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2021.03.31

さいたまネクストシアターが、8月に最終公演

2016年に御大が旅立たれてからは、なかなか本公演が
なく、メンバー、元メンバーの個人活動や、メンバー
内プロジェクトの試みがほとんどでした。
しかし、去年暮れの小川絵犁子さん演出の「作者を探す
六人の登場人物」リーディング公演では、リーディング
とは思えないすごいパワーを感じていたので、今後の
活動を楽しみにしていました。

でも、ついに今年8月に、1〜4期メンバーにより最終
公演を行う事が発表されました。

御大の秘蔵っ子だらけだったネクストには、
メンバーと
共に、やはり蜷川さんの存在が必須だったのだろう、と
思う一方で、活躍の場を広げるメンバーに、居心地の良い
ホームグラウンドを敢えて無くして、退路を断つ、と言う
側面もあるのかも知れません。

気になるのは、丁度同じ時期に、川口くんは、あうる
すぽっとで「4」公演をする事が既に発表されている
ので、久しぶりのネクスト舞台ご出演が微妙そうなところ。
最終公演くらい出て頂きたいなぁ…

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毎日新聞 3月29日朝刊「余録」

朝刊一面下コラム、見ているようで見逃してました

「子午線〜」にみるリーダー像、みたいな内容で、途中は
「グダグタ」(笑)な感じも否めませんが、多分キモは、
最後の一行ですね

劇場公式SNSで紹介しているくらいですから、文中に
お名前出された芸術監督どのも、溜飲の下がる、までは
いかないにしても、何と言ってもご本業の成果が何より
です。

昨日30日は大千秋楽でしたが、夜には、偶然か、
TBSで「七つの会議」の地上波初放送で、平家の
御大将は、組織の中で正義と戦う中間管理職として
現代に転生されてました(笑)

ともあれ、無事に全公演無事終了されてよかったです。

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2021.03.30

「子午線の祀り」世田谷版、覚え。

①KAAT版との違い。
まず舞台の床面が、客席最前列とほぼ同じ高さ、と言う、
「地続き感」
1185年と2021年が、瀬戸内の島々と世田谷が地続きに
なった感じが凄い。
さすが、芸術監督どのが演出だと、劇場構造知り尽くして
いらっしゃる。

②KAATと違って、天井までの高さに比して、舞台の
間口が狭い。
演舞場と歌舞伎座ほどではないですが、当然演出に
影響出ます。
主に舞台袖の出入りとか、見えないところで微調整が
大変そうです。

③①②の影響て、上手側で見ていると、2幕は完全に
源氏の郎党になった気分になります
真正面から新中納言に睨まれるのはともかく、矢が大量に
降りかかった気になります(笑)

④九郎御曹司の喋りが、KAATで感じたより、少し17年
版に戻って、「万作先生型」が再度意識されている
感じが。
また、セリフ受けてのリアクションの間に、ほんのすこし
タメが出たかも。

⑤KAATより、御曹司と吉見梶原との関係性が面白く
なってました
梶原さんもクドクド言ってるけど、よく見ると、
小動物のようにキャンキャン反応する義経を、「面倒く
せーなー」と思いながら、結構面白がってそう。

⑥2幕の、知盛、義経のストップモーションシーン、
二人ともピクリともしない、凄すぎる。
あのまた、フィギュアにしてほしい。
キャンドルとセットで(笑)

⑦義経にはアドバイスをくれる弁慶や、対立しやがら
それでも意見はくれる、梶原がいますが、知盛には
弁慶がおらず、身内全員知盛まかせで、お気の毒。
民部には彼女を殺され、最終的に裏切られちゃうし。
お気の毒。

⑧毎回、一幕終わりの義経セリフが凄い音圧なので、
喋ってる人の耳は大丈夫かと思ったり、また、あの台詞の
「戦」を「演劇」に、「戦さ場」を「劇場」に置き換え
たらような事を、義経の中の人が、2017年版のテレビ
放送時のインタビューで、似たことを、おっしゃってた
のを思い出しました。

⑨義経さんの出で立ち、特に髪型が、アニメキャラ
そっくり、とあちこちに書かれていますが、(2017年
時、あれが鬘と知って、びっくりしたものです)今回
よく見たら、なんと、額両脇に、シケが追加されて
いるように見えます。
色気追加、と言うより、間違いなく、荒ぶる系ですが(笑)

しかし、早いもので、もう大千秋楽なんですね〜。


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三月歌舞伎座千秋楽

三月歌舞伎が昨日、千秋楽を迎えましたが、先週後半
大夫さんがコロナ陽性になり、二部の「熊谷陣屋」が
短期間休演、さらに一昨日夜、吉右衛門さんが倒れられ、
救急搬送されたそうで、昨日の千秋楽「五三桐」は、
久吉役だった幸四郎さんが代役に立たれたとの事。

そう言えば、二部は仁左衛門さんの「熊谷」をやって
いたのですが、去年末の南座顔見世の同じ顔触れの
上演では、役者さんのコロナ罹患で、代役立てての上演に
なったばかり。
偶然の巡り合わせとしても、同じ演目に影響が集中
するのは不思議です。

また、巳之助さんが外部出演予定の、梅田芸術劇場とイギ
リスのチャリングクロス劇場との提携公演第二弾作品
「消えちゃう病とタイムバンカー」も、関係者にコロナ
陽性者が出て、東京公演初日の繰り下げが決定。

第一弾の「VIOLET」もコロナの影響での日程、形式
キャスト変更に見舞われていて、こちらも多難続きです。

こうしてみると、演目を予定通りの日程、顔触れで上演、
完走する、と言う事が今まであまりに普通にできていた
ので、何とも思っていませんでしたが、今や本当になか
なか有り得ない事になったと改めて思います。

まずは、吉右衛門さんの回復をお祈りするばかりです。


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2021.03.29

予想の斜め上を言った「桃太郎裁判」

教育テレビで、「天国と地獄」のインパクトが覚めやらぬ
森下佳子さん脚本による「昔話法廷〜桃太郎」が、
平日午前中と言う、目立たない時間帯に放送されました

たまたま休みで、リアルタイムで見ましたが、予想の
遥か上をいく、凄い展開と、あまりに豪華な配役に
びっくりしました

何しろ、検察が天海祐希さん、弁護が佐藤浩市さん、
被告の桃太郎が仲野大賀さんで、おばあさんが白石さん
なんて、まるでゴールデンタイムのスペシャルドラマ。
とりわけ、佐藤さんが教育テレビに出ているとか、
意外過ぎ、でした(笑)

最初、多様性の問題かと見せて、テロ、ネットの
誹謗中傷など、どんどん展開し、何より、判決を
見せないで終わる。
被告や参考人同様に、問いかけられているのは、
実は裁判員、であり、視聴者。
僅か35分とは思えない重さを感じました。

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2021.03.27

「るろうに剣心」新作公開間近

実写版3作は、劇場で見、録画も繰り返し見、サントラも
(何しろ、作曲が佐藤さんなもので)未だにヘビロテの
「るろ剣」。
その新作であり、完結編2作となる映画「るろうに剣心
最終章 The Final/The Beginning」のうち、The Beginningに
桂小五郎役で一生くんがご出演とのこと。

