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<title>かのこの劇場メモ～半券の余白</title>
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<description>芝居にまつわるあれこれ(メインは歌舞伎、文楽などの伝統芸能＆シェイクスピア。故蜷川幸雄さん縁の役者さんたちも追いかけています）</description>
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<item rdf:about="http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/06/post-df04a2.html">
<title>瀧夜叉姫とツナさまを同じ日に観る贅沢（笑）</title>
<link>http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/06/post-df04a2.html</link>
<description>歌舞伎NEXT｢朧の森に棲む鬼｣、5月に衛星劇場で
オンエアされた｢幸四郎ライ｣...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>歌舞伎NEXT｢朧の森に棲む鬼｣、5月に衛星劇場で<br />
オンエアされた｢幸四郎ライ｣版に続いて、先週末に<br />
WOWOWで｢松也ライ｣版がオンエアされて、結局、<br />
どちらも時蔵さんツナさまがんばれーになってる訳<br />
ですが(笑)、松也ライ版オンエアと同じ日に、Eテレの<br />
｢芸能きわみ堂｣で、舞踊｢将門｣特集。<br />
舞踊なら見ないか～と思ったら、瀧夜叉姫を時蔵さん<br />
でのスタジオ収録のオリジナル版、高木秀樹さん<br />
解説つきとあり、慌てて録画して拝見。<br />
またまた瀧夜叉姫の良きこと(笑)<br />
ツナさまとビジュアルまるで違うけれども、強い姫<br />
ぶりに惚れ惚れ。<br />
結局、時蔵さんならなんでも良いだけだな(笑)</p>

<p>一方、歌舞伎座ではつい4月の｢十種香｣の八重垣姫で<br />
奇跡的美しさ炸裂だったのに、今月は｢金閣寺｣の雪姫と、<br />
このところ古典女形の大役も続く時蔵さん。<br />
｢知恵で立ち向かう賢い姫｣は時蔵さんの得意とする<br />
ところ、と認識していて、全く、周り殺気だった野郎に<br />
囲まれても一歩も引かない雪姫でした</p>

<p>しかし、八重垣姫でも思いましたが、美しい姿勢と<br />
着物の下で、どれだけ重い着物と鬘を支えながら、<br />
ほぼ不自然な身体(今回など半分は後手に縛られてる)を<br />
保つ努力をされているのやら<br />
色々思い致してタメ息つきながら拝見してました</p>

<p>そしてジブリ作品なんと分かんないし、と、ぶう<br />
ぶう言いながらも、結局、来月も時蔵さんエボシの<br />
ために｢もののけ｣チケットも取ってしまいました(笑)</p>

<p>萬屋&播摩屋勢揃いの、歌舞伎座6月の感想はまた<br />
別項にて、ですが、「金閣寺」の米吉さんの珍しい<br />
立役が、まるで宝塚の男役のようだったのは、時蔵<br />
さん雪姫と並んで特筆もの</p>]]></content:encoded>



<dc:creator>かのこ</dc:creator>
<dc:date>2026-06-09T16:37:03+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/06/post-84ddb5.html">
<title>国立劇場文楽公演｢生写朝顔話｣｢伊勢音頭恋寝刃｣を観る</title>
<link>http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/06/post-84ddb5.html</link>
<description>5月の文楽は北千住シアター1010
国立劇場がノマドワーカーしているお陰で？、北...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/202605bunraku.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/202605bunraku.jpeg" alt="202605bunraku" width="200" height="267" border="0" /></a><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/ujigawa.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/ujigawa.jpeg" alt="Ujigawa" width="200" height="150" border="0" /></a><div>5月の文楽は北千住シアター1010<br />
国立劇場がノマドワーカーしているお陰で？、北千住<br />
にもここ1～2年行く機会が増え、最近漸く、場所、<br />
アクセス、そして前後のお楽しみも判ってきました</p>

<p>今回は1、2部が、いつもは｢大井川の段｣しかやらない<br />
ものだと思っていた(笑)｢生写朝顔話｣の通し、そして<br />
3部が｢伊勢音頭～｣のハイライト｢古市油屋の段｣</p>

<p>3部は玉男さんの貢でしたが、個人的には玉男さんは<br />
色男や心中に走る商家のぼんぼんより、やはり百戦<br />
錬磨の武将や、歴史上の苦悩する英雄の方がお似合いで、<br />
刀を振り回すだけではちょっと物足りないか(笑)　<br />
文楽では｢青江下坂｣は名刀だけど表立って妖刀設定が<br />
なく、貢が意思を持って振り回している感じがする<br />
のも一因かもで、散々殺しておいて、｢お家再興成って<br />
めでたしめでたし｣はちょっとだけ後味が良くない。<br />
｢盟三五大切｣の源五兵衛が実は赤穂義士の不破で、<br />
言うラストとちょっと似た感じ<br />
歌舞伎だと、他にも万野のキャラクターとか、お鹿も<br />
含めて工夫があるので違和感が薄まっているのかも<br />
ですし、やはり歌舞伎や役者と言う人間が演じるのが<br />
一番の嫌さ回避ポイントなのかも</p>

<p>さて｢生写朝顔話｣<br />
全体像が見えて判ったのは、これ、昭和の典型的な、<br />
かなり甘口の｢すれ違い｣メロドラマの源流で、かつ、<br />
いまなら｢聖地巡礼｣になりそうな、東西の名所を<br />
織り込んだロードムービーでした。<br />
例えば冒頭の出会いの場面は、つい先日、私も偶然<br />
行ったばかりの京都の宇治川。<br />
ほかに明石、浜松、島田に大井川と、何故かみな<br />
川や海の近くですが、おそらくは江戸時代の観客も<br />
宇治橋や島田宿に行った時には｢ここなのね～｣と<br />
偲んだり、船に乗ってなりきったりしたかも(笑)</p>

<p>運命の一目惚れ、取り交わす象徴的アイテム、無理<br />
矢理の別離、音信不通、誤解、ぎりぎりのすれ違い、<br />
病気あるいは金銭的困窮による落魄、善意の第三者の<br />
手助け、奇跡の再会、困難を乗り越えての恋の成就、<br />
めでたしめでたし(笑) のてんこ盛り。<br />
かつ、主人公が最後まで生きていて、犠牲者が最小限<br />
なのは文楽には珍しいかも(笑)</p>

<p>スマホで24時間繋がれる令和の今となっては、すれ<br />
違い自体が滅多には起こらない訳で、最早、ファン<br />
タジーの世界線にしかなりませんが、駅の伝言板に<br />
｢先に行ってる｣とかがせいぜいで、有楽町と日比谷の<br />
同じ番号の出口で、延々と相手の来ないのをイライラ<br />
して待ち、待ち合わせを諦めて結果現地で合流した<br />
相方と大喧嘩した記憶のある(笑)昭和の人間には、<br />
まだ感覚はぎりぎり理解可能(笑)</p>

