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2019.07.31

大河「葵三代」はタイムカプセル

Kamiki

演出もストーリーも、濃い化粧も大げさな芝居も、いかにも昔の
「大河ドラマ」で、面白いかどうかと言うとちょっと微妙な部分も
ありますが(梅雀さんの現代語解説も当時は話題になりましたが
やっぱり微妙)、キャストが貴重映像だらけで、最近は最早そっち
メインで見ています

既に小栗くんや香川さんが登場しましたが、今度は神木くん
当たり前ですが、こちらは若い、と言うレベルでなく、完全なお子
さま、です

声と、鼻から顎の感じは今と同じ。

さすが、西田さんですら若僧扱いのドラマだけあって、アーカイブ
と言うよりタイムカプセルですね

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2019.07.30

スーパー歌舞伎「オグリ」に洋くんが出る!!

いや、名前は見てましたよ、「ほうおう」で。
でもまさかと思ったら、洋くんのブログに出演しますな発表が。

本当か!
キャ~!

とりあえず、既に隼人くん小栗回は確保しているのですが、松竹
さまの策略にはまり(笑)、11月に猿之助さん小栗回を「とらなけ
れば」と思ってましたが、これで「とるぞ!」と言う方向になり
ました

ほかに浅野さん、嘉島くんなど、猿之助さん歌舞伎既に経験して
いる現代劇役者さんも出演されますし、何より、ニナガワスタジオを
卒業するまで、蜷川さん舞台で常に役柄を輝かせ続けていた洋くんの
事、きっと新しいステージでもシェイクスピアで鍛えたセリフ術が
活かされる気がします

しかも演舞場です
楽しみでしかない!

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「いだてん/走れ大地を」歴史を感じた回

庶民の歴史じゃ視聴率は取れないと言われた1部を意識したのか
「田畑のまーちゃん」が政治部記者という立場を活用して、高橋
是清や犬養毅を登場させて、ちょっと大河らしくなってきましたか
(リリーさん演じる上司・緒方も河野同様、やがて政界に転じるし)
しかし、応援ソングの発表会と五・一五事件のリンク、何より
塩見さんの犬養が素晴らしかった。

髭の角度とか、耳から流れる血とか、「話せばわかる」もだけれと
「今の若い者をもう一度呼んでこい」が突き刺さりました

元々渋くて味のある役者さんですが、大病を乗り越えられて、更に
一言一言に深みが出ていて画面が素晴らしかったです

因みに、元・ネクストの小久保くんがクレジットにあり、どこだ
どこだと目を皿に見ていたら、まさに「そこ」でした。
軍服に包まれた無表情の中に一瞬躊躇の眼差しがあったように
見えたのが、小久保くんらしいところ。
それにしても、小久保くんの大河出演は「花燃ゆ」の古高と言い、
「西郷どん」の鱸成信といい、探しにくい役が多すぎる(笑)

今クールは大森くんの「サイン」と昼ドラの「やすらぎの刻~道」
にも出演、秋の新国立の「ことぜん」シリーズにも主要キャストで
出演と、徐々に来てます!

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2019.07.29

読売演劇大賞(中間発表)

先週金曜日の朝刊に発表されていました
今回は(も)びっくりするほど見ていない作品ばかりでした

通例、中間と最終選考は殆ど一致しない年が多いので、中間発表と
言うより、上半期賞とかにしたら、と思わないでもありませんが。

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一週間ぶりの更新

年度末が毎年仕事の最大の山場なのですが、今年はこの一週間も
かなり厳しいスケジュールになり、連日映画にも行けない酷い
状況でした

それもやっと昨日一区切りつき、久しぶりの更新です
まだ細かいジタバタはありますが、これで一旦は一区切り。

心置きなく劇場に映画館、美術館、リフレッシュしてきます!
暑いけど(笑)

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2019.07.24

「ヘンリー八世」情報

阿部さんと鋼太郎さん以外でキャストの名前が出たので、すわ、全キャスト
発表か!と検索しましたが、日程は出ましたがキャストはまだでした。
横田さんが出演されない分、どなたが、とキャストが気になります
(ちゃんとやると、結構な人数が出てくる芝居らしいですし)

そろそろ、年末年始のチケット取りが始まるので、本公演よりも
まず事前セミナーの情報が欲しいところです

しかし、ここまでブームになったドラマに絡める記憶力も凄いですが、
舞台は舞台。
記事のリードにはちょっと違和感を感じますけど。

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「エリザベート」を観る(7)

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プリンシパルキャスト

エリザベート:愛希れいか
トート:井上芳雄
フランツ:田代万里生
ゾフィ:涼風真姫
ルドルフ:京本大我

e+貸切公演
先日のe+貸切の時に井上トートが「全然広まらない」と嘆いて
おられた「エリザベート+」に進展あり(笑)
ついに「エリザベート+」仕様の団扇が出来上がり、配布されました
トートさま曰く「うちわができたのは私のおかげ」だそうです(笑)
さらに愛希エリザ、「お言葉」で笑顔で
「1幕幕切れに、この団扇を使おうかと思った」
とおっしゃり、トート閣下すら苦笑(笑)

直前のカテコでは成河くんが一回目は「e」形、二回目は「+」の
形を両手で作ってニコニコ。
カテコの成河くんは、さっきまでの殺気と狂気はどこへやら、で
たいてい、お辞儀のついでにゾフィさまとシシィのドレスの裾を
片方ずつ自分の靴にに乗せたり、ゾフィ様を挟んでルドルフ
(大我くんだと大抵)とゾフィ様のドレスの裾を持つかどうかの
アイコンタクトを取っていてますが、先日はそれを察したゾフィ
さまに、両手を広げたポーズ付きで(笑)、大丈夫!と機先を制されて
ました(笑)

この日は、今シーズン初の二階席からの観劇で、一階から見るの
とは当然のように全然違いました。
B席でない二階席は、多分「サイゴン」で筧エンジニアデビュー
シーズンに、筧エンジ楽を二階最前線で見て以来だった気がしますが
当然視野が非常に広がって見え、また舞台の奥行が見えるので、
立体的でした。

また、舞台上の「可動式棺形小舞台」の動きも良く解りましたし
何より、舞台上での役者さをたちののフォーメーションが判って
新鮮でした。

しかし上から、ちょっと俯瞰で見ると、芝居の見え方も変わるのか
見捨てるフランツ→見捨てられるエリザベート→見捨てるエリザ
ベート→見捨てられるルドルフと、結局は人間、自分がされて
辛い事を次世代に断ち切れないで繰り返してしまい、失って初めて
その大きさに気づく悲しい生き物だと思いました。

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2019.07.23

来年「東急東横店」閉店。

あの渋谷再開発の嵐のなか、旧態然の東横店、地下鉄駅やJR駅が
構造的に食い込んでいる部分がクリアできれば閉店は時間の問題
だろうと思っていましたが、恐らく最大のネックだった銀座線の
ヒカリエ寄りへの移転工事に目処が立ったのでしょう、遂に来春
閉店と発表されました

跡には、27年に、今のヒカリエや、銀座東急プラザ同様、テナント
中心のスタイルにリニューアルするそうですが、日常品もたくさん
置いてある、渋谷周辺生活者の味方が、また一つ減る事になります

一方、秋には、西口バスターミナルを挟んで向かいの東急プラザが
リニューアルオープン予定。
プラザもリニューアル前は地下の鮮魚売り場を中心に、庶民的な店、
古くから馴染みのテナントも多くありましたが、現在、雨後の
筍状態の東急主導の再開発、先行したヒカリエ、ストリームは、
ひとしなみ金太郎飴レベルに似たり寄ったりで、果たしてプラザが
どんな特徴を出せるのか、正直期待薄。

渋谷エリアに残る事になる、東急本店や西武は「50貨店」で、東横
店の代わりにはなり得ず、らしい百貨店となると京王、小田急と、
新宿エリアに求める可能性が意外に大きくなるかも知れません。

渋谷は、少なくとも東口方面は、どんな客をターゲットにどこに
向かうのでしょうか。

こうして東口側の再開発が進む一方で、昔はハンズ、PARCO、109の
三角形で、渋公やNHKホールを含めたカルチャーゾーンを形成して
いた西北ゾーンは、PARCOの休館、109も一時
の勢いほどはなく、
文化村が少し孤軍奮闘し、頑張ってはいるものの、やや町全体としての
活気、なにかありそう、な感じが薄れてきた気がします

交通インフラ面でも来年には恵比寿寄りにある埼京線渋谷駅が、
地下化によりスペースのできた以前の東急東横線の渋谷駅跡地に
移動し、前述の通り、銀座線もヒカリエ寄りに移動するなど、動線も
変わり、2027年完成にむけてまだまだ町は変わるようですが、
サグラダ・ファミリアではないですが、一通り工事が終わったら
また最初に手をつけたところの改修やリニューアルが始まって永遠に
終わらないのでは?(笑)

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8月のWOWOW

8月のWOWOWは、5月の文化村コクーンでの岡田くん「ハムレット」、
宝塚の花組トップ、明日海さんの退団公演、さらには秋に日本でも
行われる、「ジーンズクライストスーパースター in コンサート」
と見たいものばかり
「ハムレット」は2回チケット取ってあったのが、「解体新書」と
被り、一回見そびれたので、早いオンエアは有り難いです

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2019.07.22

戯曲リーディング「イザ」を観る

現在トラムで再演中の「チック」にちらっと登場する、謎の少女、
イザを主人公にした戯曲「イザ」のリーディング公演が、同じトラムで
2公演だけ行わました

キャストが「チック」でイザをやっている土井ケイトさんと、
「男」役で亀田佳明さんが出演と聞いて出かけました
(しかし、亀田さん、25日までまだ「ガラスの動物園」地方公演中
なのに!)