映画は見ていても原作未読なので、原作でのキャラ設定が
どうなっているのかわかりませんが、見る楽しみが更に
増えました
まずは復習に(笑)また前3作一気見です
(ただ見たいだけ)

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2021.03.26

はぼ見に行かない理由が見つからない(笑)上村×ムワワド 第三弾「森 フォレ」7月上演発表。

そろそろ、成河くんの次の舞台情報来る頃、と思って
いたら、やっぱり来ました!(笑)

『森 フォレ』
日程:7月
会場:世田谷パブリックシアター
作:ワジディ・ムワワド
翻訳:藤井慎太郎
演出:上村聡史

『炎 アンサンディ』『岸 リトラル』とレバノン出身の
劇作家ワジディ・ムワワド作品の上村聡史さん演出の
シリーズ第3弾の上演は、既に年間スケジュールとして
世田谷パブリックシアターから発表されていましたが、
漸く詳細が決定。

今回、シアタートラムから世田谷パブリックシアターに
劇場を移した事からだけでも分かる通り、相当スケールが
大きくなりそうです

個人的には、内容は、そこはムワワドさんだけあって、
あらすじ読んだだけで、予想通り既に頭を抱える難解さ
ですが(笑)、キャストを見たら、見ない理由は一つも
ありませんでした。

ムワワド作品出演経験のある岡本さんに麻実さん、栗田さんに
亀田くんに小柳さんと、既に盤石の上に、遂に成河くんが
ご出演。
他にも大鷹さん、松岡さん、瀧本さんに前田亜季さんと、
誰が何にどうなろうと、無敵な役者さんが勢ぞろい。
多分、事前に戯曲予習会でもやって頂かないと、役者
さん眺めて
終わってしまいそうですが、今回はなんとか食い下がりたい

一番スケジュール調整が厳しい7月というのが難ですが、
「行けない」事はあっても「行かない」理由は多分一つも
ありません。
それにしても、5月下旬まで「スリルミー」ツアーの
成河くん、次もまたすぐですが、1か月はありそうなのは、
今年のスケジュール的には、まだある方、かも(笑)

そしてく奇しくも今日は成河くんのお誕生日
いよいよ成河くんも不惑に突入、とはこちらもその分
歳をとった訳でちょっと感慨深いです(遠い目)

ともあれ、更に素晴らしい舞台を拝見できるのを楽しみに
しています

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2021.03.25

「天国と地獄」最終回の日高が、やっぱり小野政次で、「半落ち」の梶さんだった件

最終回は、兄と彩子をまとめて助けようと「自供」した
日高の嘘を、彩子、八巻、陸、そして、彩子には非協力的
と思われていた捜査一課チームも、「逆転」させる
ために奔走する物語でした。

他人のために自らが罪を被る日高は、前にも書きましたが、
確実に、同じ森下佳子さん脚本の大河ドラマ「女城主・
直虎」で、やはり一生くんが演じた小野政次そっくりで、
政次の真意を察して、直虎が槍でとどめを刺すシーンを
含む回は、my永久保存版ですが、更にもう一つ、見て
いて連想した映画が、寺尾聰さん主演の「半落ち」

主人公の梶が、妻殺しを自供しながら、殺害から自首
までの2日間の行動だけを黙秘し続ける本当の理由を
つきとめようと捜査側が奔走する内容で、梶が隠し
たかったのは、自分が骨髄を提供した少年が
働いて
いる新宿のラーメン屋に行った事。
少年は勿論、誰に骨髄を提供されたか知らないでいるので、
梶が自分の行動を話してしまうと、その少年にも迷惑が
及ぶと考えた、と言うのが真相でした。
結局、理由も、訪ねた少年も判明し、少年は裁判を傍聴に
訪れ、刑事の計らいで、移送?途中の車の車窓ごしに、
梶に「生きてください」と遠くから呼びかける(梶は唇の
形から読みとる)シーンは、何回見ても泣いてしまうの
ですが、この少年を演じていた若い俳優さんこそ、一生
くんその人。
私はまさに、この映画のこのシーンで、一生くんと言う
役者を知り、以降、気にし続けて今に至る、まさに原点
でした。

その映画と同じように、他人のために真実を隠蔽する
理由と真実を、周囲が送致までに明かそうとするドラマで
今度は「梶」側の役を一生くんが演じていたのは、単なる
偶然にしては出来過ぎな気がしてなりません。

それにしても、刑務所の食堂で、ナッツを一生食べられ
ないとは、と九十九に言われた日高が、どうでしょう、と
曖昧にしたのも気にかかります。
日高がその気になり、あの条件が揃えばいつでも他人の
身体に入れ替われるなら、他人の身体の間はナッツ
アレルギーでなくなれると言う事かと、ラストよりも
個人的には謎。

映像の謎解きで厄介なのは、つい先日の「死との約束」で
鈴木京香さんがそうだったように、本筋から遠そうな
キャラが無駄に名のある俳優さんだと、犯人の可能性が
高いと試聴者が怪しんでしまう事ですが、このドラマは
その詮索心を逆手にとって、写真しか登場しない田口さんや
出演少ないのに、岸井さんや浅野さんなど有名な俳優
さんがどんどん出てきて、本当に翻弄されました(笑)

あれこれツッコミどころは満載でしたが、面白い
ドラマでした。

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2021.03.23

「にっぽん!歴史鑑定」で、壇ノ浦の戦い特集

22日のBS TBS「にっぽん歴史鑑定」で、なんとも絶妙な
タイミングで、「壇ノ浦の戦い」特集をやっていました

義経が水軍を買収した話、範頼が背後にいて、平家軍に
睨みを利かせている話、別当湛増を味方につけた話、
義経が梶原と先陣で揉めた話、形勢不利の中、水手を
射ると言う禁じ手を決断した話、そして阿波民部重能の
裏切りに、白旗が空に舞い、義経が八幡大菩薩、と
手を合わせた話、イルカが現れたので、知盛が乗船の
陰陽師に占わせる話(今回舞台では省略されましたが、
2017年の時は、毎回、この場面、萬斎さん、ご自身で
陰陽師できるはず、と内心突っ込んでました(笑))、
教経の豪快な最期と、宗盛の残念ぶり、そして知盛の
最期と、当たり前ですが、「子午線の祀り」でお馴染みの
エピソードがその通りに出てくるので、「そうそう」と
思いながら見てしまいました(笑)
教経の最期には、義経の八艘跳びがセットですが、現・
義経さんならできそうで、戯曲にないのが惜しまれます。

ちなみにコメント出演されていた大学の先生によれば、
最近は海流反転が形勢逆転の直接の理由としては余り
重要視されていない事、水手問題についても、全国で合戦の
大規模化してきた移行期で、地上戦でも既に馬を射る
と言う戦法も登場していたので、義経の戦法はルール
違反と言うより、ニュースタンダードの登場と解釈
できる、とおっしゃってました。

資料を見れば、壇ノ浦の戦いは、旧暦の3月24日。
新旧暦の違いはありますが、まさに明日、世田谷公演の
最中に当日を迎えるのも何かの縁かも知れません。

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2021.03.22

川口くんが「青天を衝け」にご出演。

急に出るとびっくりする(笑)
阿部正弘に見出された外交掛で、一橋派に立ったため
安政の大獄で左遷された幕臣役だとか。
今回は素敵な声だけで、ピントぼけぼけ、でしたが。

