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2019.02.03

映画「ヴィクトリア女王〜最後の秘密」を見る

BBCフィルム、ワーキングタイトル、「クイーン」の監督、そして
ジュディ・デンチさま主演でのヴィクトリア女王秘話、と、見たく
なる要素てんこ盛りで(笑)早速見に行きましたが、なかなか色々
微妙、でした(苦笑)

前半は爽快。
身分や人種の違いを越えて交流する二人のエピソードには笑いが
散りばめられ、孤独な女王が、異国からきた青年アブドゥルに共通
点を見いだして心許し慰められる部分は心暖まるのだけれど、中盤
アブドゥルに妻子がいると知った時の女王のリアクション、また、
女王のお気に入りになった事に奢ったと取られるアブドゥルの行動に
徐々に二人の関係は周囲を巻き込んで微妙になっていき、遂に女王の
死後すぐに、アブドゥルは新国王の差し向けた家臣たちによって、
女王との思い出の写真などを悉く隠滅され、屋敷からも追い出され
遂に帰国すると言う結末。

晩年に女王にインド人の侍従がいたこと、女王の死後事実は秘され、
2010年に彼の日記が見つかった事で、今回の映画に繋がったと
エンドクレジットに淡々と書かれていましたが、時代が今と違って
いたにせよ、アブドゥルがちょっと図に乗った部分があったのかも
にせよ、存在自体が葬られたと言う事の示す不愉快な事実を突き
つけるラストは残酷で、苦く渋いものでした。
(イギリスらしいと言えばらしい)

ちょっと前にヴィクトリアのごく若い時期のテレビシリーズ、更に
もう少し前に映画と、この女王への関心と話題性の高さも改めて
感じた映画でした。
しかしデンチさま、もう歴史上の人物みたい(笑)

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