<p>しかし意外にも、和生さんの遣う阿曽次郎は存在感が<br />
薄くて、ちょっと残念。<br />
ヒロイン深雪と深雪に献身的につくす乳母・浅香は<br />
日程前半後半で、簑二郎さんと勘彌さんが交替で<br />
遣われていましたが、勘彌さんの浅香が激しい動き<br />
でも崩れず、自分が話していない時も反応したり、<br />
動作をしていてナチュラルでした<br />
(｢菅原～｣の時の八重の長刀遣いも良かったし！)</p>

<p>何よりは勘十郎さん。<br />
物語一番の三枚目キャラ、萩の祐仙を全身を使って<br />
自由自在に操り、客席は笑いが絶えず。<br />
もともと、人形と一緒に宙乗りし、狐と一体化して<br />
空を飛ぶ勘十郎さんに、不可能はなさそうですが、<br />
舞台で遣う用に拵えたお人形を一度だけ触らせて<br />
いただいた事がありますが、支えるだけでもなかなかな<br />
重みのある人形を複雑に操作し、しかも三人息を<br />
合わせて見せる、それを忘れる程の 自由自在さは凄い<br />
見事な操演と、芝居の中での祐仙の小者ぶりのギャップが<br />
なんとも、でしたが、この手の正統派メロドラマは、<br />
主人公カップル(死語か)より、二人を取り巻く敵役や<br />
かき回すキャラクターの個性がポイントですし、<br />
｢大井川～｣だけでは絶対に登場しないキャラクター<br />
なので、楽しませて頂きました。<br />
何より、｢大井川の段｣に至る、波瀾万丈？が理解<br />
できたのが収穫で、これで以降｢大井川～｣だけの<br />
｢見取り｣で見るときも、ちょっとだけ経緯がワカる気が<br />
一番わかった事は、ここまで主人公2人の行動力が<br />
空回りするのと、運の悪さが重なると、なかなか<br />
共感しにくい、と言うこと。<br />
経緯わからず、深雪にラストに起きる奇跡だけを<br />
良かったねーと思う方が良いのかも（笑）<br />
</div></p>]]></content:encoded>



<dc:creator>かのこ</dc:creator>
<dc:date>2026-06-09T13:24:03+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/06/post-bb4fa2.html">
<title>シェイクスピア強化月間？(3)｢リチャード三世｣を観る</title>
<link>http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/06/post-bb4fa2.html</link>
<description>PARCO劇場

ラトクリフ。
森新太郎さん×吉田羊さんによる、シェイクスピア
...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/richard3.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/richard3.jpeg" alt="Richard3" width="200" height="267" border="0" /></a><div>PARCO劇場</p>

<p>ラトクリフ。<br />
森新太郎さん×吉田羊さんによる、シェイクスピア<br />
シリーズ｢リチャード三世｣で、私が一番印象に残った<br />
のが、意外にも愛希れいかさんが演じたこの人物。<br />
そもそもバッキンガム、リッチモンド、マーガレット、<br />
アンと言った名前のある人物から、市長、枢機卿、<br />
市民など、肩書きだけで語られる人物まで、矢鱈と<br />
登場人物の多い｢リチャ三｣なため、ラトクリフ、と<br />
言っても基本的には｢誰？｣です(笑)が、ティレル、<br />
ケイツビーと並んで、リチャードの手先となって<br />
汚れ仕事をしたり、ただの使いっ走りになったりと、<br />
まあまあ報われない役割の人物で、だいたいのカン<br />
パニーではその他大勢、文楽で言えば、一人遣いの<br />
ツメ人形の役。<br />
それをアンも演じる役者さんが演じるのもなかなか<br />
珍しいのですが、今回印象に残った理由は、幕切れ<br />
直前に、無防備な状態のラトクリはが、リチャードに<br />
呆気なく殺されるシーンがあったため。<br />
そもそもそんな場面あったかしら？レベルだったので、<br />
見終わってから直ぐに、松岡先生訳版の戯曲を確認<br />
したら、確かに結構最後の方5幕3場まで名前は出てくる<br />
ものの、259ページを最後に突然登場しなくなる。<br />
しかし、リチャードが殺した、とまでは指定がなく、<br />
おそらくは森さんが読みといた上での演出。<br />
確かに｢死｣を見せる事により使い捨てられた感じが<br />
強くなりましたし、この時点で既にリチャード自身<br />
敗戦の自覚はあったはずで、巻き込んできた部下に<br />
永遠の任務終了を与えたか、自殺の一部なのかもとか、<br />
考察していました。</p>

<p>蜷川さんもト書き、セリフには忠実が有名な方でしたが、<br />
書いていないことは自由、と、様々な工夫をされて<br />
いたのを思い出しました</p>

<p>シェイクスピアの戯曲はそもそもセリフが多く、<br />
従って情報が多い。<br />
日本では演出家が狙い、あるいは尺の都合などで、<br />
無くても前後の整合性のつくもの、あるいはカット<br />
した登場人物に関するもの、日本人観客に馴染みの<br />
薄い、例えば宗教的、あるいは歴史的人物に言及する<br />
セリフをカットしていくと、大体毎回同じ箇所が<br />
カットされるのですが、時々、耳馴染みのないセリフが<br />
語られるので、終わってから戯曲で確認すると、<br />
当然のようにちゃんとある、と言う事が結構あります<br />
先月のさいたま芸劇での｢リア｣でも、山西さん演じる<br />
グロスター伯(リチャード三世もそう呼ばれるので<br />
ややこしいが)が、ゴネリル、リーガンとその夫たちに、<br />
目を潰される直前の場面で、彼らに<br />
｢私の賓客であることをお忘れなく、非道なことは<br />
お止めください｣<br />
と言うセリフ、え、こんなセリフ言ってたかなぁ、<br />
と思って、やはり後から松岡先生訳を見たら、ちゃんと<br />
ある(当たり前)<br />
ただこのセリフ、耳で聞いたときは、実はリーガンや<br />
その夫のコーンウォールに対して、<br />
｢(あなたたちは)私の居城に滞在する客なのだから、<br />
客としての品格節度を持ってほしい｣<br />
と諫言しているのかと勘違いしていて、<br />
｢あれ、姉さんたちは招待客だったか？｣<br />
と思ってしまい、後から<br />
｢(リアは)私の客なのだから、（他人の客に）手荒な<br />
真似をするな｣<br />
と言っている事に気がつきました<br />
全く主語抜きで文章が成り立ってしまう日本語、<br />
トラップ多めです</p>

<p>さて、改めて森新×羊さんのリチャード三世です</p>

<p>インタビューを読むと、もともと三部作構想で、<br />
今回が｢完結編｣だそう。<br />
ブルータスの正義感が身を滅ぼしていく｢ジュリアス・<br />
シーザー｣は、陰謀だらけの政治家たちを女性キャストで<br />
演じることで、政治家=男性、がアンコンシャス<br />
バイアスであることと、政治権力闘争が社会に普遍的な<br />
ことと判る、画期的な｢大発明｣のお芝居で、これは<br />
期待、次は、政治家の家庭問題、主人公は単なる<br />
マザコンか！をあぶり出す(笑)｢コリオレイナス｣が<br />
良いなぁ、と期待しましたが、何故か大定番にして<br />
難易度Maxの｢ハムレット(Q)｣(笑) に。<br />
羊さんの明瞭なセリフは素敵でしたが、何処か物<br />
足りなく終わり、今回は｢リチャード三世｣。<br />
今度こそ羊さんならではが見られるか？、を期待して<br />
伺いました。</p>