そう言えば、斉昭役の竹中直人さんと川口くんは、
「お槍拝借」で共演されてましたね〜
次回以降の出演はあるのか、ないのか、気になります。

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2021.03.21

藤田俊太郎さん「VIOLET 」ロンドン版ドキュメンタリー再放送

コンテンツ自体は、もう何回目か、でしたが、念のため
録画しておいたのを見たら、内容は全然変わってなかった
ですが、エンドマークの後に、去年上演され、藤田さんが
讀賣演劇大賞の最優秀演出家賞を受賞された、日本版の
舞台映像が、ほんの少しと、授賞式での藤田さんの
スピーチ映像が追加されて流れて、今更のオンエアの
意味を理解。
録画しておいて正解でしたが、貴重な舞台映像、ある
なら是非オンエアして頂きたいです

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2021.03.19

「子午線の祀り」神奈川公演感想(追記)

202102kaat202102kaat1

世田谷公演が始まる前に神奈川公演の感想追記して
おきます。

この芝居は、セットが立体なのと、床に当てる
、波や
宇宙イメージの照明?映像が美しいため、前すぎず、
後ろ過ぎない、中ほどの席がベストですが、今回の
席は、席運が極端に良くない(笑)KAATにしては
奇跡的に良席でした。

冒頭は全員マスクをして登場、とかが2021年ならでは
でしたが、せっかくなら白と赤ラインでもいれた、
源平マスクでもネットでグッズ販売すれば売れそうな・・・

この神奈川公演の直後に、成河くんがオンラインで参加
された、久留米の「くるめと安徳天皇」の一環での
対談を見ましたが、「子午線〜」は、1195年前後の物語を、
1970年代当時の役者(観客)向けに書かれた戯曲で、
それを2021年の役者が演じる、という意味は何が
ポイントか、みたいなあたりは、稽古場でずいぶん萬斎さんも
語られた事だったのか、成河くんが嬉しそうにされていた
のが印象的でしたが、そういう事や、「再演」
ではなく
「続演」というあたりの話は、聞いてから見たらまた
見え方も違ったかもと思いました。

今回、「九郎御曹司」は前演より30分くらい前倒しで
登場されたのに象徴されるように、コロナの規制も
あって、前演より全体で1時間以上短くなり、かなりスリム
化しました。
主に、脇筋の人物や、そのセリフで調整されていて、建礼
門院は登場せ、義経が登場したのちも、例えば九郎の
郎党たちが船酔いに苦しむ話、正利が、義経に「攻めるに
良い日を選ばれた」と褒める直前に挟まれていた、
佐々木義澄が本人は重要と思ってない重要情報を提供
して義経が喜ぶ場面、平家が占いに翻弄される場面などが
カットされていました。
確かにそれでも話はそれで繋がるのですが、意外に
ああいう「船は辛い」と思っている、とか、「日程
決断したのは偶然なんだけど」といった心情を裏打ちする
やりとりって、その後の彼らの行動の理由にもなるので
あったほうが説得力は増す気はしました。

また、以前、萬斎さんが「マクベス」を5人で演じた
ことがあって、それはそれでトランク劇場的に面白いし、
能と同じで、言葉に厚みがあり質量があれば、人数が
少なくてもきっちり伝わるとは思いますが、しかし一方、
シェイクスピアの原作の、やたらたくさん登場人物がいて、
集団のパワーみたいな中で芝居が進行するのも、捨て
難い。

今回の「子午線」は、「コロナバージョン」で短くなり
ましたが、もしも、次(今は次演の予定はたってない、
と芸術監督は、おっしゃってましたが)、コロナの規制が
ない中で、続演があったら、やはり元に戻して長尺に
なるのか、さらに突き詰めて、例えば知盛・義経・影身の
三人芝居とかになるのか、ちょっと興味があります。

さて、知盛と義経、ですが、萬斎知盛は95%論理の人。
(影身に対してだけ論理でない)
しっかり現実が見えているのですが、ほぼ近づく滅亡が
分かっている。
それだけに鬱々。
一方、そこに殴り込みをかけてくる成河義経は、すごい
勢いですが、目の前だけ見て戦い続け、次、次と実に
刹那的に突破して、知盛には勝てたのに、本人は、育ちの
ためなのか、血縁の力だけは盲信している上に、鎌倉の
お兄ちゃんの地雷を悉く踏み、どんどん自分の首をしめて
最終的にいるところが、見ていて、実にお気の毒(笑)
血にこだわったのに、結局血に裏切られるのを、さらに
見ている観客は知っている、という構造で、まさに
観客は「天の視点」
一見、ロマンチストな知盛と、リアリストな義経、と
見えて、実質は意外に逆なのが分かったのも面白かったです。

萬斎さんは、喋りが前演より少しだけナチュラルになった
かも
(上から、で恐縮ですが、本業では絶対ないのに、なぜか
セリフだと喋りながら首を上下に振る癖は、今回もまだ
残ってました)

ほかの役者さんで言えば、まずはいよいよ安定感が増し
成河義経との声(と体格)のコントラストがカッコいい
星くん。
蜷川さん「ヘンリー4世」のホットスパーもよかった
けれど、今回は益々よかったです。
さらに、蜷川さん関係でいうと、ネクストメンバーの
浦田くんが、「チーム義経」の三郎役で大活躍。
(遠山くんも、ネクストの旗揚げ公演「真田風雲録」に
出演されてましたね)

成河くんについては、人を引っ張ってきて、
その勢いで
自分がセットの上に上がる、とか、高いセットから、
音を立てずに床に飛び降りる、とか、相変わらず、重力
無視?な身体能力炸裂で、見ているこちらが余程ドキドキ
するシーンも多かったので、最後までお怪我ないことを
お祈りします。
(次の「スリルミー」初日まで、日数ありませんし)

カーテンコールは神奈川2日めから、キャンドルを
次々手渡していくスタイルになって、またそれを成河くんが
消そうとしたり、位置を変えたりして、萬斎さんを
翻弄しているとか(笑)
それめ含めて、世田谷ではどうなったか、今のところ
拝見予定です。

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「藪原検校」を観る

PARCO劇場。
「マリー・アントワネット」のところで書きましたが、
この公演に関しての劇場の観客ファースト対応は素晴らし
かったのですが、それと芝居の中身の満足度は、また
別の話(笑)

この芝居を、最初に蜷川さん演出、古田さん主演で観た時、
こんな露悪的な芝居、そうそう上演される事はないだろうと
思ったものですが、どうやら「リチャード3世」同様、
異形のダークっぷりが、役者の芝居ゴコロを刺激するのか、
言葉の洪水に立ち向かってみたくなるのか、私が知る
この15年弱のあいだに、前述の蜷川さん演出(2007年)、
栗田民也さん演出、萬斎さん主演(2012,2015年二演)を
挟んで今回が3版4演目。
まあ、露悪趣味、と言っておきながら、上演の度に観てる
私も物好きですが(笑)

