。
要助(松若)の隼人くん、おくみの右近くん、野分姫の種之助くんと
いった若手と、歌六さん、團蔵さん、門之助さんらベテランと、
バランスの良いキャストなもよく、また全体にキャラクターでなく
ストーリーで見せる演出意図は理解できたものの、それにはやはり
善人少なめの強烈キャラクターがもう少し立ってこないと、例えば
巳之助くんなど存在感希薄で残念至極。

コテコテのとんこつラーメンを頼んだのに、あっさり塩味が出て
来たと言う感じがしました。
後半見たら変わるんでしょうが。

舞踊は嫌いなんですが、ストーリーの続きではあるので珍しく
「双面」を見ました。
猿之助さん/右近くんの踊りの上手さは解りましたがやはり私には
舞踊ものは焦れったく、セリフで話が進む方が好きでした。

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2018.11.02

「マリー・アントワネット」(笹本/昆版)を観る

「マリー・アントワネット」(笹本/昆版)を観る
「マリー・アントワネット」(笹本/昆版)を観る
帝国劇場
初演も見ました。
期待してた割にちょっと肩透かしだった記憶があり、かなり間を
開けたのは、多分「満を持して」の再演だろうとまた期待して見に
行きました
登場人物もキャストもほぼ一新されて、ある意味別の作品でした

特に前回マルグリット役だった笹本さんがマリー役に「ご出世」(笑)
昆さん笹本さんのお二人、「レミ」「サイゴン」では同じ役をやって
いましたし、二人のMAは実は同質な裏表と言う事かも知れません

2幕は幕切れ前までは良かったです
アントワネットの脱出が失敗し、処刑される結末は分かっているのに
異様な緊張感がありましたし、マルグリットの最後の切札は、そう
きたか、と言うどんでん返しでした。
しかし幕切れに意味なく全員出てくるのは安直に過ぎ(笑)。
緊張感ぶちギレ。

さらに1幕はもっとすっきりせず冗長。
回想を挟むため、時系列が崩れるのですが、導入の状況提示が曖昧で
(夏の「騎士物語」もそうでしたが)、特にアントワネット登場
シーンで「1784年パリ」とスクリーンに出、アントワネットがフェル
ゼンに「パリにお戻りに」と言い寄りますが、この年表示があとは
一度も出ないため、効果が薄く、また、それが処刑まであと何年か
とか言うカウントダウンにもならないので中途半端。
その時点アントワネットが嫁いでどれくらいだかもフンワリで、
結婚生活をどう感じていたかもセリフでは語られず、立ち位置が
不明なまま首飾り事件に巻き込まれ、アメリカ独立戦争をテーマに
した豪華?(珍妙な)衣装に大枚をつぎ込むうと言う愚を犯す部分も
前提なしなので、騙されてお気の毒、感ゼロ、軽薄全面に見えて、
観客側としては同情さえできないまま進むのはなかなか痛かったです。
アントワネットを「ベルばら」目線で見る下地があるため、それを
否定するスタンスなら、もっと徹底的に「今回のアントワネットの
キャラは違う」と明確にしておかないと、かと。
と言ってマルグリットメンタルに立てるかと言うと、彼女も市民や
オルレアン公にあっけなく裏切られるため、観客は誰のメンタルにも
寄り添えない宙吊り状態
どうしろと(笑)

笹本さんの場合は童顔が抜けきれないため、その甘えた感じ、或いは
身の程以上の地位に就かされてしまったアンバランスを必死に飾る
事でカバーしようとする危うさが、役者ご自身の「大人の女性役」
へのチャレンジと二重写しになるのは、配役の妙ですが、惜しむ
らくは笹本さんは資質としての「賢さ」を隠しきれていないので、
ここはがッと振り切ってしまった方が見ている方はすっきりはした
気がします。

