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2019.07.12

「エリザベート」を観る(5)

Eliza5

プリンシパルキャスト

エリザベート:愛希れいか
トート:井上芳雄
フランツ:田代万里生
ゾフィ:香寿たつき
ルドルフ:木村達成

「ぴあ」貸切公演で、カテコに主演二人の挨拶付きでした。

やっと新エリザ、愛希れいかさん拝見しました。
他にも今シーズン初の田代くんに、新ルドルフの木村くんも初見。

愛希さんは最初随分大人びた感じだし、何より背が高い!
雰囲気が大地真央さんに似ていると思って、後から調べたら、宝塚
時代は背が高く、最初は男役で、のちに女役に転身されたとか。
そして宝塚を「エリザベート」で退団し、退団後初の舞台が東宝
「エリザ」だったようです。

確か、前シーズン、花總さんとWキャストを張っていた女優さんも
宝塚退団「エリザ」→退団後初舞台「東宝エリザ」でしたが、正直
その方とは比較にならない程(失礼)安定感があり、歌もよくて
良かったです

決まった振り、決まった台詞、決まった段取りなのに、リアク
ションが自然で、戦く、叫ぶ、泣き叫ぶ、などの表情が豊か。
最初はかなりキョドっていて、徐々に成長する感じが非常に新鮮
でした。
実年齢との関係でしょうがやはり若い時が良く、「夜のボート」
辺りからは、やはり若さが出ましたが、まだまだ見たいエリザ
でした。

田代くんは良い意味で貫禄がついたし、更に声が低く野太くなり
ました
ただ基本がどうしても童顔なので、老けメイクが後方席からも判る
濃さで、ちょっとお気の毒。
木村さんは2.5次元の方らしいのですが、歌が飛び抜けて上手い
とか、ダンスが凄いとか、ビジュアルが漫画から抜け出てきた、
とかには残念ながらどれにも当てはまらないけれど、良い意味での
生々しさがあり、逆に今後大化けするかも。
一ヶ所、「闇広」の井上トートとのハモりが、今までのと少し違う
ニョアンスだったのが印象的でした。

原さんエリザパパも存在感が増していて、結婚式での心配そうな
表情から、夜のボートまでがちゃんと繋がっている感じがして、
またしばらく要チェックの俳優さんが増えました(笑)
そうそう、どうやら「ヘンリー五世」の活躍から繋がったのか、
なんと秋の「AUN」公演ご出演です
(いや、鋼太郎さん、夏はドラマで、秋に主宰劇団公演やって、に
なってますが、年明け「ヘンリー八世」大丈夫ですよね?!)

さて、成河ルキーニくんは時空の操りかた、緩急の付け方がいよいよ
沼になってきました(笑)

客席を向いて叫び、歌い、罵り、煽りまくる時と、完全に無表情に
なって世界を見下ろす時、の低温感がゾッとするし、単に、客席に
背を向けて、一旦その世界にいないように見せる時の背中がまた
怖い。
いるけどいない、と言う、狂言的な居方に近いのに、何か周りに
影響を与えている感じ。

また、帽子を真深にかぶり、目鼻を見せずに白い歯だけを強烈に
見せながらハンガリー王冠を持って上がり、そしてルドルフには
与えないまま、階段を後ろに降りながらポンポンと放りあげて弄ぶ
あたりは実に運命操る立ち位置の象徴で、とにかく最初から最後
までほぼ出ていて、しかも6月よりどんどん舞台上の行動範囲が
広がっている気がします。
そうそう、「キッチュ」のリプライズが凄い迫力になっていました

カテコのご挨拶は、井上くんは慣れたもので、客席を笑わせ、あから
さまに「ぴあ」を誉めちぎられました(笑)

一応、これで山崎くんルキーニ以外全キャスト拝見しましたが、
みなさん個性があり、見飽きませんね

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