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2020.08.09

東京都美術館「THE UKIVO-E 2020展」を見る

UkiyoeGozinami

本来は、オリンピック柄みで、日本文化を内外に紹介
する企画のひとつだったのかもしれませんが、コロナ禍で
期間/入場形式を見直しての開催で、日時指定券を事前に
オンラインで購入する形。

かつての「若沖展」や「鳥獣戯画展」のような、恐ろしい
待ち時間を覚悟し(主催者側は親切心のふりをして、人気を
煽っていた気がする)、入っても作品より混雑見物する
事になったりもせず、自分のペースで鑑賞できるのは、
勿論、コロナリスクあっての事ですし、感染拡大対策、
ではあるものの、正直、作品を鑑賞する、と言う、本来の
目的からしても、非常に有りがたいシステムです。

美術鑑賞も賑やかでも良いじゃないか、と言うトレンドも
一部にはありますが、個人的には、一つずつしっかり作品と
向き合える、静かな環境は有難かったです。

まあ、イヤホンガイドを従来の専用機に加え、感染対策か
個人のスマホでも使えると言う新方式ができていて、安心
かもしれませんが、これで美術館(展)最中のスマホ禁止、
と言っての、注意ができなくなりましたね

更に作品の撮影なら、通話もなし崩しに黙認
されるようになりそうで、
それだけは勘弁して欲しい。

さて内容は太田、平木、そして日本浮世絵と言う、3コレ
クションから、北斎、広重、國芳をはじめ、写楽、春信、
豊国、国貞ら、浮世絵界のビッグネームばかり揃え、更に
この日は北斎の「神奈川沖浪裏」でしたが、2つの館蔵品を
同時に展示するなど、珍しい試みも。

伺うと、前後期通して展示される作品は僅か4点程で、
しかもそれも所蔵館が変わり、実質完全展示替えとのこと

会場は3層で、時系列で1階からでしたが、個人的に江戸
後期/幕末寄りが好みですし、時間指定入場だと、どう
しても、同じ場所だけが混むので、まず、最終フロアに
上がって、まずお目当ての國芳先生を堪能しまくってから、
遡りながら見ていきました

レアな海外秘蔵コレクションのような、目のさめるような
発色のものや、全く未見の作品は有りませんでしたが、
逆に収集の好みなどに偏らず、浮世絵通史を辿れる感じ
でした
(個人的には、ややエッジに欠けた感はありましたが)

因みに、グッズの中では、「神奈川沖浪裏」の押送船の
乗組員を握りつぶすゴジラ、と言うコラボTシャツが絶品

いずれにしても、これは後期も見るべし、です

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