土井さんはネクストで「睦月子」さんと言っていた頃から印象の
強い女優さんでしたが(川口くん「ハムレット」のガードルード
とかすごかった)、最近は活躍の場がすっかり広がって、ついに
今回は所謂スピンオフ、ではありますが、主役、です。
可愛いと言うより、感受性の強い個性的なイザが感じられてとても
良かったです
「チック」だけ見ていて時は、「ピーナッツ」におけるサリー
みたいな、気の強いお転婆娘をイメージしていましたが、「イザ」を
聞くと、もう少し、か細いイメージが湧いて
きました。
亀田さんとの掛け合いも楽しそうで、アフタートークで柄本さんが
指摘された通りに、大きな動きを持たないリーディングは、セリフが
よりしっかり伝わって来た気がしました

アフタートークには「イザ」の二人以外に、「チック」の篠山さん
柄本さん、大鷹さん、母親役で再演から参加された那須さんに、二つの
翻訳と演出を担当した小山さん、「イザ」の音楽を担当された国広
さんも登壇され、何故か、篠山くん司会で(さすが、レポーター
歴長いだけあって仕切りが上手い!)ワイワイと全く家族のように
盛り上がりました

「チック」、時間が許せば見たいですが、スケジュール的にちょっと
難しいかも

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「朝のライラック」を観る

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さい芸/ニナガワスタジオ
ネクストのメンバーを中心にした、最前線の演劇シリーズ第3弾

ネクストからは松田くん、堀くん、堅田くん、手打くんの鉄板
メンバー、そして久しぶりに茂手木さん、そしてヒロインは客演、
占部房子さん
しかし、ヒロインは一番重要な役、ネクストメンバーでやって欲し
かったし、やれるメンバーいるはず
なんで客演にしたかなぁ
失礼ながら年齢的バランス的にも。

しかしこのシリーズ、段々理解が難しくなってきますね
特に自分が標的にされているのに、非常に西洋的な判断基準を
金切り声で正論叫ぶだけ叫び空気を読めないヒロインが一番思い
入れできず、イライラしたのを筆頭に何だかずっとモヤモヤして
いました

ポストトークを聞けば理解を少しは足せたかも知れませんが。

終わってから偶然に専門の方とお話しした中で、何もかもが他人事に
終始したのがその理由の一つかもしれない、と気がつきました

例えばこれまでの、第1弾はドイツ生まれのアラブ人が「故郷」アラブでは
生きにくくなる矛盾を、第二弾は、イデオロギーが対立する国の
若者同士のコミュニケーションの可能性と軋轢を描いていましたが、
どちらもヨーロッパと言う、今の日本と近い、日常が戦闘状態で
ない立場の人たちの目線がある作品だったので、何となく誰かのは
感覚を共有できる部分がありましが、今回は完全に戦闘地内の、
戦闘地論理による物語

特に彼らが自死を選ぶ基準が判らないのが、モヤモヤの最大の
ポイントだったと思います
勿論、全て共感しうる目線がない芝居がダメではないし、寧ろ芝居は
基本非日常である以上、それを以って、否定はしませんが、例えば
以前、風姿花伝で上演した「悲しみを聴く石」も、戦闘地内の戦闘
地論理の物語でしたが、女性の心理にグッとフォーカスしていたので
別の普遍性があったのかもと思いました

ネクストメンバー的には、松田くんの教師、堀くんのテロリスト、
最早ネクスト内では並ぶものなき「高齢者役役者」(笑)手打くんの
長老、堅田くんの青年、いずれも手堅い。

しかしこう言う小さいスケールでなく、是非、蜷川さんが推していた、
古典への挑戦、続けてほしいです

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2019.07.20

国立劇場で歌舞伎と能楽のコラボ公演開催

以前、三響会で、萬斎さんと幸四郎さん(当時は染五郎)との
「三番叟」競演を見たことがありますが、今回、国立劇場で、萬斎
さんと海老蔵さんの「二人三番叟」をはじめ、歌舞伎と能楽の伝統
芸能内異種競演の「第二回 古典芸能を未来へ」が8月末に開催
されるようです

国立劇場大劇場で公演し、隣の小劇場で4Kでリアルタイムのパブ
リックビューイングをやるとか!

しかし、何しろチケット代が高い。
S席20000円、一番安い2等で8000円らしいので、行くにしても
パブリックビューイングしか手は出ませんが、多分一等から売れる
んでしょうね…

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「凪のお暇」で久しぶりに高橋一生くんの「正しい使われ方」を見る(笑)

やっぱり一生くんは脇のヒトですね

確かに主役も良いけど、今回のような、優しそうだけどサイコパス、
Sぶりを振り撒きながら、実は純情、みたいなややこしいキャラ
クターこそ、「直虎」以来、久しぶりに一生くんでなければでき
ない役。
(蜷川さんとの最後の舞台「元禄港歌」の万次郎とも似たキャラ)

ラストの、顔を指(手じゃなくて)で覆いながらの泣きっぷりには
最早笑ってしまいました

中村くんは、いま、な使われかたですが、冒頭のシャッター商店街を
行く後ろ姿を後ろから撮ったカットに、店の吊り看板が唯一文字
情報として写り込んだのですが、それが「ともや」で、スタッフの
遊び心だったとしたら凄い。
黒木さんはもう安定の上手さですし、とにかくメイン3人、舞台化
して三人芝居で見たいと思ったくらい。

しかもそこに目力凄い美少女と、三田さん、そして来週からは少女の
ママで吉田羊さんも登場、益々期待度高めです

しかし三田さん、「日野富子」イメージ未だに、なので(笑)、時代劇
とかでなく、こう言うタイプのドラマにさらっと出演されるように
なったのは意外ですが、違和感はなかったし、「お暇」と言う古風な
言葉を発するに相応しい雰囲気がありました

「Heaven?」は石原さんの使われ方が勿体なく、医療、警察ものは
全般に新味に欠け、これ以外は、洋くん出演、NHKの「これは経費で
落ちません」と、清原果耶さん主演の葉室麟さんドラマ「蛍草」
くらいしか見ないかも

一生くん、これなら久しぶりの舞台「天保十二年のシェイクスピア」の
三次世も期待!

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2019.07.19

「エリザベート」を観る(6)

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プリンシパルキャスト

エリザベート:花總まり
トート:井上芳雄
フランツ:田代万里生
ゾフィ:香寿たつき
ルドルフ:三浦凉介

e+貸切公演
先日、ぴあ貸切の時に「他社貸切ではキャラクターに扮装させたり
してましたが」、と井上トートがおっしゃっていた「他社」さんの
例が入口にありました(笑)

いよいよ公演も中盤。
パンフレットが今シーズンの舞台写真入りになりました
成河ルキーニはキッチュは勿論ながら、女官とのシンクロシーンが
採用されてましたが、たくさんある写真からそれ選びます?(笑)

この回は丁度中日だったそうで(byトート閣下)全体に落ち着いて
きたこともあるのか、最初から最後まで良い意味での緊張感が切れ
ない素晴らしい回でした

さて成河ルキは、つい女官とのシンクロシーンばかり目が追って
しまいますが、実はオープニング含めて、トートダンサーの手や
身体の動きのシンクロが、波のように見え、観客を「エリザワールド
byルキーニ」にスムーズに誘導している気がします

時々、トートの頭の向きや小さな動きともシンクロしたり、特に
井上トートとの時は、手の動きとか、見ていてかなりく面白い

この回は新しく、エーヤンでエリザベートが脱ぎ捨てたガウンを
引っ張ってもいました。
そこにあるものは全て、ルキーニには小道具化、そう、クルクルと
動く、ご自身の目でさえ。

そして延々と楽しそうに破滅の物語を第三者として眺めていた
ルキーニがトートにキリを渡されて、尋問されると、突然蚊も殺せ
なさそうな声で「オルレアン候を殺そうとしたが、来なかった」と
生身の人間な感じに声のトーンを変え、一転、凄いスピードでエリ
ザベートを刺すや、手を舐め(これを見るとどうしても「花髑髏」の
無界屋襲撃シーンを思い出してしまいます。末期です(笑))ぐいと
胸を張って舞台を横切り、トートを見つけて「ウン、グランデ
アモーレ」と言って去り、そして自殺まで全く一気。
あのラストは何とも、全体の不協和音がこちらの心をざわつかせます。

そして以前のロマンティック前面なエンディングとは明らかに違って、
少なくとも井上トートはエリザベートを手に入れてご満悦かと思うと、
あまりそうでもなさそうです

ルキーニの物語が終わると、登場人物も無表情になるそう言う事?

