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2019.04.09

「四月大歌舞伎」(夜の部)を観る

お目当ては仁左衛門さんの「実盛物語」
仁左衛門さんもファンですが、物語自体も、これが「義賢最期」の
続きと判る感じが好き。

ついでに言えば随分経ちますが、蜷川さんの演出で萬斎さんが
菊之助さんと共演した、清水邦夫さんの「わが魂は輝く水なり」で
萬斎さんが演じたのが実盛で、ラストに歌舞伎の実盛が約束する
ように髪と髭を黒く染めるところがあり、で(笑)

まあ、この場だけやると、いきなり高貴な妊婦が場違いな民家に
いたり、死体の硬直をものともしない、スーパーパワーを発揮する
幼児が登場するも「親は誰」とも説明ないとか、いささか不親切だとは
思いますし、小万がらみの部分、人形浄瑠璃でなく人間がやるのは
ちょっとホラー(きれい目なゾンビ)じゃないかといつもそこは
突っ込んでしまうのですが…

仁左衛門さん姿を愛でる、と言っては失礼ですが、とにかく形が
美しくて惚れ惚れ。
今回は眞秀くんが 太郎吉を勤めてましたが、仁左衛門さんを相手に
堂々。
「盛綱陣屋」の小三郎もでしたが、しっかりしてきた気がします

来月、従兄弟の和史くんは丑之助で初舞台踏みますが、眞秀くんは
どうするのかな?

歌六さん瀬尾は当たり前に安心の高レベルでしたし、馬までも
芸達者で(笑)お見事。

このところしばらく、歌舞伎座は子方が出ると替え玉殺人ばかり
だったので(笑)、その意味でも今回は安心して見られました。

「黒塚」
猿之助さんオンステージです。
能を暫く集中して見ていたため、どうしてもこのショーアップした
歌舞伎バージョン、どんなに地味目にされても慣れません
多分、能舞台の狭さに対しての塚の圧倒的存在感や、醸し出される
不気味さや緊張感は、ライトきらきらな歌舞伎では出せないかと。

それにしても猿之助さんの身体能力は凄い。
確かそんな昔でなく、腕の大怪我してましたよね?と疑いたく
なるほど、何もかもスムースでした。
猿弥さん最近歌舞伎座大活躍ですが、今回も能力役で鮮やか。

最後の「二人夕霧」は失礼し、「平成最後」の歌舞伎座は終了

次に歌舞伎座に行くときは、「令和」です

Sanemori

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