<p>しかし｢ジュリアス～｣のブルータスとは真逆の、<br />
ただでさえダークキャラのリチャードに、身体的<br />
表現をつけて、ノーブルな顔立ちの羊さんがやるのは、<br />
｢美人なのにエグい｣には見えましたが、個人的には<br />
寧ろすべてやらずに、セリフだけで｢美人｣がどこまで<br />
｢悪党｣になりきれるのチャレンジの方、の方がより<br />
エキサイティングだった気はしました</p>

<p>この舞台でおもしろい試みだったは、幼い王子たちの<br />
役を役者が演じるのでなく、旧・こどものための<br />
シェイクスピアシリーズのように、人形で登場させ、<br />
人形遣いの専門スタッフでなく、メインキャストを<br />
演じる役者さんたちが人形を操り、セリフも言って<br />
いたこと。<br />
｢リチャ三｣における王子たちは、身内でありながら、<br />
リチャード自身の王権の最大の脅威だが、そんな中<br />
例えば3幕1場で王子たちが、<br />
｢雑草は良く伸びる｣<br />
とリチャードに対する皮肉ともとれるセリフを言ったり、<br />
リチャードの背中に乗ろうとするシーンがあり、<br />
小柄な大人の俳優さんがなさってさえ、リチャードの<br />
背中に乗る、は難易度高く、確かに人形が合理的でした</p>

<p>何よりも、情報がやたらと多いこの芝居を、比較的<br />
少人数で演じるこのカンパニーをサポートするためか、<br />
場面ごとに、舞台上方に、ちょうど文楽劇場のように<br />
字幕が出たこと。<br />
しかも｢忠臣蔵｣の六段目｢勘平切腹｣や、｢菅原～｣の<br />
｢桜丸切腹｣のように、予め起きる事を｢ネタバレ｣<br />
するようなリードでした<br />
まあ、沙翁作品、とりわけ｢リチャ三｣にネタバレも<br />
ないんですけど(笑)、そもそも登場人物が多く、<br />
人間(血縁)関係が煩雑な芝居なのを、そこまではっきり<br />
見た目を変えないで複数人が何役もしたために、<br />
複雑さが結局解消されなかった（少なくとも私には）<br />
対策だったのか？<br />
更にその字幕のためなのか、元からその高さでやると<br />
決めていて字幕がそこに出たのか不明ですが、舞台幕が<br />
オープニングではリチャードの下半身しか見えない<br />
高さから始まり、リチャードが八分くらいまで押し<br />
上げて進行し、ラストでやっと全部上がりました<br />
意図はちょっと不明。<br />
いつも明確なところが大好きな森さんの演出にしては<br />
ちょっとモヤっと、でした、<br />
結局、三部作は残念ながら最初の｢ジュリアス～｣が<br />
一番羊さんがなさった意味があったな、というのが<br />
個人的結論でした<br />
(シルビア・グラブさん、松本紀保さんと並びも凄かった<br />
ですけど)</p>

<p>因みにこちらの舞台で、初めて新しいパルコステージの<br />
チケットシステムを利用しましたが、申込サイトと<br />
電子チケット表示用サイトが違うのが凄く煩雑。<br />
色々事情もありそうですが、個人的にはシンプルに<br />
紙チケットが出せるか、電子チケットでも同じサイト<br />
内で完結できるのが気が楽です<br />
(たまに劇場入口の電波が悪くてイライラしたりしますし)</p>

<p>と言う訳で、5月の｢シェイクスピア強化月間｣？は、<br />
やはり、Theシェイクスピア俳優、鋼太郎さんに<br />
舞台を思う存分、のたうち回らせた(笑)長塚さん演出<br />
｢リア｣が一番印象的でした</p>

<p></div></p>]]></content:encoded>



<dc:creator>かのこ</dc:creator>
<dc:date>2026-06-04T19:41:04+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/05/post-38d764.html">
<title>シェイクスピア強化月間(笑)その2｢ハムレット｣を観る</title>
<link>http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/05/post-38d764.html</link>
<description>日生劇場
デヴィット・ルヴォーさん演出で、｢ハムレット｣を
染五郎くん、オフィー...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/hamlet1.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/hamlet1.jpeg" alt="Hamlet1" width="200" height="194" border="0" /></a><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/hamlet.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/hamlet.jpeg" alt="Hamlet" width="199" height="278" border="0" /></a><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/nissei.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/nissei.jpeg" alt="Nissei" width="200" height="150" border="0" /></a><div>日生劇場<br />
デヴィット・ルヴォーさん演出で、｢ハムレット｣を<br />
染五郎くん、オフィーリアを當間あみさんと言う<br />
情報だけで、チケット購入していて、あとの配役は<br />
全部当日知りました(笑)</p>

<p>開演前だけ撮影許可が出ていたので、舞台上のスク<br />
リーン（始まってから可動式と判明）にモノクロームの<br />
波の映像が流されていたのを撮影しましたが、何しろ<br />
日生劇場。<br />
個人的にはベストポジションと思っている2階後方<br />
席からだと、天井や壁の唯一無二の独特の曲線と<br />
ラインが照明に当たって構成されるキラキラな輝きが、<br />
舞台映像の無機質な色の対比で格段にお洒落でした</p>

<p>それにしても初のストプレに｢ハムレット｣を選び、<br />
これだけのセリフを滑舌だけでなく、きちんと届け<br />
きる染五郎くん、すごすぎる。<br />
先年、千之助くんが｢ハムレット｣をなさった時も<br />
思いましたが、歌舞伎役者が、叩き込まれ、子ども<br />
時代から舞台で鍛えられまくった、セリフ術をはじめと<br />
するさまざまな演劇技術と、それを普遍化するポテン<br />
シャルは凄まじいの一言。<br />
とにかくあの沙翁の罰ゲームみたいなセリフを覚えて<br />
いるだけでなく、表現し、伝える能力、更に今回の<br />
染五郎くんで言うと、特に踊りから来ているのだと<br />
思いますが、手の表現が綺麗<br />
顔が小さいのかも知れませんが(笑)、手が大きくて<br />
指先までの美しさが際立ちました 。<br />
通例、ハムレットは、燃え尽きるばかり、声が枯れん<br />
ばかりになるか、眉間に皺の、哲学者のように悩み<br />
どうみても行動力欠如、のパターンが多いですが、<br />
染五郎くんのは、独白も、更に俯瞰して物語るような<br />
客観性、冷静さが感じられ、独特でした</p>

