先週の「べらぼう」は「忠臣蔵」のオマージュ?
解りやすいのは、鳥山検校が瀬川に「遅かりし由良之助」と
言ったところですが、寧ろ私は、新之助とうつせみの、
想定外の足抜けこそ、「三段目」の刃傷だなと思い
ながら見ました。
重三郎が瀬川との足抜けかなり真剣に考えて、臨時
「出国」パスポート偽造までしていたのに、凡そ
大胆な事を起こしそうにない真面目な新之助が先に
実行に移してしまって、二人が完全にタイミングを
失うと言う流れは、いびる師直に耐えかねて、刃傷
上等!、血気はやる若狭之助だったのに、知恵袋こ
本蔵が賄賂で先手を打ったお陰で師直が態度を豹変
させたため、タイミングを失ってモヤモヤしながら
その場を離れた一方、大序ではいきり立つ若狭之助を
押し止める冷静さがあった判官が、とばっちりを
喰らって結果刃傷に及ぶ。
「大序」の判官を見ながら、観客は「あれ、斬るのは
若狭なの?」と一瞬惑わされ、それがどんでん返しで
判官が、と言うところが、まさに重三郎と新之助、
でした。
丁度歌舞伎座でどっぷり「忠臣蔵」のタイミングでの
このシーン、図ってしたなら、森下さん凄すぎです
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