過去の上演のプログラムの配役を見ると、、藪原検校
本人以外は全員が複数の役柄を演じますが、その組み
合わせは、3版4演全て異なる、と言うのも興味深いです。

今回は猿之助さんの藪原と聞けば、観る前から、過剰系
(失礼)藪原になる事、若い演出家さんとなれば、猿之助
さんオンステージになるとは予想はついてはいましたが
盲太夫をどうやるのか、早物語はどう聞かせる
のか、
ラスト前のあのシーンを、どう処理するのか、など、
見どころは満載で楽しみに伺いましたが、色々な意味で
予想通りでした。

三宅くんは、保己一に、セリフに一ミリも感情を籠め
ない、藪原との対照的なキャラクターを始め、数役を
難なく演じ分け、久しぶりに大劇場で見る、高橋洋くんは
(スーパー歌舞伎はビジター感ぬぐえず)、やはり
セリフも動きも、長く蜷川さん舞台で見てきた、あの
どこにいてもスッと目を惹く、洋くんでした。
ラストの首切り役人を、藪原役者自身がなさる、という
演出は斬新でしたし、照明の大ベテラン、原田保さん
お約束の、暗転、ならぬ、客席に向けて青系の広がる
照明を当てる間での、新感線でお馴染みの場面転換も、
セットが現代の工事現場風で、ビル外壁風書き割りには
グラフィティが(中には「omodakaya」というのも)あると
いう2021年渋谷を持ち込む感じも、そこまで違和感は
なかったです。

語り出しに、江戸末期の東北の地震の災禍が、語られる
部分は、現代に繋がりますし。

何より、やはり猿之助さん上手い。
グウの音も出ない上手さ。
早物語は、やはり凄くて、萬斎さんもでしたが、つくづく
伝統芸能の言語による表現スキルは、ちょっと異次元。
そして残念ながら、他のキャストが猿之助さんに拮抗
できず、でした。

何よりがっかりしたのは、この芝居、語られる中身は
酷い、と言っても、とにかく言葉の勢いと力強さが全て、
なのですが、一部滑舌が芝居のスピードに間に合ってない
キャストがいらしたこと。
書いてしまいますが、それは、盲太夫を演じた川平慈英
さん。
一番肝心カナメの「藪原検校」が何度も何度も「山田
検校」にしか聞こえないのが致命的でした。

考えたら、キャストは違っても、それぞれセリフを
聞かせるに長けた役者さんが揃っていた、萬斎さん検校
版を二演見まくった上で見ているので、どうしてもそれと
比較してしまった事は、川平さんにはお気の毒でもあり
ますが、少なくとも同じ役をなさった、浅野さん(もぐもぐ
タイムまであった、緩急自在)、ストレートに語る山西
さんと比べると、観客と若干異様な舞台世界をつなぐ
架け橋の役割としては、ちょっと厳しかった気がしました

まあしかも、ずーーーーっとみんなずーーーーっと
全力なので見ていて疲れたのが、一番かも。

猿之助さんの個人芸だけ、でなく井上作品、と
して
みせるなら、もう少し全体のバランスとか、全部全力
でなく、少し緩急があったら、もっとクライ
マックス
に盛り上がったのでは?と思わずにはいられませんでした。

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2021.03.17

「青天を衝け」はセリフ世界が独特。

勿論、14日オンエア分で一番びっくりしたのは、
家康先生による、「現代の教科書に『士農工商』は
載ってない。今は、士と、それ以外」と言う部分。
過去の起きた事実は変わらないのに、解釈、研究などで
こうして教科書の記述が変わるのが、歴史ならでは、
ですが、そう言われると、最新の歴史の教科書、他にも
違うところがありそうで、一度確認してみたいです。

今回の大河、セリフ回しは時代劇にしては軽いですし、
所謂イケメン枠大量投入、またこうして「家康先生」が
現代との接点を解説して下さるので、敷居低めに見え
ますが、一方、劇中のセリフは意外にも、聞けば結構
マニアックな事をナレーション説明なしで言わせていたり
して、なかなか油断?できません。

14日オンエア分で言うと、狐の話を聞いた栄一の最初の
反応は、「馬琴」の読み物で読んだ、であり、美しい
玉藻前が、まさかお姉ちゃんに取り憑くなんて、と姉を
揶揄っていますが、馬琴の狐の話(「殺生石」)、も
玉藻前も、藍染や養蚕関係のようにテロップ出して
説明もないし、ドラマ内で紹介されてない固有名詞。
しかも劇中の人たちにわざわざ聞き返させて、説明セリフを
挟むとかしていないのも、制作サイド、結構、大人な
スタンスですし、特に吉沢くん、スピーディに言って
いても、この手の細かいセリフちゃんとセリフが聴こえて
きている、と言う事でもあって、そこも凄い。

そこまで狐つき関係長尺使うかな、とか、斉昭パパ、
いくらパニックでも「東湖」連呼しすぎだろ、とか、
肝心の幕府のお偉いさんたちが、わちゃわちゃ密になってて
大丈夫か、とか、ツッコミどころも満載ですが(笑)、
セリフには意外にスルメの様な噛み応えがあるのかもと
思い直したので、もう少し見続ける事にします。

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2021.03.15

ドラマ「天国と地獄」に、一生くんが「青島」コートで、スタッフの作品愛に唸る

ドラマ「天国と地獄」、14日オンエア分で、戻った
日高が、八巻運転の車内で着替えた後の姿が、
白Yシャツに
赤の細ネクタイのスーツ、カーキのモッズコート。
とくれば、誰しも「踊る大捜査線」で、織田裕二さんが
演じた、青島刑事の扮装とピンと来ます。

そして勿論、「踊る〜」こそ、黒澤明ファンだった本広
監督により、モノクロ画面にピンク色の煙が立ち上る、
黒澤明版「天国と地獄」の名シーンを、そのままクライ
マックスに取り入れた事で知られた映画。
つまり、映画「天国と地獄」とドラマは、既にタイトルと
貧富な差と言う動機で直接繋がりながら、映画←→(ピンク
色の煙)←→「踊る大捜査線」←→(モッズコート)←→
ドラマ「天国と地獄」と逆向きにも連想させ、二重螺旋の
ように繋がる訳です。

ここまでそっくりな以上、日高のあの衣装が単なる偶然な
筈はまずあり得なく、脚本家の指定か、演出家などスタッフ
からのアイディアかは分かりませんが、どちらにせよ
制作チームからの、「ボーっと見てるんじゃないよ!」
的な、メッセージを感じました。

それにしても、ほぼ日高の説明セリフだったため、
テンポが犠牲になったのは否めないながら、最後まで
見てしまいましたが、森下さんは「直虎」の政次にしても
日高にしても、戦略的に自己犠牲を払う役を演じる
高橋一生くんが、余程好きなんですかね(笑)

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2021.03.14

「二月大歌舞伎」まとめ

202102kabukiSodehagi

2月の歌舞伎座は一部の開演時間が10時半に繰り上がって
いたので、うっかり間違えないか、遅れないか、
勝手にドキドキしました。

2月から、ずっと閉まっていた、3階の売店がやっと再開。

一部「本朝廿四孝」
ファンタジーとして「廿四孝」を楽しむなら、奥庭、
狐火付きがマスト。
そして、重力無関係の文楽のほうが断然面白く、十種香
のみ、となると、物語的には面白みが少なめ。
「楼門五三桐」同様、美女二人と勝頼の様式と造形美が
見所かなと個人的には思っています。
今回で言えば、若さで勝負してない(失礼)、八重垣姫の
魁春さんの後ろ向きの襟足の美しさに、女形の凄さを
また、12月の南座、顔見世で藤の方に、相模とスーパー
代役ぶりを発揮された門之助さんが、今回は勝頼で、
役のレパートリー、どれだけあるのか、と、濡衣役の
孝太郎さんを含め、御三方のおかげで、歌舞伎の色彩、
造形、人工美の素晴らしさを、安心して拝見できました。

