PARCO劇場で「メアリースチュアート」を見てきました
細かい感想は改めてするとして、まずは備忘録的雑記
物凄い緊張感のある舞台でしたが、エリザベスの
周囲の登場人物のキャラクターを見ながら、あれ、
ひょっとして、皆さん映画「エリザベス(続編が後に
できるので、仮に(1)とする)」にも登場しているキャラ
クターなのでは?、と思いつき、終演早々wikipediaで
検索したら、案の定。
谷田さんが演じた強硬派のバーリー(男爵)は映画では
保守派の古老・ウィリアム・セシルとして、名優・
リチャード・アッテンボローが演じていた人物、
そして橋本さんが演じたレスター伯は、映画では
冒頭からエリザベスとラブラブの(笑)、イケメン彼氏、
ロバート・ダドリーとして、ジョセフ・ファインズが
演じていた役でした
それだけで専ら納得したのですが、勢いで(笑)帰宅
してすぐ、残酷だらけだけれど大好きで、しかも、
before「007」の、若いダニエル・クレイグが、エリザ
ベスに差し向けられる刺客を演じている(で、あのマント
翻しての殺気満々の立ち居振舞いが、後の世界一
有名なスパイに繋がる)映画の録画をチェック
記憶通り、ダドリー(レスター)は舞台以上にエリザ
ベスと密接で、セシル(バーリー)は舞台以上に歯向かえ
ない人生の先輩的役柄でした。
なお、映画(1)では、ラストはまだエリザベスが即位
してまもなく、ダドリーとの結婚を諦め、セシルには
「バーリー爵位を与えるので引退なさい」と引導を渡し、
エリザベス独り「国家と結婚する!」と格好よく終わって
いて、今回の舞台で描かれるメアリーとの確執(処罰
問題)は、続編である「~ゴールデンエイジ」で扱われます。
その映画「~エイジ」では、ダドリーでもバーリー
でもなく、「エリザベス(1)」から続投の、ジェフリー・
ラッシュ演じるウォルシンガムが参謀的に活躍しますが、
史実では、ダドリーは生涯エリザベスと「良い仲」
だったそうですし、セシルに至っては、映画(1)ほど
年輩ではなく、エリザベスのちょっと上くらいの
年齢差で、エリザベスを生涯支えた右腕だったらしい
ので、その意味では舞台での二人の役割は映画よりは
史実に近そうです
前置きが長くなりましたが(笑)と言うわけで、舞台
「メアリー・スチュアート」です。
物凄く緊張感の張りつめた、個人的には大好物の
舞台でした
宮沢さんのメアリーも凄かったですが、普段、比較的
発散する強めのキャラクターが多い若村さんのエリザベス
とにかく内に内に全てを突き詰めて、とても王位に
就いている国のトップとは思えないほど孤独で、
悩みに悩んで悩み尽くしてからの決断が素晴らしかった
です
二人の対面場面は長い3時間のなかで一度きり、
あとは、それぞれが自分の立場で側近と会話し続ける
構成で、どちらにも説得力があるので、その場その場で、
見ている方に肩入れしてしまう感じ。
タイトルは「メアリー~」でしたが、見てみれば、
ちょっと前に公開された、同じく二人を描いた映画(
シアーシャ・ローナンのメアリー、マーゴット・
ロビーのエリザベス、どちらも素晴らしかった)のように
「二人の女王」で良かったのでは、と思う拮抗ぶりでした
前田さんの重厚な高い壁のセット、十川さんのクラシックと
モダンの融合された衣装も素晴らしく、うっかり
追いチケしてしまったので(笑)、細かい感想はまた
改めて