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2018.11.07

「顔見世十一月大歌舞伎」(夜の部)を観る

「顔見世十一月大歌舞伎」(夜の部)を観る
夜の部はまず顔見世らしく、吉/菊の「南禅寺」

吉右衛門さんは来月国立で五右衛門なさるので、ウォーミングアップ
かも知れません(笑)

ここで種之助くんが凛々しい取り手役なんですが、なんとびっくり
「法界坊」では野分姫で堂々の赤姫役。
若いってすごい(笑)
って言うか、種之助くんがすごいです。

菊五郎さんはあくまで爽やか、年齢超越、吉右衛門さんは威風堂々、
短すぎる一幕なのに、数奇な人生をしっかり感じるのはお見事。

そして「法界坊」
これは、どうしても勘三郎さんバージョンが念頭に来てしまいます
「世界一低い宙乗り」に顔も着物も半分法界坊、半分野分姫と言う
スタイルとか、色々見ましたが、どちらかと言うと「中の人」の
キャラクターでみせていた部分大でしたし、自分が先に笑う悪い
癖で実は笑えなかったりしていたのを思い出しながら観る事になり
ました

猿之助さんはさすが、踊りが上手く、怪我の後遺症もあまり感じ
ませんでしたが、まだ初日に近かったせいか、全体に良くも悪くも
ちゃんとしてました(笑)

色々細かいアドリブや客いじりしてるみたいですが、残念ながら
3階b席には届かず。
結局歌六さん演じる 甚三にに度々悪事を阻まれると言う、トムと
ジェリー状態は、しかし二人の手だれの殺陣と、またまたまた(笑)
歌六さんのユーティリティプレイヤーぶりに脱帽。
要助(松若)の隼人くん、おくみの右近くん、野分姫の種之助くんと
いった若手と、歌六さん、團蔵さん、門之助さんらベテランと、
バランスの良いキャストなもよく、また全体にキャラクターでなく
ストーリーで見せる演出意図は理解できたものの、それにはやはり
善人少なめの強烈キャラクターがもう少し立ってこないと、例えば
巳之助くんなど存在感希薄で残念至極。

コテコテのとんこつラーメンを頼んだのに、あっさり塩味が出て
来たと言う感じがしました。
後半見たら変わるんでしょうが。

舞踊は嫌いなんですが、ストーリーの続きではあるので珍しく
「双面」を見ました。
猿之助さん/右近くんの踊りの上手さは解りましたがやはり私には
舞踊ものは焦れったく、セリフで話が進む方が好きでした。

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