<p>クローディアスの石黒さんは、初めて舞台を拝見<br />
しましたが、明らかに｢政治家｣な一方、ガードルード<br />
には骨抜きと言うのが唯一の弱点なのが判りやすい(笑)<br />
ガードルードは元宝塚の柚光香さん<br />
｢イケメン(個人の感想です)パパを捨てて、こんな醜い<br />
(個人の感想です)クローディアスに走るなんて安易な<br />
選択をしやがってっ！｣<br />
とハムレットにボコボコに責められるので、意思の<br />
弱い女性として描かれがちですが、柚光さんのガード<br />
ルードは、<br />
｢じゃあどうすればよかったのよ！」<br />
と逆ギレする<br />
(ちゃんと台詞にあるんですけどね笑)<br />
しかし考えてみれば、クローディアスがいつから<br />
ガードルードを狙っていたのか(笑)<br />
恐らくはガードルードの実家にも、デンマーク国の<br />
統治に関わる政治的パワーか財産があってのこと<br />
とも思え、また、ガードルードにしても、クロー<br />
ディアスと再婚しなければ、ただの前国王妃、として<br />
宮廷内のパワーを失う。<br />
それを考えると、クローディアスとの再婚にはそれなりに<br />
メリットがあっただろうし、彼女が王妃なら、その<br />
次を、愛する息子ハムレットに受け継ぎやすいと言う、<br />
彼女なりの愛情があったかも<br />
となれば、息子の｢言い種｣を聞けば、それはないでしょ<br />
と逆ギレするのも意外に納得。<br />
そしてパンフレットのインタビューにありましたが、<br />
最後の最後、毒入りの杯を煽ってしまってからながら<br />
漸くクローディアスの発言に｢NO｣を言うのをみれば、<br />
彼女なりに息子を愛してたんでしょうね</p>

<p>また、この芝居、台詞量からしてハムレットが一番<br />
多く、ほぼ全ての登場人物と会話するし、どうしても<br />
ハムレットだけ芝居になりがちですが(ただし、鋼太郎<br />
さんがクローディアスをやった時だけは、クロー<br />
ディアスの芝居になってた事はあるけど(笑))、今回は<br />
ルヴォーさんの演出の賜物でしょう、ハムレット&<br />
ホレイシオ、ロズ&ギル、クローディアス&ガードルード、<br />
ポローニアス&レアティーズ&オフィーリア、と言った、<br />
親子、友達、夫婦、と言った関係性が丁寧に描かれて<br />
いたのも印象的でした<br />
ただし、ハムレット親子3人のインパクトが強過ぎて（笑）<br />
普通の上演ならもう少しクローズアップされる、<br />
ロズギル、オズリックなどの｢個性派脇役｣の影が<br />
若干薄かったかも<br />
特に、三谷さん組のマルチプレイヤー、梶原善さんの<br />
ポローニアス。<br />
こずるさとか、言っている事を100%信じにくいが<br />
世渡りが上手いみたいなキャラクターが似合うか方と<br />
思っていますが、親子3人の存在感に負けて影が薄く、<br />
またポローニアスは、笑いも含めてストーリー的に<br />
重要なセリフをいくつも吐くのに、あまり良く聞こえず<br />
残念でした。<br />
當間さんは、翻弄されるか弱きヒロインにぴったり。<br />
初舞台だそうですが、通る質の声は舞台に向いていそう</p>

<p>現・幸四郎さんも染五郎時代、かなり若い頃に｢ハム<br />
レット｣を演じておられますが、何より高麗屋さんの<br />
家系で翻訳物舞台、と言えば、やはり染五郎さんの<br />
祖父、現・白鸚さん<br />
ミュージカル｢ラ・マンチャの男｣は数回やりました、<br />
レベルでなく、｢勧進帳｣と並んで長く持ち役にされ、<br />
ブロードウェイ公演もされていて、歌舞伎(松竹)と<br />
ミュージカル(東宝)、いわば演劇界の二刀流の大先達。<br />
最近の染五郎くんの声や、化粧の顔を見ると、パパ<br />
幸四郎さんと言うより明らかに白鸚さん似ですし、<br />
幸四郎パパはどちらかと言うと、新感線など、ネオ<br />
時代劇に血が騒ぐタイプのようなので、ひょっとすると、<br />
今後二刀流の血は染五郎くんに行くのかも</p>

<p>そんな染五郎くんにはぜひ、いつか、｢リチャード2世｣を<br />
演じて欲しい<br />
｢2｣は、シェイクスピアにしては珍しく、全て韻文で<br />
書かれていて、悲惨な物語なのに、セリフは美麗。<br />
歌舞伎の義太夫ものと共通点のありそう。<br />
死までひたすらbadチョイスを繰り返し、じわじわと<br />
落ち目になり、最終的には王冠を失い、命を落とす<br />
ダメダメなのに、｢落ちて行く私よ｣みたいセリフで<br />
自分を微妙に他人事のように語るのをぜひ染五郎くんで<br />
見たい(笑)</p>

<p>ともあれ、新しいハムレット役者を見出した素敵な<br />
舞台でしたし、ルヴォーさん、衰え知らず、恐るべし<br />
でした。</p>

<p></div></p>]]></content:encoded>



<dc:creator>かのこ</dc:creator>
<dc:date>2026-05-30T07:52:04+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/05/post-b04e02.html">
<title>｢風、薫る｣先週から「復帰」（笑）</title>
<link>http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/05/post-b04e02.html</link>
<description>序盤、Wヒロインのそれぞれエピソードを拾うために
話が散漫で、テンポが悪いしで、...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/kaze.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/kaze.jpeg" alt="Kaze" width="200" height="153" border="0" /></a><div>序盤、Wヒロインのそれぞれエピソードを拾うために<br />
話が散漫で、テンポが悪いしで、一度週間ダイジェスト<br />
だけ流し見してましたが、ここにきて藤原季節くんに、<br />
看護のバーンズ先生(昔、映画版｢ハゲタカ｣で鷲津<br />
ファンドの秘書役されてた方！)、そして谷田歩さんと<br />
気になる役者さんがご出演になり、また、看護学校に<br />
入って、少しずつ話がまとまってきたので戻って？<br />
きました</p>

<p>先週は何より、仲間由紀恵さん演じる千佳子さんが<br />
メインでしたが、１つ大笑いしたのは、夫が見舞い<br />
(機嫌取り？)に持ってきたのがカステラだった事。</p>

<p>NHKドラマで、仲間さんにカステラ、と言えば、<br />
ドラマ｢大奥｣ファンには、ピンとくるはずの、あれ、<br />
です(笑)</p>

<p>脚本の指定か、現場の演出か分かりませんが、病院に<br />
そんな物騒な物を持ち込むなんて！（笑）<br />
誰が気がつかなくても、仲間さんご自身は流石に<br />
気がつかれたはず</p>

