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2019.11.16

「あの出来事」を観る

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新国立小劇場
「どん底」に続く、「ことぜん」第2弾

ネクストの小久保くん出演の二人芝居と言う事で楽しみに伺いました

上の階の大劇場では菅田くんの「カリギュラ」公演中ですが、ネク
ストで上演した時は、小久保くんがエリコンをされていました
(内田カリギュラ、川口ケレア、小久保エリコン、周本セゾニア
って、素敵でした)

二人芝居ですが、主人公クレアが合唱団の指揮をやっている設定
でもあり、実際に結構な人数の合唱団役が舞台に登場し、実際に
歌って、少しだけ演技していました
オーディションで決まったそうですが、中に、「エリザベート」の
女官長役の秋園さんや、ゴールドシアターの上村さんがいらして
びっくりしました
(ネクスト/ゴールド合同公演もよくあったので、小久保くんと
久しぶりの再会だったりしたかも)

舞台正面上に、日本語と英語の字幕が出ていて、色々な方が楽しめる
よう工夫されていましたが、人間、意外に字幕があると見てしまう
もので、役者の言っていないセリフがあったりちょっと言い方が
違えていたりするのが逆に気になってしまいました(苦笑)

無差別大量殺人の場にいながら、奇跡的に助かった女性が、延々と
犯人の少年をどう捉えるか考え続けるセリフ劇で、クレア以外の、
医師やカウンセラー、少年の友達、父親、政治家、同性のパート
ナーなど全ての役を小久保くんが一人で演じる設定。

一人多役、と言うと、私は三谷さんの「ベッジ・パードン」で、
浅野さんがビクトリア女王から、漱石の下宿の大家さんまで10役
近くを演じたのが一番印象に残っていますが、あれには、漱石の
「イギリス人がみな同じ顔に見える」と言う、笑えそうで笑えない
セリフにリンクしていましたし、外国人がみな同じ顔に見えるのは、
日本人にはあるある、なので、上手く作られていると思いましたが
(浅野さんの多役記録に挑戦でもありましたが)今回、クレアに
対する人がみな犯人の少年と同じ顔、と言うのが、どういう意味
(効果)を狙っているかは、ちょっと理解しそこなっています。

まあ理屈抜きで、小久保くんの大奮闘を見られた事だけで十分では
ありますが、ラストのクレアの大決断以外、山場がなく、もっと
緊迫感があっても良かったのにと思いました

正直、南さんのお芝居が一本調子だったのもありますが。
こう言う役はもう少しインパクトの出せる女優さんで見たかった
です。

そう言えば、オペラシティのコーヒーショップで、終演後の小久保
くんとすれ違いましたが、一メートルくらい行きすぎてから気が
ついたくらい、終演後でも普通でした(笑)

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