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2019.07.10

「七月大歌舞伎」(夜の部「星合世十三團」)を観る

13dan

最初に書きますが、いつも通り?成田屋さんには辛口です(苦笑)

いや~長かった
そりゃそうです
何しろ体力任せ、超訳と言うか、ダイジェスト版「千本桜」入門編って
ところでした。
アイデア随分は面白いし、スーパー歌舞伎とは違う新スタイルで
長い長いストーリーのスタート地点、エピソード0くらいから、
狐忠信の大立ち回りまで、ある程度全体像が解る仕掛け。

しかし適宜(都合良く)変更されていて、あれで「千本桜」見た気に
ならないでと~、無駄な老婆心も沸きましたが。

座がしらが、自分がやりたい役を楽しそうにやり、無駄なくらいな
頻度の早変わりで客の心を掴み、宙乗りに大量の桜吹雪、映像も
使って大盛り上がり
面白いし、色々工夫もされているし、演出や興業元としての才能は
お父様譲りで素晴らしい。
役は、権太は悪くなかったですが、狐忠信はセリフが3B席では判らず
身体能力で乗りきり、女形は声がちょっと化けてでそうでした
(喩えが下手)。

何度も書いてますが、自分座がしらの新作や奮闘公演、そして
「勘進帳」の弁慶ばかりでなく、古典もっと今のうちに先輩とやって
ほしい。

いま古典ちゃんとやっておかないで、来年團十郎になるのは、
息子ちゃんも新之助になるのだしなぁと。

親戚先輩がいらっしゃるうちに、成田屋らしい役柄、たくさん
レパートリーを増やして欲しいです。

勿論良いところ、見所もありました。
何しろ、義経が梅玉さんで、静御前が雀右衛門さんです。
梅玉さんは確か先月は、「NARUTO」にご出演されていたり、もう
ユーティリティプレイヤーっぷり、良い先輩ぶりにもにも程があり
ます(笑)

他にも左團次さんに魁春さん、萬次郎さんに家橘さん、市蔵さんなど
先輩がたがご出演され、充実でした。

まあ、16時半開演、21時50分終演も、南座の顔見世を考えれば、そんなに
驚く程ではないかも知れませんね
コスパとしては最高でした。

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