<p>確信犯ならこの朝ドラ、パンチ効きすぎです(笑)</p>

<p></div></p>]]></content:encoded>



<dc:creator>かのこ</dc:creator>
<dc:date>2026-05-27T19:08:03+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/05/post-b0bdc4.html">
<title>シェイクスピア強化月間(笑)(1)彩の国さいたまシェイクスピアシリーズver,2｢リア王｣を観る</title>
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<description>今月は、首都圏でシェイクスピア祭
しかも、さいたまで｢リア｣、日生劇場で｢ハムレ...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/cid317d44be3c424273a223d28fc54ea67e.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/cid317d44be3c424273a223d28fc54ea67e.jpeg" alt="Cid317d44be3c424273a223d28fc54ea67e" width="200" height="267" border="0" /></a><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/rose3.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/rose3.jpeg" alt="Rose3" width="200" height="267" border="0" /></a><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/cid1de82d2cbe05456494196113863ccb1f.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/cid1de82d2cbe05456494196113863ccb1f.jpeg" alt="Cid1de82d2cbe05456494196113863ccb1f" width="200" height="267" border="0" /></a><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/cid0cb87865723e4375b32f9e5b343d836d.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/cid0cb87865723e4375b32f9e5b343d836d.jpeg" alt="Cid0cb87865723e4375b32f9e5b343d836d" width="200" height="267" border="0" /></a><div>今月は、首都圏でシェイクスピア祭<br />
しかも、さいたまで｢リア｣、日生劇場で｢ハムレット｣、<br />
PARCO劇場で｢リチャ3｣と、どれも上演頻度の高い<br />
作品ばかり。<br />
勿論？コンプリートしてきました(笑)</p>

<p>まずは、さいたまで、鋼太郎さんの｢リア｣。<br />
｢リア｣自体もここ最近、首都圏では｢祭｣状態で、<br />
PARCOで段田さん、横浜で木場さん、新宿Milano-zaで<br />
大竹さん。<br />
そろそろ鋼太郎さんもやるだろうな、とは思っていた<br />
ので、満を持して大トリの登場、と言う感じでしょうか。<br />
(夏には芝翫さん、秋には内野さんもなさる予定）</p>

<p>ただ、鋼太郎さんが芸術監督になってからの鋼太郎<br />
さん演出版｢さい芸シェイクスピア｣シリーズは、<br />
個人的には｢ヘンリー五世｣と、｢ヘンリー八世｣以外は<br />
蜷川さん版の時のようにリピートする気になれない<br />
作品(演出)が続いています</p>

<p>｢～五世｣については、生前、蜷川さんが演出された<br />
｢～四世｣の続編的位置付けだったこともあり、鋼太郎<br />
さんにも御大への遠慮？があったのか、蜷川さん<br />
カラーが強かったですし、｢ヘンリー八世｣は、完全な<br />
台詞による政治椅子取りゲームで、阿部さん演じる<br />
ヘンリーを取り巻く、強面オヤジたちの権謀術数の<br />
罵りあいが面白かったのは、ひょっとすると、その<br />
内容から、鋼太郎さんお得意の叫び、剣を振り回し<br />
走り回る劇画的演出に持ち込めなかった？怪我の功名？(笑)</p>

<p>しかし、それ以外は、鋼太郎さんご自身の劇団(演出)版<br />
から傾向で、比較的テキレジ多め、ご自身が役者さんな<br />
だけに｢役者が乗れるシーンはモリモリ｣演出。<br />
勿論、蜷川さんも巨大血糊を落とす、とか、巨大福助<br />
登場させるとか（笑）｢開始3分で観客を引き込む｣<br />
目論見で、インパクト大な演出でしたが、鋼太郎さん<br />
版は、演技過剰演出で、私の好みとかなりずれて<br />
いました<br />
何より、シェイクスピア役者・鋼太郎さんを見たい<br />
観客としては、演出を兼ねるために、肝心の｢役者｣<br />
鋼太郎さんへの｢演技指導｣が後回しになっている感じで、<br />
鋼太郎さんの良さが最大限まで引き出されていない、<br />
詰めの甘さや妥協がある気がしてましたので、今回も<br />
演目発表時は、ご自身演出だと、2幕までこちらが<br />
持たず途中退散か、と不安だったのですが、幸い？<br />
今回は演出を長塚さんに託して、役者に専念されると<br />
知り、ちょっと安心(期待)して伺い、結論から言えば、<br />
期待通りの｢シェイクスピア役者・吉田鋼太郎｣を堪能<br />
させて頂きました</p>

<p>5月の与野本町駅前は、バラが楽しみです。<br />
シリーズの「ヘンリー6世」で、白薔薇（派）赤薔薇<br />
（派）の対立が物語に登場するので、シェイクスピアを<br />
上演する劇場のある駅にぴったり。<br />
今年は丁度満開のタイミングでした</p>

<p>観劇日は、ちょうど蜷川さん10年目の命日。<br />
もう10年、とは本当に早いものです</p>

<p>奥行きが特徴の舞台には書割もなく、プレイエリア<br />
には土俵状に丸く土が盛られただけ。<br />
途中、椅子やあばら家など最小限のアイテム以外は<br />
なく、装置の助けがない分、役者のチカラが引き立つ<br />
舞台でした</p>

<p>家庭内介護が社会問題として顕在化した令和の今と<br />
なっては、ゴネリル&リーガンは意地悪姉妹、コー<br />
ディリアがシンデレラ的な不幸な立ち位置、と言う<br />
単純な構図ではない事が、400年経って改めて証明<br />
された感じ。<br />
確かに二人とも父親に対して冷酷だし、寒い野外に<br />
放置するとか酷いとは思いますが、 おそらく姉妹は<br />
これまでも、散々ワンマンなパパ社長のワガママに<br />
随分我慢してきたはず。<br />
しかし相続となれば話は別。<br />
これまでの我慢が少しは報われるならまだしも、<br />
リアパパ、<br />
｢本当ならコーディリアに全部相続させたいな～｣な<br />
本音をうっかり漏らしてしまい、流石にお姉様たちが<br />
カチン、と来ても無理はない。<br />
しかも、それぞれに家庭と統べる領地かある訳で、<br />
いくら親が<br />
｢財産分与し(てやっ)たんだから｣<br />
と恩を売ってきたからと言って、<br />
｢今後は1ヶ月交替でそっち持ちで世話になるから。<br />
あ、部下100人も連れていくから、よろ｣<br />
とか言われても、どうぞどうぞ、とは、流石に虫が良すぎ。<br />
お姉ちゃんたちに物凄く同感してしまいました</p>

<p>更に彼女たちの逞しいのは、パパが駄目ならそれぞれの<br />
夫、その夫も当てにならないと見限るとエドマンド、と<br />
金と権力の匂いに非常に敏感なところで、次々と<br />
サバイバルのためのフックを掛け替えますが、結局、<br />
策士策に溺れ、相討ちと言うのは皮肉。<br />
また、三姉妹それぞれの夫、エドマンドとエドガーの<br />
兄弟、そして、エドマンドとエドガーの父親である<br />
グロスター伯と、ケント伯と言う、リアの側近2人と<br />
対比する何組かの人物たちが、みな等しく生き生きと<br />
存在し、自身の思惑や決断、あるいは成行きで、<br />
ラストに行きつくゴールが、まるでアミダくじの<br />
ように分岐し、絡み合い、気がつけば果てしなく<br />
離ればなれになってしまっている、人生ゲームの<br />
ような群像劇であることが今回の発見でした</p>