「土手のお六」
「お染の七役」でやると、7つのうちては異色の役柄で、
以前七之助さんも、随分楽しそうになさっていた役。
今回は、玉三郎さんのお六と仁左衛門さんと喜兵衛いう、
「仁左玉」コンビですから、期待しかありません。

大店にゆすりに出向いて、失敗し、捨て台詞を残して、
粋に立ち去る、というのは、「浜松屋」に似ていますが、
男女で籠を担ぐと言うのが、いかにも南北。
また、「七役」は面白いですが、だんだんストーリー
より早替えにしか目が行かなくなる弊害があるため、
前後の繋がりが判り難いながら、ここだけ観る方が、
じっくり見られる気がします。
そうそう、丁稚役の眞秀くんが、なんとも可愛い。
子役は下手に上手くならない(日本語がヘン)のが、
見ていて安心です。
アドリブの「しのぶお母様のお躾がよい」んでしょう(笑)

三部「袖萩祭文」
七之助くんの袖萩と、長三郎くんのお君の頑張りが
ほぼ全ての1幕でしたが、梅玉さん、歌六さん、東蔵
さんと言う、盤石のベテラン三強勢揃えば、面白く
ならない理由はありません。
特に、歌六さんの直方、絶品にも程がありました。
その分、なのか、役柄が説明不足で、いきなり出てくる
と言う現行上演のハンディもあるのかも知れませんが、
勘九郎さんの貞任が・・
公家姿からの見顕し、ぶっ返りでの立ち回りは、大概
かっこええって、なるはずなんですけど、去年12月の
「傾城反魂香」の又平の時に感じたのと同じような
手応えのなさで、薄味で残念でした。
やはり周りが凄すぎたのかも・・・

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2021.03.13

「鬼平」も、世襲制らしい(笑)

Onihei

写真は昨日の日経新聞朝刊。

梅安も鬼平もキャストを一新しての、新作制作の告知。
誰かな、と思いながらいましたが、鬼平は、
無難に
現?鬼平、吉右衛門さんの甥、幸四郎さんに。
吉右衛門さんの実父で、幸四郎さんの祖父の白鸚さんも
鬼平を演じられているので、高麗屋系列の三世代世襲、
とでも言えそうです。
吉右衛門さんも、原作の鬼平の年齢になってから演じられた
そうですが、どうしても今のイメージが強いので、幸四郎
さんだと、ものすごく若い感じがしてしまいますが、器用な
役者さんなので、見たら多分、違和感はない
のかも。

一方、梅安は、豊川さん。
演じられた事がある渡辺謙さんが一番しっくりなイメージが
あり、そうでなければ、役所さんか、遠藤さんか、中井
貴一さんかな、とか思ってました。
(でも中井さんはNHKで同じ池波さんの「雲霧仁左衛門」を
なさっているので、違うか~とか(笑)
豊川さんはちょっと時代劇と結びついてなかったです。

なお、「鬼平」は再来年撮影で、2024年に連続ドラマと
映画、「梅安」は来年映画2本同時撮影でそうなので
見られるのはちょっと先。
しかし、主幹が時代劇専門チャンネルとスカパーと
NTT、と、映画会社でも、地上波テレビ局でめない
のが、今の、特に時代劇映画の立ち位置を象徴して
いる気がします。

それにしても、幸四郎さんの全身白の衣装、なかなか
斬新ですね。

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「ポーの一族」を観る

20210208200722

東京国際フォーラム ホールC

結局、退団しても、明日海さんの公演は見てます(笑)
自分では否定気味ですが、レベル1くらいのファンなのは
確定かも。
(宝塚ファンからしたら、鼻で笑われるレベルでしょうけど)

フォーラムはここで演劇公演をあまり見た記憶がないし、
演劇専用劇場とも思えないのと、何度伺っても、ロビーの
構造と化粧室の動線がどう考えてもおかしいので
(赤坂のACTホールと双璧・・・)どうなのかな~と
思いながら伺いましたが、幸い後方席ながら条件が良くて、
見やすかったのが救いでした。
そして、新しい分、音響と映像条件は悪くないのが
この公演にはプラスでした。

宝塚版を見て、配信を2回見て、さらにNHKの「100分で
萩尾望都」も見ているので、予習はバッチリ。
しっかり楽しませていただきました(笑)

明日海さんのエドガーは周りにリアルな大人たち、男性
たちが存在することで、より人工的な異質感(絶賛して
ます)が際立った気がします。
特に前半、10代前半なところでは、手足がバタつく
感じとかの身体の使い分けにびっくりしました。

生の千葉くんは、リアル男子としては、かなり完成度の
高いアランでしたが、やはり、正しい意味で造形性の
粋を尽くした、明日海さんのエドガーの前にはやはり
パワーが少し足りないのは、千葉くんの舞台キャリアを
考えれば無理もないかとは思いますし、鍛えられた
宝塚の生徒さんとは現時点埋められない部分かも。

小西さんや涼風さん、福井さんなど、脇に手練れの
役者さんが揃っているので、ものすごい異空間の設定
なのに、興ざめすることがなかったのもありがたかった
です。

歌舞伎界からは、最近、外部出演も多い、橋之助くんが
出演
(今度、稲垣吾郎さん主演の「サンソン」にもルイ16世
役でご出演とか)、歌はまだ歌い方に慣れがないのかも
しれませんが、タキシード姿もダンスの様子もイマドキの
男性で、歌舞伎役者と言われなければわからないと
思いました。

そうそう、文学座の鍛治直人さんがご出演されていて
これもびっくり。
ミュージカルはじめてということで、そう歌い上げる
シーンとかはなくて、お芝居担当、でしたが、階段から
落ちるところは、体張ってました!
文学座の俳優さんも、内野くん(いまは退団されてます
が)であったり、最近は、横田さんも「デスノート」に
リューク役でご出演と、セリフがしっかり出る身体の
方は歌もいけるんでしょうか・・・

200%造形度だった宝塚版に比べると、男性、という
リアルが入った分、どうなるかなと思いましたが
むしろ、その人工的なところが際立って、とても
面白かったです。

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「ほんとうのハウンド警部」がライブ配信

コクーンで上演中の、ストッパード作、小川絵梨子さん
演出、生田斗真くん主演の舞台「ほんとうのハウンド
警部」のライブ配信が発表されました。

今さら、舞台の生配信、というのに驚きもしませんが、
まさか、シスカンさんが、生田くん出演舞台を配信
してくれるては思っていませんでした。

しかもライブ配信後も短期間ながらリピート
鑑賞
できるような書きぶり。
ネットレビューを見ると、相当凝ったツクリで、
繰り返し見ても楽しめるタイプの芝居らしいので、この
値段でそれができるなら、是非見てみたいです。