そう言えば、こんな時に気がつくのも不謹慎かも知れませんが、
先日三浦くんママの純さんのお若い頃のお写真がテレビで流れて
いましたが、三浦くんはびっくりするくらい、お母様に良く似て
いたんですね
パパ要素ほぼ0でした

カテコに主演二人の挨拶付き。

井上トートより(笑)前回e+貸切日に、社長さんがいらして、e+のeを、
エンタテインメントのeから、エリザベートのeにすると、名刺まで!
作ってこられた話をしたのに、まるで広まらず(笑)、古川くんにも
話したのに「ああそうなんですか、面白いですね」の塩リアクションで
それ以上盛り上がらなかったのだとか
井上くんのトークは毎回面白いですし、「エリザベート皇后さま
からお言葉です」も定番ですね


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2019.07.18

松竹座「七月大歌舞伎」を観る

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昼に仁左衛門さんの「義経千本桜~渡海屋/大物浦」、夜に時蔵
さんの「芦屋道満大内鑑~葛の葉」と東京より素敵な演目が出るとの
事で、久しぶりに大阪に日帰り歌舞伎遠征決行

しかし当日朝いきなり、夜間工事の遅れで新幹線運転見合わせ情報…
昼の開演時間は諦め、出発時間を繰り下げたら、乗車時には通常運行に
なっていてひとまず安心。
ところが今度は乗車中に「山陽新幹線橋脚に車が接触」で新大阪
以西運転見合わせ、この電車も運転見合わせるかも、車内アナウンス
これはツキが無さすぎ、もう諦めた、やはり前日入りすべきだった
か、とか八つ当たりする先もなくイライラしていたら(笑)、幸い
こちらも比較的すぐに運転再開。
結局は時間通りに新大阪に到着、「厳島招檜扇」から拝見

やれやれでした
しかし随分な回数新幹線に乗ってますが、日に
2回も運転見合わせに
遭遇するのは初めてで、ヒヤヒヤ過ぎでした

今月は関西での歌舞伎振興のために作られたと言う「愛する会」
結成40周年記念とのことで、ロビーにこれまでのチラシが拡大印刷で
掲出されていて、勘三郎さん、海老蔵さん襲名、更には「NINAGAWA
十二夜」などもあって、かなり懐かしかったです。
(東京でも私の若い頃は歌舞伎座も時々歌舞伎のない月がありましたが
いまや毎月公演が当たり前
でも関西では未だに定期公演は夏のこれと、年末の京都南座の
「顔見世」以外は、特別公演感が強く、義太夫/文楽の中心の筈が
意外ではあります)

「厳島招檜扇~日招の清盛」は 我當さん久しぶりの舞台
イヤホンガイドで仁左衛門さんがしきりに「不十分な体調で舞台に
出るのは観客に対する甘え」とおっしゃってして、そう自覚されて
いるのも凄いと思いましたが、確かにその部分はあるにしても、
結局、海老蔵さん休演と勘玄くん一人頑張りがニュースに取り上げ
られるように、歌舞伎は芸もだけど、結局役者を遠い親戚のように
見届ける、見守る芸能なのかも知れません

そして何より「渡海屋/大物浦」

松竹座は歌舞伎座に比べると舞台幅が狭いので、海の大迫力には
欠けますが、見渡せる感じがするので三階席からも近く、集中力が
散漫にならないのが良いですね

特にラストは碇を背負った知盛が目線の先なので、後退りからの
落ち入りはハラハラ含めて迫力でした
仁左衛門さんの知盛は、なんと初役がわずか15年前と言うのも意外
でしたが、今回で5回目だそうで、それなら多分かなりを見ている
気がします
義経に後を託し、納得した上での入水感が強く、悟っていると言う
美学、でした。
仁左衛門さんに比べると、もう一方の「知盛」役者である、吉右
衛門さんのは、「見るべき程の事は見つ」と言いながらも、もう少し
源氏への怨みや生への執着が見える気がします

個人的大ヒットは孝太郎さんのお柳/典侍の局
世話の上手さに比べて、時代はもう一つスケールが先輩女形に
比べると、と思っていたのですが、局になってからのキリリとした
スケール感が素敵でした

更には、菊之助さんの義経
あの水のこぼれるような御曹司っぷりはさすが。
確かにこの人になら後世託せるかもと思えます
(実は義経も色々大変なんですが(笑))

弥十郎さんの弁慶は顔が独特でした。
あそこだけ出演は勿体無いですね。

昼打ち出して一息ついて、夜「葛の葉」

歌舞伎では久しぶりに見た気がします
いまできる役者さんが限られるからかも知れません
時蔵さんはもう安定と年齢不詳の美しさ
それこそ「NINAGAWA十二夜」の織笛姫から、あの艶やかさは、貴重。
(それで菊五郎さん相手の世話女房でも違和感ないのも凄いところ)
保名が 萬太郎さんと言う組み合わせがさすがにバランス的に微妙
ではありましたが、萬太郎くんも上手い役者さんなので、梅枝くんが
葛の葉できるようになれば名コンビになりますね

あとの二番は時間との兼ね合いもあり失礼しました。

仁左衛門さんが毎月関西でも歌舞伎が打てたら、とインタビューで
おっしゃっていましたが、正月の脇の手薄ぶりをみると、クオリティ
との両立が課題になりそうな気はします

大阪到着までがスリリングでしたが、楽しい観劇になりました

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初めての「スマチケ」

いや、緊張しました
初スマチケ(笑)
「エリザベート」e+貸切公演、スマチケ入場限定チケットを買う
このために、長年慣れ親しんだガラケーからスマホに買い替える
決断をしたくらい、思い入れが強かったので、無事入場できてホッと
しました(笑)

紙チケットと違って、スマホさえ忘れなければ入場確実とも言え
ますが、ちゃんと公演日までにダウンロード案内くるか、チケット
画面表示されるか、入場時に画面が表示されるか、とか、電池もつか、
とかとかとか。
勝手にハラハラドキドキしまくりました
(デジタル弱者(笑))
さらに休憩時間に劇場外に出たら戻れるか、不安で外に出られず
(単なるビビり)

しかし、何しろこのブログタイトルにしているだけに、チケット
半券残らないのはちょっと残念

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「永遠のニシパ」を見る

北海道の大自然、幕府の制度と一個人の軋轢など色々ありましたが
個人的にはちょっと期待し過ぎたかな
大石さん脚本は社会派として真正面から切り込むには若干弱く、
エンターテイメントに徹するには真面目過ぎ、まあ全体ちゃんと
やるには尺が短すぎでした。

収穫と言えば、筧さんの阿部老中がめちゃめちゃ格好良かった事
同じ北海道舞台にちょっと前にやった「幸せの黄色いリボン」で
軽薄なアニキをやっていた人と同一人物とは思えませんでした(笑)

最近すっかり活動抑え目で勿体無いですね

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2019.07.16

「ハローキティ新幹線」を目撃

Kittysakura

東海以東エリアでは絶対見られないし、1日1往復(鹿児島中央~
新大阪)のため、新大阪でさえ見かけるのもかなり貴重。
偶然見かけてすかさず撮影。
中もかなり作り込まれているそうで、一度は乗ってみたいですね~
こだま運行らしいですが。

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2019.07.15

海老蔵さん体調不良で、歌舞伎座15日夜の部休演

役者の体調不良による休演、代役は、高齢者役者も少なくない歌舞伎
では割によくある事ですが、今回は一人十三役の奮闘公演の主役
本人が体調不良では、代役の立てようもなく、公演自体が丸々休演に
なった様です(当然と言えば当然)

歌舞伎での公演自体の休演は震災の様な天災以外では、私の知る
限りほぼ初耳のかなり珍しい事。

三連休でそのために上京していた人もいたでしょうから、払い戻し
されてもなぁと言うところではないでしょうか。
明日以降も不明とのこと。
確かに歌舞伎は、演目は基本レパートリーシステムなので、役者の
名前でチケット売ってる部分が大きく、今回のをもしも、別の役者
さんが代役に立って上演しても、海老蔵さんを見たかったファンが
それで納得するかは別の次元の話になりますね