<p>まあ｢おいしい役｣である筈のケント伯の山内さんの、<br />
雰囲気はともかく、セリフお化け(鋼太郎さん、山西<br />
さん、藤原くん)に囲まれると、どうしても声がくぐもり<br />
セリフが聞き取りにくかったのは惜しまれましたし、<br />
逆に、藤原くんのエドガーは、主人公レベルの力の<br />
入りぶりで(笑)、役柄として難しいとは言え、もう<br />
少しチカラを抜いて良かった気がする主役芝居。<br />
リーガンの松岡さんは、先般｢欲望～｣でも篠井さん<br />
演じる姉ブランチに振り回され、複雑な感情で関わる<br />
妹ステラを魅力的に演じられましたが、今回も姉<br />
ゴネリルとの共闘から、エドマンドを巡る対立など、<br />
じわじわと見せる存在感が素敵でした。<br />
身を偽ってリアを守護に徹するケント伯に対して、<br />
息子の真意を見抜けず、不幸にズルズルと引き込まれる<br />
グロスター伯は、子どもの真意を見抜けないお言う点<br />
で、リアとの合わせ鏡ですが、新国立での｢エンジェルス・<br />
イン・アメリカ｣でのロイ・コーン役が今でも印象的な<br />
山西惇さんが、とにかく声が素晴らしく、賢臣ですら<br />
身内に呆気なく足を掬われる、ままならなさが、<br />
絶望的に素敵でした</p>

<p>そして、鋼太郎さんのリア<br />
まさに正攻法のリアで、こう言う鋼太郎さんを見たかった！<br />
THANK YOU、長塚さん！でした<br />
叫ぶし、無茶苦茶に動き回るけど、勢いのままありったけ、<br />
にならずに、叫ぶにも走り回るにもそれだけの理由や<br />
動機が明確に見えたのが素晴らしかったです<br />
長塚さんは自作品の演出もなさいますが、建て替え<br />
前のPARCOでの、大竹さんと白石さんと言う二大<br />
怪獣女優(誉めてます)ががっつり組んだ｢ビューティー・<br />
クイーン・オブ・リナーン｣ とか、個人的には翻訳<br />
戯曲の演出の名手、だと思っていて、今回も期待通り、<br />
鋼太郎さんと言うモンスターをリミット一杯振り<br />
切らせながら、国と言うマクロの視野と、家族と言う<br />
ミクロの視点が見事にバランスよく両立された、<br />
現代的な｢リア｣でした</p>

<p>次回は、11月｢間違いの喜劇｣<br />
とにかく蜷川さん演出の小栗くん版と、萬斎さん出・<br />
演出の｢まちがいの狂言｣が素晴らしすぎたので、<br />
余り期待せずにおきます</p>

<p></div></p>]]></content:encoded>



<dc:creator>かのこ</dc:creator>
<dc:date>2026-05-26T18:05:04+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/05/post-b3c0bc.html">
<title>大阪松竹座｢御名残五月大歌舞伎｣を観る</title>
<link>http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/05/post-b3c0bc.html</link>
<description>現座最終公演
勿論、再開場を信じていますが、手を出すまい、と
思っていたのに、う...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/cid203b518754b64d248851d2511ef99277.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/cid203b518754b64d248851d2511ef99277.jpeg" alt="Cid203b518754b64d248851d2511ef99277" width="200" height="178" border="0" /></a><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/cidcd41c05e0457409f88df4774795208fc.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/cidcd41c05e0457409f88df4774795208fc.jpeg" alt="Cidcd41c05e0457409f88df4774795208fc" width="200" height="311" border="0" /></a><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/cidaebb89ebd74a41bc9fcf82dde11db59a.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/cidaebb89ebd74a41bc9fcf82dde11db59a.jpeg" alt="Cidaebb89ebd74a41bc9fcf82dde11db59a" width="200" height="150" border="0" /></a><div>現座最終公演<br />
勿論、再開場を信じていますが、手を出すまい、と<br />
思っていたのに、うかうか｢閉店商法｣に乗って(笑)、<br />
緞帳柄手拭いと、席番プレート(勿論、レプリカ)を<br />
買ってしまいました(汗)　<br />
また、4月の舞台写真もあったので購入しましたが、<br />
同じ松竹経営なのに、歌舞伎座と違って、筋書共々、<br />
現金オンリーなのが、今や不便。<br />
(因みに総合受付一部レジだけ、クレジット、バー<br />
コード決済対応)<br />
そもそも、東京では｢筋書｣｢舞台写真｣なのが、大阪に<br />
来ると｢番付｣｢プロマイド｣と言い方が違うのも興味<br />
深いところです</p>

<p>昼の部は｢壽式三番叟｣｢源平布引滝～義賢最期｣、<br />
夜の部は｢盛綱陣屋｣を拝見</p>

<p>昼の部｢壽式三番叟｣<br />
能狂言を歌舞伎が｢松羽目もの｣として取り入れた演目、<br />
とりわけ｢翁｣(千歳、三番叟付き)や単独の｢三番叟｣は、<br />
元の形式を、能楽堂や萬斎さん公演でかなりの頻度で<br />
拝見し、そちらが完全にスタンダードで染み込んで<br />
しまっているからか、歌舞伎版を見ると、どうしても<br />
抑制のなさ、厳かさを犠牲にしての派手さ、賑やかさが<br />
何ともムズムズして、回避しているのですが、今回は<br />
お名残だし、と珍しく拝見<br />
しかし結局、端々までオリジナルとの違いばかりが<br />
気になってしまいました。<br />
千歳が女形なのは、まだしも、一番びっくりしたのが、<br />
千歳が翁面の入った面箱を恭しく持参したので<br />
、当然、<br />
翁がかけて舞うもの、と思っていたら、結局<br />
箱は<br />
運ばれただけで、後見が下げて終了。<br />
よく考えれば、歌舞伎役者さんが能面をかけて舞う<br />
のはなさそうな事<br />
であれば寧ろ、面箱出す必要あるかな？とか、更に<br />
邪念出まくりで、やはり松羽目ものは回避、が私には<br />
正解かも（冷汗）</p>

