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2019.03.10

サントリー美術館に「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」展を見に行く。

サントリー美術館に「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」展を見に行く。
こちらも久しぶりな、サントリー美術館
若沖、國芳に続いてはまった暁斎先生、太田や千葉ではずいぶん
拝見しましたし、ふざけたとしか思えない巨大な芝居幕だけを見る
ためだけに、京都国立博物館に見に行ったりもしましたが、遂に
お江戸のど真ん中、サントリー美術館での「個展」が実現しました。

当たり前ですが、主に浮世絵近辺に興味があるので、やはり國芳
先生の影響の見て取れる「蒙古賊舩退治之図」や「風流蛙大合戦之
図」「妖怪図」あたりは、なるほどなるほどでしたし、「鯰の船に
乗る猫」は風刺効きすぎ、また、能狂言に造詣が深かっただけあり
鞍馬天狗と牛若丸の出会いシーンは後ろに桜吹雪と言う設定にして
いるし、「貧乏神図」は表装も風帯も継ぎはぎ、軸棒は左右違う色、と、
ある意味贅沢とも言える凝りぶりでした

詳細描ききる絵日記も軽妙で見所多く、何より私が最も子ども時代
から長く興味を持っていた探検家、松浦武四郎先生と交流があり、
絵を発注していた書面(ついには「間に合わなかったら、適当な
画家が描いたのに暁斎サイン入れてしまっても文句ありません」の
一札まで入れていたと言うから凄い(笑))などは
非常に貴重な
ものでした。
また、江戸と共に去った先輩方とは違って明治も活躍していただけ
あり、「月次風俗図」に電柱が描き込まれるのも、またそれが違和感
ないのも暁斎先生らしかったですね

然程混まず、絵巻も日記もしっかり近くで見られて良い展覧会でした

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