カテゴリー「舞台一般」の記事

2018.01.27

小川さん、今年も連打

秋から新国立の芸術監督になる小川さん、今年は多産ですね

まず新国立で「1984」、続いて でミュージカル「FUN HOME」、
さらに夏には松坂桃李くん、谷田歩さんと言う「マクガワントリ
ロジー」

これは明らかに私に行けと言ってますね(笑)
Septだそうですし、これはいきますよ

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2018.01.21

「近松心中物語」を観る

「近松心中物語」を観る

新国立劇場・中劇場

蜷川さんが亡くなる前に出た「2017年1月〜2月『近松心中物語』」と言う
速報チラシが手元にあります
小栗くん「ハムレット」が中止になったように蜷川さんが去られて
これを観る機会はなくなったと思っていましたのでまさかそれが
予定より一年後にシスカン主催で、新国立で、そしていのうえさん
演出で上演される事になるとは、思いませんでした
いのうえさんインタビュー類によれば演出は蜷川さんからの
「ご指名」でもあったそうですから、前にも書きましたが、見事な
「追悼公演」の形だと思います
ちなみに前回「新・近松〜」タイトルで蜷川さん版を日生で見たのは
2004年、もう14年も前です
その時は阿部寛さん/寺島しのぶさん、田辺誠一さん/須藤理彩さんの
組み合わせ、更にその前は勿論帝劇で、平さん/大地さん 菅生忠彦
さん/市原悦子さん

時代ですよね

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2018.01.02

2017年年間「Best」&「残念」(演劇編)

これの去年版書いたのが1年前とは思えません(笑)
一年あっという間ですね

去年は中嶋しゅうさんの急な訃報に絶句した夏でした
そして蜷川さんの企画もシェイクスピア以外なくなった今、
本当に舞台に行く回数は激減です

なお例年通り歌舞伎は別枠です。

まずベストスリー
☆☆☆☆☆
「髑髏城の七人~花バージョン」
(3-5月/IHIステージアラウンド東京/新感線)
去年は「髑髏イヤー」でした
結局、徐々にテンション落ちて、「風」までしか見てませんが
やはり花が一番。成河くん天魔王がすごかったです。
これと「子午線」義経、で去年のベストアクターはもちろん成河くん。
いまや「トットちゃん」の主演も務める清野菜名さんのアクションも
見事で多分この作品で彼女の名前を意識したのでした。
これからのさらなる活躍が期待される女優さんですね

☆☆☆☆☆「子午線の祀り」(7月/SEPT)
萬斎さんと成河くんを同時に拝めるという、個人的には非常に
ありがたく、コスパも高かったすごい企画でした(笑)
萬斎さんが成河くんご指名だったというのもファンとしてはうれしい
ことでした。この出演が縁で成河くんは関門海峡関連イベントに
ゲストでご出演でしたね
萬斎さんはこれで若手中堅の演出家に送られる「毎日芸術賞~
千田是也賞」を受賞されました(詳細別項)
再演熱望。

☆☆☆☆「アテネのタイモン」(12月/さい芸)
まずはとにかく蜷川さんの志がつながったことに大きな意義あり。
鋼太郎さんのAUN演出は100%好きなほうではないので、どう
なるかと思いましたが、だいたいが「蜷川流さいたまシェイクスピア
シリーズ」テイストでした
多分、次作以降、どんどん鋼太郎さんテイストが強くなっていく
(なっていくべき)だと思っています
でもまあ、なんとか私が与野本町に行ける体力のあるうちに
完結お願いしたいです(笑)
1年とばしとかできるだけなしで!!


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2017.12.14

「欲望という名の電車」を観る

シアターコクーン
蜷川さん(と勘三郎さん)が亡くなられてからもコクーンに来る
頻度が驚くほど低くなりました
いったいいつ以来か。

さて、15年前に同じ大竹さんブランチによる蜷川さん演出版は見て
いませんが、多分今回のはかなり違っていたのでは?と思う、私には
かなり斬新な「欲望」でした

と言うのも、多分杉村春子さんのブランチがあまりにも有名で、
以降も大抵はいわゆるリアリズムに根差す新劇スタイルで演じら
れている気がするのですが、今回はブランチの聞こえたもの(幻聴)の
音がし、見えたもの(幻覚)が舞台上のステラ宅セットの外側に
現われて、かなり超自然的な世界観が表現されていました。
特にメキシコの死者祭のような扮装、あるいは國芳先生の浮世絵に
出てくる亡者のような顔に花?を持った死神はなかなかなインパクト
でした。
全体としては予想通りの『大竹しのぶ劇場』で、したが(笑)、北村
さん演じるスタンリーとの対決よりも、鈴木杏さん演じるステラとの
対比が強調されて見えたのは、やはり杏さんの実力かな。

西尾さんの大家も、がさつな中にも親切な人柄が滲むキャラクターで
魅了的でした
後半に行けばいくほど陰鬱なストーリーである事に変わりはないし
ラストに救いはないけれど今まで見たよりは多面的に、登場人物の
キャラクターが見られた気がしました。

外国人演出家作品はちょっと警戒して見るのですが、先般の佐々木
蔵之介さん版「リチャ三」に続いて、これは面白かったです

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2017.11.11

さいたまシェイクスピアシリーズのこれから先。

某所で某松岡先生と某河合先生がツルンと未発表情報をお話しに
なってしまい、スタッフが慌てること慌てること(笑)

と言う事で、標記の件についてはちょっとだけお聞きしましたが
聞いてない事になっております(^O^)