<p>｢義賢最期｣<br />
孝夫時代の仁左衛門さんが復活された、ラストの<br />
｢戸板倒し｣や｢仏倒れ｣などのアクロバティックな<br />
幕切れの演出で、松嶋屋さんの代表的演目になった<br />
｢義賢｣。<br />
いまは直伝で愛之助さんで演じられますが、何度<br />
見ても、見る方は一度でさえヒヤヒヤハラハラして<br />
いるのに、一ヶ月間やり続ける役者さんの技術と言うか、<br />
フィジカルと言うか、メンタルと言うか、ひたすら<br />
尊敬しかありません。<br />
とりわけ、花形役者を上に乗せて、最後の最後に戸板<br />
から手を離す、捕り手役の方の責任感は大変そうですし、<br />
義賢役者さんとの息が見事過ぎです。<br />
ラストだけでも凄い、とワクワクする訳ですが、<br />
この物語、実は周囲の登場人物の活躍も見逃せません。<br />
と言うのも、歌舞伎座で上演中の｢菊畑｣が、平家の<br />
追及をおそれて周囲を欺き続ける常盤御前の夫・<br />
一條大蔵長成の「活躍」を描く、｢一條大蔵譚｣の<br />
前段である事が、意外に知られていないのと同様に、<br />
｢義賢～｣も｢九郎助住家｣で有名な｢実盛物語｣の前段に<br />
あたる物語で、それを踏まえると面白さが倍増する<br />
気がしています<br />
｢義賢～｣で瀕死の義賢を励ますのが小万、義賢は<br />
その小万に死守した白旗を託し、小万の父、九郎助が<br />
義賢の奥方、葵御前を背負って逃げる。<br />
「実盛物語｣は、その九郎助の家で展開しますが、<br />
義賢に託された白旗を死守した小万は、途中で腕を<br />
切り落とされる（切った人物はのち判明する）、<br />
その腕だけを先に九郎助が偶然回収し、さらに運び<br />
込まれた瀕死の本人に添えられると一時的に小万が<br />
甦る、と、まあ書くと奇想天外ホラー展開すぎですが(笑)、<br />
話として矛盾なく繋がっているので、時には是非とも<br />
続けて上演してもらいたいです</p>

<p>因みに、この｢実盛物語｣、平家方として葵御前の<br />
(=義賢)子の確保に来たはずの実盛が、意外な行動に<br />
出るのが眼目ですが、このエピソードが取り入れられ<br />
たのが、清水邦夫さんの戯曲｢わが魂は輝く水なり｣。<br />
清水さんの｢盟友｣蜷川さん演出で、萬斎さんが実盛を<br />
演じてコクーンで上演された舞台には、菊之助時代の<br />
(八)菊五郎さんが実盛の息子役で、また、亀三郎<br />
時代の彦三郎さんの貴重な現代作家作品出演作でも<br />
あることは、更に壮大な蛇足(笑)ですが、しかし、<br />
これもまた、見てみたい作品です</p>

<p>｢盛綱陣屋｣<br />
歌舞伎の時代ものには、｢陣屋｣とつくもの、身代わり<br />
首の検分(首実検)が眼目のもの、兄弟で敵味方に<br />
なるもの、そして源平が絡む物語が多いために｢盛｣が<br />
つく登場人物が出てくるもの、がそれぞれ複数あり<br />
ますが、｢盛綱～｣はなんと全部入り(笑)<br />
盛綱は兄の高綱と敵味方で、子ども同士(従兄弟)も<br />
戦い、高綱の子は、盛綱の人質。<br />
高綱の首が運び込まれてきて、盛綱が検分することに<br />
なる、果たして？<br />
｢先代萩｣や｢袖萩祭文｣と並んで、できる子役が複数<br />
いないとできないお芝居で、今回は種太郎くん&秀乃介<br />
くんと言う、現時点最強(個人の感想)子役兄弟が登板<br />
このお二人、最近では勘九郎さんがなさった<br />
｢一谷<br />
嫩軍記～組打｣の｢遠見熊谷｣と｢遠見敦盛｣役での、<br />
種太郎くんの完璧な歌昇パパミニチュアぶりが印象的<br />
で、これは歌昇くん熊谷も見たい、と逆向きに思い<br />
ましたが（笑）今回もお二人絶対的安定</p>

<p>仁左衛門さんの実盛の目鼻は勿論、眉１つわずかな<br />
口元にも意味があり、本当に素敵でしたし、隼人くんが<br />
やはりイケメンで(笑)<br />
壱太郎くん、娘役より、この手の、文楽で言えば<br />
｢老女形｣役の方が、かつらなのか化粧なのか分かり<br />
ませんが違和感がない気がしました</p>

<p>次の大阪での歌舞伎は｢新歌舞伎座｣と発表されました<br />
歌舞伎座、と言いながら、歌舞伎を拝見したことのない<br />
劇場<br />
上本町に移転してから入った事もないので、どう<br />
なりますか</p>

<p></div></p>]]></content:encoded>



<dc:creator>かのこ</dc:creator>
<dc:date>2026-05-23T10:32:04+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/05/post-6840e3.html">
<title>映画｢黒牢城｣に、新悟くん！</title>
<link>http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/05/post-6840e3.html</link>
<description>カンヌ絡みで予告編を見ましたが、いま｢豊臣兄弟！｣で
竹中半兵衛を演じている菅田...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>カンヌ絡みで予告編を見ましたが、いま｢豊臣兄弟！｣で<br />
竹中半兵衛を演じている菅田さんが、こちらでは黒田<br />
官兵衛なんですね<br />
｢女城主直虎｣の時は、若さ炸裂の井伊直政だった<br />
菅田くんが、わずかの期間を経て、秀吉の二大知恵者<br />
(軍師)を演じるようになるとは、何だか感慨深い</p>

<p>何より、予告編で一番びっくりしたのが、最後にチラリと<br />
映った、神経質そうな面長の特徴ある髭の｢殿様｣<br />
これって、と思った通りで、先日｢銀河の一票｣で彌十郎<br />
パパ演じる鷹臣の若い頃役でチラっと登場したばかりの<br />
新悟くんが、なんと信長役で、カンヌデビューとは！</p>

<p>元々、見る気でいた映画でしたが、楽しみが増えました</p>]]></content:encoded>



<dc:creator>かのこ</dc:creator>
<dc:date>2026-05-21T20:49:03+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/05/post-0b9022.html">
<title>坂東新悟くんが、民放連ドラにサラッとご出演</title>
<link>http://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/2026/05/post-0b9022.html</link>
<description>今クール唯一見続けている、連ドラ｢銀河の一票｣に、
昨日回、突然、新悟くんが登場...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>今クール唯一見続けている、連ドラ｢銀河の一票｣に、<br />
昨日回、突然、新悟くんが登場しびっくり</p>

<p>昨日回は1シーンだけでしたが、回想シーンで、黒木華<br />
さん演じる茉莉の父親、彌十郎さんが演じている<br />
星野鷹臣の若い頃。<br />
地味な背広で街頭演説だけでしたが、長身で背広も<br />
似合う今どきなイケメンさんで、格好良かったです</p>

<p>新悟くんのドラマ出演は、NHKの｢大奥｣もありましたが、<br />
あのときは時代劇でしたが、今回は現代劇<br />
歌舞伎では真女形で、4月のこんぴらでは｢鷺娘｣も<br />
なさっているのに、｢大奥｣でもそうでしたが、今回も<br />
映像になると女形の気配が一切しないのがらなかなか<br />
です<br />
再登場があるか分かりませんが、サプライズでした</p>