歌舞伎は特殊としても、とにかく海外の様なアンダースダディを置か
ない日本の興業システムはリスクが高すぎる事を証明したような
気がします
同じ事は、新感線でも言えて、「花髑髏」など3ヶ月シングル
キャストとか怖すぎです。
「月」では一度、「下弦」の中村まことさんが体調不良で、急遽
「上弦」の市川シンペーさんが代役に立ったそうですが、これも
「上」「下」交互公演だったからできた事で、あの身体を張った
殺陣を売り物にする新感線だけに、そろそろ考えた方が良いのでは

その点、東宝ミュージカルの複数キャストはチケット購買意欲を
増幅させる(煽る(笑))と共に、万が一の代役を可能にしている
とも言えます

まあタイトルに戻れば、しつこいようですが、頑張ってないとは
言わないですが、歌舞伎はレパートリーものなら主役であれ、いざと
なればいくらでも代役を立てられる、逆にかなり特殊なシステムが
成立しているのに、今回のように一人でやりたい様にやっていると、
勿論新しいチャレンジにケチを付けるつもりはないですが、こう
言う事は繰り返し起こり得ます
体調管理もだけど、演目選びも考えないと。

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遂にケン・ワタナベの「王様と私」を肉眼で見た。

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いや、本当に、まさか、あの2015年トニー賞授賞式パフォーマンス、
王を演じる渡辺謙さんが、アンナを演じるケリー・オハラの腰を
グッと引き寄せて「Come!」と言う、あのシビレる場面を肉眼で
それも日本で拝見できる日がくるとは思いませんでした!

客席はほぼいっぱい。年齢層も組み合わせもさまざま。
そして周りのお客さんの話を何となく聞いていると、「王様と私」は
知っていても、周防監督の映画の「Shall we dance?」の元の曲が
これだと知らなかったとか、「Shall we dance?」だけをあてに
して来たのか、1幕休憩に「『Shall we dance?』まだ?」とか、
意外に内容を知らない方も多くて、逆に言えば、ケン・ワタナベ
ブロードウエイミュージカル出演、だけで、これだけ(公演は8月
上旬まで)客を集められていると言うのも凄い事です。

私にしても先日映画で復習(予習)しておかなければ、自分の記憶の
適当さにびっくりしていたと思います。

字幕は舞台両袖。
舞台に近すぎると逆に見えないのは、文楽と同じで、今回は程々の
位置の席でストレスなし。
その字幕、王を「自己中」とか、同じ「puzzlement」でも、こどもの
台詞だと「超ムズい」とか、単なる翻訳でなく、かなり工夫された
いわゆる翻訳調でない日本語になっていました

ストーリーは特に映画との差はなかったですが、個人的には2幕の
劇中劇が些か私には長く感じたのと(王様に皮肉る劇中劇を見せて
怒らせる、と言う展開は「ハムレット」と同じだとか、雑念が湧き
まくった)、前の席のマダムが上演中にいきなりスマホで時間確認
した以外は本当に素晴らしい舞台でした
(しかもマダム、飽きてるのかと思ったら、カテコでは誰より早く
一番最初に立ち上がってて、まあファンと言うより単なる空気読め
ない「自己中」の目立ちたがりでした)

ケリーさんはもう流石の歌でしたが、謙さんも時にコミカル、時に
暴君、そして悩める王様が実にチャーミングでした。
「ラストサムライ」の勝元や「独眼竜政宗」の政宗、「西郷どん」
島津斉彬など、殿様らしいオーラは今回も存分に発揮されて、正直
幾分か、アジア側からすると、描かれ方に違和感があるこの作品を
受け入れられるのは謙さんキングのおかげだと思います
そしてやはり芝居、から来ている人だけあって、歌は超上手いとは
言えませんが、セリフと歌の境目がスムーズでした。
そうそう、今回の謙さんキングはスキンヘッドではなくて、ごま塩の
三分刈りみたいな感じでした

装置はシンプル(船以外)でしたが、天井から昇降する柱が、
『Shall we dance?』のダンス中に上手から下手に動き、その間を
二人は何事もないように踊るのにはびっくりしました
また、細かい話ですが、それこそ観客が一番楽しみにしていた
『Shall we dance?』をぶったぎるように入ってくる首相役の大沢
さんもタイミングが大変そう。

大沢さんと言えば、「キングダム」の王騎の肉体が従来のイメージ
完全覆す変貌ぶりで話題になりましたが、「王様」でもいきなり
「半裸の人が来る」とルイに言われるクララホム首相役で、その
「成果」を存分に発揮されていましたし、派手な場面はありません
でしたが、存在感は負けていませんでした
(謙さんと大沢さんが英語で会話する、とか何だか不思議過ぎる
シチュエーションでした)
何しろ、プログラムによれば、今夏「王様」のアンダースダディです
ロンドン公演では謙さんが出演されなかった短期間、「王様」も
演じられたそうですし、王騎を見てしまった今、大沢さんの「王様」も
容易に受け入れられる気がします

しかしまあ、やっぱり、ですが、西欧から見るアジアのイメージって
似てくるのか、音楽も踊りも全体の色味(赤)もかなり「ミスサイ
ゴン」に似てました
勿論作られたのは「王様~」が先ですからこう言う書き方は間違って
いて、「サイゴン」が似たと言うべきでしょうが、私が「サイ
ゴン」から見ている為、こう言う印象になってしまいます

特に劇中劇はフォーメーションから銅鑼の音まで、ずっと「モー
ニング・オブ・ドラゴン」を連想してました

他のキャストも恐らく凄い方々(知識不足)で、とにかく最初から
最後まで、素晴らしい3時間でした。

因みにオーブは帝劇より定員ちょっと多いくらいだそうですが、
完全なシューボックス型劇場ならではのスケール感がありました

10月にはここで成河くんが「ヘロデ王の歌」を歌うかと思うと、
鳥肌が立ちます。(結局そこ(笑))


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2019.07.14

「解体新書その参拾~特別版『5W1H』」(3)

折角真正面席だったのに、開演時間を間違えてしまい、結局今回も
トークのみ。
進化確認したかったのに残念

今回のゲストはパリを拠点に活躍されていると言う建築家の田根剛
さん
多分、今までの「解体」には出演されてない方で、何となく、萬斎
さんとのトークも、落合さんや大友さんに比べるとぎこちない始まり。

話はやはり「ややこしや」パワーと、LED内蔵「コロスケくん」の
機能凄い話から。

デジタル空間に入り込む萬斎さんを見ている観客は現代にいる話、
贅沢に大槻さん知盛が登場するのを眺める萬斎さんの場所が、能での
ワキ方と同じと言う話、そして演劇などは経験値が上がると楽しみが
増えると言う事と、となると観客が高齢化してしまうアンビバレンツ
なあたり、またヨーロッパは都道府県程度の範囲で国々の文化が
きちんと保たれている事、また文化は征服により、地層的に重なるが
日本でさ前の文化もスダレ式に残ると
言う話がが興味深かったですが全般、田根先生のお話が抽象的で
ちょっとついていけず、最後の方はメモ取れませんでした。ん~。

日替わりゲストのため、観客層が毎回違いましたが、今日は心なしか
学生さんや理系な人たちが多かった気がしました。

パフォーマンスも興味深い人には興味深かったのでしょうが、30回
記念なら、これまでのダイジェストとか、パネルのロビー展示とか
あったら良かったです

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2019.07.13

「いだてん」第2部、面白い立ち上がり

やはり、真面目を絵に描いたような金栗さんより、破天荒な田畑さんの
方が、大河らしくて、見ていて面白いです

無論、阿部さんの魅力も凄くあります。
因みにダンスの近藤良平さんが、田畑の動きに振りを付けているとか。

井上さん演出も効果的でしたし、「火焔太鼓」の下げとのリンクも
素晴らしかった。

後半は七之助くんが兄と入れ替わりに圓生役で登場されるそうです。
志ん生と圓生については井上ひさしさんの「円生と志ん生」で
戯曲化されているように 大陸慰問に一緒に行っているので、そう
したエピソードも入ってきそうですね

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いよいよ「永遠のニシパ」オンエア

北海道では先行オンエアされたようですが、15日にやっとNHK総合で
全国放送です

松浦武四郎の知名度が少しでも上がれば何よりです。

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2019.07.12

「MANSAI解体新書その参拾~特別版『5W1H』」(2)

仕事の都合で、大友さんとのトークのみ。

大友さんとのトークの肝は「ノイズ」
データで完コピしても、例えば歌なら息継ぎや唇の擦れる音とか
ピアノでも、ペダルを踏む音や鍵盤を叩く微かな音が入って初めて
演奏らしく認識されるらしい。