また2幕後半になると突如覚醒し、母の強さと国民への配慮が急に
できるようになるのも心情語らずくるので、マルグリットがアント
ワネットを庇う行動以上に繋がりが分かりにくい感じでした。

あと蛇足レベルで言うと、1幕幕切れのアントワネットの髪の毛の
中途半端な形と長さが途中のマイク音飛び共々妙に気になりました(笑)

その他の役者さん
この手の役はたいてい、と思っていた、オルレアン公役が吉「野」
さんでなく、吉「原」さんだったのを一幕休憩時間に気がついたの
ですが、バルジャン役や去年の「ビューティ・クイーン・オブ・
リナーン」のような善人役よりはるかに迫力があって2幕は勝手に
盛り上がりました(笑)
と言うか、心情に寄り添えない以上、キャラクターに楽しみを見い
だして見た、と言うのが実際かも。

古川さん、駒田さん、坂元さんは見る度にこの手の役でややお気の毒。
ルイ16世役の 佐藤さんは、ビジュアル含めて正直「エリザ」の
フランツ・ヨーゼフより何倍もピッタリで、しかも素人が聞いても
それと判る超難曲を流石にさらりと歌われていて、完全一人異次元
でした

昆さんマルグリットは大熱演ですが、どうしてもソニン嬢の「1789」の
ソレーヌ役のイメージと役柄強くダブりまくるのが、やや不利だった
気がします
しかも今回そのソニン嬢もWでキャスティングされてますし、
「1789」と公演のインターバルが短すぎですし。

「エリザ」も主人公の死で終わりますが、トートと言う存在のおかげで
カタルシスとは言わないまでも、落としどころはありましたが、
こちらは誰も幸せにならない結末で、そこがこの作品のスルメ的
魅力?でもあり、しょっちゅうは再演されにくい原因かも知れません

間をあけて花總/ソニン版も観る予定なので、日程進んでの深化とか
キャストによる印象の違いが楽しみです

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2018.11.01

「シアガ」月刊誌休刊、サイト閉鎖

明日発売の12月号で休刊、サイトも運営停止って、突然すぎ。
確かに他の演劇サイトの充実、ビジュアル優先のグラフ誌ほどは
派手でなく、テアトロや悲劇喜劇ほど深堀りしてないと言うスタンスは
微妙ですけど…

何か寂しくなりますね

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早稲田大学のシェイクスピアイベントに萬斎さんご出演

もう申込み締め切っているようですがこんなイベントが!
先日扇田さんのイベントに行った時に気が付かなかったのが悔や
まれます

「早稲田大学におけるバーミンガム大学デー
演劇映像学連携研究拠点共催事業
現代のシェイクスピアの翻案と上演をめぐって」
日時: 2018年11月26日(月)15: 15-17:45(14:45開場)
会場:早稲田大学 小野記念講堂
使用言語:日本語・英語(日英同時通訳)

★趣旨★
シェイクスピア戯曲を別の時代や状況などにおき換えたアダプテー
ションという手法について、学者と実際の舞台に携わる演出家や
俳優がそれぞれの立場から映像も交えながら発言を行い、その後
討論を行う
イギリス側からはバーミンガム大学およびシェイクスピア研究所の
研究者、ロイヤル・シェイクスピア劇団の演出家と俳優、日本側
からは、同学のシェイクスピア、および歌舞伎の研究者に加え、
狂言師の野村萬斎氏が参加する予定である。

プログラム
第一部
15:15〜15:20 開会挨拶
15:20〜16:35 トーク
野村萬斎(コメンテーター:児玉竜一)
Tiffany STERN
Angus JACKSON
Kelly HUNTER

16:35〜16:50 休憩

第二部
16:50〜17:00 第一部ラップアップ
Michael DOBSON
17:00〜17:40 登壇者による意見交換
17:40〜17:45 閉会挨拶 冬木ひろみ

しかし、芸術監督ドノ、だんだん本業以外の仕事が増えてきましたね…

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