<p>そう言えば、朝ドラ｢風、薫る｣には今日から、仲間さん<br />
演じる千佳子の夫役で谷田歩さんがご登場。<br />
仲間さんは、以前の朝ドラ｢花子とアン｣でもお嬢様の<br />
役で、この時は無作法な成金紳士・加納と不幸な<br />
結婚をしたのち、別の男性と駆け落ちする役でしたが、<br />
この時の加納を演じたのが、鋼太郎さん<br />
仲間さんはAUNメンバーとご縁があるのかも（笑）<br />
こちらも再登場があるかどうか期待です</p>]]></content:encoded>



<dc:creator>かのこ</dc:creator>
<dc:date>2026-05-19T16:41:03+09:00</dc:date>
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<title>歌舞伎座｢團菊祭五月大歌舞伎｣を見る</title>
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<description>今年の團菊祭は、左近くんの辰之助襲名披露興行
でもあり、華やかな演目づくしです
...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/cid3620b067ddae44538510b82f12cf97ee.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/cid3620b067ddae44538510b82f12cf97ee.jpeg" alt="Cid3620b067ddae44538510b82f12cf97ee" width="200" height="267" border="0" /></a><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/cid324205435443406fab9db317ea8120d3.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/cid324205435443406fab9db317ea8120d3.jpeg" alt="Cid324205435443406fab9db317ea8120d3" width="200" height="150" border="0" /></a><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/cid98173ccfc84c4b4b8e79a4049cdf5a19.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/cid98173ccfc84c4b4b8e79a4049cdf5a19.jpeg" alt="Cid98173ccfc84c4b4b8e79a4049cdf5a19" width="200" height="150" border="0" /></a><a href="https://reserve-seat.tea-nifty.com/photos/uncategorized/cid85559486cc2e4528934814e8fb6a80b2.jpeg" target="_blank"><img src="https://reserve-seat.tea-nifty.com/kanoko/images/cid85559486cc2e4528934814e8fb6a80b2.jpeg" alt="Cid85559486cc2e4528934814e8fb6a80b2" width="200" height="267" border="0" /></a><div>今年の團菊祭は、左近くんの辰之助襲名披露興行<br />
でもあり、華やかな演目づくしです</p>

<p>昼の部<br />
｢六歌仙容彩｣<br />
(八)菊五郎さんが、五人の歌仙を早替わりでつとめる<br />
趣向の舞踊。<br />
個人的には舞踊は回避がデフォルトですが、時蔵さんが<br />
小町ならばと拝見<br />
結局｢綺麗｣しか出ない語彙不足の感想しかありませんが、<br />
｢草子洗｣とか、能の｢小町もの｣から採り入れても、<br />
歌舞伎になるとここまで華やかになるか、と、歌舞伎の<br />
｢イメージの具現化度｣の高さに改めて感心していました</p>

<p>｢壽曽我対面｣<br />
(七)菊五郎さんの祐経の声のよさは相変わらずですが、<br />
体調配慮されたからか、すでに高座に座った状態から。<br />
襲名披露演目の割に、登場人物は最小限ですが、<br />
大磯の虎(雀右衛門さん)、化粧坂少将(新悟さん)に加えて、<br />
黄瀬川亀鶴(右近さん)がいて、更に朝比奈を出さずに<br />
舞鶴(萬壽さん)、と女性陣が多め<br />
と言うか、幕開き演目で｢芳流閣｣で八犬伝やっていた<br />
右近くんが、女形で出ていて、更にびっくり。<br />
女形とのダブル、兼ねる役者をめざす、と言う新辰之助<br />
くんへの暗黙のエールかも知れません<br />
(深読みしすぎ？)　<br />
新辰之助くんは最近、女形での伸び代に注目<br />
して<br />
ばかりいたので、寧ろ、｢あ、五郎なのね(十郎でなく)｣な<br />
感じがしていましたし、桜丸や虎蔵ならともかく、<br />
三宝を握りつぶす五郎のような体育会系立役となると<br />
体格のためか、声にもう少しパワーが必要かも。<br />
襲名口上は(七)菊五郎さん、(八)菊五郎さん、雀右衛門<br />
さん、萬壽さん、團十郎さん、松緑さん、本人の順<br />
でした<br />
成田屋さんの挨拶で気がつきましたが、｢令和の三之助｣は<br />
かなり年齢差が出ましたね<br />
(菊新は同世代ですが、新辰之助さんだけ歳が離れた)</p>

<p>｢鬼一方眼三略巻～菊畑｣<br />
吉右衛門さんご存命の頃には割と拝見してた気が<br />
しますが、今回ちょっとお久し振り<br />
実際、ここだけ見ても何のことやら、ですが、この後に<br />
来るのが、｢菊畑｣には登場しない次男の鬼次郎が<br />
常磐御前の真意を確認するために現在の嫁ぎ先の<br />
一條大蔵卿の屋敷に妻のお京と入り込んで活躍する<br />
｢一條大蔵譚｣<br />
虎蔵実は牛若丸で、その牛若丸に鞍馬山で剣術を<br />
指南したのが実は鬼一だったとかあり、その後に<br />
｢五条橋｣が来ると言う、いわば｢ビキニングオブ義経｣<br />
物語。<br />
特に｢菊畑｣は舞台面が美しいので、襲名披露には<br />
向いています。<br />
それにしても、虎蔵くん、あんなに可愛い皆鶴姫の<br />
口説きに、そんなはっきり迷惑そうに首ふらなくても<br />
ねぇ(笑) <br />
年上は嫌いなのか(笑)<br />
彦三郎さんの鬼一は、知恵内の中の人との生まれ順を<br />
考えれば、かなり無理がありますが、(中の人の)<br />
ご実弟の亀蔵さんとのWイケボは耳福この上なし</p>

<p>襲名口上は、松緑さん、彦三郎さん、新辰之助さん、<br />
時蔵さん、亀蔵さん<br />
亀蔵さんが｢新辰之助さんに初めて会ったのは、産まれた<br />
日(に松緑さんに従いて行って)｣と言い、時蔵さんが<br />
｢叱られて廊下の隅でしくしくしていた新辰之助さんが<br />
すっかり大きくなって｣と言い、松緑パパに｢言わなく<br />
てもいいことを｣と愚痴る流れでした<br />
それにしても彦三郎さんは勿論、時蔵さん年代が<br />
口上挨拶なさるようになってこられたのも、ななか<br />
感慨深い事です</p>

<p>團菊揃い踏みの｢助六｣は時間の関係で(なんせ長い)未見<br />
時間ができれば平日に幕見予定<br />
そう言えば、祝幕はちょっとやんちゃな青い辰。<br />
講談の松鯉さんが誂主とのこと<br />
確かに私は背景していませんが、最近、松緑さんは<br />
講談原作の演目を積極的に公演にかけておられる<br />
ので、その繋がりかもしれません</p>

<p></div></p>]]></content:encoded>



<dc:creator>かのこ</dc:creator>
<dc:date>2026-05-14T07:47:04+09:00</dc:date>
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