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2019.06.12

「エリザベート」(1回目)を観る(速報的)

Teigeki19elizaCastTime

帝国劇場

今回はチケット取りが1月から始まっていたので、何だかやっ~と
観ると言う感じもしますし、成河くんファン的には、間に「ブルオレ」
ゲキシネ「花髑髏」があったりしたので、あっという間な感じも
します

まずは今シーズン私の初回
俳優さんは初日ではないのに、勝手にこっちが緊張してしまい、
珍しく開場時間前に到着。

初回プリンシパルキャストは

エリザベート:花總まり
トート:古川雄大(初見)
フランツ:平方元基(初見)
ゾフィ:剣幸
ルドルフ:京本大我

勿論、ルキーニはそのために大枚叩いている(笑)成河くん。

ルキーニと言えば日本初演から長らく高嶋(兄)シングルキャストで、
あのイメージが定着していたのを、前シーズン成河くんが初参戦にして、
単なるニヒリストな傍観者で、要るのかこの役と思っていたのが(失礼)、
「おとぎ話じゃないぜ」と突き放しながら、エリザとトートの物語を
観客に見せつける、完全な狂言回しとして重要な物語の軸である事を
再認識できた意味で画期的だったのですが、今回は、そのご自身の
ハードルを更に越えてくる事を期待

セットは前シーズンと同じでしたが、音楽や演出は細かく変わって
いました

何しろいきなりオープニングの一音目が違ってましたし、「闇広」も
「最後のダンス」もイントロ変えてきてびっくり

演出も、初回だったので、ルキーニしか見てない訳ですが(笑)
ルキーニに限定しても、髪型が少し変わり、前回のピエロ的メイクは
なくなったと言う、見た目の変化は勿論、「ミルク」や「キッチュ」の
ソロパートの歌がとんでもない迫力増してて鳥肌ものでした。

また、結局ほぼずっと舞台上にいるのに、存在感をアピールする、
逆に存在感完全に消しつつ、進行する物語を鼻歌混じりに眺める
感じは素晴らしかったです。
細かく言えば、エリザに冒頭ライフルを渡す立ち位置が逆に、
「籠の鳥」飛ばしは毎回ではないのか、今回はなし、「バートイシュル」で
エリザに突き飛ばされる、「精神病院」での細かい動き、どう考えても
ゾフィ毛嫌いしてる感じ(笑)、披露宴シーンなどモブシーンでも埋没し
ない異質さ、どれも目が離せませんでした

ただ、多分今回が古川トートと初だった筈で、まだやや様子見、
探る雰囲気があり、今後、息が合ってくると、城田トートや井上
トートとのような絶妙なコンビネーションが見られる事でしょう

前回までルドルフだった古川くんトートは、とにかくきれいでした。
井上トートが自己中心なのと比べると、かなり礼儀正しい(笑)
ただし、ルドルフとはどうもルドルフ二人っぽさがややあり。
まだ生々しいのかもしれません

平方くんフランツは、童顔の田代くんに比べると、お顔が良い意味で
若くても老けても丁度よくて老けメイク違和感なし。
声は古川トート共々瑞々しく、とても良かったです。
京本ルドルフはキリッと度が上がりましたし、ダンスのキレかさすが。
剣ゾフィは出だしがかなり不安定で、あれ?でしたが、後半はさすが。

全体に、なんか(特に「夜のボート」あたり)、テンポがゆっくりな
感じがしました。

まだ成河ルキーニは引き出し出し惜しみな気配があり、今後どう
アンサンブルが増すなかでキレっぷりに磨きがかかるか、楽しみ
でしかありません。

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