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2019.07.06

「七月大歌舞伎」(昼の部/「高時」)を観る

201907

昼の部は世間的には成田屋Jr.の「外郎売」が目玉らしいですが、
都合で「高時」のみ拝見。

明治の、團十郎さんたちによる歌舞伎改良運動「活歴」は、歌舞伎に
リアリティを、がキャッチフレーズだったようで、これも團十郎が
黙阿弥に書かせたらしいですが、いまこの舞台を見る限り、天狗に
騙されて、為政者が踊りまくるのがリアリティなのか?と思わず
にはいられません

イヤホンガイドによれば、明治帝が初めて観た歌舞伎にこの「高時」も
含まれていて、帝が面白がられ、お言葉を下された、と記録がある
ようですが、この天狗踊りでお言葉残すほど、他の演目が印象薄かった
のか(笑)帝が余程それまで笑っていなかったのか(笑)

そう言えば、この天狗踊りレクチャーシーンについても、イヤホン
ガイド氏が「ずらして踊る、下手そうに踊ることを要求されるので
高時役者は逆に高度な踊りの技術が求められる」と言うのを聞いて
狂言の「昆布売」の構造と似ていると思いました

似ていると言えば、冒頭いきなり「お犬さま」が出てきて、先月の
夜の部に続いて犬かと、歌舞伎座は犬ブームなのか?と(笑)

しかし、犬溺愛為政者と言えば、高時よりは将軍綱吉のイメージが
強くありますが、明治政府は、黙阿弥らが徳川将軍になぞらえて
ディスっていたしても、自身らが倒した政権ですから多分気にして
ないでしょうから、寧ろそれで溜飲下げたりしていたのかも、とか
邪推していました

右團次さんはセリフ、昔の方が明瞭だったような…

高時の愛妾、衣笠は児太郎さんでしたが、顔が相変わらずゴツい…と
言うか現代的過ぎる
「マハーバーラタ」とか変化球ものだと凄いハマるのですが、こう
言う古典のお約束コスチュームは逆に難しい感じ。
夜の若葉の内恃とか、小せんを見ると、二役の演じ分けとか全然
問題ないので、意外に、ただ綺麗に座っている役、の方が苦手な
だけかも知れません。

天狗軍団は、助走なしであの高さに跳び上がるのを始め、なかなか
訓練されていて、朝イチあれを全力でやって、中の人はあれ一役
だろうと思っていたら、かなりのメンバーが夜また大立ち回りやって
いて、歌舞伎役者の体力に驚嘆しました。

腰が疲れた(笑)夜の部は改めて

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