ドラムは今はリズムボックスの性能が上がって、リズムボックスか
ドラムかの違いが判らないくらいだが、今の若者はリズムボックス
慣れしているので演奏がリズムボックスぽくなり、逆に20世紀
前半のドラマーの演奏の仕方は真似できないとか。
しかし、アナログてデジタルと言うが、人間の適応能力は凄い
実際、萬斎さんの、ライゾマティックスの映像とのコラボは段々
映像と息があってきているらしいけれど、映像があわせるのでなく
萬斎さんが合わせている。

あとはネイティブなリズムについて、いま大友さんがはまって?いる
盆踊り。
ほぼほぼ日本人は練習しなくても盆踊りのリズムに合わせる事が
できるが、海外の人は余程慣れないと無理とか。

また、落合さん同様、人を乗せても動き、透けたりもするLEDスク
リーンなど、仕掛けに興味津々の大友さんでしたが、お話はやはり
比較的脈絡がありました(笑)

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「エリザベート」を観る(5)

Eliza5

プリンシパルキャスト

エリザベート:愛希れいか
トート:井上芳雄
フランツ:田代万里生
ゾフィ:香寿たつき
ルドルフ:木村達成

「ぴあ」貸切公演で、カテコに主演二人の挨拶付きでした。

やっと新エリザ、愛希れいかさん拝見しました。
他にも今シーズン初の田代くんに、新ルドルフの木村くんも初見。

愛希さんは最初随分大人びた感じだし、何より背が高い!
雰囲気が大地真央さんに似ていると思って、後から調べたら、宝塚
時代は背が高く、最初は男役で、のちに女役に転身されたとか。
そして宝塚を「エリザベート」で退団し、退団後初の舞台が東宝
「エリザ」だったようです。

確か、前シーズン、花總さんとWキャストを張っていた女優さんも
宝塚退団「エリザ」→退団後初舞台「東宝エリザ」でしたが、正直
その方とは比較にならない程(失礼)安定感があり、歌もよくて
良かったです

決まった振り、決まった台詞、決まった段取りなのに、リアク
ションが自然で、戦く、叫ぶ、泣き叫ぶ、などの表情が豊か。
最初はかなりキョドっていて、徐々に成長する感じが非常に新鮮
でした。
実年齢との関係でしょうがやはり若い時が良く、「夜のボート」
辺りからは、やはり若さが出ましたが、まだまだ見たいエリザ
でした。

田代くんは良い意味で貫禄がついたし、更に声が低く野太くなり
ました
ただ基本がどうしても童顔なので、老けメイクが後方席からも判る
濃さで、ちょっとお気の毒。
木村さんは2.5次元の方らしいのですが、歌が飛び抜けて上手い
とか、ダンスが凄いとか、ビジュアルが漫画から抜け出てきた、
とかには残念ながらどれにも当てはまらないけれど、良い意味での
生々しさがあり、逆に今後大化けするかも。
一ヶ所、「闇広」の井上トートとのハモりが、今までのと少し違う
ニョアンスだったのが印象的でした。

原さんエリザパパも存在感が増していて、結婚式での心配そうな
表情から、夜のボートまでがちゃんと繋がっている感じがして、
またしばらく要チェックの俳優さんが増えました(笑)
そうそう、どうやら「ヘンリー五世」の活躍から繋がったのか、
なんと秋の「AUN」公演ご出演です
(いや、鋼太郎さん、夏はドラマで、秋に主宰劇団公演やって、に
なってますが、年明け「ヘンリー八世」大丈夫ですよね?!)

さて、成河ルキーニくんは時空の操りかた、緩急の付け方がいよいよ
沼になってきました(笑)

客席を向いて叫び、歌い、罵り、煽りまくる時と、完全に無表情に
なって世界を見下ろす時、の低温感がゾッとするし、単に、客席に
背を向けて、一旦その世界にいないように見せる時の背中がまた
怖い。
いるけどいない、と言う、狂言的な居方に近いのに、何か周りに
影響を与えている感じ。

また、帽子を真深にかぶり、目鼻を見せずに白い歯だけを強烈に
見せながらハンガリー王冠を持って上がり、そしてルドルフには
与えないまま、階段を後ろに降りながらポンポンと放りあげて弄ぶ
あたりは実に運命操る立ち位置の象徴で、とにかく最初から最後
までほぼ出ていて、しかも6月よりどんどん舞台上の行動範囲が
広がっている気がします。
そうそう、「キッチュ」のリプライズが凄い迫力になっていました

カテコのご挨拶は、井上くんは慣れたもので、客席を笑わせ、あから
さまに「ぴあ」を誉めちぎられました(笑)

一応、これで山崎くんルキーニ以外全キャスト拝見しましたが、
みなさん個性があり、見飽きませんね

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映画「王様と私」を久しぶりに見る

いよいよ渡辺謙さん&大沢たかおさん出演の「王様と私」の日本
公演がシアターオーブで始まりました

そのタイミングで映画版がNHKでオンエア、客のニーズわかって
ますね(笑)
しかも今回の上演が英語版なので、吹替でなく、字幕が読めたのも
良かったです

しかし久しぶりに見たら、「Shall we dance?」のインパクトが
強くて前後をかなり忘れていたのに気がつきました。
特に最後、王様が亡くなるのが唐突すぎてびっくり。

ともあれ、これで準備は完了。
海外でなければ見られないなら行くしかないかと、一時は思っくらい
なので、本当に来日は公演有り難い限り。
楽しみです

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「サイン~法医学者 柚木貴志の事件」初回を見る

劇伴音楽マニアなので、まず最初の一音で、あれ、と思って調べたら
やっぱり音楽が澤野さんでした
完全に世界観が「医龍」で「魔王」で、まずはそれだけで見る気に(笑)

西田さんは、「ドクターX」の大地さんと同じく、初回のみ出演の
気配

仲村トオルさんは「チームバチスタ」の白鳥と似たキャラですが、
なんか歳取りましたね…

2時間ドラマでもいましたが、やはり「アンナチュラル」の影響か
このところ、医療ものも、解剖/法医学系増えてて、違いが良く
判りませんが、とりあえず、ネクスト出身の小久保くんが解剖の
助手役でレギュラー出演の模様。
いきなりの柚木(と言うか、大森さん)の真似が似てて笑えました

大森さんちょっと地味ですが、羽原さん脚本ですし、次回は見るかな

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2019.07.11

「MANSAI解体新書その参拾~特別版『5W1H』」を見る(1)

開演前にいやに何度も携帯電源オフを念押しされるなと思って
いたら、どうやら初日は一部に見せる特別パフォーマンスが、
wi-fiか何かの不具合で上手くいかなかったようで「実質今日が初日」と
萬斎さんがおっしゃってました

そのパフォーマンス、ですが、萬斎さんとアバターの萬斎さんの
小芝居(正直イマイチ)、ややこし隊と特製可動式スクリーン
(イメージは藤田貴大さんのと同じ襖的形状)に映るややこし隊
アバター、ライゾマティックスお得意の幾何学的映像に萬斎さんが
宙乗り(正確には宙吊りに近い)で飛び込む、最後に知盛に扮した
大槻裕一さんが登場すると、まあ、「2020」の開会式のデモン
ストレーションか何かのように、新旧色々つめこんだ実験的仕上がり
でした

正面から見ている人には映像と萬斎さんの位置関係きちんと収まる
のでしょうが、上から見下ろし、かつほぼ横位置では、狙いを推測
できただけで終わりました
ゲストの落合さんはそちらのプロなので、その目線での面白さが
あったようで、ご覧になって随分楽しまれたようでしたし、新鮮な
切り口、斬新な解釈で萬斎さんとの会話は今回は比較的成立して
いました(笑)

座標軸とか捻れとか歪みみたいな事を狙っていたようですが、最初の
観客の名前を聞くあたりとの繋がり方が、ちょっと詰めの甘さを
感じました

どうやらパフォーマンスは毎回同じで、トークはそれぞれプロの
立場から、その感想を含めてやりとりと言う構成の模様。
同じ内容ならパフォーマンスはもう良いかな(笑)

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2019.07.10

「ミュージカル」7~8月号

「エリザベート」巻頭特集2ヶ月目。
先月はメインキャスト4人でしたが、今月にルキーニインタビュー
掲載になってます

そうそう、帝劇2階売店には、成河くんインタビューのおかげか、
「Act Guide season2」も置いてあります。

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「七月大歌舞伎」(夜の部「星合世十三團」)を観る

13dan

最初に書きますが、いつも通り?成田屋さんには辛口です(苦笑)

いや~長かった
そりゃそうです
何しろ体力任せ、超訳と言うか、ダイジェスト版「千本桜」入門編って
ところでした。
アイデア随分は面白いし、スーパー歌舞伎とは違う新スタイルで
長い長いストーリーのスタート地点、エピソード0くらいから、
狐忠信の大立ち回りまで、ある程度全体像が解る仕掛け。

