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2025.03.03

「ポルノグラフィPORNOGRAPHY/レイジRAGE」を観る

Rage

久しぶりのシアタートラム
何より1月2月は歌舞伎と文楽漬けだったので、「LION」
以来久しぶりの現代劇

最近同じ役者さんが違う芝居を続けて演じる「ダブル
ビル」と銘打つ公演が増えてきた印象がありますが、
私は相性よくないかも
去年の本劇場の「ANumber数」「WhatIfifOnly」も
正直全くわかりませんでした
(ダブルビルかどうか以前の問題かもですが)

今回も前半が緊張感の強い一人あるいは二人芝居の
オムニバスで既に頭が一杯一杯のところに、後半は
然程の筋もなく(見え)、全く集中できず、1時間少しが
苦痛でした

客席通路を(D列の後ろ)に横通路が出現し、縦横無尽に
役者が駆け回り、客席を舞台の延長線に取り込む、
またトラムの特徴である高い天井を生かして、天井
近くから舞台面、さらに舞台面中央にぽっかり開けた
空間から地下にまで作られた仮設階段によるダイナ
ミックな空間構成は新鮮でした。

亀田さんの長い独り台詞は勿論、土井さん竹下さんの、
説明の殆どない中での独り芝居、吉見さんと岡本さんの
アドリブにすら見える「雑談」会話、田中さんと
SARAさんのじゃれあうようなやりとりなど、役者さんの
技量の素晴らしさは際立っていましたので、役者さん
目当てだった私には、それは満足できましたが、
お芝居の全体像はよくわかりませんでした。
また、亀田さんの台詞に象徴されるように、ロンドンの
地名や駅名が説明なく出てくるのは、距離感も地名の
意味も判らなかったので、非常に残念でした
例えば、渋谷から乗って永田町で有楽町線に乗り換える、
とあれば行き先は池袋か新木場方面、西日暮里から
乗って北千住で日比谷線に乗り換える、と言われれば
行き先は秋葉原か六本木あたり、と、乗車駅、行き先で
それぞれ、乗客の背景や行き先の目的があれこれ
具体的に想像つきますが、ロンドンが判らない私には
呪文でしかありませんでした
このへん、海外を知らない人間にとっての、翻訳もの
観劇の決定的な壁の一つだなと改めて感じました。

ホントに好きな役者さんがたくさん出演されていたから
まだ、でしたが、そうでなかったら、途中で退席
してたかもしれません。

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