まああと4作しかない以上、順列組み合わせは24パターンしか
ない訳なんですが。

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2017.11.09

彩の国シェイクスピア講座 『タイトル:『アテネのタイモン』のほつれ 」

 講師 河合祥一郎先生

時間前についたつもりが、河合先生がすでに何かの朗読をされていて
あれ?時間間違えたか?とびっくりしましたが、そうでは
なかったようでほっとしました

こういう事前連続講座はたぶんSSSでは初めて。
まあこれまでの作品に比べて(「尺尺」と同等くらいか)格段に
知名度も低いし、戯曲買ったところで予備知識なしで見るのは
なかなか不安だったので、本当にありがたいです
しかも無料だし(ここ重要)

本来は河合先生おひとりのはずが、客席に松岡先生が
おいでになり(最初数分河合先生気づかずに「次回松岡先生の
回は質問する時間もないほど盛り上がると思うので」とか
松岡先生のお話をされ、さらに、「まだ今回の松岡
先生の訳を入手していないので、従来の(小田嶋?)訳で
進めます」とPPTで話をされていたのですが、途中から
壇上に上がられた松岡先生から
「このあいだ『ほぼ日』の打ち合わせの時に翻訳お渡し
したのに・・」と言われ、河合先生「最初からやり直し
たい!」とおっしゃってましたね

話はかなり多岐にわたったのですが、ざっくりテーマごとに
まとめました

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2017.11.02

「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」を観る

「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」を観る
世田谷パブリックシアター
さすがシスカン、と言うか、シスカンにしても、よくこの二人の
スケジュールを押さえたなぁと感心の「ロズギル」です。

私の「ロズギル」体験は、浅野さんと石橋さんの下北沢のでの二人
芝居だけで、実はちゃんとした?スタイルで観るのは初めてでしたが、
実に上手く「ハムレット」のオリジナルのセリフたちを取り込み
ながら、「ゴドー」そっくりに、そして死に向かって直進するさまが、
シュールかつブラックに展開し、ストッパードさんの作劇の醍醐味を
味わわせて頂きました

ただ、1幕38分、2幕50分、3幕42分と3幕にそれぞれ10分休憩を入れて
細切れにしたのは意図不明。
戯曲の指定なのかも知れませんが、通しても2時間ちょっとなのに、
休憩はせっかくの集中力と二人の絶妙なテンポを削ぐ感じがしましたが。

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2017.10.27

「リチャード三世」を観る

東京芸術劇場

今回は寡聞にして存じ上げないポーランドの演出家さんだったため、
最初食指は動かなかったのですが、全キャストが発表されたのを
見たら、手塚さんに今井さん、渡辺美佐子さんに河内大和さん、
馬木也くんに植本さん、さらに壌さんまでご出演となれば、見るしか
ないっと慌ててチケットを押さえましたが、予想を全く超えた超絶
不思議さで、そのインパクトはしばらく記憶に残りそうな舞台でした。

「リチャ三」はシェイクスピアの中でも上演頻度は高くて、私が
思いつくだけでも蜷川さん演出&市村さん主演(以下同)、いの
うえさん&古田さん、鵜山さん&岡本くん、山崎清介さん、そして
鋼太郎さん(AUN版)
更に変化球では萬斎さん(「国盗人」)、いのうえさん&森田くん
(「鉈切丸」)野田さん(「三代目りちゃあど」)も見ています
(含む・映像。「ホロウ・クラウン」版も)

この頻度はたぶん役者さんの「悪役やりたい願望」を叶えるに
もってこいなんでしょうし、今回について言えば、この「リチャ三」
見てる経験はあった方がより楽しめると思いました

なにしろ、ストーリー展開は時系列ですが、 まるっきり説明的
セリフは省略。

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2017.10.24

「レディ・ベス」を見る

帝国劇場

前回公演も見ている作品の3年ぶりの再演ですが、ほぼ初演
キャストが揃っているので、見た目はすごく変わったな~という
イメージはありませんが、個人的にはアスカム先生がおひとりに
なったのが残念・・・

ちょうど先日「怖い絵」展でエリザベス派に追い落とされた
レディ・グレイ・ジェーンの絵を見てきたばかりですし、最近、
NHKの海外ドラマで「クイーンメアリー」をやっていたりもして、
こうエリザベスばっかり美化するのは・・・とか思ったりはしますが。

今回は花總さんエリザベスに、山﨑さんロビン、吉沢さんメアリーに
古川くんフェリペと、2014年に見たのとは逆のキャスト。

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2017.10.13

「トロイ戦争は起こらない」を観る

「トロイ戦争は起こらない」を観る

「トロイ戦争は起こらない」を観る

「トロイ戦争は起こらない」を観る
新国立劇場

本来観る予定だった日に急用が入って行けなくなり、代わりに取れた
チケットは2階上手。
谷田さんウォッチには下手が正解です(くどいか)
出演時間短いのに、ほぼ横顔のみは残念過ぎでした…
しかしつくづく映画の「トロイ」と蜷川さんと鵜山さんの「トロイ
ラスとクレシダ」見ておいて良かったです。
ついでに言うと、同じ栗山さん演出の「イリアス」も。

別にそれらでなくてもですが、とりあえずトロイ戦争の人間関係と
状況の基本が判っていないと、現代的な思考でトロイ戦争が起こる
ことになったプロセスを、想像力豊かに再構築した、かなりの変化
球芝居であり、ジロドゥの体験と時代背景をを重ね合わせた、皮肉の
効いたセリフ劇のこの作品の構造に気づけなかった可能性があります。

↓速報で谷田さんを絶賛しましたが、全体にはあまりすっきり、
とは言えない部分が多い芝居でした。

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