「簫白ショック!!〜曽我簫白と京の画家たち」(後期)を見る
千葉市美術館。
「群仙図屏風」見たさにリピーター割引(半額500円で見られる、千葉市美さま
さまです)を利用して見てきました。
前期同様解説作品に添えられたキャプションコメントが相変わらず凝っていて、
今回も楽しめました。
勿論目玉は「群仙図屏風」。
以前に国立博物館で見た時より展示室が小さくなった分、更に間近に見られた
感じがしました。
勿論説明文は「これぞ簫白ョック」(笑)
「唐獅子図屏風」は例の「子獅子を鍛える為に谷に落とす」話なのですが、どうも
獅子の親子の顔が人間臭すぎて笑えます(笑)
また「波涛鷹鶴図屏風」は、「弱肉強食の鶴と鷹でめでたさゼロ」と説明。
確かに鶴、必死に逃げ、鷹、真後ろから追尾。
リアルの前には風雅もへったくれもありません。
更に「松鷹図襖」には説明に「逃げるウサギ2羽と猿一匹が描かれている」と
あったのですが、どうしても猿が見つからず。
どこに描いてあったのか、図録を見てもさっぱりで、薄く描きすぎですね。
一方で、極彩色の狩野派の向こうを張ったように、墨一色、モノクロームで孔雀を
描いた「松に孔雀図襖」は非常に真っ当でしたし、「松竹梅図襖」に至っては、
たまに真っ当過ぎると、却って何か隠されていやしないかと、こちらが疑って
しまいました。
最後の「同時代画家」の作品ではやはり若沖。
「旭日松鶴図」には「正月用掛軸若沖流」のキャプションが付いていましたが
いやこんな掛軸、是非一幅頂戴したいものでございます。
平日に見た前期よりは当然混んでいたものの、見るに困る程はなく、行きつ戻りつ
見たい絵をじっくり堪能できました。