しかし適宜(都合良く)変更されていて、あれで「千本桜」見た気に
ならないでと~、無駄な老婆心も沸きましたが。

座がしらが、自分がやりたい役を楽しそうにやり、無駄なくらいな
頻度の早変わりで客の心を掴み、宙乗りに大量の桜吹雪、映像も
使って大盛り上がり
面白いし、色々工夫もされているし、演出や興業元としての才能は
お父様譲りで素晴らしい。
役は、権太は悪くなかったですが、狐忠信はセリフが3B席では判らず
身体能力で乗りきり、女形は声がちょっと化けてでそうでした
(喩えが下手)。

何度も書いてますが、自分座がしらの新作や奮闘公演、そして
「勘進帳」の弁慶ばかりでなく、古典もっと今のうちに先輩とやって
ほしい。

いま古典ちゃんとやっておかないで、来年團十郎になるのは、
息子ちゃんも新之助になるのだしなぁと。

親戚先輩がいらっしゃるうちに、成田屋らしい役柄、たくさん
レパートリーを増やして欲しいです。

勿論良いところ、見所もありました。
何しろ、義経が梅玉さんで、静御前が雀右衛門さんです。
梅玉さんは確か先月は、「NARUTO」にご出演されていたり、もう
ユーティリティプレイヤーっぷり、良い先輩ぶりにもにも程があり
ます(笑)

他にも左團次さんに魁春さん、萬次郎さんに家橘さん、市蔵さんなど
先輩がたがご出演され、充実でした。

まあ、16時半開演、21時50分終演も、南座の顔見世を考えれば、そんなに
驚く程ではないかも知れませんね
コスパとしては最高でした。

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2019.07.09

「エリザベート」を観る(4)

Elhza4

プリンシパルキャスト

エリザベート:花總まり
トート:井上芳雄
フランツ:平方元基
ゾフィ:剣幸
ルドルフ:京本大我

全員2回目、あるいはそれ以上(子ルドも含めて)
今回、花總さんと平方くんはここまで連続です

個人的にはかなり理想的キャストで、井上トートと花總エリザは
やはり安定感あり、さらに成河くんが凄いパワーを投入するため
殆ど3人主役状態、カオスです(笑)
良い意味で疲れます(笑)

後ろの若い女性が「今日は育三郎くんじゃないのね~なんて読む人
なのかな?」と開幕前に言ってましたが、終演後の感想も聞きた
かったし、前の席のかなり以前から「エリザ」ご覧らしい(と言う
か、宝塚初演話していたので、花總さんファンか)年配の女性は
休憩時間に「あのルキーニはまるで主役くらいの勢いね」と笑って
いらして、ニマニマしました(笑)

しかし、ラストを見ると、ルキーニが孤独と言う感じがヒシヒシ。
あそこから冒頭にリンクするように見え、つまりルキーニはあの
ループから永遠に解放されない(100年間!)と思うと気の毒な
感じがします

そう言えば井上トートは子ルドを撃ち殺す真似をし、古川トートは
確か先日はそうしてなく、井上トートと古川トートはもう少ししっかり
違いを見たいです。
それがトート造型の違いであり、エリザやルキーニのトートに対する
スタンスの違いに繋がりますし。

そう言えば、途中、女官が一人階段を踏み外したように見えましたが
以降も何の違いもなく、動き続けていて、さすがプロ、でした

いよいよ次回、新エリザ、新ルドルフ、そして今シーズン初の田代
フランツで、ルキーニ以外も見どころだらけになりそうです

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「ダイナー」を見る (2回目)

実花さんの初監督作「さくらん」を見た時、静止画の写真では実現
しえない、動きを遡求したために映画になった、いわば動く写真集
だなと思って(金魚とか、散る桜とか)かなり納得して見ました

「ヘルター~」はさらにそれをおし進めた、沢尻エリカ嬢のPVで
グロっ気がやや出てきてましたが、さて今作。

登場するなり叫び歌う(CMでおなじみ)竜也くんに、これは何か
新しいスタイルのミュージカルかショーにでもなっているのかと
思っていたら(笑)蜷川パパ組お馴染みを含めて、贅沢に次々俳優を
消費しまくりながら、色彩も画面に詰め込まれた物理的な情報も、
音楽も、恋愛もアクションも師弟愛も、グルメも、盛れるだけ玉手
箱的に盛り盛りに詰め込んだ仕上がりで、脳が消化不良になりました(笑)

クレジット太字のキャストの多くが出時間が、友情出演、特別出演
カメオ出演レベルに短いのに驚き、、全編出ている俳優は藤原くんと
玉城さん以外なく、そして最後のかっこいいところは全部真矢さんに
持っていかれる、と言う意外な展開(笑)
監督がこれを撮りたかった理由は、今まで2作に比べて伝わりにく
かったと言うか、過多過ぎて焦点ぼやけた感じがしました

また、女子もみんなかっこ良く撮れてましたが、意外に男性陣は
作りこまれ過ぎて誰か判らない人あり、方向性が謎になった人ありで
やはり監督は女子を撮る方が上手い気が

そうそう、内田くんは試写で一度見たときは見つけきれず、二度目で
やっと発見(笑)

また試写室では聞き取りにくかった台詞が、ちゃんとした劇場で
見たら聞こえましたが、藤原くん演じるボンベロが意外に説教
くさい事をたくさんしゃべっていて(笑)「苦手なことから逃げても
それは逃げただけいつまでも追いかけてくる」とか、「想像力の
ないヤツは死ね」とか「内側の欲望を研ぎ澄ませ」とか、なんだか、
蜷川パパ演出のダメ出しを聞いているようでした(笑)
台詞と言えば、何よりデルモニコの肖像を前に「あの人にみつけて
もらい、育ててもらった」と言う藤原くんの台詞が填まりすぎでした。

いや寧ろ、以前も書きましたが、折角なら、パパに縁のあった俳優
さんをもっと完璧に揃えたら、原作と現実がリンクして、この原作を
実花さんが映画化した意味がはっきりしたかなとは。
例えばコフィは、やはり鋼太郎さんで決まりだろうし、マテバは
小栗くん、マリアはちょっと線が細くても宮沢さんとか。
ブレイズをあのキャラでやるなら、もう少しお若ければ(失礼)麻実
さんで見たかった。
殺し屋面々も、阿部さんや横田さん、折角なら萬斎さんも(それは
それは血みどろ系お好きてすからね)拝見したかった

また、舞台が食堂なので、食べ物も色々出てきましたが、あの色彩の
レストランじゃ、折角のステーキもパスタも全然美味しそうに見えない、
と言うか見せてない変な店。

唯一、窪田くんの食べるスフレが本当に美味しそうだったし、窪田
くんの食べ方もとても綺麗でした
そもそもスキンが「ハジハ」の五十嵐先生や、「平清盛」の重盛と
同一人物とは。
そしてそのスフレを乗せた皿が白地にいわゆる金継ぎ風と凝って
いたのもセンスありましたし、ボンベロが、豪華ハンバーガー?を
ザクっと上から下まで崩れず縦二つに切るのとか、カナコのワイン
グラスの磨き方とか、細かいところにプロの技を感じました。

そう言えば、なんでスキンはデルモニコの指輪を持っていたんだろう?

普通に日本映画なら倉庫シーンで終わりそうなのを、わざわざ
ボンベロが生きていたと出てくるラストは、ちょっと蛇足な気が
しましたが、配給がワーナーと言う外資系なのと関係ありそう
(「るろ剣」とかそうだったし)
あの至近距離で撃たれて死なないボンベロ、ちょっと脅威(笑)

見たら、人に話したくなると言う意味では魅力的な仕上がりですが
そう見るには色んな意味で体力要る映画でした

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衛星劇場の昭和の舞台シリーズ「伽羅先代萩」が凄い配役

私が歌舞伎を見始めた頃、まだ歌右衛門さんはお元気で、あの独特の
声と、まるで写楽の大首絵の女形のように首だけスッと前に落とし
込んだ(ご高齢だったせいは勿論ある)姿勢は遠くから見ても、
あ、成駒屋さんだなとわかったものですが、鬼籍に入られかなり
経ち、私の記憶も曖昧、もしくは誇張されたものになってしまって
いるかなと思っていました

ところが、先日、衛星劇場でその歌右衛門さんの代表作、政岡を演じる
「伽羅先代萩」の貴重な映像のオンエアがあって、見てみたら、私の記憶は殆ど違っていなく、それだけ歌右衛門
さんのインパクトが強かったと言う事だったと再認識しました