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2021.03.12

「4」、8月にリベンジ上演決定。

去年、シアタートラムで上演予定だった「4」。
今井さん、川口くんもご出演とあって、楽しみにして
いたのですが、残念ながら中止になっていました。

それが今年8月に、劇場は、あうるすぽっとに変更
されましたが、無事にリベンジ上演が決定の発表され
ました
(下旬に京都・京都芸術劇場でも上演あり)

「4」は、川村毅さんの戯曲で、「4 four」のタイトルで
2012年に白井晃さん演出で上演された時に、一生くん
目当てで見ましたが、舞台と客席がシームレスになって
いて、近くを役者さんが通ったり、観客も参加する
イマーシブ・シアター風で、びっくりしたりドキドキ
したものですが、今回は川村さんご自身の演出

あうるすぽっとは、トラムと違って、所謂プロセミアム
劇場なので、その意味でも演出は、前回とは違ってくる
気がします。

■ ティーファクトリー「4」
2021年8月
あうるすぽっと
京都芸術劇場 春秋座

出演:今井朋彦、加藤虎ノ介、川口覚、池岡亮介、小林隆

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「マリー・アントワネット」(花總×ソニン)版を観る

Mary_20210312081501

シアターオーブ

この作品は、涼風さんがアントワネットを演じた初演
から見ていて、「レミゼ」や「モーツァルト」ほど
いわゆる、人気作ではないかも、とは思いますが、個人
的には、なせが結構好きな作品です。

面白いと思うのは、ヒロインの心情を無理やり正当化
しないところ。
例えば「エリザベート」だと、家族のモラハラが描かれて
エリザベートが王家の義務を果たさないのも「ちょっとは
仕方ないよね」って感じますし(オリジナルはもっと、
エリザベートに対して皮肉度が高いそうですが)、
もっとヒロインの行動に理解できる理屈が寄り添うと
思うのですが、この作品は、特に前半、アントワネットは
楽しそうにお金をファッションや遊びに費やし、
夫以外の彼氏とのお遊びも何とも思わずしているように
描かれるので、観客も全然思い入れできない。

一方、マルグリッドには怒る真っ当な理由も、根拠もあり、
しかもアントワネットがあれじゃあ、と、より共感して
しまいます。

しかし、アントワネットが後半突然覚醒し、母性と、国の
象徴であると言う自覚に溢れてしまうため、今度はマル
グリッドは振り上げた鉄拳の下ろしどころに困るように
見えてしまう。
まあ結局、後半2人の心情吐露、ソニンさんは勿論、
花總アントワネットの破壊力が凄くて、爆泣きして
しまう事にはなるのですが(笑)

マルグリッドが手にしていた「切り札」や、二人の
マリーを繋ぐ子守唄の見せ方も、前回公演よりまた
一段わかりやすくなりました。
全体として、歴史からの俯瞰の視座があるのが特徴かも
しれません。

そう言えば、ラスト前まで、ダルトンをやっているのが
原さんだったことに、パンフレットを買っていなかった
ので気がつかないままでした。
分かっていたら、もっとしっかり見てたのに、惜しい。

また、オルレアンは曲者キャラですが、曲がものすごく素敵で
難易度も、相当高そう。
今回は上原さんで拝見しましたが、あのロックテイストの
迫力は、ちょっとズルいかも(笑)

「レミゼ」におけるテナルディエ夫妻にあたる
仕立て
屋夫妻のパートは個人的には無くても良いとは
思いますが、
ミュージカルにはコメディリリーフは必須なのでしょうか。

ちなみに、この公演を見てから「藪原検校」を見た
のですが、事前案内やオペレーションに関して、大きな
劇場ではかなりいち早く公演を再開させただけあって、
PARCO劇場には少なくとも、ここよりは「さすが」と
思ったことが3点ありました。

①開幕前に「MA」ロゴがあしらわれた舞台幕を撮影する
人が多くいました。
歌舞伎なら開幕前の緞帳や定式幕を撮影してもOKですが
こちらでは禁止になっていました。
しかし、禁止はアナウンスだけで掲出物がない。
スタッフが巡回して、見える範囲は声がけしても、注意
しきれていない人が結構いて徹底されておらず。
PARCO劇場は、そのあたりはっきりしていて、開幕前
緞帳なしで、セット丸見え状態ですが、客席最前列の前に
「撮影禁止」と大きく書いたボードを開幕まで出しっ
ぱなしにしていました
これだと、撮影しても「禁止」も一緒に映りますから、
さすがに誰も撮影しないし、注意するスタッフも負担は
少なかったはず。

②接触リスクから、いまチラシが入手しづらく、行った
公演のチラシを作っていない、あるいは事前に配布
していない公演が増えていますが、PARCO劇場は、
ちゃんと、ロビーに「藪原検校」チラシをたくさん
置いていて、パンフレット買わない人も記念になったと
思いました

③日程が発表されてから、緊急事態宣言が発表されたために
多くの演目で、上演時間をソワレ20時前終了に調整が
行われたり、ソワレ中止になったりしました。
「マリー」は、ソワレがある日だけ、開演時間を
マチソワ両方1時間繰り上げ、マチネのみ上演日は開演
時間変更なし、としましたが、自分が観る開演時間は
確認しますが、マチソワかどうか、まで確認するかは
微妙で、まさに私が観た回はマチネのみだったのですが、
繰り上げ、のイメージが強くて、1時間前に、誰もいない
入口に行ってしまいました。
同じような人は他にもいて、ちょっとわかり難いと
感じました。
一方、「藪原検校」は、ホームページにはっきりと
「開演時間は変更しない」の一文。
理由も「お客様の混乱を防ぐため」的なことばが書いて
あり、さすが、と思いました。
チケットを取る時点で、開演時間は、重視しますし、
変更される事は、時間を間違える、以外にも、往復の
交通機関の手配の事も絡み、それで見られなくなる
場合もあります。
確かに開演時間を変更しなかった事で、上演時間の長かった
「藪原〜」は、ソワレの終演時間が、21時半を回って
いましたが、やはり、券面に印字された時間は変更
ない方が安心だと感じました。

演目内容には大満足でしたが、ちょっと色々考えた
公演でした。


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2021.03.11

3月11日。

Wako

10年前の今日は、様子ばかり確認しているうちに、
呆気なく帰宅困難者になり、最終的には、公衆電話で
連絡のついた知り合いの家に、電車なら30分で行ける
ところを車が渋滞にはまり、4時間かけて行き、翌日、
運転再開した電車で帰宅しました。

あれから10年、我が家も皆、歳を取り、家族構成も環境も
一変しました。
更にコロナ禍もあり、長いようにも、あっという間とも
感じますが、変わらないのは巨大地震はいつ起きても
おかしくはないし、多分起きるだろうと言う予測。

写真は銀座和光のディスプレイ。

10年目とか、な区切りなど、こうした事には何の意味も
ありませんが、起きた事も、あの日に感じた危機感も、
教訓としての備えについても、あの日を忘れない事が
未来の自分を守ることに繋がる気がします。

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2021.03.10

「子午線〜」世田谷チケット追加発売&ポストトーク、遂に開催決定

緊急事態宣言に再延長ないとの判断?確信?でしょうか、
「子午線の祀り」世田谷公演、22日から楽までの公演
チケット追加発売、更に、待望のポストトークが、25日は
チーム平家、29日はチーム源氏+知盛で開催されると発表
されました。

