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2025.02.15

劇場アニメ「ベルサイユのばら」

Berubara

世代としてやはり見逃せず、早々に見てきましたが、
色々予想外で、なんとも不思議な出来上がりでした。

原作も半世紀、既に舞台も定着している令和の今、
わざわざアニメ化すると言うなら、今の3Dとかのテクノ
ロジーを駆使すれば、立体的なキャラクターでも原作の
イメージを壊さず、ファンを納得させられるのでは、と
オスカルやアントワネットがイメージが違うとか、
今更ならないのではと思っていたのですが、今回のは
完全に原作作画最優先。
池田先生の画やセリフ、心情表現を最大限に活用し、
繋げて再現したものになっていました。
キャラクターが昔ながらの2次元で押し通されていて、
平面的になるリスクを敢えてとったのは、原作ファンを
失望させないためかもですが、間違えると紙芝居になる
リスクもあり、なかなか微妙でした

また、2時間で9巻を纏めるのは最初から無理とは
判ってましたが、マリーのストーリーは輿入れ、
フェルゼンとの出会いや不倫(笑)シーンあるものの、
「私の気持ちはわからないわ」とオスカルに切れて
みせたあたりでぷっつり登場が途切れ、次に登場すると、
どうやって和解したかは一切語られないまま(原作で
知ってる前提)国王との子供を慈しむママになっていて
びっくり
途中のデュ・バリー夫人との不和と強制お声がけ、
首輪事件、あたりも全面カットで説明すらなく、
そして、後半は完全に脇役に
オスカルの死とバスチーユ陥落がクライマックスに
なっていて、フェルゼンによる逃亡劇の失敗から
バリ幽閉、断頭台までが全部、銅版画風イラストの
エンドクレジットと共に、ナレだけで語られると言う
荒っぽさには更にびっくりしました
これはもう劇場アニメ「ベルサイユのばら~オスカル編」と
ちゃんと言った方が良い(笑)

オスカルにしても、ロザリーが一瞬登場するものの
エピソードが全カットでしたしね
一方、後半国王軍から離脱したオスカルたちがバス
チーユに向かう一連は、原作ではオスカルのキラキラと
感情爆発でページ一面埋め尽くされていて、時間や
位置関係がよく判らないのが、アランくんの大活躍も
あって、今回初めて大変よく理解しました(笑)

それにしても、原作の数々の名セリフ、目で追って
読んではいましたけれど、改めて耳で聞くと、当時の
掲載が「週マ」だった事を考えると、飛び抜けて
「おませ」(死語か)な作品だったんですね 

更に更にびっくりしたのは、まるでミュージカルか
宝塚歌劇、アニソンコンサートのように、ところ
どころに、花やら花やらのクルクルを背景に、ストーリーは
一切展開せず、4キャストが歌いあげる、レビューの
ようなシーンが挟まれていた事。
加糖和樹さんのようなミュージカル俳優さん(アラン役)は
ともかく、最近の声優さんは歌が上手い方が多いのか、
歌が上手いのが声優さんの条件なのか、と思います。

ともあれ、全体レトロさにあふれて、何とも不思議な
映画でした

初日に行ったので、特典は頂きましたが、グッズの
一部は既に売り切れていて、そこはさすがオバケ
コンテンツでした。
私もうっかり?サンリオが二頭身キャラクターにした
4人のクリアファイル買ってしまいました〔嗚呼)

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