とにかく凄いのが配役で、歌右衛門さん政岡を筆頭に、先代芝翫さんが
沖ノ井、現・魁春さんが松島さらに十七代目勘三郎さんで当時逸品と
言われていた八汐。
延若さんが栄御前と言うのも懐かしいお名前。

若い(笑)世代では、現・雀右衛門さんが侍女で、現・梅玉さんが
頼兼(凄い美形!)、先代権十郎さんが弾正で、吉右衛門さんが
絹川、初代辰之助さんが男之助!
因みに鶴千代君はいまの菊史郎さんで千松が現・彦三郎さんと
見ながら出てくる役者さん役者さんの若かりしお姿にに見入りました

歌右衛門さんなので当然「飯炊き」あり、当然ちょっと長めでしたが、
貴重な映像でした。

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「骨と十字架」(プレビュー)を観る

個人的な感覚では、自身翻訳の現代戯曲の演出作品とは相性のよい
小川絵梨子さん演出、日本人作家の新作とはどうかなと恐る恐る
見に行きましたが、プレビューを見た限りでは、私には「苦手な方」の
小川演出でした。

そもそも前提や背景を説明する気がないのが小川演出の特徴なのに
更にキリスト教の教義と言う、私には馴染みの薄いテーマを、見た目
ドラマチックな展開なしの、渋目男優5人の会話劇で成り立たせる
のは、なかなか集中力を必要としました。

役者さんは、みなさんしっかり役割を果たされていましたが、直前に
代役に立たれたせいなのか、中心人物であるテイヤール役の神農さん
より、近藤芳正さん、伊達暁さん、そして小林隆さんなど、百戦
錬磨のベテラン役者さんの方が際立って見えたのもちょっと
アンバランスでした。

台詞で聞かせるならもう少し馴染みのある話の方が良いし、これだけ
馴染みの薄い話ならもう少し判りやすく見せる気になってほしい。
いや、北京原人を発見したテイヤールがイエズス会の司祭で、信仰と
科学的事実の狭間に翻弄された、と言う話が、物凄く日本人の人口に
膾炙して、前説なしで皆が知っている話だと言うのなら別ですが…。

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2019.07.06

「七月大歌舞伎」(昼の部/「高時」)を観る

201907

昼の部は世間的には成田屋Jr.の「外郎売」が目玉らしいですが、
都合で「高時」のみ拝見。

明治の、團十郎さんたちによる歌舞伎改良運動「活歴」は、歌舞伎に
リアリティを、がキャッチフレーズだったようで、これも團十郎が
黙阿弥に書かせたらしいですが、いまこの舞台を見る限り、天狗に
騙されて、為政者が踊りまくるのがリアリティなのか?と思わず
にはいられません

イヤホンガイドによれば、明治帝が初めて観た歌舞伎にこの「高時」も
含まれていて、帝が面白がられ、お言葉を下された、と記録がある
ようですが、この天狗踊りでお言葉残すほど、他の演目が印象薄かった
のか(笑)帝が余程それまで笑っていなかったのか(笑)

そう言えば、この天狗踊りレクチャーシーンについても、イヤホン
ガイド氏が「ずらして踊る、下手そうに踊ることを要求されるので
高時役者は逆に高度な踊りの技術が求められる」と言うのを聞いて
狂言の「昆布売」の構造と似ていると思いました

似ていると言えば、冒頭いきなり「お犬さま」が出てきて、先月の
夜の部に続いて犬かと、歌舞伎座は犬ブームなのか?と(笑)

しかし、犬溺愛為政者と言えば、高時よりは将軍綱吉のイメージが
強くありますが、明治政府は、黙阿弥らが徳川将軍になぞらえて
ディスっていたしても、自身らが倒した政権ですから多分気にして
ないでしょうから、寧ろそれで溜飲下げたりしていたのかも、とか
邪推していました

右團次さんはセリフ、昔の方が明瞭だったような…

高時の愛妾、衣笠は児太郎さんでしたが、顔が相変わらずゴツい…と
言うか現代的過ぎる
「マハーバーラタ」とか変化球ものだと凄いハマるのですが、こう
言う古典のお約束コスチュームは逆に難しい感じ。
夜の若葉の内恃とか、小せんを見ると、二役の演じ分けとか全然
問題ないので、意外に、ただ綺麗に座っている役、の方が苦手な
だけかも知れません。

天狗軍団は、助走なしであの高さに跳び上がるのを始め、なかなか
訓練されていて、朝イチあれを全力でやって、中の人はあれ一役
だろうと思っていたら、かなりのメンバーが夜また大立ち回りやって
いて、歌舞伎役者の体力に驚嘆しました。

腰が疲れた(笑)夜の部は改めて

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ドラマ「ベビーシッター・ギン」の大野拓朗くんが美形過ぎる

全く最近のNHKのドラマは油断できません
志尊くんの「女子的生活」もなかなかでしたが、先日スタートした
大野拓朗くん主演の「ベビーシッターギン」の「仕事着」姿がとん
でもなく完成度が高くてびっくりしました

勿論、大野くんの「美女」ぶりは、蜷川さんの「ヴェニスの商人」の
ジェシカで既に確認済みでしたが、4K8Kレベルの映像でこれは凄い。
漫画原作らしい「お嬢様」っぷりがジワる、ゆりやんに、意外な
裏面もありそうな執事の竜さん、初回ゲストも、仮面イクメンの
渡部くん、必死過ぎママの鈴木杏さん、最初誰だか判らなかった
育児評論家役の高橋ひとみさんまで、脇もキャラがしっかり立って
いて、かつ育児やジェンダーの問題が上手く描かれいきそうで
今後の展開も期待大

民放の「ミタゾノ」に設定が被るところもありますが、漫画から
見事に抜け出てきた(原作は大和和紀さん)ようなビジュアルは、
ちょっとそれだけで見る価値あります。

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2019.07.05

「ガラスの動物園」を観る

Glasszoo

東京芸術劇場

久しぶりの文学座の本公演。
年配の男性客が多いのが老舗劇団らしく、一方、関係者っぽい方々
とか、研究生か、どこかの学校の演劇科の学生か、若いグループも
多い、独特の雰囲気の客席でした。

個人的には、最近、大注目している亀田佳明さん出演なので、張り
切ってチケットを取りましたが、文学座では「欲望と~」と並んで
この作品も、何度か名優たちによって上演されてきた、テネシー
ウィリアムズ作品で、久しぶりの上演だとパンフレットにあり、
劇団としても満を持したのでしょうし、また追加公演が開幕前に
決まったくらいですから、世間的にも注目の公演だったようです。

舞台には巨大な額縁、そしてずっとスポットライトが当たり続ける
ガラス細工の動物が飾られた小さなスペース。

アメリカ演劇によくある、1930年代を背景に、3人家族ともう一人
「紳士の客人」による4人芝居。

「欲望~」のブランチに似て、昔は良かったと過去に浸りながら、
息子や娘には自分の価値観を押し付ける母親。
足のハンディから高校も中退し、家に引きこもる、今風に言えば
ニートの娘。
そして、母と娘と親子3人の生活を支える唯一の正規雇用者である
息子トム(語り手でもある)

母親は娘の自立を必死に画策するものの、要は世間体であり、自身の
価値観でのみ判断し、彼女の希望など耳も傾けない。
娘が自信を持てずコンプレックスの塊なのは、娘に出会わせるために
息子に同僚を夕食に誘えと言うのに象徴されるように、手も口も
出しすぎるこの母親の影響大は明らか。

一方トムも、連れてきたのが、姉が学生時代に憧れていた青年なのは、
実は前から知っていて、しかも婚約者がいる事も、更に自己中な
性格なのも知っていて、姉に現実を直視させるために敢えて会わせ、
落胆するのを仕組んだのかもとか、何より、自分の未来のために、
支払うべき家の電気代を支払わず、電気を止められても知らんぷり
しているのですから、結構酷いヤツです。

家族でも愛しあえず、傷つけあい、嫉妬とコンプレックスまみれの
骨肉バトルは、全く今でも古びないし、現代的で現実的な問題で
息をつめて見ました。

役者さんはみな素晴らしく、亀田くんはやはり声よく佇まいがよく
堪能しました。

久しぶりに「ザ・新劇」でした

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歌舞伎座「七月」夜の部がとんでもなく長い。

16時半開演で終演22時少し前予定だとか。
海老蔵さん恒例、奮闘公演の通しとは言え、通常、21時前、演目
次第では20時半くらいには終わるのが夜だけで5時間超えって(笑)

帰宅のために途中退席する人も多分出ますね
特に遠征組とかは、
通常の終了時間目処に帰りの列車予約するので、予定狂いそう

何より海老さんご本人は良いけど、高齢者多い客席、大丈夫か(笑)