事情はともあれ、公演期間中に、追加発売は、評判聞いて
から見たいと思った方にも、追いチケットの方にも
有難いですね。

ちなみに、義経の中の人は、恐ろしい事に週末の
「子午線」兵庫公演の合間に「スリルミー」お稽古との、
ホリプロ公式情報。
相方、「彼」役の福士さんも、絶賛「オスロ」ツアー
中で、こちらは先週が兵庫、今週末が久留米、の合間に
お稽古、スケジュール。

「オスロ」も「子午線」も、偶然、どちらも公共劇場を
同じ時期にツアーしているため、同じ劇場間を1〜2週間
ずれての追いかけっこ状態(「君の名は」風←岸恵子
さんの方)←古い

確かに東京でないと、お二人のスケジュールは合わな
いのですね。
しかも、21日に名古屋で打ち上げる福士くんはまだしも、
成河くんは30日「子午線」大楽で、1週間後に「スリル
ミー」初日。
まあ、福士さんも「スリルミー」名古屋公演の翌日、
まだ大阪大千秋楽を迎える前に、横浜で、高橋大輔さんの
アイスショー?にご出演とかで、内容もですが、
お二人のスケジュールが最大のスリルかも。

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2021.03.08

国立劇場歌舞伎「時今也桔梗旗揚」

Kikyo

今月の国立劇場歌舞伎は、菊之助さんが、岳父・吉右衛門
さん監修での初役の光秀。

通し基本の国立にしては、三場と短く、解説付きと
(オープニングは、「麒麟~」使用!)、鑑賞教室風
でしたが、内容は、ガチ中のガチ、でした。

菊之助さんの低い声や、目線の動きは、まるで吉右衛門
さん?と思うくらいそっくり。
やはり、まさに真似る事から始まると言うのも納得ですが、
本当に血が繋がってないとは思えません。

また、彦三郎さんが凄い声量で、パワハラ上司・春永を
大熱演。
亀三郎時代から声よし、とは思っていましたが、襲名
してからいよいよ大活躍。
20年後には、ポスト歌六さん、梅玉さんになっているかも。

更に、梅枝さんが皐月、新悟さんが桔梗と、若手女形
揃って主要な役で出演されていて、眼福眼福。

短い、と書きましたが、それでも、しっかりポイントは
抑えてますし、忠臣蔵へのオマージュ(パロディ寄り)が
はっきり分かったのは、個人的には最大の収穫。
饗応が、大序(旦那の同僚からのストーカー行為)、
馬盥が、松の廊下(水色の装束まで完璧)、そして
愛宕山が四段目で、白装束下に着てるところまでそっくりに
して、ラスト、いきなり反逆に走ると言うのが、趣向
ですね。

時間も短いと言う事で、チケット代も超お手頃。
正直、今月の歌舞伎座は、二部以外はアッサリなので、
だったら、国立の方がコスパ高、です。

ちなみに筋書きも充実で、中でも、呉座さんの寄稿は
非常に参考になりました。

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2021.03.07

三谷版「死との約束」

原作知らずに見たので、違いとかはさっぱり判りません
でしたが、1人1人の証言で、死亡時刻が狭められ、1人
ずつ真犯人から外れていくプロセス、また、長野さん
演じるライターの役割や、犯人わかってからもう一度
見ると、視線や仕草、セリフ一つ一つの細かな伏線回収を
楽しめ、好みの問題だとは思いますが、前2作より
集中して見られました。

舞台に設定された熊野古道には、行った事は
ありま
せんが、偶然、正月に「ブラタモリ」が、丁寧な再放送を
やっていたのを見たのが、ちょっと予備知識になり
ました。(外観は、蒲郡のホテルでしたが)

また、勝呂のセリフに平家物語を入れたり、後白河院
なんて固有名詞が出てくるので、つい「子午線の祀り」を
連想したりしましたが、個人的最大のツボは、オープ
ニングの太棹三味線だか琵琶による、日本情緒溢れる
音楽の出だしのジャーン!音が、「花髑髏」のオープ
ニングの音にそっくりだった事でした(結局そこ)

そう言えば、オープニングの一音目、と言えば、「子午線の
祀り」のオープニングの一音目が、「エリザベート」の
それと同じだったので、神奈川の客席で勝手に盛り
上がってました(笑)

ポアロ翻案、3作となれば、単発ながらシリーズ化、
とも言えそうですが、まさか、萬斎さんがあのテン
ションでドラマに出続けるとは、思っていません
でした(笑)
まあ、三谷さんと繋がり続けているなら、来年の大河で
流石に知盛、とはいいませんから、後白河院てかで
ご出演とか、期待できないかな?


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渋谷109のチケットぽーとが3月末で閉店

今や、チケットはプレリザーブなど、事前抽選や
ネット先行など、webで取るのがスタンダードになり
ましたが、ネットが普及するまで随分長い間、チケットは
電話か、店頭、とりわけ、発売初日は繋がらない電話と
戦うより、店舗発売、言うのがお約束でした。
(電話では繋がらない限り、売り切れているかも解らない
ため)

店に向かいながら、いまこの時、何人くらいが
もう、いつ
から店頭に並んでいるのか、同日発売にはどんな演目
目当ての人がどれくらいいるのか、とドキドキし、着いた
目の前の状況が、勝敗のほほ全てでした。
また、幸いに一番でも、目に見えない他店舗のライバル
たちとの勝負は、店舗のオペレーターの方の技量だったり
して、それは一大イベント(笑)で、10時半頃に、勝敗を
噛み締めながら、朝っぱらから帰路についたものでした。

ビルの中の店舗だと、開店してから、店内移動
する分
だけ時間をロスするのに対して、渋谷は、109の
外から直接階段で入れるので、そこはスムーズでしたが、
当然ライバルも多く、毎回賭けでした(笑)

今はネット予約したチケットも概ねコンビニ発券なので、
プレイガイドで買うのは、2日目以降で、席で
日にちを
選ぶ余裕があるものに限らていますが、それでもお目当ての
チラシや冊子を探す楽しみは、ネットでは味わえない
もので、閉店で不便になる訳ではありませんが、
ちょっと残念です。

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2021.03.06

2月文楽まとめ。

Mask

2月の文楽は、「先代萩」「寺子屋」と、歌舞伎おなじみ
演目が多かったので、比較を含めての楽しみがありました

くろごちゃんはマスク姿がお似合いです。

客席は歌舞伎座と違って、まだ新しい観劇スタイルに慣れて
いないのか、とにかく客同士の会話が凄い
マスクをして、一席空いているので、逆に大声になる
のはなんとかなりませんかね(笑)
というか、係員注意しなさすぎ〜。

さて、2月文楽のハイライトは、なんといっても、和生さんが
政岡を遣った、「伽羅先代萩」でした。

まずは「五条橋」
牛若丸と弁慶の出会いを描いた、まあさっくり15分くらいの
小品ですが、何しろ、人形ですから、牛若丸くんが
当然のように、薙刀の上に乗っかる、歌舞伎では絶対でき
ないのが面白いですね。

「先代萩」は、御殿・竹の間。
まず設定が歌舞伎と違うのに驚きました。
歌舞伎は、足利頼兼の伽羅の下駄、に象徴されるように
足利幕府の世界ですが、文楽は、栄御前が時忠の奥さん
だったり、問題の毒饅頭が頼朝からのくだされ物だったりと
完全に源平の世界での展開でした、
政岡の女子っぷりが、まずは見事で、米粒を払う手とか
びっくりするほど所作が細かい
(まあ、飯炊きできるんですから、当たり前ですが)
そして、勿論、八汐が歌舞伎以上に嫌なばあさん(笑)で
何しろ、これも人形ですから、千松のいたぶり方に遠慮が
ありません。
エグさ、残忍さ、容赦なし。
八汐、こええ。。。
勿論、その分、ラストにぐさっと政岡が一矢報いる
ところのカタルシスがまた一層なんですけどね。。
とにかく休憩なしの2時間ぶっ通しというのもあいまって
ものすごく集中して、堪能できました。
文楽をここまで面白いぞ!と思えたのは、多分初めてでした。

「寺子屋」
これも、歌舞伎とは花道の有無に関係しますが、
寺子の子と親たちの動線が全然違ったり、歌舞伎との
違いを楽しめました。
松王は玉男さんが遣われるのかと思ったら、違う方でしたが
松王みたいな大きな人形は、やはり私レベルでもうまく
遣わないと、手足がバラバラに見えたりするものだなと
ちょっと思いました(偉そうだ)
逆に、源蔵が、今回は出てませんが、前の場で道真から
頂いている、「伝授の一巻」をきちんと大切に懐にしまって
思い入れするところなど、人形ならではの細かい所作が
人間がするよりきちんと見えたりするのも興味深かった
です。

ちなみに、てっきり「寺子の親ども」といってると思い
こんでいたのですが、「寺子の保護者」って言っていた
のにはかなりびっくりしました。
保護者って、明治以降の言葉じゃなかったんですね~

何だかんだで、2月の文楽はまだ初心者の私でもかなり
楽しめたプログラムでした。

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2021.03.04

「子午線の祀り」評が朝日新聞に。

4日夕刊(東京本社版)に、「子午線の祀り」評が掲載
されています

ただでさえ、劇評掲載が少ない日本の新聞においては、
歌舞伎や文楽は開催月は掲載されますが、それ以外は
新作では掲載される作品は限られ、ましてや、いわゆる
再演もの(これは、実質はちょっと違いますが)は、
大作ミュージカルでさえ、スルーされがちな中で、
「子午線」がツアーとはいえ、上演期間中に掲載された
のは、なかなか貴重です。

ちなみに劇場で21年版を見てから、自宅で録画の17年版を
繰り返し見て違いを確認していますが、21年版を基準に
すると、17年版は随分ゆったりで、広がりがあり、逆に
21年版は回るセットの効果もあり、ギュッと求心力を
感じます。
あの渦に、平家も源氏も運命をがんじがらめにされて
いる感は強め。
また、単なる17年版のダイジェストに陥っていないのが、
やはり凄いところ、です。

しかし、今回版、途中、意識してかどうか不明ですが、
ポスターのビジュアルそっくりに、知盛、義経が完全に
動きを止めるシーンは、二人とも筋肉や体幹はどうなって
いるのか、驚きしかありません。

そう言えば、来年の三谷さん源平大河、義経は菅田くんと
発表され、宗盛は小泉さんと発表されていますが、
知盛がどなたになるか気になります。
歌舞伎では有名な役柄ですが、意外に映像では「義経」の
阿部寛さん以外、思いつきませんが。


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5月、野田地図新作に一生くん、ご出演!

東京芸術劇場は、4月のチケットに全集中、していたの
ですが、なんと5月上演のNODA MAP新作に、一生くん
ご出演とか。
しかも、シェイクスピアセリフをちりばめる、とか、
最早、好物しかありません(笑)

さらに5月は、さいたまもシェイクスピアで、自粛の
中でも、これはちょっと何とかしたい。

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2021.03.03

Netflix、Amazonプライム配信で、「花髑髏」が見られる!

NetflixとAmazonプライムで、「花」をはじめとする
ステアラ2017年版「髑髏」が見られる企画が発表された
との事

ただし、ゲキシネ/パッケージ化された版ではなく、
繰り返しWOWOWでもオンエアされている、パブリック
ビューイング版。

すでにWOWOW、スカパーと加入しているので、
これ以上はと、配信系は見て見ぬ振りをしてきましたが、
もし、ゲキシネ/パッケージ版なら、他にも見たいコン
テンツがあるので、いよいよ、Netflix入るタイミング!と
思ったのですが(何しろ、オープニングの天魔王
「敦盛」の手指先の美しさと、天蘭最終対決の、
天魔の鮮やかな蹴りが格別←マニアックに過ぎる)、
パブリッビューイング版なら何度も見ているので、
Netflix加入、今回も見送り、決定、です。

それにしても無理とは思いますが、パッケージ版、
バラ売りしないものでしょうか、VACさん。
ニーズは絶対あるはず。

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「子午線の祀り」兵庫公演、チケット追加発売

近畿エリアの、緊急事態宣言が解除されたのを受けて、
すでに発売開始中の「子午線の祀り」兵庫公演の定員
規制が変更になり、チケットが追加発売が発表されました。

東京は8日以降解除になるのかどうか、すらわかり
ませんが、チケットの一般発売日をそのあたりに設定
している公演は、それによってまた、対応を変える含み
かもしれません。

しかし、一度、一席空けての席配置の、舞台の見やすさ
両側への気遣い、ストレスが軽減しているのに慣れて
きていると、以前のような全席販売に戻るのは、
その分、多くの人が見られると言う有り難さと、
気持ちは半ば、複雑です。

ちなみに歌舞伎座は、ここ最近、上手のブロックだけ
市松でなく、二席連続、一席空けのパターンにして
いますが、先日、それと知らずチケット取られたお客が
座ろうとして隣にも人が座っていたのにびっくりして
係員に説明を求めているのを見かけました
すぐに開演したので、どうされたのかまでは見届けられ
ませんでしたが、皆がみな、座席表みながらチケットを
取っている訳ではないので、確かに一部だけと言うのは
分かりにくいとは思います。

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2021.03.01

日経新聞2月の「私の履歴書」

日経新聞名物連載の「私の履歴書」先月2月は、ホリ
プロ創業者の堀氏でした

私にとっては、音楽事務所と言うより、お芝居の主催、
共催する、舞台製作会社、というイメージが一番。
身近なところでいえば「さいたまシェイクスピアシリーズ」
或いは、蜷川さん関係の舞台であり、確かジョナサン・
ケント演出版、萬斎さんの「ハムレット」であり、直近で
いうと成河くん出演「スリルミー」もそう。

なので、2月1日に連載が始まった時点では、初日に蜷川
さんのお名前も出ていたし、連載中、舞台関係への言及も
結構あるかと期待して読んでいたのですが、演劇のお話は、
途中に「ピーターパン」と、最終回の28日に「ムサシ」に
ついてなどちょっと記載があったのみで終了でした。

考えてみれば、そこはやはり経済新聞ですから、株の
上場のお話、そして日経のメイン購読層に馴染みのある、
昭和の音楽シーンのお話が中心になるのは当然だった
かもしれません。
勿論、三人娘のエピソードとかは、私も興味津々に
読みましたし(笑)


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