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2019.07.04

WOWOWで「ジーザス~inコンサート」ナビ番組

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いきなり始まって慌てて録画しました。
ロイド・ウェーバー氏、演出家、そしてメインキャストのインタビュー
成河くんは「違和感のある役なので、色々なアプローチがある」
とのこと。

海外のミュージカル事情に全く疎いので、ひょっとしたらかなり
貴重な機会の様です
(まだ良くわかってない(苦笑))

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2019.07.03

「ステージスクエア」に内田くんインタビューと「エリザ」舞台レポ

Stagesquare

最新号に「CITY」関連で、内田健司くんの単独インタビューが。
しかし白と黄緑の自然を背景に傘をさした写真に、更に白抜き文字
乗せは、はっきり言って読みにくかったです(笑)

「エリザベート」舞台レポートは写真満載。
井上トートと成河ルキーニの2ショットに「神出鬼没コンビ」と
コメントが付いていてちょっと笑えました

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「エリザベート」を観る(3)

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プリンシパルキャスト

エリザベート:花總まり
トート:古川雄大
フランツ:平方元基
ゾフィ:涼風真世
ルドルフ:京本大我

小ルドは、加藤憲史郎くん。
お兄ちゃんの清史郎くんと、兄弟で小ルド演じているのも珍しい
ですが、カワイイ系だったお兄ちゃんとは違って、弟くんは、
キリリ系でした。

涼風さん以外は今シーズン2回目。

今シーズンはずっとA席で見ていますが、初回は出入り不便ながら
センターブロックど真ん中、前回は通路脇、前にも席なく視野が
完全に開けていて良かったのですが、今回は思い切り上手端、
見切れまくりでかなり残念でしたが、唯一、一幕幕切れの、トート
エリザ、フランツの縦並びスリーショットが、まるでパンフレットか
ポスター写真か舞台写真くらいの、理想的に三人が全く重ならずに
三角に並ぶ形で見られて、殆どそれが全て、みたいな席でした(笑)

古川トート2回目でしたが、井上トートを見てから見ると、井上
トートの手の動きとかをルキーニが完全にシンクロさせていて、
(まあルキーニは女官さをたちの動きもキレイにシンクロして
いて、直視するとどうしても笑ってしまう程の完成度)二人?の
一体感とも、共謀するダークさが醸し出されていましたが、古川
トートは今のところはまだ、綺麗な死神、レベルに留まっている
ので、時に寧ろルキーニがトートまでも纏めて操っている感じが
します。
また、良い意味で重力感がないので、ルドルフの葬儀の時に出て
くるところとか、私が今まで見たトートの中で一番、出がふわりと
自然(トート自体不自然ですけど)でした。

花總さんエリザはこの日は声も復活されて絶好調。
グイグイくる井上トートにはかなり強気で対抗してますが、やや
紳士的な古川トートには、こちらも現時点、いなす程度。
確かに綺麗なお姫様だけじゃない、結構な策士感出てました。
「最後通牒」とか、以前はエリザの悲壮な決意とだけ思って見ていま
したが、あれも、煮え切らないフランツにいやが応でも決断させる
なかなかな戦略に見えて来ましたし。

平方くんフランツ、そして涼風さんゾフィも安定。

ルキーニは最近、「キッチュ」の登場時、「帝国劇場!」を巻き舌の
イタリア語で叫んでいて、2幕幕開けに更に観客を巻き込む効果大。

また、帽子の上のエリザ肖像見せ、前シーズンはちゃんとした
方向で出そうとしてましたが、今年は3回とも逆さまに出たので、
意図的に「さかさま」で「あべこべ」なのかも知れません。
全く、まだまだ何か企んでいる事は確実

それにしても、筧さんに引きずられて(笑)全く偶然に2004年「サイ
ゴン」から、嫌だ嫌だと言っていたミュージカルを見始め、その観劇
仲間にチケット取りに付き合って並んだのが「エリザ」との出会いで
(整理券引いて、ローズルームで席を選ぶシステム。最悪、チケット
買えるのが整理券引いた翌日夕方だったりした!それでも、ほぼ
プレイガイドに出なかったので、贅沢言わなければチケット取れて
ました)、内野くんトート、浦井くんルドあたりから、途中抜け
ありつつ、なんだかんだで、10何年観ていると言うのも不思議な
ものです。

更に「サイゴン」の観劇帰りに、次の公演、まだチケット余って
ますよ、と言うのにフラフラと誘われて、何の気なしに見たのが
「SHIROH」で、それで新感線との出会い、更に今は無い、新宿コマ
劇場の何とも独特の雰囲気の中で見たのが「五右衛門」で、以降
内野くん見たさに「メタルマクベス」に通い、遂にステアラで「髑髏」
「メタマク」をシリーズで見るまでに。
ミュージカルについては今年は、あろうことか、「王様と私」、
そして「ジーザスクライスト~コンサート」の英語版まで手を出して
しまうのですから、全く自分の事ながら、趣味嗜好なんであっけなく
変わるものです(苦笑)

「エリザ」やっとルキーニの立ち位置、今回のスタンスの方向性が
見えて来ました
7月には新エリザ拝見予定。
楽しみです

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2019.07.02

「六月大歌舞伎」(夜の部「月光露針路日本」)を観る

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三谷さんのPARCOでの「決闘・高田馬場」は画期的でしたが、さす
がに歌舞伎座ともなると、物理的な舞台幅から客席数、スケールも
登場人数も桁違いの中でどうやるかなと思って見ましたが、要は
蜷川さんや野田さんのように歌舞伎の形式を意識してと言うより
歌舞伎役者と歌舞伎の技術で現代劇をやる、と割り切っていた
仕上がりでした

素材は歴史好きの三谷さんらしく、みなもと太郎さんの「冒険者
たち」の一部を劇化したものだそうですが、言えば、井上靖さんの
「おろしや国酔夢譚」や、吉村昭の作品に同じく、大黒屋光太夫の
ロシア漂着からの、壮大で奇跡的な旅の顛末を描いた内容。

今回、ワンシチュエーションが得意な三谷さんにしては珍しく、
時間と場所がどんどん移る、ロードムービーならぬロード歌舞伎に
お得意の会話劇を被せたスタイル。

一市民が運命の悪戯に巻き込まれる歴史の不思議さはそれなりに
面白かったですが、やはりバシッとヒーローが登場する、美男美女の
許されぬ恋、もしくは、実は実はの意表を突く転換、と言う種類の
歌舞伎の得意技なしで、あのハコのスケールに挑むには、漁師の
群像劇はいささか華やかさに欠けました。
しかも帰りが呆気ないのもやや残念

また、大海原の航海の苦労や、長い時間経過、寒い荒野の絶望とかは
どれも標準的な歌舞伎技術ではどれも苦手な表現で、どうするの
かなと思っていました
私の知る限り、「NINAGAWA十二夜」の難破シーンを超えるものは
歌舞伎では未だにないし、シェイクスピア先生もしばしばそれらを
「観客の想像力に委ねる」と言っていたくらいで、今回も犬橇は
確かに楽しかったですが、寒さや広大さを伝えるにはヤワすぎて、
困難さが上滑り。

何だか失敗と落胆続きで「いだてん」一部が盛り上がらなかった
のとかなり似たもどかしさを感じました(毒)

勿論、猿之助さんの地味な漁師とエカテリーナの演じ分け、染五郎
くんの頑張り、後半、ポチョムキン役で、思い切りキラキラ衣装で
出てきたのに、さすがは「アマデウス」のサリエリを長くされて
いただけあって、歌舞伎座ですら全く違和感のなかった白鸚さんの
経験値、新作にも果敢に挑まれるベテラン陣、スーパー歌舞伎Ⅱ
あたりから、ほぼ無茶振り状態に巻き込まれている若手女形など
みなさん頑張っていましたが、結局場をさらって行ったのは、
完全アウェイのはずの八嶋智人さん。
歌舞伎役者さんたちが、メリハリつける以外はナチュラル芝居を
意識しているらしい中で、あれをやったらわざとらしいだろう、を
逆に臆せず八嶋さんがやっているのが凄い(笑)

ドラマでのあざとさが今ひとつ、と思っていましたが、今回、見事な
スパイスになっていました。

海の見せ方、距離や時間の表現、主役はやっぱりもうちょっと
華やかに、とかするか、敢えて、ロシア政府から返事が来ないのを
悶々と待つ「ゴド待ち」的なワンシチュエーションドラマで見せる
とか、なんかもう一捻りで再演希望。


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「G20」で萬斎さんが「三番叟」

首脳夕食会に伝統食材での料理と共に、伝統のおもてなしとして、
辻本さんのピアノ、中丸さんの歌唱の前に、萬斎さんの「三番叟」が
披露されたと、G20公式に情報が出ていました

因みに外相向けのプログラムには茂山家の狂言だったようです

来年のオリンピックに向けても、この手の「特別公演」増えてくる
のでしょうね

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